沢田研二 「君にだけの感情(第六感)」
from 『第六感』、1998
1. ホームページLOVE
2. エンジェル
3. いとしいひとがいる
4. グランドクロス
5. 等圧線
6. 夏の陽炎
7. 永遠に(Guitar Orchestra Version)
8. 麗しき裏切り
9. 風にそよいで
10. 君にだけの感情(第六感)
11. ラジカル・ヒストリー
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それでは今回記事より拙ブログでは、1月に終わったばかりのジュリー2011年のお正月ツアー、『Ballad and Rock'n Roll』おさらいシリーズへと突入いたします。
毎度のことながら、1曲1曲を振り返ることに大いに意義があるセットリストでした。
今回も、最近のツアーおさらいシリーズでは恒例となっている以下の”3つの観点”から、それぞれ感銘を受けたナンバーを1曲ずつ書いていこうと思います。
① 「おおっ、この曲やってくれるとは!」
② 「うわ~、こんなにイイ曲だったのか!」
③ 「くぅ~、何度聴いても盛り上がる曲だ!」
第1回目の本日のお題は、①から。
いやね・・・昨年の『歌門来福』同様に、今回のツアーでも①の楽曲はすごく多かったんですよ。夏のツアーだと、②と③の割合が多くなるのですが・・・①が多いってのは、多くのジュリーファンにとって、お正月コンサートの醍醐味のようですね。
で、①は確かに多かったんですけど。
今回のツアーはですね、①について、「もう記事書いてる!」って曲がほとんどだったんです。
記事書いて「いつか生で聴きたいなぁ」とか、「いつか生で聴けることがあるのかなぁ」と考えていた楽曲が矢継ぎ早に繰り出されて。
そりゃ、僕がネタバレ我慢中に多くの先輩方が「我慢は報われるよ!」と仰ってくださるも、道理。
「君が嫁いだ景色」「PEARL HARBOR LOVE STORY」「砂丘でダイヤ」・・・いやぁ、名古屋で初めてセットリストを体感した時には、本当にシビれました~。
でも考えてみれば、僕も少しずつではありますがジュリーナンバーの記事を網羅しつつありますから、執筆済の曲が多いセットリスト、というのはこれからどんどん増えるのかもしれません。
いつか、「うわ、もう全曲記事に書いとる!」なんていう時が来るのでしょうか。
一度はそれも体験してみたいですね・・・。
もし今回がそうだったら、おさらいシリーズでは「PEARL HARBOR LOVE STORY」」を改めてもう1回書いたりするんだろうなぁ。
という事ですから、今回まだ記事の無い①の楽曲は結局「愛は痛い」「マッサラ」・・・そして「君にだけの感情」。
今日はこの中から、僕が”バラッド”を強く感じた「君にだけの感情」を採り上げたいと思います。
アルバム『第六感』から、伝授!
