« 沢田研二 「涙」 | トップページ | ザ・タイガース 「青い鳥」 »

2011年4月16日 (土)

沢田研二 「greenboy」

from『greenboy』、2005

Greenboy


1. greenboy
2. atom power
3. Snow Blind
4. 永遠系
5. 笑う動物
6. ふたりの橋
7. GO-READY-GO
8. リアリズム
9. MENOPAUSE
10. 君の笑顔が最高

----------------------------

先日、読売新聞の夕刊に『哀しきチェイサー』の記事が掲載され、素敵な笑顔の写真とともに、ジュリーの言葉が聞けましたね。
日本は今大変だけど、自分はいつもと同じように舞台に上がり、元気に務めることで役に立ちたい・・・自らが変わりなくあることで矜持を示したジュリー。

僕も何とか頑張って、今まで以上にペースを上げ、これまで通りの発信を続けていますが、やっぱり胸がざわめき、つまずく思いをすることがあります。
こうして更新を重ねている間にも、時おり北の方から悲鳴が聞こえてくる・・・。
何と言葉をおかけすればよいのか、それが僕には分からない。

そんな時、今回のジュリーの記事、発言を読んで励まされました。
やっぱりジュリーは、男にとって偉大な手本です。遠く及ばぬまでも、何とかその矜持に近づきたい。

僕はずっとこのブログを続けます。
こんなブログだけれど、ここにいらしてくだされば僕はいつでも、ジュリーや、下山さん、柴山さん、泰輝さん、GRACE姉さん、そしてジュリーの楽曲に関わった多くのアーティストやミュージシャンについて、相変わらずの長文で語っていますから・・・。
今は、ただその志だけをお伝えしたいです。

それでは。
今回、そしてさらにもう1曲の予定で、『ジュリー祭り』セットリストからのお題シリーズが続きます。

最近、多くのジュリーナンバーで「今になってみて聴くと、こういう意味合いにもとれる」とか、「こんな頃からジュリーはこんなふうに考えていたのか」と改めて噛みしめさせられることが、ままあります。
特にジュリー自身の作詞作品については、新たな発見が多くあり驚くほどです。
「突飛なフレーズを使うんだなぁ」と軽く考えていた歌詞が、様々なきっかけで突然重々しい意味を放ち、胸に突き刺さる・・・やっぱりジュリーは一筋縄ではいかない、凄いクリエイターですよ!

今日は、そんな思いを抱かせてくれた多くのナンバーの中でも、とりわけ重厚な曲を・・・。
アルバム『greenboy』から、タイトルチューンのパワー・ハード・ポップ「greenboy」、伝授!

『ジュリー祭り』からほどなく、世間の”ロック”評価に大きく期待して購入したアルバム『greenboy』でしたが、僕がこのアルバムの良さに気がつくまでには、『奇跡元年』直後まで時間を要しました。
最初は「うわ~、爆音過ぎるんじゃないの~」と。
元々僕は洋楽においても、レッド・ツェッペリン以外のハードロックの音作りはあまり受けつけなかったのです。

あと、これは今は完全に克服・・・と言うか乗り越えたんですけど、アルバムの核になるナンバーと言ってもよい「Snow Blind」の「マジ、アイラヴユ~♪」の「マジ」がどうにもこうにも引っかかってしまい、苦労しました。
どのように乗り越えたか、についてはいずれ記事で長々と語りたいと思っています。
そう・・・「Snow Blind」も『ジュリー祭り』セットリストのナンバーでしたね。
あと7年以内には必ず書きます!

で。
突然アルバム『greenboy
』ヘビロテ期間が到来したのは、『奇跡元年』で聴いた「MENOPAUSE」がきっかけ。
あの素晴らしいステージで「MENOPAUSE」のイントロが流れた時、一瞬「愛まで待てない」だと勘違いしたのが、悔しくてね・・・。
今でこそ、セットリストは全曲知っていて、イントロの瞬間に反応するのが当然!という意気込みでLIVEに参加していますが、当時はまだまだそんな域ではなく。
復習の方が大変だったのです。

『奇跡元年』翌日、「MENOPAUSE」復習がてら通勤中に『greenboy』を聴いてたら・・・見事にアルバム通してハマった!
結果、僕が『greenboy』収録曲で一番好きになったのは「GO-READY-GO」。次が今日のお題、タイトルチューンの「greenboy」でしょうか。

