[ 伝授・特別編 ] 沢田研二 1.16愛知芸術劇場大ホール『Ballad and Rock'n Roll』 セットリスト&完全レポ
大感動の名古屋でした・・・。
後追いファンの僕が、初めてタイムリーで体験した、”こうと決めた途端に変化するジュリー”、そして”未踏の地を行き時代を先導するジュリー”。
キーワードは、耒タルベキ素敵。
その「素敵」は、この先行きの見えない時代にあって、万人のジュリーファンの元に訪れる、ジュリーがこれからコツコツと積み上げ粛々と用意された、耒タルベキ未来へと繋がっていく・・・。
やっぱりジュリーは凄い。
僕などの思いもよらない、先の先を考えて・・・時代を先導している。
そんなふうに思ったのです。
いえね。
今回の名古屋レポート、書きたいことが多すぎるから・・・。何から書けば良いのかな、と考えた時に、やっぱりここから始めようと思いました。
今回のセットリストやステージ構成について、ヒヨッコの僕がジュリー堕ち後に初めてガツンとお見舞いされた、”変化するジュリー”への思いを、先に書いておきたいのです。
それは、今回僕が10日間のネタバレ我慢期間を過ごしたことと、無関係ではなかったから。
渋谷初日や8日の大阪に参加なさったたくさんの先輩が「我慢は報われるよ」と仰ってくださった・・・それは、セットリストの良さだけではなかったのです。
偶然なのですが、今回のジュリーLIVEについて「自分が決めてかかっているジュリーとは違うものを見せられるかもしれない」という”覚悟”を決める時間があったということ。
今回僕は、初日に参加できなかったことに特別の意味を感じてしまいました・・・。
☆ ☆ ☆
僕は、絶対に初日に行きたい派です。
会場の誰もが、セットリストも、全体の構成も知らない状況で、タイムリーに盛り上がりたい、といつもツアー前に考えています。
でも今回は・・・。
初日の1月6日、大事な仕事が2件も予定に入っていました。
5日や7日だったら無理して早退もできるのに・・・何故6日なんだ!とツアースケジュールを恨めしく思ったりしました。
泣く泣く初日参加をあきらめ、中日15日の渋谷も落選して、僕は今回の『Ballad and Rock'n Roll』は名古屋芸術劇場が初参加という日程になり、10日間のネタバレ禁止を敢行することとなりました。
ひょんなことで「PEARL HARBOR LOVE STORY」「若者よ」の2曲をネタバレするも(いや、責めてませんよケンケンジ姉さん&カミさん)、鋼鉄の意志でその他のセットリスト楽曲についてはネタバレせず、長い長い10日間を過ごせました。
多くの先輩方も、僕に気を遣ってくださいました。
今回は特に、話したいことがたくさんおありだったでしょうに・・・。
ただ僕は、完全な意味でのネタバレシャットアウトはしませんでした。
どうにも我慢できず、「知りたくないけど、ヒントは欲しい」と考え、自分のブログのアクセス解析に躍起になったのです。
初日以降、どんな楽曲を含んだフレーズで自分のブログが検索されているか。
どんな楽曲の記事が多く閲覧されているか。
それを調べまくりました。
偶然かもしれないし、必然かもしれない・・・そんなドキドキ感で調査した中には「ロンリー・ウルフ」「遠い旅」といったウルトラCも含まれていて、やきもきしましたよ~。
もちろん、他のやきもきナンバーの多くが、実際にセットリストに組み込まれていたというわけなのですが・・・。
ただ、色々と調べたり、諸先輩方からさりげない様子を伝えるメールなどを賜ったりしていくうちに
「セットリストとは別に、どうやら今回は何か特殊な状況が起こっているぞ・・・」
という事も解ってきました。
まず1点。
「大阪では、前半お客さんがほとんど全員座っていた」
という情報。
そして何より
「ジュリーではなく、鉄人バンドに関することで予期せぬ事が起こった」
という想像。これは、
「セットリストは間違いなくDYNAMITE好み。ただ、あの件は・・・」
という先輩方の意味深な情報が多かったのと、普段親しくさせて頂いている鉄人バンドファンのみなさまの様子が少しおかしいな、と感じたことによるものでした。
そこで僕はLIVE直前の15日に、そうした情報や調査結果を元に、何人かの先輩方やJ友さんに向けて、某所で以下のようなステージ完全予想を書きしたためたのです。
まずはそちらをご紹介いたしますと・・・。
☆ ☆ ☆
1. 涙色の空
(「大阪では前半全員着席していたみたい」…ってことは、「ジュリー登場→フンコースタンディング」というパターンではあり得ない。やはりいきなりバラードでスタートし、その後もバラードが連発するんだろうね)
2. 美しい予感
(記事閲覧数多し)
MC
3. ロンリー・ウルフ
(検索あり)
4. あの日は雨
(検索数、記事閲覧数多し)
5. ミネラル・ランチ
(検索数、記事閲覧数多し。「あの日は雨」と繋がっているので、この2曲はリードギター下山さん、アコギが柴山さんという爛漫ヴァージョンと見た)
6. バラード491
(「ひとりぼっちのバラード」は全く検索されていないので今回は無しだろう。代わりに浮上したのが、ぴょんたさまが直前予想していたこの曲。検索数、記事閲覧数共に多し)
7. a long good-bye
(ピーに捧ぐ方じゃなくて、ビューティフル・ワールドの方ね)
8. 嘆きの天使
(検索あり)
9. ロマンスブルー
(検索あり)
10. PEARL HARBOR LOVE STORY
(ケンケンジ姉さま、ネタバレあざます泣!)
鉄人バンドによるインスト
(アップテンポの16ビート。前半座りっぱなしだったお客さんがここで一気に立ち上がりヒートアップ、という新たな風景)
11. 不死鳥の調べ
(検索数、記事閲覧数多し。たぶんDYはこの辺りで意識飛んでる)
12. 感じすぎビンビン
(「伝授 ビンビン」という検索あり。昨ツアーで「生きシア」が核となったように、今回はアルバム「忘却」が核のセトリと見る)
13. SMASH THE ROCK
「柴山和彦 作曲」という検索あり。まぁ「若者よ」もそうなんだけど、プレプレCDから1曲は歌うと思うので、願望も込めて)
14. 若者よ
(カミさん、ネタバレあざます泣!)
15. まほろばの地球
(最新CDから「エメラルド」以外3曲は歌うと見ました)
16. 忘却の天才
(「アルバム 忘却の天才」という検索あり。ひょっとしたらこの曲の代わりに「つづくシアワセ」や「糸車」あたりを歌ったのかもしれない)
17. ス・ト・リ・ッ・パ・ー
(検索、記事閲覧数多し)
18. マッサラ
「瀬戸口 マッサラ 解説 正月」というズバリ過ぎる検索あり。まだこの曲の記事書いてなくてゴメンナサイとしか言いようがない・・・。これはほぼ間違いなくやるでしょう)
19. 君にだけの感情
(検索数大量!)
20. a・b・c…i love you
(検索、記事閲覧数多し。ちこさまのテンションの高さはこの曲故と見る)
MC
(ジュリーから衝撃の発言あり。
「このメンバーとは、このツアーが終わりましたらしばらく離れることになります。これが最後かもしれませんし・・・ひょっとしたら、いつになるかは解りませんが、またこのメンバーと一緒にやる事があるかもしれません。それは分かりませんが、またその時は温かく迎えて頂きたいと思います」
多くの方々の意味深な雰囲気は、こういう事が起こっているからじゃないかな…。
タイガースについてはMCでは触れず、そちらはファイナル翌日の1.24発表と見ました)
アンコール
21. あなたに今夜はワインをふりかけ
(検索は無いけど、定番系はこの曲で)
22. 耒タルベキ素敵
(検索多し。アンコールが2曲だけに変化。「えっ、これで終わり?」というイケズ~な構成)
以上、全22+1曲と見ました。
なかなかイイ線の予想だと思っているのですが果たして…?
☆ ☆ ☆
なかなか当たっていますね、一番肝心な部分以外は・・・。
そう、鉄人バンドに関して、僕は最悪のシナリオを想像してしまっていたのです。
あと、「イケズ~な構成」というのも、ある先輩から頂いたヒントでして、僕はアンコールの曲数が減っているものと解釈したのでした。
実際は、本割の曲数が1曲ずつ減ったのですね。まぁ、「本割」という言葉自体が通用しなくなりましたか・・・。型通りのアンコールを無くした構成というのも、今にして思うとジュリーらしいのですが。
これが、良いこともそうでないことも最大限に想像を膨らませて臨んだ、僕の「覚悟」でもあったわけです。
では、こういった覚悟を全く持たずに、真っ白な状態で渋谷初日に参加していたとすれば、僕は一体どうなっていたのか。
ポイントはそこなのです。
「え~っ!そんな~、殺生だよジュリー!」
と、慌てふためいていたに違いありません。
僕のジュリーLIVEに臨むに当たっての、最近の決まり事は・・・。
開演前のブザーが鳴ったら、真冬だろうがとにかくTシャツ1枚になる。
そして、鉄人バンドが入場するやいなや、立つ!
『奇跡元年』で厚着のまま暴れて汗まみれになって風邪ひいて以来、ずっとそうしてきたのです。
何も知らずに初日に行ってたら、立ったは良いけど「あれ~?」みたいな雰囲気になって・・・。
たぶん「君が嫁いだ景色」あたりで座って、「君にだけの感情」あたりで脱いだ服をもう一度着て・・・。
ゾッとします。名古屋であれだけ感激したこの2曲の印象が、まったく違うものになっていたかもしれませんからね。
さらに、前半着席のままで、ジュリーが一度退場。「立つならここだ!」と待ち構えていた鉄人バンドのインストが無い・・・。
そんな戸惑い、やるせなさの中始まる後半1曲目の「PEARL HABOR LOVE STORY」に、僕はついていくことができたでしょうか。
名古屋のあの大感動は、おそらく味わえなかったでしょう。
ひとりよがりな思いなのですが、僕はこれまで、「あぁ、この日程で自分がLIVEに参加したのは運命だったのかも」と、後になってから感じてしまったことが3度あります。
1度目は、まったくの僥倖で突然参加できることになった『奇跡元年』。
2度目は、初日の抽選を外して、代わりに神席で臨むことになった『僕達ほとんどいいんじゃあない』の八王子公演。
そして3度目が今回の、10日間のネタバレ我慢期間がありながら、何となくですが、良い事もそうでない事も最大限に想像を膨らませた状態で臨んだ『Ballad and Rock'n Roll』名古屋公演です。
いずれも、「これで参加した意義が解っただろう。お前、しっかりブログ書けよ」とジュリーやジュリーファンの先輩方に仰って頂いているような感覚。
勘違いも甚だしい思いなのですが・・・要は、そんな事を僕のような者にすら思わせる大きな力が、ジュリーにはあるという事なのでしょう。
「何が起こっても不思議ではない」と覚悟を決めて臨んだ名古屋で、初めて体感した”こうと決めた途端に変化するジュリー”。
僕は、休憩時間のある構成を支持します。
確かに、2時間のロック・コンサートに「途中休憩」という概念はまったく似合わない。聞いたこともない。
しかし、それは今、現時点での概念だと思うのです・・・。
いわゆる”既成概念”を節目節目で打ち破って、時代を先導してきたのがジュリーなのだ、と僕はこの数年で勉強してきました。
今ジュリーは、「70越え」ということを言っています。
でもそれは、「そこまでなら有言実行できる」というギリギリの線で発言している目安であって、たとえ70を越えても、健康であり、「歌いたい」という気持ちがある限り、ジュリーはその先もLIVEを続けるでしょう。
そうして、ジュリー80歳のLIVEが実現したとします。
その時僕は、62歳。
2時間ずっと立っていられる?
