ザ・タイガース 「シー・シー・シー」
『THE TIGERS SINGLE COLLECTION』収録
original released on 1968、シングル
disc-1
1. 僕のマリー
2. こっちを向いて
3. シーサイド・バウンド
4. 星のプリンス
5. モナリザの微笑
6. 真赤なジャケット
7. 君だけに愛を
8. 落葉の物語
9. 銀河のロマンス
10. 花の首飾り
11. シー・シー・シー
12. 白夜の騎士
13. 廃虚の鳩
14. 光ある世界
15. 青い鳥
16. ジンジン・バンバン
disc-2
1. 美しき愛の掟
2. 風は知らない
3. 嘆き
4. はだしで
5. スマイル・フォー・ミー
6. 淋しい雨
7. ラヴ・ラヴ・ラヴ
8. 君を許す
9. 都会
10. 怒りの鐘を鳴らせ
11. 素晴しい旅行
12. 散りゆく青春
13. 誓いの明日
14. 出発のほかに何がある
-------------------------------
本当に、もうすぐそこまで迫ってきました。
ジュリーwithザ・ワイルドワンズ・全国ツアー『僕達ほとんどいいんじゃあない』の初日が。
今週金曜日の夜には、還暦を過ぎたスーパーグループの5人が、CCレモンホールで「渚でシャララ」を踊っているんですよ!
本当に、「待ちに待った」という感じ。
しかしながらここへきて、とても残念なニュースが・・・。
スマイリーズさん公式サイトbbsにて、下山さんのジュリワン・ツアー不参加が発表されました・・・。
身体のことですから、仕方ないですね。
9月からのソロ・ツアー『秋の大運動会~涙色の空』には参加します、とハッキリ書いてくださっていますし・・・今は下山さんの回復全快を祈り、秋まで待ちたいと思います。
ソロ・ツアーの初日は、ある意味下山さんが主役になるかもしれません。会場のみなさまの大きな声援が、今からありありと想像できます。
絶対、行く!
というわけですから、今回のジュリワンLIVE、後追いの僕でも徐々に慣れてきたジュリーのソロLIVEのステージとは、かなり異質なものになる・・・のでしょうね、きっと。
楽曲によっては下山さん不在は大きな痛手かと思いますが、泰輝さんの”神の左手”炸裂や、現役バリバリのワイルドワンズ各メンバーの大活躍に期待を寄せています。
それはそれで、大いに楽しもう。
さて、先月末から拙ブログで開始しました、”恒例・全く当たらないセットリスト予想”→”燃えろ八王子!この曲はハズせない!”シリーズ。
毎度のことで、相変わらずの無茶振りもしてきましたが(「テーブル4の女」はいくら何でも無いですね・・・)、下山さん不在という点も考え合わせ、素に戻って真剣に、というか客観的に予想をしてみますとですね。
このメンバーでステージに並ぶなら、やっぱり選曲の鍵は「コーラス」の有無が握っているんじゃないかなぁ、と。
アルバム『JULIE WITH THE WILD ONES』にジュリーが唯一作詞・作曲で提供した「熱愛台風」が如実に表しています。このあまりにもジュリーらしい楽曲を、ソロではなく、ジュリワンに捧げた、ジュリーの狙い。
コーラスありき、のナンバーということなのです。
これすなわち、加瀬さん作曲のジュリー・ナンバーも、ワイルドワンズと一緒に歌うものについては、コーラスの活躍に重きを置かれて選曲されるはず。
特に、会場皆が盛り上がるような曲を選ぶとすれば、それは必要絶対条件でしょう。
ならば、コレです。
箱さんからのプレッシャーもありつつ、奇跡元年参加の朝の自爆もありつつ、今度こそは!の気持ちで、僕は来たる渋谷初日前夜、この曲のコーラス部の歌詞を全力で予習いたします。
ザ・タイガースで「シー・シー・シー」、伝授!
