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2011年5月18日 (水)

沢田研二 「真夏・白昼夢」

from『いい風よ吹け』、1999

Iikazeyofuke


1. インチキ小町
2. 真夏・白昼夢
3. 鼓動
4. 無邪気な酔っぱらい
5. いい風よ吹け
6. 奇跡
7. 蜜月
8. ティキティキ物語
9. いとしの惑星
10. お気楽が極楽
11. 涙と微笑み

------------------------------

”DYNAMITEのゴールデン・ウィークをジュリー・ナンバーと共に振り返る”シリーズ・・・ようやく最終回でございます。
またまた長~い枕になりますが(汗)、よろしくおつきあいくださいませ~。

5月3日、高槻を後にしてカミさんの実家へ。
世の中には”otto no jikka”でご苦労なさる乙女の方々が多いと聞きますが、反しまして”kamisan no jikka”というのは極楽でございます。いたれりつくせりの一番風呂ですからね~。

で。
話が突然飛ぶようですけど、僕は数年前に放映されていたNHK朝ドラ『ちりとてちん』が大変大変好きだったのでございます。
DVDも全巻買いましたしね。
後にも先にも朝ドラにハマったのはこれ1回きり。元々上方落語に興味があったのでなんとなく観ていたのですが、そのうちお昼休みの再放送を会社の同僚と肩を並べて・・・毎日号泣することに。

どれだけ僕が『ちりとてちん』が好きかという、みなさまに一番分かりやすい例はですね・・・。

このブログ、今では完全にじゅり風呂ですが、元々はジャンル問わず(といっても洋楽ロック中心でしたが)僕が個人的に好きな楽曲をランダムに採り上げる内容のブログだったわけです。
『ジュリー祭り』以前に執筆したジュリー・ナンバーは「バイバイジェラシー」のみ(バッドフィンガーの「デイ・アフター・デイ」も書いていますが、執筆当時はこの曲をジュリーがかつてカバーしていたことなど、知る由もありませんでした)。

勿体ぶらずに申しますと。
この”DYNAMITE-ENCYCLOPEDIA”、記念すべき第1回目記事のお題が、『ちりとてちん/メインテーマ』だったのです!
主題歌に入れ込んでしまうくらい、ドラマが好きだったんですよね~。

で。
『ちりとてちん』の舞台は大阪と、もうひとつ・・・福井県の小浜市だったんですね。

カミさんの両親に
「小浜の焼きサバ(ドラマに登場する重要な食のファクター)が食べたい」
と以前に話していたことがありました。
そしてたまたま今回帰省した日にも『ちりとてちん』の話をして・・・そうしたらお父さんが
「明日小浜に行くで!」
と言ってくれて・・・5月4日は、ゴールデン・ウィークの渋滞の中をはるばるお父さんの運転する車で小浜遠征と相成ったのです~。

お昼に到着後、すぐに小さな地元のメイン・アーケイド商店街へ。
すると・・・。


Obama2

『ちりとてちん』を観てない方には何のこったか分からないと思いますが、これはあの「魚屋食堂」のロケセットになっていたお店ですよ~!
(ちなみにドラマでは店内が食堂ということになっていますが、実際のこちらのお店は鮮魚販売専門でした。ただ、アーケード内すぐ近くに食堂があり、僕らはそちらでお昼を食べました)

Obama1

店先には出演者のサインが。
写真は撮りそこねましたが、午後に訪れた若狭塗箸のお店はもっと凄くて、ほぼ全員のサインがありましたし、ドラマの脚本があったり、ヒロインを演じた貫地谷しほりさんがお店の人達と映った生写真もありましたよ~。

とまぁ、話出すとキリがありませんからほどほどにしますが・・・。
とにかく『ちりとてちん』がきっかけで小浜を訪れて、焼きサバ食べて(うまかったです~♪)散々遊び倒して、帰り道に最後に車で立ち寄ったのが、若狭鯖街道の熊川宿というところでした。

”鯖街道”というのは文字通り、若狭湾で獲れた鯖などの鮮魚を京や近江まで売りに行く、という道ですな。
もうすぐ近江、というその本当に直前で一休みする場所が、この熊川宿ということらしいです。

街並みはまぁ、よくある古街道。売ってるのが鯖鮨中心だったりするのが福井らしいワケですが・・・ふと目に留まったのが、用水路の中ででカタカタ鳴っている俵のような形の木造物。

