« 沢田研二 「エメラルド・アイズ」 | トップページ | ザ・タイガース 「こっちを向いて」 »

2010年9月13日 (月)

沢田研二 「まほろばの地球」

from 『涙色の空』、2010

Namidairo

1. 涙色の空
2. エメラルド・アイズ
3. まほろばの地球
4. 若者よ

-------------------------------

ニュー・マキシ・シングル『涙色の空』の音作りについては、巷でも諸解釈さまざまのようですね。
始まったばかりのソロツアー『秋の大運動会~涙色の空』・・・ネタバレ禁止体制の拙ブログでは、他セットリスト楽曲については触れませんが、新曲の記事を順次執筆、LIVEでの見どころなどにつきましては、書かせて頂いている最中です。

さて、その新譜ですが。
楽曲評価抜きに、単純にエンジニアリングの観点から申しますと、今回はいわゆる”スタジオセッション”に限りなく近いわけです。

1曲目「涙色の空」は完全に1プレイヤー1トラックの構成ですし、4曲目「若者よ」はその同じ状態にリードギターが1トラック追加されているのみ。
2曲目「エメラルド・アイズ」はこのCDの中では唯一、手のこんだ作りに聴こえてしまいますが、実はそれは伊豆田さんのコーラスによる効果が大きい要素で、楽器自体は下山さんのリードギターの追加トラックがあるだけ。泰輝さんのキーボードはピアノとストリングスの2トラックですが、これは両手で同時に演奏可能です。

では、残る3曲目「まほろばの地球」はどうなのよ?
というのが今回のお題です。

例によって書きたいことがいっぱいありますから、草い枕はサクッと終わらせて早速本題にまいりますよ~。
「まほろばの地球」、伝授!

まず、GRACE姉さんの作曲について。
音源を聴くのが遅れてしまった僕は、多くのみなさまが語ってくださった感想、

ドリフの早口言葉のBGMに似てる!

という情報を元に、ファンキーな16ビートのナンバーを事前予想しておりました。
・・・全然違った~。

いえ、2拍目までの音階移動とリズムはまったく同じですから、ドリフ認定をなさった方々の感想は、決して間違ってはおりません。
でも、まぁ似ちゃったのは偶然でしょうね。
この曲は明らかに、ハードロック志向の重厚なアレンジを目指して作曲されています。

GRACE姉さんって、僕より少し年上なんですよね。
おそらく80年代から90年代のタイムリーな洋楽の洗礼って、相当受けているんじゃないかなぁ。
その頃はと言うと、まずヘヴィー・メタルの全盛期。
・・・に加えて、夜は絶対MTVを観てますよね。
当時のヒットナンバーの多くが、ハードロック寄りだったことは確かです。それ故、ヒットした楽曲も、ドラマーの主張が強いものが多かったように思います。

では、そんなドラマー達は、元々誰に憧れてハードなドラムスを志したのか。

そりゃ、ジョン・ボーナムでしょう。
レッド・ツェッペリンのドラマーね。

どんどん、たん、つ、、つどん、たん

と、これはアマチュアロッカーが集う音楽スタジオにて、本気でよく耳にする擬音なのですが・・・。
ボンゾ(=ジョン・ボーナム)風のドラムスを口で表現し誰かに伝達しようとすると、こういう擬音になるのですね。

この場合、太字で表記した部分がスネアドラムの入る位置。
たん」は2拍目、4拍目という素直な位置で、これはエイトビート楽曲と同じスタイルです。でも、「」はね、裏拍のそのまた裏で入るんです。つまり、この擬音を譜面表記すると、付点8分休符と16分音符の組み合わせが1小節の間に2箇所も登場するというワケです。
過去のジュリーナンバーで言うと、一番分かり易いのはアルバム『greenboy』収録の「リアリズム」。この曲はドラムスに限らず、モロにツェッペリン・アレンジの世界です。

