[ 伝授・特別編 ] 沢田研二 1.23渋谷CCレモンホール『Ballad and Rock'n Roll』ファイナル セットリスト&完全レポ
大変お待たせしてしまいました。
ようやく『Ballad and Rock'n Roll』、渋谷ファイナルのレポートをお届けです。僕の知る範囲のじゅり風呂界でも、相当遅いファイナルレポの記事でしょうか・・・申し訳ありません!
前半にバラードを配したセットリストのことや、鉄人バンドのインストが無くなってしまったこと、休憩時間を設けた構成のこと、その他諸々、短期間で色々なことを考えさせられたツアーでした。
自分の気持ちが釈然とした状態でファイナルを無事に終えられるのか・・・実は不安がありました。
でも・・・当たり前ですが、やっぱり観て良かった。ステージ構成がどうあろうと、僕の根本の気持ちは、揺らぐことはありませんでした。
気がつけばもう、”奇跡三年”なんですよね・・・。
ジュリーは変化して当たり前。後追いのファンとしては、今のジュリーが提示したことを自分なりに考え、懸命についていくだけ。
一方で、LIVEのスタイルが変わっても、会場の雰囲気は変わらない。それもまた嬉しい・・・。
いつものようにたくさんの「はじめまして」もあり、楽しいLIVEでした。
渋谷に向かうのが楽しい・・・ドキドキする。
また次のジュリーLIVEで、そんな気持ちを味わえることを確信して帰ってきました。
☆ ☆ ☆
僕は昔から、渋谷という街があまり好きではありませんでした。
ド田舎から上京した僕にとっては、街行く人の多さ、混雑も原因のひとつですが、それだけではありません。同様に人の多い街でも、新宿は最初から好きでしたから。
渋谷の場合は・・・ファッショナブルなのがね。僕には合わなかった。
ファッションとは全く無縁の田舎育ちの若者を、受け入れてくれないような雰囲気がある・・・みたいな。
要は自分自身のコンプレックスですわな。
でも、いつの間にか、渋谷を好きになってしまっている自分がいます。
ファッショナブルとか、カッコいいとか悪いとかそんなこともうどうでもいいよ♪ってことなのかな。歳を重ねてきて。
そして何と言っても渋谷は、1年に何度もジュリーがLIVEをやってくれる街。
好きにならない方がおかしいですかね~。
僕は、22歳くらいの頃かな・・・1年ほどアルバイトで渋谷に通っていました。
東急ハンズの近くでね。
なるべくセンター街を使わないように迂回して通ってたのは覚えてるんだけど、僕はひどい方向音痴だし昔の事だし、どういうルートだったかは、忘れてしまいました。
ただ、そんな嫌いな街にも、当時ほんのわずかながら心休まる場所があった・・・。それが、東急ハンズ向かいの小さな裏路地でした。
ファイナル当日、昼食を済ませた後で時間が余ったので、本当に久しぶりに、カミさんとその辺りを歩きました。
あの頃はこの路地裏で、若いアマチュア・バンドマンが煙草を吸っている風景がいつもあった・・・。
僕もよくここで、たこ焼きを食べてから一服していたっけ。
今はそんなことはなく、路面にゴミや吸殻など落ちていません。ただ、雰囲気だけが残っていますね。
路地に居並ぶのは、輸入物やインディーを扱うレコード店、古着屋、バー、そして喫茶店。
怪しげな階段を上った2階に開けるやすらぎの空間。
喫茶「モボ・モガ」でひと休みしました。
写真では分かり辛いですが、とにかくカップがアメリカン・サイズでデカい!
ジュースなんか注文した日にゃ、飲み屋の中ジョッキくらいのでっかいグラスで来ますよ~。
夕方4時になるのを待って、いざCCレモンホールへ。
そうそう、前後しますが昼食は『歌門来福』の直前にも行った、「ホームパスタ」さん。
有名店なので時間帯によってはかなり混んで、お客さんが並んでいます。
お昼ジャストをずらし、午後2時頃に行くのがおススメです。休日にジュリーLIVEでCCレモンホールに向かうみなさまにとっては、うってつけの時間ではないでしょうか。
贅沢にスープにひたし込んだパスタは、メチャクチャ美味しいですよ。
僕は”あさり・塩”。カミさんは”魚介・トマト”。
ボリュームも満点です。
☆ ☆ ☆
さて、CCレモンホール。
いつものように「はじめまして」や「こんにちは~」がありました。
saba様に初めてご挨拶させて頂いたり・・・入場後に階段下でウロウロしていたら、しょあ様が僕を見つけてくださいました。お会いできて良かった・・・。
この日の僕のお席は2階、下手中腹です。カミさんとは別にチケットをとりました。
CCレモンホールの音響は2階の方が良いですから、それがこの日の大きな楽しみのひとつですね。
2階の一番後ろっていうのを1度体験してみたいなぁ。誰よりも高い位置からステージを見下ろす感覚って、どんなんだろ?
まぁ、1度でいいですけどね(爆)。
今回は執筆に時間をかけたこともあって、1曲ごとに、後から後から書きたいことが増えてしまいました。
各地のじゅり風呂さんを巡って記事やコメントでのみなさまの感想を拝見しているうちに、忘れていたことを思い出したり、気づいていなかったことに気づかされたり、色々とあるんですよね~。
みなさま、それぞれ切り口が違いますから、考えさせられる材量もハンパない・・・。
ということですので今回も長くなります。
どのみち随分と遅れをとりましたし、携帯でご覧の方々が大長文の細切れ更新のたびに手間ひまかけてチェックなさるということが無いよう、全文書き終えてのゆったり更新とさせて頂きました。
本当に、お待たせしてしまいました。
ファイナル独特の
「思い残すことがないように」
という感じの、お客さんの気合に満ちた空気の中・・・。
開演です!
1曲目「いくつかの場面」
ファイナルの1曲目って、初日とはまた違った独特の雰囲気がありますね。
ほとんどのお客さんがセットリストを知っている状況かと思いますが、にも関わらず、「うわ~っ」という波のような空気が流れます。
ジュリーが1番からすでに涙声・・・気合が入っているのか、何かこの日だけの特別の思いがあったのか、とその時は思いましたが・・・。
後のMCで語られたところによりますと、ジュリーは風邪をひいてしまっていたようなのです。
「咳が出そうになるのを堪えながら歌っている」状態だったみたい・・・。
1階前方席のお客さんの中には、歌い終わったジュリーが軽く咳き込んでいるのが分かった方もいらっしゃったとのことですが・・・僕は2階席、まったく気がつかなかったなぁ。
何より、咳を堪えての歌唱には、まったく聴こえませんでしたから。普通に「おおっ、最初から声出てるぞ!」と思いました。
しかし、この曲がセットリストの1曲目・・・もちろんジュリーにとって何か理由があってのことなのでしょうが、歌の難易度を考えますと、やはり凄まじい挑戦だったと思います。
なにせ、最低音が「ド」で最高音が高い方の「ラ」という音域。
「ラ」の音から、1オクターブ上の高い「ラ」へとファルセットを使わずに一気に上昇する
「離れ~ない♪」
の部分、名古屋では少し苦しそうにも聴こえましたが、ファイナルはド迫力の、それでいて美しいヴォーカルに圧倒されました。
エンディングでの背中を向ける仕草。
僕は、鉄人バンドに向けての思いがあるように受け取ったのですが・・・やはり分かりません。
「この人達とずっと一緒にいたい、ということでしょうか」とお話してくださったのは、終演後にお会いした74年生まれ様。
またある先輩は、「ジュリーが考える”いくつかの場面”のシーンの中に、一人背中を向けている構図が浮かんでいて、それをステージで再現したのでは」と仰っていました。
正解というのは分からないんだけど・・・この曲に限らず、ステージングのこと、セットリスト全体のこと・・・ジュリーは常にお客さんに「自分で考える」余地を与えてくれているように、僕には思えます。
2曲目「風に押されぼくは」
名古屋レポでも書いたように、この曲は鈴の音色にこだわりたい~。
キーボードの上段右部で音を作って鳴らされているのですが、泰輝さんが小節の頭に向かって大きく動いて、右手で「しゃきん!」と鍵盤に触れる(「弾く」でも「叩く」でもなく、「触れる」という感じでした)瞬間はとても優雅です。
ジュリーの曲でここまで純然たるワルツ・ナンバーって、あまり無いですよね。特に、LIVEで聴けそうな曲となると・・・。
『JULIEⅡ』収録の「二人の生活」とか、さすがに生で聴く機会は今後も無さそうだ・・・。
ちなみに名古屋の席ではステージを下から見上げるような格好でしたが、今回は全体を遠くから見下ろす感じ。
名古屋で、「Aメロ、GRACE姉さんはハイハットを足で踏んでるだけ・・・」と書きましたが、誤りでした。繊細なリズムで、リムショットを打っています。2階席からは、ドラムスやキーボード・・・演奏者の手の動きがとても良く見えるんですよね。
ただ、足が見えないんだなぁ・・・。
「いくつかの場面」のキーがF(ヘ長調)、「風に押されぼくは」のキーはA(イ長調)。
調は異なる2曲ですが、どちらも「ラ」から高い方の「ラ」へ跳ね上がる、という難易度の高い最高音到達への音階移動を共通して持っています。
「風に押されぼくは」で
”一瞬に永遠の~♪”
と歌う箇所の「の~♪」。この部分が「いくつかの場面」での
”離れない~♪”
の、「はな♪」の部分と同じ音階なのです。
片や地声、片やファルセット・・・。
変幻自在にして豪快無比。62歳のこんなヴォーカリストがいることを、世間はどれほど知っているのでしょうかね・・・。
と、30歳台後半あたりで高い「ラ」の音が出せなくなってしまった僕は、改めてそう思うのでした。
名古屋のレポにも少し書きましたが、今回のセットリストは前半にバラードを配した分、歌の難易度に妥協しないヴォーカルを最初から連発して感性を奮い立たせ、バラードゆえにトップスピードで飛ばすことを意識した選曲だったのかもしれません。
バラードで楽をしよう、というセットリストではありえませんよ!