この手の、循環スリーコードに追っかけコーラスが載っかっている構成の楽曲は、ロックンロール黎明期から数多く存在し、日本のGSにあっても基本中の基本と言えますが、加瀬さんが「シー・シー・シー」の作曲で主にお手本にしたのは、「ツイスト・アンド・シャウト」で間違いなさそうです。しかも、ビートルズ・ヴァージョン。
間奏とエンディングが、モロですからね~。
無論、わざと解りやすくそうしています。演奏・歌唱するタイガースの面々に指示が出し良い、ということもあったでしょう。すぎやま先生の指導と比べて、メンバーはひどく楽しかったのではないかなぁ・・・。
そんな「楽しさ」が音源から滲み出ているのが、「シー・シー・シー」最大の魅力であり、大ヒットの要因だったのではないでしょうか。
それにしても凄まじいのは、この名曲が、信じられないくらいの短時間で作曲された、という有名なお話。
♪ I’m so high I’m so down I’m so blue ♪
Dm Gm E♭
この部分とか、詞も加瀬さんのような気が・・・。
「曲のこの辺りで、ブリッジ進行のメロディーを挟んでおいた方がいいんじゃあない?」的な即興のアイデアに思えたりします。
安井かずみさんの作詞にも即興性を感じますし、伝説通り本当にかなりの部分が”現場で”作られたナンバーなのですね。
「ツイスト・アンド・シャウト」というオマージュ元の楽曲自体が、ジュリーファンやワイルドワンズ・ファンにとってもお馴染みの名曲ですから、ここはひとつ、ジュリーの
「し~っ」
をはさんで、「シー・シー・シー」~「ツイスト・アンド・シャウト」のメドレーというのはどうかなぁ・・・。
キーが全然違うけど(「シー・シー・シー」はヘ長調、「ツイスト・アンド・シャウト」はニ長調)ね。
ところで、何人かの先輩から
「シー・シー・シー」の手拍子は難しい!
とのお話がございました。
確かにそうかもしれません。曲にノリながら、追っかけコーラス歌いながらあの手拍子、というのは結構な難易度かも。
僕の場合、大したリズム感の持ち主ではありませんが、これは普通にできます。何故かと言うと、同じパターンのハンドクラップが登場する楽曲をたくさん知っていて、身についてしまっているからです。ビートルズだけでも、かなりの数がありますからね。
つまり、他の曲で似たパターンを身にしみ込ませ、それを応用することが習得の近道なのではないかと。
「シー・シー・シー」パターンの手拍子を複雑にしているのは、3打目です。裏拍の、そのまた裏拍。文字表記すると
うん、たた、ん、たた!
この3つ目の「た」が曲者なのですね。
例えばこの3打目を抜いてしまうと、プレプレツアーでジュリーが先導してくれた「AZAYAKANI」の
うん、たた、うん、た!
になります。
おそらくみなさま、このパターンが身についているため、「シー・シー・シー」手拍子3打目のタイミングを迷ってしまうのだと思います。
そこで、はいはいみなさま、お手持ちのCDの中から、『A面コレクション』
、または『ROYAL STRAIGHT FLASH 2』をご用意くださいませ。
参考にいたします曲は、「OH!ギャル」でございます。結構な音量のミックスレベルで、ハンドクラップが鳴っていますよね。
うん、たん、ん、たた!
そう、ちょうど「AZAYAKANI」のアクセントがひっくり返ってる感じです。
この「ん、たた!」を「OH!ギャル」を聴きながら合わせて繰り返し練習、習得すれば、そのまま「シー・シー・シー」の手拍子・3打目のタイミングに生かせるはずです。
是非お試しあれ~。
そう言えば僕はつい最近まで、加瀬さんが作曲したタイガース・ナンバーはこの「シー・シー・シー」1曲のみだと認識しておりましたが、先日「愛するアニタ」の記事執筆の際に、もう1曲あったことを遅ればせながら知りました。
『THE TIGERS CD-BOX』のdisc-5『レジェンド・オブ・ザ・タイガース』の中に、「あなたの世界」という曲が収録されていましたね。
「明治チョコ・タイガースの歌」という一般作詞公募企画の当選作だそうで、作曲を加瀬さんが担当しています。
作詞の伊藤栄知子さんは、その後特別な人生を歩まれたのでしょうか?
♪ あなたの世界が平和である ように ♪
Am G C Bm7-5 E7 G7
という女性らしい印象的なフレーズが心に残ります。加瀬さんの作ったコード進行も、この部分に最も力を注いでいるようですね。
いい曲ですよ~。
さすがに、LIVEで「あなたの世界」が演奏される可能性はほぼ無いでしょうが、万が一ある、とすれば今回のジュリワンでのステージしかないでしょうから(加瀬さんの作曲作品だから、という可能性です)、一応僕は予習していきますぜ~。
さて、みなさまもそろそろジュリワンツアー開幕へ向けてウズウズが頂点に迫っている頃かと思いますが、格好の景気づけイベントが迫っている事を、お忘れではありませんか?