頻尿になっているかもしれない。1時間おきに薬を飲まなければいけなくなっているかもしれない。
何より、ジュリー堕ち以降仲良くさせて頂くようになったり、ブログのコメントで応援してくださったりしている方々の多くが、70歳以上になっているわけです。
今と同じスタイルで、できっこないですよ・・・。
その時の若いファンの体力に合わせることも、ジュリー自身は頑張ってできてしまうかもしれません。でも、他の多くのお客さんがついてこれなかったら・・・悲しいことです。
ついていけずに、LIVEに行く気力が無くなってしまうかもしれません。
ジュリーのLIVEは行ける。安心して大丈夫・・・そう考えてずっとずっとこの先も参加できるなら、こんなに幸せなことはないでしょう。
ジュリーは「1年でも長くLIVEを続ける」ことを選んでくれたのだと思います。
それに、今年はタイガースがあるかもしれない。
先輩方の多くはとっくに考えていらっしゃることですが、タイガースのメンバーにとっても、途中休憩は必要かもしれません。
むしろ観る側としても、2部構成で、よりドラマティックでスリリングなステージになりそうな気がしませんか?
そして、ジュリー80越えのソロLIVEが実現したら、その時は休憩時間ももっと長くなっていますよね、きっと。
それで良いと思うんです。
この先の超高齢社会。憂うことばかりじゃないと思いたい。
還暦なんてまだ若い!という風潮になるかもしれませんし、元気な60代、70代の方々が増えて・・・。
もちろん、還暦過ぎて健在のロッカー達もたくさん。そんなロッカー達もお客さんに気を遣い、何よりも「お互いのために」ステージングを変えていく。
ジュリーが先導し切り開いた道を、これから多くの熟練した日本人ロッカーが行くのです。
それはやがて、日本が世界に発信する新時代のロック・コンサートのあり方になるかもしれない。
・・・安易かもしれませんが、そう考えるのは僕だけでしょうか?
ただ、ひとつだけ。
名古屋を終えて、僕は中盤の休憩や前半着席のスタイルには賛成という感想ですが、インストを完全に無くすことはやはり残念ですし、何としても復活して欲しい・・・そこは譲れません。
名古屋では言及がなかったのですが、渋谷や大阪では、インストを無くした理由がジュリーのMCで語られたそうですね・・・。
実は僕は全然偉そうなことは言えないのです。
鉄人バンドのインストに夢中になったのは、『Pleasure Pleasure』以降なのですから。
その証拠に、『奇跡元年』のレポで僕は、第1部終了直後の描写で、”休憩”という表現を使っています。ドームのレポに至っては、インストに触れてすらいません。
自分を戒めるために、そのままにしてありますけど・・・当然『奇跡元年』のステージに”休憩”なんて無かったのです。
レベルがまったく比較にはなりませんけど、僕は10数年前までは毎月のようにアマチュアLIVEをやっていました。
いくつかのバンドと競合するわけなのですが、いわゆる「お客さんの入れ替え」というのがあるわけです。
前のバンドを観た人が、そのまま席に残ってくれたは良いけれど、演奏が始まったとたん「な~んだ」とばかりに席を立って喫煙スペースに行ったり・・・日常茶飯事でしたね。もちろん、それは実力が無かったからなんですけど。
でも、演奏中に席を立たれるステージ側のプレイヤーの気持ちは、ある程度は解ります。
悔しいのです。
怒ったりはしません。とにかく、寂しくて、悔しいんだなぁ・・・。
鉄人バンドはプロ中のプロですし、プロというのはその辺りは割り切っていたかもしれません。
でも、割り切れていない人が、すぐそばにいた・・・。
他でもない、ジュリーです。
今回の決断、そういう要因もあったのでは、とは思うんですよね。
ジュリーがどれほど鉄人バンドを大切にしているかなんて、僕が今さら言うまでもないことなのですが・・・その点については別の記事でとことん語りたいと思っています。
しょあ様のリクエストで、ツアーが終わったらジュリワンのインストをお題に採り上げるつもりですから、その時に・・・。
僕が昨年春に考えていたことを書こう、と思っているところです。
話を戻します。
確かにお客さんに出ていかれることは、寂しい。悔しい。
でも、祈るような気持ちで書きますが、演奏途中にお客さんが入ってきて席に着く・・・これについては、さほど嫌じゃないはずなんです。
アマチュアの感覚だとむしろ、「観る人が増えた」と、気合が入ります。
プロはどうなのでしょう。
きっと同じだ、と思いたい・・・。
だから、鉄人バンドのインストは、休憩明けの後半1曲目に配すればどうでしょうか。
ブザーが鳴って、休憩していたお客さんがそれを合図にダダッと帰ってくる。
インストが始まって、ちょっとだけ遅れて席に着いたお客さんを、例えば下山さんがチラ見して、ガツンと気合を込めてソロを弾く・・・そんな状況が、無理もなくて一番良いような気がしています。
そこで、ですよ。
できるだけインストにすべてのお客さんが間に合って席に着けるように、という考えもあるし、元々これはここ2年ずっと思い続けてきたことなのですが・・・。
各会場で、男子トイレ1箇所を除いて、残りはすべて女性に開放するべきだと思うのです。
僕は開演前に必ずトイレに行きますが、今まで一度たりとも並んだことはありません。
どう考えても、男子トイレは会場に1箇所で充分ですよ~。
例えばCCレモンホールだったら、2階に上がってすぐのトコね。あそこだけでいい。
この先も、ジュリーファンの男女比はそうは変わらないでしょう。
ここまで書いてきた事は、僕が初日に参加していたら浮かんでこなかった考えかもしれない・・・そう思っています。
今回、ツアースタートから10日空いて、漠然と心の準備をして臨んだ『Ballad and Rock'n Roll』。
僕はひょっとしたら、多くの方が味わったであろう鉄人バンドのファン故の苦しみを通り過ぎて、楽をしてしまったかもしれません。
でも、正直に思うところを書いてみました。
あぁ、もう随分長いこと枕の文章が続いています。
それではみなさま、ようございますか?
おまけ・・・じゃなくて、ここからがいつも通りのLIVEレポートの本番です!
(いったい何分割にする気だよ・・・)
☆ ☆ ☆
さて、今回は遠征ということで旅情レポもございますが、あまりに長い枕に飽き飽きする方々もいらしゃるでしょうから、それは末尾に執筆することといたしまして。
DYNAMITEお初の愛知芸術劇場。開演前の様子などから書いていきます。
とにかく大雪でしてね・・・。
交通機関のトラブルで、参加できなかった方もいらっしゃったほど。
↑ 開場直前、3F大ホール横のバルコニー
開場直前には早速、「はじめまして」がございました。
ネットはやらないけど、友人がFAXで送ってくれる僕の記事を読んでいる、と仰る先輩からお声をかけて頂いたのです。
何という光栄・・・FAXしてくださるというそのお友達共々、感謝の言葉もありません。ありがとうございます。
入場しますと、あの独特の造りのホールに圧倒されました。
素敵な会場ですねぇ。
5階席まであるのですか・・・。他会場でいわゆる1階後方に当たる部分がせりあがって、2階席になっているのですね。
3階から5階までの両サイドのバルコニー席も素敵ですが・・・一番前だとちょっと怖いのかな?
さて、僕のお席は・・・。
座席表を調べたところだと、表記は3列ながら、実質2列目のはずだけど・・・。
ん?
ありゃりゃ、上手の大スピーカー真ん前ではないですか~!
2列目だけど、本当に端っこだ・・・こんなトコに座席あるのか普通~。
あ、きっと普段はクラシックコンサートとかやってて、このスピーカー自体が無いのか・・・。すいぶん強引に設置してあるけど。
これ、柴山さんが隠れて見えないんじゃあ・・・と少し心配ながらも、いやいや贅沢は言うまい。2列目なんてそうそう恵まれるお席ではないですからね~。
並びのカミさんが気をきかせて、僕を内側にしてくれました。
にしても、近くに顔馴染みの先輩方が多い。
僕は端ですから、すぐ前の1列目のお姉さま方のエキサイトぶりは自然に目に入ってくるでしょう。楽しみ楽しみ。
自分の席の近くで、かずぴ様とも「はじめまして」のご挨拶ができましたが・・・お席はどの辺りだったのでしょうか。
遠征組の僕がこんなに前で・・・畏れ多いことです・・・。
ブザーが鳴り、ぎっしりとお客さんが席を埋めていきます。
いつもならTシャツ1枚になって臨戦態勢をとるDYNAMITEですが、バラード連発に備え、セーター着たままで至福の時を待ちます。
さぁ、1曲目は・・・?
開演!
1曲目「いくつかの場面」
ドラムスの力強いフィル・インに続いて、耳慣れたギターフレーズが炸裂。
こ、これで来たか~っ!
そうか!
これは・・・タイガースのメンバーを思っての選曲に違いない・・・。
ジュリーはこの曲を歌う時、いつも誰かのことを思っているのでしょう。その多くが、もう「僕の周りに集まって」これなくなった人達のことだったのかもしれない・・・。
タイガースのことを思って歌ったことも、過去にあったのかもしれません。でもそれは、「もう叶わない」という思いを込めたものだったでしょう。
今回は違います・・・よねきっと。
そう言えば、渋谷初日にサリー、タロー、ピーの3人が並んで来ていた、という話を聞いていたっけなぁ・・・。
ジュリーの横顔を、美しいと感じました。
スロースターターのジュリーが、1曲目からいきなり「離れ~ない♪」の高音・・・少し苦しそうだったけど、しっかり出していました。
そして間奏。
え?
柴山さんの身体が半分しか見えん!!
そ、そんな~!
ギターもボディしか見えないじゃないのよ~(泣)。
気を取り直して・・・。
あぁ、GRACE姉さんは良く見える。赤紫のカラフルなおみ足が躍動しています(いや決して変な意味では)。
泰輝さん・・・バッチリ見える。上体をゆったりと動かしながら、ピアノを弾いています。
で、下山さんは、と・・・。
あれ?
いない!
いや、いないはずはありません。ギターの音が聴こえていますから。
つまり・・・。
1ミリも見えません、下山さ~ん!