~MC~
これまでの近年のLIVE同様、最初のMC(2曲目か3曲目の後)は短めにスッキリとご挨拶。
ですが。この日は
「おめでとうございま~す!」
とジュリーが言っても、返事の声が少なかったようなのです・・・。いつもなら元気のいい「おめでとうございます!」の声が僕の周囲のどこかしらから聞こえてきたものですが、それもありませんでした。
ジュリーはそれを察したのか
「もう、おめでとう、いう感じではなくなってきましたけれども・・・続いてまいりましたツアーも今日が最後、千秋楽でございます」
とかわしていましたね。
「千秋楽」の言葉にところどころで笑いが起きたのは、ジュリーのおどけた喋り方に対してのものなのか、それともこの日がちょうど大相撲初場所の千秋楽と重なっていることを思い浮かべてのものだったのか・・・分かりませんでしたが。
ともかく。
「ありがとう、ありがとう、CCレモン!」
と、軽い感じのシャウトで気負いなくシメてくれたジュリーでした。
3曲目「君が嫁いだ景色」
名古屋でこの曲のイントロが来た時は、本当に感動しました・・・。
1度セットリストを把握した状態になって、並んだナンバーをじっくり眺めているだけで、色々な深みが見えてくるような気がします。
この「君が嫁いだ景色」から「耒タルベキ素敵」までの流れは、曲のタイトルを並べてみると、何か正体の知れない説得力を感じるのです。
この歌の物語の主人公は、やっぱり裕也さんのように思うなぁ。
「性質(たち)だからゴメンネ♪」という表現に、目上の人への純朴な愛情が込められていると感じるからです。生で聴いても、そう思いました。
ところで、ファイナルは2階席でしたから、名古屋ではあまり意識できなかった照明の素晴らしさを堪能しました。
今回は、部分的に暗転して、スポットがジュリーに当てられたり鉄人バンドのメンバーに当てられたり、という事が多かったように思います。
とてもきれいでしたけど、演奏する側としてはなかなか大変だったかも。時にギタリストは・・・。
例えばこのナンバーのソロでは、珍しく下山さんがフレットを見失うシーンも見られ、照明のせいかなぁ、と思いました。
スライドギターは特に、フレットとフレットの境目ギリギリの地点にボトルネックを当てる技術が必要ですから、眩しかったり暗かったりという状況はかなりキツイのかもしれません。
しかも、アコギですからね。
ファイナルということで、ジュリーツアー恒例・泰輝さんの進化したフレーズも炸裂!
この日は全体的にヴォーカルの合間にアドリブを入れるシーンが多かったですが、この曲もそうだったかなぁ。
LIVE終わってから、メモしとくんだったなぁ・・・。
4曲目「君にだけの感情」
いやぁ、元々好きなナンバーとは思っていましたが、改めてLIVEで歌われると・・・。
大名曲ですよこれは。
アルバム『第六感』の収録曲は、『ジュリー祭り』のセットリストには無くて、その後もずっと聴けなくて。
なんとなく、最初に聴けるとしたら「グランドクロス」か「ラジカル・ヒストリー」かなぁ、と予想していたのですが、「君にだけの感情」だった・・・それが『Ballad and Rock'n Roll』というツアータイトルをスッと僕の胸に落とし込んでくれました。
”バラッド”とは、「君にだけの感情」であり、「耒タルベキ素敵」であり、「PEARL HARBOR LOVE STORY」である、というのが僕の個人的な解釈です。
ちょっと「危険な感じ、不安な感じ」がするアレンジ共通点があると思うんです。「君にだけの感情」の場合は、イントロとエンディングにそれがありますね。
それを表現する旗手は、何といっても柴山さんのギターです。
ワウペダルを踏みしめながらの熱演・・・そしてそれに絡む泰輝さんの豪快なストリングスやオルガンといった音色の手管を尽くしたキーボードが、ベース不在を忘れさせてくれる影の主役でしょうか。
ヴォーカル部が終わり、エンディングのバンド演奏に身を委ねるジュリー。
演奏後、鉄人バンドに手を広げるのは、ジュリーにとって当然のゼスチャーなのかもしれませんね。
5曲目「ミネラル・ランチ」
この曲は以前、74年生まれ様のリクエストで記事を書きました。アルバム『サーモスタットな夏』収録曲の中では僕もかなり好きな方のナンバーでしたから、気合を入れて書いた記憶があります。
74年生まれ様とは終演後にお会いでき、
「ミネラル・ランチはどうでしたか?」
とお聞きしたところ
「歌は素晴らしかったけど、手拍子が・・・でもジュリーが先導したんですから文句は言えませんね」
と。
確かにそうかもしれない、と思いました。
前半にバラードが居並ぶ今回のセットリスト、そんな中でミディアム・テンポの「ミネラル・ランチ」と「愛は痛い」の2曲に、ジュリーは役割を与えました。
手拍子を先導し、お客さんにいくばくかの動きを求めます。
これはミディアム・テンポだからという理由もさることながら、セットリストの流れの中で、歌詞の内容から”ハッピー・ソング”として捉えて欲しい、というジュリーの狙いがあるように思うのですがいかがでしょうか。
今回のセットリストでは、柴山さんがアコギ、下山さんがエレキという普段とは逆のフォーメーションが楽しめるナンバーが、2曲。
「ミネラル・ランチ」と「あの日は雨」。
「普段」と言ったのは僕が新規ファンだから・・・。『ジュリー祭り』以降の、”柴山さんエレキ&下山さんアコギ”というスタイルを見慣れてしまっていたのです。
下山さん、エフェクターは「ミネラル・ランチ」がフランジャーで、「あの日は雨」がコーラスかな?
「ミネラル・ランチ」では、リフを若干崩し気味に弾くのが下山さんならでは。
ねばっこい、エロティックなギターです。
エンディングでジュリーが喘ぐようなヴォーカルを炸裂させるのがこの曲の重要な聴かせ所でしょうから、下山さんはリードギターを弾く方が楽曲に合ってるのかもなぁ、と思ったりしました。
この曲はキーがG(ト長調)ということで、「ソ」の音がハッキリしている和音進行かと言えばさにあらず。
下山さん担当のエレキギターは「ラ~ソ、ラ~ソ、ラ、ラシソラ~ソ♪」と「ラ」の音を頭に展開しますし、柴山さん担当のアコギは、Gを弾く時だけでなく、Cを弾く時、Emを弾く時いずれも2弦で「レ」の音を鳴らしているように聞こえます。
名古屋、渋谷ともに、ローコードなのかハイコードなのかも見分けることは叶いませんでしたけどね・・・。
あと、名古屋で確認した泰輝さんの華麗なタンバリン捌き、この日は見逃してしまいました~。
6曲目「愛は痛い」
この曲からジュリーはセンター定位置を離れてステージ左右まで歩いてきてくれます。
それは名古屋でもそうでしたね。
「君」ではお客さんに向かって、「僕」では自分の胸に、肘と掌を使ってアクションを入れ、歌と言葉を伝えるジュリー。
この名曲を、もっと多くの人に好きになって欲しいと思うんだ・・・。
ただ、記事を書くのは怖い。すぐには書けないでしょうね。
まだ、このブログにアクセスしてくださる人数が1日50人にも満たなかった2009年2月頃、僕は「護られているI Love You」の記事を書いて・・・upしてから4時間ほど後に全削除したことがあります。
たまたま記事を見てくださった先輩方が、怒っちゃったんですよね。無理もない、その頃の僕の考えることではね・・・。
ただ、収拾つかなくなって、全削除なんていう乱暴な処置になってしまいました。
読んでくださっていたみなさま、遅まきながらごめんなさい。
そうするしか無かったんですよね・・・。
まぁ、当時の僕は本当に何も知らなくて、今とはかなり切り口も違いましたし、考察も甘かったですから、削除したことそれ自体に未練は無いんですけど。
「護られているILove You」の再考察記事や「愛は痛い」についてはね、今すぐには書けない。もう少し日常の積み重ねを経験して歳をとって、歌の内容をリアルに考えることが多くなってきてから、書こうと思っています。
さてこのナンバーの演奏の目玉・・・柴山さんと下山さんのツインスライドが炸裂する間奏、エンディングですが、泰輝さんがmaj7の和音を出してバックアップしているんですね。
「愛は痛い」はヘ長調ですから、「ミ」の音が加わっているということになります。
Aメロ「会いたくて~♪」のトコは普通に「ド・ファ・ラ」のハッキリした和音。それが間奏部などでは「ポワ~ン」とした柔らかい和音になっているのです。
CDで聴き直してみますと、確かに・・・。
LIVEで聴いて、それまで気がつかなかった新たな発見をする、というのは、演奏についても言えることなのですね。
7曲目「あの日は雨」
名古屋ではこの曲のイントロで、CD音源でとても印象的な「ラド#ラ~♪」というベースの高音ソロがスパンと抜けていて、一瞬戸惑ったものでした。
ずいぶんリピートしている曲ですし、依知川さんがいた頃のLIVE映像も何回も観ていますしね。
で、この日ファイナルは、「あそこは無いからな!」と一応自分に心構えを強いて臨みました。無いから演奏が駄目ということではなく、自分の耳がCD音源に慣れ親しみ過ぎていて、歌の世界にすぐに入っていけないことを怖れてのことでした。
イントロでグッ、と腹に力を入れました。
そうしたら・・・。
「ラド#ラ~♪」
泰輝さんのシンセベースではなく。
下山さんが、エレキギターのピッキング・ハーモニックスでさりげな~くこのパートを弾いたのです!
素晴らしかったなぁ・・・。
これはファイナル限定のアドリブ?
それとも名古屋がたまたま抜けただけで、他の会場ではやってた?
細か過ぎて、チェックなさった方はいらっしゃらないでしょうか・・・(泣)。
ジュリーのヴォーカルは、名古屋の方が良かったでしょうか。しかし鉄人バンドの演奏については、ファイナルが圧倒していました。
エンディングの下山さんのリードギターは、エフェクト装飾よりもフレージングに重点を置いていて、ゴリゴリしたアンプの音がそのまま伝わってくるようでしたね。
柴山さんのコーラス爆音量は、名古屋の4分の1くらいだったけど・・・。
名古屋は上手スピーカー真ん前の席だったから、そのせいでコーラスも大爆音に聴こえたのかな・・・?