まぁこのドラムス小節パターンは名高い一例に過ぎず、エイトビートの楽曲を16分音符で解釈することによって生まれたボンゾ節・・・それはジャズで言う”スウィング”とはまったく異質な「ハネる」感覚を持ち、引きずるような”後ノリ”とも称される、ロック独特の演奏として圧倒的なな支持を今もなお受け続けています。

さて、GRACE姉さんについては、作詞の素晴らしさは無論のこととして、作曲クレジットに関しても、これまでいくつかジュリー・ナンバーへの提供がありました。

すぐに思い出すのは、昨年リリースの満タンシングル『PLEASURE PLEASURE』収録の「僕は歌うよ」。
ドラムスをご自身で演奏している、という点が共通しているので今回引き合いに出すのですが・・・ドラマーさんの作風には思えません。ピアノの匂いがするんです。
ですから、プレイヤーとしてのパワフルなGRACE姉さんと、作曲家としてのロマンティックなGRACE嬢はかなり離れたキャラクターなのだろう、と僕は思っていました。

ところが今年の「まほろばの地球」は。
ボンゾのようなドラムスを叩くわよ!という、まず自身の演奏ありき、の作曲で、これは逆に意外な感じでしたね。
GRACE姉さんの作曲、そしてジュリーのつけたタイトル「まほろばの地球」・・・CDリリース以前、多くのファンは、この曲がハードロックである、などとは予想すらしていなかったでしょう。

GRACE姉さんは、ドラムスのパターンはもちろんとして

♪ ジャラッ、ジャラッ、ジャラ~ ♪

というギターリフも作曲段階で、「レミ、レミ、レミ~♪」の音階でハッキリ組み立てていたのだと思います。
それを柴山さんが「ラシ、ラシ、ラシ~♪」の音を加えて練り直したのではないでしょうか。

問題は、このようにツェッペリン流のハードロックを志向したナンバーを、現在の鉄人バンドスタイルでどのようにレコーディングするのか、という事だったのだと思います。
ツェッペリン流のハードロック・・・ボンゾ・ドラムスのアレンジにはまず何と言っても、ベースとの噛みが何より重要です。
しかし鉄人バンドにはベーシストが不在。どう対処するか。

すぐに思いつくのは、鍵盤で擬似ベース音をプレイすること。
現在のシンセサイザー内臓のベース音はかなりのモンで、さほど音にこだわらない人が予備知識無しに音源を聴いたら、普通にエレキベースの音に聴こえてしまうくらいのレベルには達しているのです。
しかし、泰輝さんはこの曲では結局ピアノを弾きました・・・おそらく、ビリー・ジョエルのハード寄りなプレイスタイルをこの楽曲に見出したのではないか、と想像しています。
僕が「まほろばの地球」のピアノを聴いて思い起こすのは、ジュリアン・レノンの「You Get What You Want」(ビリー・ジョエルがゲストでピアノ参加)だったりするのです。

鍵盤によるベース模倣が無いとなれば、では次に考えるのは。
アレンジを大胆にいじって、ちょっと変わった構成にしてしまう、という案でしょう。
この手法については、ベースレス時代のジュリー・ナンバーに格好のハードな楽曲例があります。
アルバム『俺たち最高』収録の「Caress」です。敢えてスカスカのリフ・アレンジから導入して、ハードなドラムスとヴォーカルに耳が行くように仕上げられているのです。
ただ、この曲は結構その・・・GRACE姉さん+白井良明さんコンビの必殺技であるエロ路線ですから、その手が生きたとも言えます。

誤解を怖れずに言いますが、「まほろばの地球」って、詞と曲が全然合ってないワケで・・・その分変化球なアレンジを施すには悩ましい。
どんどんワケわかんなくなっちゃいますからね。