Obamakumagawasyuku

用水路は凄まじい勢いで水が流れているので、この俵のような物体もそれに合わせて猛スピードで回転しているのよ。

「なんじゃこりゃ・・・」
と思い覗き込んでおりますと、カミさんのお母さんが
「知っとるか?これで芋洗うんやで」
と、教えてくれました。

その瞬間、僕の中で長年「・・・?」状態だったジュリー作詞作品のとあるフレーズが、爆音で鳴り響いたのです。
「そうか!ジュリーも、何処でだかわからないけど、この物体を見たことがあるんだ!それを詞に書いたんだ!」
と、勝手に思い込みました。

・・・ということで、ようやく本題です。

今回は、アルバム『いい風よ吹け』から。
”イントロが鳴った一瞬で、頭上ハンドクラップに備えたい度”
では、タイガースの「シー・シー・シー」と双璧と言える(←何だそれは)ゴキゲンなロック・ナンバー。
「真夏・白昼夢」、伝授!

♪ ここは真夏のビーチ みんなが僕たち 注目
    B                            A                      A7

  がんがん太陽 芋洗ってる 泳げない混浴 ♪
     D               Bm    Em        C#      F#7

この「芋洗ってる♪」がね、僕にはとてつもなく衝撃だったんですよねぇ。
これは果たしてロックとして成立するフレーズなのかと。

いや、語感自体は全然イヤじゃなかったです。
ただ、今までは普通に水でジャブジャブ洗っているという、漠然としたイメージしか沸いていなかったのね。
それが今回、一気に視覚的に広がったわけです。ジュリーがこのフレーズに込めた脳内映像は、コイツに違いない!ってね~。

う~ん、でも”真夏のビーチ”なのか・・・。
僕の見た「芋洗い機」は、ビーチには無さそうだ・・・やっぱり考え過ぎかな?
とにかく「芋洗ってる」なんていう歌詞の自由度の高さは、相当なモンだとは言えるでしょう。

アルバム『いい風よ吹け』は、とても重要な作品だと思います。

ジュリーはその歴史の中で何度も、「突き抜けた」かような時期がありますよね。
阿久悠さんの詞の世界にどっぷりと浸かった時もそうでしょうし、「TOKIO」でパラシュートを背負った時も。
独立した時、セルフプロデュースに踏み切った時。

そして『いい風よ吹け』でジュリーは遂に”作詞をする”手管において完全に突き抜けました。
語感の良さがあれば、題材はひょんな日常で構わないという境地。無論それはそのままジュリーの生き様でもあるわけですから、タイトルチューンのように、生と死という重いテーマも入り込んでくるけれど・・・とにかく前作『第六感』の自作詞までは歴然と見えていた「詞らしい体裁でフレーズを整えよう」という一般的な手法は消し飛びました。
聴き手の好みは色々ありましょう。しかし、ジュリーが作詞において「突き抜けた」のは『いい風よ吹け』からだと僕にはハッキリとそう思えます。

それは次作『耒タルベキ素敵』で早くも完成形を見ることができるのですが・・・始まりは『いい風よ吹け』だと考えています。まぁそれ以前から不思議なフレーズを使ったり、私的なメッセージがテーマになったり、という詞はありましたけどね。ここへきて、逸脱することを怖れなくなったという感じ。
まるで、白井さんのアレンジの変化と重なるように作詞家・ジュリーが重大なターニング・ポイントを迎えたというのも、興味深いタイミングですね。

『真夏・白昼夢』には、「詞」の体裁のために飾ったフレーズなど皆無です。その徹底ぶりは、見事過ぎるほど。
だいたい、冒頭からして・・・。

♪ そんな 震えた声して どうした
    F#7      B

  怒っている君 可愛ゆい ♪
     A      E         B

この、「可愛ゆい」なんて箇所。
後追いファンである僕のようなリスナーにしてみれば、それまでのジュリーの発する言葉のイメージに合うはずもありません。
しかしジュリーはそれを使いました。何故か・・・それは、ジュリーが普段口にしている言葉であろうから、でしょう。