LIVEレポート記事でも書いたように、僕にとって『Ballad and Rock'n Roll』というツアータイトルの”バラッド”とは、「君にだけの感情」「耒タルベキ素敵」「PEARL HARBOR LOVE STORY」の3曲でした。
いずれも、アレンジに大胆な仕掛け、工夫があるナンバーという共通点があります。
うまく説明できないのですが、ちょっと不安を煽るようなアンサンブル・・・それが良いのです。僕は元々、洋楽のサイケデリック・バラードが好きですからね。それは白井良明さんのアレンジ嗜好でもあると思っているのですが。
僕はみなさまご存知のように、『ジュリー祭り』以降に1990年代から2000年代のアルバムを必死になって次々と大人買いしました。
大人買いというのは実は弊害もあって、新たに初めて聴くアルバムがどんどん増えていくわけですから、すべての収録曲を考察消化していく作業が追いつかなくなってくるのです。
1度目に聴いた瞬間に気に入ったアルバム(例えば僕の場合だと『サーモスタットな夏』や『CROQUEMADAME & HOTCAKES』など)は時間を割いて繰り返し聴いて・・・ますます好きになっていくのですが、初っ端の印象が薄かったアルバムをじっくり聴き直してみよう、という機会がなかなか巡ってきません。
僕が『第六感』を「名盤だ!」と認識するまでには、数ヶ月かかりました。
大人買いをしたアルバムの中では、評価が最も遅れた作品です。
何故そんなに遅れたのか・・・理由はハッキリしています。
『ジュリー祭り』で、このアルバムから1曲も歌われていない、ということ。
やっぱり、ドームでポカ~ンと聴いてしまった名曲達を何とか早く正当に評価したい・・・僕の大人買いは、そこが大きなテーマだったのです。
ですから、”ドームで聴いた”という経験の楽曲が無い、まったくの未知なる『第六感』の世界と真剣に向き合うことを、後回しにしてしまっていたのですね。
ようやく、じっくりと腰を据えて聴いた『第六感』は、凄まじく内容の濃い名盤でした。すぐに「風にそよいで」の記事を書いたっけ・・・。
前後にリリースされた『サーモスタットな夏』『いい風よ吹け』2枚の、まったく別の良さを見事に線で繋げる作品です。
それは主に、ジュリーの作詞と白井さんのアレンジについて言えることだと思います。
ジュリーの詞が、壮大な物語や架空のシチュエーションを組み立てていく手法(「愛は痛い」については、どちらかと言うとCO-CoLO時代の手法だと考えています)から、身近なテーマを掘り下げながら、メロディーとの互換性を重視する手法へ変化していったこと。
そして白井さんのアレンジが、まるで自身のキャリアを踏襲するように、ビートルズ直系の多種楽器アンサンブルから、ハードなギターアンサブルを主張し前面に押し出し始めたこと。
詞、アレンジともに、『第六感』ではそれぞれの変化、両面の魅力が同居しています。
それは、歌謡曲の匂いを強烈に残しながらも、本格的なロック志向への転換が同時に見てとれるアルバム『TOKIO』のイメージと重なるようにも感じます。
『第六感』収録曲のアレンジ、レコーディング・アプローチで、ハッキリ『サーモスタットな夏』寄りと言えるものは「麗しき裏切り」(「恋なんて呼ばない」)、「ホームページLOVE(「サーモスタットな夏」)。
一方、『いい風よ吹け』寄りなのが「等圧線」(「ティキティキ物語」)「グランドクロス」(「鼓動」)でしょうか。
また、『第六感』ならでは・・・このアルバムでしか聴けないタイプとして挙げられるのが、「エンジェル」「いとしいひとがいる」「永遠に」。
この3曲は、白井さんのギターがクイーンのブライアン・メイような音作りなのです。
これは他のジュリー・アルバムには無い音です。サスティンが長く、しかも異なった音階で複数のリード・ギター・トラックを録音し、ハモリの効果を重視した手法ですね。
他の収録曲は、『サーモスタットな夏』『いい風よ吹け』いずれの側面をも持つ不思議なアレンジになっています。
白井さんは凝り性と言うか、アイデア実現のためには手間を惜しまないアレンジャーなのだと改めて思います。
さて、そこで「君にだけの感情」です。
豪華で緻密。志の高いアレンジですよ~。
CD音源からレコーディング・トラックを列記しますと
・ドラムス
・ベース
・パーカッション(タンバリン)
・アコースティック・ギター(最左チャンネル)
・エレキギター(右チャンネル)
・ピアノ(左チャンネル)
・シンセサイザー①
(ストリングス。最右チャンネルから、エンディング部で徐々に中央へ移動)
・シンセサイザー②
(ストリングス。左チャンネルから、エンディング部で徐々に中央へ移動)
・キーボード①
(メロトロン系。右チャンネルでアルペジオを弾く、ビートルズの「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」のような音色)
・キーボード②
(オルガン・ハーモニウム系。左チャンネル、2番Aメロでヴォーカルに絡んでくる音)
・ヴォーカル
・コーラス
以上、合計12トラックと考えられます。
こうしてみますと、『Ballad and Rock'n Roll』・・・よくぞ鉄人バンドはこの曲を、今のスタイルの4人編成で再現してくれたものです!
