ザ・タイガース 「生きてることは素敵さ」
from『THE TIGERS 1982』、1982
1. 十年ロマンス
2. 新世界
3. 抱擁
4. 時が窓をあけて
5. めちゃめちゃ陽気なバンドのテーマ
6. 夢の街
7. 野バラの誓い
8. BA-BA-BANG
9. ライラ
10. 生きてることは素敵さ
11. LOOK UP IN THE SKY
12. 朝焼けのカンタータ
-----------------------------
このところ、結構な矢継ぎ早の更新になっております。
というのはね。
今週末から僕は、八王子以来1ケ月半ぶりにジュリワン・モードに突入する予定なのですよ。
長野→板橋→川口。
来週からはまた、side-Bの方でLIVEレポ執筆にかかりきりになると思います。その間こちら本館の記事が滞ってしまいそうなので、今のうちにガンガン書いておこうというわけ。
・・・って、一体いつまでネタバレ禁止状態なんだよ、このブログは!(←川口までです)
まずは、長野遠征。
チケット売行で苦戦しているという彼の地で、「何とか盛り上げたい」という地元の先輩から、今回僕は使命を頂いた、と解釈しております。
地方会場の2階席ですから、おそらく立てないでしょう。
でも、率先して2階の雰囲気をリードする!くらいの意気で臨みたいと思っているのです。
さてさて。
いやぁ、先日「グッバイ・マリア」の記事を書いて以降、日頃お世話になっている何人かの先輩方の波状攻撃に遭っております。
何かと言いますと
「DYNAMITEは、そろそろ音楽劇デビューしてもいいんじゃあない?」
という愛の鞭でございます。
そして・・・ある先輩から「サヨナラのマリー」歌詞全文のメールを頂くに及び、ついに堕ちました。
来年、「探偵~哀しきチェイサ-」を観劇しようと思います。
考えてみますと、確かに僕にはまだまだ”未知のジュリー”が多いのです。
音楽劇ももちろんそうですが、極めつけは”タイムリーのタイガース”ということになるでしょうね。
GS時代に間に合わなかったのは、年齢的に仕方がない。でも、1982年の同窓会は充分突っ込めたはずなんだよなぁ。一番幅広く音楽を聴いている時期だったし。
リンクさせて頂いております、『G. S. I Love You!』の27年ロマンス様は、僕と同世代のお方ですが、きっちり”同窓会堕ち”していらっしゃる。
うらやましいですね・・・僕にもチャンスはあった、ということですから余計に。
来タルベキ機会を逃さないようにしなければ。
では、本題です(イントロが長くてごめんね~)。
少し前にザ・タイガースのアルバム『自由と憧れと友情』から、シローのリードヴォーカル・ナンバー「出発のほかに何がある」を採り上げて記事を書いたところ、多くのジュリーファンの先輩方から感想やコメントを頂き、大変嬉しく思いました。
ジュリーファン=タイガースファンという図式が果たして拙ブログの読者のみなさまに通用するのかどうか、僕にはずっと解らないでいたのです。
ジュリーのリードヴォーカル以外の楽曲を採り上げるのは、僅かですが勇気のいることだったのですよ~。
「出発のほかに何がある」の記事ではシローのヴォーカルについて、トッポとの対比を書いた上で絶賛しました。
ただ、当然ですがトッポのヴォーカル・ナンバーもまた違った素晴らしさがあるわけです。
僕としてはまず、Aメロ=ジュリー→サビ=トッポというリレー形式のタイガース・ナンバー「忘れられた子守歌」にトッポの声の魅力を感じています。あのジュリーと並び立ってなおかつ存在感を発揮するのですから、ただ事ではありませんよね。
では、終始トッポがリードヴォーカルをとっている楽曲についてはどうか、というのが本日のお題。
「花の首飾り」や「廃虚の鳩」はちょっと直球過ぎて今の僕にはまだまだ畏れ多い。
ここはひとつ、同窓会アルバム『THE TIGERS 1982』から僕の大好きなナンバーを採り上げてみたいと思います。
「生きてることは素敵さ」、伝授!