ジュリーはそんな言葉遣いはしないよ、というのは・・・僕の幻想だったようです。
些細な日常の中の小さな驚きや発見、昂ぶりを、自分の言葉で自分の思った通りにメロディーに当てこんでいく・・・。それがジュリーの到達した境地なんですね。
それが、白井さんのギターを前面に押し出したアレンジの”カッコイイ系”の曲との”合ってなさ加減”・・・それこそ逆に、1999年~2005年のジュリー・ナンバーの醍醐味となっていくのです。本当にクセになるんです、このパターン。

「真夏・白昼夢」はアレンジのみならず作曲も白井さんですね。
これは白井さん流の”サーフィン・エレキ”なのでしょうか。もしかすると作曲作業に関してジュリーから「夏」というヒントが差し出されていたのかも。

ただ、サーフィン・エレキと言っても決して素直に進行しないのが白井さんらしいです。
後の「違いのわかる男」や、「オーガニック・オーガズム」同様、ガックンガックンと断崖を駆け下りるような転調の嵐。
メロディーがポップなので普通に自然な流れで聴けますが、紐解いてみますと大変なコード進行になってます。よくこれで元の調に戻れるなぁ、と感心するより他ありません。

イントロからAメロ途中まではロ長調。
「がんがん太陽♪」からニ長調。「泳げない混浴♪」のF#をドミナントに使用して元に戻ります。

これだけでも充分複雑なコード進行ですけど、やっぱり一番凄いのはイ長調に転調してるサビ部かなぁ。
イ長調というのはコードで言うと「A」がトニックなのに、「A」のコードが1度も登場しない(!)という破天荒な進行なんですよ~。

♪ 夏 秋 冬 春はめぐり来るぞ
     E                        D         C#

  じっくりと君をゲットだぜ
     F#m         C#          F#m

  真夏 真夏・白昼夢
         Am    C       E

サビ後半部で「よいしょ、よいしょ」とばかりに和音が上昇するのは、とてもスリリング。
特に「Am」に移行し「C」→「E」と昇りつめながら調を戻す流れを作っていく箇所は・・・とても凡人たる僕には思いつかない!
凄まじく斬新なコード進行です。

アレンジは、2001年~2005年までのキーボードレス時代と合致するもので、ドラムス、ベース、エレキギターというシンプルな楽器構成。
ただ、エレキギターは4トラック録音されています。
骨子は左右に振られた2本のトラック。

明らかにLIVEを想定してアレンジされているので、エレキギターの残り2トラックはピンポイントでしか登場しません。
まず、Aメロでやや左サイドから聴こえる「テケテケテケ・・・♪」というサーフ・サウンド。
そして、中央にミックスされた、間奏のギターソロ&エンディングでリフの裏に絡んでくるカッティング・リード。これは同一トラックと思われます。
ただ、この追加2トラックは、骨子となるトラックのうち右側のギターと重複せずに演奏することが可能な作りになっていて、LIVEではすべての音を二人のギタリストで担うことができるわけですね。

「真夏・白昼夢」のLIVEはDVDでしか観たことがないのですが、ジュリーと柴山さんがメチャクチャ楽しそうなんですよね~。
是非とも生で体感してみたい1曲です。
『いい風よ吹け』の収録曲は、どの曲も今後のソロLIVEでセットリストに組み込まれる可能性は高いように思えますから、楽しみです!

・・・ん?
ってことは、DYNAMITEの3大壁曲のひとつである、あの曲も・・・?

いや、一度LIVEで聴けば、その瞬間にどんな高い壁でも乗り越えられるはず。
いつでもかかってこい、素肌極楽ハッピーニューイヤ~!!

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瀬戸口雅資のジュリー一撃伝授!」カテゴリの記事

コメント

DYさま こんにちは。

「ちりとてちん」!!
朝ドラを観る習慣のない私が朝昼と観ていた、数少ないドラマです。
DYさまのブログを見つけた頃、遡った最初の記事が「ちりとてちん」だったのは、なかなかの衝撃でした。

>♪芋洗ってる♪
に関しては、言わずもがなのことですが……
狭いところで込み合っている様子を表す慣用句から来ているのではないかと拝察…。
ロックにふさわしい歌詞がどんなものかはよくわかりませんが、
日本語の慣用句や熟語を放り込むセンスは、ジュリーに限らず結構好きです。

ちなみに「お気楽が極楽」は、DYさまとは逆にマイ・フェイバリット・ソングの上位に位置しております(笑)

投稿: だんぼ | 2011年5月18日 (水) 13時32分

だんぼ様

ありがとうございます~。

いやぁ氷解!
そういえば「芋洗う」って言いますね…使ったことないですけど

なるほど…芋洗うほどの真夏のビーチですか…。
本気でジュリーが芋洗ってる図を想像していた僕は…ま~た全国に恥をさらしましたね(汗)!