今回のLIVE、この曲で泰輝さんは一体いくつのパートをたった一人で網羅していたのでしょうか。
”神の両手”に脱帽するばかりですが、やはり映像でじっくりその辺りを復習する手立てが無いのは、寂しいですよね。
インスト復活のこともそうですが、ソロコンサートのツアーDVDをまた出していって欲しいと願うのは、みなさま同じ思いでしょう。
「君にだけの感情」のCD音源、ミックスもかなり凝っています。
重厚なストリングスはシンセサイザーの音ですが、2トラックレコーディングされていて左右に振り分けられ、刻みと旋律が入れ替わり絡まり合いながら、エンディングでは徐々にそれぞれのトラックが中央へと移動していき、融合します。
ワウの効いたエレキギターの昂ぶりに合わせ、影の主役・ストリングスは美しくも混沌としたイメージを演出。
緊張感を出す狙いでしょう。渾身のミックス作業だと思います。
ピアノの音色とフレーズは、ビートルズの「I Am The Walrus」や、ポール・マッカートニーの「Maybe I'm Amazed(恋することのもどかしさ)」を彷彿させる、ちょっと危険でブッ飛んだ感じ。
そのため、生のピアノ音の感触ではありません。もっと甲高い、悲鳴のような音です。
これらは当然、ジュリーの
♪ いとおしく もどかしい 君にだけの感情 ♪
D♭maj7 Cm7
という、”五感ごとそれ以上”(細かいことですが、「感情」と韻を踏んでいますね)の激しいテーマを解釈してのアレンジと言えます。
『いい風よ吹け』以降のジュリー作詞作品の多くで顕著となる、”アレンジと歌詞の乖離”(それはそれで非常に面白く、僕はとても好きですが)は、『第六感』のタイトルチューンであるこの曲では、まだ見られませんね。
逆に言えば、『いい風よ吹け』収録のジュリー作詞ナンバーで唯一、そういった乖離を感じさせないナンバーは、タイトルチューンの「いい風よ吹け」。
「君にだけの感情」、ともに樋口了一さんの作曲です。
「愛は痛い」→「君にだけの感情」→「いい風よ吹け」と、ジュリーが樋口さんの作品を重視していくこの流れは、非常に興味深いところです。
LIVEレポートにも書きましたが、「君にだけの感情」はイントロとエンディングにおどろおどろしく”危うい”アレンジがあり、ことにエンディングは
「G♭(onA♭)→A♭」
の進行を延々と循環し、CD音源では突然ブツリと途切れて次曲「ラジカル・ヒストリー」へと雪崩込みという構成。
これはカタルシス、と捉えて良いのかな・・・。
”第六感”とは、そこまで激しい起伏を擁した感覚なのでしょうか。
この曲で歌われる”感情”について、僕は今回LIVEで聴いて初めて感じたことがあります。
それは、セットリストを知った上で参加したファイナルでのこと。
「君にだけの感情」を聴きながら、これはリリース前作『サーモスタットな夏』から「PEARL HARBOR LOVE STORY」を受け継いでいる楽曲ではないのか、と考えたのです。
アレンジは、似ていると言えば似ています。
でも僕がそれを感じたのは、ジュリーのヴォーカルに入り込んでいた瞬間でした。だから、原因は歌詞じゃないかと思うのです。
ジュリーがこの2曲の詞を書いた時期は、当然ながら接近しています。
”ジャパニーズ・マコト”に、ジュリーはどんな自分を投影したのか。それは”純粋に愛に身を捧げる”ということではなかっただろうか。
それが「君にだけの感情」という歌詞をすぐ後に生んだのでは・・・。
♪ 僕の誠を賭け 君に届けたい歌 ♪
D♭maj7 Cm7 Fsus4 F7
この部分が、「君にだけの感情」でジュリーが最も己を込めたフレーズであるように思えるのです。
あくまでも個人的な解釈ですが・・・。
今思い返しても、こんなに早くこの曲が生で聴ける日が来るとは思っていませんでした。
大好きな曲を、さらに深く考えさせてくれたジュリー。いつものことながら、一体どれだけ名曲持ってるんだ、という話ですよね。
さて。
次回記事は
「うわ~、こんなにイイ曲だったのか!」
という、まさに”ジュリーにしてやられた”パターンでのお題にて、『Ballad and Rock'n Rolll』おさらいシリースが続きます。
「耒タルベキ素敵」にするか「1989」にするか・・・激悩み中です!
