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2011年4月 7日 (木)

沢田研二 「DIRTY WORK」

from『S/T/R/I/P/P/E/R』、1981

Stripper


1. オーバチュア
2. ストリッパー
3. BYE BYE HANDY LOVE
4. そばにいたい
5. DIRTY WORK
6. バイバイジェラシー
7. 想い出のアニー・ローリー
8. FOXY FOX
9. テーブル4の女
10. 渚のラブレター
11. テレフォン
12. シャワー
13. バタフライ・ムーン

--------------------------------

”アルバムの中で個人的に一番好きな曲を採り上げるシリーズ”・・・別名”反応の薄いシリーズ”(泣)、まだまだ続きます。
楽曲に対する純粋な愛情を持ってすれば、更新頻度を上げることもまた必然。
時代がいったりきたりしてますけどね。

今日は久しぶりに「とにかくウンチクがとまらないおじさん」と言われても仕方のないような大長文記事になるかと思っているのですが、まず本題に入る前に、僕がこれまで聴いてきた音楽経歴について紹介させて頂きたいと思います。
もちろん、お題のジュリー・ナンバーに関係のある話です。

「歌」には元々幼少より興味がありました。家にあった童謡のレコードを自分で繰り返し聴いたりしていたらしいですね。
物心ついて・・・まぁ僕はドンピシャのザ・ベストテン世代でして、いわゆる「流行歌」を聴くようになってから、あの番組で上位になっている曲が素晴らしい曲なのだ、と認識するようになりました。
ザ・ベストテンで初めて意識したジュリーの曲は「ヤマトより愛をこめて」だったかな?

でも、お小遣いを貯めてせっせとシングルレコードを買っていたのは、専らゴダイゴとツイスト。
ゴダイゴは相当好きで、高校生になっても隠れて聴いていました(何故隠れたかったのかは不明)。
ツイストは、何のB面だったか忘れましたが、「Cry」という曲が好きでした。

そして。
小学6年から中学1年にかけてでしょうか、まずインベーダーゲームの大流行と共にYMO、さらに友人の影響でビートルズに出逢い、ここから”自分はロックを聴いている”という自覚の元に、音楽につぎ込む人生が始まるのです。

以降は”別格”のビートルズを中心に本当に色々と聴いてまいりましたが、「まぁビートルズほどのめりこむバンドとはこの先出逢うことはないだろう」などと考えていました。
ところが。
高校3年から30代に至るまで、怒涛の”パブロック聴きまくり”期が訪れたのです。

「パブロック」というのは、70年代後半から80年代にかけて起こったロック・ムーヴメントであり、カテゴリーとしても語られます。
よく知られているのは、エルヴィス・コステロ、イアン・デューリー、ドクター・フィールグッドといった辺りでしょうか。
文字通りイギリスのパブで始まったムーヴメントですが、僕はちょっと嗜好が変わっていて。
パブロック人脈の中では究極のロックンロール畑で認知されているデイヴ・エドモンズなども、実は筋金入りの録音オタクだったりするワケで、僕はそういうファクターを好きになったのです。
上記3アーティスト(バンド)についても、そういう面は大いにありました。

そんなパブロック一味の、数あるバンドの中で僕がとりわけ大好きになったバンドが2つあります。
これこそ本物!と崇めたてまつり、しかもその気持ちが今でも持続している2つのバンド。それが

ROCKPILE”(ロックパイル)

”SQUEEZE”(スクイーズ)

・・・さぁ、ここまでが今回の記事の枕でございます。
それでは。
アルバム『S/T/R/I/P/P/E/R』の中で僕が一番好きな曲(気分によっては、時々「FOXY FOX」や「想い出のアニー・ローリー」に抜かれることもあるけどね)。
「DIRTY WORK」、伝授!

