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2010年6月14日 (月)

沢田研二 「Beloved」

from『ROCK'N ROLL MARCH』、2008

Rocknrollmarch

1. ROCK'N ROLL MARCH
2. 風に押されぼくは
3. 神々たちよ護れ
4. 海にむけて
5. Beloved
6. ロマンスブルー
7. やわらかな後悔
8. TOMO=DACHI
9. 我が窮状
10. Long Goog-by
11. 護られているI love you

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世はジュリワン一色。
そして、吉田Qさま絶賛応援期間、最後の追い込みの一週間でもあるわけですが・・・。
昨日は京都帰りのみなさまがたくさんのゴム紐をお売りになられた様子ですし、少し安心したところで。
先週はひとつ嬉しいニュースがありましたので、それに絡めて、1曲伝授を挟みます。
Qさま応援記事は、また「最後のお願い」としてすぐに上げますからね!

それでは。
ほとんどの方がもう御存知でしょう・・・鉄人バンドの下山淳さんが早くもLIVE復帰を果たされました!
いくつかの情報を辿る限りでは、すっかりお元気そうで。まずは良かったです。
僕等ジュリーファンとしましては、無理をせず、9月の『秋の大運動会~涙色の空』に万全を期して備えてほしい、というところですが、ジュリーファン以外にも本当に多くの方々が下山さんの音を待っていらっしゃったのですね・・・。

今日は、その下山さんが作曲したジュリーナンバーを1曲、採り上げたいと思います。
前回のお題「ルナ」に引き続くようですが、これもまた美し過ぎるアルペジオ奏法によるバラード。
アルバム『ROCK'N ROLL MARCH』から、「Beloved」伝授!

2008年、『ジュリー祭り』のチケットを手にした僕がまず考えた事は、「最新アルバムくらいは聴いて行こう」という当然の発想でした。
で、購入したCD『ROCK'N ROLL MARCH』を聴いた直後の僕とYOKO君との会話を、この際包み隠さず暴露し懺悔いたしますと・・・。

YOKO君 「ニューアルバム、どうだった?」
DYNAMITE 「駄目だな・・・アレンジの体を為していないよ。ベースが入っていないんだ」
YOKO君 「ベースなし?まさか!ウソでしょ?」
DYNAMITE 「いや、本当に入ってない。入れないなら入れないで、シンセで代用すればいいのに、それすら無い。こりゃ、手抜きだな・・・」

申し訳ございません・・・。
当時は何の事情も知らなかったものですから・・・(汗)。
もちろん、今はそんな風にはこれっぽっちも考えておりません!

でも、今後も含めて、新規ファンの認識って多分こんなものです。
特に、ロック畑の男性が最近のCD音源だけでそのままジュリー堕ちするとは考えにくい。ベースレスってのは、そのくらい常軌から外れている音作りなのです。LIVEに行って初めて分かることの方が、数100倍も重いんですよ、ジュリーの場合は・・・。

僕もYOKO君も『ジュリー祭り』でそんな先入観を見事に打ち砕いて頂き、無事に(?)ジュリー堕ちいたしましたが、この先も他人にジュリーを勧める時にはまずLIVE、というスタンスは外せません。

で。
そんな『ROCK'N ROLL MARCH』、ヒヨッコなリスニングながらも、僕の琴線に最初から触れていた楽曲が、お題の「Beloved」。
この曲はアルペジオ主体の演奏構成上、ベースレスでも充分音の噛みが成立していますから、安心して聴けたんだと思います。

下山さんの作曲では

A→Em→D→A→E7

と始まる導入部、ここではEmへの移行がかなりの変化球です。いわゆる「ポップ」というのとは少しズレていて、サイケデリックなコード進行なのです。
ジュリーナンバーでこの手のコード進行が使われている楽曲としては、「愛の嵐」「明日は晴れる」が挙げられます。
そして、現在ツアー真っ最中のジュリーwithザ・ワイルドワンズでは、超有名なあの曲が、このコード進行を擁したアコースティック・アレンジに練り直されていました。
意外な組み合わせで驚きました。

基本的には、ちょっと涼やかな感じのするストイックな楽曲に似合うコード進行だと思っています。

日本は狭い国ですが、それでも北と南では気候も違い、生活も季節感も違います。
僕にとって、「Beloved」のメロディーは「北」「涼しい」といった感じがします。
英国ロックの中で、アイルランド出身のバンドが作る楽曲に独特の魅力を感じるのと同じ感覚かもしれません。

僕は九州育ちで、大学入学で上京するまでは、日本国内で訪れた最北が静岡県清水市という。
上京して最北端経験が東京となり、元々北国に対して未知の憧れを抱いていた僕は、「北国の景色が見たい」というただそれだけの理由で、すぐに東北新幹線の売り子のアルバイトを始めました。
上野から盛岡を1日2往復だったり、盛岡行き最終に乗って1泊→4時間仮眠して上野行き始発で戻ってくる・・・そんな日々を過ごしました。
初めて見る東北の山並みは、山陽道をズームで倍にしたような迫力があり、とても新鮮でしたね・・・。

