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2011年5月12日 (木)

沢田研二 「KNOCK TURN」

from『TOKIO』、1979

Tokio


1. TOKIO
2. MITSUKO
3. ロンリー・ウルフ
4. KNOCK TURN
5. ミュータント
6. DEAR
7. コインに任せて
8. 捨てぜりふ
9. アムネジア
10. 夢を語れる相手がいれば
11. TOKIO(REPRISE)

-----------------------------

大阪トークショーで
2012年1月24日、武道館!
という大ニュースが明らかになり、世の中のほとんどのジュリーファンのみなさまがタイガースモードになっていらっしゃる中ではございますが・・・こちらでは先日に引き続き、”DYNAMITEのゴールデンウィークをジュリーナンバーと共に振り返る”シリーズでございます。

いや、ごめんなさいね・・・。
タイガース・ナンバーはね。夏になったらセットリスト予想シリーズでババ~ン!とあんな曲やこんな曲、書きますから。

先日は、今度のセットリスト予想お題で「グランドクロス」を採り上げる、と宣言したばかりなんですけど、さすがに今回のツアーでそれはあり得ないですね~。
ゲストの3人、全曲演奏します!ってインフォに書いてありますものね。ジュリーのソロまでは網羅できないでしょうし・・・(でも、「Long Good-bye」はアリかもしれない、と思っています)。
「グランドクロス」の記事は、来年のソロコンのセットリスト予想シリーズまで持ち越しかな?

さてそれでは。
今回は、5月1日の思い出から。

その日はJ先輩お二人に、都内某エリアにて名所案内をして頂きました。
話がまた戻るようですが、タイガースのお話もたくさんして下さいました。実は僕はそこで、ずいぶんトッポについて熱く語ったんですよね・・・。
今はもう吹っ切りましたが、僕は”タイガースのトッポ”を観るのをとても楽しみにしていたのです。

でも・・・すごく残念なことだけれど、僕はトッポが今回タイガースに戻らなかったというその決断も、リクペクトできる・・・そう感じます。
いずれにしても、秋からのツアー、そのステージをしっかりと観て、音を聴いて、その時にまた色々と語りたくなるかも。
とにかく、1月24日・武道館へ向けて、どんなステージが繰り出され、進化していくのか。それを期待したいです。
初日を心待ちにしています。

おっと、話を戻します。
この日・・・「この度の震災で思うところがあった」と仰る先輩から、僕のような者にとっては過分な預かりものをしてしまいました。
新規ジュリーファンの僕が、これまで仰ぎ見ることのなかった数々のお宝です。

今日は本題に入ります前に、まずはその貴重な預かりものの中からズバリ、今回のお題ナンバーが収録されているアルバム『TOKIO』のポスターをご紹介。


Tokio_3

四方をジュリーアイテムで押さえて撮影いたしましたので、ポスターの大きさの目安にしてくださいませ。
左上=DVD『ジュリー祭り』、左下=CD『忘却の天才』、右上=CD『CROQUEMADAME & HOTCAKES』、右下=CD『明日は晴れる』でございます。

いやぁ豪快なポスターです。
『眠れなくなるよ/I CAN'T FALLl ASLEEP』・・・キャッチフレーズも、いかにも80年代の幕開けって感じで、良いですねぇ。


Tokio1   

Tokio2

ジュリーの肢体から伸びた線の先に、収録曲の英語タイトルが表記されています。
当時はレコードの時代ですけど、収録曲はナウく通し番号で11番までナンバリング。
こういうセンスも、凝っていますね~。


Tokio3

で、”眠れなくなるよ”の下に小さな字でズラズラと並んでいる文字を書き出しますと・・・

トキオッ LP絶賛発売中 トキオッ シングルは聞いて楽しい見てゆかい!ゆかい!ジュリーならではの圧倒盤!! ’80 1月1日 センセイショナルに大発売ですよ

・・・となっています。
”圧倒盤”ってのがイカしますねぇ。
で、シングルの『TOKIO』は元旦発売だったんですね。「ロンリーウルフ」のセールスがいまひとつで、「次のシングルは失敗できない!という意気込みだった」と、NHK『songs』で加瀬さんが回想していらっしゃいました。
ポスターを見ても、その意気が伝わってくるようです。楽曲それ自体にも言えることですが、まさに「TOKIO」は80年代のスタートを飾るレコードだったわけですか・・・。

今日はそんなアルバム『TOKIO』からお題を採り上げます。
愛すべきバカ・ロック、「KNOCK TURN」、伝授~!