では、CD或いはレコードで、ダブルジャケットの裏面を開き、このアルバムのクレジットをご覧になってください。
ゲストプレイヤーの表記に、こうあります。

Billy Bremner
(Courtesy of ROCKPILE
     -Guitar Solo on 3,5,6,7
       Backin' Vocal on 5,7,8,11

Paul Carrack
(Courtesy of SQUEEZE
     -Backin' Vocal on 5,7,8,11


僕が『S/T/R/I/P/P/E/R』を購入したのは、『ジュリー祭り』の数年前。
何度も書いております”ポリドール時代大人買い期”・・・その最初期でございました。
ちょうど、「おお~、ジュリーってすげぇな!アルバムも聴いてみよう!」と勇んでいた頃ですね~。
なるべくロック的な評価をされているアルバムから手を出そうとしていて。ベスト以外で初めて聴いたアルバム『TOKIO』に感動して、その直後のまとめ買いの中の1枚でした。
購入前から、かなり期待していた作品でしたね。

期待は見事に的中したのですが・・・このクレジットにはとにかく驚きました。
僕が長年神と崇めてきた2つのバンドからそれぞれ一人ずつの名前が。まさかジュリーのアルバムでパブ・ロックの連中に出逢えるとは!
ある程度ジュリーの歴史を知った今となっては、このことはそれほど意外な話でもないのですが、当時は大興奮したものです。
このクレジットが、僕のジュリーへの評価を間接的に急上昇させる効果があったのは事実でした。

クレジットにある二人は、それぞれバンドの中では中心的人物ではなく渋い立ち位置ではあるのですが、いずれもソロ・アーティストとして、ソングライターとして、またプレイヤーとしてとても玄人受けする、職人タイプの人物です。

紹介してまいりましょう。
まずはロックパイルのギタリスト、ビリー・ブレムナー!

File0599


『ROCKPILE/SECOND OF PLEASURE』、1980

一番右が、ビリー・ブレムナーです。
身長の低さと動物系の顔立ちという点で、柴山さんにもひけをとりませんが、動物系の方向が少し間違っているような気がします・・・。

ロックンロールやロカビリーといった、跳ねる感覚のナンバーで本領を発揮するリード・ギタリスト。
作詞・作曲やヴォーカルの才能も素晴らしいのですが、このアルバムではギタリストに専念。収録曲では、「HEART」という名曲で
リードヴォーカルをとらせてもらってます(ニック・ロウ、デイヴ・エドモンズという凄まじいヴォーカリストがバンドに二人も揃ってますから、どうしてもビリー・ブレムナーのリード・ヴォーカルの出番は少なくなるのです)。
この「HEART」については後でおさらいしますから、ちょっとタイトル覚えておいて~。

ビリー・ブレムナーは同時期に『BUSH』というアルバムでソロデビューを果たします。その収録曲からシングルカットされた「LOVE GOES TO SLEEP」が、下記のスクイーズの主力メンバー、クリス・ディフォード&グレン・ティルブルックのペンによるナンバーでした。

続きまして。
スクイーズのキーボーディスト、ポール・キャラック!

File0598


『SQUEEZE/EAST SIDE STORY』、1981

これまた一番右の、今にも倒れそうな格好でギリギリ収まっているのがポール・キャラックです。
哲学マニアのような知性的な風貌は、西平さんにもひけをとりませんが、マニアの方向性が若干危ない方角を向いているような気がします・・・。

右手でキーボード、左手でピアノを弾きながらハスキーなヴォーカルで熱唱するタイプ。
このアルバムでは1曲しかリード・ヴォーカルをとっていませんけど、スクイーズ以前に”ACE(エース)”というバンドを束ねていて、ほとんどの曲を書き、自分で歌っています。「HOW LONG」という曲が、そこそこヒットしました。
ちなみにポール・キャラックはスクイーズを抜けた後に、ロックパイルのベーシストであるニック・ロウと、”カウボーイ・アウトフィット”というバンドで同籍しています。

このように、人脈があれこれと入り乱れるのが、パブ・ロックの面々の特徴なのですね。

で、アルバム『S/T/R/I/P/P/E/R』に、ビリー・ブレムナーとポール・キャラックが一番いい形で噛んでいる曲が、他ならぬ「DIRTY WORK」だと思うわけです。

と言うのもね・・・。
楽器での参加は無しに、バックコーラスだけのアルバム参加になっているポール・キャラックはいいとして、ビリー・ブレムナーの方は、何と4曲ものリード・ギター・パートを任されているのですよ。
で、「DIRTY WORK」以外の3曲がさ。
どうしちゃったん?
ってくらい、元気が無いのよ~(泣)。
いや、もちろんイイ演奏なんですよ。でも、どう見ても彼本来の出来じゃない。