その・・・すっぽりと・・・ですね。
え~と、何故見えないかを説明するにあたって、なんとか差し障りの無い表現は・・・。
そう・・・まばゆい、熱い大きな大きな(2回繰り返すなよ汗)太陽の背後に、クールで渋~い月が隠れている感じ・・・。
僕の席からだと、そんな角度だったわけです~。
てことは、バラード連発のセトリとすれば、前半まったく下山さんの姿を確認できないという事態も考えられるぞ、これは・・・。
エンディング、ジュリーは空を抱きしめるいつもの動きではなく、クルリと背中を見せたところで演奏を終えます。
渋谷でも大阪でもそうだったみたい。
このアクションの意味は・・・いきなりの考察課題を授かってしまいました。
2曲目「風に押されぼくは」
うわっ、渋い!
いいなぁ、こういう選曲。
僕はジュリワンツアーのレポで、「僕達ほとんどいいんじゃあない」の演奏、鈴を振るGRACE姉さんに魅せられた、と書きました。
また観られるのか!
そう、この「風に押されぼくは」のアレンジの肝は、Aメロ部の鈴!
ワルツだもんね~。
さてAメロ、GRACE姉さんは・・・。
あれ?普通に足でハイハットを踏んでるだけ・・・。
鈴わぁ~~~~っ?!
と、思ったら、泰輝さんがキーボードの上段右部で鳴らしていました。
さすが~!やっぱりこの曲に鈴の音色は外せません。
『ジュリー祭り』でもそうだったんだっけ・・・?復習しませんとね。
ジュリー、裏声もかなりキレイに歌いました。
それにしても、ノッケから難易度の高いヴォーカル・ナンバーを連発です。
楽をしよう、というセットリストではありえませんよ!
~MC~
名古屋のみなさま、あけましておめでとうございます!
本日は・・・雪の中、寒い中、たくさんのご来場ありがとうございます。
外があまりにも寒くて、会場に入った途端に(あったかくて)眠くなった方もいらっしゃるかと思いますが・・・どぞ(「どうぞ」ではなく、「どぞ」でした)、おやすみ頂いて結構でございます(笑)。
前半は静かな曲を集めましたので、どうかほっこりとお過ごしください。
本当にたくさんお越しくださいまして、ありがとうございます。
ありがとう、ありがとう、名古屋~!
3曲目「君が嫁いだ景色」
来た-------------!
可能性はあるけどまさか、とは思っていた曲が本当に来た。
昨年夏に歌詞を見つめ直すきっかけがあって、秋には記事を書いて・・・昨年を機にとてつもなく好きになった名曲!
先述したセットリスト予想の中の2曲目に「美しい予感」があったでしょ?
あれは、「遠い旅」にしても「君が嫁いだ景色」にしても良かったんです。
堯之さん作曲のこれら3曲が、ちょうど大阪直後くらいにブログで多くの記事閲覧を数えていましてね・・・。
「こりゃ、LIVEとは関係無く、堯之さんの活動にリンクした閲覧数なのかな」
と思っていました。
大して期待はせずに、「美しい予感」だけを予想に書き出したのですが・・・この3曲は万が一どの曲をやっても感動でチビるかもなぁ、くらいの事を考えていたのです。
その中から「君が嫁いだ景色」とは・・・これまた渋い!
さすがお正月コンサートのセトリです。
チビりはしなかったけど・・・泣いた~。
だって・・・「し~あわせ~♪」と伸び上がるジュリーのヴォーカルが凄過ぎるんです。僕が『JULIEⅡ』収録曲を語る時によく使う言葉・・・”無垢なまでに伸び上がる高音”。それを、1995年リリースのこのナンバーで、2011年のジュリーが歌って甦らせてくれたのです!
最高だ・・・。
演奏ももちろん素晴らしかったです。
泰輝さんは2色の自在術。柴山さんの、1番と2番の間のたった2小節で見せてくれた渾身のソロ(もちろんエンディングのソロも良かった)。
そして何より、CD音源よりもさらに胸に響くアコースティック・スライドは、もちろん下山さん・・・シビれます。
が、この時点ではまだ1ミリもお姿を拝見できていませ~ん!
4曲目「君にだけの感情」
来た来たっ!
初日以降、「君にだけの感情」という検索フレーズで僕のブログにお越しくださる方々が、どれほど多かったか。
頼りない予想の中で、この曲は絶対歌ってくれる、と確信していました。
セトリ後半に配置されるかと考えていましたが、早くも来ましたね~。
アルバム『第六感』から、僕が初めて生のLIVEで体感するナンバーは、正にツアータイトル『Ballad and Rock'n Roll』の冠にふさわしい、完璧な「バラード」。副題がアルバムのタイトルチューンになっていることから、ジュリーの中では特別な1曲に違いありません。
それに、この曲は「涙色の空」に繋がるテーマを持っていると僕は思っています。
ジュリー自身の言葉でしか表現できない”困難を乗り越える”という歌。それは特別な才能を持つ人間にしかできないのではなく、日常の粛々とした積み重ねによるものなのだということを教えられます。
「何度も話し合った、もう大丈夫だ♪」・・・これは、「険しい山は遠回りして♪」という10数年後のジュリーの確固たる指針へと繋がっていったフレーズではないでしょうか。
泰輝さんの、ストロベリー・フィールズっぽいオルガン・アルペジオを軸にしつつ徐々にテンションを高めていく演奏。
最大の見せ場は柴山さんのワウペダル奏法なのですが・・・ギター本体が見えな~い!
ペダルを踏む柴山さんの右足だけガン見、という変な状況になってしまいました・・・。
ちなみに僕は天性の不器用にて、ワウペダルを上手く踏みこなせません。
やはりオートフィルターは邪道ですかそうですか・・・。
5曲目「ミネラル・ランチ」
凄い。また来ました。
ジュリー堕ち直後の大人買い期間に知った、90年代以降の名曲群・・・矢継ぎ早に繰り出される「いつか生で聴けたらな・・・」とあの頃考えていたナンバー達に、もはやノックアウト寸前です。
この曲も、「やるんじゃないか」とは思っていました。
ツアー初日の翌日、このタイトルで検索がありまして・・・。
まぁ検索フレーズランキングがこのような状態になっていたわけで。
やっぱり、多くのファンの方々がLIVE後にはこうしてセットリストのおさらいをしようと、ネット検索するんですね。
僕の記事が何かのお役に立てたなら良いのですが・・・。
ギターの配置は柴山さんがアコギで下山さんがエレキ。『サーモスタットな夏』ツアーだとまだ下山さんはいなくて、柴山さんがエレキでしたよね。
この曲ではジュリーが最初から手拍子を煽ったんで一瞬立ちかけてしまいましたが自重。
ジュリーも手拍子は煽ったもののセンター仁王立ちのままです。
おかげで、ま~だ下山さんの姿が全く見えません・・・。流麗なギターフレーズは心地よく聴こえてくるのに。
泰輝さんが軽く横を向いて、肩口のあたりでタンバリンを16分音符刻みで振っているのは、バッチリ見えましたけどね!
ジュリーのヴォーカル、セクシーでしたよ。
ファイナルにて74年生まれ様の悶絶、確定です。
6曲目「愛は痛い」
おお~っ!
アルバム『サーモスタットな夏』から収録曲を逆に遡って来たか~!
って、「PEARL HARBOR LOVE STORY」を歌うことは解っているから・・・『サーモスタットな夏』がセトリの核になってるのかな?
と、この時点では思いました。
ちょっとね、特別な思いがある曲なんで僕は盛り上がりまくったんですけど、いやいやこの曲は初日以降の僕のブログでも、まったく検索されていなかったなぁ。
多くの方々が、この曲はあまり好きではないみたいですね・・・。
もったいない!
樋口了一さんなのか白井良明さんなのかは解らないけれど、ジョージ・ハリスンへのリクペクトが見える、素晴らしくタイトでポップな名曲ですよ、これは!
「マイ・スウィート・ロード」みたいなスライドギターの使い方・・・このパターンは「夜明けに溶けても」でこの曲以前にもジュリーは歌っているんですけど、良質なポップ・ロックのお手本のようなフレージングです。
しかも今回のツアーでは、柴山さんと下山さんのダブルスライド炸裂!
エンディングでしか使われていない珠玉のコード進行「F→A♭→Gm7→C」の時の柴山さん、少し前に出てきてくれたので良く見えた・・・カッコイイ!
ちなみに、この曲からようやくジュリーがステージ両サイドへの闊歩を開始。
僕のお席の方にもチラホラ来てくれましたが、僕は待望の御姿確認ができた下山さんばかり観てしまいました・・・すみません~。
そうそう、1箇所だけ
「僕を喜ばすことって、とても気持ちいい♪」
と歌ってしまったように記憶しているのですが・・・勘違いかなぁ。
7曲目「あの日は雨」
この曲も予想してた!
もう、狂喜の極みです・・・やっぱりお正月のセットリストは素晴らしい。生で聴いたことのなかった曲が次々と・・・。
僕はこれまで、多くの楽曲を生で体感しないままあれこれと記事を書いてきていますが、こうして目の前でジュリーに歌われると
「いくら言葉を積み重ねても足りない、そもそも躍起になって語ることより、ジュリーのヴォーカルがあればそれでいいんだ」
という思いに駆られてしまいます。
本当に、何てヴォーカルなんだ・・・。
ファルセット部の力強さ。普通ファルセットのヴォーカルって地声よりはかなり声量が落ちるものだけど、ジュリーのファルセットは考えられないくらい太いんだ・・・。
美しいだけでなく、力強いのです。
柴山さんのアコギ・アルペジオのフォームは見えませんでした。
この曲やるなら泰輝さんはベース音かな、と想像していましたが、違いましたね。CD音源のイントロで印象的な「ラド#ラ~♪」ってベースパートがスパンと抜けていたアレンジで一瞬戸惑いましたが、素晴らしいアンサンブルだったと思います。
下山さんのギター、最初は音量が小さかったかな?ソロの途中から大きくなったように感じましたが・・・。
ところで、僕の位置からだと柴山さんは身体半分が見え隠れする状態だったのですが、いざコーラス!の時はマイクの正面に移動してくるので、全身見えるようになるわけです。
突然、「ぬおっ!」と全身を晒しての柴山さんのコーラス姿、新鮮でした。
そして、この曲のエンディング
「あ~、あ~あ~、あ~♪」
の柴山さんのコーラスは、凄まじい爆音でございました~。しかも、超高音なんですよね・・・。
8曲目「涙色の空」
この曲は、「お正月にもう一度聴きたい!」と思っていました。
やっぱり歌うよね、これは!
ここまで3曲目からずっと続けて”初めて生で聴く曲”が続き呼吸すらままならない状態でしたが、ようやく少しリラックスして聴いたような・・・。
贅沢なことですね。
アコギが残る箇所では、ジュリーの背後でクールな月が躍動し揺れているのが見え隠れしました。
下山さん、きっと相当激しく動いていたのでしょうね。
9曲目「耒タルベキ素敵」
懺悔します。
僕はこれまで、2枚組アルバム『耒タルベキ素敵』の中では、タイトルチューンにも関わらず、さほどこのナンバーのリピート率が高くなかったのです。
ブログの検索フレーズが多かったので、今ツアーで歌われるかもしれないな、とは予想していましたけど、特に盛り上がる気持ちは無かった・・・。
それがどうでしょう。
名古屋で最も感動した曲は、前半部のトリを飾った「耒タルベキ素敵」。
今のジュリーが”耒タルベキ素敵”をどういう言葉として、どんな未来を考えているのか・・・「みんな年をとっていくんだよ」というメッセージも受け取りましたし、何より、メリハリもエッジもある演奏に載せたヴォーカルの圧倒的な説得力。
僕には、この曲が今回のセットリストの核だと思えました。
帰宅してから真っ先にCDで聴いたナンバーも、これ。
何という大名曲を見逃していたんだ!