8曲目「涙色の空」
役割分担ということもさることながら、アコギとエレキ、耳に入ってくる方向が左右逆になっただけで、新鮮さを覚える不思議。
楽器に詳しくない方々でも、「あの日は雨」と「涙色の空」を続けて聴いて、2曲の印象が全然違うことを無意識に感じていらっしゃるはずです。
どちらもバラードなのにね。
柴山さんがアコギからエレキへ。下山さんがエレキからアコギへ。
役割をチェンジしたお2人が静かにスタンバイする中、まずは泰輝さんのピアノ1本で歌うジュリー。
『秋の大運動会~涙色の空』から数えて、僕がこの曲をLIVEで聴くのはこの日で6回目。
ヴォーカルがどんどん進化していくのが分かるんです。
基本は変わっていません。ただ、聴くたびに、歌がジュリーの体内に徐々に沁み込んでいってる感覚が伝わってくるようになったと言うか・・・。
イントロが流れただけで、スラスラと歌詞、メロディーが出てくる・・・身体が曲と一体化している感覚。
例えば「時の過ぎゆくままに」などの曲は、そんな域にあるでしょう。
「涙色の空」は、そういう曲になっていく気がします。
70を越え、その先もジュリーが歌い続けるとして・・・ステージにある限り、ジュリーはこの曲を歌っていくでしょう。
そんな”曲と歌い手の関係”が、ヒットチャートとは無縁のところで起こっている、生まれている・・・それがジュリーなんだ、と僕は思います。
そしてそんな曲が、”鉄人バンド1人1音”というレコーディング形態をとっていたこと。
その意味がきっとある・・・これから何年も先に、「涙色の空」という曲がひとつの大きな答を用意しているように、僕には思えるのです・・・。
10曲目「耒タルベキ素敵」
完璧。
鉄人バンドが最高の演奏をし、ジュリーが最高のヴォーカルで聴かせる・・・完璧な「耒タルベキ素敵」。
2000年のツアーの時も、こんなに完璧だったのかな。僕は観ていなから分からない・・・。
そして、完璧だったのは演奏と歌ばかりでなく、照明も・・・ということがファイナルで解りました。
これは2階席ならでは、ですよね。
前半は、バンドのみならずジュリーの姿さえも闇に隠れ、未来への不安を想起させるようなおどろおどろしくサイケデリックなメロディーとアレンジだけが会場に響いてきます。
そしてサビ「ラララララ~♪」の部分。
突如、「未来が見えた!」とでも言うように、爆発的に明るくなります。
それまでが暗かったから、ステージだけでなく客席ですら眩しい。言うならば会場全体が
白夜。
そんなイメージかな?
エンディングの照明も素晴らしい。
まず、歌を終えたジュリーの姿が闇に消え、鉄人バンド4人にスポットが当てられます。
シンセベースを弾いていた泰輝さんが、プツリと演奏を終えた瞬間、泰輝さんに当てられていたスポットが消え、同じようにサイドギターの下山さん、リードギターの柴山さんの順に、闇に包まれて・・・。
最後の2小節、たったひとつのスポットに突き刺されて、GRACE姉さんのドラムだけが残ります。
「タッタタ♪」
とスネアドラムが鳴った瞬間、音も、光も何も無くなるステージ。
これで第1部が終わるというのは最高に渋い!
「耒タルベキ素敵」は、是非、セットリストおさらいシリーズにて記事のお題に採り上げたい曲ですね~。
僕のやや前方、2階下手に座っていらっしゃったお姉さまがお一人、この曲が始まるやいなや、タタッとエントランス付近まで駆け登り、誰の邪魔にもならないよう配慮なさった位置で踊っていらっしゃいました。
どうしても、立ちたかったのですね・・・。
「耒タルベキ素敵」を座って聴くなど無理!と数人の先輩が仰っておられたのを、思い出しました。
~休憩~
”休憩”にも、僕はかなり慣れてきたかな・・・。
ただ、やっぱり「集中力が途切れる」「雰囲気が壊れる」という意見も根強いですね。親しくさせて頂いている先輩方の間でも、そんな声を多く聞きます。
ただ僕は、ジュリーの決めたことには意味がある、と思ってしまうから・・・。
「考えてみ」と言われているような気もしますしね・・・。
席を立ち、トイレに行きました。さほど用がさしせまっていたわけではありませんが、会場の雰囲気を見てみたかったのです。
2階のトイレに向かったら、数人のお姉さま方が男子トイレの方にも並んでいらっしゃいました。
「恥をしのんでこちらに並んでます。すみません・・・」と誰にともなく仰るので、「どうぞどうぞ」と話しかけてしまいました。
自分が、「こうしたらどうか」と考えていたことが実際起こっていて、何だか嬉しかったのです。
そして・・・後日先輩から教えて頂いたのですが、この日は1階の男子トイレが1箇所、最初から女性用プレートに貼り替えられていたのだそうです。
会場のスタッフさんGJ!
これからもジュリーのLIVEで、他会場でもこのような処置が慣例になれば良いなぁ、と思いました。
何人かの顔馴染みの先輩方にご挨拶し、席に戻ります。
ブザーが鳴りました。まだざわつく会場の中、名古屋でも聴いたあのS.E.が流れてきました。
これから先、生で聴く機会があるかどうか分からない・・・このツアーが最後になるかもしれない。
そんな、大好きな長篇ナンバーに備えて、僕は改めて集中力を高めます~。
10曲目「PEARL HARBOR LOVE STORY」
”休憩”には慣れたとは言え、やっぱりインスト無しは淋しいですね。
後半1曲目という形で、休憩後にインスト復活を・・・僕としては、名古屋で書いた通りの気持ちが強くなってきています。
ただ今回のセットリストに関しては、ジュリーが1度休憩を挟んでスイッチを入れ直し、真っ白な状態から新たな気持ちで「PEARL HARBOR LOVE STORY」の歌に対峙する、ということが必要だったのかもしれません。
曲が曲だけにね・・・。
さてこの「PEARL HARBOR LOVE STORY」は、『ジュリー祭り』直後に始まった第2期大人買い期間にて、僕の完全なジュリー堕ちを決定づけたナンバーのひとつです。
名古屋ではとにかく感動し圧倒され、ジュリーから目を逸らすことができませんでした。
生で聴くのは2度目となったファイナル。
ようやく僕にも多少の余裕が出てきて、ステージ全体を見下ろしながら、バンドの動きをも目で追うことができました。
やはり、GRACE姉さんのドラムスは入魂でした。そうでないと演奏できない楽曲なのだろう、と思いました。
ジュリーのヴォーカルを1音1音逃さずに聴いていたつもりだったにも関わらず・・・どうも僕は、とても渋~い素敵なヴォーカル・ニュアンスを見逃してしまっていたようです。
自分のレポ執筆をもたついている間、多くのじゅり風呂さんでファイナルの感想など拝見していたのですが、はちべー様がご指摘の
「セブンテ~んぬっ♪」
僕はこれをチェックし損ねています!勿体ない~。
いかにもジュリーらしい歌い方なのにね・・・(「セブンティ~=70歳)と勘違いされるのを考慮して「んぬっ」を入れたのか?というはちべー様のご高察、大爆笑させて頂きました・・・)。
気がついていたなら、ジュリーの「ぬっ」から間髪入れず柴山さんのソロ、というシーンが堪能できていたわけですね・・・。
サスティンを充分に効かせたソロをとる事が多い柴山さんですが、「PEARL HARBOR~」では叩き斬るような音色で魅了してくれます。
豪快な速弾きだけがリードギターではない、ということだと僕は思っているのです。10代の頃に、ジョージ・ハリスンに鍛えられたからでしょうね。
これは、アルバム『サーモスタットな夏』から選ばれた今回のセットリスト3曲について、共通して言えることではないでしょうか。
このナンバーは、熱狂的に支持する方が多い(僕もその末席におります)反面、「ちょっと苦手」と仰る先輩方も実は多いのです。名古屋で初めてご挨拶させて頂いた先輩も、壮快なまでにバッサリと(笑)。
評価が2分される曲のようですね・・・。
僕にとっては、ジュリー堕ち直後から変わらず、圧倒的に好きな大名曲です。
生で聴けたことに、ひたすら感謝。
11曲目「エメラルド・アイズ」
「PEARL HARBOR LOVE STORY」の「んぬっ」は気づかず聴き逃してしまいましたが、このナンバーの「ずぁっ」は僕ならずとも多くのみなさまがチェックなさっていたはず。
♪エメラルド・アイ・・・ずぁっ♪
というヤツですね。
ジュリーは「ず」と「ざ」の中間のような語尾で、ヴォーカルを着地させます。
この曲はサビに突入して以降のメロディーが、オクターブ上の「ド」から「ソ」という高音域をうろつきますから、最後の最後で「はあっ」と息を吐く・・・単にカッコ良さを追求しただけでなく、そんな意味もあっての「ずぁっ」なのかもしれません。
それにしても「エメラルド・アイズ」は不思議な曲。
王道のAメロ、変則のサビ。そして一番ポップでおいしいメロディーが、間奏のギターソロですからねぇ。
贅沢な作曲(編曲)です。
それまでじっと溜めこんでいた気持ちが、ギターソロでブワッと開放されるような感じ。
そんな構成は、ずっと座っていたお客さんが一斉に立ち上がる感覚と同じ?
