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2010年10月 1日 (金)

沢田研二 「若者よ」

from 『涙色の空』、2010

Namidairo


1. 涙色の空
2. エメラルド・アイズ
3. まほろばの地球
4. 若者よ

------------------------


随分お待たせしてしまいました~。
本日のお題は、ジュリーのニュー・マキシシングル『涙色の空』からいよいよ大トリ。
発売前からじゅり風呂界の話題を攫い、蓋を開けてみるまで誰もその実態を予測できなかった、ストレートが故の問題作(?)。
そして僕の観たところ、絶賛開催中のソロツアー『秋の大運動会~涙色の空』のセットリストにおいて、新曲4曲の中では最もお客さんのノリが良い、ロッケン・ジュリーなナンバーです。

ちょっと書くことが増えてしまったので、枕はここまで。
「若者よ」、伝授!

まず、今回の記事執筆にあたって、僕はこのようなものを購入いたしました。

Jagers

ザ・ジャガーズのベスト盤。
シングル集・・・なのかな?ライナーが簡単なバンド履歴紹介しか掲載していないもので、よく分かりません。

先だっての大阪グランキューブ公演後の打ち上げにて、いわみ先輩が高らかに宣言した
「柴山さんの作曲はジャガーズなんだよDY君」
というお言葉。
大先輩にそんな伝授をされてしまった以上、そこを無視して楽曲記事を書くわけにはまいりませんよ!

で、聴いてみました。
おぉ、勝手に描いていたイメージとは全然違うバンドだぞ!

僕はジャガーズについてはまったく知識を持たず、「キサナドゥーの伝説」に原曲があったことすら、例のGS楽譜集復刻の際に初めて知ったというような状況。
で、音をちょっとだけ聴いて
「ベンチャーズの影響を受けた湘南系・・・ワイルドワンズに近いな」
などと、決めつけてしまっていたのでした~。すみませんすみません。

CDを購入して驚いたのは、全収録10曲のうち半分までをも、あの筒美京平さんが作曲なさっているという事実。
オックス「スワンの涙」が筒美さんの作品であることは知っていましたが、ジャガーズにも深く関わっていらっしゃったのですね。

筒美さんは、僕が大野克夫さんと同じくらいに尊敬する、昭和の大作曲家です。
下地に明らかな洋楽のエッセンスがあるのが大きな特徴で、各作品の元ネタを列挙するだけで1冊本が書けてしまうほどです。
よく巷で「パクリ」という言葉を耳にしますが、これには2種類あって

①卓越したセンスで元ネタの楽曲を新たに発展させ、違う解釈におとしこむ志によるもの
②さも自らのオリジナルであるように見せかける厚顔無恥な表現によるもの

で、筒美さんは当然ながら①。と言いますか、①において右に出るものはいない、というくらいのプロフェッショナルです。
僕は②についてはハッキリ侮蔑しますが、①が卓越している作曲家さんにはとても憧れるのです。

今回購入したザ・ジャガーズの筒美作品の中で言いますと、例えば「マドモアゼル・ブルース」。
クールで渋~い大名曲でしたが、これは・・・。
僕と同じくビートルズ・フリークなジュリーファンでいらっしゃるひいきゃん様やちこ様がお聴きになっても一目かと思います。これは、「今日の誓い」です!
元ネタが渋過ぎますよ筒美先生・・・。

ここでまた恐縮ながら手前ミソなお話を。
もう10年以上前になりますが、僕の勤務する会社から、素晴らしい譜面が刊行されたことがありました。

『筒美京平/永遠のベスト・ヒット100』

Mjtutumi

File0539_2 

File0540_2 

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File0542

誰もが知る名曲ばかり。まさに一家に一冊、といった豊穣の品なのですが、思うようには売れませんで・・・残念でした。
その後の在庫処理などを経て、現在は絶版状態になっております。

でも、この楽曲群・・・凄まじいと思いませんか?
そして、筒美さんの作風はこの収載曲のようなキャッチーなものばかりではないところがまたスゴイ。
ジュリーファンであれば、冒険心に富んだ『女たちよ』という好例でもって、筒美さんの功績を堪能することができますね。

・・・ずいぶん話が逸れました
(だから枕を短くしたのよ)
結局、ザ・ジャガーズと柴山さん作曲「若者よ」の比較考察はどうだったかと言いますと。
こんな僕でも、共通のエッセンスを感じとることができました!