最終的に鉄人バンドが「まほろばの地球」に施したアレンジは、1曲目「涙色の空」と同じく1人1トラックのみ!という直球でした。
鉄人バンドの各1音以外のトラックは、伊豆田洋之さんのコーラスのみです。
伊豆田さんが参加している割にコーラス・パートの出番が少ないのは、LIVEでの再現度を重視したとも考えられます。せっかく、1人1音でアレンジしているのですから。
この点、前回記事のお題「エメラルド・アイズ」とはかなり異なった仕上がりを目指したようですね。

ただ、現時点で僕は「まほろばの地球」のCD音源について、下山さんパートの右サイドのギターが一発録りなのか、それとも2トラックレコーディングのミックスによるものなのかを聴き分けられていません。
この曲は

♪ どれだけの金 どれほどのニュース ♪
     G                  D

のサビ部でホ長調からト長調に転調するのですが、この部分だけ下山さんのギターはワウペダルのプレイではなく、柴山さんとのユニゾンフレーズを弾いているようです。
瞬時に切り替えているようにも聴こえますし、別録りのようにも聴こえてしまいます。

今、必死ですべてのフレーズを覚えているところ。
覚えたフレーズを実際に生のLIVEと比較すれば、答えが出るかもしれません。
大阪はね、畏れながら下山さんの指先までハッキリ見えそうなお席を頂いておりますので・・・しっかり確認してこようと思っています。

こうした鉄人バンドのアレンジや演奏もさることながら、この曲ではジュリーのヴォーカルにも細かい見所が満載です。
例えば

♪ まほろばの地球じゃなかったの~ ♪
              A7      B7+9                    E7

の、「の~♪」の後に、ブレスと同時に声をひっくり返したような表現があります。
「晴れのちBlue Boy」での
「言いたいことは、椰子の実のなか~♪」
の、「か~♪」と良く似たヴォーカルニュアンスが、カッコイイのです。

あと、間奏直前に
「ガッ、ガッ!」
とシャウト。これは新しい!
かなり難しいタイミングで叫んでいますし、レコーディングの際に突然浮かんだジュリーのアドリブではないでしょうか。

何故この詞でこんなにノリノリなんだ?と良い意味で突っ込みポイントたっぷりのヴォーカル。
これが、今のジュリーの味なのですね。

ジュリーがこの詞を書いた時点で計画進行中であった火星友人探査機打ち上げのプロジェクトは、その後延期になりましたね。
乗組員が無重力状態で過ごす期間が長過ぎるのではないか、という判断のようです。

僕は昔からSF小説をよく読んでいたので、宇宙や未来社会への憧れは持ち続けています。
ただ、自身が生きていく中で、『1984年』(=ジョージ・オーウェル)を過ぎ、『2001年』(宇宙の旅=アーサー・C・クラーク)すら最早10年ほど過ぎてしまった現実を思うと、どうも先人の理想や警鐘も含め、世界は思ったように上手くは行っていないのかな、という危惧を抱いてしまうこともまた事実。
理想に辿り着く前に、地球が壊れてしまうかもしれない・・・僕のような者ですら、そんな思いと共に得体の知れない焦燥感に駆られるることがあります。

♪ まほろばの地球は ♪
          E7

という、ジュリーのエンディングの4連呼は、GRACE姉さんの作ったちょっとサイケデリックな味付けのメロディーもあいまって、この楽曲の肝部分でもありとてもカッコ良いですが、「まほろばの地球は・・・」の「・・・」にジュリーのどんな思いが込められているのか。
それを聴き手にそれぞれ考えさせよう、という作詞なのですね。

ただ、別館での渋谷初日レポに書きましたけど、この曲のLIVE、ジュリーは「エコ」と言うより「エロ」なのではないかと僕は感じた次第です。
この僕の見方が合っているのかいないのか・・・広島、大阪がお初のみなさま、是非その辺りを見極めてやってくださいませ~。