「エメラルド・アイズ」で総立ちになるシーンというのは、新たなセットリストの試みと共に、数年後の語り草になっているかもしれませんね。
12曲目「まほろばの地球」
『秋の大運動会~涙色の空』ツアーの時から、ジュリーがLIVEで改訂版作詞を連発してきたナンバー。
お正月コンサートの名古屋、ファイナルと観た感じでは、乱舞する幾多のフレーズもどうやら落ち着いてきたようですが。
運動会では「かなりエロい」と思ったこの曲のヴォーカルでしたが、今回のセットリストに組み込まれますと、他に強力なナンバーが多くて、その点少し損をしているような気がします。
現時点での新譜であるマキシシングルから全曲歌うというジュリーのアプローチには「なるほど」と思いながらも・・・少し残念だったかな。
この日は泰輝さんのピアノの音量がかなり強かったですね。
ギターリフより目立って聴こえました。
13曲目「若者よ」
この曲のジュリー、ファイナルでは「どうしちゃったの?」ってくらいハジけてましたね~。
エンディングで
「あ~~~ぉっ!!」
とシャウトしたのは、2回だったか3回だったか。
春のジュリワン『songs』の「TOKIO」で「うわちゃ~っ!」ってシャウトした時の、あの声。アドレナリンが出まくっている時のロッカーが、我を忘れてステージに入りこんだ時に出す声なんですよね・・・。
この日の「若者よ」で、そんなシャウトが連続で繰り出されたのです。凄かった~。
サビの「わ~か~ものよ、わ~か~ものよ♪」のトコは、頭打ちの手拍子をするお客さんよりも、ジュリーを真似て拳突き上げ参加するお客さんの方が多くなってきましたね。
そういうのって、ステージのジュリー達にはビシビシと伝わるんでしょうね。それがあのシャウト連発に繋がったように思います。
曲が終わると、ジュリーはシャウトしていたそのままの甲高い声で
「ありがとうごじゃいました!」
を連発しました。
いや、確かに「ごじゃいました」と、僕の耳には聞こえたんですが・・・。みなさまはいかがでしたでしょうか?
14曲目「1989」
僕は毎度のことながら、ツアー参加初日の時点で、ジュリーや鉄人バンドの衣装、あるいは照明といった大事な見所をほとんど思い出せません。
ちゃんと観ていることは確かなのですが・・・何故なんだろ?
ジュリーの衣装で思い出せるのは、1着目が薄い紫色だったことくらい。
各地で話題になっている2着目なんて「えっ、そんなんだったっけ?」という情けない状況です。
(GRACE姉さんの足の色だけしっかり覚えているというのも何なんだか・・・)
で、照明については、1度観たくらいではさらに思い出せません。
ですから、今ツアー2度目の参加となったファイナルで、ステージ全体が見渡せる2階席だったのは、僕にとっては実はラッキーなのかな。「おおっ、こんなドラマティックな照明だったのか!名古屋じゃ全然分からんかった!」と、その点大いに楽しめましたから。
名古屋の後カミさんが「カズさんに真っ赤なライトが当たってたのが良かった」とさかんに言っていたのですが、僕にはどんなんなんだかさっぱり・・・。
で、ようやくこの日確認しました。
間奏で、ステージは漆黒の闇に・・・と思ったら、柴山さんめがけてパ~ッとライトが当たるんですね~。
真っ赤も真っ赤、燃える炎の赤です。
黒の中に赤、ってこんなに刺激的なんだ・・・。柴山さんは炎に包まれたように、ギターも身体も顔も赤く燃え上がってソロを弾いていました。
メチャクチャにカッコ良かったです~。
名古屋同様、ジュリーは歌い終わるや「ロッケンロ~!」と絶叫。
後半のこの位置に「1989」を配したセットリスト、渋過ぎる!最高ですね。
15曲目「砂丘でダイヤ」
異常なまでに盛り上がりまくりましたね~。
曲中に3度登場する
♪あ、あんあ、あんあ、あんあ♪
のトコ(他に上手い表現が思いつきません・・・)。
ド迫力のヴォーカルと、激し過ぎる腰ひねり移動のアクション。
それがね・・・誤解を恐れずに言いますと、とてつもなくカワイイのですよ。
これは、1階後方や2階席で観ていらしたみなさまには伝わる感覚なんじゃないかなぁ、と思っているんですけど。
名古屋の至近距離で観た時には、とにかく迫力に圧倒されて口開けて放心状態になりましたが、遠くから観ると・・・メチャクチャにカワイイ。
19日のグランキューブ大阪に参加した吉田Qさまが、
「ジュリーかわいいなぁ」
とつぶやいていらっしゃったようですが、それはこの「砂丘でダイヤ」のアクションから受けた印象じゃないかなぁ。
ジュリーって、横への移動が独特ですよね。
ササッ、と獣のような動きをします。
この曲の場合、数歩のステップで横移動、腰ひねりを連動させて、円を描いているように見える・・・遠くからだと、本当に猫科の獣みたい。
ジュリー「あ、あんあ、あんあ、あんあ♪」
会場「キャ~!!」
このお客さんの反応は、必然ですわな~。
CD音源で聴いた時から大好きな曲でしたが、LIVEは格別。フラれてヤケになっている情けない男の歌を歌うジュリーは、やっぱり素晴らしい(褒めてます)。
それだのに・・・名古屋で息を飲み目を奪われた豪快なジャケットプレイがこの日も炸裂したのかどうか、全然覚えていないという・・・。
覚えてないってことは、無かったってことなのかなぁ。
16曲目「感じすぎビンビン」
今回のセットリスト、アルバム『忘却の天才』から3曲の抜擢がありました。そのどれもがジュリーの官能的なヴォーカルを前面に押し出したようなナンバー、しかも後半のロックタイムに3曲ズラリと並べられたというのも、のちのちの語り草になるでしょうね。
3曲すべて、ジュリー作曲のナンバー。そして「感じすぎビンビン」は作詞もジュリー自身によるものです。
この曲は、『忘却の天才』収録曲の中ではさほど印象は強くありませんでした。男だからでしょうかね。女性のジュリーファンのみなさまには、かなり人気の高い楽曲のようです。
ただそんな僕も、LIVEで聴くとやはり理屈抜きにシビレるわけで。
いやね、「ちょっと待てよ・・・」と気持ちが立ち止まる瞬間も確かにあるんですよ。
62歳のおじさんが
♪ばばば、ばばば、ばばばば~♪
♪びびび、びびび、びびび、びっび~♪
なんて意味不明の擬音で歌いながらステージ左右を闊歩するって、果たしてこれはカッコイイんか?
・・・と、問いかける自分がいるのです。
しかし、辿り着く答えはひとつ。
だけど、だから、ジュリーがいいのさ♪
問答無用ってことです。
たぶん、カッコイイんだと・・・思う。「好き」という気持ちが大き過ぎて冷静な判断ではないのかもしれないけど、やっぱり「ばばば♪」「びびび♪」と歌うジュリーは、カッコイイんだ。
ジュリーもこの部分、気に入ってる・・・のかな?
この日は曲の最後の最後で「アイラビュ~ベイベ~♪」をスッ飛ばして、「ばばば♪」と行きかけてましたからね。
微動だにせず正しい進行で演奏を続ける鉄人バンドも、ある意味凄いですが。
後日カミさんが
「感じすぎビンビン」の”感じすぎる~ならば~♪”ってトコ、「砂丘でダイヤ」に似てるよねぇ~。
などと言うので
それは「砂丘でダイヤ」の歌詞じゃ!
と叱っておきました。
この2曲が続いてゴッチャになっちゃった方、ひょっとして他にもいらっしゃいませんか~?
17曲目「マッサラ」
至近距離だった名古屋では、フルパワーのジュリーにヤラレまくり、挙句サビ部で脳内に何故だか「無邪気な酔っ払い」のメロが流れるという慌しい状況で・・・あっという間に終わってしまった感じがしたこの曲。
ファイナルでは、じっくり堪能することができました。
これはセットリストを知った上でしか味わえない楽しみ方、とも言えるんですけどね。
まず、下山さんのギター、エフェクトの設定が斬新。
例えば、目を閉じて聴いていると「アコギかな?」と思ってしまう人もいるかもしれません。
どういうエフェクトなのかなぁ。僕の手持ちのレコーディング機材だとそのままズバリ「アコースティック」っていう名前の内臓エフェクターがありますが、単純にエレキギターにそれをカマしても、あんな音にはならない・・・何かかけ合わせているのでしょうか。
ジュリーLIVEでの下山さんは、時折かがんでプリアンプの設定を確認している姿が見られます。エフェクターだけでなく、そちらにも秘技があるのかもしれません。
一方の柴山さんは、ディストーションの効いた鋭いギターです。
CD音源で右チャンネルから聴こえる音・・・Aメロで、ヴォーカルの後を追いかけるように挿入されるカッティングがとにかくカッコイイのです。
♪ずっとずっとで
(ジャラララ!)
♪いっしょだね
(ジャラ、つ、ジャラ、つ、ジャ!)
突き放すのではなく、音を細かくブッた斬るカッティングですね。
こういうのは、弾いていて気合の入るトコですよ~(ギタリストがこの手のカッティングを弾く時には、何故か若干内股のポーズになります。柴山さんももちろんそう)。
たぶん僕、柴山さん見ながら一緒にエアギターしてたと思う・・・。自分で覚えておりませんが(汗)。
18曲目「a・b・c・・・i love you」
「マッサラ」が終わり、ジュリーの「ありがと~!」というシャウトに重なるようにして、まずは泰輝さんのシンセが炸裂。
身構えるDYNAMITE。
いや、何を身構えるのかと申しますと。
僕は今ツアー初参加となった名古屋で、この曲の”おいっちに体操”に加われなかったのですよ~。
「えっ?16ビートの曲でこれやるの?」
と、戸惑ってしまいました。
僕にとって”おいっちに体操”とは「エイトビートのノリ」だったんです。
名古屋では
「まぁ、残すところ数曲のうちに、もう1曲くらい”おいっちにナンバー”(なんだそれは)があるだろう、ポラGかトキオあたりが来るかな?」
と甘々な予測を立ててしまい、普通に手拍子だけで盛り上がっていました。
激しく後悔・・・。
結局、『Balla and Rock'n Roll』のセットリストで、ジュリーが敢えて”おいっちに体操”を繰り出すとすれば、この曲以外無かった、ということなのですね。
で、ファイナル。
目いっぱい参加してまいりました~。
でもね、違和感はやっぱりあります。16ビートに載せての”おいっちに体操”はねぇ。
どうしても下半身がハネるんですよ。
『秋の大運動会~涙色の空』渋谷初日に、前のお席の男性の方(おそらくジュリーLIVE初参加。奥さまらしき女性とお二人で盛り上がっておられました)が、「ポラロイドGirl」でシャドウボクサーのような動きになっていらしゃいましたが、ファイナルの「a・b・c・・・i love you」での僕は、ハタから見るとちょうどそんな感じだったかもしれません。
拳を交互に「繰り出す」のではなく、「突き上げる」ような。
でも、会場の他のみなさまは楽々といつものように参加していらっしゃいましたね。
過去にも「a・b・c・・・i love you」でおいっちに体操が、あったのかなぁ。
さてそんな状態ながら、この曲にはもうひとつ大きな全員参加パターンがありましたよね。
もちろん、ジュリーへの「アイラブユー返し」です!