『THE TIGERS 1982』というアルバムは、名盤と言って良いと思います。1982年という年代も反映しながら、タイガースの郷愁もしっかり組み込まれています。
一番好きな曲は圧倒的に、「朝焼けのカンタータ」。
あとは、ジュリー→トッポとヴォーカル・リレーされる「新世界」が、僕の中にできつつあったタイガースのイメージと合っていてとても気に入っています。
しかし、最初にアルバムを通して聴いた時、一番心に強く残ったのが、トッポのオリジナル「生きてることは素敵さ」だったんですよね。
繰り返し何度も聴いて、コードを起こして、アコギ弾きながら一緒に歌いました。
歌いたくなる曲、なのですよこれは。
少し僕とタイガースにまつわる過去を振りかえってみますと。
ザ・タイガースというバンドについて全く知らなかった僕が、初めて彼等をテレビで観たのが、同窓会メンバーによる「色つきの女でいてくれよ」。
もちろん番組は、ザ・ベストテンでした。
そこで、「沢田研二が昔いたバンド」としてようやく認識したワケですが、本当に何にも知りませんでした。
立ち位置を見て
「あぁ、このバンドでは沢田研二はナンバー2だったんだな。ルックスで見出されてソロで開花したのか」
などと勘違いしたり。
で、とりあえずメンバーのニックネームを覚えようとして、真ん中の人を
「マッポ、マッポ」
と言ってたら母親が
「違うよ!!」
と(爆爆)。
今思えば、その時の母の口調がずいぶん強かったような気が。
僕がジュリーに堕ちた時には母はすでに亡くなっていましたから、母とジュリーやタイガースについて話したことなどなかったのですが・・・。
元々音楽好きで、ストイックで変わり者でアートな感じの男性歌手が好みだった(と、思う)母は、ひょっとしたらタイガースのメンバーの中ではトッポがお気に入りだったのかもしれません。
以前「いくつかの場面」の記事で書いたように、母は河島英五さんが好きだったのです。
一見、トッポと河島さんは全然違うようですが、
「お~♪」
という朗々とした聖歌っぽい発音は、ちょっと似ていたりしませんか?
トッポの声は、タイガース時代と同窓会期では少し違うようです。
タイガース時代にあった強烈な主張、「伝える」ということへのこだわりは、同窓会期に至るとかなりソフトになり、力を抜いて歌っているように感じられます。
このあたりについては、27年ロマンス様のブログに素晴らしい御記事がございますので、是非ご覧になってくださいませ。
トッポという人はそれでも、歌の力で何かが起こる、何かが変わる、聴く者に何らかの衝動を持ってもらえる、ということを強く信じているようなシンガーだと、僕は考えています。それは同窓会期でも変わっていないように思うのです。
以下、新規ファンの安易な感想ですが・・・。
「生きてることは素敵さ」は、同窓会で復活したタイガースから、かつてのファンの人々へのメッセージをこめたナンバーです。それは間違いありません。
僕はこれまで結構難しめの洋楽ロックを聴いていたりしましたから、復活したバンドがファンに直接あたたかなメッセージを送るというシチュエーションの楽曲は、なんだか生ぬるく、企画っぽく感じるのが常だと思っていました。
ところが、「生きてることは素敵さ」を聴いた時には、ゾクゾクとたまらなく感動するものがあり、自分でも意外に感じたのです。
何故なのでしょう?
ひとつには、ジュリーに堕ち、ジュリーを通じてタイガースというバンドを真剣に聴くようになり、歴史的な背景が少しは解ってきたということもあるでしょう。
でも、それだけじゃないんだなぁ。
僕はこの曲を聴いた時、トッポがファンに対してではなく、ジュリーに向けて語りかけているような錯覚を覚えたのでした。
♪ 夢のようだね 君とまた会えるなんて
A Bm D E7
君は今も昔と 変わらないだろうか ♪
A Bm D E7 A
こんなふうにトッポがジュリーに言える日が、1982年に実際にあったのだ・・・。
そんな勘違いかもしれない思いが、ス~ッと胸に入り込んできました。それが大きな感動の原因だったのです。
かつてジュリーとトッポの間に軋轢があったことは、後追いの僕でも知っています。
でも、それってごく普通のロックバンドの在り方ですよ。相反する個性が同居するからスーパーグループなのだし、その個性は表裏一体とも言えます。融合した時の魅力は、計り知れない。
ビートルズだってストーンズだって、そういうことはあったのですから。キンクスに至っては、実の兄弟だというのに・・・。
ただ、タイガースの場合はセンセーショナルに語られ過ぎていますね。
スキャンダラスに軋轢が取り沙汰されるのは、ファンのほとんどが女性という要因もあると思います。でもそれが悪いことではありません。そんな中で折り合っていく、個性的な男の友情って、きっとあるんですよ。
♪ 目を閉じると今でも あの日の君がいるよ
D A F#m A
風に吹かれて 笑っているよ ♪
A C#m Bm D E7 A
こんなシンプルな歌詞が心に深く響くのは、トッポがタイガースの一員だったから。
僕は「生きてることは素敵さ」という曲を、そんなふうに聴いているのです・・・。
・・・いやいや、ずいぶん生意気を申しました。
親切なJ先輩のご好意で、僕は今年の初めに同窓会コンサートの映像を観ることができました。
繰り出されるヒットチューン、気合の入った洋楽カバー。
そして
「新しいアルバムの収録曲を・・・」
というジュリーの紹介で演奏が始まった「生きてることは素敵さ」を、僕は食い入るように観ました。
ん?
