沢田研二 「STOIC HEAVY~盗まれた記憶~」
from『パノラマ』、1991
1. 失われた楽園
2. 涙が満月を曇らせる
3. SPLEEN~六月の風にゆれて~
4. 2人はランデブー
5. BACK DOORから
6. 夜明け前のセレナーデ
7. STOIC HEAVY~盗まれた記憶~
8. テキーラ・サンセット
9. 君の憂鬱さえも愛してる
10. 月の刃
11. Don't be afraid to LOVE
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先週末、生まれて初めて
「首の筋を違えて固まったまま動けなくなる」
という試練に見舞われ、みなさまから頂いたコメントへのお返事が遅れまくってしまったDYNAMITEです。すみませんでした~!
僕は独身時代、非常に狭い空間で就寝しておりまして(汗)、それがちょうど本棚に頭を寄りかかるような体勢だったこともあり、枕が常人の倍以上の高さという状態を長年続けていましたから・・・40過ぎ(半ば、とはまだ言いたくない涙)にして早くもこのような失態を晒してしまいましたね。
今は、何とか低い枕に慣れるよう頑張っているところです・・・。
まぁ、首のことだけなら「喉元過ぎれば」って感じでいられたかもしれないのですが・・・。
実はみなさまよくご存知の、例のチケット申し込み用紙ね。
遂に、あの「フリガナ」という文字がハッキリ読めなくなってしまったのです!
嗚呼・・・。
ジュリーが「辞書の字がほとんど読めなくなった」と言っていたのは『サーモスタットな夏』ツアーでしたね。49歳の時ですか~。
50代へ向け、僕も色々と気をつけていかねば・・・。
さて、今日のお題はアルバム『パノラマ』から。
『パノラマ』はジャケットデザインが示す通り、異空間の怪しい雰囲気に満ちた、ジュリーのアルバムの中では異色のサイケデリックなコンセプトによって飾られた作品です。
名盤です!
ジャケットのタイトルフォントに施された毒々しい配色は、そのまま収録作品の作詞者、作曲者のバラエティ、それぞれが放つ強烈な色を表しているかのよう・・・。
そう、『パノラマ』収録曲の作家陣には、作曲家クレジット常連の吉田建さん、NOBODYさんとともに、「このアルバム1回きり」の強力なロック・パーソンのビッグネームが集結していますね。
「SPLEEN~六月の風にゆれて~」の小林孝至さん。
「BACK DOORから」の三宅伸治さん。
「夜明け前のセレナーデ」「君の憂鬱さえも愛してる」の陣内大蔵さん。
そして「月の刃」のPANTAさんなど。
いずれ劣らぬ独特・強力なカラーで、アルバムの一角を塗り潰し、この”メリーゴーラウンド・ロック”なアルバムをそそり立たせています。
さらにもう一人。
僕にとって特別なアーティストがこのアルバムに参画し、作詞者として強烈な色を添えているのです。
このアルバム、『パノラマ』というタイトルから受ける印象もあって、いかにも人工的な1本の”塔”というイメージが僕にはあるんですけど、多くのてんでバラバラな色(タイプの異なる鬼才)が壁面を飾り立てている中に、1部分、どす黒い、闇のような漆黒に塗り潰されている地点があるのです。
「黒」とは決して他とは混ざり合わぬ色。
そんな孤高の漆黒を放っている『パノラマ』の収録曲とは・・・。
僕が20歳の時に、それまで「あり得ない」とあきらめていた”日本語でロックすることの正当性”を初めて教わった重要なアーティスト、泉谷しげるさんが、唯一ジュリー・ナンバー制作に関わった曲です。
「STOIC HEAVY~盗まれた記憶~」、伝授!