実はDYNAMITE、名古屋ではこちらもやっていません。理由は・・・照れたからです(泣)。
まぁ名古屋の段階では、「a・b・c・・・i love you」をやってくれた!というだけで興奮しましたから(ソロコンに関して、”全然当たらないセットリスト予想”が初めて報われた瞬間だったのです・・・)、終始手拍子で、それでも充分満足していたのですが。
ファイナルはそうは行かんでしょ~!
名古屋ではね。僕は男だし、至近距離だと「ジュリーが変に思わないかな」とかしょうもない事を考えて・・・ジュリーが見てるはずもないのに意識過剰なんですよね、でもやっぱり「男がジュリーにアイラブユ~って、どうよ」とか思って、照れたわけです。
でも、ステージまで遠い位置だと、全身で参加したくなる・・・見えるわけないと思うと余計にねぇ。おかしいですよね、この感覚。
恥も外聞もなく、「アイラブユ~」してまいりました。
2階から見下ろす会場は、それは圧巻でしたよ。
また、特にエンディングの「アイラブユ~」連呼の時のジュリーが、しなやかにタメを作ってから手を差し出すのが、カッコイイです。
おかげでこの曲については、鉄人バンドの演奏を味わう余裕は無かったです~。
~MC~
う~ん、さすがにこれだけ時間が経ってしまうと、細かいところまで思い出せません。
順不同で、心に残っているジュリーの言葉を振りかえってみますと・・・。
まずは丁寧にお辞儀をしつつ
「寒い中たくさんお越しくださいまして、ありがとうございます。風邪が流行っています。インフルエンザにかかっている人、鳥インフルエンザにかかっている人、いらっしゃるかもしれませんが・・・」
鳥インフルエンザとは、また何でだろう、と僕はその時考えてしまったのですが、ファイナルが明けた翌週から、次々に大きな被害のニュースが!
ジュリーのアンテナが、「気をつけなアカン」と素早く情報をキャッチしていたのでしょうか。
ジュリーはきっと、普通にテレビでニュースを見ていても、凡人とは違う独自のアンテナが常に働いているんじゃないかと思いました。
続いてジュリーは、自分も風邪気味だ、と。
「今日は咳き込みそうになるのを堪えて歌っています。今日が終われば、明日になったらどんだけゲホゲホ言っても大丈夫なんだから、と言い聞かせて」
そうだったの?
ここまで、全然そんなふうには感じなかった・・・。
そして、ほんの少しでしたが、ジュリーの口から「タイガース」という言葉が聞けましたね。
「明日は1月24日・・・ザ・タイガースが解散した日です(大拍手)。解散してから40年ですよ・・・。月日というのは残酷なものでございます(笑)」
その後は「今年も相変わらずで、やっていきます」とスッとかわしたジュリー。会場のみなさまが期待していたような大きな発表というものは、ありませんでした。
でも、ジュリーがこのタイミングで「タイガース」の文字を発したのは事実。逆に言えば、「まだ具体的なことが言えなくてごめんな」というジュリーからのメッセージとは受け取れないでしょうか。
お正月の段階で、ここまで今後のLIVEスケジュールが知らされていない状況は珍しいそうですね。ジュリーはやっぱり、ハッキリ決まっていないことを見込みで発言する人ではないのでしょう。
それは、水面下で動いていることが確かにある、とも言えるわけで・・・。
どうかうまくいきますように。
そう願って、待つしかないですね。
僕にとって最高のスケジュールは、夏の終わりくらいからソロツアーが始まり、各地でジュリーが年末からの本格的なタイガース始動について直接ファンに告知をしていく、というものです。
かつてタイガース再結成についてジュリーが
「大きなプロモートが無くても、僕がLIVEでお客さんに話せばいいんだから」
と語った・・・そんな話をどこかで読んだことがあったっけ。
でも・・・できるだけ早く知らせて欲しいなぁ。
そうなったら、ジュリーファンのクチコミの威力は凄いし、とにかく僕がジュリー堕ち以降に感動するのは、ジュリーファンは本当にそういった労を惜しまない、ということです。
きっとタイガース復活のステージまでには、浮動票組のみなさまも充分間に合って準備万端、間違いなし!
僕もちょっと、本気で取り組んでみたいことがありますしね~。
その後もジュリーは、名古屋に比べるとずいぶん長いこと話をしてくれました。
でも、細かいことが思い出せなくなってきてます。他のじゅり風呂さんのレポートを拝見して「あぁそうだった!」とただ手を打つばかりです・・・。
いつもの通りのメンバー紹介。
ひょうきんなポーズをとる泰輝さん、後ろ手を組んで深々とお辞儀する柴山さん、下山さん、GRACE姉さん。
いつも通りです。
それだけに。ジュリワン長野での柴山さんのあのポージングは・・・一体何があったんだろう、と今さらながらに思うのでした。
この日のファイナルに限らず、最近のLIVEでの鉄人バンドに対する拍手は以前よりもすっと大きい。
この拍手がこれから先、どういう答を出すのか・・・ジュリーは考えてくれているはずですよね。
「オマケっ、です!」
と、区切るような感じで叫びながら差し出されたジュリーの指は・・・。
3本ですかそうですか。
オマケのオマケは無し!という心の準備はこの時点でできました(泣)。
19曲目「時の過ぎゆくままに」
それにしても、まったく気づかなかった・・・ここまでジュリーが咳き込みそうになるのを我慢して歌っていたなんて。
逆に、「おおっ今日は最初から声出てるなぁ!」と思ってたくらいです。これは同じように感じた方も大勢いらっしゃると思います。
「時の過ぎゆくままに」以降のオマケ3曲は、「そうかぁ、風邪気味なのかぁ」と思いながら聴いた方もいらっしゃったでしょうが、ジュリーの声はいつも以上に艶やかに響きましたよね。
あと、ファイナルはやっぱりマニア度が高いのかなぁ。
今回のセットリスト、”誰もが知るヒットナンバー”と言えるのはこの「時の過ぎゆくままに」と、ラストの「ヤマトより愛をこめて」の2曲だけですが、名古屋で会場を覆った「おおっ、待ってましたぁ!」というようなどよめきはありません。
それでももちろん、この日のお客さんがこの大名曲を軽視しているわけでもありません。
いつのジュリーLIVE・ツアーもそうなのですが、ファイナルの会場の空気は独特なんですよね。
誰もが、あと3曲で今年のお正月コンサートが終わることを知っていて・・・「目に焼きつけておこう」という気迫が漲っています。
改めて・・・この曲は下山さんのアコギの鳴りが素晴らしい。
『ジュリー祭り』ではあまりに興奮し過ぎていたせいか、演奏音の記憶は無くて・・・その後、YOKO君に借りていた、ドーム前に放映された『songs』録画盤を観て初めて、そう思ったものでした。
つい先日、バンド関係の友人が電話で、「最近のアコギ用エフェクターは凄い」と唸っていました。
僕の世代だとどうしても、「エレアコってのはシャリシャリ言うもんだ」なんていう観念からなかなか離れられないものですが・・・音響技術はやっぱり信じられない速度で進歩しているようです。
それを生身の人間がどう使うのか、どう表現の幅を広げるのか。
その点が”現役”ミュージシャンの、自身が持つテクニックとのせめぎ合いになってきているのでしょうね。
20曲目「彼女はデリケート」
引き続き「風邪気味」の話を引っ張りますけど・・・。
この日の「彼女はデリケート」のエンディング部「シーズ・ソー・デリケイ!」と繰り返すトコ、凄くなかったですか?
いや、ジュリーのヴォーカルが、ですよ。
それドコじゃなかったですか?いやいや、まぁ会場のみなさまのアクションも物凄かったですからね・・・。
「デリケイ!」の「ケ」のあたりが時折微妙に掠れるんです。風邪が関係しているのかどうかは解りませんが、ここまで全力で歌ってきて喉がそういう状態だったのかもしれないにしろ・・・何にせよ、凄まじくカッコイイ声だった!
ここで思い出すのは、ジョン・レノンのビートルズ時代最初期の逸話です。
ビートルズのファーストアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』は、全14曲のうち、シングル用に別録りしていた4曲以外の10曲をたった1日でレコーディングした、という話は、ご存知の方も多いでしょう。
「”ビートルズ”なんちゅうよくわからん連中にそうそう何日もスタジオを使用させられない」という理由だったらしいですね。時代を感じさせる話です。
で、1日で何曲もリードヴォーカルを録ったジョンは、次第に喉を潰していった。しかも当日ジョンは風邪をひいていて、しきりにのど飴をなめながら何とか最後の曲まで歌いきったそうです。
「それなのに、後になればなるほど凄いヴォーカルになっていく!なんなんだコイツは!」
とは、プロデューサーのジョージ・マーティンが放った、感嘆の言葉。
そして、アルバムレコーディング最後の最後にジョンが歌ったナンバーが、かの有名な「ツイスト・アンド・シャウト」です。
「カモン、カモン、カモン、ベイベ~♪」と歌うジョンのヴォーカル、「カ」が明らかに掠れているんですよ。それが、理屈抜きにひたすらカッコイイ。
『Ballad and Rock'n Roll』ファイナルでのジュリーの「彼女はデリケート」のヴォーカルには、その逸話を思い起こす迫力があったのです。
みなさま、後追いコーラスと拳振り上げに夢中だったかな?