さて、次回記事は。
新譜から「若者よ」の順番なのですが、ちょっと1回飛ばします。
突然タイガースを1曲書きたくなったもので・・・。

大丈夫、ネタバレは絶対にいたしません。
と言いますか、少なくともジュリーのソロツアーのネタバレにはまったく関係の無いナンバーを採り上げますからどうぞご安心を。

まだお会いしていない素敵なじゅり風呂の先輩方へ、ラブレターっぽい短めの記事を、書きます。
大阪遠征前になるか後になるか・・・なるべく早く更新できるよう、頑張ります~。

|

« 沢田研二 「エメラルド・アイズ」 | トップページ | ザ・タイガース 「こっちを向いて」 »

『涙色の空』」カテゴリの記事

コメント

DYさん、お邪魔します。
この楽曲に限ったことではないですが、ジュリーは、団塊世代としては、ずば抜けて音楽面での守備範囲が広いですよね。ビートルズからハードロックまで歌いこなす団塊世代のボーカリストを、私は他に知りません。それゆえに、若いハードロック世代にはない解釈を持っているのでしょうね。
こういう作品に出会うのも、ジュリーファンの醍醐味ですね。

投稿: 74年生まれ | 2010年9月13日 (月) 21時59分

ううむ、エロを発見できません。
それより、頭をふってよし、とお墨付きがでたので、神奈川でやってしまおう♪
この曲で手拍子には抵抗があって…。

ジュリーは、「一人くらい、『そんなのもったいない。』
と言う人間がいてもいいんじゃないか」、
と考えて、これを発表したような気がします。
私も、宇宙を見上げるより、地球の方が大変なんでは、と思いますが、
ああいう技術って、常に更新され続ける必要があるようですね。
でも、それを火星人や宇宙への夢、で誤魔化されたくはないな。

「MOTTAINAI」はもう国際語。
「プレプレ」は内を向いていたけれど、
今回ジュリーは外を向いているように思います。

投稿: morie | 2010年9月13日 (月) 22時19分

エロですか?17日の大阪で確認してこよう
しかし、2階の左端の方でわかるかなぁ・・・

あ、私も宇宙関係っていうか、SFとか大好きで、E・R・バローズの火星シリーズとかも
昔好きでよく読みましたよ。
でも、まぁそういうのは架空の話やからおもろいんでね。
ジュリーはもうだいぶ前から宇宙よりも
地球、海なんかを大事にしてますよね。
自分がいる場所の大切さを教えられますね

投稿: くすくす | 2010年9月13日 (月) 22時39分

DYさま、こんばんはー!

この曲、そうそう~、サイケですよねー。
だーい好っきなブリブリのサイケに聞こえまっす。
ジェフ・ベックとジミー・ペイジがヤードバーズで出演した
映画「欲望(邦題)」の世界…みたいな~、にしては、音が新しいですわね。

美GRACEが麝香猫(←OK?)でドラムを叩いていた頃は、ハードロックの時代。
西のほうから、テクニックのある女子バンドがやって来た、って感じだったぜっ、
って、同じ時代に音楽活動していたトモダチが言うておりました。

で、話、大きく変わるうえ、ジュリー関係でなくたいへん恐縮ですが、
デビルスが、ちょこっとライブを演るんです。
「DEVIL KIDS」として、
高橋不二人氏がVo,だそーです。
いわみ先輩に、いかがでショーかー。

投稿: カオリー | 2010年9月13日 (月) 23時37分

まだタイガースの頃「宇宙にいきたいですか?」という質問に「お断りします、コワイもん。」とあっさり言ってました。
その時は高所恐怖症のせいかな、と思いましたが今考えれば(そんなことよりその金でもっとやるべきコトがあるだろ)と言いたかったのかも。
技術の向上には寄与しているのでしょうが、その恩恵にアクセスすら出来ない人たちにとっての意味を考えなければいけないのではないかかと、この歌を聴いてふと思うのです。
GRACEさんの作・編曲ということでどういうアプローチで来るのか、と思ってましたが、4曲の中で一番予想から外れてました。
渋谷ではどうノレばいいかとまどったので次の神奈川では頭振ってみます。(笑)