リハ段階で、「こ、こんなはずでは・・・」と青くなる銀次兄さんの顔を想像してしまったりするわけですが。
ビリー・ブレムナーのこの演奏のテンション、僕の想像範囲で考えられる原因が2つあります。

①単純に、気を悪くしていた

先程、ロックパイルのアルバムでビリー・ブレムナーがリードヴォーカルをとった曲、「HEART」(作詞・作曲はベーシストのニック・ロウ)について語りましたが・・・。
ちょっと聴いてみて。

http://www.youtube.com/watch?v=YGkH4VlQi1g

up主さまありがとうございます~。
(註:じゅり風呂の先輩のお姉さま方が次々に動画貼り付けをマスターなさっているというのに、まだ会得できていないDYNAMITE泣恥)

以下妄想。
イカしたジャパニーズ・ロッカーのレコーディングに声がかかり、張り切ってスタジオに出かけたビリー・ブレムナーを待っていたのは、まず「バイバイジェラシー」のオケ・・・。
「いやいやちょっとこんな感じで・・・やっちゃったごめんね」
と何やら恐縮する、アレンジの銀次兄さんと、作曲者の加瀬さん。
早速聴いてみると・・・。

「あれ?俺この曲ちょっと前にギター弾いたような気がするんだけど・・・てか、歌った記憶もあるんですけど?」
なんて気持ちを抱えながら弾いたビリー・ブレムナーのギターがゴキゲンなはずもなく。
まぁ実際、どっちがどっちでも大部分で普通に入れ替えて歌えてしまうという・・・。

無論、当時「知る人ぞ知る」存在だったロックパイルに対するリスペクトがあって、「バイバイジェラシー」という曲が生まれているのだとは思います。
でもさすがにこの曲でビリー・ブレムナーにリードギター弾かせるのは、酷ではなかっただろうか・・・。
少なくとも「バイバイジェラシー」のリードギターについては、普通にエキゾティクスだけで演奏されているシングルB面ヴァージョンの方が良いような気がします・・・。

②エキゾティクスのあまりの上手さにビビった

「バイバイジェラシー」や「BYE BYE HANDY LOVE」で、ビリー・ブレムナーが彼本来のノリに今ひとつ近づけなかった要因、実は①よりもこの②の方が有力だったりして。
以下妄想。

「流行りのチャカポコ・サウンドはともかく、渋いロックを弾かせりゃ俺は相当なモンだぜ」
という自負を持って『S/T/R/I/P/P/E/R』レコーディングに勇み向かったビリー・ブレムナー。
東洋の若造に腕を見せつけてやるぜ、と乗り込んだ先でエキゾティクスのリハを見学・・・唖然。
「何だコイツら・・・メチャクチャ上手いじゃね~か!しかも若い!しかも全員、顔が俺よりカッコいい!」

さらに銀次兄さんから「オケはほとんど一発録りだよ」と聞かされるに及んで戦意喪失。
何とか無難に、恥をかかないように、録り直しにならないように慎重に弾く道を選んだ・・・。

・・・これはありえる話かもしれません。
エキゾティクスの演奏レベルというのは、洋楽をモチーフとした楽曲については本場を大きく凌いでしまうほど素晴らしいものです。
ビリー・ブレムナーは僕にとって世界で最も好きなギタリストの一人。その僕がこんなことを語らなければならないほど、エキゾティクスの実力は群を抜いています。

しかしそこは、パブロック界に名を轟かせたビリー・ブレムナー・・・大得意とする3連ブルース進行のナンバーでは最高のリードギター・テイクを残してくれました。
それこそが、「DIRTY WORK」。

ビリー・ブレムナーはどちらかと言うとロックパイル名義の『SECOND OF PLEASURE』よりも、ニック・ロウやデイヴ・エドモンズのソロ名義作品の方が名演が多くて、特にデイヴ・エドモンズのアルバムには必ず「DIRTY WORK」のようなタイプの楽曲があります。
「ずった、ずった、ずった、ずった・・・♪」というリズムの曲ですね。
「DIRTY WORK」のソロは本当に溜飲が下がると言うか・・・この曲についてはエキゾティクスのメンバーも「ほう!」と唸ったと思いますよ!