観光案内をして頂いたその先輩方とは、当然ながらほとんどジュリーの話をしていたわけですが、一瞬「MUDA」の話になりまして。
やっぱり評価が真っ二つのナンバーみたいですよ、「MUDA」って。

僕は大好き派なのですが・・・僕の場合は「バカ・ロック」の変則ヴァージョンとして「MUDA」という曲を高く評価しているのです。
それでは変則でない「正統なバカ・ロック」とはどのような曲を指すのか。
これが今回「KNOCK TURN」で僕がこれから語ろうとしていることです。

「バカ・ロック」・・・これは人によって、音楽の好みによってそれぞれ解釈が違ってくるのですが、大体言葉でまとめて説明しますと

本質的にカッコイイ曲として作曲されているが、何故だか脳天気で一見アホアホなアレンジが施され、さらに、本気なのか冗談なのか分からないヤケクソのような詞が載っている

ということになるでしょうか。
僕の場合はバカ・ロックのパターンを、主にニック・ロウやミッキー・ジャップといったパブ・ロック系のアーティストで習得したため、歌詞とアレンジに重きが置かれているのです。
人によっては演奏形態やギタリストのパフォーマンスに重きを置く場合もありますが、これはハードロック寄りの人達ならではの発想でしょうかね。
とにかく

曲それ自体はメチャクチャにカッコイイ!はず・・・それなのに~・・・!

というのがバカ・ロックの絶対条件ではありましょう。
そう、「KNOCK TURN」は実は本当にカッコイイ作曲作品なんですよ~!

作曲はBOROさんですね。
アルバム『TOKIO』では、この痛快なアップテンポのロックチューン「KNOCK TURN」と、スローテンポでブルージーな「捨てぜりふ」という対照的な2曲を提供。いずれ劣らぬ素晴らしい名曲です。

「KNOCK TURN」は、(曲だけで言うと)明快にカッコイイ構成のナンバー。
明快、と言うと曲作りそれ自体はシンプルのように思われるかもしれませんが、BOROさん、かなり凝っていますよ~。

最大の特徴は、ニ長調とヘ長調をひっきりなしに行き来することです。
しかも、ニ長調部分は激しく尖った7thのニュアンスを強調した武骨な進行、それに対して、ヘ長調部分はメロディアスでほんのり甘い感触を押し出した進行です。
まずはAメロ。

♪ 一晩ばっかのことで 恋人面はまっぴらと ♪
    D7               G7      D7            G7

ニ長調でD7→G7のロックンロール進行が続くと思わせておいて、いきなり

♪ 惚れたはれたというわけじゃない が
     F                   Am7           B♭ F

  他の男と腕組んで
     Gm7        Am7

  これみよがしはみっともないぜ ♪
     B♭                                C


この部分が、ヘ長調に転調しています。
ここ、出だしとは少し雰囲気が変わって、ちょっとメロディアスな感じでしょ?それが作曲の狙いなんですよ。

ただ、この曲は詞とアレンジ、果てはジュリーのヴォーカルによって強烈なバカ・ロックへと昇華(?)しているものですから、客観者である聴き手としては

「みっともないのはオマエだよ・・・」

と、曲に対してツッコミたくなる。
そこがイイんですよ!

