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2010年12月 3日 (金)

ザ・タイガース 「風は知らない」

from『人間60年 ジュリー祭り』、2008
original released on 1969 
シングル ザ・タイガース『美しき愛の掟』B面

Juliematuricd


disc-1
1. OVERTURE~そのキスが欲しい
2. 60th Anniversary Club Soda
3. 確信
4. A. C. B.
5. 銀の骨
6. すべてはこの夜に
7. 銀河のロマンス
8. モナリザの微笑
9. 青い鳥
10. シーサイド・バウンド
11. 君だけに愛を
12. 花・太陽・雨
disc-2
1. 君をのせて
2. 許されない愛
3. あなたへの愛
4. 追憶
5. コバルトの季節の中で
6. 巴里にひとり
7. おまえがパラダイス
8. 6番目のユ・ウ・ウ・ツ
9. 晴れのちBLUE BOY
10. Snow Blind
11. 明星
12. 風は知らない
13. ある青春
14. いくつかの場面
disc-3
1. 単純な永遠
2. 届かない花々
3. つづくシアワセ
4. 生きてたらシアワセ
5. greenboy
6. 俺たち最高
7. 睡蓮
8. ポラロイドGIRL
9. a.b.c...i love you
10. サーモスタットな夏
11. 彼女はデリケート
12. 君のキレイのために
13. マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!
14. さよならを待たせて
15. 世紀の片恋
16. ラヴ・ラヴ・ラヴ
disc-4
1. 不良時代
2. Long Good-by
3. 涙
4. 美しき愛の掟
5. 護られているI Love You
6. あなただけでいい
7. サムライ
8. 風に押されぼくは
9. 我が窮状
10. Beloved
11. やわらかな後悔
12. 海に向けて
13. 憎みきれないろくでなし
14. ウィンクでさよなら
15. ダーリング
16. TOKIO
17. Instrumental
disc-5
1. Don't be afraid to LOVE
2. 約束の地
3. ユア・レディ
4. ロマンス・ブルー
5. TOMO=DACHI
6. 神々たちよ護れ
7. ス・ト・リ・ッ・パ・ー
8. 危険なふたり
9. おまえにチェック・イン
10. 君を今抱かせてくれ
11. ROCK'N ROLL MARCH
disc-6
1. カサブランカ・ダンディ
2. 勝手にしやがれ
3. 恋は邪魔もの
4. あなたに今夜はワインをふりかけ
5. 時の過ぎゆくままに
6. ヤマトより愛をこめて
7. 気になるお前
8. 朝に別れのほほえみを
9. 遠い夜明け
10. いい風よ吹け
11. 愛まで待てない

--------------------------

『人間60年 ジュリー祭り』東京ドーム公演。
僕がジュリーに本格堕ちしたあの日から、早いもので2年が経ちました
(ついでに結婚1周年だったりもします)

京セラに行かれた方々は11月29日が、そして東京ドームに行かれた方々は12月3日が・・・やっぱり特別な記念日なのではないでしょうか。
僕の場合は、12月3日がそういう日なのです。
2年前は仏滅、今年は先勝。昨年は友引でした
(そんなことまでこの先も覚え続けるのだろうか・・・)

みなさまが遊びにきてくださるこのブログも、2008年12月3日から始まった、と言っても過言ではありません。
それまでは、ず~っとバンド仲間くらいしか読んでなかったですから。
(ただお一人、『秋の大運動会~涙色の空』初日にお会いしたお姉さまが、ドーム以前から僕のブログを読んでいた、と仰ってくださいました。僕が白井良明さんのギターを考察する際にたびたび名前を挙げているバンド、XTCのファンの方だそうですが、無論ジュリー本命の先輩で、僕がいきなり『ジュリー祭り』のレポを執筆した時には大層驚かれたそうです)

じゅり風呂となって以降のブログスタイルは一応
「任意のジュリーナンバー1曲を採り上げて掘り起こす」
というもので、冷静に考えてみますと、これは大変なことを始めてしまいました。
終わりが見えないのです。

そしてそれはとても幸せなことでもあります。
もう、ライフワークと言ってもいい・・・ジュリーナンバーの全曲を記事にすることなどこれからの生涯かけてもまず無理なのですが、追いつけないことこそがジュリーの偉大さだと考えますし、それを目標にこれからもコツコツと続けていきたいと思っています。