♪ かたくなに眼をとじて
C#m7 B
消えたお前 思い起こす ♪
C#m7 B
単語そのものについて言えば・・・。
難しいフレーズは一切なし。
卑猥なフレーズも一切なし。
しかし、シンプルなフレーズ同士が組み合わさり、難解な表現が生まれ、猥雑な物語が進行する・・・それが、泉谷流。
「泉谷しげるこそ日本最大の詩人である」という僕の考えは、もう20年以上も変わっていません。
僕は今ではこんなんなってしまいましたけど、若い頃は実は文学志向が強くて・・・大学では現代詩の鈴木志郎康氏のクラスに2年間お世話になったほど。
鈴木志郎康氏は、特に猥雑な表現においては現代詩最先端の鬼才で、朝っぱらからソレ系の手管を叩きこまれたものでしたが、結局僕の書く詩は「曲をつける前提に縛られ過ぎている」との厳しい評価を脱しませんでした。
やっぱり「曲ありき」で猥雑な表現の詩は無理なのかな、と思った矢先に出逢ったのが泉谷しげるさんでした。
僕の場合、単に才能不足だったようです・・・。
泉谷さんの詞は本当に肉感的、官能的、しかも暴力衝動のようなニュアンスもありながら、使っている言葉それ自体はとてもシンプルなんですよね。
♪ 盗まれぬ記憶とは お前だけのオレの愛
Amaj7 D#m7-5 G#7
オレとお前がわかる 今 記憶に打ち込む ♪
Amaj7 D#m7-5 G#7
「オレ」「お前」という一人称、二人称はおもに80年代以降の激しいロック・ナンバーを書く際の、泉谷さんの一貫した使い方です。
三人称で強烈なのは「女」。
「STOIC HEAVY~盗まれた記憶」には「女」というフレーズが無いのが少し残念ですね。泉谷さんの使う「女」は一味違いますから・・・それをジュリーが歌うとどうなるのか、興味深々なのです。
しかしこの曲も、泉谷さんが歌ったらこうなるはず、という突起した箇所はいくつかあって、例えば先述した
「お前だけのオレの愛♪」
の「愛」などは、音階無視の突き伸ばしヴォーカルになったであろうことは、泉谷ファンとしては容易に想像できます。
それがジュリーの場合は、
「あぃ!」
と、音階をも網羅しながらブッタ斬りの唱法。
しつこくからむ泉谷さんに対して、一発でキメるジュリー。
幸運にも両者のファンとなった僕にとって、この対比はたまらなく面白いんですよね~。
「STOIC HEAVY~盗まれた記憶」は、泉谷さんが歌っていたら相当暴力的なナンバーになっていたと思います。
曲調や詞のベクトルから考え、泉谷ナンバーで似た楽曲例を挙げるとすれば、「褐色のサラリーマン」でしょうか。
「激しい雨に打たれ、男がまた死んだ」
こんな衝撃的な詞で始まる、ハードな短調のナンバー。
「世に残らない死に方は、奴はイヤだった」
・・・見上げる天高い世界からは無視され、虫けらのように扱われ、それでも最後の最後に自らの存在意義を自らの血肉でもって主張する。
「褐色のサラリーマン」の主人公は、不釣合いな相手、届かぬ思いを抱く相手に対して強引な刻印を刻もうとする「STOIC HEAVY~盗まれた記憶」の主人公の心情と、一致するものがあります。
ただね。
泉谷さんと違って・・・ジュリーのヴォーカルだと、”相手も合意の上”みたいな雰囲気になるんだなぁ。
根本から考えて。
容姿のことはこの際置くとしても、ジュリーって、声そのものに上品な艶があって、エロいんだけれども野蛮なイメージが無いんです。これは僕だけの偏った感覚ではないと思っていますが・・・。
それが、時によってロック界での不当な評価に繋がっているのかもしれない・・・しかし、「STOIC HEAVY~盗まれた記憶」を聴けば、ジュリーの表現する「官能」が、まったく特異の、名うてのロックパーソンの主張を覆い尽くすような力があることが分かります。
これは「月の刃」にも同じことが言えるんですけどね。
僕がこの曲のジュリー・ヴォーカルでまず強く惹かれたのは、「heavy」の発音です。
「ヘヴィー」ではなく「ヘイヴィ~」って歌うんですよね。細かいことですが、僕にはこれがタマらんのですよ!