そうです。渋谷初日に先駆けて、前日の27日に
ASAHI SUPER DRY THE LIVE
で開催中の、出演公募アーティストweb投票の中間ランキング発表がございます!
投票で4位以内に入れば見事夏フェス出演が決定する吉田Qさんですが・・・。
4位以内?ちょっと待ってください。
あの「涙がこぼれちゃう」「いつかの”熱視線ギャル”」を作詞・作曲した吉田Qさんですよ。
今週末にはその2曲を、あのジュリーが実際にLIVEで歌うんです。
そしてその後、全国各地で秋までずっと歌い続けるのです。これは現実です。
そんな楽曲を作った人が、4位以内を目指す?
違うでしょ。
ここは、他のバンドが「トップ通過はあきらめよう・・・」と思うくらいのQさまブッちぎり1位を、ごく自然に予想します!
そうでない場合は、ジュリーファンがまだ本気出してないってことですよ~。
ジュリーwithザ・ワイルドワンズ全国ツアーに向けて、是非勢いのつく結果を期待しましょう。
投票まだの方は、今すぐ!
最後に。
今回の『僕達ほとんどいいんじゃあない』セットリスト予想でも、ツアー直前まで色々な予習ネタ(しかも当たらない)を撒き散らかして、ごめんなさいね。
1ケ月間おつき合いくださり、ありがとうございました。
それでは近いうちに、ネタバレ禁止のお願い記事にてお会いしましょう~。
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コメント
ネタバレ禁止の記事、お待ちしています!
Qさん、がんばってリクしてきたのに、
まだ力が足りないんのね。
も、一回、いってきます。
投稿: ぬこ | 2010年5月25日 (火) 22時56分
ぬこ様
えっ?中間ランキングはまだですよね?
いやいや、ぬこ様は本気出していらっしゃるはず。
「余裕で通るでしょ」と考えて投票なさっていない方々が意外と多いのではないか、と・・・。
初日が迫り、この胸の高鳴り。
まずは、何とか景気良く渋谷に乗り込みたいなぁ・・・と思うこの頃です。
投稿: DYNAMITE | 2010年5月25日 (火) 23時06分
DYさん〜〜DYさ〜〜ん、、、
淳さんがー、、うぇ〜ん、、、
そうじゃないかとは思ってたけど
本当にそうだっていわれると、片腕もがれた気分。
1ヶ月間、セットリスト予想、楽しく読ませていただきました。初日、楽しまなくちゃね。
投稿: しょあ | 2010年5月26日 (水) 02時28分
シーシーシーの手拍子ですか?
難しいですね。
遠い昔を思い出しました
学校の休み時間に友達と一生懸命練習致しました。テンプターズのファンと競ってましたからね。とういか敵対関係でした。
声援も手拍子も負ける訳にはいきませんですよ。アレレ 年甲斐もなくフンコーしちゃってます。タイガースは別のスイッチが
ONしちゃうみたいです。
投稿: キミちゃん | 2010年5月26日 (水) 08時43分
DYNAMITE さん
いよいよですね。
ジュリワン ソロ合わせて 九州6ヶ所なのに、地元外され
インフォ前に思案中です。
ところで6年前ラジオでタイガースについてのお話がありました。
コメントしたような気がしますし
ご存知かもしれませんがHPに残ってたのでリンクしますね。
FMラジオ 土曜夕方 18時より
SATURDAY WAITING BAR AVANTI
2004年1月24日放送「ザ・タイガース」
サリー すぎやまさん 加瀬さん のお話がありました。
加瀬さんは ♪シー.シー.シー 誕生のお話
http://www.avanti-web.com/pastdata/20040124.html
投稿: くれーぷ | 2010年5月26日 (水) 15時19分
シーシーシーの手拍子
覚えてました!
歌いながらやってみたら、あら、ふしぎ!
すんなり できちゃいました。
三つ子の魂百までも 子供の時に覚えたものは、40数年たっても、忘れないんですね。
それに比べて、シャララは........
ダイナマイト様の「あまり上手でも....」というお言葉に甘えて、テキト―に手足を動かすだけでいいや と決めました。
「あなたの世界」 大好きです!!
甘い甘いタイガースの世界。
出だしの「あなたは~~」のところを もう少しやさしく歌ってくれると、もっとよかったんだけどね~~。
もし 演ってくれたら うれしい!