僕は「遅れてきたファン」。特に男性ファンに僕と同世代の方々が多いことには驚くばかりで、みなさま僕にとっては年齢が近くとも、年下であろうとも、リスペクトしている先輩方。
そして、タイガース時代からジュリーを知っているお姉さま方。実際にお会いした方ばかりでなく、コメントやメールにて色々なことを教えてくださる方々・・・もうお世話になりっ放しです。

僕はまだまだ”ジュリーを表現する”作法や知識を持ちません。
不手際があった場合は、遠慮なく叱ってくださいませ。
理屈が多い割には大したことを書いていないブログですが、多くの方々に読んで頂けたり、応援して頂いている以上、「ジュリーに対する気持ちを失わずに、ずっと続ける」ことが感謝の気持ちを表すことだと考えます。

今後とも、どうぞよろしくお願い申しあげます。

さて。
ジュリーの歴史に追いつくことは夢のまた夢とは言え、いくつか現実に達成したい目標もあります。
その中のひとつ。
あの素晴らしい、宝物のような『ジュリー祭り』のセットリストだけは、いつか、何とか全曲の記事を執筆し網羅したいのです。

ドームで歌われた80曲。
現時点での記事執筆済み楽曲数を数えてみました。
26曲・・・まだ3分の1も終わってないのか!

1公演のセットリストそれだけでも途方もない目標になってしまうんだなぁ。
でも、これは実現させたい。現実味も無いわけじゃない。
そう思っています。

そこで、毎年12月3日には、『ジュリー祭り』セットリストの中からお題を選んで書いていくことにしよう、と決めました。
もちろんこの記念日だけだとあと54年(!)かかってしまう計算になりますから、通常日の記事執筆も合わせまして、まぁ毎年コンスタントに10曲ちょっとが目安でしょうか。
それだと、ジュリーの70超えの年にギリギリ間に合うかも。

決意を新たにしつつ『ジュリー祭り』2周年の今回は、来年への期待も込めて、タイガースのナンバーを採り上げたいと思います。
「風は知らない」、伝授!

個人的にタイガース・ナンバーの中でベスト5に入るくらいに好きな曲です。しかしそれは昨年初めに『THE TIGERS SINGLE COLLECTION』を購入して以降の話。
ドームでの僕は「タイガースの曲・・・かな?」という情けないレベルだったわけで・・・。

のちのちになって考えますと。
『ジュリー祭り』では前半のヒットシングル連発コーナーでタイガースも何曲か歌われましたが、間を空けて独立した形でセットリストに組み込まれた「風は知らない」「朝に別れのほほえみを」のタイガース・ナンバー2曲には、特に感激した先輩方が多かったのではないでしょうか。

「風は知らない」は、「明星」「ある青春」に挟まれたアコースティック・コーナーでの選曲でしたね。
ヒヨッコながらも、「おぉっ、イイ曲だ!」くらいのことは、思って観ていたんですよ~。

タイガースのヴァージョンでは、トッポのコーラスがそのまま残っているのですね。僕はまだまだタイガースの聴き込みが甘く、ジュリーとサリー以外のコーラスパートがメンバーの誰であるかを特定できない曲が多いんです。
シングル盤の「風は知らない」のコーラスもその中のひとつで

♪ 昨日鳴る 鐘も明日はない ♪
    F                 Gm7        A7

この部分だけは
「う~ん、トッポ・・・だよな」
と、何とか思える・・・そんな状態。

「シローだ」と言われたとしたら、何の疑問も抱かずにそう思ってしまいそうです(汗)。
(いや、さすがにもうリードヴォーカルについては全曲判別できますよ!迷うのはコーラスです)
映画「ハーイ!ロンドン」採用の際にシローのヴァージョンに差し替えられた、と聞いています。

これは実はレコーディングの考察上、非常に興味深いことです。
と言うのは、ビートルズの『THE BEATLES(ホワイトアルバム)』でロック&ポップス界を席捲した”8トラック・レコーディング革命”(MTR様、ご指摘ありがとうございました)を受けて、当時のタイガースも多重録音手法に突入していたことが推察できるからです。
つまり、コーラスパートそれぞれが独立したトラックで録音された可能性を考えさせられるのですね。
まぁ、シローのパートのために他メンバーがもう一度一緒に録り直したこともあり得ますけど・・・。

