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2010年11月 9日 (火)

[ 伝授・特別編 ] 11.7千葉文化会館 沢田研二 『秋の大運動会~涙色の空』 セットリスト&完全レポ

みなさま、お元気ですか~!?
僕はすっかり元気です。無事に『秋の大運動会~涙色の空』 in千葉に行ってまいりました。
2列目を頂いていた10・29渋谷を病欠するという大失態で、多くのみなさまにもご心配をおかけしてしまっていました。
何より僕自身が、しばらくツアー・セットリストの記事執筆が辛くてできない、そんな心境に陥っていました。

ただ、ジュリーへの飢えが凹んだ気持ちを上回ったのでしょうか、千葉の数日前にはすっかり体調も復活、純粋にLIVEが待ち遠しい、あのいつもの感覚が戻ってきたのです。
そして当日。
思いがけない僥倖が待っていました。

というわけで、今回のレポには一部「妄想」と言われても仕方のないような記述が混ざります。僕としては珍しいことです。
その件があったため、後半はちょっと開放し過ぎたと言いますか・・・飛ぶは跳ねるわで、後方のお席のみなさまに迷惑がかかったのでは・・・と今さらながら思い返します。ごめんなさい。

ただ、本当に救われたLIVEでした。
もう渋谷病欠の悔しさ、未練は払拭しています。ご心配くださったみなさま、ありがとうございます。
もう大丈夫です!

さて。
この日は仕事関連で2名、初ジュリーLIVEとなる男性(偉い人と若い人)を誘っていたのですが・・・若手の方が「Dの呪い」に倒れました。

「Dの呪い」(ひいきゃん様命名)というのは今、巷を席捲している流行り風邪で、喉の痛みと発熱、頭痛が症状の特徴でございます。
でもまぁ、その若手はさほどの症状だったのか、と。
だってこの風邪、ジュリーLIVEへの期待の大きさと症状の重さが比例する、と言われていますからね
(←と、自らの大失態を正当化してみた)

で、困ったことに連絡が入ったのが開演30分前だったんですよ~。
偉い人の方は(普段からそう決めているらしいですが)、会場全体が見渡せる位置で観たい、ということで別に2階席のチケットをとっていたんです。
若手の席は、僕の隣り・・・9列目!

僕ねぇ、”ギリ1桁席の鬼”って勝手に名乗ってるんですけど、9列目のお席を頂くのが3度目なんです。
本神席こそ未経験ですが、結構それより前の1桁席も多くて、他のみなさまより席運はいいみたい・・・申し訳ないです。
ってこんな事書いてたら来年はお仕置き席だらけになりそうだ・・・。

この日の9列目は、下山さんサイドのブロックですが通路沿いで、ほぼセンター。
そんなジュリーから丸見えのトコを空席にはでき~ん!

とりあえずもう時間が無いので、外でチケットさばくのはあきらめて入場し、入り口付近を闊歩することに。
もしも顔見知りの方が見つかりその方が後ろの方のお席だったら、欠席の若手に代わって僕のお隣に座って頂こうという作戦です。

しかしそんな時に限ってどなたにも逢えないのね。
本千葉駅前では、何人もの方にお声をかけて頂いたというのに~。

途方に暮れておりますと、顔見知りではないお姉さまが「瀬戸口さんですか~?」と。
それがこの日初対面となった、ちこ様でいらっしゃいました。
すぐにチケットの件をご相談しますと、ちこ様お持ちのチケットは壁とお友達~なお席でしたようで、めでたくお隣に来て頂けることになりました。

「わたしうるさいですよ~」
「いえいえ、思う存分どうぞ~」

という会話だけでも、開演前の気持ちが盛り上がるというもの。
やっぱり初参加の若造がポケ~ッとしているのを気にしながら観るよりはね・・・。
周囲が盛り上がっていれば、自分も盛り上がれる。ジュリーのLIVEだけではないでしょうが、そういう感覚ってありますよね!

と話が決まってから、何人かの先輩方にお会いしました(爆)。
最近お気に入りのじゅり風呂さん”なみだがこぼれちゃう”のshamrock様にもお会いできました~。

最高の気分で、開演を迎えます!

1曲目「ROCK' N' ROLL MARCH」


Rocknrollmarch_2

何処でしたっけ・・・ジュリーが
「演奏が始まるまで拍手してくれてありがとう」
って言った会場は?
もう、ファンの方々は全員そのことを知っているようで・・・鉄人バンドの入場からイントロ、そしてジュリーの登場まで切れ目のない大拍手で盛大な幕開け。
すぐさま立ち上がるDYNAMITE。
後ろや2階席の様子は見なかったけど・・・どうだったのかなぁ。少なくとも9列目の僕から見える範囲のお客さんは総立ちです!

千葉文化会館、音響イイ!
バンドの音が心地良い会場ですね。
その分、ヴォーカルの音量が若干絞られている感じですか。前方席の僕はまったく問題ありませんでしたが、ひょっとしたら客席の位置によってはジュリーの声が遠かったかも。
でも、ロックバンドのコンサートって、だいたいこういうバランスなんですよ。


下山さん、元気だ元気だとは聞いておりましたが本当にノッケから飛ばしてます。
これまでジュリーのバックで下山さんは、どちらかというと「静」のイメージだったわけですが・・・どうやら今ツアーで何かが変わったようですね。

初めて僕のお隣になるお方の第一の試練。
いきなりのこの曲。
至近距離での「ヘイ、ヘイ、ヘイ!」全力DYNAMITEシャウトでございますが・・・いやぁ、ちこ様も同じように叫ぶのね。
心強い!頼もしい!


2曲目「BAMBINO EXCUSE

Pleasure_2

何ということでしょう。
ジュリーの歌詞、ほぼ完璧だったんじゃあない?
まるでこちらがしっかり歌詞を覚えているかどうか試されているような感じで、スパ~ン!と叩きつけてくるヴォーカル。凄いぞ~。

下山さんこれまであんなに激しくピョンピョン飛んでましたっけ、この曲。プレプレの時からジャンプはしてたけど・・・。
で、柴山さんが嬉しそうに同じタイミングで飛ぶのね~。

3拍子のリズムチェンジ部でお客さんの手拍子がグダグダになるのは、もうご愛嬌ってことで。


3曲目「緑色のKiss Kiss Kiss

Pleasure

巷で話題の「ラヴ!アンド・ピース!ノー・ニュークス!」は、間奏の「タイキ~!」の前振り部と、エンディング部の2回でした。
去年のツアー後半、この曲の歌詞がだんだん怪しくなっていったジュリーですが、今ツアーではこれまで僕が観た限り、一番楽々と言葉が発せられているステージだったと思います。


「千葉の空から♪」はさすがに無く、普通に「横浜の空から~♪」と歌っていましたね。
もうしジュリーが普通に電車で会場に来てたら(そんなわけないけど)、最寄り駅を確認して「本千葉の空から~♪」とかやってくれたかもしれないけど・・・。
あと僕は、ちょっとひねって「房総の空から♪」ってのが来るんじゃないか、とか考えてたんですけどね~。

~MC~

「やってまいりました。千葉文化会館!このようなところにおいでくださり・・・ありがとうございます」
の、「ありがとうございます」はまず正面に一礼ののち、下手・上手・再び正面・の順に、顔をプルプルさせる老人ヴァージョンで!
良かった・・・。
これが出る時のジュリーはごきげん、というイメージが僕にはあるのです。

最後はいきなり
「ちば!」
と言ってからしばらく無言でずずっ、と前にせり出してきて
「ありがとう、ありがとう、千葉~!」


4曲目「ス・ト・リ・ッ・パ・-

Stripper

ありゃ?柴山さんの手数が減ってる・・・かな?
リフのメロディーは泰輝さんのオルガンで。
考えてみますとこのナンバーって、オリジナル音源はキーボードレス。ギター3人にベース、ドラムっていう構成なんですよね。だから弦楽器軍団の横揺れがカッコイイわけで。

そこで柴山さん・・・ははぁ~ん、揺れる方を選びましたね~。
それでも忙しいことには変わりなく、下山さんに比べるとアクションが大変そうです。

僕は条件反射的に下山さんと鏡になって横揺れやるんですけどね。今から思うと、この辺りでちょっとジュリーにチラチラ見られていたような・・・。気もせいかもしれませんが。


5曲目「ダーリング」

Konndohakareina

この日のお席はとても満足。ステージの誰も死角にならないんです。
僕は3列目、4列目、7列目、8列目、9列目(この千葉で3回目!)と1桁席の経験がありますが(2列目?無いよ。もう平気だもん!)、ステージ全員よく見えた、ってのは初めてのことだったのです。

で、この曲では途中から柴山さんを観てたんです。
Bメロの「これから言うことを~♪」のトコのピッキングが凄くて。「海に向けて」の高速ヴァージョンって言って通じますかね・・・。
それにね~。リフ部、Aメロ、Bメロ、サビと、部分部分によって全く弾き方が違うんですよ!
この曲、これまで意外にカズラーのみなさまに語られていないような気がしますよ!次回は是非。

・・・でも、会場のほとんどのお客さんは、ジュリーのジャケットプレイに釘づけでしょうね。


6曲目「君をのせて

Acollection

隣りでちこさまがウットリしてるのがビシビシ伝わってくるんですけど・・・。

後ろから僕の様子を見てたら、可笑しかったと思います。
下山さんブロック、客席全員首を右に向けてジュリーに見とれる中、ただ一人、やや左を向いて下山さんガン見の男。

とにかく!
「ああ~ああ君をのせて♪」
のトコのF→F#dimのフォームチェンジがさりげなくカッコ良すぎる、下山さん!