『ちりとてちん』は…本当に毎日観て泣いてましたね~。
小浜市では、今でもそれっぽい観光客を数人見かけました。
全員焼きサバ食べてるし…。
だんぼ様も是非一度訪れてみてください!

投稿: DYNAMITE | 2011年5月18日 (水) 15時17分

DY様
私はジュリーが子供の頃よく泳いだという琵琶湖のビーチかと思いました。
京都のことは知りませんが、東京近郊では昔は海と言わず、プールと言わずほんとに「芋洗ってる」状態でした。今みたいに遊びの選択肢少なかったですから。入園料20円、ぎゅうぎゅうの区立プールが夏の定番でした。
この曲を最初に聴いた時は「もう何でもアリかい!」な気分でした。
あ、だんぼ様「お気楽が極楽」私も大好きです。

投稿: nekomodoki | 2011年5月18日 (水) 18時49分

nekomodoki様

琵琶湖は最近身近な場所です。
ゴールデンウィークも眺めてきましたし…。
でも、ジュリーが少年時代に泳いだ可能性には気づかなかったですよ~。

僕は田舎育ちですが…それでも夏休みのプールって、確かに芋洗ってましたね。

極楽、だんぼ様もnekomodoki様も大好きとは…う~む、悩ましい。
あの曲が乗り越えられた暁には、『いい風よ吹け』って僕の中では相当上位の超フェイバリット・アルバムになるはずです!

投稿: DYNAMITE | 2011年5月18日 (水) 19時53分

あははは…
さっそくお姉さま方からの突っ込みありましたね。

そう芋洗いはあのような道具じゃなくぎゅうずめ状態の事ですよね。

芋を洗うときは芋同士でこすり合わせて洗うんですよ。

かわゆい…

もう少女漫画の世界じゃあ~~~りませんか!

投稿: まめっち | 2011年5月18日 (水) 20時05分

まめっち様

お恥ずかしい・・・。
いや、言葉とその意味自体は知っていたんですよ~。
ただ、全然歌詞と結びつかなかった・・・これはちょっとヒヨッコとはいえジュリーをナメたあまりな行為ですね・・・。

しかし、本当に恥ずかしながら、由来は初めて知りました(汗)!
そうか・・・芋は芋同士くんずほぐれつで洗うのですか・・・なるほど深い。

僕は芋の皮すら剥けない奴なのです・・・。

投稿: DYNAMITE | 2011年5月18日 (水) 21時13分

ジュリーの曲によくキツネやタヌキが出てくるのに??でしたが、これは・・・。

田舎で収穫した里芋を洗う様子を見て
海水浴の混雑に例えに「芋の子を洗う」っていうのは、
このことなんだなと感心したのを覚えております。
桶に水と泥つきの里芋をいっぱい入れて
芋洗い棒でかき回すとあら不思議、
芋同士がかき回されて皮がつるりときれいになるのでした

昭和30年代まではよくみられた道具です。
ジュリーは年食ってますからね・・・。

投稿: Rスズキ | 2011年5月18日 (水) 22時08分

DYさん、お邪魔します。
大好きな作品です。この作品も、今振り返ると、通過点だったのかもしれません。セルフプロデュースで作るようになってからのジュリーの作詞は、歌唱表現の広がりに合わせて、少しずつ変わっていったのだと思います。近年のジュリーは、作詞で語感の良い言葉を選ばずとも、歌詞の語感を表現に反映できるようになったので、ストレートな歌詞になったのでしょう。そう考えると、妙になつかしい気がする作品でもあります。
ちなみに、私は毎回朝ドラをチェックする派ですが、歴代の朝ドラのテーマ曲で最も素晴らしいのは『ちりとてちん』のテーマ曲だと思っています。

投稿: 74年生まれ | 2011年5月18日 (水) 22時09分

瀬戸口様…、
妻の実家と夫の実家…、ともに大事にしてくださいね。確かに、妻の実家は居心地が良い!!
たぶん…、瀬戸口様が気を使わなくても良いに、奥さんとご両親様が心くばりをなさっていらっしゃるからでしょう。

僕は、大失敗しました。

このアルバム、タイトル曲があまり好きでないので、良く分かりません。

投稿: 船越誠 | 2011年5月18日 (水) 23時03分

芋を洗う
うちのあたりはRスズキさんと同じで
芋の子を洗うって言いますね~
それにしても、「ゲットだぜ」って・・・
ジュリーはポケモンでも見てたんでしょうかねぇ?