そう言えば、つい1ケ月ほど前でしょうか。いきなりカミさんが「ハーイ!ロンドン」を買ってきて、初めて鑑賞できましたよ。
「風は知らない」は特に効果的で。

♪ 大空の広さ   を 風は     知らない ♪
       Gm7 Am7  Dm7   Gm7  C7    F

いや~、改めて名曲だな、と。
はだしで」もそうですが、僕は後期タイガースの、長調でありながらちょっと物悲しい雰囲気を持つ落ち着いた、それでいて魂を揺さぶられるような良い意味での「危うさ」があるナンバーが好きだなぁ。
しかも2曲ともシングルのB面ですからね!
凄いクオリティーです。

「風は知らない」は、岩谷時子さんの作詞、村井邦彦さんの作曲いずれもプロフェッショナル!
詞曲ともに、ちょっと冷静な視点から激情の人間世界を俯瞰しているイメージを僕は持っています。ベタベタしていないんです。
アコギをフィーチャーしたアレンジも素敵。
もちろん最高なのはジュリーのヴォーカルです。僕が「愛に死す」で完全堕ちしてしまった”無垢なまでに伸び上がる高音”の片鱗が既にこの曲にも存在しています。
先述した「大空の~♪」の「らの~♪」とか、

♪ 雲の波間をさまよう ♪
     G7         C7

のトコとかね。

ところで、ヒヨッコ故にタイムリーでは気づけていなかったのですが、『ジュリー祭り』の「風は知らない」はアレンジが大胆に変えて演奏されていますね。

泰輝さんはコーラスに専念。
GRACE姉さんはタンバリン(カッコイイよこれ!)。
あとはギター兄弟のアコギ2本です。
柴山さんがリズムを奏で、下山さんの素晴らしいブルーススケールのリードギターが、ジュリーのヴォーカルに絡みます。
「何故そこで下山さんにカメラが行か~ん!」とプリンストならずとも思ってしまう下山さんの名演ですよね~。
ただ、やっぱりこの曲を歌うジュリーの表情は素敵過ぎます。全然気負いがなくて・・・ス~ッと「あの頃」に戻っていくような感覚をジュリー自身が体感しているように見えてしまいます。

で。
みなさま、このドームヴァージョンの「風は知らない」の独特のリズム・・・最近聴いた何か他のジュリーナンバーを思い出しませんか?
そう、「緑色のKiss Kiss Kiss」です。
「緑色のKiss Kiss Kiss」の泰輝さんの作曲或いは鉄人バンドの演奏は、『ジュリー祭り』での「風は知らない」のアレンジが下地にあって出てきたのではないかと僕は想像したのですが、いかがでしょうか。

僕は「風」というフレーズを持つ曲が好きです。
少し前に、僕のブログのことを「いい風が吹いている」と仰ってくださった先輩がいらして、とても嬉しかった・・・。
僕にとって「大空の広さ」とはジュリーの歴史そのもの。
しかも、それは現在進行形でさらに広がっていく・・・拡がりは加速し、ただ一陣の微風に過ぎない僕のような者には、見渡すことすらままなりませんが・・・。

空にある幸せを探しながら、これからもジュリーの歴史を漂いつつ、ささやかながら風を吹かせていければ、と思っています。
(〆がかなりクサかったですか汗。ズビバゼン)

さぁ、1ケ月もすればお正月コンサート『バラード・アンド・ロック・アンド・ロール』が始まります。
そろそろ、”恒例・全然当たらないセットリスト予想”シリーズに突入しませんとね。

シングルヒット曲連打で確実に当てにいったジュリワン以外の、ジュリーのソロコンサートについて。
ブログでの僕のセットリスト予想は・・・ここまで全敗です!
素晴らしい名曲を挙げれば挙げるほど、みなさまのブーイングが聞こえてきそうですが・・・。

とりあえず初っ端は、”バラード”ってフレーズがタイトルについてる、あの大名曲を書いてみようかな(採譜のヒント本も手元にあるしね~)。

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コメント

>ビートルズの『THE BEATLES(ホワイトアルバム)』でロック&ポップス界を席捲した”16トラック・レコーディング革命”を受けて、当時のタイガースも多重録音手法に突入していたことが推察できるからです。

「ホワイトアルバム」は8トラックだと思いますが…

投稿: MTR | 2010年12月 3日 (金) 18時40分

「ジュリーを表現する作法」という箇所に反応してしまいました。小学生の頃、夜ヒットで新曲が初披露という状況が続きました。歌前トーク無しでコマーシャル明け大トリです。30年前で、ビデオを録るという術もなく、曲、ファッション、メイク、振りなど今思うと画面の前で正座をしていたのではないか、と思える位の集中力です。見終えた後は左半身(右半身?)がシビれるような寒気のような感じを覚えました。そんな感情や記憶が根付いてるせいか、いまだにLIVEでもジーッと見てる事があります。LIVEで男性ファンが手拍子もせずジーッと聞いている姿を見かけると、それは同じ作法のように思え共感してしまいます。。