でね。
結構間近で観ましたから断言できるんですけど。
「知ったときには~♪」
のトコは、Dadd9→B♭(6弦オミットのローポジション)→C→E7と細かくコードチェンジさせています。
1拍1拍ごとに、振り下ろすように、うなずくように大きなストロークで長髪が揺れていました。

下山さんばかり観て一緒にフォームを左手で作っていましたが、ジュリーの声は、しっかり聴いていましたから。
素晴らしいヴォーカルでした。全然苦しそうじゃなかった。
演奏は無論、オリジナル・キーのままでしたよ!


7曲目「I'M IN BLUE

Gsiloveyou

この曲は、74年生まれ様にご指摘頂いたサビ前のメロディーをチェック!
1番は、ご指摘通りメロを変えていましたね。佐野さんヴァージョンとも違う、きれいな下降メロディーでした。
2番はオリジナル音源と同じでしたが、会場によってヴァリエーションが異なるのかもしれません。

コーラスは基本的に泰輝さんとGRACE姉さんのハミング。しか~し!途中から柴山さんが大音量で噛んできます。オールウェイズ時代の血が騒ぐ?


8曲目「”おまえにチェック・イン”

Wonderfultime

今回レポの目玉曲!
いよいよ妄想のお時間がやってまいりました。

まず、ご縁あってお隣にいらっしゃった、ちこ様。これまでこの曲でジュリーの「セクシー・イヴ!」指差し攻撃を2度も賜ったという幸せなお方であることは、お会いする以前より知っていました。
「へぇ~。”おまえにチェック・イン”にそんなサービスがあったのか~」と、僕はそのお話を伺うまで全然そんな事には気がついてなくて。

というのも僕はこの曲、ドームからそうだったんですけど手拍子はせずにひたすら足踏み&エアギターなのね。
サビ以外は、『快傑ジュリーの冒険』収録の、エキゾティクスがやってるようなアクションのノリで観たいんです。
だから、ほぼ無心になっちゃってるワケで。

え、サビですか?そんなん、「ほみたい、うん!」に決まっとるやないですか!

この日も途中まではそんな調子で。
ところが、2番直前でジュリーが下手に歩いてきた瞬間
「あ、もうすぐセクシーイヴがあるんだ!」
と気がついた。
お~っと、、ちこ様、ま~たジュリーの目の前にいらっしゃるのでは?
って、ちこ様3度目の至福を期待したわけですよ、この時は。
でも。

「お・ぼ・えた、ば~かり♪」

あれ?
何だ?
目が合っちゃって・・・る?

おまえの名前、セクシー・イヴ!

俺ですか~!!!

俺はセクシーですか?
それ以前にイヴですか?

ハートにズキュ~ン!とはまさにこのこと。

後でちこ様に
「来た、と思ったのに!何で瀬戸口さんなの~!」
と言われましたが・・・僕はとにかく、あまりの事に動転していて。
「驚いた、ビックリした」
としか言えませんでした。

この時のジュリーの心の動きを推察してみましょう。

・2番歌い出しで、いつもとは逆方向に動いてしまった。
(ちこ様曰く、セクシーイヴのサービスはこれまでずっと上手の方でやってたんだそうです)
・まぁええわ、と今日のターゲットを探す。
・視線の先のお姉さまに標準・・・。

「ん?あの娘はこの前もおったな。
確かその時に指差した。さすがにそうそう贔屓するわけにはいかん・・・あぁっ時間が無い!
しゃ~ない、隣りのエアギター男、食らえ~!!」

今僕は倖せです・・・。

まぁ、気のせい・・・かもしれないのですが。
僕の真後ろの、10列19番のお姉さまがどのようにお感じになられたのか、ご意見を伺いたいところですけど・・・ちこ様は、僕に来たと思ってくださったようです。

先程も書いた通り、その瞬間は動転しました。
僕は普段、ジュリーと目を合わせたい、とかそういう事はまったく考えていない奴なので、不意打ちを食らったような感じで・・・。

じわじわと興奮してきたのは、LIVEを終えてからだったんですよ。
帰りの電車内、就寝前・・・その時のジュリーの表情を完璧に覚えているんです。それが、何度も何度も脳内に甦ってくるのです。
実は未だにポ~ッとしているくらい。
何なんでしょうね・・・男なのに。今までにない感覚です。
まぁ、変な方に気持ちが行ったりはしてませんが、妄想系のみなさまのお気持ちが解った、と申しますかいやはや・・・。

ともかく、もう一度言わせてください。
今僕は倖せです!
「ほみたい、うん!」にも力が入ろうというものですよ!

あ、ラストの「tu、tu、tu・・・」、ジュリーはコーラスパートとは別のメロディーを即興で歌っていました。
これは、バックコーラスが良く聴こえていたからこそ、そうしたのだと思います。
今ツアーではこの曲、下山さんが元気にコーラス参加していますからね!

9曲目「明日」


Ikitetarasiawase_4

2階席でジュリーLIVE初参加の同年代の男性・・・実はかなり偉い人なんですけどね。
これまで数限りないほどに様々なアーティストのLIVEを体験し、少々のことでは驚かない彼がこの日ド肝を抜かれた最初のシーン・・・それがこの「明日」。
おいっちに体操ですわ。
ジュリーは始めると同時に会場のお客さんのほとんどが参加するでしょ?
「な、何が始まったんだ?」
と、びっくりしたらしくて。

で、その後「世紀の片恋」「マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!」「ポラロイドGirl」と進んでようやく、なにやらそういう決まり事があるらしい、と理解したようですが、さすがに参加できなかったって。


10曲目「我が窮状」

Rocknrollmarch

ジュリー、いい声でした。ハードスケジュールの週で少しかすれているのが逆に良かった。
かすれていると言っても、声が出ていないという感じではなく、歌いこんだ声。ビートルズのファースト「ベイビー・イッツ・ユー」等で、ジョンが出してるような声なんですよ。

「老いたるは無力を~♪」のトコ、泰輝さんのトリルっぽい16分音符のアルペジオ(!)が炸裂してました。
これは昨年のプレプレ含め、初めて聴くフレーズでしたね。今ツアーも後半になり、お馴染みの”進化するタイキ・アレンジ”、健在です。

エンディングのピアノ・ソロ部ではもうメンバーのコーラス・パートは無く、柴山さんも下山さんもただ立ちつくすのみでしたが・・・ふとGRACE姉さんに目をやると、タオルで一生懸命お鼻を拭いてます。ごしごしごしごし・・・と、ハムスターのような動きで・・・。
ちょっと萌えました~。


11曲目~鉄人バンドによるインスト~

どこかのお風呂で拝見しましたが、これ、泰輝さんの作曲作品とか。
なかなか語られることは少ないですが、鉄人バンドは全員素晴らしい作曲家ですし、中でも泰輝さんの曲はヴァリエーションに富んでいますね。

この曲を聴くのはもう3回目・・・しかし未だにイントロのフェイクに引っかかります。
おそらく最初のフレーズが2拍分シンコペしているか、或いは変則的なアクセントのフレーズになっているか、どちらかだと思うんだけど、柴山さんが手拍子を煽るタイミングに一瞬「あれっ?」となって、リズムに乗るまで数秒かかってしまうんですよねぇ・・・。
僕だけかな?