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コメント
DY様
こんばんわ。
「第六感」実は割とスルーしちゃってたんです。ジュリーが自分の内面を歌にして語りだしたことを受け止めきれていなかったんですね。もっとヒット性のある曲を歌って欲しい、というスケベ根性もまだあったし。(笑)素直に聴くと本当にいい歌ばかりなのに。今更ですが、聴き直す機会をつくっていただいて感謝しております。
次のレクチャーは個人的に「1989」がいいな。絶対正義のうさんくささには辟易してるし。
投稿: nekomodoki | 2011年2月18日 (金) 00時20分
DYさま
ジュリーどれだけ名曲持っているんだ
そうですよね ホントにですよ。
阿久悠さん 克夫ちゃんコンビの曲は確かに名曲ですヒットしましたし でも 改めて聞いてみると架空の物語であまりピンと来ないかな
それに比べ内面をおしげもなくさらして自分の思いをぶつけてる詩は心に響きます。
それをライブで歌ってくれる
凄い人ですよジュリーってこんな歌手いない
私たちシアワセですね
1989です。私も大変に気になる曲です。
ジュリー何を伝えたかったの?です。
投稿: キミちゃん | 2011年2月18日 (金) 09時36分
ジュリーの曲はどの曲もすてきですね。
タイガースの復活はあるのでしょうか?
楽しみにまっています。ファンも身体にきをつけて健康でいなくちゃね。
投稿: hiromi | 2011年2月18日 (金) 11時35分
こんにちは、DY様
いつもは2日か3日くらいかけて読ませいただくのですが、きょうは1日で読めました
こんな素直な言葉を素敵な音にのせて、感情こめて語られちゃったら……。
なんと言っても「君に」だけの感情。なのですから。
この「に」は詩人ジュリーです。
投稿: もじもじそわそわ | 2011年2月18日 (金) 13時24分
「今、『月にまで跳ねるウサギ』って言った?!」と初日に聴こえてしまったこの歌。(笑)
ハイ、ジュリーの歌にウサギは出てきません。(キツネは時々…)
創作時は嫁LOVEソングでも、ジュリーが目の前であれだけ入れ込んで歌ってくれると
ファンへの気持ちと拡大解釈してしまいます。
「いとおしくもどかしい」って、その通りじゃなかろうかと思ったり。
いつも沢山の歌を届けてもらっている私たち。
でも、もっともっと!となるんですよね。
贅沢ものです。
投稿: morie | 2011年2月18日 (金) 20時19分
出遅れた…DYさん、お邪魔します。
個人的には「PEARL HARBOR LOVE STORY」と「君にだけの感情」はつながらないんですよね…。2011年正月ライブの「PEARL HARBOR LOVE STORY」とリリース時の98年のジュリーの歌唱は、かなり違う、と私は思っています。むしろ「PEARL HARBOR LOVE STORY」が「君にだけの感情」の方向に引き寄せられて、進化した、と感じました。歌唱の面だけで言えば、つながっているのはアルバム「Beautiful World」収録の「坂道」だと思っています。♪丘の坂道はたそがれ♪から、♪二人だけの夜が♪までの、強い声で、しかも、ぶれずに、ジュリー自身の内面から湧き出てくるような歌唱は、テクニックは違っても「君にだけの感情」の♪今も尚 いとおしくもどかしい♪から、♪君に届けたい歌♪までの歌唱と、同じ質のものだと、個人的には思っています。
もちろん、アレンジとサウンド面から分析したDYさんの伝授もありだと思います。次回の伝授も、楽しみにしています。
投稿: 74年生まれ | 2011年2月18日 (金) 20時48分
訂正です。アルバム「サーモスタットな夏」リリースは97年でした m(_ _)m
投稿: 74年生まれ | 2011年2月18日 (金) 21時13分
nekomodoki様
ありがとうございます~。
確かに『第六感』、僕も最初に聴いた時は食いつけませんでした。
まぁでも僕の場合は完全に聴き方の問題でしたね。
「ザッと聴いて、気に入りそうな曲を探す」
という感じだったのです。
やはり大人買いは大変幸せである一方、こういうこともあります。
今では、セルフプロデュース期の中では5本の指に入るくらい好きですね!