さて、ポール・キャラックも加わったコーラス・パートですが。
こちらはどの参加曲も文句なく素晴らしい!
僕はもう二人のヴォーカルとは20年以上の付き合いですから、それぞれの声がハッキリ聴き取れるのです。

♪ 18になったその日のことだぜ
       E7   
  (Dirty, dirty, dirty work) ♪
   
ある意味、マヌケな感じがするでしょ?
それが、パブロックのコーラスの醍醐味!
カッコいいヴォーカルにマヌケなコーラスが噛んだ渋いロック・ナンバー。ここでも「DIRTY WORK」の出来は圧勝してます(「FOXY FOX」も相当イイですけどね)。
サビ直後の「オンリー・ア・フ~ル♪」の箇所なんて、同じフレーズをジュリーと追いかけっこするじゃないですか。ジュリーがビシ~ッ!と最高にカッコ良くキメた後から、マヌケについてくる・・・この組み合わせ方が逆に最高なんですよ!

ちなみに「Only A Fool」というフレーズ、おそらく三浦徳子さんはスティーリー・ダンのナンバーからアイデアを借りているものと推測できます。
三浦さんも、かなりタイムリーな洋楽志向をお持ちだったようですね~。

さてそこで。
「DIRTY WORK」は作詞・三浦徳子さん=作曲・小田裕一郎さんという、これは1981年当時の日本レコード界では最強のコンビかもしれません。
松田聖子さんの「青い珊瑚礁」を知らない人はさすがにいないでしょう。
そんなコンビがジュリーに楽曲提供となったわけですが・・・。
ジュリーに「DIRTY WORK」のようなナンバーを用意した小田さんのセンスは素晴らしいですね~。

小田さんは、提供するアーティストそれぞれの個性を的確に捉えることのできる作曲家だと思います。
聖子ちゃんなら、究極にポップでツカミのサビからどど~ん!と導入する、「青い珊瑚礁」。
トシちゃんなら、ソウルフルでダンスミュージックなイメージの、「恋=Do!」。
そしてジュリーには、渋いブルース進行の洋楽直系のロック「DIRTY WORK」と、ロッカ・バラード「そ
ばにいたい」。
歌い手に合わせて縦横無尽。このヴァリエーションの豊かさは、間違いなく才能です。

当初、アルバム『S/T/R/I/P/P/E/R』からは、小田さんか佐野さんの曲をシングルに、という話もあったようですね。
とすれば、「DIRTY WORK」がシングルカットの可能性もあったのか・・・。まぁ最終的にタイトルチューンの「ストリッパー」が選ばれたのは正解だったとは思いますが、ザ・ベストテンに「DIRTY WORK」で登場するジュリーも、観たかったなぁ。

ちなみに小田裕一郎さん、僕と同郷です。
僕が生まれた頃には、10代半ばにしてもう既にプロのギタリストとして活躍されていたとか。
風貌からして日本人離れしていると言うか・・・才能の塊のような人ですね。

「DIRTY WORK」は、ずっと基本的にスリーコードのブルース・パターンで終わるのかと思わせておいて、サビで

♪ バカなことさ カッコだけをつけていた ♪
     A7                              E  G#  C#m

と、いかにも日本人好みの抑揚を味付けしているのがまた素晴らしい。
「G#→C#m」の和音進行が肝ですね。
一瞬だけ胸キュンな進行を挟みこむ技です。しつこく引きずらないのがポイントなのでしょう。

「DIRTY WORK」は、三浦さんの詞もまた素晴らしいですね。
これまた日本人離れしています。西洋の不良少年コンセプトは、ロックなジュリーにはピッタリ。
三浦さん作詞のすべてのジュリーナンバーの中で、僕は「DIRTY WORK」の詞が一番好きかなぁ。

そして最後に、またまた飽きずに同じことを書くわけです。
そんな、あらゆる意味で僕好み、大好きな素晴らしいナンバー「DIRTY WORK」も、最大の魅力はジュリーのヴォーカルにトドメを刺す、ということです!