12曲目「涙色の空


Namidairo_4

インストでは前方の席のお客さんが半分くらい座ってしまいましたが、ジュリーの登場で再び総立ち。
後半1曲目がバラードという事もあって、他会場ではこの曲も座ったままの方が多かった、と聞くこともありますけど。

柴山さんの噛みこみ方がいつの間にか
「ちゅくぎゅ~ん!」
ではなく
「ぎゅ~~ん、ぎゅ~~~ん」
に変わっていますねぇ。
渋谷初日では本当に(他メンバー含めて)CDと全く同じ演奏でした。1人1音というオリジナル音源の楽曲だからこそ、僕はその点とても感動しました。「I Believe~♪」直前でフレットを「きゅっ」と言わせたりするのも、そのまんま再現していましたからね。
でもこうやって徐々に変化していくのも良いものです。

CD、そして渋谷初日だと、この曲のラストでは泰輝さんが「ぽろり~ん♪」とやって締めるんだけど、その部分も変わってきていて、柴山さんのサスティンが最後まで残っているパターンになっています。
そこで気がついた!
お隣のちこ様は、バラードナンバーの演奏をしっかり最後の1音が途切れるまで聴き終えてから拍手を送るんです。「君をのせて」もそうだったので、「あっ!」とここで気がついたというわけ。
僕を含め多くのみなさまは、まだ音が続いている時点で拍手に雪崩れ込むんだけど・・・やっぱりバラードの場合は静かに最後の1音まで聴き入っていた方が、ステージのジュリーや鉄人バンドのみなさまもやり易いかもしれない、と思ったりしました。


13曲目「エメラルド・アイズ

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どのようにノレば良いのか・・・今ツアー、ファンの課題のひとつとなっておりますこの曲。千葉では、強引な手拍子は無し。自然にリズムに身を委ねるようにしてみなさま聴いていらっしゃいました。
それで良いのかもしれませんね。2番のAメロに手拍子が残ると違和感があったりしますから。

ラストの「ヴェッ、ヴェッ、ヴェッ(←すみませんこんな表現しか思いつかなくて)」は今回は無く、エンディング演奏の最初の8小節では目を薄く開けて遠くを睨むように、そして次の8小節に突入したとたん、くわっ!と目を見開くジュリー。
詞の内容とリンクした、深い意味がありそうな仕草です。

ちこ様はこのナンバーが大好きなのだそうです。
僕は、ちこ様とは曲の感想が似通うことが多いんです。おそらくジュリー堕ち以前の下地・・・聴いていた洋楽が近いので、楽曲に対して同じエッセンスを感じ取るのかもしれません。

ちこ様からは終演後、「エメラルド・アイズ」LIVEでのヴォーカル・エフェクトについて尋ねられました。
この曲で使われているのは、ディレイです。
ディレイは基本、「タイム」「ディプス」「リピート」という3つのイコライザーの組み合わせによって、楽曲に応じた表現を設定します。
「タイム」とは残響音にかかる時間の長さ。「ディプス」は深さ(お風呂度)。「リピート」は残響音を繰り返す回数のことです。
「エメラルド・アイズ」では、「タイム」を強め(残響音が返ってくるまでにかかる時間が遅れる)、「ディプス」を弱め、そして「リピート」を1回に設定しているものと思います。
その設定によって、もう一人のジュリーが歌っているジュリーを追いかけてくるような効果が得られるのですね。


14曲目「まほろばの地球

Namidairo_2

入場時、スタッフさんに頂いたインフォの束の中にこのような素敵なものがあったことを、翌日になって気がつきました。

File0581

今ツアー・ファイナルの翌日、泰輝さんLIVEのインフォメーションです。
で、このインフォには裏面もあって、泰輝さんのメッセージとともに、プロフィールも掲載されていました。

File0582

ちょっと小さくて分かり辛いですか・・・。
プロフィール欄に
「ビリー・ジョエルと出逢ってピアニストを志した」
という一文があったのです。

実は僕、以前執筆した「まほろばの地球」の記事で、泰輝さんのピアノにビリー・ジョエルを想起させられた、というような事を書いたんです。
泰輝さんがビリー・ジョエルをお好きかどうかなど知らず、個人的に感じたまま考察したわけですが、このプロフィールを読んで「やっぱり!」と嬉しくなりました。

僕が泰輝さんのピアノにビリー・ジョエル的なエッセンスを見出すのは、実はバラードナンバーではなく、ブルース色が強いロック・ナンバーなのです。
「まほろばの地球」しかり。
「緑色のKiss Kiss Kiss」の間奏もそうです。
きっと泰輝さんは、「ルート・ビアー・ラグ」とか「メキシカン・コネクション」をコピーして青春時代を過ごされたんじゃないかなぁ。

ジュリーの官能的なヴォーカル・アクションやハードなギターの影に隠れていますが、「まほろばの地球」のピアノはとてもイカしていますよ!


15曲目「若者よ

Namidairo

新譜の中では一番お客さんのノリが良い、この曲。
DYNAMITEはこの日、かねてより考えていた「手拍子と拳振り上げのミックス」で挑むことに。
特に最後のサビ部。演奏が頭打ちになる部分を手拍子で、楽器が噛み込んできてからは拳で、と決めて臨みました。
気持ち良かったですよ~。


16曲目「ひかり

Ikitetarasiawase_3

やっぱり自作曲だけあって、GRACE姉さんのドラムスは気持ちが入っていると思います。
ハードな演奏ながら、急いでも台無し、間が大切なナンバー。
「ドラムスはバンドの土台」と言われますが、それだけに今ツアーの演奏面、僕はこの「ひかり」をセットリスト中一番の完成度かと考えています。

「ひかりある場所」・・・それが正にステージ上のジュリーの周りの空間であるような。
GRACE姉さんの詞に込められているのは、八方塞がりで光明が見出せないでいる心の閉塞感の中、ようやく探し当てた希望の道筋。

それがジュリーのオーラである、というのはやはり自然な解釈のような気がしています。

shamrock様も書いていらっしゃいましたが、この曲が好きなお客さんは、演奏に委ねてゆっくりと身体を動かしています。
もちろん僕もその一人です。


17曲目「太陽」


Ikitetarasiawase_2

アルバム『生きてたらシアワセ』を聴いて大好きになった「太陽」。
ちょっとLIVEで聴くのは無理かな、と漠然と考えてしまっていたので、今ツアーで採り上げられたのは本当に嬉しかったのですが。
生で歌っているジュリーをここまで3回観てきて、果たして僕の楽曲解釈は合っているのかな・・・とそんなふうに感じ始めてきています。

今までの僕はこの曲を、「自分は太陽のようになるんだ!」というジュリーの強さ、決意と捉えていました。
でも。

ステージで「太陽」を歌うジュリーは、とても悲しそうなんだ・・・。
どんな情景や人物がジュリーの頭をよぎっているのでしょう。やっぱり、ジュリー自身の作詞だから、ジュリーにとって大切なメッセージが込められているに違いないのでしょうが、こんなに切ない表情で歌う、その意味とは・・・。

僕の初めて観るジュリーがいるんですよねぇ。
「悲しそう」と言っても、例えばプレプレツアーでの「いくつかの場面」とは全然表情が違うんです。

ジュリーの気持ちの中に、過去の出来事ではなく、現在進行形の「何か」が深く根ざしている・・・僕が間近で観て受けたイメージは、そんな感じです。

この日の柴山さんは、丁寧に弾くことよりもイク方を優先してましたね(笑)。渋谷初日&大阪と比較して、ずいぶんステージ前方ギリギリまでせり出していました。
あと、箱さんが書いていましたが、泰輝さんのキーボードは両刀で、ピアノ以外にキラキラした高音を駆使しています。

僕の手持ちのキーボードだと、「ベル」(鐘ですね)系のパッチに近い音がありますね。「鉄琴」だともうちょっと余韻音が少なく音幅が細いはずですが、音色は似ています。エフェクターをかけているのかもしれません。

18曲目「世紀の片恋」

Kitarubeki_2

大阪でお話したところ、いわみ先輩はステージ上のジュリーにミック・ジャガーを思い起こすことが多いそうです。
同感!と思うのは、この曲。身体のくねらせ方とかね~。
楽曲からしてストーンズっぽい、と僕は思ってます。

まずはイントロからAメロへと続く、カウベルですね。
ビートルズのカウベル導入曲はどちらかと言うとマニアックなナンバーが多いけど、ストーンズは「誰もが知る有名曲」でそれをやってる・・・カウベルはストーンズの代名詞のひとつなのではないかと。


あとはスライドギターね。スライドギターと言えばストーンズの大名盤「ベガーズ・バンケット」だもの。
そういえばジュリーばっかり観てて、下山さんの霊力チェック忘れてた~!
気がついたら、極太ボトルは指を離れてました。

そしてもうひとつ、マニアックなストーンズ的要素とは。
「ハッピ~、ハッピ~♪」と繰り返す箇所のドラムスです!
8分音符の刻みをフロアタム(向かって一番左にある、ドコドコと低い音の出るでっかい太鼓)でやるのよ~!
これは、ストーンズヴァージョンの「マネー」そっくりなんです。

僕がこの「世紀の片恋」で一番我を忘れてノル部分です。みなさまも是非!

19曲目「マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!

Samosutatto

今ツアー参加は3回目だけど・・・毎回思うんです。「世紀の片恋」の長尺のエンディングでず~っと”おいっちに体操”を続けた後、間髪入れずに「マンジャーレ!」のイントロ。そこでもジュリーは手抜きなく拳を上下させて、次曲「愛まで待てない」で走り回るわけですから、確実にお客さんの10倍くらいは体力使うはず。
62歳ですよ。普通ありえないですって!