ドーム堕ち以降、ジュリーのLIVEに参加する度に、「こんなにイイ曲に気がつかずにいたのか!」とうち震えることがこれまで必ずありました。
今回も、桁外れにヤラれてしまいましたよ・・・。
演奏では、初めて柴山さんがステージ前方までせり出してきて、オラオラ系の熱演。
GRACE姉さんの16ビートで渋く跳ねるドラムスも、とてもいい感じです。
そしてこの曲は泰輝さんの”神の両手”が素晴らしい!
基本、ベース音なんです。そこに加えて時折繰り出すのが、「ぴよ~ん♪」という怪しげなキーボード。
「耒タルベキ素敵」は良い意味でかなり変態チックな楽曲でありアレンジが魅力だと思いますが、それだけに欠かせないのが、この奇妙なキーボードの音色です。
僕の手持ちのキーボードで言うと、「○○○リード」といういくつかある内臓パッチのひとつを使用しているのでは、と思いました。
今度確かめてみよう!
~休憩~
そりゃあね、ビックリしましたよ。
ジュリーの退場とは時間差があったとはいえ、鉄人バンドのメンバーまでもが手を振りながらステージから下がってしまった時は・・・。
開演前に食事をご一緒した前列の先輩に、「ひょっとしてインスト無しですか?」と聞きました。
その先輩も、他にご一緒した方々も、開演前は僕に気を遣ってステージングについて一切お話されなかったのです。
「後半はインスト無しでいきなり始まるんですか?」
「驚いたでしょ?」
「驚きました・・・」
「このことだったのか!」と思いました。
でも・・・ショックは小さかった・・・そんな自分にも驚きました。
先に書いたように、僕はもっと悲しいことを覚悟して来ていましたから。
「あぁ、そういうことにしたんだね、ジュリー」
残念と思いつつも、そんな穏やかな反応しかなかったのです。
でも、初日に参加していたら、自分は絶対に穏やかでなんていられなかった・・・それも解っています。
それだけに、渋谷初日や翌々日の大阪に参加してショックを受けた鉄人バンドのファンの方々に後ろめたい、申し訳ない気持ちがあります。
先に書きました通り、僕は休憩時間はあって良いと思っています。でも、インストは聴きたい、復活して欲しいと思っているのです。
ショックが小さかった分、色々と考えることもあります。
単にインスト復活を願ったところで、僕にできることなど無いのですが・・・このツアーが終わったらまず、ジュリーLIVEのインストをお題に採り上げる新たなカテゴリーを作ろうと考えています。
インストの素晴らしさ、曲の良さや演奏、アレンジの凄さを語っていく・・・そのくらいのことでも、僅かではありましょうが、これまでインストを意識していなかった方々に興味を持って頂けるかもしれません。
これは、ジュリワンツアーのインスト記事をしょあ様からリクエストを頂いた瞬間、思いついたことです。
今の鉄人バンドのみならず、依知川さんがいた時の「サン・キング」や「クリムゾン・キングの宮殿」の素晴らしい楽曲解釈などは是非記事にしたいですし、井上バンド時代(映像が残っていないので、音源のみを下地に考察することにはなりますが)の「跳べ!スニーカー」なんてメチャクチャにカッコイイですから、そういったものを少しずつでも採り上げて書いていきたい・・・。
みなさま、その時はどうぞ読んでくださいね。
さて、「せっかくだから」とトイレに行くことにしました。
そうしましたら、3人の先輩方との「はじめまして」に恵まれました。
行きがけには、昨年の安城でお会いできなかった、あられ様と。
その後、女性トイレの方に並ばれていた(お名前は伺えなかったのですが)方に「いつも読んでます」とありがたいお声をかけて頂きました。
席に戻る途中では、同じく遠征のmimina様と。
今後もLIVEで休憩時間が設けられるとすれば、それは僕に限らず、短い時間ながらジュリーファン同士のささやかな交流の時間になっていくのかもしれませんね。
さぁ、後半1曲目は何だろう、いきなり立つのかな、服脱いだ方がいいのかな?と思いながらスタンバイしておりますと。
「次の曲はこれ!」と言わんばかりの、あまりに解り易いS. E. がスピーカーから流れてきて・・・。
遂に、遂に。
あの曲を生のLIVEで聴ける時が来ました!
10曲目「PEARL HARBOR LOVE STORY」
ドーム堕ち直後の大人買い期間、ジュリーは過去にこの曲をLIVEで歌ったことなんてあるのかなぁ、世間的にはアルバムの1収録曲なんだろうからなぁ、などと何も知らずに失礼極まりない事を考えていたあの頃の自分に
「2年後に生で観られるよ」
と教えてあげたい・・・。
決して大げさではなく、いつかLIVEで体験するのを夢にまで見た曲ですよ!
ちょっと、バンドを見る余裕すらないんです。本当にジュリーが、「PEARL HARBOR~」を目の前で歌っている・・・。
まるで物語の中にいるかのようです。
ただ、それはやっぱりね、この名古屋は歌詞完璧でしたから!
(前日の渋谷は相当だったらしいですね。「12月8日」がループしたとか・・・)
僕は、「神にすべて~ゆだねると覚悟♪」のトコの「神」の発音がね、どうしようもなく好きなんです。初めてCD聴いた時からずっと。
「か」が、ちょっとシャウトみたいな感じになるでしょ?あれが、たまらん・・・。
そして、名古屋ではかなりそこをCDに近い雰囲気で歌ってくれて・・・もうダメだ、泣く~!みたいな乙女モードになってしまいました。
「PEARL HARBOR LOVE STORY」、実は初日翌日という早々にネタバレしてしまいました。自分の不注意で・・・。
その時は、「随分な大物をネタバレしちゃったなぁ・・・」と、ドルフィンになって海深く潜ってしまいたい気持ちになりましたが、実はそれ、逆にすごく良かったんです。
ちょうどその頃風邪気味で、カミさんにも心配かけていたりしたのですが
「パールハーバー歌うLIVE、何があろうと、絶対に病欠などでき~ん!」
と宣言(いや実話ですよこれは)、肉体的にも精神的にも、さらにはその後のネタバレ我慢に向けても、異常に気合が入りまくったのです。
僕にとっては、それほどの威力を持ったナンバーなんですよ・・・。
「端正な胸♪」の箇所で目をうるませたジュリー。
何か意味があったのでしょうか。何か思い出すことがあったのでしょうか。
僕には解りませんが、とにかくこの曲ではジュリーの立ち姿だけを追いながら・・・それでも鉄人バンドの音はビンビンに胸に飛び込んできました。
ドラムス、良かった・・・。
やっぱりGRACE姉さんのドラムスには、歌心があります。
11曲目「エメラルド・アイズ」
「PEARL HARBOR~」の豪快なエンディングに酔いしれるDYNAMITE。
この日初めてでしょうか・・・「次の曲は?」と身構えるタイミングを逸したのは。
「ダン!」とスネアが鳴って、ものの2秒くらいで四方のお客さんが全員スックと立ちあがるではありませんか!
「えっ、何だっけこの曲?」と僕が考えたのが3秒目くらいまでかかったのかな。「あぁ、エメラルド・アイズじゃん!」
て言うか。
「エメラルド・アイズ」で総員スタンディングって・・・!
思わず後ろを振り返って確認してしまいましたよ。
ホントに立つトコなのか、ここは?ってね。
いや、全然いいんですよ。
僕も大好きな曲ですからね。
ただ・・・ついこの間の『秋の大運動会~涙色の空』ツアーで多くの先輩方が、「この曲はどうやってノるべきか、よく解らない」って仰ってませんでしたか・・・。
それがいきなりのスタンディング、のみならず一糸乱れぬ手拍子ってのは。
おそるべしジュリーファン!
どうやら、「今回はここで立つ!」というポイント・ナンバーとして、この「エメラルド・アイズ」がジュリーファンの間で浸透していたようですね。
何も知らない僕は、びっくりしたじゃないのさ~。
下山さん、間奏ではいつものように、外側に円を描くような歩みで前方にせり出してきました。この日初めて?
12曲目「まほろばの地球」
ありゃ、これはもしかして・・・と、初日参加のみなさまもこの曲が来た瞬間には思ったでしょうね。分かりますよ、みなさまの思ったこと。
それは
ひょっとして次は「若者よ」ですか?
って、早くも次の曲のこと考えたでしょ~?もちろん名古屋での僕も同じです。
で、その通りになるわけですけど。
歌にしろ楽器にしろ、ディレイの深さって(回数ではなくて、深さね)単独ソロ部でしかなかなか気づけないのですが、この曲はイントロが柴山さんのリフから始まりますよね。そこで解りました。
名古屋のエフェクト設定、『秋の大運動会~涙色の空』ツアー時を比較すると相当深かったです。
リフのワンフレーズからワンフレーズへの移動の隙間に、残響音がかなり遅れて鳴っていましたからね。
ジュリーの「がっ、が!」(この日は「がった」ではなかった)も聴けたし、相変わらずミック・ジャガーばりの色気あるヴォーカルでした。
13曲目「若者よ」
いや、この曲もネタバレしてたんです。カミさんがうっかり喋ってしまいましてね・・・。
ただ、「PEARL HARBOR~」ネタバレの時と比べてまったく取り乱さなかったというのは、若手ジュリーファン(一応ね)として、いかがなものか。
反省する次第です。
で、この曲を歌うことは解っていましたから、あとはセットリストのどの辺りに配置されるのか、という事を考えているワケでね。僕の場合は2曲しか知らないですから、「PEARL HARBOR」が終わったらあとはその点だけを待ち構える状況だったのです。
そんな中、「エメラルド・アイズ」→「まほろばの地球」と続いたら、そりゃもうココしかなかろうて!
という事で、レアなナンバーについては全く予測不可能なジュリーは、そういうベタなポイントは忠実に期待に応えてくれる・・・その辺が面白いんだなぁ。
柴山さん、ソロ部で張り切ってせり出してきますが、3回し目くらいでクルッと背を向けスタスタと戻っていきます。
これは『秋の大運動会~涙色の空』ツアーの時から、そう。
何故って・・・”爆音コーラス”という重要なお仕事があるのです!
14曲目「1989」
しし渋いっ!
ブログで、アルバム『忘却の天才』の情報をお探しと思われる検索が多かったので、この作品から多くの曲がセットリストに選ばれているだろうと予想はしていましたけど、これは渋い!