元々僕は、ローリング・ストーンズのナンバーでミック・ジャガーが
「stage」を「スタイジ」
とか
「page」を「パイジ」
といった風に発音するのに萌える、という変な好みがありましたから、この曲のジュリーの独特の発音に耳が行ったのでしょうね。
泉谷さんの色が濃い「STOIC HEAVY~盗まれた記憶」を、見事にジュリー・ワールドへ誘っているのは、ジュリーの声と発音。
ジュリーが歌うこの曲は、泉谷さんとはまったく異質のエロティシズムに満ちています。
凄いなぁ・・・ジュリーの”引き込む”力というのは。
泉谷さんは基本的に作詞・作曲を自らこなしますが、この曲は作詞のみですね。
作曲は吉田建さんです。
ジュリーと泉谷しげるさんの二人は、当時吉田建さんが一番身近にいた両極のビッグ・アーティスト。
その二人を結びつけることは、建さんのプロデュース作品でなければできなかったかもしれません。
僕は当時のジュリーLIVEはまったく知りませんが、泉谷さんのステージは数回観ました。そしてそのすべてのステージに、JAZZMASTERの吉田建さんと村上ポンタさんがいたんです。
ですから僕は、JAZZMASTERの音は、知らずのうちにほんの少しだけ体感できていると言って良いかもしれません。
ジュリーとJAZZMASTER。
泉谷しげるとLOSER。
LOSERには何とあの下山さんもいたわけですから、今考えるとジュリーファンとしても凄いことですよ、LOSERを何度も観ているというのはね。
今はどうかわかりませんが、当時の泉谷さんのLIVEは、観客の9割以上を占める男性客の怒号がひっきりなしに飛び交うという異常な空間でした。
「泉谷、やれ!」
「やっちまえ!」
男達が、ステージに向かって自らの存在を罵声で誇示すると、泉谷さんは歌でそれに応えます。
まるで、ステージと客席が喧嘩をしているようでした。
だからね・・・。
当時JAZZMASTERを「なんだかこわい」と思ったジュリーファンの先輩がいらしたとしたら、それはある意味自然なことなんですよ・・・。
だって、客にケンカを売るほどのテンションでなければ成立しない演奏を、少なくとも建さんとポンタさんは、一方で務めていたのですからね。
何人かの先輩方とお話させて頂いて、「ジュリーのLIVEでもそんな雰囲気があったのかもなぁ」と思えてもきますが・・・実際にはわかりません。僕は生で観ていないのですから。
当たり前の話ですが、一度でもそのツアーを体感していなければ語れないのが、ジュリーのLIVE。
JAZZMASTERを、一度生で観たかったなぁ・・・。
建さんの作曲作品はリズム、メロディーに曲者っぽいハイセンスな仕掛けがあることが多いのですが、「STOIC HEAVY~盗まれた記憶」のコード進行、リズムは驚くほどの直球。
まさに、泉谷さんが歌いそうな、作りそうな曲なんですよ。
これは建さんに、作曲段階で「詞は泉谷さんに」というヴィジョンがあったか、それとも泉谷さんの書いた詞が先に存在していたか。
さらなる可能性として、”泉谷しげる with LOSER”というバンドの、正真正銘のアウトテイク・ナンバーだったか。
そのいずれかだと思います。
間奏のサックスがまた泉谷ナンバーを彷彿とさせて、そのせいか僕はこの「STOIC HEAVY~盗まれた記憶」を「懐かしい匂いのする曲」という感じで捉えました。
「DIRTY WORK」の記事で書いたように、20代の頃に好んで聴いていたアーティストがタイムリーにジュリーと絡んでいたことを今になって知るのは、何だか不思議な感覚でもあり、個人的にすごく嬉しいんですよね~。
『パノラマ』はジュリーの歴史にあって特異の作品で意義深い名盤ですが、僕のイメージでは、吉田建さんの色が強く感じられるのはこのアルバムが最後。
次作『Beautiful World』になると、ジュリーのセルフ・プロデュースへの渇望が大きくクローズアップされてきているように思えます。
その序章になるような曲「Don't be afraid to LOVE」でこの名盤が締めくくられているのも、大変興味深い点です。
それについてはまた、いずれの機会に。
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コメント
DY様 こんばんわ
「泉谷しげる&LOSER」
ようつべでしか見たことないのですが、その問答無用(?)の存在感は私のボケた海馬にもしっかり焼きつきました。
(泉谷の御大よりプリンスの方がなぜか強烈に)
この曲、考えたことありませんが、泉谷さんがLOSERと歌ったら・・・ちょっとコワイかも。
投稿: nekomodoki | 2011年5月24日 (火) 22時29分
JAZZMASTERとLOSERの両方を体験しました
(LOSERは2回だけ)
全然違和感なかったわ~
泉谷のコンサートも思ったより怖くなかったですよ^^
当時の印象としては
建さんはジュリーに遠慮してたけど、ポンタはやりたいほうだいw
時にムカツクこともありました(個人の感想です)
だから建さんがやめてポンタが残ったのが意外でした
投稿: | 2011年5月25日 (水) 00時00分
すみません。↑のコメントHN入れ忘れました
投稿: メイ | 2011年5月25日 (水) 01時35分
DY様
泉谷しげる好きでした。と、言っても、「春夏秋冬」(名曲中の名曲!)とか新宿フォークゲリラ(?)の時代。
うるさいじいさんになってますが、昔は髪も長かったの。アコギ持って、フォークだったの。
ジュリーとコラボなんて知らなかったし、なんかコワイです。怖いもの見たさで興味はあります。
91年ですか。この頃に5年ばかり外国に住んでたため、日本の音楽シーンから置いて行かれました。一度置いて行かれるとなかなか追いつけないもので、いまだに今風の音楽になじめません。
ジュリーはずっとがんばってたのね。
投稿: アン | 2011年5月25日 (水) 07時48分
nekomodoki様
そうそう!その通りです~。
多くのジュリーファンのみなさまにつべでLOSERを観て頂きたいのは、何と言いましても20代の下山さんの雄姿が観られるから!