そう、この曲の間奏で僕がエアギターに切り替えるのは・・・腕が疲れて”おいっちに体操”を1回休みにしてるんです。あぁ面目ない。

さてその間奏ですが。
気がついた人いらっしゃるかなぁ。柴山さんの後を受けてソロに入った下山さんの最初のワンフレーズ、ヴォリュームコントロールを上げ損ねてたんです。単音がほとんど聴こえない状況。
そこまでなら、まぁよくある話。
驚いたのは、瞬時に泰輝さんがキーボードでリードギターのフレーズを弾いてフォローしたんですよ!
ほんの一瞬でした。
何と言うチームワークでしょうか、鉄人バンド。もはや余人は入っていけませんね。


20曲目「愛まで待てない」

Aimadematenai

走り回るジュリー。
間奏で柴山さんと下山さんがずずいとせり出してきて密着プレイを始めたタイミングでドラムセットのトコまで引き返し、二人の背後でペットボトルを口に含みます。
戻ってきて豪快に水しぶき!
水しぶきはエンディングでも連発。最前列にふりかかってるように見えるのですが、先輩方のお話によりますと、ジュリーはいつもお客さんにかからないギリギリのラインでやってるんだそうですね。


そうそう、ちこ様は「ダーリン・ユー!」を賜ったそうです。
だから僕の「セクシー・イヴ!」も許してくださるんですって~。


21曲目「遠い夜明け」

Kitarubeki

この曲はまだコードを起こしてなくて。
ちょっと変わった感じだなぁ、と日頃考えていましたので、お松なお席で下山さんガン見です。
あぁ、これはポール・マッカートニーがあの”イエスタディ”で世に広めたコード進行のヴァリエーションなんですね!

ト長調(キーがG)でF#m→B7→Emと移行する、悲しいような甘酸っぱいような進行です。
調は違うけど、これをアップテンポでやったのがアルバム『LOVE~愛とは不幸を怖れないこと』収録の「TWO」(こちらはハ長調)だったりします。

下山さんはこの進行を1番と2番で表現を変え、”ズン・チャチャチャ”というアルペジオと、振り下ろすストロークを合い混ぜながらの渾身プレイ。
なるほど、こりゃプリンストのお姉さま方(増えてきてます)が堕ちるのも道理ですわ~。

この曲ではほとんどの人がジュリーの表情に酔いしれるでしょうし、もちろん僕もそうなのですが、下山さんのアコースティック・ギターや、ピアノ、ストリングス、バンドネオンの3音色を瞬時に使い分ける泰輝さんの演奏なども、大きな見所と言えるのではないでしょうか。


~MC~

「みなさん、お疲れでしょう。やってる方はもっと疲れる」

「いつ走れなくなるかもしれない、と思って走っているけど、(逆に)じっとしてると歌えないんじゃないか、なんて(笑)。私がこうして走っているのは、別に入場料の中に含まれているわけじゃないんですよ。私が自主的にそうしているだけのことでございます(笑)」

「50の時に60までやる、と言うのと、60になってから70までやる、と言うのでは全然違う。昔は88までやるとか言ってた時もあったけど、60過ぎて、どんどん身体がおかしくなってくる。目もほとんど見えなくなって、耳もどんどん聞こえなくなって、聞こえてくるのは悪口ばかり。何か食べる時とか、もっとよく(食べるものを)見たいねん(笑)」

「62歳でね・・・あと3年で、年金が貰えるんですよ・・・。そういう年だってことですよ。何か助けがいるんじゃないか、そういう年齢なんじゃないか、と国が考えるような、そんな年なんです。早い人だともっと早く貰えるんだけど、一定以上の収入があると貰えないんですよ。
65になっても、ある一定以上の収入があると貰えないんです。一体いつになったらその”ある一定以上の収入”以下の収入になるのか(笑)・・・たぶん一生無いんじゃないかと(拍手)」

「私らにとって一番困るのは、物忘れが激しくなる、ということです(笑)。まぁそれは今に始まったことではありませんが・・・(笑)。そのうちまったく思い出せなくなる時がくる・・・そうなったらね、その時はフォークの人達みたいに譜面台を立ててやれば良いかなと。
でも立てたら動けないですからね。こっちに(と左に走る真似)動いて、ちょっと不安やな、と思ったらすぐ(真ん中に)戻ってこなきゃいかん。
ですから譜面台は頭の上に吊るす(笑)。歌詞を全部そこに書いて、こっち向いたらココ!こっち向いたらココ!と自分の目の前に(譜面台が)来るようにね(笑)」

「健康食品なんて、効き目には個人差がある、ってちゃんと書いてある。アレは、これは効きませんって書いてるようなもん。ビタミンCなんてね、いくら取ったって大半は身体の外へ出ていくんですよ。それが、今まで吸収されなかったビタミンCが、これだと吸収されます、なんて言われてもね・・・。それって、今までにない、体験したことのないことが身体に起こる、ってことでしょ?いきなりそんな状態になって、イヤやわ~。そんなん体験したくないですよ」

「山の水が何故おいしいのか。それは、適度に不純物が入ってるからでしょう!良いものばかりじゃなくて、悪いものも少しは必要なんですよ。毒は必要なんです!」

「とにかく健康管理というのはね、他人に言われてやるんじゃなくて、自分でしっかり考えてやってきかないといけませんよ。私が70になった時にみなさまはおいくつになられるのかわかりませんが、お互い健康でその時を迎えられることを願いまして、甚だ簡単ではございますが、私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございます」

そしていつもの順にメンバー紹介。
「それではオマケです~!」


22曲目「ポラロイドGirl」


Karehanemurenai

この曲で再確認。下山さん、元気過ぎる!
館林、多摩、浜松、千葉・・・ この週はそれでなくともハードスケジュールなのに、下山さんは白崎映美さんのLIVE出演もあって水曜日から5連チャンだったのです。疲れていないはずはないけど・・・とにかく2番直前のアクションが観るたびに激しくなっていってます。
演奏する歓び・・・でしょうか。


しかし、ジュリーはさらに凄い!
サビのジャンプは、2回+2回+6回の計10回。
何で覚えてるかって?そりゃ、一緒に飛んだもの。
いつもは後ろのお客さんに気を遣って軽くその場飛びなんだけど、ごめんなさい、千葉はちょっと箍が外れてしまいました。
思いっきり飛んでたら、少しずつ前方に移動しちゃってたみたいで(通路にはみだしてた、ということでもあります)、9回目のジャンプで段差につんのめって10回目を飛べず・・・無念です。


23曲目「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」

Royal3

この日は鉄人バンドの「ハッ、ハッ、ハッ!」のタイミング、何をやっているのかに注目してみました。
拳振り上げに参加可能なのにサボってるメンバーはおるまいな、と。

GRACE姉さんはやはり、それドコではなさそうですね。
「ハッ、ハッ、ハッ!」と同じリズムで両手スネアの猛打です。


泰輝さんはキーボードの音色を残したまま。
これは手を離すと音が消える類のパッチですからずっと鍵盤を押さえていなければなりませんね。


柴山さんはずずいと前にせり出してきまして、嬉しそうにジュリーと一緒に「ハッ、ハッ、ハッ!」と拳振り上げてます。
エキゾの魂、不滅です。

下山さんは・・・あれ?
ベースの変わりに低音ストロークしてるのかと思ってたけど・・・そこまで激しく演奏参加してない・・・。
泰輝さんのキーボードが残ってるし、左手ミュートで右手開けることはできそう・・・。
これはひょっとして・・・サボリでは?
恥ずかしいんでしょうかね。

と言うか、今後の残りの会場でいきなり拳参加!ということも充分考えられますよ。
プリンストのみなさま、要チェックです!


24曲目「いとしの惑星」

Iikazeyofuke

今回からGRACE姉さんの「だん・だん・だだだ!」(フロアタムとスネアの両打ちかな?)を手拍子参加したんだけど、周囲で結構やってる人が多くてちょっとびっくり。

エンディング、ジュリーはまず左手花道へ迷いなく進出。一瞬「おっとっと」と足元を気にするシーンもありました。
その後右手はフェイント1回入れてましたね。

さて、柴山さんはずいっと前方に進出しても、戻る時にはササ~ッと、という術を完全に取得しているのに対し、下山さんは「せり出す→引っ込む」というのがまだ慣れないようですよ。
今ツアーは「ポラロイドGirl」でジャンイング・バックステップを開発するなど、徐々に技は増えていますけどね。

柴山さんと下山さんのツインリードで終わるこの曲。
最後の1音をガ~ン!と弾いて、柴山さんは本当に自然にステージ後方に歩いていきますが、下山さんは
「あっ、沢田さんは何処?俺がジャマにならないように・・・うあ足元が!」
とさりげなく逡巡しているのが見てとれました。

演奏を終え、再びメンバー紹介。
ジュリーは四方に手を振って、時計チェックのゼスチャーで退場していきました。

☆    ☆    ☆

席を立つ頃から「セクシー・イヴ」のジュリー指差し映像を脳裏で繰り返している自分にビックリ・・・。
これが1週間経ったいまだに続いているという驚異。ジュリーおそるべし・・・瞬時に効かず後からジワジワって・・・何だか強力な薬みたいです。

ちこ様が隣でハッチャけてくださいましたので、僕も何も心配せず心を開放することができました。
渋谷欠席のリベンジを果たすにふさわしいお席、会場、そしてステージングだったと思います。とても満足しています。