投稿: keikoj | 2010年5月26日 (水) 16時55分
しょあ様
実は僕もまったく同じ心境で・・・。
自分の中でいつの間に、鉄人バンド全員がこんなに大切な存在になっていたのか…その事に初めて気づかされた気持ちです。
誰が欠けても、こんな気持ちになるのでしょう。
今はとにかく、下山さんにはゆっくりしてもらって、ソロLIVEで爆発して欲しいと願っています。
しかし初日が相当の競争率になることが予想され、抽選運の無い僕はとうとう観念して第2希望を書くことにしました・・・。
伊勢原って・・・遠い。でも初日からそんなに待てないですし・・・。
どうしましょ~。
そんな思いも抱きつつですが、初日は楽しみましょう!
☆
キミちゃん様
タイガース、と聞いて別のスイッチが入ってしまう先輩方は、数多くいらっしゃいますね~。
後追い(と言いますか「シー・シー・シー」リリース時は1歳)の僕にとって、それはとてもうらやましいことでもあります。
「シー・シー・シー」今回歌ってくれると良いですね・・・。
☆
くれーぷ様
ありがとうございます!
作曲が短時間なのは知っておりましたが、録音が半日だったとは・・・。不勉強にて初めて知りました。
何かマジックがかかっていますね、この曲。
その短時間レコーディングで、わざわざハンドクラップに2トラック、2テイクを費やしています。
その条件ですと、ジュリーとピーが2人で2回でしょうか・・・。
☆
keikoj様
手拍子完璧とは頼もしい!
これは是非とも歌っていただきませんと・・・。
「あなたの世界」良いですね~。
詞も曲も、スッと浸み込んできつつ、奥が深くて、思いが詰まっています。
女性の詞は本当にジュリーの声に合いますね!
投稿: DYNAMITE | 2010年5月26日 (水) 19時42分
この曲は2回聴いただけでカンペキに覚えちゃいました。(若かったからなー)オリコン史上初の初登場1位だったとか、作詞作曲からレコーディングまで1日だったとか話題にことかかない曲でしたねー。
当時のいけない乙女の間ではAはKissで、Bは・・・で、Cは(以下自粛)なんて会話がどこそこにこそこそと(又かい!)
下山さん、本当に残念ですが、あのスケジュールじゃやめておいて正解ですよね・・・。
ワンズにも加瀬さん始め素晴らしいギタリストがいっぱいいらっしゃるんですから、9月3日万全の体調で戻ってきてくださーい!
投稿: nekomodoki | 2010年5月26日 (水) 19時44分
nekomodoki様
あぁ、それは僕の世代ですと「E気持」ですね~。
「シー・シー・シー」の安井かずみさんの歌詞は、ビートルズの「オブラディ・オブラダ」のような”おまじない系”が狙いとしてあったんだと思います。
意味を考えるより先に覚えてしまう、という狙いですね。
加瀬さんも「わかりやすい曲」を狙ったようですし、大ヒットを義務づけられているタイガースへの提供曲で、しかも短時間で、お二人ともスゴイです。
nekomodoki様にも初日お会いできますね。
そして、下山さん復帰の9月には、再びお会いしましょうね。
渋谷で!
投稿: DYNAMITE | 2010年5月26日 (水) 21時10分
自分の中では「シーシーシー」のモチーフになったのは、モンキーズの「SHE」であると頑固に言い張ってみます(笑)
メロディー的には全然似てないけど・・・
あと「オブラディ・オブラダ」のリリースは少し後ですね。でも「オブラディ…」のレコーディング日に、日本では「シーシーシー」の発売されてたりするんで、なんか運命的なつながりはあるんだろうね。
そうれはそうと、「シーシーシー」のハンドクラップは、「美しき時代の偶像」でも放映された「武道館コンサート ジュリーマニア」のLIVEでブラスセクション担当だった人たち(バンド名忘れた)がビシッと揃ってやってたのが、めっちゃ記憶に残ってます。
投稿: いわみ | 2010年5月26日 (水) 21時47分
いわみ様
いわみ先輩~。
ありがとうございます。ごもっともでございます!
確かにホワイトアルバムより前ですね、「シー・シー・シー」のリリース。
しかしよく御存知ですね、7・15!
思わず、一家に1冊「レコーディング・セッション」で確認しましたよ~。参りました!
とすれば、詞の方が「SHE」というのはどうでしょう?