もちろん、文句なくカッコイイ曲です。
パワーポップ×サイケデリックの融合したようなナンバー。アレンジの肝は、フロアタムを連打する地鳴りのようなドラムスと、XTCのアンディ・パートリッジを彷彿させる変態ギターです。
あとは、呪文のような響きのコーラスですよね~。これは是非とも全員でやりたいところです。
しかし不思議なものです。
この曲が例えばこの間のツアーに組み込まれていたら、ここまでお客さんが熱くなったでしょうか。
熱い会場の雰囲気が伝わったのか・・・演奏が終わったとたんにジュリーは大声で
「ロッケンロ~~~ル!!」
と叫びました。
セットリストの妙・・・ジュリーはそれを知りつくしていますね。
15曲目「砂丘でダイヤ」
ジュリーの「ロッケンロ~!」に続いて始まったイントロ。
うわ、来た~~~!!
「砂丘でダイヤ」、検索されてたのかなぁ・・・気がつかなかった。この曲は全くノーマークでした。とてつもなく嬉しい誤算です!
すぐに、チャコ様&nekomodoki様ご姉妹のお顔を思い出しました。さぞ初日はエキサイトなさったことでしょう。
そして、これは後になって思い出したのですが、ある先輩から「レポの時は、セットリスト15曲目の鉄人バンドの演奏についてレクチャーお願い!」と仰せつかっておりましたのです。
「砂丘でダイヤ」でしたか!お目が高い。確かにこの曲の演奏は独特なんですよ。
これはブルース・ナンバーなのですが、一般的なブルースとはちょっと違った点もあります。
通常ブルースは、例えばブルース・ピアノの教材では
左手は正確なリズムにのって進行し、右手で歌う。右手のメロディーは多少崩れても感情表現として成立するが、左手は必ず正確なリズムにのっとらなければならない。
バンドで言うと、ドラムス、ベースが左手であり、ギターやヴォーカルが右手だと言える。
いわば、左を制する者は、ブルース・ピアノを制するのだ。
(村松充昭編著、ドレミ楽譜出版社刊、「ブルース・ピアノ・マスター」より)
といったように、土台となるリズムセクションの正確性に重きが置かれています。
しかし、「砂丘でダイヤ」はブルースから派生した、いわば”ハード・ロック・ブルース”と言えるでしょう。
レッド・ツェッペリンのファースト・アルバムで、一躍脚光を浴びた新しいロックのひとつの形。
それまでのブルースと何処が最も大きく違うのか・・・もちろんハードロックが融合されたということなのですが、それは、ドラムスが「引き摺る」という感覚。いわゆる「アトノリ」の概念です。
それ以前の概念だと「非常識」とすらも言える、”ドラムスがすべての楽器の後を追うように、ジャストのタイミングをずらして遅れて出てくる”という荒業。それがハード・ロック・ブルースの醍醐味なのですね。
しかも、鉄人バンドにはベースがいません。
ベースがあれば、3連符のニュアンスはベーシストに任せられますが、キックだけで「タッカ、タッカ♪」のニュアンスを表現したGRACE姉さん、見事です。
ハイハットが4分音符連打(ジョン・ボーナム流のハードロック・ブルースは大抵そうなのです)なので、ベースレスは相当なハンデだったかと思います。脱帽ですよ!
そして、そんな「遅れてくる」「引き摺る」感覚を、「もどかしい、もどかしい」と言わんばかりに粘っこくしぼり出すヴォーカルが、とても重要。その点、ジュリーは天賦の才があり、得意中の得意なのだと僕は思っています。
しかもジュリーは、身体でもそれを表現します。
演奏が一時停止する「お、お~う、お~う、お~う♪」の箇所の身悶えなどは、まさにそう。じらして、じらして歌い、身体をひねって会場を魅了していました。
あのアクションは『歌門来福』で、同じ3連符ナンバーの「ハートの強さなら 空にさえ負けない」でも披露していましたね。
さてこの日の「砂丘でダイヤ」では
「煤けたジャケ~ット♪」
のトコでジュリーは、僕のいる上手方面で立ち止まり(僕からは少し離れていましたけどね)、いきなりガバッ!とジャケットを半脱ぎしました。
その瞬間、最前列ジュリー眼前にいらっしゃったちこ様が、「ガックン」と腰砕けになるのがハッキリ見えましたが・・・無事だったのでしょうか・・・。
16曲目「感じすぎビンビン」
やはり!
あの「伝授 ビンビン」という検索フレーズは今ツアーのセットリストによるものだったのですね。
お求めの楽曲自体の記事がまだ無くて、ごめんなさい。
でも、フレーズの組み合わせが「瀬戸口 ビンビン」でなくてホッとしました。
しかし『忘却の天才』から3連発かぁ~。それは予想通りだったけど、これでもう「不死鳥の調べ」は無いな、とこの時点で考えていました。それがあったら、失神してたかもしれませんがね。
いやでも、「感じすぎビンビン」が悪いわけでは無論ないですよ!どちらかというとアルバムの中ではリピート率は低いものの、LIVEで聴いたら凄いだろうなぁ、とは思っていました。
その点、間違いはありませんでしたね。
「感~じすぎ~♪」のトコで、ジュリーはちょっとだけ上を向いて、額に手を当てて歌う時がありましたよね?
あれがジュリーのイク瞬・・・いえ何でもありません。
エンディングで「ばばば、ばばば♪」で上手、「びびび、びびび♪」で下手(もしかしたら逆だったかも)と闊歩するジュリー・・・そんな状況が何故こうもカッコイイのか。
普通の人がやったら、笑えるだけのような気が・・・。
17曲目「マッサラ」
うん、やっぱり来た~!
これはもう「今回歌ってますよ。過去に楽曲記事ありませんか?」と言わんばかりの検索を頂いていましたからね。何となく、終盤に配置されているような予感もしてたし。
嬉しいなぁ、大好きな曲です。
しかし、ですよ。
大好きな曲と言いつつ、僕はこのナンバーで妙なループに陥りました。
まずは1番。
「と~きを、咀嚼した~~♪」
(ジャラッ!)
に続いて何故か頭の中で
「かあぁ~~~っ♪」
と歌ってしまい、
「いや違う違う、鳩が飛ぶ鳩が飛ぶ」
と言い聞かせ・・・2番。
「あ~いを疎通する~~♪」
(ジャラッ!)
と次の瞬間にはまた頭の中で
「かあぁ~~~っ♪」
って歌ってる。
何だ何だ、どうした俺?
「かあぁ~~~っ♪」
って、一体何だっけ?
・・・と、その場ではまるっきりの謎だったのですが、後でよくよく考えてみると、「無邪気な酔っ払い」のサビでございました(汗)。
この2曲、似てる・・・よね?ね?
僕だけですかそうですか・・・。
CD音源ではアコギの単音がメチャクチャに痺れる僕ですが、今回のようにエレキ2本でガンガン攻め立てられるのも、イイですね~。
18曲目「a・b・c・・・i love you」
おぉ~っ!
苦節2年(←大したことない)・・・ソロコンでは初めて”全然当たらないセットリスト予想”が当たった~。
いや、でもこれは自分の力で当てたわけではないなぁ。
そもそもtoko様から「XTC」のお話を頂いて書こうと決めた記事ですし、ちょうどタイミング良く、メイ様とちこ様から偶然にも考察ヒントを授かりましたので、「それならセトリ予想に組みこんじゃえ!」と急遽お題を変更して書いたのでした。
で。
まぁ名古屋もそりゃあもう熱狂の渦、大盛り上がりだったワケですが・・・ちょっとね。
ファイナルの渋谷で克服しなきゃいけないことが。
実はDYNAMITE、この「a・b・c・・・i love you」に合わせて”おいっちに体操”ができません!
何故だ・・・何が僕の反射神経を邪魔してる?
これまで「奇跡」「TOKIO」「KI・MA・GU・RE・「明日」「世紀の片恋」・・・数々のナンバーで嬉々として”おいっちに体操”に率先して参加してきた僕が、何故・・・?
16ビートだからかなぁ。
身体が素直に反応してくれないんですよ。
ヤケクソで踊ってごまかしましたけどね。
エンディングの会場全員による「アイ、ラ~ビュ!」のお返しポーズは凄かった。
ファイナルは2階ですから、会場を上から見下ろせます。
壮観だろうなぁ・・・。
ちなみに名古屋では「XTC」ではなく「etc...」だったように聴こえましたが、参加なさったみなさま、いかがでしょう。
~MC~
休憩時に先輩が「もうひとつ、びっくりすることがあるよ」と仰っていました。
アンコール抜きの構成のことだったのですね。
これは、いかにもジュリーらしい・・・予定調和がイヤだったのでしょう。休憩のことも含めて、今回のステージングの変化はこの”アンコール無し”という観点からを出発して再構築されたものではないか、と今は考えています。
でも当日の僕は
「えっ、変なトコでMC入れるなぁ・・・まさか、ここで鉄人バンドについての悲しい報告が・・・いやいやタイガースの話か?」
と、色めきたちましたよ。
そんなことを考えながらでしたから、MCの細かい内容は覚えておりません。
ただただ、短かった・・・。
「頭がボ~、足もボ~」
と言った後に、外が寒いから会場は暖房が入ってて、前から焼かれ後ろから焼かれ、イワシ状態です、と言って笑わせてくれました。
そしてメンバー紹介があり、
「オマケです~!!」
と、ジュリーの突き出した指は3本。
残すところ、あと3曲のようです!
19曲目「時の過ぎゆくままに」
あぁ、やっぱり最後にはシングル曲も歌ってくれるのね、ジュリー(いや、「あの日は雨」はシングルじゃ!というツッコミはどうかナシで)。
僕に限らず、多くのジュリーファンの中には、「ヒット曲は一切無くても構わない」と考えておる人が多いとは思うのですが・・・この曲のイントロが流れた瞬間の「うわ~っ!」っていう会場の雰囲気を直に感じますとね、やっぱりヒット曲の持つ力って大きいんだなぁ、と。
ジュリーはツアー前にはセットリストの歌詞復習とか根をつめてやっているんだろうなぁ、と思う一方で、「時の過ぎゆくままに」くらいになるとその必要はなく、イントロが流れただけでスラスラと自然に歌えるものなのでしょうね。
自然に、優雅に歌っている・・・そんな印象を受けました。
ちなみに僕のお席からだと、この曲で再び柴山さんの半身が隠れ、下山さんは何処かに行ってしまわれました・・・(泣)。
20曲目「彼女はデリケート」
会場のみなさま、今回のセットリスト、構成ですとこの時点でも体力が充分残されているご様子。
ステージも凄かったし会場も凄かった~。
「彼女はデリケート」・・・「I'M IN BLUE」もそうなのですが、作曲者の佐野元春さんのヴァージョンと比較しますと、ジュリーのヴァージョンは、速い!
僕は佐野さんのヴァージョンを先に知り、かなりの年月を空けてジュリーに辿り着いたという経緯がありますから、余計にそう感じるワケです。
『奇跡元年』以来かぁ。
・・・ん?