同行した男性には色々と説明をしなくてはなりませんでした。何故ベースがいないのか、何故MCが長いのか、などなど。
ただ
「何曲やった?ずいぶんやったよね?」
と聞くので
「インスト入れて24曲だよ」
と言うと「そりゃ凄い!」と。
当然ですがすかさず
「おととしのドームじゃ、60曲だぜ(註:80曲です滝汗)」
と。
「えぇぇ~!」
と驚いてましたね。彼は業界人ですが、意外と『ジュリー祭り』の内容って知られていないですねぇ。
僕としては、どうしても誇らしげに話をしてしまいます。それこそ「僕には自慢のジュリーがいる」ってことになってしまうのです。

彼は「ステージで鳴っている音と、客層が合ってない」と正直に言いました。それがどれほど凄いことかを僕は2年かけて学んできていますが、一言で説明するのは難しい。
「ジュリーファンは、自分ではそう思っていなくても知らず知らずに耳が肥えているんだよ。そしてほんのここ数年で、多くのファンがその自覚を持ち始めた」
僕はそんなふうに彼に言いました。これは本音でもあるし、作戦でもある・・・とにかく彼は”沢田研二”というアーティストに新しいイメージと興味を持ったようです。

今回もたくさんのみなさまにお声をかけて頂きました。
何人かの先輩に渋谷のことをなぐさめられたり、身体の心配をして頂いたのには驚きました。変わらず読んでくださっているのですね・・・。どうもありがとうございます。
そうそう、本千葉駅前でakichanご夫妻とも再会しましたが、福岡遠征でお会いしたという先輩からの伝言がとても嬉しかった・・・。

新たにご挨拶させて頂いたちこ様、shamrock様・・・ジュリー人脈の拡大は止まるところを知りません。
色んな意味で、ジュリーの70歳超えはジュリーファンにとってもそれぞれの人生の大舞台になっているような気がいたします。

今回はレポの執筆にずいぶん時間がかかってしまいました。いつの間にか、ジュリワン北海道シリーズも始まっちゃってるし。
お待ち頂き、そしてこの大長文におつき合い頂き、ありがとうございます。

携帯からだと、ま~た24分割とかになってるのでしょうか・・・。

20101107

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伝授・特別編 灼熱ライヴレポート」カテゴリの記事

コメント

わ~い。
レポありがとうございます。
僥倖とはそのことだったのですね。
至近距離からの狙い撃ち。
さぞや・・。
9月の神奈川県民の3階席で指差してもらいましたが
あまりに遠くて的が大きく
わたくしの周囲半径5メートルくらいの皆さんが、手を振り返してました。
豆粒じゅりを寂しく思ってみてましたが一気に盛り上がれました。
なにせ「自慢の君がいる~」って、言ってもらえましたから。

投稿: mimina | 2010年11月 9日 (火) 23時08分

DYさま、
おかえりなさい。
ご無事に参加できてよかったですね。
私も千葉に行きたかったです。

その上、素晴らしい体験をなさったのですね。
うらやましいです♪

投稿: anpu | 2010年11月 9日 (火) 23時15分

この業界が長い、偉い方が驚かれた、という事は、
あの光景はジュリーライブのオリジナルなんですねー。
かつては自分のパフォーマンスで世間を驚かせ、
今は会場ごとのライブパフォーマンスをいつの間にか作り上げていたとは、流石。

そして、「ジュリーは男性ファンにはサービスする」というのは、ホントなんですねっ。
双眼鏡越しですら、「目があった!」と焦らせる(双眼鏡を隠す)ジュリーですから、
生セクシーイヴは、破壊力抜群とお見受けします。

100分割になってもいいので、みっちり続きをお願いします。

投稿: morie | 2010年11月 9日 (火) 23時33分

DY様
レポありがとうございます。
くーっ、うらやましい!
しかしエアギターで完璧なコード弾いてる人が視線の先にいたらそりゃ挑発したくなりますって!
私も11月はソロ1回。ジュリワン1回それから泰輝さんのソロライブ、DY様にお会いできるチャンスはあるのでしょうか?
レポの続き、楽しみにしています。

投稿: nekomodoki | 2010年11月 9日 (火) 23時48分

DYさま
執筆途中に失礼します。
妄想の世界へようこそ(笑)

私も…地元ギリ1桁列端っこ席で…8曲目で…
♪昔から恋人同士みた〜いさ〜♪と私だけに!ピンポイントで!指差してくれる僥倖に恵まれました。
思い出すと2ヶ月たった今でもうっとり…一生の想い出です。
(いいんです、カン違いでもっ)

続きも楽しみにしています。

投稿: だんぼ | 2010年11月10日 (水) 00時38分

DYさん、お邪魔します。
「I'M IN BLUE」の記事での、私の書き込みを覚えていてくださって、ありがとうございます。
自分の耳の感覚だけで感じたことが、気のせいではなかったとわかって、ホッとしました。
レポの続き、楽しみにしてます。
P.S ジュリーの顔が脳裏に焼き付いているのですか…うらやまし~い~!

投稿: 74年生まれ | 2010年11月10日 (水) 00時42分

ふっ

投稿: ぬこ | 2010年11月10日 (水) 01時29分

DY様
「Dの呪い」絶賛継続中のYです。
無事千葉に参加出来て良かったですね。また、ジュリーのご寵愛を賜ったなんて裏山しーですわ!!
私としては初参加のお偉い方の感想、反応などもっと知りたいと思います。楽しみにしています。
それにしてもお優しい奥様!私だったら迷わず放って行きます(^^ゞ
渋谷ファイナルではお目にかかれますように、お互いに身体を労りましょう。

投稿: ジュリ友Y | 2010年11月10日 (水) 02時01分

DY様 うらやましすぎます!
私、地元のジュリワン、2列目加瀬さん側で、鳥さんに指差しされました。
鳥さんはとてもいい人だからドキリとしましたが、
これがジュリーならその場にへたりこんでたでしょうね~。
ジュリーのかん違い光線は、常に頭の上、とうとう一度もいただけませんでした(涙)

「秋の大運動会」、諸事情で参加できそうにない私ですが、
皆さんのレポのおかげで、気持ちだけ会場に飛んでいます。
続きを楽しみにしてます!

投稿: 青みかん | 2010年11月10日 (水) 08時53分

DYさま

おめでとうございます。
ジュリーはしっかりDYさんの顔覚えました

記憶力いいですからファンの顔はすぐに覚えます。

昔は親衛隊がいていっつもいっつも同じ顔ぶれが前列にずら~っと陣取ってたそうです。
私は後ろの席ばっかりでした

ジュリーが お前らの顔見飽きたって
言った事あります
同じ顔ばっかり見て歌うのは苦痛って言ったんです

DYさんを見つけたジュリーはきっと嬉しかったんですね
おもろい奴おるやん よし!今日はあいつや  そうですよん きっとね

投稿: キミちゃん | 2010年11月10日 (水) 09時03分

いやぁスゴイ。
何がって・・・、「Dの呪い」ですわよっ!
ワタクシライブ当日こそ瞬間風速的に元気でしたが、その後、今にいたるまで絶不調ですわ。どんだけ呪ってんねん!!

・・・失礼いたしました。
幸せなひとときでしたでしょう、モーソー族の気持ちがおわかりいただけたようでうれしいですわ。
ワタクシも武蔵野9列目上手!でセクシーイヴ認定を受けました。やはりその辺がねらい目なんですね。まぁ、2階壁際だろうと(渋谷ファイナル(´Д⊂グスン)モーソーに支障はありませんけどね。

投稿: ひいきゃん | 2010年11月10日 (水) 10時05分

ふっ・・・


と、私もぬこさまのように立ち去ろうと思ったんですが「おまえだって、ピンクのストローとかダーリンユーとかで騒いでいただろうと言われそうなので・・・。

昔から「トチリ席」と申しますものね。
いろは…で始まって、と、ち、り、つまり7.8.9列目あたりが、一番舞台の方と目が合いやすいと。

ギリ一桁の鬼DYさまって、やっぱり神ですわね。
ジュリーに差されるの、遅すぎたくらいですよ。
ああきっと、昨年の大阪で、カズさんといちゃいちゃしてたのを、ジュリーは根に持ってるんだそーなんだ♪

投稿: しょあ | 2010年11月10日 (水) 15時53分

キミちゃん様、
一つ確認したい事があります。
本当に沢田さんが目前のファンに、
「お前らの顔は見飽きた」だの「同じ顔ばかり見て歌うのは苦痛だ」だの話されたのですか?
僕はそこそこ長く沢田さんのステージを見て、沢田さんが色々きつい発言をされたのは経験していますが、そこまで罵声を浴びせているのはしりません。
2チャンネルのアンチジュリーの書き込みのようです。
本当にそのような発言をされたのは僕には信じ難い事です。
よほど、体調でも悪かったのでしょうか?

投稿: 船越誠 | 2010年11月10日 (水) 23時00分

横レスですが、しょあたま

>と、ち、り、つまり7.8.9列目あたりが、一番舞台の方と目が合いやすいと。

なんですか!

そっかーーーー。

自分は今、DYたまへの嫉妬で胸ぐらっなので、
アドバイス、ありがとうございます。
次回、がんばります!