ヴォーカルに絡む哀愁のリード・ギターや、明解なマイナー・スケールを多用して押しまくる進行などがそうです。
特にリード・ギター!
間奏では、明らかにレコーディングの入力音量レベルを大幅に超えてしまった時に起こる「ブチブチブチ・・・」というノイズが入っていて、最初聴いた時には、「うへ~!」と思ってしまいましたが、どうやらこれはわざとかもしれない・・・。
他の演奏音に比して、エレキギターの単音が爆裂的にデカい!というのもまた、60年代GSの味だったりするのです。(タイガースは小さいけどね。『自由と憧れと友情』の中に数曲デカいミックスのギターがあるけど・・・その辺りについてはいずれね)
←コラコラコラ

まぁ、とにかく・・・然るに柴山さんの「若者よ」の作曲は、まさに洋楽直系と言える特色をも兼ね備えています。
例えばイ短調(=Am)の進行だとしたら、ドミナントのE7の直前にフックを入れる作曲手法がすぐに考えられますが、「若者よ」のようなメロディーでそのフックのコードに最も一般的な「Bm7-5」を使用しますと、フォーク的要素が強くなってしまいます。
そこで柴山さん、代わりに「B7」を投入します・・・これで、不思議なことにとてもGSっぽくなるのですね。

いわみ先輩の頭の中にはひょっとしたら具体的な曲名があるのかもしれませんが、僕が一番「若者よ」の雰囲気に近いと感じたのは、「君に会いたい」というナンバーでした。
こちらは筒美作品ではなく、作詞・作曲ともに瀬川正一さんです。実に明解な洋楽直系のヒットチューンです。

いわみ先輩はおそらく「若者よ」を聴いてすぐに、これらの点に気がつかれたのでしょう。さすがは、「とにかくウンチクが止まらないおじさま」と呼ばれるお方だけのことはあります。
(註:DYNAMITEは「おじさん」で、いわみ先輩は「おじさま」です。ココ大事。引っかけ問題として試験に出ます)

ただ、ですね。
僕はこの「若者よ」のCD音源は、やはり下山さんのアコースティックギターをもう1トラック追加すれば更に良くなったのではないか、という考え方でもあります。

マキシ・シングル『涙色の空』収録曲のアレンジについて、LIVE演奏との接近を狙ったものとして特にタイトルチューンの「涙色の空」を絶賛する記事を書いてきました。
「若者よ」もまた、LIVEに限りなく近い最小限のトラック数でレコーディングされています。唯一、柴山さんのリードギターが後から追加されているだけです(そのトラックこそ、GSの雰囲気を出しているのですが)。
泰輝さんのエレクトリック・ピアノがすごくセンスの良い噛み方をしているだけに、楽曲全体を通してジャカジャカかき鳴らしているアコギの音が薄く聴こえていても良かったかなぁ、と。

しかし、現在行われているソロツアーを観て、実際のLIVE演奏についてはこのアレンジでまったく問題無いことが解りました。
いや、問題無いどころか、凄まじい盛り上がりです。
柴山さんのリードギター、下山さんのサイドギターと、エレキ2本の絡みは素晴らしく、ジュリーのヴォーカルも猛々しく、また若々しい。
一体どの辺が

♪ 俺たち、老人! ♪
     B7        E7
(註:先述したGSっぽいコード進行部のひとつです)

なのでしょうか。

さらに言いますと、これは多くのじゅり風呂さんも書いていらっしゃるのですが、この曲での柴山さんのコーラスは、爆音です!
さすがは作曲者、歌っていて気持ちが良いのでしょうね。
一番声を張り上げるのは、キメのメロディー