投稿: nekomodoki | 2010年9月14日 (火) 00時00分

DYさん

私も何も知らない頃は宇宙に憧れてました。宇宙から地球を見たいなんて思いました。しっか~しとんでもございません。

事実を受け止めるのに躊躇致しました。
米国の宇宙開発には私も断固意義を申し立てたいです。

スターゲイトだ? エリア51だ?
ずっと隠し続けていただと!!
シーゲイトが開くから警戒してるだと
なんじゃそりゃ 訳わからんぞ 怒!!

知れば知るほど頭が変になります
人間には限界というものがありますよ
ジュリーってどこまで知ってるの??かな

でもこの曲は好きです。めちゃ乗れそうじゃん 

投稿: キミちゃん | 2010年9月14日 (火) 08時35分

DYさま こんにちは。

この曲の個人的なツボは、各フレーズ末尾のヴォーカルです。

挙げていらっしゃる「の~♪」はもちろんですが、特に魅力的なのが
♪宇宙へ♪の「へ」、♪夢中で♪の「で」、
♪未知への夢♪の「め」、♪遥かへ♪の「へ」などなど、
「え」を含む音のすべて異なる表現。
今まで母音「あ」と「う」は大好物でしたが、この度「え」列の魅力に目覚めました。

初めて聴いた時から自動的に頭を振っていて、ライブではもちろんガンガンに振るつもりだったのですが、
昨日から突如めまいに見舞われております(泣)。
あさってまでに治りますように…。
完治してなくても、始まったら条件反射で動いてしまうと思いますけど(危険)。

投稿: だんぼ | 2010年9月14日 (火) 18時15分

DYさん、横レス失礼します。
だんぼさん、この楽曲に関しては、私とツボが同じですね ^ ^ 私が感じていたことが、文字になってうれしいです。“秋の大運動会”はハードなので、無理のない範囲で楽しんでくださいね。

投稿: 74年生まれ | 2010年9月14日 (火) 19時29分

DYさん、
まほろば伝授、ありがとうございます。
長かったので、途中休憩を入れながらやっと読破いたしましたが、
読むだけじゃなく理解もしなければいけないので、学生時代に受けた音楽の授業よりも頭を使いました~。
で、エコよりエロ?(で結局、こんなとこに食いついてるし・・・)
そうなんですか?
morieさんと一緒で、私も、
「ううむ、エロを発見できません」
もうちょっと具体的に教えてくださいませ。

ところで初日、頭を振った私ですが、
手拍子をしなかったのは単に、両手が「ドリフの合唱隊」をしていたからです。
DYさんに「さすがです」と言われて、ちゃんと懺悔しておかなくては、と焦りましたわ。

投稿: saba | 2010年9月14日 (火) 22時01分

おはようございます。

お返事遅れてすみません。
週末の有給の分をガッツリ働く日々です。

74年生まれ様

そうそう、ジュリーの守備範囲の広さは凄まじいですよね!
これまでで一番驚いたのは、DVD「師走-ROMANTIX」で観た「CHI SEI」ですかね~。
一体この人はどれほどの才能を隠しているのだろう・・・と。

これからもまだまだ、意外な曲で意外な発見があるでしょう。
ジュリーがLIVEを続けているのは、その楽しみが続くってことですよね。

morie様

う~ん、渋谷初日のこの曲は相当エロだと思いましたけど・・・女性の視点ですと、さほどでもないのでしょうか。

お前ら全員、俺の意のまま!