投稿: クリングル | 2010年12月 3日 (金) 18時41分

MTR様

仰る通りです!
単純な記述ミスです。お恥ずかしい…。

出先なので帰宅まで本文修正できません。
とり急ぎ御礼まで…。

投稿: DYNAMITE | 2010年12月 3日 (金) 18時52分

クリングル様

リスペクトする同世代の男性ファン…クリングル様の早速のコメント、ありがとうございます!

それは本当に、タイムリーな男性ファン独特の感覚なのでしょうね。
後追いの僕はライヴで暴れることばかり考えて…夢想だにしない貴重な体験談を伺い、また新しい何かが自分にインプットされたように思います。

投稿: DYNAMITE | 2010年12月 3日 (金) 19時01分

『ジュリー祭り』のこの曲のアレンジ、ジュリーの歌唱、
素晴らしいですね!

タイガース同窓会記念ライヴ『A-LIVE』のヴァージョンも好きです♪

投稿: | 2010年12月 3日 (金) 21時14分

↑ ごめんなさい。名前書き忘れました。

投稿: ちこ | 2010年12月 3日 (金) 21時15分

ちこ様

『A-LIVE』、素晴らしいですね!
「朝に別れのほほえみを」「忘れかけた子守唄」「風は知らない」
この流れは最高です!
この時の「風は知らない」は、トッポのマイクヴォリュームが大きいのが効果的ですね~。

来年タイガースの再結成があるとしたら、「風は知らない」もセットリストの有力候補だと思っています~。

投稿: DYNAMITE | 2010年12月 3日 (金) 21時29分

こちらでは初めましてですが、
運動会初日にお声をかけさせていただいた「XTCファン」です。
覚えていて下さって光栄です(^_^)

記念すべき日に素敵なタイトルを選んでくださって
ありがとうございます。
「美しき愛の掟/風は知らない」は私のタイガース・ベストシングル
なんです〜。

特に「風は知らない」は、今の年齢で聴くと、少女時代より
深いところで胸を突かれます。
ジュリーがこの曲を60才で歌う80曲に選んでくれたことに感謝!!

(「ジュリー祭り」でシングル両面が入っているのはこれと「サムライ/今夜はあなたにワインをふりかけ」だけでしょうか?)

ところで、わたしはXTCより白井良明さん在籍のムーンライダーズ・ファンですよ〜。
こんどはそちら方面でお声掛けたいです(^^)

投稿: NOZ | 2010年12月 3日 (金) 23時05分

瀬戸口様

ちょうど、この歌のことを考えていたので、ビックリ、うれしいです。

「美しき愛の掟」というTGのジュリー歌のなかでも最もエモーショナルな曲のB面でありながら、当時とても愛されていたという記憶があります。
多分、トッポのあの事件の直後の発売のため、ジュリーに似合いすぎる、ひとりが目立ってしまった歌よりもこの曲がタイガースの曲として、みんなが聴きたい歌だったのだのではないかしら。

岩谷時子さんの詞はまるで当時の彼らのように聞こえました。
♪大空の広さを風は知らない
風はひとり出て行ったトッポであり、残されたジュリーであり、タイガースでもあった。
タイガースはこのB面曲をよく歌っていました。
名曲だと思います。
シンプルで美しく、真っ直ぐで悲しい。
あの頃のタイガースの姿そのものの歌だったなと思います。
タイガースの歌としての王道を行く歌の中の一曲だと思います。

ドームで歌うタイガースの曲の中に「風は知らない」を入れたジュリーの気持ちが分かるような気がします。

投稿: momo | 2010年12月 3日 (金) 23時28分

DYさん、お邪魔します。
出遅れた…。1日遅れですが、結婚1周年、おめでとうございます。
同窓会タイガースさえ知らない私が、この作品を初めて聴いたのは、ベスト盤でした。聴いて、最初に思ったことは『この歌唱力と表現力が、なぜ当時、評価されなかったのだろう?』ということでした。楽曲を聴くかぎりでは、この時期のジュリーは、歌手として、メキメキ腕を上げていたと思われます。
そして、“ジュリー祭り”でアレンジが変わっても、作品の世界観を損なわない還暦のジュリーの歌唱に感動しました。