投稿: ぬこ | 2010年11月11日 (木) 01時26分

千葉では本当にありがとうございました。
そして、「エメラルド・アイズ」のヴォーカル・エフェクトのご解説、ありがとうございます!
「ディレイ」という用語だけは聞き齧ってはいたものの、どうも理解がおぼつかずにいたのですが、なるほど、そういう3要素があるのですね。とってもわかりやすいです。

実は、私がお尋ねしたのは「涙色の空」のエフェクトについてなのですが…
というのは、この曲に限って、
ジュリーの息継ぎの音がハッキリ、しかもかなり頻繁に聴こえるので…
これはジュリーには大変珍しいことではないでしょうか。
CDでもかすかに聴こえますけども、
ライブではもっとずっとハッキリ聴こえるのはどうしてなんだろう?
とライブ参戦のたびに考えていて、神奈川県民あたりでふと、
ヴォーカル・エフェクトの残響音と関係あるのでは?と思ったのです。
この曲、特に出だし~前半のピアノ単体伴奏のあたりでは、ヴォーカルの残響効果が強めというか、ジュリーの声が明らかに二重に聴こえますよね。
「我が窮状」や「遠い夜明け」も残響効果がかかってると思いますが、「涙色の空」よりはソフトで短めな感じがしますし、息継ぎ音はまず聴こえない。
なので、「涙色の空」は、残響効果の設定ゆえに
ブレス音をも拾って残しやすい、あるいは増幅しやすくなっているのかな?
それ以外に曲自体の構成も関係ある? などと、素人なりに考えていました。
個人的には、これ以上エフェクトが強いとアザとくなってしまう…そのギリギリ一歩手前のところで、文字通りこの曲に最大効果をもたらしている見事な音響処理と思っており、
また、邪道かもしれませんが、この曲ならではのレアなブレス音も今季ツアーの聴きどころの一つに数えております。
もちろん以上は、音楽専門知識皆無な私の、まったく大雑把なド素人考えですので、
レポ完成後にでも、ぜひ専門的な解説をしていただけたら嬉しいです。

投稿: ちこ | 2010年11月11日 (木) 23時36分

DYさん、お邪魔します。
どこまで書き進んだかな~、と思って読んだら、驚愕の記述が!今まで、DYさんはバラードの最後の1音が終わる前に拍手していたんですか!他は知らないけど、ジュリーのライブで、それは無粋です!たとえバラードでも、最後の1音が終わるまでが、ジュリーのパフォーマンスなんですから。喝!! 私は、初参戦から最後の1音が終わった瞬間に拍手をしています。

投稿: 74年生まれ | 2010年11月12日 (金) 22時30分

74年生まれ さんに1票。

投稿: mimina | 2010年11月12日 (金) 23時48分

長文レポ、お疲れさまでした~~
でも、DY様ホンマにでたんですね~^最後のほうに、ドームでは60曲って書いてますよ~
80曲じゃないですか~~
まぁ、単なる書き間違いに違いないと思いますけどね。

妄想レポもおもろかったわ~~
しかし、ジュリーの指差しはじわじわと効いてくるんですね。
ボディブローのようにくるんですね・・・
私も一度くらいはそんな攻撃をくらいたいものですわ~
生きてるうちにはそういう事があるでしょうか・・・
あ、こんな弱気ではあきませんね。
多分勘違いしない体質なのかも

投稿: くすくす | 2010年11月13日 (土) 23時33分

ありゃりゃ!
ホンマにでたんですね~
って訳のわからん事書いてしまったわ。
何が出たんかわかりませんよねぇ。
お疲れがでたんですね~と書いたつもりでした~

投稿: くすくす | 2010年11月13日 (土) 23時36分

DYさん、レポ執筆、お疲れ様です。
ジュリーのパワーと鉄人バンドの進化(特に泰輝さん)が伝わってくるレポでした。参戦予定の渋谷楽日が、とても楽しみです!

投稿: 74年生まれ | 2010年11月13日 (土) 23時47分

DYさま

本当です。
25年ぶりに帰って来てジュリーは進化してました。熟成してました。呪縛から解き放たれてました。
なにより幸せそうでした。

昔のジュリーは重い荷を背負ってました。
大所帯の事務所に居て稼ぎ頭
大黒柱のような存在でした。
やりたくない仕事もしてました。

ファンは一瞬でもいいジュリーを近くで見たいと後ろの席からステージに殺到して
ステージ前にひしめきあって見てました。

スタッフがロープを張ったり客席の方に向かって押し寄せてくるファンを力ずくで押し返したり、それでもファンはジュリーに突進するんです。

そして始まりました。ジュリーとファンのバトルが ジュリーは怒まくり怒鳴りまくりマイク置いてステージを去った事も
ファンに向かって 金返すから出てけ って言った事もあります。

ファンがいけなかったんです。
タイガースの時に将棋倒しになってファンが怪我した事がきっかけで
大人たちの見る目が変化しました。
ファンは不良として扱われました。
社会現象になりNHKは出入り禁止
コンサート会場には警察、先生が待ち構えてました。入場を阻止されました。
そんな背景があるのでジュリーは余計に
神経質になっていたのだと思います

昔は総合企画だったかな?忘れましたが
チケットはすべて大阪本社に現金書留を送るんです。早い者勝ちそしてどういう手を使ってるのかわからないですけど
いつも最前列の顔ぶれが常に同じだったそうです。それで言っちゃった事があります。不公平だと思ったんでしょうね。
誰もが近くに来たいのに特定のファンだけがいつも陣取ってるのが耐えられない事だったんです。

若い頃のジュリーはガラスのような剃刀のようなスタッフに対しても気に入らないと怒鳴ったりしてたみたいです
それだけ責任を背負っていたんです。

キャンディーズも稼ぎ頭でしたけど
一足早く普通の女の子になっちゃいましたし、天地真理さんも息切れして引退しちゃいましたし、年取った御大さんたちのお給料って高いですよね
でも本人たちは稼いでいませんでしたもんね。なんちゃって・・・・ホントの事言っちゃいました。ごめんなさい

長々と書いてしまいましたが、今のジュリーってもうなんとも言えずかわゆいです~
奥様と幸せそうです 沢田商店は零細企業で働き手は一人で楽ではないでしょうが
なんといっても自由があります。
呪縛はありません。
やりたい仕事を選べます
音楽を心ゆくまで追求出来ます。


訳わかんない詩でもどんな曲でも聞く前に予約して
モフモフになってもドS発揮しても嵐でも雪でも会場に詰め掛け70歳を見届けようと健康に留意して長生きするぞと決意してるとても普通では考えられないぞと思われる極上のファンがいますもん
これを奇跡というんでしょうね
ミラクル ミラクル 伝説になりそうです


ただ 残念なのは ジュリーに我が窮状を歌わせる 今の世界の状況です
闇に向かってひた走っている事です。

一部のネカチモの言いなりになっている世界のボスたち 政界 マスコミ 検察 警察 新聞 学校 医学界 企業 電通の下にひれ伏してる芸能界 

正しい事を言うと阻止され抹殺される事です。

何かとんでもない事言いました?
でも間違いではないっしょ お偉いさんたち何か文句ありますか?

投稿: キミちゃん | 2010年11月14日 (日) 11時26分

ピンポン♪24分割でした。
「太陽のようになれないよ」と訴えるように歌われる度、
ああ、ジュリーは凄いと又思ってしまう、この逆説。
こんなファンの思い入れは負担でしょうか。
24時間スーパースターでいてなんて求めないから、
ライブのジュリーはやはり太陽。
気まぐれ、気分屋のお日さまでいいから〜。

投稿: morie | 2010年11月14日 (日) 12時29分

DY様

全編伝授ありがとうございます。これからゆっくり読みなおさせていただきます。

キミちゃん様

総合企画の頃のチケットは受付開始日消印の早い者勝ち(到着順)だったと記憶しています。
私は地元の本局に0時前に並び、日付変更と同時に速達で送ってました。でもろくな席は来ません。なぜかというと、いつも前に座っている人たちは総合企画のある区域の本局の前で並ぶことが出来る人たちだったからだと思います。
東京は麻布郵便局だったかな?でも麻布郵便局に0時前に並んだら朝まで帰る手段がありません。松席などというのは夢のまた夢でした。
その後、やりかたが受付期間内の抽選、に変わって状況は改善されましたが。
チケットの販売方法についてはジュリーもずいぶん試行錯誤していたと思います。

投稿: nekomodoki | 2010年11月14日 (日) 12時35分

nekomodokiさま

そうだったんですか~
初めて謎が解けました。笑

私は横須賀中央駅始発に乗り青山一丁目下車 赤坂郵便局までダッシュして6時半到着で現金書留出してました。
この健気な努力が報われた事は一度もなかったですけどね


今抽選というのはいいですね
ジュリーも寝ないで考えたんですね。きっと 
わかるな~ 
あの性格ですもんね
正しくない事大嫌いで見過ごす事出来ないんですよね 芯の所は変わってないですよね。 体は丸くなってもいつまでも尖っていて欲しいです。

