沢田研二 「太陽」
from『生きてたらシアワセ』、2007
1. 生きてたらシアワセ
2. そっとくちづけを
3. ひかり
4. GOD BLESS YOU
5. 太陽
6. 天使に涙は似合わない
7. 明日
8. 希望
9. 黒いピエロと黒いマリア
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まだ名古屋のレポート途中なのに、ごめんなさい。
これからセットリスト大団円を書こうとして、何とか気持ちを奮い立たせ自分に鞭打ってきたけれど・・・やっぱり1度この曲の記事を書いてリセットさせなきゃ、ダメだ・・・。
覚えておられる方がいらっしゃるでしょうか・・・。
僕は『秋の大運動会~涙色の空』ツアー、セットリストのおさらいシリーズでいくつかの記事を執筆した際、この「太陽」については、是非書きたかったんだけど、楽曲解釈(主に詞について)がまとまらずと言うか理解できず執筆を先延ばしにして、「またいつかの機会に」と言っていたこと。
昨日。
突然「太陽」の歌詞がストンと落ちたような気がしました。
何故LIVEで、ジュリーがこの曲を歌う時にあんなに悲しそうだったのか、その心情が僕なりに解ったような気がしました。
僕はどうしても「ジュリー=太陽」のイメージから離れられませんでした。
だから、歌詞の肝心な部分が解らなかったのだと思います。
だってジュリーはあんなに熱くて眩しいんだから、当然「太陽」に決まっている。
「太陽のようになれない」という詞が「太陽になってみせる」という意味に僕には聴こえてしまっていたのです。
でも、ジュリーは自分のことを「太陽」だなんて考えた事もないのかもしれません。
たとえ多くの人にとって、あんなに眩しい存在だとしても・・・。
「太陽」というフレーズが「人」を表していることは明らか。
とすれば、「太陽のような人」とはどういう人を指すのか・・・。それは「弱虫が頭出す、口を出す♪」の反対を考えれば良かったんだ。
この「口を出す」という詞については、僕は初めてこの曲を聴いた時からすごく引っかかっていて、要は「弁が立ってしまう」「言葉で防衛網を張る」、そんな「ヤワさ」を表しているんだろうとは思っていました。
ちょうど僕のブログのようにね・・・。
では、それに対して「太陽」とはどういう人でしょうか。
おそらく、ピュアってことなんだ・・・。
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ジュリーや、柴山さんや、下山さんや、鉄人バンドや、ジュリーをとりまく様々な人達のことが好きで好きで、その「好き」という気持ちを感性のままに発信する人達が大勢いて、その人達の天真爛漫なまばゆい光に、反射されてついでに光らせてもらっているのが、僕のブログだ。
そんな人達=底抜けに明るい光を放つ太陽が存在して初めて、僕のブログは生かされている。
ジュリーファンの世界には、古いファンの方、新しいファンの方、たくさんのそんな「太陽」のようなブログやサイトがたくさんある。
わかりにくい例えかもしれないけど、僕のブログはゲームで言えば攻略本のようなものだ。ゲームソフト本体が無いのに攻略本を読む人は、いないだろう。
(まぁ、読んでも攻略できないような、ふがいない内容かもしれませんが)
今回のお正月ツアーが終わったら、少しずつインストの記事を書いていこう。
鉄人バンドのインスト復活を祈りながら、微力ではあるけれど声を上げてみよう。
そう決めた途端に。
鉄人バンドのファンで、僕にとっては「太陽」のようだった先輩がお二人、同時に筆を休めてしまった…。
僕だけでは・・・。
僕は自分からは、光を放てない。
太陽にはなれないんだ…。
でも・・・。
ゆっくり休んでください。
今は雲の陰に隠れているけれど、きっと太陽は以前よりも輝きを増して、戻ってきてくれると信じています。
それまで、僕にやれそうなことを少しずつコツコツやってみよう。
僕は自分で輝く力は無いけれど、太陽を隠している雲をどけることくらいは・・・ひょっとしたらできるかもしれない。
お待ちしています・・・。
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