ギターを弾くトッポのコードフォームが、僕が起こしたコードと違うぞ・・・。
・・・えっ?もしかして・・・。
カポかましてる~~~!
・・・Aの曲を2カポでGプレイって!
どんだけC#mを遠くに感じてんねん!と最初は吹きだしてしまいましたが・・・。
丁寧に丁寧に弾き語るトッポを見ているうちに
「あぁ、この人は絶対に自作のこの曲をミスタッチしたくないんだ」
と感じました。
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(追記)
記事更新直後、J友さんから「カポって何ですか~?」とのメールを頂きましたので、ここで不肖DYNAMITEの柔指ショットを織り交ぜて解説いたしましょう。
↑ これが「カポ」です。正式名称は「カポタスト」。
さっきコイツの写真撮ってたらカミさんが「それなんなの?」と言うので「ギターに付ける道具だよ」説明したところ、
「壊れたカバンの部品かと思って捨てるとこやった!」
ですと・・・。頼むよ~涙。
で、分かり易いところで「Bm」というコードを例に説明しますが
これが「Bm」のフォーム。ひとさし指で2フレットの6つの弦を全部押さえて(この状態を「セーハする」と言います)るから、押さえるのが大変そうでしょ?
そこでさきほどのカポタストを
このように2フレットに装着。
そうすると、カポタストが弦をすべて押さえてくれるのです。
そうしておいて
初心者が一番最初に覚える簡単なコードフォームのひとつ、「Am」を押さえてあげれば、2フレットのカポタストのおかげで、「Am」よりも1音(フレット2つぶん)高い「Bm」の音が出るのです。
これを
「Bmのコードを2カポAmでプレイする」
と言います。
アコースティックギターの場合は、プロでもカポタストを使用して演奏する人はたくさんいますが、エレキギターの場合はよほどのことがない限り、普通カポタストはつけないものなのです。
以上、ウンチク終わり!
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そして曲は進み、間奏のリードギターへ。
1音1音確かめるように、大切に音を繋いでいくトッポ。
見ているDYNAMITEもハラハラです(←コラコラ)。
大丈夫・・大丈夫・・・。
やったぁ、完璧!!
と、僕も思ったけど、間奏を弾き終わったトッポ自身も心の中でガッツポーズしたのでしょう。
安堵のあまりヴォリュームコントロールへ手を伸ばすのが遅れ、続く3番Aメロのヴォーカルへの入りが間に合いませんでした~。
いいじゃあないですか、こういうの!
生で歌って、生で弾いてるってことだもんね。タイガースのトッポが、タイガースの新曲をね。
また近いうちに、そんな日がやって来るのかなぁ。
末席ながら、是非この目で確かめたい。いえ、本当に文字通りの末席希望なんです。
こればっかりはね。
思いが違うの、分かってますから!
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コメント
DY様
再結成の時、トッポもずいぶん丸くなったなーと感じました。
久々にアルバムを聴いてみて結構いい曲ばかりじゃん、と我ながら何を今さら・・・です。
ある日突然失踪という形でトッポが消えから10年あまり、この歌とともに原点であるタイガースのもとへ帰ってきたんだなーと感慨深かったですね。
この「君」は私はタイガースのメンバー全員に向けられた言葉だと思いました。
アルバムを2回聴き直して改めて次の再結成は6人全員がそろってこそ、と強く思います。
あ、ドーナツ盤用の輪っか(普通にアダプターと言うんだそうです)アキバの石丸電気の本店のみで扱ってました。それも取り寄せで2週間もかかりました。(ステンレス製で900円。たっかー!)