先に述べた「オンリー・ア・フール♪」の「ふ~!」の吐き出し方なんてのは・・・神!
アルバム『S/T/R/I/P/P/E/R』の中では、「想い出のアニー・ローリー」の「ドレスの裾なんか♪」の「か」、そして「FOXY FOX」の「夜しか似合わぬ歩きかた♪」の「た」と並び、三大語尾ブッた斬りヴォーカルだ、と叫びたい気持ちです。

あとは

♪ 最後の仕上げ しくじったぜ ♪
      F#                C7          B7+9

の、がなり声。
ひれ伏すしかありません。ジュリー万歳!と。

余談ですが、手持ちの『ストリッパー/沢田研二楽譜集』ですと、「しくじったぜ♪」の箇所が”A7→B7”と表記されていますが、僕は”C7→B7+9”で弾いています。

長い間夢中になって聴いていたパブロックの面々と、ひょんなきっかけから手を出したジュリーのアルバムで、「DIRTY WORK」のようなナンバーと出逢えたことは、僕にとって何よりの衝撃、歓びでした。
ある意味、その後ジュリーにハマっていった大きなきっかけになった曲だと思っています。
大好きなものが、長い年月を経て、新たに聴き始めたジュリーの作品とシンクロしたわけですからね。

それにしても今回は特に大長文になってしまったなぁ。
ごめんなさいね、パブロックの話が延々と続いてしまって・・・いつにも増してナナメ読みする方が続出しているかと思います。
次回はもう少しサラッと行きますね~。

---------------------------


・・・まだまだ、心の底から楽しく、という発信は辛いなぁ。
ですからこうして、記事とは別に少しでも思うことを書いて、自分の中でバランスをとらなければなりません。

ジュリー堕ち以来とてもお世話になっているJ先輩がお住まいの地域が、あの日以来ずっと断水が続いていると聞いていました。
今日のニュースで、その地域の水道が約5割復旧した、と言っていました。
まだ5割なのか・・・。
共通のJ友さんを介して、お元気だということは聞いているけれど、やっぱり心配です。

タイガース再結成が発表されれば、どんなに喜ばれることだろう・・・と、そんなことを考えています。
どうなっているのかな、タイガース・・・。

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コメント

DY様、「反応の薄いシリーズ」などとおっしゃらないで大丈夫ですよ。ピーターガブリエル、トーマスドルビー、(亡き)ロバートパーマー、コステロ、ニックロウ…。充分楽しませていただいてます。

投稿: クリングル | 2011年4月 7日 (木) 23時43分

DYさん、お邪魔します。
私も「DIRTY WORK」が大好きです!ジュリーのボーカルの素晴らしさについても同感です。伝授に感謝します。

追伸:先ほど、かなり大きな余震がありました。東北地方在住のじゅり風呂常連の方々の無事を祈っています。

投稿: 74年生まれ | 2011年4月 7日 (木) 23時57分

クリングル様

ありがとうございます。

そうか…!
クリングル様はほぼ僕と同じ世代…ということは、最先端のロック情報をサウンドストリートで入手していたのでしょうか。
佐野さんの番組で、僕と同じ時間に同じ音楽を聴いていらっしゃった可能性大ですね…納得です!

74年生まれ様

記事をupしてほどなく、地震がありました。
こちらもかなり揺れましたよね…しかも長かった…。
震源近くは震度6…あの日関東で経験したひどい揺れより大きいとは…何ということでしょう、これが余震とは!

東北の方々の恐怖、ストレスを思うと本当に胸が痛みます…

投稿: DYNAMITE | 2011年4月 8日 (金) 09時17分

福岡の舞台公演にいってきました。
沢田さんは優しそうな静かな方のようでした。タイガースの再結成、震災の影響とかがあるでしょうね。どうなるのかな?
震災復興への尽力、沢田さんは、どんな形でされるのでしょうか?

投稿: hiromi | 2011年4月 8日 (金) 12時16分

hiromi様

ジュリーはよく仲間達からも「物静かな男」と言われているのを目にしますね。

ジュリーがずっと以前、震災以前から地球、環境のことを考え、それを次世代に伝えていこうとしているのは確かですよね。

タイガースの話はどうなっているのでしょうね。
いずれにしても待つしかありません…

投稿: DYNAMITE | 2011年4月 8日 (金) 13時03分

お久です。

こちらもウンチク・・・ご存知でしょーか?