「これみよがしは♪」から始まる一節は、ジュリーもどこかヤケンパチな気持ちを込めて歌っているようにも感じられます。
過去に「どうして朝」や「砂丘でダイヤ」の記事でもで書いてきましたけどね・・・とにかく「ドツボにハマった情けない男」を歌うジュリーの、とてつもないカッコ良さよ~!
似たような内容を歌っていても、例えば「気になるお前」のように、主人公の男に力強い自信・余裕があるシチュエーションではない、というのがポイントですかね。
まぁ、自信と余裕の男を歌うジュリーだって、それはそれでメチャクチャにカッコイイんですが・・・。

続いて、「2度目に訪ねるお前の部屋で♪」からは再びニ長調のロックンロール。
またしてもヘ長調に転調するのは

♪ 黙ってそのまま帰ってきちまおか ♪
    B♭7                                  C

の部分からです。
ここ、男声だとメチャクチャ高い音階移動ですよ~。ジュリーは楽々歌ってますけどね。
B♭の7th音である、高い「ラ♭」の音がポイントです。ここはヘ長調部と言えど尖ったメロディーなのですが、続くサビ部

♪ お前に捧げる ノクターン ♪
     F                 Am

は柔らかいポップス進行。
と思いきや

♪ no,no,no,no,no,no,no,no ノクターン
    B♭7                            F

  no,no,no,no,no,no,no,no ノクターン ♪
     G7                              F

では、またもや尖りまくりのメロディー・・・と、非常に慌しい展開。
穿った見方をすれば、余裕の無いブチキレ男の心情を捉えている、とも言えますが・・・さすがにそこまでの計算は無いのかなぁ。
しかしこの目まぐるしい構成の楽曲のサビに、「ノ、ノ、ノ、ノ、ノ・・・」なんていう忙しい歌詞が載っているのは見事な開き直り・・・と僕には思えるわけで(笑)。
「これぞ日本のバカ・ロック!」
と、声を大にして叫びたいです。

また、「KNOCK TURN」はアレンジがまたバカ・ロック性を強調しているんです。これは「今聴けば」という要素が大きくて、当時のアレンジとしてはごく普通の流行狙いだったのでしょうが・・・。
楽器で言いますと、シンセサイザーね。
テクノ色があるんですよねぇ。これはやっぱり流行りを追ったのかな。
アルバムでは、タイトルチューンの「TOKIO」がまずそうですし、「ミュータント」や「アムネジア」も、そう。
そして一番強烈と言うか強引なのが「KNOCK TURN」。
「ドピュ~ン♪」としか表現しようのない、いかにもといった音色のシンセが炸裂します。
しかも・・・ミックスが尋常でなくデカいし!

あとは、気がつきにくいところでドラムスです。
ユルユルのチューニングと残響の強いエフェクトで、「バッシャ、バッシャ」と叩くスネアドラムはまさしく80年代初頭の音。ジュリーは70年代終わりにいち早く日本でそれをやったのです。

ジュリーは当時から本質的にはロック志向が強かったはずですし、この手のナンバーには好感触もあったと思うのですが・・・。
何人かの先輩から伺ったお話だと、当時のLIVEでジュリーはこの曲のサビを「ノ、ノ、ノ、ノ・・・」ではなく

♪ のくたん、のくたん、のくたん、のくたん・・・ ♪

と変えて歌っていたとか。
ひょっとして、「ノ、ノ、ノ、ノ・・・♪」がバカみたいでイヤだったのかな・・・。

いずれにしましても、この先「KNOCK TURN」がLIVEで歌われることは無いような気がしますので、生で体感なさっている先輩方がうらやましい限りでございます~。

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コメント

DY様
「ドツボ男」のカッコ良さ炸裂でしたね~。
ライブでは
♪俺の未練に一発お見舞い♪
のところで自分の頬を殴るアクションしてましたっけ。
「ぶん殴ったる!」と行ったはいいけど、結局何もできないヘタレなのがなんとも似合いすぎで。
このアルバムはヘビロテしましたよ。「捨てぜりふ」「アムネジア」が好きですね。