その頃、まだ山形新幹線は無かったかなぁ。
同じ東北でもずいぶん違うのかも知れませんが、とにかく下山さんの「Beloved」のメロディーから浮かび上がる大地は、標高がずいぶん高いような気がするんです。
GRACE姉さんの詞が、彼女にしては珍しい淡々とした情景描写(もちろんその中に閉塞した胸中を打破せんとする意思があるのですが)であるのも、下山さんの書いた楽曲から喚起した風景が、広く、大きかったためだと思います。
・・・そういえば『ROCK'N ROLL MARCH』を購入した頃は、作詞クレジットのGRACEという人が女性、しかもジュリーのバックバンドのドラマーだなんてまったく想像もしていませんでした。
「Beloved」「ロマンスブルー」「やわらかな航海」と、GRACE姉さんの素晴らしい作品が続けて収録されているんですよね、このアルバム。
何も知らずに聴いたら、この3曲の並び、普通にプロの作詞家さんだと思ってしまいますって!

「Beloved」の詞・・・季節は晩夏でしょうね。
新幹線から見た東北の夏は、足が速いです。この点も九州とは全然違います。
ちょうど甲子園大会の決勝(準決勝だったかも)に仙台育英高校が残っていた夏の終わりの日、トラブルで新幹線が数時間ほど遅れたことがあるんです。
徐行する車中でお客さんに「試合経過どうなってるか知らない?」と、あちらこちらで尋ねられたりしている中、時は過ぎ、あっという間に陽が落ちました。

東北のお客さんはねばり強くて、電車の遅れに出くわしても肝が座っていると言いますか・・・「今までそうは思っていなかったけど、南国の人は意外とせっかちなのかな」と思ったのを覚えています。
北国の方は、逆境に対して自然体と言いますか。

きっと下山さんもそうだ、と、今思います。

ところで「Beloved」の美しいギター・アルペジオ。
CD音源でギターを弾いているのは白井良明さんですが、これはいわゆるアコギではなく、エレガットという種類のギターを使用しての演奏です。
クラシックギターの音なのですね。
ルートを同時弾きしてコードの構成和音を展開していくアコギのアルペジオよりも自由度(ソロ度)が高く(ナイロン1-3弦の指弾きのアタックがアコギよりも強いのです)、白井さんの華麗な指さばきが味わえます。

僕の大好きなアイリッシュ・バンド、ザ・メン・ゼイ・クドゥント・ハングも、時折エレガットを効かせていましたっけ。
僕はどうやらエレガットのアルペジオに、「ちょっとヒンヤリ」な魅力を感じてしまうみたいです。

「下山さん不在の影響は大きい。皆でギターの音を補い合っている」
と、島さんがご自身のLIVEでつい先日語ってくださったそうです。
僕も実際にLIVEを観て、いくつかの曲では下山さん不在を痛感しましたけど、ツアーではジュリーwithザ・ワイルドワンズ皆が力を合わせ、最高のバンドサウンドを聴かせてくれています。
下山さんには、安心して養生してほしい。ゆっくりと、身体と相談しながら復活していってほしい。

そして9月、ジュリーファンは必ず下山さんのギターで昇天いたします。
それは変態ギターソロでも良いけれど、
「帰ってきたよ」
という感じで、「Beloved」なんていかがでしょう?

やっぱり、鉄人バンドに下山さんがいないのはとても寂しい。
それは、下山さんが放つ「涼しさ」が、ジュリーをはじめとする他の4人の「熱さ」を反射して、ひときわ輝いていたからじゃないか・・・僕にとってはそんなことを気づかされる、ジュリーwithザ・ワイルドワンズのツアーでもあるわけです。

「Beloved」、『ジュリー祭り』では柴山さんのエレキ・アルペジオだったけど、今度は下山さんのアコギで演奏してもいいんじゃあない?

P. S.
加瀬さんのブログが更新されていました。
睡眠時間3時間半ですか・・・。
69な超人!あやかりたし・・・。

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『ROCK'N ROLL MARCH』」カテゴリの記事

コメント

DYさま、こんにちは。

昨日の「はやぶさ」に引き続き、号泣です。
下山さんに読んでいただきいたな、DYさまのこの記事。
福島と山形の県境を行く山形新幹線は、
峠をわっせわっせと超えていきます。
今は、木々の緑がきれいですよ。
みちのくの短い夏が終わるころ、
下山さんのギターがまた聴けますね。
私のブログで、紹介させていただいていいですよね。