このアルバムはストレイ・キャッツに相当影響を受けている。
一時ジュリーはどハマリしていたみたいです。
なので彼らがレコしていたスタジオを使った。
ストレイ、ご存知でしょーか?

エキゾ時代のレコーディングはキホン「せーの」で録っていた。
つまりカラオケ作ってジュリーが歌うのではなく、
演奏と歌を同時に録っていた。
「女たちよ」などは除く・・・なので
「女たちよ」のレコ中は「淋しかった」そうです。

・・・・とかいう話です。シツレしました~。

投稿: ちゃちゃ | 2011年4月 8日 (金) 20時17分

久々の書き込みですがジュリーではなくゴダイゴに反応してもいいですか?(いいですか、ってもう書いてるんですけどね^^;)

ライブで歌っていたと思われるんですが、エルガーの『威風堂々』をロックにアレンジして歌詞(もちろん英語)つけて歌ってるのを、昔FMで聴いたことがあるんです。
その音源をどうにかしてゲットできないものかと捜索を続けているのです。
ご存じありませんか~~?

さてジュリー無関係なのもなんですから
明後日10日、探偵さん札幌公演に行ってまいります♪
楽しみです!

投稿: 白兎 | 2011年4月 8日 (金) 20時22分

ちゃちゃ様

ありがとうございます!
ストレイ・キャッツ、無論でございますとも~。
「ストリッパー」「想い出のアニー・ローリー」あたりは彼らの影響が顕著ですね。
そして、ですよ。
今回記事でチラッと紹介したロックパイルのデイヴ・エドモンズは、ストレイ・キャッツの仕掛人です。
『ビルト・フォー・スピード』『セクシー&セブンティーン』など、アルバムプロデューサーも担っていますよ~。

しかし・・・。
歌と演奏、一気ですか!!
それは・・・エキゾの演奏はともかくジュリーのヴォーカルがそのスタイルであのクオリティというのは驚くべきことです。
リハではなくて本番ですよね。ひえ~。

まさかそこまでとは思いもしませんでした。
これはもう、世界で1、2を争うヴォーカリストということです。
ひれ伏すしかありません!

白兎様

どうぞどうぞ、反応してください!

残念ながら僕はそのテイクは知りませんが・・・これまた凄い話ですね・・・。
タケカワさんが歌ったということですよね?うわ~!

ゴダイゴはとにかくスケールが大きいといいますか、今考えてもちょっと奇跡的なバンドなんですよね。子供の頃にはそこまで理解できませんでしたが・・・。

僕は「カトマンズ」が一番好きです。
次が「ポートピア」か「ア・フール」かな・・・。

北の大地の探偵さん、楽しんできてくださいませ~。

投稿: DYNAMITE | 2011年4月 8日 (金) 20時52分

DY様
「BAD TUNING」は一発録りが多いなとは思ってましたが、これもですか。
ジュリは基本ライブじゃないとのれないのかもしれないけど。
ミュージシャンには疎いのですが、エキゾティクスの演奏は今の鉄人バンドに通じていて大好きです。(バンマスがカズさんだし)
「DIRTY WORK」
こういう鉄砲玉みたいなチンピラぶりがよーく似合っちゃうのがなんとも。個人的にはヘタレな河内ヤクザの方がよりらしいかも、と。
このアルバムでは「BYE BYE HANDY LOVE」が一番好きですね。

投稿: nekomodoki | 2011年4月 9日 (土) 01時23分

nekomodoki様

ありがとうございます。

いやぁ驚きました。
エキゾティクスの演奏がほぼ一発録りなのは、時折観られる各楽器のミスタッチが敢えて修正されていないことから明白だったのですが、まさかヴォーカルまでもが・・・。

そうしますと、特にアルバム『ミスキャスト』が、技術的にもとんでもない事になっているはずですので・・・ちょっと簡単に考察記事が書けなくなってしまったなぁ・・・「ジャスト・フィット」お待たせしてすみません~。

「BYE BYE HANDY LOVE」は、佐野さんヴァージョンの方もメチャクチャ良いですよ~。
是非一度お聴きください!