投稿: キミちゃん | 2010年11月14日 (日) 13時19分

キミちゃんにざぶとん100枚

投稿: ぷるぷる | 2010年11月14日 (日) 16時09分

大変遅くなりました~。
みなさまからのコメントを再度読ませて頂きながら、少しづつお返事してまいります。

mimina様

ありがとうございます。お待たせいたしました。

信じがたい僥倖でしたが、女性だとどうにかなってしまうんじゃなかろうか、と真面目に心配するほどの効き目ですね、あれは・・・。

仰る通りジュリーはしばしば2階席、3階席に向けて指差しをやってくれることがありますね。
僕も昨年の神奈川県民が2階最前列だったのですが、何度も的の大きなサービスを受けましたよ!

anpu様

聞くところによりますと当日はお仕事だったとか。
それでは仕方ないですね・・・。僕も来年お正月の初日を仕事であきらめましたから・・・お気持ちお察しいたします。

anpu様とはツアー初日以来お会いできていませんねぇ。
是非ファイナルで!

morie様

同行の男性にとって、ジュリーはアイドルのイメージだったらしくて・・・それは驚いていましたよ。
まず音がアイドルコンサートではあり得ないような音ですから、客層を見回して、それで大丈夫なのか、と。でもお客さんはノッている、どういう世界なんだろうこれは・・・そんな感じだったようです。

男性ファンが増えてきているとはいえ、彼の目にはやはり客層が「ほぼ目上の女性」と映ったようですね。
これは商売として見た場合には実は喜ばしいことなのです。
この先業界もジュリーを放っておかないかも。

それでもジュリーは我が道を行くのでしょうね。

nekomodoki様

いやいや光栄な出来事でございました。
エアギターのコードが合っているかどうかはともかく、ジュリーに見つけて頂けたことだけでも一生の思い出です・・・。

nekomodoki様、ソロのファイナル渋谷は参加なさらないのですか?
今年お会いできるとすればその日しか・・・。
本当はものすごくジュリワンに行きたいんですけどね・・・(泣)

だんぼ様

ありがとうございます。
今回はレポを仕上げるのに1週間もかかってしまいました。

「昔から恋人同士♪」
そうそう、あの部分もサービスありますね!
ジュリーが自分とお客さんを交互に指さすあれですよね~。
そうですか、だんぼ様はあれを・・・。

74年生まれ様

「I'm In Blue」はメロディーの変化も含め、ジュリーが楽曲に対して今新たな思いを持って歌っているのかもしれません。
オールウェイズの頃とはずいぶん違った感覚になっているのでしょうね。
今の鉄人バンドスタイルだと、「ワイルドボアの平和」でもこの曲を歌っていますが、その時からすでに楽曲の進歩はあったようです。

ハイ・・・ジュリーの指差し表情、いまだに鮮明に覚えています。

ぬこ様

先輩を差し置き・・・お先に失礼をいたしました(汗)。

ジュリ友Y様

あわわわ・・・「Dの呪い」は大丈夫ですか?
僕がレポ執筆に時間をかけている間に治ってくださっているでしょうか・・・。

実は今会社で「Dの呪い」から派生したと思われる風邪が絶賛大流行中です。
全員症状が同じなんですよね~。

僕のほうは完全復活しましたので、あとは渋谷ファイナルに向けて今の好調をキープするのみです。
是非またお会いいたしましょう!

すみません一度切らせて頂きます~。

投稿: DYNAMITE | 2010年11月14日 (日) 19時34分

続きます~。

青みかん様

鳥さんに指差されたということは・・・曲は「セシリア」でしょうか?
ジュリワンの渋谷初日、鳥さんはものすごく緊張していて、「セシリア」はもう歌いきるだけで精一杯、という感じだったんですよ。
それが回数を重ねるごとに素晴らしく進化し、ちょうど青みかん様が御覧になる頃には、客席に語りかけるように、手を振りながらの歌唱になっていったんです。

今回のソロツアーは参加なさらないとのこと・・・僕のレポで少しでもLIVEの雰囲気がお伝えできていたら良いのですが・・・。

キミちゃん様

ありがとうございます~。
もしも僕が10・29渋谷に参加していたら、今回の「セクシー・イヴ」は頂けなかったと思うんです。
渋谷は2列目・・・そして千葉はその1週間後ですから、ジュリーに顔を覚えられてしまって、逆に「あいつ、またおるなぁ」なんて思われてしまったのではないかと・・・。
その意味で千葉は席も状況も奇跡的でした。

これでしばらくジュリーから見える位置でのLIVE参加はありませんが・・・それが通常と肝に銘じて、まずはソロのファイナル、後方から盛り上げます!

ひいきゃん様

なにやらひいきゃん様の「Dの呪い」、LIVE当日だけ復活なさった後、引き続き長引いていらっしゃるようですが・・・大丈夫でしょうか?

「Dの呪い」を完治した後のジュリーからのご褒美はそりゃ至福でございました。
ようやく、主に伊勢原組のみなさまの妄想モードに参加できます!

しょあ様

トチリ席ですか・・・なるほど。
僕はそれでしたらずいぶん経験させて頂いていますが・・・指差されたなんてのは今回が初めてですよ~。
目が合うってのは、昨年プレプレ2日目の「さよならを待たせて」で経験済みでしたけどね~。

千葉では「ストリッパー」で一度、「俺の淳を見るな!」攻撃がありましたが、やはり昨年大阪の柴山さんサイドほどではなかったですね~。
あと、下山さんって基本下向いてるんで、なかなか目が合いません。
不思議なことに千葉では、泰輝さんとよく目が合いました。
泰輝さんの位置って、メンバーの中で一番客席を俯瞰できるのかもしれません。

船越様

ドーム堕ちの僕にとって、過去にジュリーがMCできつい言葉を発した、ということ自体がよく把握できない未知のことですが・・・。
先輩方の話ですと、やっぱり昔はキツかったようですね。
ただ、それに悪意を感じさせるようなものは無かったと聞いています。

僕は2chというものを閲覧しないのでアンチについてはよくわかりませんが、僕自身、知らない人から中傷を受けたことはあります。
でも、ただそれだけのことだ、と思っています・・・。

ぬこ様

お、復活なさいましたね!
そうですよ・・・まず来年お正月は大阪が2日開催ですから、そこで是非トチリ席をゲットなさってくださいませ!

グランキューブはとにかく列番が小文字のアルファベットで解り難いですからね。ぬか歓びに注意です!

すみません、ここいらでもう一度切ります~。

投稿: DYNAMITE | 2010年11月14日 (日) 21時25分

つ、続きます…。

ちこ様

千葉では本当にお世話になりました。
小柄な中にジュリーへの大きな愛を感じました。今回お隣でステージを観られたことは、素晴らしい体験でした~。

「涙色の空」のエフェクト、ファイナルで注目してみます。
近年のジュリーはブレスの魅力も増しているのではないでしょうか。太いメインヴォーカルとの対比でそう思えるのかもしれません。
例えば「ジュリー祭り」での「ある青春」…エフェクト設定はあんな感じだったのでは、と今のところは考えています。

またファイナルでお会いできますよう…。

74年生まれ様
mimina様

うへぇすみません~!
やはりそうですよね…。観ていた感じだと、そうしていらっしゃる方は少ないですけど…。

でも僕は最後の1音まではしっかり聴いてはおりましたので汗汗。
次回、改めてみようと思っています…。

キミちゃん様

う~ん、そんな時代がありましたか…。
例えば海外のアーティストで…イアン・デューリーを後楽園ホールを観た時、前座のウィルコ・ジョンソンの時には整然と観ていたお客さんが、イアンの登場と同時にドド~ッと前に押し寄せてきました。
僕は大丈夫でしたが、中に女性の方がいらして立っているだけでも大変そうな状況に。

これは、海外のロック・コンサートでは当たり前の光景のようです。
ただ、それでキチンと歌が聴けるのか、という疑問は残りますね。
お客さんが自らトランスすることを選んでいるわけです。

ジュリーLIVEでは今でも、ごく稀ですが思わず前に飛び出していってしまうお客さんがいらっしゃいますが…心情的には理解できる部分もありますけど。
来年のタイガースは余計にそのような点で心配のような楽しみのような…。

僕は後追いですので、当時の熱気を見たい気持ちもありますけど…やはりマナーは大切でしょう。

morie様

まだ携帯閲覧の日々でいらっしゃるのですね…。
24分割でしたか(笑)。いつの間にか長文が売りになってしまった拙ブログ、携帯をお使いの方々にはご不便をおかけしております…。

「太陽」の逆説はわかります…何故あんなに悲しそうに歌うのか、理由は僕などにはわからないんですけど、「すごい」と圧倒されます。
今ツアーを機に「太陽」の記事を書いておきたかったんですけど…僕はもう少し考察を重ねた方が良さそうですね…。

nekomodoki様
キミちゃん様
ぷるぷる様

早いもの勝ち…だったのですか。
なるほどそれは地理的にも生活的にも、有利不利がハッキリしてきますね…。

今は抽選という形。
ツアー申し込みのインフォには「席をお任せしてくださるよう」という注意書きもありますよね。
「奇跡元年」や「プレプレ」の頃はまだ入会手続きができなくて…それを思えば今は幸せです。
僕は、参加できるならば送られてきたチケットに文句をつけることなど今後一切ありませんから!
落選したら愚痴るけど…。