☆
キミちゃん様
ありがとうございます!
僕は架空世界も大好きですけど・・・個人色の強いジュリー自身のペンによる歌詞でのヴォーカルは、「胸を打つ」方向が違いますよね。
しかし・・・。
nekomodoki様もキミちゃん様も「1989」ですか・・・むむむ~・・・。
実は僕、1989年の意味すら解っていない状況なのでございますが・・・。
サウンド的にはLIVEを体感して随分考察が深まったんですけどねぇ。
頑張って書いてみますか!
☆
hiromi様
たくさんの名曲達を、後追いファンの曲は少しずつ生で聴かせて頂いています。
いつまでも歌い続けていて欲しいですね・・・。
タイガースはなかなか話を纏めるのに時間がかかっているようですが、メンバーそれぞれが前向きに考えていることは間違いないはずです。
楽しみに待ちましょう!
☆
もじもじそわそわ様
ありがとうございます。
いつも長くてすみません~!
お言葉で初めて気がつきました。確かに「君にだけの感情」の「に」はよく考えるとなかなか他のアーティストの作詞作品では、無いかもしれません。
「君だけへの感情」が普通の言い方でしょうか。
でもそれだと訴えが弱いし回りくどい・・・なるごど、この「に」が詩人ジュリー!という考察、素晴らしいですよ!
☆
すみません一度切りますね~。
投稿: DYNAMITE | 2011年2月18日 (金) 22時13分
morie様
「月にまで跳ねるウサギ」…。
それはむしろ、morie様の脳内変換力に畏れ入るばかりです。
でも。
普通に考えれば「跳ねる」のは当然歌ではなくウサギですよね・・・。
キツネとタヌキのジュリーナンバーについては、僕は大丈夫です!
むしろ大好き~。
『第六感』では「エンジェル」に登場しますね!
☆
74年生まれ様
それは目からウロコです!
僕が「PEARL HARBOR~」と「君にだけの感情」の関連を感じたのはファイナルLIVEだったわけですが・・・。
なるほど、「君にだけの感情」が逆に「PEARL HARBOR」を吸い寄せたのではないか、というお考え・・・見事です!
だから、セットリストの考察って面白いですし、LIVEはCDとは違う、ということなのでしょうね~。
それにしても「僕の誠を賭け」って、至高のフレースだなぁ。
しかも、たぶんジュリー限定のフレーズですものね・・・。
投稿: DYNAMITE | 2011年2月19日 (土) 12時38分
こんにちはー
まさしくDY様のおっしゃる「大人買い後の聞き込み不足」に陥った最中でございます…
そして第六感もまだ聞き込みが足らないアルバムでもあります…
すみません同時期に手に入れたルーシュばっか聞いてて(汗
次の曲、来るべき素敵に一票入れていいですか?
吉田光ナンバーはかなり好きなんですが、この曲も一目惚れ(?)でしたw
投稿: せーさん | 2011年2月19日 (土) 17時15分
前のやつにつっこみいれたら…
超長くなってしまい、
これではだめだろうと削除しました。
DYさま、2つに分けてね♪ お願い♪
DYたまの姿勢が好きです。
しかーし、この君にだけの感情
ものすごく実験的な楽曲とは思うのです。
バックは教会調からはじまり、
その音の上だけに声がのっかっているよ~な。
そりゃジュリーは「わしはこんな歌もうたえるねんで」でしょうが、
自分はバッドチューニングやギャルがいい!