投稿: azur | 2010年6月14日 (月) 12時58分

azur様

ありがとうございます!
僕も「はやぶさ」には号泣いたしましたよ…。

どうぞご遠慮なさらず、いつでも僕の記事などお好み次第にネタにして頂いて…これからも下山さんの事をたくさん書いてくださいませ。

先程気がついたのですが、下山さんのブログも更新されていましたね!
ビール飲んで頭痛くなるのは中学生以来ですって(爆爆)!
久しぶりのお酒だったみたいですね。

お酒が大好きな下山さんのお父様のお名前は「けんじ」。
かなり前に、そういう記事もありましたよね…。

投稿: DYNAMITE | 2010年6月14日 (月) 13時14分

DYさん、お邪魔します。
ジュリー墜ち前のDYさんは、ジュリーのベースレスに呆れましたか(笑)そんな感想を乗り越えて、ジュリー祭りに来てくださって、ありがとうございます。これはあくまでも、私の推測なのですが、下山さんが参加していなければ、ベースレスに踏み切らなかったと思います。下山さんの音があってこそのベースレス編成です。
で、私は予言しちゃいます。復帰した下山さんの音に、誰よりも昇天するのは、ジュリー本人です!だから「秋の大運動会・涙色の空」は素晴らしいツアーになりますよ~(^_^)v

投稿: 74年生まれ | 2010年6月14日 (月) 18時32分

ほんとにもう、あやかってください!>鉄人加瀬さんに。


にしても、喫茶店のウェイターに、新幹線売り子。


その当時に戻って、柱の影から見てみたいわ。ねぇ?シロップさま。
(このフリを出来るのわ、あなただけ。)

投稿: カミさん@板橋で鳥さん確認すっぞー | 2010年6月14日 (月) 18時51分

えぇ。

柱の影でもいいんですが

いっそのこと
直接対峙してみたい気もしております。。
おもしろそうではないですか(*^m^)

しかしねぇ。
ウェイターといい、なぜサービス業なのか
お尋ねしたいです。

投稿: シロップ。 | 2010年6月14日 (月) 21時44分

DYさま、こんばんは。

下山さんのブログを初めて読んだとき、なっに、このヒト、おっもしろ~、
と止まらなくなりました。
遡って読んだ日記には、父の名は「けんじ」、とな。
あぼーん(← あいらちゃん拝借)でしたわー(爆)。

下山さんがジュリーに書いた曲は大好き。
先日も組長と、例のごとく、中坊のノリで
プリンスの書いた曲でどれが好きすっき~? と盛り上がり、
あれもこれもよぅん、と大騒ぎしたアホアホカズラーです。
心の宇宙(ソラ)も好き。Beloved は、カズさんのギターで、が好き。
祭りのDVDだと、ネックを移動するカズさんの左腕、くいっと曲げる手首、肘が後姿で見られる、
それがたまりません~ (´ψψ`)

あ゛、DYさんトコでもフンコーして膨らんでしまいました。
スビバセン~ ( ´艸`)
Beloved のEmは、4本指で押さえる、ちょっと複雑なオープンコードが
ぴたり、雰囲気の音だなー、と思うちょります。

Beloved 伝授、感謝多謝でごじゃります!

投稿: カオリー | 2010年6月14日 (月) 23時47分

ジュリー、コンサート中ですね。
長い期間のツアーなので、みなさん健康にきをつけてほしいものです。

投稿: hiromi | 2010年6月15日 (火) 11時05分

レス遅れてすみません~。

何故遅れたかと申しますと、僕は今、血眼のようになって次の記事を書いているからです。
構想と執筆でたった2日の締切り小説なんてありえね~!

74年生まれ様

いえいえ~。
呆れたというよりは、驚いたのです。
「そんなん、アリなのか?」という感覚でした。

今はもう、そんなことは考えません。
CDを制作している際も、ジュリーは常にLIVEで楽曲をどう再現するか、ということに最も重きを置いていることを理解したからです。

下山さんの件は本当にその通りかもしれません。
無理せず、ゆっくりと自然体で復活なさってほしいですよね!

カミさん

いや、一応塾講師とか占い師とか工事現場の兵隊とか硬貨運搬とかもやってましたが・・・。

シロップ。様

そんなに似合いません・・・か。
東北新幹線の売り子は緑と白の縦縞ストライプのユニフォームでございましたが。
そんな僕は変ですか・・・。

「あたたかいコーヒーに
冷たいお飲み物は
いかがでございますかぁ~」

まだ言えるな・・・。

カオリー様

ありがとうございます!
遠慮なさらずいつでもフンコーしにいらしてくださいませ~。

それにしましても、まったく同感です!
僕も初めて下山さんのブログを拝見したその日に、相当遡って読みふけりましたよ。
あまり記事数が多くないので、すぐお父様のお話に辿り着いた記憶があります。
カズさんほどではもちろんないけれど、下山さんだってもうずいぶん長い間、ジュリーのそばにいるんですよね・・・。

僕は「桜舞う」と「心の宇宙」が特に好きです。
下山さん作曲のジュリーナンバーって、素敵な歌詞がつく率が高いですよね。

・・・ん?
「NAPOLITAIN」ですか?
まぁまぁそれはこの際。

hiromi様

確かに、ジュリー以外のメンバーは大変でしょうね。
ワンズだけのコンサートは、楽しく歌う、ということをモットーにしているらしいのですが、ジュリーは、自分が楽しむなんてことは二の次、三の次で、ジュリワンLIVEの後はグッタリになっちゃう、と島さんが話していらっしゃったそうですよ。

でも、それがまた楽しいし、刺激的なのでしょうね。

投稿: DYNAMITE | 2010年6月15日 (火) 23時05分

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