投稿: DYNAMITE | 2010年11月15日 (月) 12時47分

DYさま

渾身のレポート、ありがとうございます。
じっくり読ませていただきました。
私も、もしかしてDの呪いではと思われる症状で、
かなり苦しませていただきました。(笑)
今は、なんとか回復し、「ひとりジュリー祭り」をしています。
私の今年のソロツアーは、
「遠い夜明け」に始まって、「遠い夜明け」で終わる、
そんな予感がします。
もともと大好きな曲でしたが、
ジュリーの生きざま+下山さんのアコギ+私自身のこと
それが重なって、忘れることのできない曲になりました。
映像としても音としても残らないのが、ほんとに残念です。

投稿: azur | 2010年11月15日 (月) 13時07分

DY様
ファイナル行きます。
お会いできるのを楽しみにしています。
今日たまたま「週間現代」を読んだら
サリーのインタビューが載ってました。
その中で「ジュリーの輝きの横にいたからどんな光も眩しくない。」と言っていました。そういえば以前にもジュリーのことを
「あの人は太陽ですから。」と言ってたそうです。
人が脚光を浴びる時「スポットライトに当たる」と言いますよね。
思ったんですが、「スポットライト」は当てる方も当たる方も作為と目的と対象があります。
でも、太陽にはそんなものありません。照らす対象を選んだりしない。
たまたまそばにあるものを等しく輝かせるだけです。その光で出るべき芽は勝手に出ます。
ジュリーという太陽の光で芽吹いた才能もたくさんあったんじゃないかと思います。
切ない「太陽」を歌った今回の映像、ホントに残して欲しいです。

投稿: nekomodoki | 2010年11月15日 (月) 20時58分

こんにちは。
今回はいつに増して、まさに渾身の・・だったように感じました。
私は10列目で「~風に押され僕は・・桜色をした君のくちびる~」をいただいた事があります。
この瞬間のジュリーの表情は忘れられないものとなり、桜色、と言う言葉だけで今もドキドキしてしまいます。
でも一桁の席でも、1階最後列でも2階最後列でも3階席でもジュリーは素敵です。

私はピアノが好きなので鍵盤の音はよく聴こえるのですが、弦楽器に耳を澄ましたことは今まであまりないのです・・すみません。
でもここでの影響でしょうかベースレスになる前の作品を聴いているとこの頃、ベースの音が聴こえるようになってきました。
これから耳を鍛えて柴山さんの音と下山さんの音が聴こえるようになるとまた楽しみも増すのかな・・と思う今日この頃です。
では次回の記事を楽しみにしています。

投稿: 空桜 | 2010年11月15日 (月) 22時30分

DY様大変お久しぶりでございます。
病み上がりにもかかわらず大長編レポありがとうございました。もちろんずっと拝見してます。
ご同行男性の「ステージで鳴っている音と客層~」に対するDYさんの答えが素晴らしくて出てきてしまいました。
ドーム後の記事に<前人未踏の還暦アイドル>という言葉がありましたが、自画自賛で敢えて言わせて頂くなら、私たちファン、(特に高い年齢層の)も前人未踏の領域に知らず知らずのうちに突入してしまっているのではないでしょうか。
40歳のジュリーさえ想像もつかなかったあの頃から考えたら今の状況は本当に奇跡です。
あのころから聴き続けてなんの不思議もなく来たけれど、世間一般が考えるこの世代像とはかけ離れたところまで来てしまったのでしょうか。
でも「おれたち老人」もこんな音楽を楽しむのだということを広く世間に知らしめるために、これからもせっせと通うことをお誓いして!・・・失礼いたしました。

投稿: m.u | 2010年11月16日 (火) 00時38分

azur様

azurお姉さまの体調も少し戻られたようで、良かったです。

最新の御記事、拝見しました。まったく仰る通りです。
例えば、ライヴではわからなかった事を映像で発見する、という点で、鉄人バンドのスタイルだと、スピーカーの位置でギター二人の音がハッキリ聴き分けられるんですよね。
それが誰にでもわかる、というのが今の鉄人バンドスタイルの凄いところだと思います。

もうすぐ大宮ですね。
早く「Dの呪い」が世の中から消え去ってくれると良いのですが(汗)

nekomodoki様

ジュリーは間違いなく太陽ですよね。
あんなに強烈なひかり(敢えて平仮名)を放つジュリーが、太陽になりたい、なれない、と切なげに歌う意味…僕にはまだその点が解釈しきれていません。
きっと、ずっと後になって分かるのでしょう。
ジュリーは考えれば考えるほど深い…。

ファイナル、元気にお会いいたしましょう!

投稿: DYNAMITE | 2010年11月16日 (火) 10時28分

すみません!
移動中に携帯から投稿した自分のコメントが、変なトコで途切れていました(汗汗)。

空桜様

それは強烈な体験ですね~。
有名曲でないところがまた…自分だけの大切な思い出、という感覚が強く持てそうで…いいなぁ…。

でも、仰る通り、どんな席で観てもジュリーの歌はキチンと胸に届きます。
ファイナルは1階最後方…たとえ目は合わないにせよ、個人的にはとても好きな位置ですので本当に楽しみです。

m・u様

お久しぶりです。
ずっと読んで頂けているのですね…とても嬉しいです!
僕も、m・u様が初めてコメントを下さった「奇跡元年」の頃には考えもしなかったことを考えるようになってきました。

同行の男性の言葉は、決してジュリーファンを揶揄するようなものではなく、「本当に驚いた」ということなのですよ~。

彼は日頃、日本の代表的なアイドルグループや韓流グループなどのLIVEを月に何度も鑑賞しています。そして、「沢田研二」に懐かしのアイドルという先入観しか持たなかったため、そういった類のLIVEを予想していたそうです。
客層は似ていたんですって。
でも、鳴ってる音は本格ロックで、お客さんも普通にその音でハジけている…それがかなり衝撃だったようですね。
「ジミヘンみたいな曲(「まほろばの地球」のことだと思います)で盛り上がってるのを観て」
…と前置きの後、ロックコンサートとして成立しているのが凄い、と。

それはジュリーファンの素晴らしさであると共に、ジュリーの歴史の素晴らしさでもありますね!

投稿: DYNAMITE | 2010年11月16日 (火) 14時21分

ちこさんとの息のあった観戦ぶり…楽しく読ませていただきました。

ファイナル8列目をいただきました。

トチリ席です。

泰輝さんの前くらいですか…

ファイナルはちゃんと予習していきますね。

投稿: まめっち | 2010年11月16日 (火) 19時03分

まめっち様

今回お隣席のご縁を頂いたちこ様は、以前八王子でまめっち様に教えて頂いて僕の顔を覚えました、と仰ってくださいました。
ありがとうございます。

ファイナル、なんとトチリ席ですか~。
やりましたね!
泰輝さんの正面・・・それは、セクシーイヴ要注意ですよ~。

ファイナル、僕は後方からになるのですが、今ツアーの締めくくりをしっかり見届けたいと思っております~。

投稿: DYNAMITE | 2010年11月16日 (火) 21時40分

DYさま

妄想などではありませんよ。ジュリーしっかりDYさま確認しているはずです。
DYさまもステージに立たれた事があるのでご存知のはずです、いかに客席がよく見えるか。
ノリノリの殿方が、頻繁に10列以内にいる事に気づかない方がおかしいでしょうが。
それに、ジュリー 若い頃視力2,0位でした。目はいいんです。
老眼になると近くが見えづらいんですよね、遠くは見えるんじゃないんですか。少なくとも識別できるくらいには。
DYさまの乙女心が、やさしく愛して以降どの様に変化して行くのか 楽しみながらこの先読み進めたいと思います。

それと、過去ログなので告白しちゃいますが 今日 私にも最高の出来事がありました。
泣きべそなブラッドムーンで 花束にし手渡したい 君にも〜 のところで ジュリーが手を差し伸べるトコロ
会場はほとんど着席 最前列と両脇4.5列がスタンディング 私だけ12列めでスタンディング
この会場は9列までが平らで 10列めから階段状になっています。
12列めだとジュリー真正面にいるんです
もうお分かりですね、二人だけで 手を差し伸べあって参りました。
しかも、二回目の君にも〜のところでも また来て下さったので、思わず両手を差し伸べてしまいました。
ビギナーズラックでしょうか、、、

投稿: ぷー  | 2015年10月18日 (日) 01時15分

ぷー様

ありがとうございます!

この時のことはよく覚えていますが…今考えると妄想だったかなぁと思います(汗)。
これかでのLIVEで、ハッキリ「自分を見てる」と確信を持って今でも言えるのは『Pray』ツアーの和光市公演くらいでしょうか。

でも、10列目近辺って、ステージからお客さんとよく目が合う席とは言われるらしいですよ。
特に、今回のぷー様のように、そこから段差があるとなればなおさらでしょう。素晴らしいお席での参加でしたね!

投稿: DYNAMITE | 2015年10月18日 (日) 15時08分

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