と思うのです。ぐちぐち
投稿: ぬこ | 2011年2月19日 (土) 21時51分
「愛しのロージー」のギターの音色で良明氏のファンになり、「鼓動」で聞ける音色にも再度感激した「第六感」。ヴォーカルテイクを見直し、大きくしたという主旨のこのアルバムは「日本を代表するヴォーカリスト」が堪能出来る傑作だと思います。「彼女はデリケート」の伝授楽しみにしています。
投稿: クリングル | 2011年2月19日 (土) 22時07分
DYさま、12トラックって…!
聖徳太子より凄いじゃないですかー
何回聴いても、うーん??です。
♪今もなお からのタップリ、情感こもった歌い方に惹かれます。
DYさまに同じく、ドーム選曲に外れたアルバムだったので、入手したのが遅くなりましたが、イイ!
(でもタイトル、いとしいひとがいる?と勘違いしたしー、砂丘でダイヤはビンビンだーいや違う、と思ったら次がビンビン。じゅり、間違うのを見越してましたか!?)
贅沢をいえば、そろそろグランドクロスも歌ってくれませんか?
次の伝授、「耒タルベキ素敵」に1票です。
もともと好きでしたが、今回は照明とワンセットでさらに不穏さUP、立てないもどかしさで焦燥感もUP!でございます!
投稿: wine | 2011年2月20日 (日) 18時25分
はじめまして。
私は、樋口了一ファンです。
沢田さんが、80曲歌われた時、最後から2番目に、「いい風よ吹け」を歌われた事を樋口さんは、とても喜んでいました。
こんなふうに、評価して下さる方がいるのは樋口ファンとしてとてもうれしいです。
ありがとうございます。
投稿: くろちゃん | 2011年2月21日 (月) 09時08分
せーさん様
僕も『ジュリー祭り』後の数ヵ月は大変でしたよ~。
大量に購入したアルバム…まだしっかり全部聴けていない間にまた4、5枚まとめ買い…。
そんな日々でした。
そう言えば、吉田光さんのナンバーを意識したのもドームの後。
改めて…名曲揃いですね!
☆
ぬこ様
確かにねぇ…。
僕も今回のお正月LIVE、ドーム含め、それ以降歌っていないヒットチューンから何か1曲、セットリストに選ばれるのでは、と考えていて…。
それで「ロンリーウルフ」の記事を書いたんですけどね…。
あ、500円
「バッドチューニング」や「ギャル」、「麗人」あたりも期待しましたが…。
しかし僕は「君にだけの感情」だって「おぉっ!」と来ましたよ~。
☆
すみません一度切ります
また後で~。
投稿: DYNAMITE | 2011年2月21日 (月) 09時15分
クリングル様
僕も「鼓動」はギターとドラムスの音作りに『第六感』からの流れを感じます。
白井さんらしい音ですね~。
「彼女はデリケート」…クリングル様は佐野元春さんに詳しいですからなかなかプレッシャーですが、佐野さんヴァージンは高校時代に弾きまくっていた曲ですので、何とか頑張って書いてみます!
☆
wine様
僕もアルバム『第六感』は評価こそ遅れましたが、すべての曲が味わい深い、名盤だと今は思っています。
来タルベキ…「立てないもどかしさ」…確かにありましたありました!
照明も素晴らしかったですね…。
☆
くろちゃん様
はじめまして!
ようこそいらしてくださいました~♪
八島さんやサエキさんが、「がライヴで自分の作品を歌ってくれた」とおっしゃっている話をよく聞きますが、樋口さんもやはり…。
きっと、実際ジュリーに自らの作品を目の前で歌われることって、とんでもなく感動的なのでしょうね。
きっと加瀬さんでも未だにそうなんだと思ったりもします。
また遊びにいらしてくださいね!
今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。
投稿: DYNAMITE | 2011年2月21日 (月) 13時11分