♪ POWERLESS・・・・・・POWERLESS POWER ♪
     C                        G7                     C

の部分。
主メロのジュリーが
「ミ~ミ~ミレド、ミ~ミ~ミレド・・・♪」
という音階で歌うのに対し、柴山さんは
「ソ~ソ~ソファミ、ソ~ソ~ソファミ・・・♪」
と歌います。
結構高い音ですけど、柴山さんは色々なジュリーナンバーのLIVEで、かなりの高音コーラスを担っていますから、余裕でしょうか。

さて、ストレートなジュリー自身の歌詞について。
この「若者」というフレーズの範疇には、僕の年代も含まれていると感じました。そして、ジュリーは自分の年齢を敏感に意識している、とも。
ステージではあんなに元気なジュリーだけど、MCで身体のことを色々と言っているのは、きっと本音ですよね。でなければ・・・「まかせてるぜ」のメッセージを受け止められない。
「見守り支えていく♪」というジュリーの言葉を受け止めたいから、僕は敢えてそう考えようと思ったのです。

あと、「POWERLESS POWER」の解釈が難しい・・・。
関連して思い浮かべるのは、「我が窮状」の「老いたるは無力を気骨に変えて♪」であったり、「緑色のkiss kiss kiss」の「声なき声♪」であったり。
「パワーレス」とは、パワーが無いということではなく、「ささやかなパワー」という意味ではないか、と今は考えています。

(2013年1月註:何と恥ずかしい・・・とんでもない浅い考察です!2013年お正月コンサートで歌われたこの「若者よ」。セットリストのリンクを貼るために久々に『涙色の空』リリース当時に自分が書いた当記事を読んで愕然としています・・・。
「パワーレス・パワー」とは「武力なき力」。
希望」のコーラス・パートにも登場する、作詞家・ジュリーにとって大変重要なフレーズです!)

最後に。
「若者よ」は今回のツアー・セットリストの中で、大変盛り上がるナンバーのひとつになっています。
僕が渋谷、大阪と観てきた感じですと、Bメロの

♪ 舵取りをするのは君だ 若者たち ♪
      Dm                           Am

の部分からお客さんの手拍子が頭打ち4連打になり、サビもそのまま雪崩れ込む、というのが参加パターンになっているようです。
でも、ジュリーは2番Bメロ直後のサビ

♪ 若者よ若者よ 俺たちはまかせてるぜ ♪
     C                  G7         C

の箇所では、1拍ずつ拳を突き上げていました。
次回10月29日の渋谷で、僕はこの拳突き上げを踏襲してやってみようと思っています!

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『涙色の空』」カテゴリの記事

コメント

DYさん、お邪魔します。
ここ最近、ジュリーファンとして、修行すべく、この作品を激リピしていました。で、確信したのは、この作品は「我が窮状」との1組で理解される必要がある作品だということです。この作品のジュリーのボーカルは1番の♪瞳の芯が見たがっているのに 見ないふりはおかしい♪は母音を含めてイを強調していて、2番の♪瞳の奥を輝かさせるのは なんてシアワセなんだ♪とは、あきらかに歌いかたが違います。ここに、メッセージを伝えるだけではない、1人の人間としての沢田研二の気持ちを伝えようとする強い意志を感じます。この作品に込めたジュリーの思いは何か?“POWERLESS POWER”を武力を伴わない力、“ポリティクスロボット”を政治屋と理解した私には、民主主義国家としての日本への危機感だと思えます。この作品の歌詞は、選挙に行くことを勧める歌詞ではなく、日本を良い国にしてほしいという願いを込めて♪君達がボスを選べよ 目覚めろ若者♪と歌っていると思いました。そういう意味で、これは「我が窮状」と対になる作品だ、というのが、この作品を激リピして、たどり着いた結論です。