投稿: nekomodoki | 2010年7月 8日 (木) 21時11分
nekomodoki様
はは・・・やはりトッポの場合はタイムリーな先輩方は若干アレな思いもあるようですね~。
82年のアルバムは、タイガースの音、という感じはしないのですが、大変良いアルバムですよね。
楽曲のバランスも良いです。
それにしましても・・・。
ドーナツ盤のあの輪っかが900円ですって!
びっくりです。
さすがにそれはちと高いですね・・・。
投稿: DYNAMITE | 2010年7月 8日 (木) 22時12分
DYさん、お邪魔します。
同窓会ライブの映像を見たんですか!いいな~、いいな~。現実の周辺事情はともかく、私も、バンドとしてのザ・タイガースが見たいです。タイガースだけのライブが観たい、聴きたい!上手くなくてもいいから、オリジナルメンバーの演奏が聴きたいです。
追伸:「遠い夏」のレスで“よく辛抱できましたね”と言われましたが、私としては、9月のソロ初日に行くために、幸運を貯めるつもりで、日々を過ごしております。
投稿: 74年生まれ | 2010年7月 8日 (木) 22時20分
74年生まれ様
同窓会のLIVEは、サポートメンバーもいて結構おんぶ状態ではあるのですが、曲によっては「ハッ」と思うタイガースのプレイがあります。
「生きてることは素敵さ」がそうだったのは、トッポの意地かもしれません。決して流暢ではないところが逆にカッコ良かったですよ。
なるほど、74年生まれ様は、9月のソロに照準を絞っていらっしゃいますか。
実は僕もそういう気持ちで今年を迎えましたが、結局ジュリワンに5回参戦という・・・。
投稿: DYNAMITE | 2010年7月 8日 (木) 22時38分
瀬戸口さま
連日の意欲的な記事ありがとうございます。
「生きてることは素敵さ」と「BA・BA・BANNG」はタイガースだなと思いました。
トッポはやっぱり魅力的な歌手だわとも思いました。
トッポの歌声と個性は初期TGの魅力のひとつでした。
当時、彼らの周辺のあった特権的といってもいいカルチャーに自然に溶け込んでいく姿に独特の素直さと危うさを感じました。
TGの上限年齢のファン(わたしです~)たちは多かれ少なかれそれを感じていました。
そして、あの事件です。
ジュリーは厳しく批判しました。
反射的な当然の意見でした。
同窓会の時期にジュリーのラジオ番組にトッポがゲスト出演しました。
その時トッポがジュリーに「凄く声がでるようになったね」そんなニュアンスのことを言ったのです。
素直に感心しているのが分かりました。
それに対して、ジュリーが何とも言えない
うれしさと、テレと驚きとが混じったうろたえているような感じがラジオからビンビン伝わってきたのが忘れられません。
ジュリーはまともな返事ができなかったんじゃなかったかな。
やっぱり、ふたりはタイガースねと思ったエピソードともいえないことがありました。
投稿: momo | 2010年7月 8日 (木) 23時18分
momo様
ありがとうございます!
いいお話です!
ジュリー、嬉しくて戸惑ったでしょうねぇ。本当に、何とも言えない気持ちだったでしょう。
僕のようなアマチュアでも、バンド内での軋轢を何度も経験したり、身近のバンドで見たりしています。
その多くが
「とりあえず一度決めたことはキッチリやろうぜ」
というタイプと
「面白くない事をやっても意味ないじゃん、やる気しねぇ~」
というタイプの衝突なのです。
タイガースもそうだったのかなぁ。
ちなみに僕は「キッチリ」派だったんですよ!。
信じてもらえないでしょうね~。
投稿: DYNAMITE | 2010年7月 9日 (金) 17時31分
「同窓会コンサート」ビデオが出てきました。普通に民放で流してたんですね。
懐かしいCMもてんこもりで。(マルコメ坊や、カワイイ!)
