ザ・タイガース(の方の)「愛するアニタ」
~from『THE TIGERS CD-BOX』
disc-5『LEGEND of THE TIGERS』収録
original recorded on JULY、1967
お題とはまったく関係ありませぬが、まずはみなさまに朗報です。
「FRIENDSHIP」の追っかけコーラス部、歌詞が判明いたしました~。
♪流れはこっちだ(Time is on!)
流れを集めて(Time is now!) ♪
無論、自力で究明したわけではございません。
親切な先輩に教えて頂きました。ありがたや~。
てか、「Burning is love♪」はあまりにヒド過ぎるぞDYNAMITE。
LIVEではどうかみなさまご一緒に~!
さて本題です。
先日の「アオゾラ」の記事にて。
NHK「songs」で放映された「愛するアニタ」のワイルド・ワンズの演奏にとても感動した、という事を書きましたところ、多くの先輩方からご賛同頂くと共に、タイガース・ヴァージョンの「愛するアニタ」のお話が盛り上がりましてですね。
その話題がきっかけで初めてコメントを下さったマルコ様、megu様のリクエストにお応えすべく、今週ずっと記事の構想を練っておりました。
僕はと言えばちょうど、名盤『JULIE WITH THE WILD ONES』全曲レビューという大仕事を終えまして、ホッと一息。安堵のただ中でございます。
の~んびりと下書きなぞしております間に。
箱さんに思いきり先を越されました~!
気持ちとしましては
あぁ、今書こうと思ったのに♪
という事で、今回は枯葉のような後追い記事ではございますが・・・。
「クライマックス」や「オーガニック・オーガズム」とは全然意味合いが違えど、これほどまでジュリーの悶えヴォーカルが聴けるというのは、大変貴重な音源かと思います。
タイガース版「愛するアニタ」、伝授!
このヴァージョン、強者揃いでいらっしゃる多くの先輩方をして「何と表現して良いのか・・・」と言わしめております、ある意味「伝説のテイク」のようで。
一方で、音源としては『THE TIGERS CD-BOX』という5枚組CDの相当お高い商品でしか聴けないため、若いファンのみなさまにとっては「幻のテイク」であるとも言えそうです。
でもね、このCD-BOXは少々奮発して購入しても損は無いですから!
ブックレットが充実していますし、なにより僕としてはこの5枚組で、単体では入手困難となってしまっている大名盤『自由と憧れと友情』を多くのみなさまに聴いて頂きたい、という気持ちもあるのです・・・。
さて、本日のお題はdisc-5から。
『LEGEND of THE TIGERS』と銘打たれ、レア・トラックをふんだんに盛り込んだこのdisc-5の中に、「愛するアニタ」が堂々とラインナップされているのですが。
このテイクが本当に、箱さんの御記事通りの無法状態なヴォーカルでございます。
ワンズヴァージョンで言うと
♪ オ~!可愛いアニタ ♪
の、「オー!」の連呼部分で
ああぁぁ~ん!
あおぉぉぉん!
おうぉぁぁぁん!
とか言っちゃってるワケですよ、ジュリー。
誇張ではありません。
いつ「あはぁ~ん」とか「いやぁ~ん」とか言い出すんじゃないか、と聴いていて思わず身構えてしまうほどです。いや、微妙ながら「あはぁ~ん」とは実際言ってる・・・かもしれない。
名だたる先輩方が戸惑った(ラジオの特集で流れたそうですね)のも、解る気がします。
このヴァージョンにはまだデビューして間もない頃のタイガース、最大の持ち味である「品格」が欠落していますからね(おぉ~暴言だったか?)。
最終的には
「ちょっとエグいね」
という事でボツになったのでしょうか。
考えようによっては、後期タイガースならこれでオッケ~だったのでは。う~ん、それもどうだろう・・・。
で、しがない素人プロデューサー歴20年の僕は、ここでも深読みをしてしまうワケです。
このジュリーのヴォーカルは、アレンジ導入されている素っ頓狂なホーンセクション(たぶん全部トランペット。トロンボーンは鳴ってないように聴こえるなぁ)に同化した結果じゃないかと思うのよ~。
やっぱりブラスロックを目指すならば、トランペットとトロンボーン、或いはテナーサックスのアンサンブルあってこそ、が最強なのではないかと。
「愛するアニタ」で唐突に「パッパ~♪」と噛んでくる恥ずかしげなオンリー・トランペット部隊には、思わずギョッとしてしまいますもん。
我が友人ながら、優れた歌い手としてリスペクトしておりますJ友のYOKO君は、昔からこう言っています。
「ヴォーカリストは、バックの音とケンカするんだ」
と。
極端な表現ですが、「演奏に負けてなるか!」という気持ちなのでしょう。逆に言えば、良い演奏、歌い手好みの演奏であるほど、ヴォーカリストの真価は発揮しやすい、ということ。
ジュリーが鉄人バンドを大切にしている意味も、この辺りにヒントがありそうです。
これすなわち、優れたヴォーカリストほど、バックの演奏の音を感覚で捉えて同化する能力が高いのだと思います。
常に同じような歌い方しかできない歌手と違い、おそらくジュリーは例え同じ楽曲であっても、演奏やアレンジの違いでガラリとヴォーカル表現が変わるでしょう。これはみなさまも同じ意見をお持ちのはず。
もしもタイガース版「愛するアニタ」のテイクにトランペットが入っていなかったら・・・ジュリーはもっと普通にカッコ良く歌っていたのではないかなぁ。
おそらくジュリーは基本的に、短調の曲にバリバリ・ゴリゴリのホーンセクションが入ってるアレンジって、好みだと思うんです。
例えば。
いわゆる”歌謡曲”の枠組みの中で、どのようにロック的なアプローチを盛り込めるのか、というヴォーカルスタイル。
ジュリーがそれに最初に開眼したのは「許されない愛」でしょう。あのカッコいいホーンセクションが、ジュリーの情熱を掻き立て、ヴォーカリストとしての才能がいかんなく発揮されたのではないでしょうか。
最大の理解者である加瀬さんがそれを見逃すはずがありません。意を得た加瀬さんは、その後もイカしたブラスロック・ナンバーを次々にジュリーに提供していくことになります。
その根幹に、タイガース版「愛するアニタ」のリベンジがあったのではないか・・・というのは考えが飛躍し過ぎでしょうか。
「愛するアニタ」はタイガース4枚目のシングルに予定されていたそうですね。
「シーサイド・バウンド」「モナリザの微笑」と続いた、次の戦略として
今度は、挑発的で豪快なサウンド!