投稿: 74年生まれ | 2010年12月 4日 (土) 01時36分

丑三つ時に失礼します。
もうあれから2年なんですね。早いですねー。
「風は知らない」「青春」「友情」私のタイガースベスト3なんです。なかなか生で聴くチャンスがなかったので、ジュリー祭りで聴けて一番うれしかったですね。ただその時は、ほとんどの曲がオリジナルに忠実に再現されていた中で、これはアレンジがオリジナルと違っていたんで(?この曲だけ何か違和感あるなぁ?)と感じてはいたんですが。何度か聴くうちにツィンギターの方がいいなぁーと簡単に思っちゃうんですから、アテにならない耳です。

投稿: nekomodoki | 2010年12月 4日 (土) 02時35分

DYさま

風は知らない 大好きな曲です。
ギャーって叫ばないで大人しくしおらしく聞いてました。

ハーイ ロンドンに入ってましたか?
すっかり忘れてます。
なんかあの頃は気持ちの余裕がなくて曲のよさをしっかり理解出来てなかったみたいです。
名曲だったんですね

それを若者に教えられてるなんて不思議 
ジュリーマジックそれともこれは奇跡??

投稿: キミちゃん | 2010年12月 4日 (土) 07時00分

ブログ、読み始めたのが、今年のはじめでした。いろいろなブログをありがとう。
おかげで、なんだか楽しい一年になりました。来年も沢田さんの活躍を期待しています。

投稿: hiromi | 2010年12月 4日 (土) 11時01分

相変わらず腰が低くご丁寧なDYさん、
ご結婚1周年、おめでとうございます!!
先日、遅ればせながら奥様に気づいて、
今年一番のサプライズでございました
末永くお幸せに、とお祈りいたします。

で、「緑色の~」そうそう
私もあれっ?と思って、おお!このリズムは!と誰かに言いたかったのでした。
そうですよね、きっと!
私もちょっと他の曲とおなじく、原曲のアレンジで聴きたかったんですが、
これはそういうコーナーなので、かな?

それから、え?と思ったのがXTC
私は全然知らないのですが、
ジュリーが「a.b.c...i love you」の間奏で、
「a.b.c」、、、「xtc」
って言いませんか?
いつも「xyz」でもなく、これは何だろう?と思ってたんですが、
なんか関係あります?

投稿: toko | 2010年12月 4日 (土) 16時38分

DYさん、こんにちは&ご結婚1周年おめでとうございます
じゅりコンよりも病に倒れたDYさんを選ぶ!とおっしゃった奥様を、どうぞ大切になさって (ワタシハキットホッテイキマス)

私もこの曲は、祭りDVD組ですが、秋の文化祭…ジュリー映画特集で「ハーイ!ロンドン」観て、
きゅーーーん。。
となりました。

ちょうどメンバーが、ロンドン市内を廻っているバックに(って、パスポートないのにいいのか?)流れ、若じゅりの目線がなんだかすごく遠くを見ているように感じてしまって。

もう少し前のシーンで、現地のバンドのレコーディング風景を見学してる時の目も、、映画撮ってるの、完全に忘れて見入ってませんか?

(いつか自分も、本当に歌いたい歌を、心から聴いてくれる人たちに歌いたい)
そう思ってるように見えて、今日までの深くて長い道のりを思って涙しちゃいます。。

投稿: wine | 2010年12月 4日 (土) 18時06分

たくさんのコメント、ありがとうございます!

今日は朝から弟夫婦の家に遊びに水戸まで行っておりまして、先程帰宅したところです。
お返事遅れて申し訳ありません~。

NOZ様

こちらこそ、引き続き遊びにきてくださり嬉しいです!

タイガースのベストシングルですか・・・確かに「美しき愛の掟」とのカップリングは最強ですね。
詞曲、演奏ともに、A面とB面の対比が絶妙のシングル盤です。

ムーンライダースがお好きとはこれまた頼もしい!
僕は最初に彼らの曲を聴いたのが大学1年の「夏の日のオーガズム」。そこから「Kのトランク」などを知っていったのです。

いつかそんなお話もしたいですね~。

momo様

この曲は、タイガースファンに愛されていましたか・・・。

確かにA面「美しき愛の掟」というのはジュリーでなければ成立しない曲です。
一方「風はしらない」は安心できるタイガースの曲・・・そんなイメージがあったのでしょうか。