懐かしい映像もどこそこに。
やっぱりタイガースはそのハーモニーが絶品ですねー。声の相性がいいというか。性格の相性とは全く無関係に(笑)。
この曲の時のトッポの間奏のソロギター、初めてまじまじ聴きました。間違えまいと緊張しているのが私にもわかりました。
終わった途端ほっとして一瞬気が抜けて歌い出しが遅れたのが可愛かったです。
再々結成待ち遠しいです。もちろん21世紀の新アルバムを引っ提げて。
投稿: nekomodoki | 2010年7月 9日 (金) 21時27分
nekomodoki様
本当に・・・。
普通に放映されたんですねぇ・・・。
やっぱりあの時代は良かった・・・先輩方も、テレビつければジュリーに会える、という状況だったのでしょうね。
「生きてることは素敵さ」は、作詞作曲したトッポの強い思いもあってか、素晴らしい映像だと僕も思いました。
コード弾きで歌う時には結構リラックスしていますが、リードギターは必死の形相で・・・それがすごく胸を打つのです。
そして今度は、全メンバー揃っての再結成となりますよう・・・。
本当に楽しみですね!
投稿: DYNAMITE | 2010年7月 9日 (金) 22時03分
DYさま、こんばんは。
このアルバム、「限定企画モノ」だからとおねだりして買ってもらった記憶があります。
ジュリーファンと公言していたのに、アルバムを買ってない、テレビで満足していたお安い中学生でした。(ノ_-。)
それでも、ジュリーとの確執は知っていて、この曲は
「メンバーやジュリーといろいろあったみたいだけど、年月が経って仲直りできたんやねぇ、良かったー」
などと思ったからか? 今も歌えます。
悲しいかな、他はシングル曲やBA-BA-BANG以外はサビだけもしくは完全に忘却の彼方へ…(泣)
実家にある筈ですが、聴けない!CDにしてー!!
ところで、スラリきれいな指での解説、ありがとうございます。
なんか、音的に「木魚」がうかんでおりましたーっ\(;゚∇゚)/
投稿: wine | 2010年7月10日 (土) 00時22分
wine様
やはりwine様もこの曲には、「仲直りできたんだね~」という感慨を抱かれましたか!
僕も、タイガースの曲でなかったら、ここまで感動しなかったと思うんです。
トッポがタイガースであることを自分の心に完全に植えつけたのは、この曲でした。
ところで、momo様同様、wine様からも「BA-BA-BANG」のタイトルが挙がりましたね!
人気曲なんだ?
もう1度じっくり聴いてみます!
投稿: DYNAMITE | 2010年7月10日 (土) 08時47分
ワタクシ的トッポ考ですが・・・
私はタイガースはリアルタイムで知ってはいましたが、年齢的に興味はありませんでした。ジュリーのファンになったのは彼がソロになってからです。だから、トッポという人物についてもジュリーがラジオ等で語るのを聞いて知って行きました。
ジュリーは彼を「カツミ」と呼んでいました。トッポと言うのはご存知の通り事務所がつけさせた愛称ですからね・・・。ジュリーもしかりですが・・・。だからそれ以前から付き合いのあるお二人(あるいはその周りの方々も)カツミ、沢田、と呼ぶんでしょうね。井上さんや大野さんがジュリーをジュリーと呼ばないのも同じでしょうしね。
私はそのせいでか、トッポと呼ぶのにいまだに慣れません。刷り込みですね、これは。
ちなみにショーケンはアマチュアの頃からショーケン(語源は小さいケンちゃんらしいです。)だったので、みんな抵抗なかったんだろうと思います。
ショーケンはジュリーを、第三者に話すときは沢田といいますが、本人に呼びかけるときはケンジ、と呼んでましたね。
・・・関係ない話でゴメンナサイ。
1982年の同窓会ライブで初めてみんなの前で「花の首飾り」をカツミさん(敢えてこう呼ばせてください)が
歌ったとき、その声がものすごく震えていたのが印象的でした。
緊張ももちろんおありだったでしょうけれど、いろんなことを思っていらっしゃったのかなと思います。
特に、こうしてまたみんなと一緒に歌えて感無量と言う気持ちが一番だったのかな、と思います・・・。
アルバム ジュリーⅣ「今僕は倖せです」に「気がかりな奴」という歌がありますよね。
私はアレはなんとなくカツミさんのことを思って歌っているような気が、初めて聞いたときからしているのですが・・・そんな気、しませんか?