僕はニック・ロウのファンですから、モンキーズは必死で勉強したものですが、彼らはいわゆる日本の評論家筋に過少評価されているような気がしてなりません・・・。
仰る通り、武道館のホーンセクションのみなさまは素晴らしいですね!
特に、トランペットセクションの3人!
いつか「ポラロイド・ガール」の記事で書きますが、ジュリーマニアは元音源にブラスが入っていない楽曲のホーンセクションが何をやっているか、というのが大きな楽しみのひとつだと思います~。
投稿: DYNAMITE | 2010年5月26日 (水) 22時01分
DYさま
既出かもしれませんが、このシ―シ―シ―のお題は
彼女のShe
静かにのシィー
海のSea
なんて、説明されてました。
zuzuさんの詞なので、おしゃれで、雰囲気だけでいいよね。 (笑
この夏は、とにかく熱かったの。
いえ、天候ではなくTG環境がね。
日本初の後楽園球場コンサートとか。
最後にこの曲を持って来られたDYさんのセンス、やっぱりさすがですね~。
投稿: fuji | 2010年5月28日 (金) 03時42分
fuji様
おはようございます!
いよいよ始まりますね~。
今年が、”「シー・シー・シー」の夏”にも負けないくらいの熱い夏になると良いですねぇ~。
下山さん不在という状況、加瀬さんブログでのギター講座、ジュリーの思いなど考え合わせると、この「シー・シー・シー」はセットリスト候補の最右翼かと思っています。
ずっとジュリーを観てこられたfuji様にとっても、久しぶりの「シー・シー・シー」ですよね?
歌ってくれると信じて、コーラス覚えましたが、さぁどうでしょうか。
では、会場でお会いしましょう!
投稿: DYNAMITE | 2010年5月28日 (金) 09時18分
タイガースのナンバーの中でも、シンプルな楽曲である『シー・シー・シー』。僕も大好きな曲です。
最近タイガースの記事を書いてます。是非遊びに来て下さいね。
投稿: 27年ロマンス | 2010年5月31日 (月) 22時41分
27年ロマンス様
ご無沙汰しております!
昨夜、ブログにお邪魔いたしました。
素晴らしい。こんな素敵な活動をなさっておられたのですね。
きっと、タイムリーのタイガースファンの方々も熱心に読んでくださるようなブログだと思います。
ジュリーwithザ・ワイルドワンズのLIVEレポートが終わりましたら、今度は足跡残しにお邪魔いたしますね!
投稿: DYNAMITE | 2010年6月 1日 (火) 21時29分
♪シ―・シ―・シ―
私がピーとタイガースに完全に
を持ってかれたのが多分この曲だったと思います
今では信じられませんがタイガースの事は知ってても、あの中世騎士のカッコした人達ネ(おそらくモナリザの頃)程度の認識しかなく無関心だった私。
武道館での花の首飾り/銀河のロマンスの発表会のTV放送を偶然みた時はタイガースのメンバー位は知らないと大変だったので必死で覚えたものです
その時はまだGS特有な曲にキレイな歌ねと思い良く言われてたヘタとかうるさいだけで音楽じゃないとかは感じませんでしたけど、まだメンバーの顔も名前も判らなくて、でも気になってたのは確かでした。
初めてTVの後楽園球場の放送で歌詞もリズムも歌もメロディーに手拍子も何もかもが今まで聴いた事もない不思議な感覚で(因みに手拍子録りにはピーも参加したそうです)衝撃を受けました。
最初は面白く変わった歌だなと思ったんです。
ジュリーのシ…~~!で曲が終ったのかと思ったらピーのドラムでまた始まるでしょ。
あの瞬間ピーのドラムに射抜かれました
幼少からピアノを弾いてたもののクラシックしか知らなかった私の音楽に対する観念が覆された一瞬でした。
タイガースのレコードの中でタイムリーに初めて買った最初の1枚でもある想い出深いレコードでもあるんですね。同時にB面の白夜の騎士も真逆なだけに大好きな歌の一つです
この歌にもDYさんのご伝授があるようですのでいずれまた…にして
当時はロックという表現も一般的ではなかったけれど私は以後、どんどんタイガースの音に魅せられてゆくんですよ
またお喋りが長くなって申し訳ありませんが
最後にお宝的な話題を一つ
ご存知の方も多いかもしれませんが、この曲には世に出なかった歌詞があります
たった1度だけ73年1月の解散記念日?に合わせて3週に渡ったオールナイトニッポンのタイガース特集で(ピーのイエローキャッツでのネコの啼き真似バージョンを含めて)流されてるんです
すっかり忘れてましたが最近、でてきたカセットテープに入ってるんですね
私はPC不得手なので、いつかお会い出来ました時に私所有のTG&ジュリーのお宝をご提供出来ればなんてエラそうな事を思ったりしてます(ジュリーファンの親友にあげてしまったものもかなりあり残念なお宝も多々ありますが)
ともあれDYさんの過去記事への出没をお許しいただけますよう宜しくお願い致します(^^♪
投稿: hiko | 2012年11月30日 (金) 22時46分
hiko様
ありがとうございます!