吉田光さんの激しさと美しさを兼ねそなえた曲作りや、白井さんのアレンジはすぐに大好きになりました。
ただ、歌詞についてはこれまで深い考察までには至っていませんでした。割と普通な、ジュリーらしい感じかな、と考えた程度で・・・。

「greenboy」は、年を重ねたジュリー(でも「老人」と自ら言うのはさすがにこの時期、まだ早いと思うんだけどね~)が、”少年ジュリー”を見つめている詞、というのはまぁなんとなく解釈できていました。
もしかすると、他に特定の人物のことを歌ったものかもしれないけれど、作詞にあたっての「少年」の描写それ自体は、自己投影から言葉を選んでいるに違いないと思います。

今回「greenboy」の記事を書こうと決めたのは、歌詞の中にあるいくつかのフレーズが、ジュリーの人物像、歴史、矜持を考える上でのヒントが散りばめられているように思えたからです。

まずは、前回執筆した「」の記事に関連することなのですが・・・。
僕は後追いファンだからでしょうか、若き日のジュリーが「泣く」ということを、想像できなかったわけです。
まぁ、幻想の一種でしょうね。
小学生の頃、「きのうのプロレス(テレビですな)で、猪木が泣いてた」というとんでもないことを言ってきた友人がいたので、やっきになって「猪木は絶対泣かない!」と言い張っていたあの感覚と同じ・・・なのかな?

しかし、長年のジュリーファンの方々の多くが、「涙」というジュリー作詞・作曲のナンバーを、「ジュリーが自分に向けて歌った曲」と捉えていらっしゃることが、頂いたコメントで分かりました。
これはもう、後追いDYNAMITEとしては目からウロコの感想で・・・。
そうかぁ、みなさまにとって、若きジュリーが「泣く」というシーンは自然に想像できてしまうものなんだな・・・と。

「でも、ジュリーほどの男、いくら少年時代といっても、きっとそう簡単に泣いたりはしないよ!」
な~んて、最初は思ってたんです。

そんな中、次の執筆お題をあれこれと探し求めながら本当に偶然聴いた「greenboy」の歌詞に、ハッとなりました。

♪ greenboy 泣き虫だった
           G    D       Em       B7

  星を見上げた 少年がいた ♪
              C        B7    Em       D

自分で、「泣き虫だった」とキッパリ言ってる~!
ここに及んでようやく僕の脳内にも、”泣きながら空を見上げるジュリー少年”の映像がインプットされたのでありました。

そうして改めて「greenboy」を聴くと、今までとは全然感じ方が違うのです。
「自分の言葉でノリノリにカマしてくれる曲」という感想はそのまま持ちつつも、何だか胸がキュンとなる、哀愁のある極上のパワーポップに聴こえてくる・・・。
深いなぁ、と思った次第。
「greenboy」リリース時点で、そんな境地で聴いていらっしゃったファンの方々は多いはずですね。
やっぱり、ジュリーファンの先輩方には敵わない・・・。

それと。
「greenboy」にはもう1箇所、僕が今回改めて気がつき、注目したいと考えた歌詞があります。
先程と同じくサビ部になります。

♪ greenboy 荒れ狂う海
           G    D         Em    B7

  放り出されて 少年がいた ♪
              C      B7     Em       D

これは言わば、音楽業界・・・ちょうどその、これから旅立つ長い航海の出発点に立っているジュリー少年を僕には思わせるのですが、いかがでしょうか。

「運命」という大きな船に乗り込んだgreenboy。
そう、僕は「FRIENDSHIP」へと見事に繋がったジュリーの作詞の統一感を思わずにはいられないのです。
”ジュリー”と呼ばれることになった”greenboy”は、長い航海を経て、大切な仲間と一緒にここまでやってきた。そしてこれからも航海は続いていく。
「FRIENDSHIP」の詞を書くジュリーの脳裏に、数年前に書いた「greenboy」で投影した自分の少年時代は、よぎったのかなぁ。

長いジュリーファンの方々は、ジュリー少年の出発点を良く知っていらっしゃる。
だから「FRIENDSHIP」を聴いた時には無意識のうちにその出発点を思い描いたのでしょう。
僕には、それができていなかった。