投稿: 74年生まれ | 2010年10月 2日 (土) 01時11分

DYさん
74年生まれさん

賛成です。

我が窮状を聞いて衝撃を受け25年の中抜けからデモ鳥致しました。
ジュリーがこんな歌を歌うの?
ジュリーどうしちゃったの?から始まりました。

誰かが始めないと今の日本は危機的状況 見えない所で着々と進められているありえない未来を阻止しないと
敢然と立ち向かうには敵が強大すぎる
ささやかな力でも集結すれば大きな力になると言ってるんだと思います。

めざめろ!!若者 まさしくです。
見えない敵を見ろ!
しっかり今の状況を理解しろ!
立ち向かえ!!だと思います。

電子レンジダメ 薬ダメ 健康食品ダメ
って言ってるのもその一環ですね

今は裏社会が表で真のリーダーは裏に追いやられています。
表に出ようとすると阻止されます
今回の選挙でそれがはっきりしました。
すべての体制が裏社会のボスの言いなりです。

真実を伝えようとするジャーナリストはどういう訳か自殺
テレビから真実は見えないし聞こえません。

ワクチン 猛毒入ってます
知ってる人は余計なお世話でしたけど
知らなかった人は調べてみて下さい。
安易にワクチン打たないで!!

投稿: キミちゃん | 2010年10月 2日 (土) 09時46分

74年生まれ様
キミちゃん様

早速のコメント、ありがとうございます。
仰る通りこの曲は「我が窮状」と対になる作品であり、さらに言えば「希望」から受け継がれてきたジュリーの平和をテーマにした一連の作品かと思います。

新譜発売前、収録曲の中にそういう曲が1曲はあるだろう、と誰もが推測していたでしょう。
多くのみなさまと同じく、僕もタイトルチューン「涙色の空」がそれだ、と想像していましたが・・・「若者よ」で来るとは・・・!

これまでは「個」のスタンスで作詞してきたジュリーが今回初めて「政治」に踏み込んだことが、どう受け取られるのか。
おそらくその動機は、対象が「若者」だからですよね。
「若者よ」という、「おまえらしっかりしろ!」的なメッセージとしてはそれが必然だったと思います。

powerless powerは武力無き力ですか・・・なるほど。
そこに気づかないようじゃ、伝授とは言えませんね・・・。

投稿: DYNAMITE | 2010年10月 2日 (土) 11時37分

正味の若者(16才)に感想を聴いてみました。

「歌詞がよく聞こえない」
「サビがない」

中身以前にハードルが…(^_^;)。
J-POPのヒット曲ばかりダウンロードして聴いているので、サビがないよ?という感想が出くるんでしょう。
それに、口当たりのいい曲に慣れているから、ハードロックは歯ごたえありすぎるみたい。
(でも、80年代洋楽CDを勝手に持ち出しているので、脈はあるかな~)

この曲は、ライブにつきます。
ジュリーの歌う姿こそが、
「俺たちだって、まだこれだけできるんだぜ?若者!」
というメッセージそのものです。

ジュリーのライブでは、片手こぶし突き上げのノリは殆ど見られませんね?
でも、こんなライブをやられた日には、
手拍子じゃもう我慢できませ~ん。


投稿: morie | 2010年10月 2日 (土) 12時53分

待ってましたよ~
とは言うものの音楽的専門的なお話は読み解くのに一苦労・・国語の読み取りテスト並です(^^ゞ
歌詞のお話のほうなら何とかなるのですけどね。
さて、我が家ではCD購入後しばらくはリピート状態でかかっているのですが、娘が「この曲が一番いいね!」と言うので、一緒に歌おうと歌詞を聴かせていたら「何言っちゃてんの!?ジュリー~~」と一声。
「俺たち老人♪」のトコでした。
順位付けが好きな娘が以前よく聞いてきた質問に「若いジュリー(タイガース時代)
綺麗なジュリー(時過ぎ以前)格好いいジュリー(ダバダの頃位まで)男っぽいジュリー(ジャズマスターの頃位まで)太ったジュリー(2000年以降)年とったジュリー(ワイルドボアを見て・・)どれが好き?」というのがありました・・別人かい??
私はいつでも今のジュリーが好きと答えますが「老人になったジュリー」というのができてしまったかもです。
「希望」以前「糸車のレチタティーボ」あたりの頃からこういう内容をさらっと歌うなあ~と、だからと言って特に多くを語るわけではないので、戸惑ってしまうのです。
横浜でこれを座って聴いてたんですよ・・
拳、突き上げたかったです!