ここまで、『奇跡元年』『歌門来福』という僕が生で観てきたLIVE・・・”お正月コンサート”に限って言えば、重複して聴くことになったのはこの曲が初めてなんじゃ・・・(註:「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ」がございました)。
一体どれだけ「まだまだ歌う曲」があるのでしょうか、ジュリー。
柴山さんも下山さんも、駆け足駆け足!の状態で前方にせり出してきます。特に柴山さんは目の前でしたから・・・足の上がりが尋常ではなかったですね~。ギターのボディが顔にくっつきそうでしたもん。
一方のジュリーは駆け足しながら腕をビシッ!と交互に振るのがもう、”永遠のロック小僧”に見えます。これは『奇跡元年』の時にも思いましたが、年齢と身体のキレが合ってない!
大阪ではエンディングの”やり直し”があったんですって?
観る側からしますと、嬉しいオマケですねぇ・・・。
しかしジュリーにとっては、その後の会場はすべてリベンジってことになるのかな?
躍動的に飛び跳ね、走り回ってからしっかり最後のワンフレーズでステージ中央に戻ってきて
「デリケイ!」
バッチリとキメました!
21曲目「ヤマトより愛をこめて」
イントロのピアノの3音目くらいまででしょうか、僕はこの超メジャーなナンバーを別の曲と聴き間違え、「うわお~~~っ!」と果てしなくエキサイトしました。
何だと思います?
『いくつかの場面』収録の「燃えつきた二人」。
いくらなんでも、最後の最後にそれは無いっすね。
それに「燃えつきた二人」だったらピアノじゃなくてあの独特の音色にキーボードを作ってくるはずですし。
でも、最初の音階移動は似てるよ!ほんの一瞬・・・だけど。
てなことがありつつ、「あぁ、最後は(さっきジュリーが指3本立てましたからね)これか・・・」と耳ダンボにして聴き入りました。
そういえば『ジュリー祭り』では、この曲のドラムスに感動したんっだったよなぁ。これみよがしにパワフルに叩くのではなく、歌の世界を邪魔しない、ジュリーのヴォーカルを引き立てる、それでいて力強さも兼ね備えたドラムスなんだ・・・。
その時の僕は「あの女性ドラマー、誰だろう?」というレベルでしたが・・・。
ステージが進むに連れてジュリーの声がどんどん出てくるのはいつものこととは言え、ラストにふさわしいヴォーカル。
ジュリーもまだまだ体力余りまくってるんじゃないだろうか・・・。
エンディングで柴山さん、ヴォリュームペダル踏んでました?
明らかにそんな感じの音だったけど・・・よく見えなかったんですよ。
とてつもなく素晴らしいステージでしたが、席の視界に少し残念な気持ちが残りました。贅沢過ぎることなんですけどね。
ジュリーはいつものように、「ぷい!」と横を向きスタスタと引き上げかけた後、一度立ち止まって、にこやかに手を振ってくれました。
---------------------------------
時計は午後7時を少しだけ回ったところ。
しか~し!
遠征組の僕とカミさんはここからが大変。
なんせ外は大雪です。新幹線は遅れまくっているに決まっていますから。
とにかく大急ぎで駅へ向かい、岐阜研人会の方々やakichanご夫妻(日本中何処へ行っても遭遇する気が)に見送られつつ、一番先に出発するという「ひかり」自由席に突進。
何とか座ることができました。
この日初めてお会いしたばかりのかずぴ様が、後から飛び乗ってきて驚きました~。お座りになられましたか?
新幹線は「どの辺が”ひかり”なんだ?」という速度でノロノロと進み、浜松駅で長時間の雪降ろし作業、挙句に静岡駅で後続の「のぞみ」に抜かれたりしましたが、そこから先はカッ飛ばして進み、日が変わらないうちに自宅に辿り着くことができました。
僕等を追い抜いていった「のぞみ」にジュリーか鉄人バンドのメンバーが乗っていたかもしれないなぁ、とそんなことを考えました・・・。
MCが短かったのは、やっぱりこれから雪の中を遠いところへ帰らなければならないお客さんを思ってのことだったのかな?
--------------------------
話が前後しますが僕等はこの日、早めに名古屋入りして、開場までの時間を何人かの先輩方とご一緒させて頂きました。
関西組、愛知組、岐阜組・・・面白過ぎる先輩方が揃い、大変楽しい時間を過ごすことができました。
しかもみなさま、僕に気を遣って「セットリストに触れてはならんから」と、主にジュリーの体型のお話をメインになさってくださいました(汗)。
無論僕は先輩方の何の役に立つでもなく、おちあってからはとにかくみなさまの後をついていっただけです。
名古屋駅から地下鉄で栄駅へ。
そして雪が降りしきる栄の街を、フードかぶって松阪屋までダッシュ!
↑ 栄周辺の中ではどちらかというと閑静な辺り?
何処をどう進んでいるのか・・・ここではぐれたら僕は自力で芸術劇場には辿り着けません。必死で先輩方についていきます。
で、お昼をご一緒させて頂きました。
人生初の、ひつまぶしでございます。
↑ 衣食住センスゼロのDYNAMITEが、割り箸の文字を「ひまつぶし」と読んでしまったことは言うまでもありません・・・。
大変おいしゅうございました。
僕的には、最初の1杯目(3杯に分けて食べるのです)の状態で一気食いしたいところでしたが、作法にしたがってしまいました・・・。
----------------------------
・・・と、何とか楽しいことを思い出しつつ、名古屋のレポを書き終えることができました。
LIVEは日曜でしたのに、今日はもう土曜日。明日が早くもツアー・ファイナルという、言わば締切ギリギリの状況ですか。
お待たせして申し訳ありません。
たくさん頂いておりますコメントのお返事は、まずside-Bの方からレスさせて頂きますね。こちらも本当にお待たせしてしまいました。
明後日からはまたレポに取り組まなければなりません。
ファイナルで果たしてこれまでの会場と違った仕掛けが待っているのか・・・こちらも気合を入れて書かせて頂きます。
それが終わったらインスト記事の1発目。
お題は、ジュリワンツアーの曲(仮題・「情熱の渚」~「マーメイド・ドリーム」)です。
続いて『Ballad and Rock'n Roll』のセットリスト・おさらいシリーズ。「君にだけの感情」「愛は痛い」「耒タルベキ素敵」「マッサラ」「彼女はデリケート」・・・記事に採り上げたい曲はいっぱいあります。
そうそう、今回のセットリストは既に執筆済みの曲も多くて、なんだか嬉しかったなぁ。
毎度の大長文レポ、おつき合いくださいまして、ありがとうございます。
さ~て、何分割ですか?
(24分割を超えたところまでは自分で確認してる爆)
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コメント
DY様
待ってましたよ~
お天気が心配で名古屋に行かれた方達を案じておりました。
無事に参加できたようでよかったです。
私にも今回は凄いことが起きまして、まだ興奮冷めやらぬとこです。
もちろん妄想の世界ですけどね・・
インストが無かったことはとても残念でした。
私が一番印象に残っているのは久しぶりにキーボードが入ったとき(正確には違っているかもしれませんが・・)前半最後の曲が「ヤマト・・」の時。
キーボードの旋律の美しかったこと!そこで泣きましたもの!!
今回は帰宅してから過去のライブのインストと「PEARL HARBOR・・」聴きましたよ~
もうお聞き及びの事と思いますが15日、この歌は物語的には完結できずに終わってしまいました・・
続き楽しみにしてますね!
投稿: 空桜 | 2011年1月18日 (火) 23時18分
DY様
先日は、はじめましての身の上の立場にもかかわらず、イジイジとライブに参加出来なかった嘆きをDY様にすがってしまい、本当に本当に申し訳ありませんでした。
DY様の、なんともお優しいお言葉…
お忙しい中なのにお返事を頂いて、また涙してしまったではありませんか!
もう、二度とお正月ライブには行かない(涙)と思っていましたが、
くっそー!!!来年は前泊してやるー!!!くらいの元気を取り戻しました!
名古屋レポ、途中ですが、読んでるうちにかなり興奮してきました!!
続き、楽しみにしております。
本当にありがとうございました…
投稿: 靖子 | 2011年1月19日 (水) 01時37分
新参者の私が一番驚いたのは、
沢田さんがライブの構成を変更したことへの皆さんの戸惑いの大きさでした。
パフォーマンスの内容にあわせて、あれこれいじるのは当然の事。
確かに楽しみにしていたインストがばっさり切られたら呆然とするのも解りますが。
DYさんが提案なさってるみたいに休憩の後半からゆるゆるとインストに入ると
一旦途切れた流れをもとに戻して集中し直しやすいかもしれませんね。
ある時の上演3時間休憩30分というパフォーマンスでは
休憩中、地明かりの舞台上は大勢のスタッフが大道具の入れ替え作業。
観客は見るともなしにみています。
そこに混じって演者がぽつりぽつり。
スタッフが少しずつ捌けていくころには舞台上も観客もすっかり物語の世界の中。
休憩の中断なんか無かったかのように2部が始まりました。
見事なものでしたよ。
ジュリーもきっとお互いに一番いい方法を試行錯誤しながら
探して行ってくれると思ってます。
投稿: mimina | 2011年1月19日 (水) 09時13分
はじめましてのご挨拶のお礼を sideB の方に書いてしまいました。
終演までは,つい余計な事を口走って,DY様の10日間を無駄にしてはならぬ。と,多くの会話は自粛し,
終演後 改めて お話し&奥様にご挨拶と思っておりましたが,残念でした。
(新幹線で再会しましたが)
私なんか,「なかなかスリムで,かっこいい後ろ姿」としか感じないのに
考察課題を見いだしたり,
大きな太陽とクールな月の表現も素晴らしいです。
また,男性用トイレを女性用にするアイディア,私も夫も同感です。
読み応えのある長文を期待しています
投稿: かずぴ | 2011年1月19日 (水) 13時14分
はじめまして!
ついつい訪問&コメント、失礼いたします(^^;)
Co-coloラストツアーからのジュリー墜ちの輩です。
確かに鉄人バンドのインストカットはかなり衝撃でしたね。
でも、あの時間帯に中座する観客も多かったのも事実なので、ステージ袖でそれを見ていたジュリーからすれば、耐えられなかったのでしょうね、鉄人バンドの名打てのミュージシャン達の気持ちに立っての決断であろうことは、容易に想像できます。
でも、鉄人バンドのインスト、やっぱり必要ですよね!
投稿: みつお | 2011年1月19日 (水) 21時53分
本日二回目の書き込みで、まことに恐縮です。
前回のコメントを読み返してみたら、ひとりよがり、かつ、きつい言い方になっていたので反省。
申し訳ない。
でも、ロックコンサートに休憩が無いってはじめて知りました、この記事で。
バラードが続くと、どうしてもずっと集中して聞くからどこかで一息つかないと演奏するほうも聴くほうも、集中力がもたないとおもうんです。
そういう意味でも休憩入れるのは賛成なんですが
ライブ全体からいったら途切れた感じがあるのも確かでした。
で、以前見たタンツテアターを思い出したわけなんですが、
例に出したパフォーマンスは音楽ライブではなく、ダンスと演劇を融合させたもの。
30分間の休憩を第二部につなげる演出があまりに見事だったのでつい書いてしまったけれど、、、。
例に出すのが適当なのかどうか。
ところで、4曲目までで、すでに携帯13分割。
どこまで行くんでしょうか?