僕も前の方の席にいたら逆に見逃していたかもしれなかった、まさに渾身、この日ならではの、最高のヴォーカルでした。
ところで、「ツイスト・アンド・シャウト」と「彼女はデリケート」の2曲は、楽曲それ自体についても、なかなか面白い関係があったりするんですよ。
『ナイアガラ・トライアングルVol.2』収録の佐野元春さんのヴァージョンを聴いたことのある方は「はは~ん、アレのことだな」とお気づきでしょう。
この件については、近日中に”セットリストおさらいシリーズ”で「彼女はデリケート」をお題に採り上げる予定でおりますから、その記事にて詳しくご紹介したいと考えています。
さてさて話を戻しまして。
ジュリーのヴォーカルのみならず、もちろん鉄人バンドの演奏も最高でした。やっぱりこのセットリストだと、オマケ突入してなお、バンドもまだまだ体力充分ってところなのでしょうか。
GRACE姉さんのドッスンドッスンかつ跳ね飛ぶドラムス、泰輝さんのパンキッシュなオルガン、そして柴山さんの神技・その場駆け足リードギター。
さらには、今ツアーではこの曲で下山さんが走る走る!
ボスから、「走れ!」って指令が出ているわけでもないでしょうが、その走行範囲は、ちょうどジュリーが「君のキレイのために」「愛まで待てない」で見せてくれるような、あんな感じなんですね~。
ギター弾きながらですから、そりゃ凄い。
会場の熱気は、まさにこの曲でピークに達しました。
21曲目「ヤマトより愛をこめて」
やっぱり、イントロ一瞬だけ「燃えつきた二人」に似て・・・ないですかそうですか。
ファイナルの打ち上げで先輩に教えて頂いたのですが・・・この曲も色々あったようですねぇ。
「LOVE~抱きしめたい」と、作曲のアプローチが確かに似ているんですよ。「LOVE」が「ヤマト」に似せたということなのですが・・・普通そういう目論見は失敗に終わるものです。
でもジュリーはそれで期待に応え、最優秀歌唱賞を獲得するワケですからやはり役者が違う。
アニメのテーマソングをトップ歌手が歌うというのも、当時は新鮮だったとか。
そう言えばそうかもなぁ。一応「勝手にしやがれ」以降はタイムリーでジュリーをTVで観てはいますからね、僕も。
すぐ後にゴダイゴの「999」とか、出てきますけね。
しかしここでもまた、「ジュリーが最初」という言葉に出会うのです。
バラードで終わるセットリストって、その時(選曲を決断する時期)のジュリーの気持ちが「陽」になっているのか「陰」になっているのかで決められているような気がします。
気持ちとかけ離れた選曲をするアーティストではないと思うんですよね。だから、何か「陰」な気分があったのかもしれません。あくまでファン目線の想像ですけど・・・。
今回のセットリスト配置やステージ構成の変化が示す通り、ジュリーはその時々の自らの「意思」を聴き手に”さし出す”という手法でLIVEに向かっているのだと考えられます。
『Ballad and Rock'n Roll』は、それを万人に確信させるようなツアーだったように思うのです。
よくよく自問してみますと、僕は”聴き手に迎合する”アーティストにはあまり魅力を感じません。音源においても、LIVEにおいてもそうです。これは、ジュリーを知らず、洋楽ばかり聴いていた時代から、そうなのです。
そして、音楽のみならず小説や詩に対しても、そういう嗜好を持っています。
ジュリーという人は、まったくもって迎合などしない。そんな安易さは微塵も感じられない。
気がつくのが随分遅れましたが、僕はジュリー堕ちの初めの段階からその匂いを嗅ぎつけ、そこに惹かれて虜になっていったのかもしれない、と思えてきました。
僕にとって『Ballad and Rock'n Roll』とは、そういうツアーでした。
☆ ☆ ☆
終演後も、たくさんの方とご挨拶させて頂きました。
みなさまとあちらこちらで、素晴らしいファイナルのステージのことやタイガースのこと、昨年の思い出など立ち話しながら移動しているうちに、いつの間にか会場をちょっと出た辺りでカミさん達を見失ってしまいました。
電話すると、まだ入り口付近にいる、と言うので・・・迂回する感じで、これまでCCレモンのLIVEに参加してきて一度も通ったことのない、正面入り口のスロープを小走りに戻っていくと・・・。
何という偶然か、そこで、お友達と一緒に帰路に向かおうとなさっていたazur様にバッタリ出逢いました。
特別なことは何もお話しませんでしたが・・・お会いできて言葉をかわしただけで、なんだか安心しました。
azur様はその後、僕がレポート執筆に長々と時間をかけている間に、無事にブログを復活なさいました。
この日は翌日が夫婦ともに仕事ということで、家の最寄駅付近で一杯やってから帰宅しよう、と言っていたのですが・・・。ふと気がつくと、渋谷センター街の沖縄料理のお店でソーキソバやら角煮やらを食べながら、大勢の先輩方に囲まれて『相棒・劇場版』のお話などを伺っておりました。
僕はこの映画を観ていないのですがネタバレはしていて、彼が殉職したのは、『相棒』のお仕事が続いているとタイガースのスケジュールが組めないからじゃあない?とかいうお話が出たり。
実際観にいかれた先輩チームがいらっしゃったのですが
「サリーがあの大物俳優よりも後にクレジットされていて嬉しかった」
と仰っておられましたね。
・・・が、”大物俳優”の名前を思い出すまでに、チーム束になってかかって5分間くらいを要してもおられました~。
本当に楽しい時間でした。
☆ ☆ ☆
今回、レポート執筆に時間をかけてみて・・・いつもとは違う感覚になりました。
これまでは、LIVEの体感度数が減らないうちに、と、僕が繰り広げられるステージにどう反応していったかを、リアルタイムな感じで執筆していました。
ところが今回のファイナルレポは、LIVEからある程度の日数が経ち、ジュリーがこのツアーで何を提示したのか、ということを考えたり、或いはセットリスト楽曲について改めて考察し直したり、といったように・・・楽曲お題の記事に取り組んでいる時に近い感覚があったのです。
これはある意味新鮮でした。
ひょっとしたら、ツアーのファイナルはこのくらい時間を置いて書いた方が、のちのちに振り返った時には、いいのかな。
初日については絶対、筋肉痛がひかないうちに熱苦しく書きたいですけどね!
始まったばかりの2011年、この先ジュリーのLIVEがいつ行われるのか、タイガース再結成の話はどうなっているのか、まだ何も分かりません。
でも、きっと素敵な時間が用意されているでしょう。
拙ブログはこの後、しょあ様にリクエストを頂いている『僕達ほとんどいいんじゃあない』の鉄人バンド・インストの記事・・・続いて、終わったばかりの『Balld and Rock'n Roll』”セットリストおさらいシリーズ”を3曲ほど執筆の予定です。
それが終わる頃に、ちょうど音楽劇初参加となる可能性も。
春はもうすぐそこですよ~。
それでは次回、ちょっと変化球を投げますので。
慣れないことしますから時間かかるかも。今回のように、というわけではないですが、気長にお待ちくださいませ・・・。
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コメント
長い。
けど、圧倒されながら全部読んでしまいます。
ほんとに、ありがとう。ステージを思い出しながらへらへらしています^^
投稿: ぷるぷる | 2011年2月 4日 (金) 21時33分
DYさん、レポ執筆、お疲れ様です(^o^)何度も名前を出していただいて、恐縮です。
たしかに「ミネラル・ランチ」は“ハッピーソング”ですよね!私が、拍手に違和感を感じたのは、尚之さんの楽曲を聴き込んでいるからかもしれません f^_^; ジュリーのボーカルは、とても良かったです。アルバムリリース時よりも、さらにメロディーを咀嚼した歌唱でした。
私は「愛は痛い」が大好きです。たしかに記事にするには、細心の注意を払う必要がある歌詞ですが、それを割り引いても、名曲だと思います。私は、この楽曲で樋口了一さんの名前を覚えました。そして「エメラルド・アイズ」の歌唱分析はお見事!さすがDYさん。勉強になりました。
MCで「鳥インフルエンザに~」のくだりを聞いたときは『ま~た、妙なボケかまして…』と思ったのですが、帰宅して夕刊を読んで、ビックリ!ジュリーが、鳥インフル渦を知ってて言ったことはあり得ません。大事に至ったと報じられたのは、早くてもライブ中だったはず。私も、DYさんと同意見です。
投稿: 74年生まれ | 2011年2月 4日 (金) 22時04分
DYさま
31分割大長編記事UPありがとうございます。
今回のライブの構成は気に入ってます。
特に、前半はジュリーの声を、きいてきいてきいて
ひたすらきいて
涙になってあふれるくらい、からだ中ジュリーの声で満たされました。
満たされて呆けていたらさっさと休憩に捌けていってしまわれましたが。
魂もっていかれたせいか、後半の記憶が薄いんですが。
一緒に動きながら聞いたからでもありますね。
座ってじっくり聴くのが性に合うんですよ。
でも、手拍子も、おいっちにも、i love youもしました、たのしいから。
さすがに4階バルコニー前列では立てませんでしたが、ははは。
しばし正月気分にたちかえっていたらば
立春の宵、じゅり風呂界はにわかににぎやかですね。
ミュージック・ペンクラブ賞とか、Qさま応援隊とか、ピーのラジオ出演予定とか。
立ち止まってる暇はなさそうですね。
投稿: mimina | 2011年2月 4日 (金) 23時05分
ついつい覗きに来てしまいます。。これからも応援してます(*・`ω・)q
投稿: 駒込@美容室 | 2011年2月 4日 (金) 23時26分
DY様
ありがとうございます。
思い出しながら読ませていただいてます。今回は3回とも全体が見渡せる席(よーするに後ろばかりってことですが)だったのでジュリーや鉄人バンドの動きや照明の効果が良くわかりました。(細かいところはオペラグラスで必死に)
「砂丘でダイヤ」「君が嫁いだ景色」「マッサラ」この3曲が聴けただけもで幸せ♡
投稿: nekomodoki | 2011年2月 5日 (土) 00時11分
いよっ 待ってました長文!
一気に読みましたよー
じゅりのことなら読めること読めること
ファイナルのMCを知り私もザ・タイガースコンサートの前触れっぽいと思った~
(ええ 私は思い込み激しいタイプだす)
で 発表の予想
ドドドドドー
ピーの本の発売お知らせテレビ会見時?
ピーの本の発売日?
全員揃ってなんてどうですやろ?