投稿: くすくす | 2011年5月18日 (水) 23時32分

DYさま

>『ちりとてちん/メインテーマ』
お邪魔したときは洋楽メインでしたのは知ってますか、
そっ、そこまでググレなかったですよ。

深い…

伝授、ありがとうございます。
確かに、ワンランクアップ、
おじさまの境地に達したというか、
「いい風よ、吹け~ あそこに吹け~」
を聴いたときはのけぞりましたが、
何か、あぶなげなく作詞作曲ができる技を
身につけられたような気配は思いました。

このアルバムの「いとしの惑星」、
涙色の空ライブの時は、
「ちっ、なんでこの曲やねん」
と思いましたが、
自分の大好きな「光線」「ZAZAZA」
「シャングリラ」「愛まで待てない」
の、あの、ビジュアル系DER ZIBETの
吉田光たまの曲ではないですかーーーー!
ごめんなさい。光たま。
あとから気がつきました、反省します!

投稿: ぬこ | 2011年5月19日 (木) 01時07分

×知ってますか、
○知っておりますが、

酔って書くとだめなだぁ~~
反省します。

投稿: ぬこ | 2011年5月19日 (木) 01時12分

芋洗いする道具あったんですね
成程ねぇ さといもは手がかゆくなるしぬめりがあって滑るし昔の人は賢い う~む納得!!
 
この曲聞くと小林旭さん思い出すんです
セドリックとかパッカードとかシボレーとか歌ってる歌 古すぎですみません。

詩はジュリーらしくて好きですよ
なにげない日常がいい日ならっていうジュリーが好き

投稿: キミちゃん | 2011年5月19日 (木) 07時04分

再登場&横レス失礼します。

>nekomodokiさま
極楽、先輩と意見が合って嬉しいです♪
達観と覚悟が同居した詞も、曲も好きですが、特に好きなのはコーラスです。
(あら? ジュリーの歌は??)


小浜は『仏(ブツ)ゾーン』((C)みうらじゅん)らしいので、行ってみたいところです。
ジュリーもきっと芋を洗ってると思いますよー。
たぶん、たわしで…。

投稿: だんぼ | 2011年5月19日 (木) 10時12分

Rスズキ様

ありがとうございます~。

そうか!海水浴の様子を表現するのが正しい使い方なのですね。
つまり「全国のみなさま、芋洗ってお待ちしておりますので、東京フォーラムにもいらっしゃいませ~」という使い方はマチガイですね…。

僕はタヌキキツネは全然平気です!
そのあたりはいずれ、「エンジェル」の記事にて語りたいと思います♪

74年生まれ様

ありがとうございます。
確かにジュリーは今となっては無理に語感の合うフレーズを探しているふうには思われませんね。
自由に、自分の言葉を使って作詞しているようです。

『ちりとてちん』メインテーマと言えば…ピアノ演奏を担当した松下さん、今は女優として大ブレイクしましたよね。
ちりとてちんファンは皆、彼女のことも応援していると思います。

船越様

それは…あまりの居心地の良さに油断するな、というアドバイス…ですね
肝に銘じます。

僕の実家鹿児島はとにかく遠くてなかなか帰れませんが、来年早々3連休の真ん中にジュリー達が来てくれるので、久しぶりに帰省してきます!