生で観ていて、コワかったですよ~。
まさかこの数十年後にポラGで3回転ジャンプをキメることになろうとは…ご本人も想像だにしていなかったでしょうね!
☆
メイ様
〉建さんは少し気をつかっているけど、ポンタさんはやりたい放題
うわ~、momo様とおんなじ感想ですよ~
やっぱりそんな感じだったんですねぇ…。
でも、「ジュリーが歌うならこういう曲がいい」という拘りを持っていたのは建さんの方で…プロデューサー気質の建さんが去って、プレイヤー気質のポンタさんが残った、みたいな感じだったのではないでしょうか。
しかし同時期に両方のバンドを体感していらっしゃるとは…本当にうらやましい限りです~。
☆
すみません、お仕事が始まります~
投稿: DYNAMITE | 2011年5月25日 (水) 09時20分
アン様
僕も、純粋に楽曲ということで言いますと、完全にロックになる以前の泉谷さんナンバーが好きですよ!
一番好きなのが「君の便りは南風」。
次に「里帰り」。
次でようやくロック期の「波止場たちへ」。
でもこの曲もまだLOSER以前の作品です。
もちろん「春夏秋冬」も大好きですよ!
「風のない丘に育ち」というフレーズが…まさに詩人。
泉谷さんも、ジュリー同様に、ずっと継続して頑張っている偉大なアーティストだと思います!
投稿: DYNAMITE | 2011年5月25日 (水) 14時23分
DYさん、お邪魔します。
私も、この楽曲でのジュリーの「heavy」の発音がツボです(*^_^*)ボーカリストとしての本能がなせる技ですね!この楽曲でのジュリーが歌う「オレ」は、神経症気味の男性をイメージさせます。いい意味で文科系の世界観が、ジュリーの持ち味だと思います。泉谷さんについては、私は「春夏秋冬」しか聴いたことがないレベルの認識なので、コメントはひかえさせていただきます m(_ _)m 私が、ライブでJAZZ MASTERの演奏を聴いたのは、ほんの数回ですが、怖いと思ったことは1度もないです。ただ、カズさんが、近年の鉄人バンドより、はるかに地味でおとなしかった記憶があります。
投稿: 74年生まれ | 2011年5月25日 (水) 19時19分
74年生まれ様
いやぁ嬉しいです。
「ヘイヴィ~」に萌えているのは僕だけではなかったのですね・・・。
なるほど、神経症気味の男ですか~。
確かにそんな感じはありますね。「ホームページLOVE」までは行ってないけど、危うい感じの・・・文科系。
それをヴォーカルで演ずることができるというのはやはり凄いですよね、ジュリー。
僕も「リアリィ」DVDで柴山さんおとなしいなぁ、とは思いましたが・・・。
今のハジける柴山さんを生で観られているのですから、これ以上贅沢は申しませぬ~。
投稿: DYNAMITE | 2011年5月25日 (水) 22時41分
DY様、こんにちは、
パノラマ~、CD持ってないので、わからないけど、コンサートは、行きました。テヘ。
90年代前半に下北沢の小さなライブ会場で、泉谷しげるとジュリ―の短いライブ?が、あって観ました。メモもとってないし、何を歌ったのか、はたまたジュリ―が、なぜに??ジュリ―は、黄色のコートを着てて~、あと、ほとんど記憶がないけど、
泉谷しげるのハチャメチャぶりだけ覚えてます~。
DY様が、行けたらよかったですね~。
投稿: マルコ | 2011年5月26日 (木) 08時36分
マルコ様
え~っ
下北沢のライヴハウスでジュリーと泉谷さんが…凄まじいお話です!