って感じじゃないですか?
under my thumbみたいなヴォーカルでしたよ。
横を向いて立って、キッと客席を睨んだりとか。

それもきっと、ジュリーにとってこの詞のテーマは、ハッキリ「歌いたいこと」という意識があるからでしょうね。

あ。
頭フリは、サビ部倍速でお願いいたします~。

くすくす様

> 2階左端

う・・・!
すみませんすみません!この若輩が松席などゲットしてしまいまして・・・。
てか、たぶんその位置から見下ろせば僕が視界に入ってしまうのではないかと・・・。
昨年から、大阪の会場は何故かお席に恵まれてます。

「火星シリーズ」、懐かしいですね~。
チェス人間とかね、たぶん全巻読みましたよ!
バロウズですとペルシダーが好きでしたが・・・。
まぁ、基本的に全部似たような話なのですが、それが良かったですね、バロウズの場合は。

カオリー様

仰るとおり!
ヘヴィーなサイケですね。

実はツェッペリンも天才的なサイケ曲、多いんですよね~。
僕はツェッペリンですと、5枚目が好きなんですよ。名高い4枚目が意外とダメ・・・。

DEVIL KIDSの件、早速いわみ先輩が記事をupしてくださいましたね~。
相当興奮しておいでのようです。
僕は大阪LIVE後、いわみ先輩に攫われる予定ですが、果たしてジュリーの話になるのかな・・・。

nekomodoki様

> 「お断りします。コワイもん」

いやいや若トラの頃から、てらいが無いと言いますか見栄を張らないと言いますか・・・。
アイドルの受け答えではないですね。すでに風格が。

僕もこの「まほろばの地球」が新譜の中で最も意表を突かれた曲でした。
GRACE姉さんについてはこれまで、ロマンティックな作曲をする、というイメージがあったのです。
やっぱりドラマーさんなんだなぁ、と改めて思った次第です。

しかし・・・。
ファイナルに辿り着く頃には、会場全員首振ってたりして・・・。

お仕事の時間です!
一度切ります~。

投稿: DYNAMITE | 2010年9月15日 (水) 09時21分

キミちゃん様

仰る通りですね・・・。
普通に隠されていたんですよね。色々なことが。
まだまだ陽の元にさらされないことも、あるのでしょうか。

僕は、火星の地形などが明らかにされていくのを見るのは、実は楽しい・・・数年前まで、「ニュートン」を定期購読したりしていた奴です。
でもやっぱり複雑な思いは消せない・・・。

僕は、ジュリーはこの詞をアグレッシブな楽曲に載せたことに意味を感じます。
そう考えると、詞と曲は合っているのかもしれませんね。

だんぼ様

聴きなおしてみました。
確かにこの曲の語尾はカッコイイですね。
1998年以降のジュリーの作詞には、「語感」という重要な狙いがありますが、「まほろばの地球」は韻を踏むことにもこだわっているようです。

ところでお身体は大丈夫ですか?
今日あたりから一気に秋になるようです。くれぐれもご自愛のほどを。
ジュリーLIVEで暴れたら逆に身体の調子が良くなった、というお話もよく聞きますけど、無理せず自然体でまいりましょう!

74年生まれ様

横レスは大歓迎でございますよ~。

はちべー様のお家で、「か」が素晴らしいという御記事を拝見して聴きなおしたりしましたが、さすがに先輩方はピンポイントでジュリー・ヴォーカルを見抜かれるのですね。
「ドレスの裾なんか」の「か」にも負けないくらいの「か」が、「まほろばの地球」に隠されていたとは・・・。

今後参加するLIVEでも、ジュリーのこの曲の語尾には注目していきたいです。

saba様

いつもいつも長文ですみません~。
ワケわからない箇所はどうぞ読み飛ばして頂ければと・・・。
僕の文章はどうもくどくていけませぬ・・・。

さて、僕にとってジュリーのエロとは、徹底的に俺様モードと関連しているようで・・・お姉さま方とは少し違う感じ方なのでしょうか・・・。
渋谷ではとにかく、睨む仕草にシビれました。
あぁ~伊勢原行きたかったです・・・。

頭振りと同時に、早口言葉ダンスですか~!
いやそれは・・・身体が横に揺れるのを利用する形でヘドバンできるわけですね。素晴らしい!