過去記事、どんどん出没なさってくださいませ~。
あまりに昔の記事ですと、何も分からず書いているのが丸分かりで読み返して我ながら呆れることもありますが…。
この「シー・シー・シー」、加瀬さんの作品ということで、僕はジュリーwithザ・ワイルドワンズのセットリスト予想として記事を書いていたのですね…。
予想は珍しく当たったわけですが、この曲は老虎ツアーで聴いてジュリワンの印象とは大きく変わりました。
演奏が安定しているのはむしろジュリワンの方なのですが、老虎は音がタイガース・ナンバーとして特化しているのです。
比較対象が1年前にあったおかげですね…。「タイガース=ピーのドラムス」なんだなぁと確信した曲です。
そう考えると、先日の中野サンプラザでの「色つき」のインパクトにも納得です。会場のタイガース・ファン誰しもが、初めて「タイガース・ナンバー」としてあの曲を聴いた瞬間だったのかもしれないのですから…。
投稿: DYNAMITE | 2012年12月 2日 (日) 18時35分
伊藤栄知子さんは、その後特別な人生を歩まれたのでしょうか。・・・加瀬さんを語られている文章のなかにこの文章を見つけ思わず泣いてしまいました。彼女は、そう、特別な人生を歩みました。その才能は世に出ることはありませんでしたが、最期の時まで詩人だったように思います。綺麗な人でした。
今日3月15日は四十七歳で亡くなった彼女の17年目の命日でした。
彼女の事に触れてくださった事、感謝致します。
このメールは届くでしょうか・・
投稿: | 2015年3月15日 (日) 22時53分
コメントありがとうございます。
そうでしたか…。ショックです。47才の若さでの旅立ちはあまりに早過ぎます。
僕はタイガースの後追いのファンで、先輩からお借りした雑誌の切り抜き集の中に、明治製菓作詞公募の5曲のタイガースのレコーディングに、作詞採用されたみなさまが招かれた、という当時の写真付きの記事があったことを思い出しました。
伊藤さんもそこにいらしたのでしょうね…。
17回忌…ご冥福をお祈り申し上げます。
いつか「あなたの世界」について詳しく考察した記事もこのブログで書かせて頂きます。
投稿: DYNAMITE | 2015年3月16日 (月) 12時14分
mixiのつぶやきを読んで、ここを読まずにいられなくなりました。
曲に対して細部まで解説されるDYさんのブログは、このように人に感謝の念を抱かさずにはおかない気持ちを起こさせるのですね。
コメントを読んで、ジーンときてしまいました。
男性の方か、女性の方か、定かではありませんが、伊藤栄知子さんに対する深い愛情を感じます。
僕はこのような展開こそがネット世界の優れた面だと思っています。
とても感動しました。
素晴らしい出来事です。
投稿: YOU | 2015年3月16日 (月) 14時59分
YOU様
ありがとうございます!
本当に、僕はたいしたことはまるで書けていないのです。
こうして、当時を知る先輩方からたくさんのコメントを頂いて、その積み重ねと共に自分のタイガースへの愛情が深まってゆく、という…感謝しているのは僕の方です。
この記事を書いたのは、2010年のジュリーwithザ・ワイルドワンズのツアー直前です。その頃は、翌年に突然ピーが芸能界に復帰することなど考えることもできなかったですし、2013年にのタイガース完全復活までの道のりなど想像だにできなかった頃なんですよね…。
2011~12年の老虎ツアー、そして2013年、闘病中のシローを含めたタイガースの6人が東京ドームに勢ぞろいし、大観衆の前で高々と手を上げたあのシーンを、伊藤さんはきっと天国の一番良い席でご覧になっていたのだと、今、そう思うばかりです…。
投稿: DYNAMITE | 2015年3月16日 (月) 16時23分