すみません仕事に戻ります~。

投稿: DYNAMITE | 2011年5月19日 (木) 12時57分

くすくす様

はい…実は昨夜カミさんにも
「芋の子洗うって言うやん!」
とツッコまれました。

僕はこの曲で、ジュリーが大きなサツマイモをごしごし洗ってる図を想像していまして…根本が間違っていましたね…。
鹿児島出身の僕にとっては、「芋」と言えばまず巨大なサツマイモがイメージなんですよね

ぬこ様

そう、「いとしの惑星」は吉田光さんですよ!
ただ、光さん作曲の他のジュリーナンバーとは少し印象が異なるのも確かですから、ぬこ様が気づかなかったのもさほど不思議ではありません。

「ちりとてちん」から始まったブログが、じゅり風呂になるとは…僕自身もまったく想像だにしていなかったことです。
このスタイルのブログがジュリーナンバーと出会ったのは、運命だと自分で思いこんでいますよ~。

また一度切ります~。

投稿: DYNAMITE | 2011年5月19日 (木) 16時10分

いかにも真夏のビーチで聞いたら気分サイコーの曲ですよね!!芋の子とは…里芋のことなのね。


里芋は親芋と子芋があって、私たちが八百屋やスーパーで見るのは子芋の方。
親芋はヤツガシラとか言いませんでしたっけ?
別物ですか?
農家の出じゃないのであやふや…

見栄えよく包丁で面取りしちゃうと栄養分が…

新しいものほどたらいの中でぐるぐるかき回すだけできれいになるのよね。

蒸すときなんか皮付きだし…

なんか…料理番組になっちゃってます?

こりゃまたおあとがよろしいようで…


投稿: まめっち | 2011年5月19日 (木) 19時00分

まめっち様
あのう、ヤツガシラが親でサトイモが子ならキヌカツギは孫・・・でしょうか?
(ジュリの方が詳しい気がする。)
たんぼ様
コーラスの面々も達観と覚悟が感じられますよね。(やけっぱちだったりして・・仏ゾーン、私はジャンプの漫画が頭に浮かんじゃうんです。)

DY様
「壁」を1日も早く乗り越えられますよう、ライブで歌って欲しいです。
ところで今回のお題、あらぬ方向へ迷走してるような気が・・・。

投稿: nekomodoki | 2011年5月19日 (木) 21時38分

衣かつぎっちゅうのんは料理名じゃごさいませんでしょうか?

皮をつけたままゆでるまたは蒸して、頂く時にツルリと衣を脱がす…あぁれぇ~お代官様後無体な!


失礼いたしました。

本日マルベル堂さんからレジ下のジュリーが我が家にやって来たものですから

ちょっと壊れてます。

投稿: まめっち | 2011年5月20日 (金) 01時05分

キミちゃん様

ありがとうございます。

衣装住のセンス・ゼロと言われるDYNAMITE、さといもがかゆくてぬめって、というその大前提すらまず分からないという情けない状況です・・・。

ジュリーのハッチャケた詞は僕も大好物です!

だんぼ様

極楽のコーラスですか・・・。
う~む。
確かに生のLIVEであの追っかけコーラスに参加できないのは・・・ファンとしてヤバイですかね・・・。

まめっち様
nekomodoki様

いやはや「真夏・白昼夢」のお題はまんまと芋洗いの話へと昇華してしまいました。

僕には芋の種類も芋の料理名もわかりませ~ん!
ただひとつ言えるのは。
泳げない混浴♪の部分の解釈まで書かずにおいて良かった・・・ということです。
ほとぼりが冷めましたら、またの機会にどこかに書きますが・・・。

投稿: DYNAMITE | 2011年5月20日 (金) 19時36分

大好きなアルバムの解説嬉しいです

のっけから飛ばすジュリー、ステキです。
「芋洗ってる」の解読笑いました

個人的には「ティキティキ物語」の1:49辺りの雄たけびが最高です。3:45あたりでも叫びますが、最初の方が突き抜け感が違います。

またなんとなく始まる「涙と微笑み」が気になります。

投稿: まーちゃん | 2011年5月22日 (日) 09時57分

↑「涙と微笑み」ではなく「いとしの惑星」でした。

投稿: まーちゃん | 2011年5月22日 (日) 11時36分

まーちゃん様

ありがとうございます~。
「ティキティキ物語」は僕も大好物ですよ!
とにかく語感、演奏、ヴォーカルに唖然とも言えるような感覚で、圧倒されます。
それまで、ハードなアレンジを苦手としていた僕の耳を修正してくれた大切な曲のひとつ…いつか必ず記事に書きますよ~!

投稿: DYNAMITE | 2011年5月23日 (月) 23時24分

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