トッポの声が残っている、というのも当時のファンにとっては重要なファクターだったかもしれませんね。
本当に世代を超えて胸に響く大名曲なのですが、そんな曲がシングルB面なのですから・・・おそるべしクオリティです。

74年生まれ様

まったくその通りです!
タイガース時代のジュリーのヴォーカルは、このシングルから変わっているように僕にも聴こえるのです。

「ヒューマン・ルネッサンス」の「朝の別れにほほえみを」でジュリーは曲に対峙する何か特異なスタンスを身につけ、それが「風は知らない」に引き継がれているようにも思います。

タイガース時代のジュリーがヴォーカリストとして評価されていなかった、というのは本当なのでしょうか。
僕にはとても信じられません。

すみませんご飯のようです~。
一旦切りますね。

投稿: DYNAMITE | 2010年12月 4日 (土) 20時44分

遅ればせながら、ご結婚一周年おめでとうございます。
おそらく昨日は、ジュリーファンの何%かがDYさまの結婚記念日を思い出されたかと…。

今日は、ローカルな話題でお邪魔しました。
お題と関係ないので迷いましたが、最新記事に書き込ませていただきます。

現在、広島市映像文化ライブラリー(広島市中区)で、映画ポスターのミニ展示が開催されています。
小説を原作にした作品のポスターが二十数点展示されていて、ジュリー関連では「カポネ大いに泣く」がありました。

期間は今月26日まで、月曜と24日がお休みです。
近郊にお住まいの方、よろしければどうぞ〜。

投稿: だんぼ | 2010年12月 4日 (土) 22時38分

みなさまそうだと思いますが、ジュリワン観てました~。

nekomodoki様

確かに、オリジナル音源の「風は知らない」のアレンジは素晴らしいですかたね~。
僕も曲をよく知った上でドーム参加していたら、違和感を感じたと思います。

でも、新たなアレンジもそれはそれでDVDなどで聴き比べることができれば、違った良さが染みてくるのではないでしょうか。
たった今ジュリワンの「あなたへの愛」を観てそう思いました~。

キミちゃん

「ハーイ!ロンドン」はBGMも映像も何やら淡々と進行していく感じがありますからね~。
当時タイムリーなファンはどんな風に観ていたのか・・・やっぱりジュリーを追いかけていたのかなぁ、それも必然かなぁ、というのが僕の感想でした。

曲の良さには、ずっと以前からみなさま無意識に気がついていたのでは・・・。

ジュリーがLIVEを続けてきた理由がそこにあるように思いますよ!

hiromi様

こちらこそ、いつも読んでくださりありがとうございます。
同じアーティストでこんなにも数多くのブログが存在するのはジュリーくらい、という話をよく聞きます。

来年も、ジュリーは僕等をきっと楽しませてくれるでしょう!

toko様

ありがとうございます。
畏れ入ります・・・。

「緑色のkiss kiss kiss」も「風」というフレーズが大きな役割を果たしますし、僕はドームの「風は知らない」と「緑色」の共通点はすごく多いように思うのです。
作曲、或いはアレンジの段階で「ドームでやったあんな雰囲気で」といった話がジュリーやメンバーの間であったとしても不思議ではありませんね~。

「a,b,c…」の件。よ~くわかります!
でも「x,y,z♪」と歌っていると思いますよん。
「z」を「ずい~」と発音するのが洋楽から来るしきたりです。

昔、佐野元春さんの「僕は大人になった」というナンバーで、僕も同じふうに聴き取ってしまったものです~。

wine様

ありがとうございます!
お言葉・・・しかと頭に叩きこんでおきますです。

「ハーイ!ロンドン」は一応ストーリーはありますが、基本的にメンバーの自然な立ちふるまいをカメラが追いかける、という手法で撮られていますね。
DVDには予告映像がボーナスで入っているんですが・・・誇大広告スレスレのような。

歌いたい歌を歌う歓び、それはファンの歓びでもありますから・・・今、ジュリーファンは本当に幸せなのですね・・・。

だんぼ様

ありがとうございます。
いやいや普通他人の結婚記念日なんてど~でもいいわけですから、常識上では覚えません。
エライ日を選んでしまいました・・・。

ローカルなんて・・・貴重なジュリー情報、ありがとうございます!
広島には多くのジュリーファンがいらっしゃいますし、知らなかった方々も多いと思いますよ。
賑わってくれると良いですね~。