その頃僕は下北沢で自分がライヴやってましたから、よく行く町だったんですよ~。
うぅ…観たかった。
パノラマCD、現在密林さんで新品4万9千8百円ですって
お持ちでない方々のためにも、再版して欲しいです…。
投稿: DYNAMITE | 2011年5月26日 (木) 09時21分
DYさま
泉谷さんの作品ですって知りませんでした。
全く蚊帳の外です。この頃私はジュリーを忘れて何してた?って今更後悔しても仕方ないんですけど・・・・ジュリー早く蔵出ししてよです。
ジュリーのアルバムもDVDも廃盤になると十倍二十倍になりますよね
まあそれはファンとしては嬉しい反面手に入らない恋しさ&もどかしさでハートマークが膨張して破裂しそう。
要するに知らない曲です。
ジュリーのオリジナルなのに知らないってそんなそんなお代官様お前も悪よのうって言ってなんとかして下さいなんて冗談です。
投稿: キミちゃん | 2011年5月27日 (金) 07時20分
キミちゃん様
分かりますよ~。
欲しくても買えないという状況がハートの高揚に繋がる感覚…。
定価で買えるものはすべて買って…それから後はそんな感覚の連続でした。
そんな時、毎日9800円の中古出品を密林さんでヨダレ流しながらチェックしていた「ビューティフルワールド」、いきなり新たな中古盤を1000円で出品している人が!
当然の即買いです。
個人の男性の方でいらっしゃいましたね…。
今でも感謝の気持ちを忘れていません。
毎日チェックしていれば、そういうこともあります。
「パノラマ」もあきらめてはいけませんよ~!
でも、再版してくれるのが一番良いんですけどね…。
投稿: DYNAMITE | 2011年5月27日 (金) 11時41分
素晴らしい楽曲考察です!
おもしろかったあ。。
もっと、もっとレビューしてくださいね。
「灰とダイヤモンド」やってくれたら嬉しいかもです。
次も楽しみにしてます。
投稿: りと | 2011年5月28日 (土) 00時36分
りと様
ありがとうございます!
面白いと仰って頂けて嬉しいです~。
とにかく長文が売りのブログです(2年前くらいはさほどでもなかったのですが・・・)
「灰とダイヤモンド」は、昨年7月にお題に採り上げております。
「沢田研二 灰とダイヤモンド」で検索なさって頂ければ、かなり早いうちに僕の記事がヒットします。
これもひとえに、多くのみなさまが読みに来てくださるからです。
有難いことです・・・。
投稿: DYNAMITE | 2011年5月28日 (土) 19時15分
DYさま
「Courage」でのお導きに従って参りました♪
この曲は過去に動画サイトでアップされていた時に何度も聴いたのですが、残念な頭なため、今はしゃんと思い出せません。当時アップ主さんも良い歌詞だ、隠れた名曲だと褒めてくださって、わたしもご機嫌で「そうです。泉谷さんは詩人なんです〜」とか書いた覚えはあるのですが。
こちらのコメント欄でびっくりしました。そんなに高価なのですか! 出したお金がジュリーに全然届かないのもつまらないですよね。再販売して欲しいです。
90年代にジュリーと泉谷さんが下北沢でライブ!?ってのも驚きです。今、もう一度起こらないかなー、ジュリーと泉谷さんの共演、と、思わず妄想してしまいました。
この曲、いつか又聴ける機会に恵まれたいです。その時はジュリーの「heavy」の発音に気を付けます。
投稿: minoru | 2013年5月26日 (日) 14時59分
minoru様
ありがとうございます!
『パノラマ』…僕は数千円の中古をなんとか買えました。
ジュリーのアルバムはなかなか入手できないものも多くなってきていますが、ネットショップをマメにチェックし続けるしかないですね。昨日まで何処にも無かったものが、ある日突然普通の値段で販売されている、というパターンもありますから。
僕はつい先日、常識的な価格での購入を2年間探し求め続けたトッポの『青春の残像』をようやく購入できましたし、とにかくあきらめずに探し続けることだと思います。
泉谷さんとジュリーの下北沢ライヴのお話は、本当に凄いですよね。
想像しただけで眩暈のような感動が…。
投稿: DYNAMITE | 2013年5月26日 (日) 18時04分