投稿: nekomodoki | 2011年5月12日 (木) 22時37分

knock turn
「そう。たたいて逃げるんですわ」

ジュリーがステージで言ってたのを
おもいだしました。
かわいくて かわいくて
かわいかったーーー

投稿: ぷるぷる | 2011年5月12日 (木) 23時01分

ザ・タイガースの再編が今回成されなかったのは、結局メンバー全員の利害が一致しなかった
からで、僕には必然のような気がします。

それで、良かった…と、思えます。

タイガースのファンとして、それぞれある種の
思いが、それぞれ違った形であるのだ…と。

1月24日…、ぜひ上京したいのですが、その日は
平日!!
なかなか、休み難い…。
この際、仕事を辞めようか…、とはこの年齢では
決心しづらい。
悩み多い限りです。

TOKIO アルバム…、僕にはつらいアルバムです。
シングルTOKIO が、結果として、沢田さんと井
上堯之バンドとの別れを決定してしまった…のは
現実であるからです。

いまでも、井上堯之バンドをバックに歌っていた
頃の沢田さんが一番輝いていたと、確信していま
すが、当時、井上堯之バンドと別れてのライブが
信じられなくて、本当に井上堯之バンドがバック
でないのは本当…と、地元のプロモーターに問い
合わせをした記憶が甦ります。

井上さん達と別れてからも、中にはまあ…良いか
と、思えた沢田さんの作品もありましたが、結局
比較対象してしまったのです。
井上さんのバンドでこの楽曲は発表したのか、あ
るいはどうアレンジしたのか、みたいに思える楽
曲が多かったのです、僕にとっては。

あれやこれや…でドーム公演!!
80曲を歌われたのですが…、僕にはどうしてもそ
の選曲に納得がいかなかった。
納得できた楽曲でも、僕にとって大事に思ってい
たアレンジや楽器のひきかただったりで、その後
のソロライブに足が向かなくなってしまった。

去年のワイルドワンズとのコラボレーション、本
当に楽しみにしていました。
ワンズの4人と沢田さんとでグループができて、
新しい生命が吹き込まれて、新しい沢田さんの一
面が見られる…と。
でも、あのライブで認識できたのは、いかに当時のGSの楽曲が僕にとってはすんなりと耳に入り、
妙に編曲された沢田さんのヒット曲が受け入れ難
い物であった、という事でした。

ザ・タイガースの再編が沢田さんの希望であり、
それが如何に困難であるかは、多分最初から、
沢田さんにも認識されていたと思います。

加橋さんの思いや、岸部四郎さんの体調問題や、
あるいはザ・タイガースのファンだった人達の
タイガースへの思い入れ…それぞれ違った形の
…を全て調和させる事は、多元連立方程式を解
くこと程の困難さがあったのでしょう。

きっかけ…がなかった、これからも難しいかも
しれません。

松山には12月初めに来てくれるようです。
1970年の12月?にも、たしか松山に来てくれま
した。
そんなに客席は埋まってはなかった…ような。
今回は、満席のファンでお迎えしたいです。

沢田さんへの思い…は、やはり中学生時代に遡
ります。
スター沢田研二は、僕には最初のアイドルです。

投稿: 船越誠 | 2011年5月12日 (木) 23時40分

DY様

ジュリーに関してはアルバムの中の曲までは知りませんので、なんとも言えませんが、TOKIOと同じ時代の曲なら、きっとアホでハッピーでカッコいい曲なんでしょうね。聴きたい。
笑福亭鶴瓶のNOKIOも聴きたい。

トッポが寄らなくてやっぱりがっかりな私ですが、要はトッポ(というか、かつみ)にとってザ・タイガースは一番ではないということですわ。
Hairのトライブは、あんな不幸な終わり方をしたにもかかわらず、40年の時を経てほとんどの日本人キャストが笑顔で集まれるくらい強い絆で結ばれています。
かつみはきっと、昨年、親友の深町純さんが急死したことで、残された時間を大切に使いたいと考えたと思うんです。
今、彼がやりたいこと、一緒にやりたい人が、ザ・タイガースではないということでしょう。12月にはHairのライブ予定してるし、何かオリジナルな企画もしてるみたいです。
それが終われば、年明けに、気が向いてくれればいいんですが。一日だけでも。
私だけでなく、多くのかつみファンにとって、ザ・タイガースのトッポも、その後のかつみ同様大切なのであって、それはかつみもわかってると思います。だから今でも「花の首飾り」を歌ってるんです。
だから、望みは捨ててないんですよ。