いやー じらさないで~
じゅりの予定 春の後がないや~ん
投稿: はあちゃん | 2011年2月 5日 (土) 00時32分
首を長~~~くして待っておりました。レポを書いてる最中体調を崩したりアクシデントがあったりと大変だったのですね ご苦労さまでした。
どーしても今は、柴山和彦さん名記の箇所を覚えるくらい何度も読んでるw これから じっくり全編読ませて頂きます。有り難うございました。
※ち〇太ポーズ コメットさんポーズってどんなのでしたっけ?・・・どんぴしゃ世代ですが思い出せ ません
投稿: 通り雨 | 2011年2月 5日 (土) 08時54分
DYさま
ジュリーらしいな~変わってへんやん
誰にも文句言わせへん
わしはわしや のコンサートでしたね
体はまるっこいけど ハートはね つくづく・・・・
凛として信念貫く所がジュリーなんですね
そこが好きなんですよね
ジュリーマニアですものね
私はまだ修行中の身マニアになれるように頑張ります。サーモ 持ってなくてすぐ買いました 苦笑
だってまだまだ開拓中・・・必死です
愛は痛い ミネラルランチ 激リピ中!!!
専業主婦の立場もかつて不良呼ばわりされたタイガースの追っかけ時代も壁が厚い程ガッツが出ます。今は夫と子供が厚い壁
でもだんだんその壁もほころびが・・・ジュリーの魅力を無視出来ないのですよ ほほほ
投稿: キミちゃん | 2011年2月 5日 (土) 12時25分
お疲れ様。大変でしたでしょ?
私は今回「來タルベキ素敵」「砂丘でダイヤ」「感じすぎビンビン」までのじゅりがエロくて、エロくて、こっちがビンビンしましたよ(笑)
CDで聴くより、ライブの方が「アレ?こんなええ曲やったかしら?」と思わしてくれたじゅりはさすがです。
「君が嫁いだ景色」裕也さん説を読んで
あれから裕也さんの顔が浮かぶ、浮かぶ(笑)夢にも出てきたですよ・・ハハハ。
ジュリの顔じゃなく・・。
毎回毎回、じゅりは新鮮で、飽きさせてくれない。だから、14歳~じゅりのファンで居続けられるんですね。(中抜けあったけど・・)
専門知識は無いけれど、毎回楽しく読んでます。有難うね~。お疲れ~
投稿: ケンケンジ | 2011年2月 5日 (土) 16時23分
DYNAMITE様、お久しぶりです。
2つ前の名古屋レポでは、私の名前が書いてある!
と思いつつも、コメントのタイミングを逃してしまい、
23日の渋谷でも、どうやらニアミスだったようで、
ご挨拶ができませんでした。
あっ、あの曲の検索と閲覧の各1回づつは私でーす。
同じライブを見ているはずなのに、記憶が乏しく、
DY様のレポを読みながら、
あっそうだったわ!と思いだした事もいくつかあって、
ホントありがとうごじゃいます。
今回のライブでの、私の感動ベスト3は、
「君にだけの感情」、「耒タルベキ素敵」、
「PEARL HARBOR LOVE STORY」
“バラッド”大好きなのよねぇ~。
もちろん、のりのり エロエロな曲も大好きよん。
次回の「鉄人バンド インスト」記事も楽しみにしてます。
投稿: ぴょんた | 2011年2月 5日 (土) 20時48分
瀬戸口さま。
大トリのレポありがとうございました。
じっくり読ませていただきました。
いつものように分からなところは、飛ばしましたが(悲)
歌声を浴びるように聴く快楽をあらためて思い知らされたのライブでした。
ジュリーの声の波動はいつも揺らいで変化します。
そのときの気持ち、無意識の波動です。
今回はそれを「風に押され僕は」「愛は痛い」「砂丘でダイヤ」で強く感じました。
うれしい波動でした。
「ミネラルランチ」では、もうメロメロ。
「来るべき素敵」の圧倒的な意志というのでしょうか、ラストスパートを見据えた覚悟を感じてしまいました。
薄れてしまう記憶を妄想で補っているようです(笑)
投稿: momo | 2011年2月 5日 (土) 20時53分
ライブ終了から時をおいてのレポもいいものですね。
いつもながら記憶力と考察に感服します。
「a・b・c......i love you」での“おいっちに体操”に違和感、お仲間ですね。
私はビート云々はよくわかりませんが、体が抗うんですよね〜。
個人的に「a・b・c〜」は、初めて聴いた時から“裏拍で膝を曲げつつ頭を振る”下方への動きが染みついているので、“おいっちに体操”の上方への動きとはどうしても相容れません。
でもいいんです…。 自分の身体感覚に従うのが一番、と思っています。
>ジュリーのアンテナ
驚いたのは去年8月、大阪のトークショーで、ジュリーが「赤松は広島へ行って花開いた」と言っていた、ということ。
まさにその日、同じ時間帯の試合で、赤松があのスーパープレイをみせたんですよね。
ショーの開始時間からすると、ジュリーがあれを見ていたとは考えにくい…(横浜戦ですし)。
次元が違う話で恐縮ですが、これもアンテナでしょうか。
投稿: だんぼ | 2011年2月 5日 (土) 21時43分
今晩は。渋谷3回目の千秋楽、まっさらな気持ちで聴こうと思っていましたが、しょっぱなからうわ~、でした。
歌詞がとても際立って聞こえました。素晴らしかった。
バラードあわせの音の調整がぴったりきたんでしょうか?
いつもは3曲目位で耳がわんわん響きだすんです。CCレモン。
「來タルベキ素敵」で席にくぎ付けになった私でしたが、
我に返ってスタンディングオベーションしました。(2F席)
「パールハーバー」で、マコトはSeventeenと聞いた時、全く予期せぬ涙がぽろぽろ。
息子もSeventeenです。多分、今回だけの一致です。
公式にはできないことを、セトリを通じて、ジュリーは匂わせていたのでしょうか?
もうすぐ、時代の曲り角で、光の中へ。
でもまだ口に出しては言えないことばかり?
何もしたくな~いと言いたくなるほど、大変だったりして。
投稿: morie | 2011年2月 5日 (土) 21時54分
DYたま
「そーだったのかー」というライブ伝授、ありがとうございます。
そういえば自分も初めて仕事で東京に行ったとき、「ゴルァ、こいつら喧嘩売っているのかいな」と思ったりしました。そう思うことが田舎者でしたね。
DYたまの感性が好きです。
>「護られているI Love You」の記事を書
>いて・・・upしてから4時間ほど後に全削
>除したことがあります。
ところで、
どうして削除をーーーーー!
自分、朝のおめざめソングは
「護られているI Love You」と、
教えていただいた「スマイルフォーミー」
です。
投稿: ぬこ | 2011年2月 6日 (日) 03時10分
DYさま、前人未到の大長編レポート、おつかれさまでした。
何度も読み返しています。
私はファイナル一度っきりの参戦でしたが、
もう一度行きたかったと思いました。
くやしいことに、ほとんど記憶に残っていないのです。
DYさまのレポートに、「そうよね!」と相づちをうちたかったです。
それができないくやしさ!
年のせいもあるのかな・・・。
ほんとに偶然お目にかかれてうれしかったです。
あのとき、お友達がこっちを行きましょうと言ってくださらなかったら、
お目にかかれなかったでしょう。
いろいろとご心配をおかけいたしました。
まだ試験飛行中ですが、「自分なりに」やっていこうと思います。
渋谷では、ムルギーが私の思い出のお店です。
投稿: azur | 2011年2月 6日 (日) 10時17分
ぷるぷる様
ありがとうございます。
毎度長くてすみません…。
今回は時間をかけたこともあって、それぞれの楽曲について色々と再考させられることが多くて…。
ステージを思い出す、と仰ってくださるのは本当に嬉しい…何よりのお言葉です!
☆
74年生まれ様
ありがとうございます。
ジュリーのセットリストは、同じ作詞家さん、同じ作曲家さんと、ポイントを絞って選曲することが多いように思いますが、今回は樋口さんの作曲作品を狙って採り上げたのでしょうかね~。
鳥インフルエンザの話は、僕も驚きました。
一種の予知能力でしょうか、ジュリーの持つアンテナが凄いということなのでしょうね。
☆
mimina様
ありがとうございます。
31分割でしたか…名古屋には及ばず。
って、最長を狙っていたわけではないのですが(汗)。
まぁ、僕が今の状態で『ジュリー祭り』に参加していたら、100分割になっていたでしょうけどね!
ジュリー70越えLIVEのレポートでは、50分割を目指したいと思います!
ミュージック・ペン・クラブの受賞は本当に嬉しいニュースでしたね~。
☆
すみません一度切ります。
お待たせして申し訳ありません~。
投稿: DYNAMITE | 2011年2月 7日 (月) 09時50分
続きます~。
☆
駒込@美容室様
恐縮です。
今後ともよろしくお願い申しあげます。
☆
nekomodoki様
ありがとうございます。
あらら、すべて後ろのお席でしたか~。
今回は僕の周囲でも、渋谷については後方席の方が多かったようです…。
でも、参加できるだけでも、とみなさま前向きに考えていらっしゃるのですね。
僕はジュリー堕ち以降、席についてはかなりビギナーズラックがありましたから…。
今年あたりから指定席組になりそうな予感がしてます。
もちろん、それで何の不満もありませんよ~。
70越えLIVEまでに、席運を貯めこんでおきたいと思います!
☆
はあちゃん様
毎度の長文にて畏れ入ります。ありがとうございます!
次のLIVEの予定がまったく見えない、というのも確かに不安ですねぇ。
おそらく、タイガースが決まらないと他のスケジュールが組めないということではないでしょうか。
ジュリーはソロツアーもやりたいと思っているでしょうしね…。
ピーの本の発売日に揃って会見、なんてことになればそれはもう万々歳ですが果たして…。
☆
細切れになってすみません~。
また一度切りますね。
投稿: DYNAMITE | 2011年2月 7日 (月) 13時34分
続きます~。
☆
通り雨様
長らくお待たせしてしまいました…。
今回は名古屋で、「柴山さんの正面」と思い込んで行ってみたら身体半分しか見えないというお席で…その点少し残念でした。
ファイナルでは、「1989」の真っ赤な照明でソロを弾く姿が特に印象に残っています。
ジュリワン長野での不思議な可愛らしいアイドルポーズは、何と表現すれば良いのか・・・。
何人かの先輩方には、お会いした際に再現してお見せしましたが…僕がやってもまったくカワイくはなく、今ひとつ伝わらなかったようです(泣)。
☆
キミちゃん様
ありがとうございます!