今回「greenboy」を考察して、少しだけその感覚が分かったような気がするのは、例によって深読みし過ぎでしょうかねぇ・・・?
でも、ジュリーという歌い手が、聴き手が俯瞰して長い目でその歴史を辿った時に、見事に1本の線で生き様が繋がる・・・それが他でもない、歌を通して分かる、という類稀なる歌手であることは確かだと思います。

それを証明する歌詞が、もう1箇所(しつこくてごめんね)。
ブリッジ部です。

♪ きれいな大人      夢みてた ♪
    Fmaj7      Cmaj7   Fmaj7 Cmaj7

説明するまでもありませんね。
「きれいな大人」というフレーズ。
「greenboy」リリースから5年後、ジュリーが60歳にして
「僕らはきれいな大人になれたかな」
と歌ったあの曲は、ジュリーの歩む1本の線上に、一人の大切な仲間を呼び戻しました・・・。

それでは、楽曲構成についても少し語ってまいりましょう。
「greenboy」のメロディーの魅力は何と言ってもAメロとサビのギャップではないでしょうか。
ハードなAメロと、美しいサビ。

イントロからAメロにかけては、何か不穏な感じを音から受けませんか?
これは吉田光さんの計算ずくの構成だと思いますが、Aメロは延々とホ長調(=E)のドミナント和音(=B7)を軸に展開されています。

♪ 道理外れた大人ほど ♪
    B7   C       B7            C  D C  

コード表記末尾の「C→D→C」は、「ドドレドシ~♪」というギターリフの「ドドレド」の部分ね。
ギターのキメ部以外はB7で引っ張るメロディーがずっと続きますから、Aメロを譜面にするならロ長調(=B)表記になってしまいます。
しかしこれは、ホ長調のトニックであるEのコードに行きたい、行きたいとしながらいつまでもそこへ辿り着かない”不安定”な感じを吉田さんが敢えて構築しているものと考えられ、聴き手は吉田さんの掌に載せられている状態なのです。

そして、ようやく穏やかな和音へと着地を迎える、サビ部。

ところがここは、Aメロが進行している間あれほど行き着きたかったトニックコードのEではなく、Gに飛翔します。ト長調に転調しているのです。
とても美しい、大きな安心感をもたらす転調です。
さらに、maj7コードを使用したブリッジ部は、ハ長調への転調となっています。

白井さんのアレンジも見事です。
僕が特にいいなぁ、と思うのは、これほどハードに押し出したアレンジながらも、アコースティックギターのストロークで味つけを加えていること。
右サイドから聴こえる音です。
残念ながら、LIVEでは柴山さんも下山さんもエレキギターなんですけどね・・・。

そうそう、LIVEと言えば。
この曲、CD音源では伊豆田さんの透き通った職人芸のコーラスも大きな魅力なんですけど、LIVEでそれを再現しているのが、泰輝さんと下山さんのハーモニー。
GRACE姉さんも時々参加しているのかな?
柴山さんはこの部分、メロディアスな単音を弾くので忙しそう。コーラスには不参加です。

明星」のステージを観る限り、下山さんがコーラスをとる際には、一番音階の低いパートを担当しているのでしょう。
そう思ってDVD作品で「greenboy」を聴くと、結構目立ってますよ下山さん!
カメラはなかなかそこまで追いかけてくれませんけど・・・一応参考までに
「greenboy~(グリ~ン、ボ~イ)♪」
の追っかけコーラス部をキャプチャーしてみました。

Greenboyon

↑ 『greenboy』ツアー。分かり辛いですが下山さんはマイクに向かい首を倒すようにしてコーラスをとっています。

Greenboy

↑ 『ジュリー祭り』。今や恒例、猫背スタイルでコーラスをとる下山さん。

ちなみに柴山さんですが、「greenboy」ではAメロひと回し目にギターお休みタイムが あります。
『greenboy』ツアーでは、そのお休みの間に手拍子を煽っているのを今回改めて映像チェックした際に気がつきました。