1ページ目の一番下に1/13とか出るので、全頁繰らなくてもすむのを発見したからいいんですが。
基本PCでのチェックですし。
あ、そうそう、半年あまりのじゅり勉実って全曲わかったのをご報告しておきま~~~す。
投稿: mimina | 2011年1月19日 (水) 22時31分
グランキューブ、終わりました!我ながら信じられない。
同じものを初日見たはずなのに、全然違う。凄く楽しかった!
"休憩"への多少の慣れ、席がトチリ席、
執筆途中ながらDY様の熱きエールレポによる洗脳、
やっぱり大阪 リラックスしたジュリーのトークとノリのいいお客
様々な要因はあろうと思いますが、やはり
ジュリー・鉄人バンドの力量の凄さと 結び付きの強さに
圧倒されたステージでした。
会場の一体感に、ジュリー始めメンバーも手応えを感じたのか、
嬉しそうに帰っていかれました。
初日は 何となく鉄人の皆さんも居心地悪そうだったものねー
今日の私のベスト3は
①来タルベキ素敵
②パールハーバー
③風に押され僕は
ジュリー的誠実さがよくわかったコンサートでした。レポの続き、楽しみにしてます。
P.S. 歌詞は概ねOK……時々ちょっと(笑)
「カンペ置くより、人間だもの、ライブだもの、間違えたっていいじゃん」
とご本人は明るく開き直っておられました。
投稿: 真樹 | 2011年1月20日 (木) 02時13分
大阪から今朝帰ってきました。
個人的にはセトリ知らず・トチリ席で臨んだ8日の方が没入度は上でしたが、昨日はとにかく客席が熱かった!
もう「耒タルベキ素敵」から、秋の大運動会千秋楽の「愛まで待てない」を彷彿させる歓声が起こりました。
熱狂しすぎたか、「愛は痛い」でハプニングもありましたけど…。
2回目のMCでジュリーは、「このメンバーでいつまでできるのか」と言っていました。
文字にすると悲観的に映るかもしれませんが、決してそんなことはなくて、
「これからも行けるところまでこのメンバー(←ジュリー+鉄人バンド)で行くからね」と聞こえました。
投稿: だんぼ | 2011年1月20日 (木) 07時49分
コンサートレポ楽しく拝見しています。
引き続き愛読させていただきます。
有り難うございました。
投稿: 通り雨 | 2011年1月20日 (木) 09時47分
やっほー!きましたね~~「耒タルベキ素敵」
(私のパソではどうあがいても変換してくれへんからコピペさせて頂きました。)
8日の大阪でもこの曲が一番心に残りました!
私、このDVD持ってたんですよねぇ。
でも、買っただけで安心して、ちゃんと聴いてなかったの、
いやDVDやから観てなかったと言うべきか・・・
コンサート後にしっかりと通して観ましたわ。
素晴らしかったけど、DVDよりもなによりも、
やっぱり生やねぇ!
今回の19日は「あの日は雨」に泣かされました。
ジュリーも涙声だったような・・・
あと、「砂丘でダイヤ」酔いました~
酔わされました!もうふわふわ~~でした。
体ごと歌を味わいましたわ。
座って歌に身を任せるのもええもんですね。
ジュリーはそんな楽しみ方もできるねんで!って
教えてくれてるみたいでした。
拍手をあおるのも、座ってても参加出来るねんで。
立てなくなっても、体で表現できることはあるんやで!
5年先、10年先を見据えているジュリーからの
これからの私達(DYさんはまだまだでしょうけどね)への
耒タルベキ素敵なプレゼントかもしれないですね
投稿: くすくす | 2011年1月20日 (木) 15時03分
あちゃぁ~!すみません、「砂丘でダイヤ」は
後半歌われた曲なので、私は立ってました!
でも、なんちゅうんでしょうね、トランス状態?
そんな感じで、私は飲まないし、酔った事もないけど
酔ってました!
投稿: くすくす | 2011年1月20日 (木) 15時13分
×いいじゃん→ええやんな
×開き直り→いいよね・ね・ね
しまった!ソウと知ってれば、拍手しとくんだった!
よそ様で、ネイティブによる一点集中・関西弁講座を受け直し、
今更ながら、ウットリ〜。関西弁て奥深くて素敵ねー
ジュリーの口からでると、これがまた一段と甘くて素敵〜〜
あぁ もったいないことした。
投稿: 真樹 | 2011年1月21日 (金) 07時16分
やっとUPですね。待っとりましたよ。
「來タルベキ素敵」「砂丘でダイヤ」
「愛は痛い」「感じすぎビンビン」
メッチャエロいじゅりでした。「來タル・」は、ライブで始めて聞いて感動しました。
なんせ、19日のじゅりはエロかった。
後半楽しみです。待ってます。
追伸。。Qちゃん元気でした。色々お話してきました。江戸でライブあるかも???
先の話ですが・・・(ごめん!)
投稿: ケンケンジ | 2011年1月21日 (金) 10時32分
無事なわけがなく…
ほとんど再起不能につき、
書き物も全く進んでおりません・・・
投稿: ちこ | 2011年1月21日 (金) 16時52分
はじめまして。中抜けしておりましたので、こちらで勉強させていただいてます。
地元名古屋に行ってまいりました。お席も9列目和さん側でした。ところがどっこい、わたしの前3列の皆様がずーっとお立ちになって、ステージは見えませんでした。たまーに和さんが半身ちらちらで・・・。ジュリーはどちらに?という状態だったのでレポを読んでかすかな記憶をたどっております。
後半は、はじける事ができましたが不完全燃焼です。愚痴ってすみません。
こちらのレポで想像しまくってます。
いつもすばらしいレポありがとうございます。
お読みになったかもしれませんが
糸井さんの ほぼ日刊イトイ新聞のTHE KARAOKE のコーナーでジュリーの話題があります。(TOKIOなどなど)
投稿: パトラ | 2011年1月21日 (金) 18時32分
DY様
大好きな「砂丘でダイヤ」お待ち申しあげておりました。
昨日見た時はその前の曲までで目の前でおあずけ食らった犬の気分でしたよ~。
不思議なリズムですよね。ジュリーに目の前で身もだえつきで歌われたら私も腰砕けになりそうです。「君が嫁いだ景色」もうれしかったです。
DY様のレクチャーのおかげで最近はライブでもCDでもひとつひとつの楽器の音がはっきり耳に入ってくるようになって聴き直すのが面白くなりました。
明後日も行けそうです。お会いできたらうれしいです。
投稿: nekomodoki | 2011年1月21日 (金) 20時36分
鉄人バンドとのツアー、最後なんですね。
ジュリーの中で、何が起こったのでしょうか? タイガースのことはどうなるのかしら?なんだか心配なことばかり…。
投稿: hiromi | 2011年1月22日 (土) 10時33分
とり急ぎごめんなさい!
hiromi様
「鉄人バンドとのツアーが最後」というのは、名古屋前に僕が勝手に最悪の事態を想像しただけで、実際はそんなことはありませんよ!
ややこしい記述をしてしまい、申し訳ありません。
でも、僕にとって悲しいお別れは、別のところであったんですけどね・・・。
他の、コメントを頂いているみなさま。
もう少しでレポが終わります。
お返事、もうしばらくお待ちくださいね。遅くなって申し訳ないです・・・。
投稿: DYNAMITE | 2011年1月22日 (土) 10時42分
DYさん、a.b.cが聞こえたとたん、ニンマリして、ネタバレの方に書き込んだんですが、
読み直してみたら、私etcって書いてる(汗)道路か!と訂正をお願いしようと思ったんですが、ネタバレだし。
いや、大阪1回目はたしかに「XTC」でした。
できたら訂正しといてください。
真樹さんのおっしゃるとおり、
「同じものを初日(大阪1回目)見たはずなのに、全然違う。凄く楽しかった!」
不思議なくらいでした。
見た目もよく、登場から感動でした。
休載された方の復活を願っています。
投稿: toko | 2011年1月22日 (土) 16時14分
DYさん、名古屋レポ執筆、お疲れ様です。
「ミネラル・ランチ」で思い出していただき、恐縮です。そうですか、悶絶ものですか。この楽曲を2011年のジュリーがどう歌うか、とても楽しみです!
ちなみに、携帯では34分割でした。
投稿: 74年生まれ | 2011年1月22日 (土) 19時35分
DYさま
悶絶レポ、本当にありがとう!
1曲ごとに楽しく味わってますわ♪
DYさまの伝授で、どの曲も愛おしくなりますね。
そして…。
膨大なジュリ曲の中で、今回ジュリーが「砂丘でダイヤ」を選んで歌った奇跡!!
忘却の天才ツアーで「どっこい、俺は死んじゃいないぜ」と叫んでいたジュリーが、
今回自信を持って「ほらね♪」と言っているようです。(あくまで、私の解釈ですので…)
本日、お正月ラスト、ジュリーのお宝ボイスを堪能してきます!
じゃ、後ほど。ご挨拶できたら♪
投稿: チャコ | 2011年1月23日 (日) 12時01分
DYさま
名古屋ではご一緒させていただきありがとうございました。
ネタバレ禁止は辛かったですが楽しかったです。
血液型の話でa.b.と出ただけでi love youではと過剰反応。
どんな遠い話題からもジュリーに辿り着くファンの哀しい性です。
今回のジュリーには
「ごちゃごちゃゆうとらんで、黙って聞けや」と
ガツンとやられた気がします。
投稿: ぴー子 | 2011年1月23日 (日) 15時12分
DY様 こんばんは!
名古屋では楽しい時をご一緒させていただき ありがとうございました。
雪の降る中 お疲れ様でした!
ライブは ジュリーの声も良くて
とっても素晴らしかったですね!
今日の千秋楽もまた一段と盛り上がったでしょうね!レポ楽しみです。
投稿: まみ | 2011年1月23日 (日) 23時06分
DYさま
名古屋のひと時、ご一緒させていただきありがとうございました。
本当に楽しゅうございました。
ワタクシ途中からほぼ意識を失ったのも同然の状態(笑)、
詳細レポ、とてもありがたく拝読させていただきました。
渋谷千秋楽レポも、またまた期待しております。
投稿: りい | 2011年1月23日 (日) 23時23分
お待たせして申し訳ございません…。
side-Bに頂いていたコメントのお返事を書き終わり、ようやくこちらにとりかかります~。
☆
空桜様
お返事遅くなりすみませんでした…。
名古屋、素晴らしかったです。
凄いことが起こりましたか!
いやぁ解りますよ~。
僕も千葉の大運動会「おまえにチェック・イン」を体験した後は、しばらく腑抜けのようになってしまいましたからね…。
幸いと申しますか、僕が参加した名古屋、ファイナルの2公演の「PEARL HARBOR~」はジュリーの見事な、完璧なヴォーカルに、壮大な物語の世界に連れて行ってもらいましたが…15日のハプニングも見てみたかったような気がいたします~。
☆
靖子様
いえいえとんでもない!
いつでも遊びにいらして、思うがままのコメントを書いてくださいね。
僕は、すべてのコメントを下さる方にリスペクトの気持ちを忘れずにいよう、と、今だからこそ改めて考えているところです!