投稿: DYNAMITE | 2011年4月 9日 (土) 18時23分

「HEART」聴きました~。うっうっ…似てるぅ…。
まぁ、このアルバムのコンセプトが、
「パブロックやネオロカビリーをガンガン行こう」だそうだから
しょうがないのかしら?

「DIRTY WORK」では、
♪若さにまかせ 走っていたぁ♪の『たぁ』
♪何もかも無駄にしてたぁ♪の『たぁ』
のジュリーのボーカルに ゾクゾクしちゃいます。

でもって、ツイストの『Cry』は『銃爪』のB面でーす。
持っていたはずなのに、無い!無い!ガーン(泣)
『VISITORS』の中身のレコードのみ無くなっているのを知ったのと
同じくらいにショックだわ!

投稿: ぴょんた | 2011年4月 9日 (土) 20時50分

DAINAMITEさま、いつも大変お世話になっております。
初めておじゃまいたします。

ちゃちゃ様もおっしゃるようにストレイ・キャッツにはぞっこんだったようですね、ジュリー。
自分のラジオ番組でも話されてました。確かミキサーも同じ人だったのでは(記憶を頼りに言ってます)
私も初来日の時行っちゃいましたよ。
ブライアン・セッツァーの金髪が揺れてとってもかわいかったわー。

こないだレコード整理をしてニック・ロウは処分と思ったけどやはりやめます。
ありがとう、DAINAMITEさん。

投稿: moromoro | 2011年4月 9日 (土) 22時31分

タイガースの再結成たのしみですね。

投稿: hiromi | 2011年4月10日 (日) 12時26分

http://www.youtube.com/watch?v=HPWjjov-f3s

手持ちないのですが、
たまたまあったので…
テーブル4の女と続きだったので
一緒にしました。

この歌…、しくしく、そんなに好きではないです

投稿: ぬこ | 2011年4月10日 (日) 13時06分

DYNAMITEさまですね。ごめんなさい。
皆様のまねをしてDYさんにします。

投稿: moromoro | 2011年4月10日 (日) 16時45分

ぴょんた様

ストレイ・キャッツと違い、ロックパイルは無名ですからね・・・アレンジの銀次さんもついやり過ぎ・・・たのでしょうか。

「Cry」は「銃爪」のB面でしたか~。もうどんなジャケだったのかも思い出せない・・・。
「性」まではまだ実家にシングルレコードが残っているはず・・・懐かしいです~。

moromoro様

はじめまして~!
ようこそお越しくださいました~。

最近はすっかり「DYさん」と呼ばれるのに慣れました。どうぞお気軽に・・・。

ストレイ・キャッツ初来日に行かれたのですか!
凄い・・・ジュリーファンの先輩方は、時々驚くほど貴重な洋楽アーティストのLIVEに行かれていらっしゃることがあるんですよね・・・。ジュリーファン奥深し、です!

しかし、ニック・ロウのレコードをお持ちというのはさらに凄い!
あんまり女性には人気のないジャンルですからね・・・。

また遊びにいらしてくださいませ。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます~。

hiromi様

じっと時を待ちましょう・・・。
慌てず、しっかりとメンバーが揃って、地味でも良いのでじっくりとした活動を僕は期待しています!

ぬこ様

ありがとうございます!
メチャメチャにカッコええではないですか~!

男の僕でも
「目の保養」
という言葉を使いたくなりますね・・・。

投稿: DYNAMITE | 2011年4月10日 (日) 18時09分

DYたまが

>指で数字を作って、拳振り上げようと思ってます。

というのを「テーブル4の女」を今更ながら読んで、
慧眼にひれふしまた。

まけました。

投稿: ぬこ | 2011年4月12日 (火) 23時37分

ぬこ様

いやいや畏れ多いことでございます。

当時LIVEを体感した先輩方には敵わないまでも・・・今こそこういう疾走ナンバーを生で味わいたいものです。

ドラムスとか、たぶんスゴイことになりますよ~。
でも・・・実現は無理かなぁ・・・。
ジュリワンの時がラストチャンスだったような気が・・・。

投稿: DYNAMITE | 2011年4月13日 (水) 09時09分

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