「ハートはまだまだ尖っているから、もう少しロックできそうだ」
ジュリーのこの言葉はカッコイイですね!
僕の場合は逆に、ハートが丸くなって身体が尖ったままですが・・・。
『サーモスタットな夏』は、僕もドーム参加時点では知らないアルバムで、その後すぐ買いました。
大好きなアルバムです~。
☆
ケンケンジ様
ありがとうございます。
トラブルこそありましたが、今回はじっくり書いたので、さほど大変という感じではなかったのですよ~。
例えば初日を観て、次の会場に参加する前までに書かなきゃ、という状況だとなかなか大変ですが。
やはり今回のジュリーはエロかったですか。
僕がファイナルでエロを感じたのは「砂丘でダイヤ」のヴォーカルですね!
その分、「まほろばの地球」が食われちゃったかな、という印象でした~。
☆
ぴょんた様
こちらこそ恐縮でございます~。
ぴょんた様の御記事を拝見した時は、「そうか、バラード491があった!」と興奮しました。
大好きな曲なんですよ・・・。だいたい、ドーム直後に僕が記事を書いている楽曲は、格別に好きな曲なのです。
ただ、その頃の記事は、我ながら短いですねぇ…。
まぁ、この曲はまたいつか歌ってくれるような気がしています。
僕の考えた『バラッド』3曲がぴょんた様と一致したのは嬉しい限りです。
『バラッド』と言えば・・・いつか、「月の刃」も聴きたいですよね~。
☆
また一度切りますね~。
投稿: DYNAMITE | 2011年2月 7日 (月) 17時22分
DY様
今更ですが山野楽器で「新・歌の大百科2011」を予定外(?)に購入してきました。
そのトホホないきさつですが、彫塑をやっている友達が銀座で個展をやっていたので、最終日に手作りケーキを持ってのぞきに行ったのです。確か午後5時まで・・・のハズ。
駅について場所を確かめために案内状を見てのーみそバッキューン。15時までって・・・。時計見たら15時7分!
急いで行ったら絶賛後片付けの真っ最中。作品はしまいかけのいくつかしか見られず、ケーキ渡してすごすご帰りかけましたが、これで帰るのは癪だし、すぐ近くに山野楽器があるので久しぶりに覗こうかと入りました。6階でピアノのミニコンサートをやっていたので少し聴いて3階へ降りたら楽譜売り場。そーいやここならアレも売ってるハズ・・・と覗いたら、ありました!件の楽譜が平積みで。
(でも、アレ以外はよう知らん曲がほとんどなんだよなぁ)とパラパラめくっていてふと手が止まったページがマジで「涙がこぼれちゃう」
Q大明神の声で「汝、買うべし」と耳元ではっきりと聴こえたような気がしてそのままふらふらとレジに向かってました。
それから一階へ降りて今度はDVD売り場へ(こんなのあったっけ?)の緑のパッケージ。「祝・2000年正月大運動会」
裏面のセトリは「マッサラ・奇跡・アルシオネ・来ルベキ素敵・・・」又ふらふらとレジへ。
帰りの買い物で一瞬「あれ?1万円札1枚足りない。」(アホか)
帰ってよく中身を見たら「あ、これ知ってるかも」という曲も結構ありました。この間買ったエレクトーンで弾いてみようかと思ってます。
投稿: nekomodoki | 2011年2月 7日 (月) 21時01分
大きなニュースが続き、お返事が遅れております。ごめんなさい。
☆
momo様
ありがとうございます。
まったく仰る通りの「歌声を浴びる」LIVEでしたね~。
おかしな感想になってしまいますが、ジュリーLIVEに参加するようになって2年余、今回のお正月コンサートは最も『ジュリー祭り』に近かったように思いました。
それはおそらく僕が新規ファンだからだと思います。
「何をしてくるかわからない」
「ジュリーの考えていることは凄い」
そういう感覚が、ドーム長後の印象と近かったのです。
今回のステージはやはり「来タルベキ素敵」へ向けての、新たなスタートだったのではないか、と思っています。
☆
だんぼ様
ありがとうございます!
「abc~」については僕もだんぼ様と同じような感じでノリます。
と言ってもドームでしか体験したことないわけですが・・・『ジュリー祭り』の時とはジュリーのノリも随分違うなぁとは思ったものです。
赤松選手はジュリー好みですよ~。
一芸に秀でていて(超快速)、さばけたキャラで・・・広島での活躍は、阪神ファンとしては地団太ですよ~。
それについては、ジュリーも同じ気持ちだったのではないでしょうか・・・。
☆
morie様
ありがとうございます。
目からウロコです。
なるほどそれはまさしく、ファンにとっては一生に一度、訪れるかどうかの「PEARL HARBOR~」。
同じ体験をしたファンは、かなり少数ではないでしょうか。
それは…泣きますね・・・。
いやいや、ジュリー本当に大変そうですよ!
知らない間に、タイガースの新曲デモを歌ったりしてるようではないですか!
しかも・・・中国語ヴァージョンも。
フランス語では、日本語ヴァージョンよりもむしろ素晴らしいヴォーカルを残してくれたジュリー。
今回はどうでしょうか。楽しみですね!
☆
すみません。一度切ります。
お待たせして申し訳ございません・・・。
投稿: DYNAMITE | 2011年2月 8日 (火) 17時47分
続きます!
☆
ぬこ様
ありがとうございます!
いやいや恐縮です…。
そうそう、500円の件はしばしのご猶予を
「護られている~」、ジュリー70越えまでには再度書きますよ!
ジュリー祭り全曲網羅のために…。
僕としては、意外としんどそうなのが「TOMO=DACHI」でしょうか…。
☆
azur様
本当に偶然にお会いできて…良かったです!
お会いできなかったらずっと気持ちが整理できずにいたかも…やっぱり、直接お話するだけで随分違うものですね…。
そして。
おかえりなさい!
毎日お邪魔していますよ~。
☆
またまた一度切ります~。
投稿: DYNAMITE | 2011年2月 8日 (火) 19時35分
nekomodoki様
うわ~、ありがとうございます!
時間、間違ってしまったのですね…。
実は僕は『奇跡元年』のレポを
「ファイナルがやってる時間と同時進行で執筆します!」
と宣言しておきながら、開演時間を間違い、2時間遅れで書いたことがあります。
おそらくnekomodoki様とまったく同じ間違い方をしています。
これがもしも自分が参加するLIVEだったら、と思うと…恐ろしい~!
投稿: DYNAMITE | 2011年2月 8日 (火) 20時52分
今回のLIVEは参加出来ずにDY様のレポートで堪能させて頂いています。赤松選手といえば人的補償で取られた選手で、今回もFA加入したコバヒロの人的補償で誰が持って行かれるか心配してます。LIVEレポとは全く違う所に反応してしまいスミマセン。(江草、杉山あたりでしょうか?)
投稿: クリングル | 2011年2月 8日 (火) 20時59分
クリングル様
まったく仰る通りですね…。
阪神の方のタイガース、トレードに関してはあまり良い思い出がありません…。
僕が最も肩を落としたのはオリックスに行った野田投手ですね…。
あの年、仲田幸が本格化しまして…これで来年は、野田と2枚看板だ!と期待していたそんな矢先でした。
小林投手は活躍してくれると信じていますが…。どうなりますか。
江草、杉山…う~ん、無いとは言えませんね。
千葉で活躍する姿が目に浮かびます(汗)。
投稿: DYNAMITE | 2011年2月 8日 (火) 21時52分
DYさま
渾身のレポありがとうございます♪
どーです!このさすがの分析力とボリューム♪♪…って、私が自慢してどーする!
どの曲についてもそーなんだー♪新鮮なうれしい言葉の嵐で、
圧倒されちゃって、なかなかコメできませんでしたわん。
DYさまの渋谷路地裏青春記憶!?も楽しく読ませていただきました!
私の渋谷東急ハンズあたりの懐かしいパスタ屋さんは「壁の穴」でした。たらこスパゲッティにはまってました。
>吉田Qさまが「ジュリーかわいいなぁ」と…。
さすがQたま、ツボをわかってらっしゃる!まさにそこなんですよね
投稿: チャコ | 2011年2月10日 (木) 07時02分
チャコ様
ありがとうございます!
畏れ多いお言葉…・
まぁ自分で自慢できるのはボリュームのみではございますが、頑張って書きました。
今回は時間をかけましたので…それぞれの曲にゆっくり思いを馳せながら書いていました~。
「壁の穴」、知ってますよ!
10年以上前になりますが、当時仕事で上司だった人にごちそうになりました。
イカとあさりのボンゴレでした。美味しかったですよ~。
今回記事で紹介しましたホームズパスタさんも、本当に美味しいですよ。
機会がありましたら、是非!
投稿: DYNAMITE | 2011年2月10日 (木) 21時32分
いつも楽しく読ませていただいています
今更ですが、「感じすぎビンビン」という曲、前から気になってたんですが 今は亡きセルジュ・ゲンスブールの「Bonnie And Clyde」によく似ていますね。
以前フランスでもデビューした彼の事ですからゲンスブールの影響もあるんでしょうか、だとしたら嬉しいです。きっとオマージュなんでしょうね。
http://proxy.f1.ymdb.yahoofs.jp/bc/d9ff186/bc/d62b/Bonnie+and+Clyde.wma?BClJIUOBwSHjOTHI
投稿: まーちゃん | 2011年8月21日 (日) 13時00分
まーちゃん様
セルジュ・ゲンスブールについてほとんど知らない僕は、恥ずかしながらこれまで考えたこともありませんでしたが、これは…。
音源を聴き、確認してみましたよ~。
コード進行、Aメロは完全に同じ、他箇所も譜割りが似通っていて、必然的にドラムスも似てきます。
間違いなくオマージュ元だと思いますよ。
ジュリー、シブいとこからインスパイアされたんですねぇ~。
投稿: DYNAMITE | 2011年8月21日 (日) 14時01分