もし、トッポが帰ってきたら、ジュリーファンの皆さんは、どうぞ、温かく迎えてやって下さいね。
ジュリーじゃないオッチャンが歌っててつまんないとか、言わないであげてね。

投稿: アン | 2011年5月12日 (木) 23時54分

DYさん、お邪魔します。
「KNOCK TURN」は初めて聴いたときから、大好きな曲です。「MUDA」と「KNOCK TURN」は「バカ・ロック」という共通点があったのですね!わかるような気がします。「MUDA」も好きな曲ですが、タイトルと歌詞の“MUDA”という言葉は、ビミョーなセンスだなぁ…と思います。
ちなみに、私が、93年の新年ライブで聴いたときのジュリーは「ノ、ノ、ノ、ノ・・・」と歌っていました(^_^) サウンドも、オリジナルほどシンセ色は強くなかったです。演奏が“JAZZ MASTER”だった時期なので、王道のロックンロールでした。

投稿: 74年生まれ | 2011年5月13日 (金) 00時52分

この頃のジュリーは転換期だったように思います。井上バンドをバックに一等賞を取りまくってたベストテンで若い子相手に負けへんで~って言ってたのが少し陰りが見えてファンとしては落ち着いて聞ける曲を歌って欲しい時期だったのでロンリーウルフはよかったです。
がそれではダメな世界で生きてたから数字だけがすべての稼ぎ頭で大所帯の事務所を支えないといけない大黒柱の責任重かったよね。

knock turn好きです。このアルバムは何度も聴きました。当時はまだ詩を実感出来る程大人の経験をしてないので憧れとしてしか聴けなかったけど・・・

夢を語れる相手がいれば も大好きです。

投稿: キミちゃん | 2011年5月13日 (金) 08時16分

Knock turnという熟語は造語と思われますが、
一発お見舞いして逃げる?と
(おまえに捧げる)Nocturne(夜想曲)を掛けてるとこが、
ダジャレよりもちょびっと上のセンスですね~

ちなみに私、
ジュリーが no! no! と連呼する曲に萌えます~
「テレフォン」とか「a・b・c…i love you」とか、
「(I Can’t Get No) Satisfaction」も♪

「KNOCK TURN」も「Muda」も、
ライブでの弾けっぷりが最高ですね!
(映像でしか観たことないけど)
この2曲をはじめ、
おバカ・ロックナンバーのパフォーマンス、
一度は生で拝みたいものです。

投稿: ちこ | 2011年5月13日 (金) 20時37分

DY様
今天気予報のバックに「廃墟の鳩」が流れています。でも歌っているのはトッポじゃなく女性の声です。誰だろ?
「築き上げたユートピアは壊れ去ったもろくも」
ホント、脆かった・・・。
でも、なんででしょう?
「最初からやり直しゃいいじゃん。」そんな気分になりました。

投稿: nekomodoki | 2011年5月13日 (金) 22時59分

nekomodokiさんが耳にした「廃墟の鳩」は、たぶん、この方の歌唱だと思います。
http://youtube.com/watch?v=B6FspBjVFVI

投稿: 74年生まれ | 2011年5月14日 (土) 17時14分

74年生まれ様
はい、これです。
ありがとうございます。
古館さんが元歌はタイガース、とフォローしてくれてました。

投稿: nekomodoki | 2011年5月14日 (土) 18時46分

nekomodoki様

ありがとうございます。

空を殴るのではなく自分のホッペをお見舞いするというのが、いかにもジュリーですね~。
本能的に、歌の主人公のダメージを表現したくなるのかな・・・。

ぷるぷる様

それは今やっても充分カワイイような気がしますが・・・。
何とか一度生で聴いてみたい・・・。

ベースレスがクリアしやすい系の、格好のロック・ナンバーだと思うんですけどねぇ・・・。

船越様

1・24武道館が実現するのなら・・・極論ですが、僕がもし参加できなくても(もちろん参加したいですが)、船越様は参加なさるべきでしょう・・・。
「1・24武道館」とは、そういう意味を持つのではないですか・・・?