投稿: 空桜 | 2010年10月 2日 (土) 14時04分

「今日の誓い」がとっさに出てこなかったワタクシ、これではマニアを名乗れないわ!と取り出しました、ビートルズBOX。ああ去年大人買いしといてよかった(実家の鴨居のコレクションはすべてアナログレコードですのよ)。ジュリー40ン年分の大人買いに比べてなんてお安いと思ってしまったワタクシ、壊れてますわね。しかもジュリーはこれからもじゃんじゃんおぜぜがかかるという・・・、イエうれしいことです。
それはともかく、いやぁいいわぁ、初期ビートルズ。ポールの声ってこんなに甘かったっけ?噂のダブルトラックってやつですか?
トートツなタンバリンといいこのままどこぞのGSに唄わせたいですわ。
で、なんですか、「マドモアゼル・ブルース」?はいはい、つべで探しましたよ。直球でぱ○ってるけどちゃんと別物になってます、さすがです筒美先生(女たちよはいまだ克服できないけど)。
相変わらず、枕で引っかかって伝授本編の読解に至らず、申し訳ないですわ。
そのかわりではないですけど、29日渋谷には我が家の若者(娘21歳)を連れてまいります。さてどんな反応をするでしょう。神席にいらっしゃるらしいDY様もチェックさせますわ!

投稿: ひいきゃん | 2010年10月 2日 (土) 18時06分

morie様

え~っ?
ジュリーの歌詞がよく聞こえない、って言われてしまったのですか?
やっぱりギターの音などが邪魔をしているように聞こえてしまうのでしょうかね・・・。

僕はジュリーほど歌詞の聴き取りやすいLIVE・アーティストがいることに驚いたクチですから・・・是非LIVEを体験させてあげて欲しいです~。

今月末の渋谷では、片手拳突き上げ、是非御一緒いたしましょう!

空桜様

確かに「俺たち、老人♪」は衝撃でした。
Aメロの途中とかで出てくるならまだしも、演奏では最高のキメ部ですからね・・・。

「糸車」あたりだと、まだジュリーの主張にはオブラートがかかっていましたが、「希望」以降だんだん炸裂度が上がってきていますね。
周りがだらしなく思えてきたのか、ここへきて「若者よ」と。

空桜様の横浜は、お2階でしたっけ・・・。
「若者よ」を座って聴くのはキツそうですね・・・。

ひいきゃん様

ああ、ビートルズのオリジナルアルバムは全部レコードなんですか~。
僕もそうでした。
過去形なのは・・・貧乏な学生時代に売ってしまって・・・すみませんすみません!
だって全部CD買い直して持ってるし、飢え死にするよりは、と・・・。
ウィングスの「アイルランドに平和を」のシングル盤が一番高く売れたっけ・・・。

「今日の誓い」は、何故だか2番から突然ダブルトラックになる、という不思議なミックスです!

投稿: DYNAMITE | 2010年10月 2日 (土) 20時31分

DYさま 次回は渋谷とな

いいなぁ…


な~んて、
自分は次回、初遠征で10日の福岡です。
やほ~~~い!