投稿: DYNAMITE | 2010年12月 5日 (日) 17時26分

はじめまして、私も今年6月にはまったばかりの遅れてきたファンでございます(女性ですみません・笑)
直接のきっかけは畳サムライですが、一番最初に買ったアルバムはサーモスタットな夏だったりします
それはさておき、いつも楽しく拝見しておりますー。特に一曲ごとに専門的なことも交えて解説されているので読んでてとても面白いです。
タイガース時代は私もまだA面曲(この言い方もいまはしないんですよね…)を押さえたばかりですし、ジュリー祭りはまだ手付かずなのでこの曲は知らないのですが、トッポとシローの高音はまた違う種類だと思うのです。うまくは言えないけど…。

それでは失礼します、これからも更新楽しみにしています!

投稿: せーさん | 2010年12月 5日 (日) 21時15分

せーさん様

はじめまして~!
ようこそいらしてくださいました!

まず、びっくりしました~。
御ハンドルネームの「せーさん」は僕の小中学生までのニックネームでしたから・・・。

今年6月堕ちですか。
まずはLIVEを観ることが何よりですけど、ジュリーにハマると何が大変かって、その作品数の多さです。
その状態でタイガースのB面曲まで網羅するには時間がかかりますよねぇ。
ともあれ、僕は今後ともブログを頑張って、せーさん様のような新しいファンのみなさまに大人買いを推奨していく所存でございます!

今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます~。

投稿: DYNAMITE | 2010年12月 5日 (日) 22時21分

DYさま

ごきげんよう^^

私は他ブログで長~い解説をしていらっしゃる瀬戸口さまをお見かけして
おもしろいなぁ何者?って思っていました^^
記憶があいまいですが、その後にドームレポに出合ったのだと思います
ジュリー祭りに参加して下さってホントにありがとう!って思っています
私も知らない歌が20曲ほどありましたが
ドームで完全復活しました

今年のDYさまの痛い思い出…
私も…お正月名古屋申し込み後に行けない事情が判明しました
どうぞ最低な席が来ますようにと今呪い中です

あの時はレポ待ちをしていてどうしたのかなぁと心配したし
行けなかったDYさまを思って辛かったです
あっ!攻めてるんじゃないですョ^^
当たり前って思っていてはいけないんだなぁって
いろんなことがありますもんね

いつもありがとうございます

風は知らないは キレイな虹に~♪から号泣入ります
ハーイロンドンでの風は知らないホント効果的ですよね!大好き!

ドーム曲全曲伝授!ジュリーの70超えとともに
見届けたいです♪☆

投稿: 由菜 | 2010年12月 5日 (日) 23時26分

諸事情で大変遅くなりましたが、
ご結婚一周年、おめでとうございます。自分のは忘れても、
DY様達の佳き日は忘れない自信があります^^

>一人が目立ってしまった曲よりも
そっかー。それでだったのね。momo様のコメント読んで
腑に落ちました。

ドームで、こんなにかっこいい曲だったのかと改めて驚いたのが
"美しき愛の掟"!
アレンジも流行りの洋楽っぽく、官能的な名曲だったのに、
当時は何故か気持ちが沸き立ちませんでした。
その代わり、この「風は知らない」、何度ひとり口ずさんだことか
トッポ脱退の淋しさ・不安感をこの歌で癒やしていたのでしょうね
レコードジャケット眺めては「トッポの顔、ぼやかしてる〜」
と溜め息でした。
あんなこんな、様々な思いを乗り越えての来年…!
いやが上にも期待が膨らみます。

なお、ジュリーのボーカルは評価の対象にすらなってませんでした。
際立つ美貌の前に男性は無条件に敵意、女性は陶然と言葉をなくし
大人は熱狂を気味悪がって"下手"、"不良"と
決めつけることでかろうじて優位を保とうとしてる…
そんな凄い熱気の前に冷静な分析なぞどこかに吹き飛んだ感じです。

あの頃DY様がいて下さったらね(笑)

投稿: 真樹 | 2010年12月 6日 (月) 01時04分

由菜様

うぅ・・・心当たりありまくりですが・・・ありがとうございます~。

渋谷は本当に不覚をとりました。2度と来ないかもしれない2列目・・・。
でも、早めにそういう体験をしていて良かった、と思うことにしました。
ジュリーがLIVEをやってくれている限り、僕がジュリーのLIVEに行きたいと思っている限り、健康に留意するはずだからです。
僕はジュリー堕ち以前、そういう感覚がなかったんですよね~。