そして・・・あの『ジュリー祭り』からもう2年以上経ちました。
近いうちにそろそろ、LIVEで「greenboy」、ガツンとカマしてくれるジュリーが観たいなぁ。

僕も40代半ばにさしかかり、ここから先は、”空から落ちるように”年をとっていくのでしょう。
年齢を重ねていけばいくほど、バイブルのように、心に留めておくジュリーナンバー。
老いていくほどに、力になってくれる名曲。
僕にとって「greenboy」は、そんな大切な曲になっていくような予感がしています。

|

« 沢田研二 「涙」 | トップページ | ザ・タイガース 「青い鳥」 »

瀬戸口雅資のジュリー一撃伝授!」カテゴリの記事

コメント

DYさん、お邪魔します。
これは、私の大好きな楽曲です。歌詞から伺えるジュリーの長い長い旅路。私のような若輩者でも、切なさで涙が出そうになります。そして、ジュリーの内に“少年・沢田研二”が棲み続けていることを感じさせる透明感のある歌声が、心に染みます。ジュリーが吉田光さんと組んだ楽曲で、3本の指に入る作品だと思います。

追伸:DYさんが書いた猪木ネタを読んだら、「飾りじゃないのよ涙は」の♪私は泣いたことがない♪が♪猪木は泣いたことがない♪に変換されちゃいました(泣)。ど~してくれるんですかぁ(苦笑)。

投稿: 74年生まれ | 2011年4月16日 (土) 12時48分

おじゃまします。

私も、この曲がとてもとても好きなのです。
「耒タルベキ素敵」か「greenboy」かというくらい好きです。
だから、取り上げてくださってとても嬉しいです。

これは、ガツンガツンと来る曲も好きですし、何と言っても、Julieが自らを静かに語っていると感じられる詞がたまりません。
少年の時から死に至るまでを俯瞰しているJulie自身を感じて切なくなります。

投稿: 星のかけら | 2011年4月16日 (土) 13時18分

この曲もこのアルバムも、もっと評価が高くてもいいのにな…と思います。
変に力んでいないけど、でも力が満ちてくるような曲。
運命に抗うことも、運命を受け入れることも、同等の強さと潔さがあると思いますが、ジュリーは後者寄りの感じがします。あくまで私の感覚ですが。

このパッケージも好きなんだけどなぁ。
シリーズ化して欲しかったくらい(笑)

投稿: 白兎 | 2011年4月16日 (土) 14時15分

DY様 こんにちは

「greenboy」が発売された時は激しいビートに気おされてましたが、「ジュリー祭り」で聴き改めて衝撃を受け、ヘビロテした曲です。
「きれいな大人」
タイガース初期時代にいわれのない中傷を受けまくってた頃「どんな大人になりたいか?」の質問に確かサリーが「僕らはきれいな大人になりたい」と答えてたのではなかったかと。(違ってたらゴメンナサイ、うろ覚えで)ジュリーも同じ気持ちだったのでしょう。
その頃からずっとジュリーの本質は変わらない。
そして自分を客観的に観る目はずっと深化しているようです。
「きれいな大人」でありつづけること、それがジュリーが自分に求めてやまないことなのでしょうか。
「きれいな大人」=「正しい大人」かどうかは別ですが。
「優しさが最高、正しさはその次」ということで。

投稿: nekomodoki | 2011年4月16日 (土) 14時46分

♪greenboy
初めて聴いた時
それまでのジュリーの生きてきた道に想いが重なり 胸の奥にキュンと来ました。

>きれいな大人 夢みてた

このフレーズから
'68 6月
「木島則夫ハプニングショー」
の中でのサリーの
「きれいな大人になりたい」
を思い出しました。

朝のワイドショー
中学生は当然見られず
後日週刊誌などの活字になったものを読み悔しい思いをしました。

近年録音されたものを聞くことができ
悔しい思いは益々つのるばかり・・

TGも ジュリーも そしてファンも
このことは今も忘れることがなく
これがパワーになっているのを
♪greenboyで再確認した気がしました。

>空から堕ちるように 歳をとる

凄い言葉です。

'90 ACTボリスヴィアンの中のMCで
「歳を取って 長生きするということは
 醜態をさらして生きて行くということ
 白髪が増えようと しわが増えようと
 全てを受け入れて愛しく思うこと」