長々とすみませんでした。
投稿: ちゃちゃ | 2010年7月10日 (土) 10時13分
DYさん
トッポのギターを詳しくレポして下さってありがとう
再結成で6人が今のジュリワンのように
楽しいグループになってくれる事を祈っています。
この同窓会コンサートの大阪フェスティバルホールに遠征した時にコンサートが終わりグランドホテルでいびきかいてる母を
起こさないようにそっとパンフを眺めて
いた時に廊下をバタバタと歩く音がして
しばらくして大きな声が聞こえて来たんです
笑い声やはしゃぐ声うるせえ~って
一瞬思ったんですけど耳をすまして聞いていると聞いた事のある声なんですよ。
サリー、トッポ、タロー、シローの声
ジュリーはいないの??ってドアに耳おしつけて聞いていたらジュリーの声も
反省会をやってました。5人で思い切りはしゃいでました。
間違えた所を突っ込まれたり言い訳したり
ファンのキャーは声が昔と違うとか
なんじゃ~許せん!!!
ホントに楽しそうでした。
投稿: キミちゃん | 2010年7月10日 (土) 13時07分
横レスですいません…おずおず
ジュリーとカツミさんとのむかし話に
しみじみして出てきてしまいました。
>終わった途端ほっとして一瞬気が抜けて
>歌い出しが遅れたのが可愛かったです
>カツミ、沢田、と呼ぶんでしょうね
>ファンのキャーは声が昔と違うとか
>なんじゃ~許せん!!
後追いには、TGの思い出話は
むねがキュンキュンします
投稿: ぬこ | 2010年7月10日 (土) 17時36分
DYさま
「生きてることは素敵さ」の歌詞って泣けますネ。
トッポは早くに抜けちゃったけどタイガースのこととっても大切に思ってるんだナーって感じました。
そしてちゃちゃ様と同じで
ちょっと前に「気がかりな奴」の歌詞を見た時にトッポのことかなって思いました。
今日は何キロでしたか?
ジュリーはお元気でしたか?
長野レポ楽しみにしています。
楽しい旅を
投稿: 由菜 | 2010年7月11日 (日) 00時04分
ちゃちゃ様
仰ること、よく分かりますよ~。
僕が普段お世話になっている先輩方の中にも、トッポを「かつみ」と呼ぶ方がすごく多いのです。自分にはできませんけど、僕はその感覚が好きですね~。
「気がかりな奴」・・・言われてみれば!
いやこれはおそらくそうでしょう。
アルバムの詞はすべてジュリー自身の身近な人について語っていることは間違いないのですから!
☆
キミちゃん様
ななななんですって~!
同窓会タイガースと同じホテルに宿泊したばかりでなく、会話までお聞きになられたと!
ひえ~!
とてつもなくスゴイお話ですねそれは!
来るべき”再結成”の時には、タイムリーなファンのお姉さま方の「キャ~」が今も健在であることを、証明するしかありませんよ!
☆
ぬこ様
その通りです!
僕も先輩方のタイムリーなタイガースのお話にはいつも胸キュンです。
今回特に胸キュンだったのは、やっぱりトッポとの複雑な友情の形を教えて頂けたからだと思っています。
ジュリーとトッポが笑い合いながらまた同じステージに立つ時を、今度こそ僕は見逃しませんよ!
☆
由菜様
おかげさまで、楽しい旅&楽しいLIVEを満喫して帰ってまいりました~。
「気がかりな奴」はトッポのことだ、と僕も今回思いました。
体重のやりとりは、無かったんですよ~。
味噌汁の説明はあったんですけどね。ただ、ジュリーは間違いなく元気です!
植田さんと島さんが若干疲れてきているようですが、今週のスケジュールなら、板橋まで休養できますし、心配はないと思います。
あと、加瀬さんは信じられないくらいに元気です。
「69歳でカワイイなんて言われちゃったよ~」
と大ハシャギ。
長野のお客さんの声援に大満足のご様子でした~。
投稿: DYNAMITE | 2010年7月11日 (日) 19時40分
DYさん
長野お疲れ様でした。早速元気なジュリーが嬉しいです。
ホントにジュリーって異常ですね
というか神がかり??