何とか船越様の、お仕事などご都合がつくことを祈っています!

アン様

もちろん、そんなことが起こったら・・・会場は万雷の拍手で迎えるはずです。
1日だけでもいい・・・僕は「忘れられた子守唄」が特に生で聴きたいのです。
トッポなくして成立しない曲です。

お姉さま方は(ジュリー達もそうですが)、「トッポ」ではなく「かつみ」と呼ばれるんですね。
なんかいいなぁ、と最近思っているところです~。

すみません一度切ります~。

投稿: DYNAMITE | 2011年5月14日 (土) 19時34分

74年生まれ様

「MUDA」の場合は一応「マジにカッコイイものを目指して」作られた曲を、74年生まれ様ご指摘の「微妙な」センスを察知したジュリーが敢えて「バカ・ロック」におとしこんだ、というパターンさと思ってます。
「MUDA」はジュリーただ一人がバカ・ロックに向かった孤高の名曲・・・いつか暑苦しい記事を書きたいものです~。

キミちゃん様

なるほど、若いアイドルを張り合っているより、落ち着いたジュリーをお求めでしたか・・・。
「ロンリー・ウルフ」が売れていたら一気にその路線に行ったのでしょうかねぇ。
結果、「TOKIO」でアイドルの範疇からは完全に逸脱して突き抜けてしまったわけですが・・・。

「KNOCK TURN」のような曲は僕にとっては清涼剤のようにスカッとする作品です。

また一度切ります~。

投稿: DYNAMITE | 2011年5月14日 (土) 22時34分

コメント返し山積みなのに、またレスしてしまうことお許しを。
ベースレスのクリアについては、ぜひベースを入れてクリアしてほしい。 泰輝さんのパワーでのクリアがどんなにすごいものかは、実感しているのですが、あ、いやいやステージの真っただ中ではほぼジュリーしか見てないし、ジュリーの歌しか聴いてないのですが、、あとでですねぇ、ここでDYさんのですねぇ伝授を見るわけですよ。こんなわたしでも。
そしたら、いろんなこと、教えてくれるんで、そうかいなー  と、思いながらみるわけなんですわ。
で、何が言いたいのかというとベースを入れてほしいことと、入れてもキーボードなしに、せんといてほしい。ちゅうことです。
あれ?ここ、もうすっかりタイガースモードやね。 およびでなかった?わたし。
失礼いたしました。
分厚い演奏よろしくっ。
あ、今のジュリーが言ってもかわいいのは
認めます。

投稿: ぷるぷる | 2011年5月15日 (日) 02時05分

「KNOCK TURN」は日劇で見て、「TOKIO」は元旦に町のレコード屋でお年玉で買いました。いずれも小5の時です。昨夜は元春の30周年LIVEを深夜までテレビで見て、多彩なゲストと数々の曲を聞き懐かしみました。やり続けているアーティストのファンにしか味わえない仕掛けや催しがこれからもジュリーファンに訪れると確信してます。30年前に町のレコード屋さんが開いていたんだなぁと変な所に関心しました。

投稿: クリングル | 2011年5月15日 (日) 12時47分

ちこ様

「KNOCK TURN」の由来は仰る通りでしょうね~。
一発お見舞いしてクルリと、の意味でしょう。

ジュリーのバカ・ロックと言えば・・・以前某所でお話させて頂きましたが、「氷づめのHONEY」「ZOKKON」という『WONDERFUL TIME』収録のジュリー・オリジナル。
この2曲ともども、生で味わってみたいものですねぇ・・・。

nekomodoki様
74年生まれ様

ありがとうございます。
一昨日の拙ブログ、「廃墟の鳩」という検索が非常に多かったのは、このせいかな?