ドームの80曲は、年10曲のペースで何とかジュリー70越えの時に追いついていたいと思っています。
どうか見届けてくださいね・・・。

真樹様

ありがとうございます。
お忙しそうな時にわざわざすみません~。

momo様はさすが!の考察ですよね~。僕はタイムリーではないのですが、仰っておられることが自然に想像できました。
確かにその意味でもすごく対照的な両曲。すなわち最強のシングル盤なんですよねぇ・・・。
しかし、ファンのみなさまが当時大事に思っておられたのがB面の方だったというのは、タイガースというバンドを考える際の重要なヒントになります。
だからこそ、ピーを加えての今回の再結成の噂に胸躍るわけですよね!

僕がタイガースの時代にタイムリーな年齢だったとして・・・果たして彼等の素晴らしさに気がつくことができたでしょうか・・・。
それは自信がありません。
だから、今こうしてジュリーに堕ち、タイガースにも出逢えたことが奇跡だ、と思いたいところです~。

投稿: DYNAMITE | 2010年12月 6日 (月) 21時04分

今年も終わろうとしています。
僕なりに、沢田さんの今年を思っています。
ワイルドワンズとのコラボレーション、僕は本当に期待していました。何かしら新しい沢田さんの音楽を作っていただけると、でも、僕にはGS時代のワイルドワンズの歌曲の素晴らしさを再確認した、ライブパフォーマンスでした。
あの時代の音楽、大人達には否定されていましたが、僕には青春時代の音楽です。中学生時代にスリップさせていただきました。
どうして、シーシーシーだったのでしょうか?いまだに納得できないでいます。
忘れかけた子守歌、良いですね…。最近、携帯にダウンロードして昔の沢田さんの歌曲を通勤途中に聴いています。
アナログ人間です、加齢と共にますます関心のある音楽は、僕自身の青春時代の歌曲に限られてきているみたいです。
今一度、井上堯之バンドでの沢田さんのライブパフォーマンスを見たい。
パーワーアレス、パーワーアレス、パーワーアレスパワー、なんていう譜割りはどうしても耐えられない。

投稿: 船越誠 | 2010年12月 6日 (月) 23時09分

船越様

仰ることは解るような気もいたします。
でも、「若者よ」は能天気な譜割りながら、それがかえってGSっぽい曲かと思いました。
船越様が引っかかっていらっしゃるのは、アレンジの好みによるものかもしれません。

「シーシーシー」は…加瀬さんの曲ですからねぇ。
僕もジュリワンのツアーが始まる前は、NHK放映を踏まえ、「シーサイド・バウンド」や「落葉の物語」をやるのかな、と考えていました。
でも…それは来年みたいですよ!
その時は、「忘れかけた子守歌」にも期待大です。

投稿: DYNAMITE | 2010年12月 7日 (火) 09時10分

瀬戸口様、
レスポンスありがとうございます。
僕は、井上堯之バンドへの思い入れが強すぎるのかも知れません。
今のバンドのファンの皆さん、ごめんなさい。

投稿: 船越誠 | 2010年12月 8日 (水) 00時01分

船越様

僕自身は今のバンドがとても好きですが、ジュリーファンの先輩方には
「やっぱり井上バンドが忘れられない」
と仰る方が多いです。

この先、堯之さんがジュリーの横でギターを弾くのはやはり難しいのでしょうか…。

以前にも書きましたが、堯之さんのジュリーへの楽曲提供の望みはまだ残されているように僕には思えます。

投稿: DYNAMITE | 2010年12月 8日 (水) 18時12分

瀬戸口様、
沢田さんが井上堯之バンドと共にステージに立つ、という夢は叶わないと僕も自覚しています。
残念ですが!
さて、パワレスパワーって何ですか?
考えても考えてもわかりません。
そもそも、こういった表現が正しいものなのでしょうか?

投稿: 船越誠 | 2010年12月10日 (金) 23時30分

船越様

「パワーレス・パワー」

フレーズ表現としてアリかナシか、ということでしたら、僕はアリだと思いますよ。
僕はこのブログを続けるにあたって、「ハートフル・ハート」の銘を自分に課してします。
使い方としては同じような・・・。

意味は、「武力無き力」と今は思っています。
これは「若者よ」の記事を執筆した際に、コメントを書いてくださった方の考察です。
それまでは、実は僕もよく分からなかったのです~。

投稿: DYNAMITE | 2010年12月11日 (土) 10時13分

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