42歳のジュリーの言葉です。
私達にいつも 先を見るように・・
少しずつ準備をさせてくれてるようですね。

 

投稿: くれーぷ | 2011年4月16日 (土) 15時06分

「greenboy」から「FRIENDSHIP」。
ジュリワンで「ニーナ」を聴いたとき、ジュリーのそばに加瀬さんがいてくれて良かったあとしみじみうれしかったです。

投稿: もじもじそわそわ | 2011年4月16日 (土) 21時40分

74年生まれ様

さすがです。
この曲が以前からお好きだったのですね・・・。

僕は・・・ようやくです。
『ジュリー祭り』から2年を経て、ようやくこの「greenboy」が大名曲であることに気がつきました。
記事を書き上げてから、今日も何度も聴きました。
どんどん好きになりますよ!
本当に深みのある曲です。

気づかせてくださったみなさまに、感謝!

星のかけら様

ありがとうございます~。

やはりそうなのですね!
先輩方は、リリース時からすでに、ジュリーの歴史を「greenboy」に見出していらっしゃった・・・。

僕もようやく追いつきました。
「涙」の記事に頂いたコメントから、『ジュリー祭り』のセットリストというヒントで見事に「greenboy」の魅力に気づかされました。
ジュリーの曲たちが、長い時を経ていかに繋がりを保っているかがわかります。

それにしましても「greenboy」・・・ハードな面だけを聴いていましたが、これほど胸がキュンとなるナンバーだったとは・・・。

まだまだ僕は、ジュリーについてこれから気がつくことが多く残されていそうです~。

白兎様

本当に良いアルバムです!
そしてタイトルチューン「greenboy」は本当に名曲です。

> 変に力んでいないけど、でも力が満ちてくるような曲

仰る通りです。
言ってみれば、まったく「カッコをつけていない」んですよね・・・。

変なパッケージ・シリーズは今は無くなってしまいましたね・・・。
あのシリーズの中でも、実は「greenboy」の収納が一番手ごわいんですよね!
立たないですから・・・。

すみません、一度切りますね。

投稿: DYNAMITE | 2011年4月16日 (土) 21時47分

DYさま、こんばんは。

「涙」に引き続き、深いです…。
先輩方のコメントは本当に勉強になりますね。
「greenboy」は私も大好きな曲です。

この間から「熱いまなざし」が頭の中を回っています。
辛い状況を強いられている方々をいつも心に懸けながら、ジュリーについて長文で語り続けると決めた志は、
DYさんの“熱いまなざし”だと思います。

ところで。
♪まじ♪をどうやって乗り越えたか、ぜひとも伺いたいです。
私、未だにひっかかっております…。

あと、ジュリー作ではありませんが「俺たち最高」が苦手で…。
今日も通勤中「ジュリー祭り」1-Disc3を聴いていて、
6曲目をひっそり飛ばしてしまいました(ごめんなさい、ジュリー)。
いつか克服方法(?)を伝授してくださると嬉しいです。

投稿: だんぼ | 2011年4月16日 (土) 22時19分

nekomodoki様

中傷については、仰る通りだったようですね・・・。

後追いの僕には信じ難いことです。
批判内容は完全にその時代にしか通用しない歪曲的なもので、とても知識人の言葉とは思えないものが多くありますね。

「きれいな大人」がサリーの言葉、というのは正にその通りのようですよ!
「Long Good-bye」では、長年その言葉を忘れないでいたジュリーがフレーズに使用したのですね。

優しさが最高・・・ジュリーの生き様には間違いなくそれがあります。
素晴らしいお言葉をありがとうございます!

くれーぷ様

ありがとうございます。

「涙」の記事の方に頂いたコメントから始まり、今日はつべめぐりで半日過ごしてしまったような・・・。
いやぁおそるべし~、くれーぷ様のジュリー情報収集能力!

ところで、42歳というのは、僕がジュリーの堕ちた歳です。
ジュリー42歳と比較して、何という精神の成熟の違いでしょう。

でも、「greenboy」のような作品と出会い、僕は年を重ねることに覚悟ができましたし、怖く思わなくなりました。
ジュリーと出逢っていなければ、そろそろ年をとることが辛い年齢にさしかかってきましたが・・・どうやら粛々と暮らしていけそうです。
感謝!