ぷるぷる様

ありがとうございます!
確かに僕もベースはあるにこしたことはないという考え方ですが・・・。
どちらかと言うとそれは新規ファン・・・特に男性のロックファンにとって今のスタイルが初見で損をしていると思われるからで・・・個人的には充分満足しています。

ただ、やはりサリーのベースはとてつもなく楽しみです!
負担はゲストの中で一番重そうですが・・・応援したいと思います。

クリングル様

おぉ!お正月、元旦発売の証人がいらっしゃいましたね!
ジュリーのシングルでは確か「あなたへの愛」も元旦発売だったかと。どういう戦略なんでしょうねぇ。

本当に、よくレコード屋さんが開いていましたね!

僕の故郷では、とても無理な話です。
町に1件のレコード屋さん、開いてる時の方が少なかったですから・・・。

投稿: DYNAMITE | 2011年5月15日 (日) 16時50分

DY様

次の伝授が更新されているので、ルール違反かもしれませんが、コメントさせて下さ〜い。

アルバム「TOKIO」聴き返しました〜。

それで、子供の頃、私にはジュリーを聴く一つの基準があったのを思い出しました

それは…シングルは「君を乗せて」、アルバムは「TOKIO」までしか遡らないというもんです。

シングルはさておき、なぜアルバムが「TOKIO」以降限定なのか

当時の金銭的な制約もありましたが、一番の理由は、ジュリーの声はともかく、子供心ながらに「TOKIO」以前のアルバムは音楽的に古くてカッコよくないと思ってたからです(汗)

今も昔も私には音楽の専門知識など皆無ですから、おそらくリアルタイムでわかる「勝手にしやがれ」以前以後のシングルを聴いた印象や、「TOKIO」のアルバムジャケの新しさによるところが大きかったんでしょう(あくまでも子供の頃の私が言ってることなんで、皆様ご容赦下さ〜い)

もちろん、ジュリー再開後は、DY様の伝授を参考にTOKIO以前のアルバムにもチョコチョコ手を出し始めております。

しかし、歌謡曲とROCKの融合幼心に受けた感覚をズバリと言語化されて、ハッキリ言って興奮してます。

しかし、TOKIOは今聴くと不思議なアルバムですね〜。本当に歌謡曲とROCKが融合しているというか、同居しているというか。

そういう意味では私的にはアムネジアがこのアルバムを象徴しているような気がします。初めて聴いた時に一番心に引っ掛かった記憶が残ってます。

一番好きだったのは、ド直球の「夢を語れる…」ですが。

しかし、今ならJ-POPの一言で済みますが、あの当時、ジュリーは、アイドル・歌謡曲・ROCKを全て成立させるなんて骨の折れる作業に真摯に取り組んでたんですねぇ…ホント頭が下がります。

こんなことを日本でやって来たのは、後にも先にもジュリーだけだと思うんですが…ROCKファンの裾野を広げた点でもっと評価されてもいいと思います。

で、「KNOCK…」ですが、「ロンリーウルフ」からの流れで聴くと、バカロックぶりが際立ちますねぇ。
(しかし、ロンリーウルフは今聴き返すと完璧ですな。カッコ良すぎます)

MUDAの伝授も楽しみにしてます

しかしカセットしか残ってない上に、我が家には壊れたテープレコーダーしかなく、CDを探したのですが入手不可能…こんなん多過ぎませんか(涙)

長文失礼しましたm(__)m

投稿: Mr.K1968 | 2011年5月15日 (日) 23時51分

Mr.K1968様

ありがとうございます~。
過去記事にコメント頂けるのは嬉しいことです。どうぞご遠慮なさらず!

僕も同世代ですから、仰ることは分かりますよ。
とにかく幼少時の「勝手にしやがれ」のイメージは強烈。
「歌謡曲の代表格」という印象がありますから…阿久さん時以前はすべて歌謡曲だと僕も思いこんでいました。
とんでもない勘違いでしたが

70年代のアルバムは本当に大名盤揃いですから、Mr.K様にも是非すべて聴いて頂きたいです~。

投稿: DYNAMITE | 2011年5月17日 (火) 09時32分

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