靖子様の場合は、本当に残念なことがあったにも関わらず、今回前向きなお言葉を伺えたこと、嬉しく思っています。
今年もツアーが普通にあって、ジュリー達が靖子様の地元で演奏できること、心から祈っていますよ!
☆
mimina様
インストが割愛されてしまったこと、僕はもっと最悪の事態を予想して臨んだためにショックはさほど大きくなかったとはいえ、本当に残念でした。
ですが、休憩有りに関しては、これからのジュリー、そしてお客さんの年齢を考えると、今後はそういうのも良いな、と思っています。
インストは後半1曲目で復活して欲しい…。
そんな祈りもこめて、これからは少しずつインストの記事を書いていきます。
ちょっと大胆なアイデアを模索中です。
その時は、気味悪がらずに読んでやってくださいませ…。
☆
すみません細切れになります~。
投稿: DYNAMITE | 2011年1月24日 (月) 13時44分
みつお様
はじめまして!
コメントありがとうございます~。
お返事、大変お待たせしてしまいました…申し訳ありません。
僕は、LIVEレポ執筆中はいつもコメントのお返事を溜め込んでしまって…。
いやぁジュリーLIVEの大先輩ですね!
そして、これまでジュリーのLIVEには必ずバンドのインストがあったんですよね…?
それが無くなるというのはやはり事件です。
僕もインストは必要だと思っています。
もしインストが復活したら、今度こそ「客席をあたためる」というLIVEならでは、の雰囲気の中で行われんことを願います。
今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。
☆
mimina様
いえいえどうかお気になさらず!
休憩が似合わない、というのは、2時間というトータルタイムからの考えでして…例えばジュリー祭りには絶対休憩は必要でした。
でも、30分の休憩で2万人以上の乙女達がトイレに行けるはずがありません。
やはり男性用を解放するべきではないでしょうか。
ちょうどタイミング良く、昨日のファイナルに、その前兆が見えました。
これから徐々に改善されることを望みます!
☆
真樹様
今回も遠征になりましたか…お忙しい最中の素晴らしいステージは、ジュリーからの何よりのプレゼントだったことでしょう。
初日はやはり、ステージ上の鉄人バンドにも、いくらか新たなステージングへの戸惑いがあったのでしょうか…。
「何があっても不思議ではない」という覚悟を決めて臨んだ僕は、実はラッキーだったのだと思います。
でも、やっぱり大阪は独特みたいで…参加なさったみなさまを羨ましく思います~。
☆
だんぼ様
おかえりなさいませ…って遅い!
すみませんすみません。お待たせしてしまって…。
最初がトチリ席でしたか。
今回のツアーは、2回目に観た方が楽しめた、と仰る方が多く、ファンの反応なども、ちょっといつもとは違った感じにになっていますね。
しかしグランキューブのトチリ席はイイですよ!
僕も運動会で体験していますから、ノメリ込み度が違うという雰囲気、伝わります。
☆
通り雨様
結局、レポ執筆に1週間もかけてしまいました~(汗)。
お待たせしながら、しかも少しづつ少しづつしか進行できなくて、申し訳なかったです…。
柴山さんがもっと見えたらなぁ、という思いは残りますが、全力で書いたつもりです!
お楽しみ頂けたら嬉しいのですが…。
これからファイナルも書きますからね!
☆
ブツ切りですみません~。
投稿: DYNAMITE | 2011年1月24日 (月) 18時12分
続きます!
くすくす様
「耒タルベキ素敵」、僕は変換登録しております~。
(「澤会」も早く正しい字で登録しなければ汗)
僕自身は「耒タルベキ素敵」というアルバム、まだまだ聴き込みが足らないように思います。
ポリドール期の大人買いを終えて、いきなり時代を飛ばして購入した際、「ギターが厚過ぎるなぁ」とヒヨッコな事を考えてしまい、キチンとした評価ができたのはドーム以降…。
まったく情けないことです。
今では間違いなく名盤と思っていますが、すべての曲が咀嚼できていなかったようで…それを思い知らされた今回の「耒タルベキ素敵」生ジュリーでございました。
素晴らしかったです…。
☆
真樹様
関西弁は奥深いです。
大阪、京都、兵庫でそれぞれ違いますし…。
ジュリーのは、京都っぽいのかな…僕には判別することが難しいです。
ただ、関西は電車に乗っていても、普通にお客さん同士での、キチンとボケ&ツッコミが成立した会話が聞こえてくるのが、関東人からするととても和みますよね~。
ちなみに時々見かける地下鉄売店「SUBSTA」を僕はしばらく
「すぶた」
と読みながら通り過ぎていました…。
☆
ケンケンジ様
いやいや素晴らしいLIVEでしたね~。
大阪のジュリーも観たかったですよ…。
今でもまざまざと思い出します。
「さぁ今日からネタバレ禁止期間だぁ!」
と気合を入れた朝一番に目に突き刺さった
「パールハーバー」
の文字…。
いや、本当にそれで逆に気合が漲ったのです。
そんな曲をやるLIVEを、僕は絶対に見逃すわけにはいかない!と…。
レポのネタにも使わせて頂きまして…恐縮でございます~。
☆
すみませんまた切ります~。
投稿: DYNAMITE | 2011年1月25日 (火) 14時32分
続きます!
☆
ちこ様
やはり無事では済みませんよね~。
あれは本当に凄かった…いきなりちこ様の前で立ち止まったと思ったら、ガバッ!と。
よくちこ様が立ち続けていられたなぁ、と後から思いましたよ…。
男の僕でも、目の前であんなことになったら、へたりこんでいたかもしれません。
それにしても雪の中の強行軍、大変でしたね…。
本当にお疲れさまでした~。
☆
バトラ様
はじめまして!
コメントありがとうございます。
お返事が遅くなり大変失礼いたしました…。
僕も新しいファンですので、時々ブログに勘違いや、誤った想像を書いてしまうことがありますが…中抜けのみなさまもたくさん遊びにきてくださり、とても嬉しく、光栄に思っております。
名古屋、最初から立っていらっしゃるお客さんもチラホラ身受けられましたね。
柴山さんブロックのセンター寄りはその率が高かったように記憶しています。
僕は本当に端っこだったものですから、柴山さんもなかなか全身見えなかったのですが…とても良いLIVEで感動しました。
これからもどうぞよろしくお願い申しあげます!
☆
nekomodoki様
「砂丘でダイヤ」はファイナルも大盛り上がりでしたね!
僕は手拍子には参加できませんでしたが…(泣)
実は、名古屋であれだけ強烈に印象に残ったジャケットプレイがファイナルでもあったのかどうか、覚えていません…何てことだ~!
CCレモン2階は音が良いので、気持ちよく身を委ね過ぎました~。
でも、「ああん、あんあ、ああ♪」は、3回とも凄かったですね!
☆
hiromi様
先にお返事させて頂きましたが、ややこしい書き方ですみませんでした~!
ジュリーは、鉄人バンドを離したりなんかしませんよね!
☆
toko様
やはりtoko様と言えどもも、今回のステージング、初回は戸惑いがあったのでしょうね…。
僕も初日に参加していたら、色々とひっかかる思いを抱えたに違いありません。
僕は慌て者ですからなおさら…最初にババ~ッと立ってしまい、3曲目あたりでおずおずと座ったりして…そんな状況になっていたでしょう。
side-Bの「xtc」は直っていますからね!
☆
すみません再び切ります~。
投稿: DYNAMITE | 2011年1月25日 (火) 18時00分
続きます続きます!
☆
74年生まれ様
ファイナルは無事お会いできて良かったです。
74年生まれ様は「ミネラル・ランチ」で悶絶必至と予想しておりましたが・・・確かに手拍子はいらないような気も。
いや、もちろんヴォーカルや演奏は素晴らしかったんですけどね!
今回のセットリスト、特に曲順はやはり特殊で・・・ジュリーのいたずら心が沸くような感じ・・・だったのでしょうか。
34分割の御報告、ありがとうございます!
☆
チャコ様
いやいやお待たせしてしまいました。
なかなか「砂丘でダイヤ」まで辿り着かずにすみませ~ん。
ネタバレ我慢の甲斐ありまして、「砂丘」には驚かされましたよ~。ノーマークでした!
なるほど、「ほらね」の心境ですか。
ジュリーが今歌うことに意義を感じる選曲だったかと思います。
それにしてもファイナルのこの曲でのヴォーカルとアクション、凄かったですね・・・。
☆
ぴー子様
岐阜研人会最後の大物・ぴー子様にお目にかかれて嬉しかったです!
噂通りの…美しくメチャクチャ面白いお方でした。
いや、食事後に移動したお茶の時に、たまたま血液型のお話になって・・・でも
「あれ、何かみなさまの雰囲気おかしいな?」
とは感じていたんですよ。
何と、みなさま一様に「abc…i love you」のネタバレを警戒しておられたとは!
僕のためにそこまで…うぅ…ありがとうございます!
また是非お会いしたいです。
今後ともよろしくお願い申しあげます~。
☆
まみ様
ありがとうございます!
岐阜研人会のみなさまには、今回も本当にお世話になってしまいました…。
これでのん様がいらっしゃれば、初の四天王揃い踏みが見られたのですが…のん様、無事に旅に出かけられたのでしょうか。
なにしろあの天気でしたからねぇ。
食事では、ちょうど僕の向かいのお席のまみ様とぴー子様がお2人だけビール!
新鮮な思いがいたしました。
お話、楽しかったです!
☆
りい様
雪の中をお疲れさまでした~!
帰りの新幹線、大阪方面もかなり遅れたと聞きました。あの日の遠征組は本当に大変でしたよね…。
大阪ジュリーを満喫なさった後の名古屋…LIVE前は色々と楽しく振り返って皆で楽しくお話盛り上がりたいところでいらっしゃったでしょうに…僕がネタバレ禁止のせいで…すみませんでした…。
遅くなりましたが、明日から渋谷レポの下書きにとりかかれそうです。
upはいつになるかなぁ…どうか気長にお待ちくださいませ~。
投稿: | 2011年1月25日 (火) 21時50分
↑ だから、管理人が名前を忘れてどうする?
疲れているのでしょうか。
投稿: DYNAMITE | 2011年1月25日 (火) 22時00分
DYNAMITEさま こんばんは♪
遅ればせながら、
「超大作名古屋レポ」&「律儀な全返信!」たいへん、たいへんお疲れ様でした。
この後、ファイナルのレポも楽しみですが、暫くライブはご無沙汰になりますから、
どーぞ、無理されず、追々アップしてくださいね。
ところで、2階席からの照明は素敵だったでしょう
投稿: みゆきママ | 2011年1月25日 (火) 22時51分
みゆきママ様
ありがとうございます~。
確かに2階から見下ろしたファイナルの照明、素晴らしかったです。
特に「来タルベキ」「1989」が印象に残りました。
今日はこれから飲みに行くので、レポ執筆は明日からになりますすみません~
もうしばらくお待ちを~!
投稿: DYNAMITE | 2011年1月26日 (水) 18時57分