すみません。
また一度切りますね~。

投稿: DYNAMITE | 2011年4月16日 (土) 23時05分

ジュリーの曲は、どれも素敵ですね。
今は、舞台をされていますね。
がんばってほしいと思っています。

投稿: hiromi | 2011年4月17日 (日) 11時43分

greenboy、私も大好きな曲の1つです。
「きれいな大人」というフレーズは
時々、ジュリーの歌の中に出てきますね。
木島則夫ハプニングショー、なんか、見た記憶があるような、ないような・・・
時間的に見られるはずないんやけど、
なんでかな?
あれは、タイガースメンバーにとって
嫌な意味で忘れられない番組だったとは思うんですけど、
その後のメンバーの生き方にとっても重要な意味があったんでしょうね。
あれがあったからこそ、彼らの心の中に
「きれいな大人」と言うフレーズが刻み込まれた。そんな気がします。
精神を精錬する為に必要な試練だったんですね。
あと、この詩の中では「空から落ちるように歳をとる」
これがものすごく実感できるんですね~
そういう年齢なんでしょうかね。
ある日突然、鏡の中にいる自分が
年取ったんや!って感じた、あの瞬間を
ジュリーも体感したのかなぁ・・・
あ、まぁ鏡を見たときに感じたとは限りませんけどね。
感じる瞬間はひとそれぞれ違うと思うけど
まさに空から落ちるようにとは
言い得て妙だと思いました。

DY様はまだそういう感覚はないのかしら?
やっぱり50台なかばくらいで感じるのかな?

投稿: くすくす | 2011年4月18日 (月) 10時12分

もじもじそわそわ様

僕が、ジュリーが自らの歴史を振り返った歌として初めて考察した曲が「FRIENDSHIP」でした。
本当は、他にもそういう曲がたくさんあるのですね…。

加瀬さんともまだまだこれから!
ジュリワンでのニーナ、最高でしたね~。

だんぼ様

ありがとうございます…。
いつも通りの記事だけど、いつもより気合入れて更新してるな、と思って頂ければ…と考えて頑張ってます!

「俺たち最高」は…歌詞がダメなのでしょうか…。
僕は全然抵抗ないですよん。
「仲間」の歌だと思います。
『ジュリー祭り』のセットリストですから、いずれ必ず記事を書きますよ!

またまた一度切りますすみません~

投稿: DYNAMITE | 2011年4月18日 (月) 12時55分

hiromi様

福岡そして佐野を終え、いよいよ探偵さんは東京へとやってまいります。
僕は、時間が合えば観てみようかな、どうしようかな、といった感じでいるのですが…。
「一度は観なさい」とたくさんの先輩方に言われております汗。

くすくす様

あの番組がジュリー達にとって、ファンの先輩方にとってどのようなものであったか…僕は最近知りました。

まぁ、番組で酷い事を言った方々は、今頃恥じ入っていますよ、きっと。

僕は30代後半頃に少し「年をとるのがえらい早くなったな…」と考えていたりしましたが、ジュリー堕ちしてからは時間が経つのがまた遅くなりました…なんだか濃過ぎて

50代半ば…あと10年ですか。
ジュリーの後をついていけば、年齢を重ねるのもまた楽し!と今は思っていますがさてさて…。

投稿: DYNAMITE | 2011年4月18日 (月) 17時05分

まじぃ? あいらぶ~ゆ~

この歌、好きです。
DYたま、画像はりつけ、えっらー~

みなさま、語りすぎて
ちょいと気持ちわる~
といったら叩かれるかな
DYたまが語るから、みんな語りたいんだよ♪
でも、ほどほどにしてね

投稿: ぬこ | 2011年4月20日 (水) 00時06分

ぬこ様

いやいや、僕は先輩方が思わず語り出すことを大いに期待して記事を書いているのですよ~。
「伝授!」と言いながら、実は逆伝授されたいのですね…。

ところで、僕の記事がある時期から大長文化したのには、とてもデリケートな理由がございます。
いずれ明らかに…なればよいのですが

投稿: DYNAMITE | 2011年4月21日 (木) 14時14分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 沢田研二 「greenboy」:

« 沢田研二 「涙」 | トップページ | ザ・タイガース 「青い鳥」 »