大阪フェスとグランドホテルはジュリーとファンの御用達でした。
お得意さま扱いをして下さってました。
スーパースターそのものでした
でも今のジュリーの方が好きですよ。
無理なダイエットしないで
食べたいだけ食べてシアワセ感じている
ジュリーの歌を聞けるのがいいです。
投稿: キミちゃん | 2010年7月11日 (日) 21時19分
DY様 こんにちは。今は長野でお疲れ様です。
拙ブログもしっかりネタにして下さり遅ればせながら感謝致します。
トッポ作のこの曲を取り上げるとはさすがDYさん。この曲を含む1982同窓会ではトッポとシローの高音の持ち主が一緒なんですよね。
バックのコーラスにはシローの高い高い音域の「アー」が入っています。
来年秋はこの高音コンビのハーモニーは生で楽しめるのでしょうか?せめてオリジナル5の完全復活だけでも期待したいところです。
投稿: 27年ロマンス | 2010年7月11日 (日) 22時14分
キミちゃん様
グランドホテル伝説ですか~。
そういえば他の先輩からもそのようなお話を伺ったことが・・・。
しかし、タイガースの話声を聞けた、というのはやっぱり凄過ぎます!
そんなキミちゃん様が、今のジュリーが好き、と仰ってくださるのはなんだか新規ファンとしても誇らしいものがあります~。
☆
27年ロマンス様
ありがとうございます。
今回この曲の記事を書いたのは、27年ロマンス様のブログでトッポの声について、「82年はリラックスした歌声」と書いていらしゃるのを拝見したのがきっかけです。
高音コンビの復活は是非とも観てみたいですね。
ジュリーは常々、「6人+1でタイガース」と言っていますから、期待しましょう!
投稿: DYNAMITE | 2010年7月13日 (火) 09時00分
僕が個人的に思うことは、世間?でいわれてるジュリーとトッポとタローの不仲は普通だと思うんです。 なんていうか、タローとトッポが喧嘩したっていうのはバンドでは普通のことだとおもうし、喧嘩はバンド内ではあたりまえのこと。
それに再結成の時にだしたこの生きてることは素敵さはトッポからジュリーへのラブソング、十年ロマンスはジュリーからトッポへのラブソングだと思うんですよ。
ほんとは2人ともお互い好きだと思うんだけど、どうしても見栄をはっちゃうのかな・・・
ぜひトッポも入った再結成が見たいです。。。
投稿: どなるど | 2011年7月15日 (金) 18時22分
どなるど様
まったく仰る通りだと思います。
バンド内でケンカがあるのはごく普通のことですが…やはりスタイガースはステイタスやファン層から、センセーショナルに語られ過ぎていたのではないでしょうか。
今回のツアーでは、トッポの参加はもう絶望的な情報も多いですが、僕もトッポを含んだタイガースのステージを、武道館1会場で良いので観てみたいです。
投稿: DYNAMITE | 2011年7月17日 (日) 14時06分
今日、久しぶりに84年に埼玉会館で行われた『GS カーニバル』の映像を見返しました。
この中で、かつみさん「廃虚の~」「花の~」「生きてる~」の3曲を歌っています。
この日は、丁度、かつみさんの下のお嬢さんが生まれた翌日でした。
楽屋の自動販売機横で「おめでとうございます!」と声をかけたら、ニッコリ微笑んで「ありがとう」と返してくれたことが今でも忘れられません。
「生きてる~」を歌った時のかつみさん、特別な感慨があったようで、心なしか瞳が潤んでいるように見えました。
この前の日曜日(1/15)にも「廃虚の~」「花の~」を生で聴いて来ましたが、今だからこそ、「生きてる~」を聴きたいなぁとつくづく思います。
この次、お目にかかったら、絶対にリクエストしちゃいます。
投稿: Wendy | 2012年1月17日 (火) 15時51分
Wendy様
ありがとうございます。
84年ですか…トッポがタイガース時代の代表曲に加え、新しい曲の中から「生きてることは素敵さ」を選んだことに胸打たれますね…。
僕も今の老虎ツアーが終わり落ち着いたら五反田のステージを観にいくつもりですが、もしもこの曲が聴けたら…と考えます。
時を越えて、普遍的な名曲になっていますね。
あとは「ひとり」を是非聴いてみたいです!
投稿: DYNAMITE | 2012年1月18日 (水) 12時23分
トッポのことを検索していて、たどり着きました。
私は70代、有楽町日劇で初期のタイガースショーを来る日も来る日も見ていた女性ファンです。
当時私は20才くらい、熱狂的な少女ファンではありませんが、トッポが大好きでした。
同窓会コンサートをyoutubeで見ていて、
「生きてることは素敵だ」の風景がどうしてもつかめなかったのが、トッポからジュリーへ語りかけたというご指摘に大いに納得しています。
ブログ「ムーミンのミーハー日記」を書いています。
良かったら、ご訪問下さい
投稿: ムーミン | 2020年8月 9日 (日) 20時05分
ムーミン様
ありがとうございます!