しかし、ジャガーズ、筒美京平、深い…

投稿: ぬこ | 2010年10月 2日 (土) 20時31分

DY様
お待ちしておりました。の、割にコメが遅いか・・・。
いきなりジャガーズが出てきて「キサナドゥの伝説」と何の関係が?!と一瞬パニくったもので。ジャガーズはこれと「君に会いたい」位しか記憶になかったし。
インディーズになってからのジュリーは平和についてのメッセージソングを歌ってきました。
甘っちょろい綺麗ごとに見えてもメジャーの世界では綺麗ごとすら口に出せなくなっているのかな。(キヨシローの反原発ソングも東芝から発売できずインディーで出してたし)
しかし最近のキナくささ、平和を願うのもシンドイです。でもやっぱりpowerless powerで「愛がゆっくり染み込み滲みだすまで」世代を超えていいほうに変えていって欲しい、そんな歌なのかな、という気がします。

投稿: nekomodoki | 2010年10月 3日 (日) 01時26分

ぬこ様

お~、福岡遠征ですか。
盛り上がるでしょうね~。

知らない土地で無茶しちゃアカンですよ~。どうかご無事で・・・。

nekomodoki様

キヨシローさんはね・・・。
「ロッキオン・オン」の広告ページが挿し変わった時が一番「え~っ!」と思いましたね。
まぁ、東芝さんの判断だったようでしたが。

インディーだからでくることって、かなりあるんですよね。
そりゃ、今の方がキツいことが多いはずです。
昔は、声を上げることがかえって注目されたけど、今の時代は黙殺ですからね・・・。

投稿: DYNAMITE | 2010年10月 3日 (日) 21時24分

DYさま

過去ログを upされてる最も古いものから 順を追って読んでおります。
目が シバシバいたします。

私も 基本的に武力無き力こそ 最も力あるものとなる と考えております。
ガンジーや ネルソン・マンデラに 多くの方が深い共感を覚えるのは、彼等が非暴力を高潔に保ったからではないでしょうか。

ニューヨークの国連の壁には 聖書のイザヤ書2:4の言葉が刻まれております。
  『彼等はその剣をすきの刃に、その槍を刈込みばさみに打ち変えなければならなくなる。
     国民は国民に向かって剣を上げず、彼らはもはや戦いを学ばない。』

今日まで、たいして意味を考える事なく 『若者よ』 聞いておりましたが、(ホント申し訳ない)
パワーレス パワー 然と伝授されました。

このままのペースで読んでいては 私が2015 に辿り着くには まだまだ時間がかかると思いますが
ジュリ勉 させていただきます!! 

あっ 過去ログを読んでいて 
DYさまが  こうしたコメントにも 目をとうして下さる事は習得済です。

17日の伊勢崎は 第三子を身ごもっている娘と一緒に参戦いたします。
娘は 架空のオペラのLIVEを 断片的に覚えております、
ステージ上で ジュリーが コッコロ コッコロとメンバーを紹介していたと 鮮明に覚えているそうです。
ちなみに、 今回のセトリは 曲名では どんな歌か分からないそうですが、
曲が始まると 殆ど一緒に歌えるそうです。

長文にて失礼いたしまた。

投稿: ぷー | 2015年10月15日 (木) 16時00分

ぷー様

ありがとうございます!

え~っ、過去記事をおさらい…してくださっているのですか?
2010年くらいまでは、色々と恥ずかしかったり反省点のある記事が多いのですが、嬉しいことです。ありがとうございます。
この頃の記事は、今ほど大長文ではないのが救いですが(汗)。

僕はこの「若者よ」ほど、記事執筆時(リリース年)と今とで曲に対する思い入れが変わった曲はありません。
正確には、今年に入って劇的に変わったのです。2010年にジュリーが正に歌っていたような「若者」達が、今年本当に登場してくれて、どれほど前向きな力を貰ったことか…いつかこの曲の考察記事も改めて書き直す機会があるような予感がしています。

娘さんはあの伝説のLIVEに参加されているのですか!
あのLIVEはもちろん僕はタイムリーでは知りませんが、2009年、親切な先輩が「是非」と音源を聴かせてくださいました。素晴らしいですよね…。

成長された娘さんとご一緒の今年のツアー参加、素敵です。
またご感想をお待ちしております!

投稿: DYNAMITE | 2015年10月15日 (木) 16時51分

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