大阪では、saba様のおスミつきを頂けた「ほみたい、うん!」を心おきなくやって、ジュリーに睨まれてこようと思ってます~。

投稿: DYNAMITE | 2010年9月15日 (水) 12時54分

ジュリー、コンサート頑張ってほしいものですねー!

投稿: hiromi | 2010年9月16日 (木) 11時18分

hiromi様

そりゃ、ジュリーは頑張りますよ~。
何処だって!

明日は、大阪限定の漫談が楽しみです。

投稿: DYNAMITE | 2010年9月16日 (木) 22時21分

福岡コンサートでのジュリーは、どんな
話をしてくださることか…たのしみにしています。

投稿: hiromi | 2010年9月19日 (日) 12時58分

hiromi様

福岡は10月10日ですか。
1年で最もすがすがしい天候とされる日ですね。
きっと素晴らしい運動会になることでしょう。

ネタバレになるので多くは語りませんが、各地、MCの楽しみはもちろん、今ツアーでは、セットリスト3曲目の歌詞にも注目ですよ~。
福岡なら、きっと楽しいことがあるでしょう!

投稿: DYNAMITE | 2010年9月20日 (月) 10時33分

初めまして、こんにちは。
DY様のブログ、時々拝見させていただくばかりでしたが、
>この曲のLIVE、ジュリーは「エコ」と言うより「エロ」なのではないかと
のひと言に反応して、思わず初コメさせていただきます。

私は今回のソロツアー、今までのところ渋谷初日、伊勢原、大阪グランキューブに参りましたが、
初日から、「まほろばの地球」はエロだ~♪と思っておりました!
以下、自分のMixi日記に書いたライブの感想からの抜粋です。

<渋谷初日>
「まほろばの地球」、 この曲でこんなにセクシーなジュリーが観られるとは、想像だにしていなかった! 詞の内容からいったら、どこをどう切っても色気とは無縁な曲なのに、 ジュリーの声の低音が、アクションが、ゾクゾクするほどSEXY! いかにも、の曲よりも、こういう曲での思いもかけない色っぽさ、たまりません~ ったく、なんて人なの、ジュリー!!

伊勢原とグランキューブ参戦日記でも、再三この曲のエロさについて言及してますが、あまりご迷惑をおかけするといけないので(笑)割愛します。
とにかく、今ツアーでは私にとっては、「まほろばの地球」と「太陽」が、めちゃめちゃ嬉しい2大エロ・パフォーマンスです~
ってなことを書いても大手を振って賛同してくださる方がいなくて、少々淋しい思いをしていたので、DY様のご意見、我が意を得たりと嬉しくてつい…初コメなのに長々と失礼いたしました。

投稿: ちこ | 2010年9月21日 (火) 18時43分

ちこ様

おぉ~!
まさしくその通りでございます!
あの低音のうめきは、エロだと思っていました!
同じように感じていらっしゃった方・・・やはりおられましたか。嬉しいです~。

「太陽」は柴山さんもエロいですよね。
大阪の、あの泣きそうな顔で弾くソロにはヤラれました・・・。
早くレポを書かねば。

mixiでLIVEレポをなさっておいでなのですね。
是非拝見したいのですが・・・ミクはジュリーファンの方が本当に多くて、なかなか見つけられないかもしれません・・・。

投稿: DYNAMITE | 2010年9月21日 (火) 21時29分

>是非拝見したいのですが・・・
え~真に受けてしまいますよぉー
メアドにご一報くださればページお知らせします。

投稿: ちこ | 2010年9月22日 (水) 19時41分

ちこ様

メール送らせて頂きました。
どうぞよろしくお願い申しあげます!

投稿: DYNAMITE | 2010年9月22日 (水) 21時49分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 沢田研二 「まほろばの地球」:

« 沢田研二 「エメラルド・アイズ」 | トップページ | ザ・タイガース 「こっちを向いて」 »