お返事が遅れて申し訳ありませんでした。
この記事を書いた頃、僕は同窓会期含めタイガースについて本当に浅い知識しか持っていませんでした。
その後勉強するに連れ、歌詞解釈も大きく変わってきた曲が多かった中で、この「生きてることは素敵さ」は当初から変わり無く聴けています。シンプルだからこそ不思議に普遍的な魅力を持つ名曲ですね。
ブログ拝見いたしました。
音楽のみならず、非常に興味そそられる内容で、これから遡って拝読するのが楽しみです。
僕は栗本さんが亡くなられてからグイン・サーガを読むのをやめてしまっていましたが、ムーミン様のブログを拝見し、読んでみようという気持ちになりました。ありがとうございました!
投稿: DYNAMITE | 2020年8月12日 (水) 09時16分
さっそく御返事をいただいてありがとうございます。
私は突然のトッポ脱退に、これは絶対渡辺プロの陰謀だと思っていました。
色々文句をつけるトッポ、元々仲が良い他のメンバーが引きずられる前にトッポを排除しよう!
代わりに大人しいシローを、きれいな高音が出るし。
でもトッポの穴埋めは到底ムリ。
シローになってからも数回日劇のコンサートに行きましたが、ウィークディの昼間は空席がチラホラでした。
早くもメディアでは解散を煽っていました。
そんなことがありました。
投稿: ムーミン | 2020年8月14日 (金) 21時29分
ムーミン様
ありがとうございます!
僕はまったくの後追いファンですのでタイガースの4年間というのは想像したりお話を聞いたりして考えるしかないのですが、当時はそんな雰囲気もあったのですね。
僕の場合は2013年の完全再結成までの道程をリアルタイムで追いかけられた、間に合ったということは僥倖でした。新規のファンとしては、タイガースの思い出は楽しいものばかりなんですよね・・・。
投稿: DYNAMITE | 2020年8月17日 (月) 09時17分
タイガースのファンの方が大勢いらっしゃいますね。
私は2020年から、途中から2010年を見つけて毎日順番に読んでいます。
へぇ~と感心することがいっぱいあります。
ところで、2011~2012年の
「沢田研二ライブ&3人」のコンサートと、2013年のオリジナル・メンバーのコンサート、
もちろん皆様は行っていらっしゃるでしょう?
その感想とファンの皆さんの感想を読みたいのですが、いつになったらたどり着けるか・・・
ピューとワープできる裏道なんてありますか?
私もマイブログで精一杯書いていますが、皆様がどう書いていらっしゃるか、興味津々なんですよ。
どうぞよろしく
メールアドレスがどうしても受け付けてもらえません。
投稿: ムーミン | 2020年9月 3日 (木) 21時44分
ムーミン様
ありがとうございます!
お返事大変遅くなりすみませんでした。
以下、ご参考までに拙ブログ記事を・・・。
2012年1月24日、日本武道館
http://gyujin-information.cocolog-nifty.com/11/2012/02/2012124-live-20.html
2013年12月27日、東京ドーム
http://gyujin-information.cocolog-nifty.com/11/2014/01/20131227the-tig.html
僕の記事自体は非常識な大長文ですので気軽に「お読みください」とは言えませんが、それぞれの記事には公演に参加された先輩方の感想コメントも頂いております。是非そちらをご参照ください。
投稿: DYNAMITE | 2020年9月 8日 (火) 16時45分
ありがとうございます。
さっそく読んでいます。
2013年東京ドームのライブで、シローが歌っている時、トッポだけがちょっと離れていたのが気になっていました。
そうか、シローが歌えなくなった時のスタンバイだったと言われれば、そうだったかもしれないですね。
投稿: ムーミン | 2020年9月 9日 (水) 22時34分
ムーミン様
ありがとうございます!
2013年のシローの「イエスタデイ」は、ちょうどそのすぐ前にポール・マッカートニーの来日公演を観たこともあり、本家ともまた違う素晴らしい歌声は今でも強く印象に残っています。
記事にも書いた通り、離れた場所でオフマイクで歌うトッポの表情がとても素敵で、それも忘れられないシーンでした。
あれからもうずいぶん経ったのだなぁ、と感慨に耽っております・・・。
投稿: DYNAMITE | 2020年9月11日 (金) 09時34分