という狙いがあったものと思われます。
ガツ~ン!とカマすサビで始まり、憂いのある主メロ、そしてサビのダメ押し。「愛するアニタ」の楽曲構成がその戦略に合致していた事は、間違いありません。
ただ、詳しい作曲作業の順序など経緯はわかりませんが、「君だけに愛を」という強烈な曲ができてしまったらねぇ。
そりゃ、そちらを取るかな・・・。
「愛するアニタ」お蔵入りについては、楽曲の良し悪しと言うよりも、タイガースの適性の問題だったのでしょう。
ところで、タイガース版「愛するアニタ」の音源ですが、これは仮のミックス段階のものだったと思われます。
この時代はまだアナログMTRレコーディングの時代。通常のミックス手順としては
1. 録音された各トラックをほど良いバランスに設定し、ミックスダウンした仮のテイクを作成。
2. プロデュサーやエンジニアをはじめとするスタッフ、アーティストがプレイバックを聴き、是正すべき点を検討。
3. 検討に応じてPANを確定し、必要があれば楽器・ヴォーカルなどのパートを録り直す。
4. ミキサーが渾身のフェーダー操作でヴォーカルテイクの音量を統一し、正規のミックスダウンを行う。
実はミキサーの醍醐味は4番目の”ヴォーカルテイク操作”です。
普通、人は気合を入れて大声を出す時には姿勢が前のめりになり、静かに歌う時には顎を引きます。その結果、マイクとの距離に差が生じ、どうしてもヴォーカルのレコーディング音量は一定しません。
そこで、「気持ちと姿勢を逆にしてくれ」「大声でワ~ッとやる時はマイクから顔を離してくれ」などとヴォーカリストに要求するミキサーは言語道断。
「後で俺がしっかり仕事するから、自由に歌ってくれ」
これが、アナログ時代のミキサーの一番カッコいい台詞だと僕は思っています。
その意味でアナログ時代のタイガース、初期ジュリー音源は素晴らしいミックス作品の宝庫ですが、「愛するアニタ」はその作業手前でボツ確定だったようですね。
この音源でのジュリーのヴォーカルテイクは、フェーダー操作がまったく行われていません。
おそらく演奏についての録り直し案も出たでしょう。例えばサリーのベースが、Gのスケールで演奏すべき箇所を、仮テイクという事でDmのまま引き伸ばしたりしていますから。
しかしそれすらも行われないまま、「愛するアニタ」の音源完成は見送られます。
そんなナンバーが、作曲者の加瀬さん率いるワイルドワンズの演奏でリリースされヒットする、というのも痛快なお話ですよね~。
アップテンポにも関わらず、ヴォーカル、演奏ともに無理押しな感じがまったく無いのがヒット要因ではないでしょうか。
これ、意外とジュリーの無理矢理な悶えヴォーカルが反面教師になってたりして・・・。
豪快・パワフルという狙いで売り出されようとした「愛するアニタ」が、実は非常に朴訥でシンプルな魅力を持っていたことを、結果として加瀬さん達が証明したと言えるでしょう。
あと、マリッジ・ソングというコンセプトも、ワイルドワンズの方に適性があったかもしれませんね。
僕の世代ですと知る由もない事ですが、当時この曲が結婚式で歌われたり・・・したのでしょうか?
歌と演奏が友人有志で、最後の島さんの絶叫パートだけ新郎がやる、とか。
もちろん花嫁さんの名前でね。
さて、ワイルドワンズのLIVEヴァージョンについても是非触れなければなりません。
先日放映された「songs」でのスタジオライブ。
最高!
この朴訥で愛らしいナンバーが、研ぎ澄まされたロックへと転換する魔法。ワイルドワンズというバンドについても後追いのファンとして、僕は今さらながらこの曲に感動、大変興奮いたしました。
加瀬さんのリードギターが炸裂した瞬間、「やるなぁ、ワイルドワンズ!」などと偉そうに叫んでしまった事は以前書きましたが、本当に素晴らしかった。
植田さんのヴォーカル&ドラム捌きは、まさにキャリアの証明・圧倒的な風格ですし、何と言っても島さんがオイシ過ぎます!
レコーディング音源だと、あの絶叫もさりげない感じなんですけど。それが一転、LIVEでの「愛するアニタ」の演奏は、島さんのためにあると言っても過言ではないような気が・・・。
予言します。
ジュリワンLIVEでのワンズ1番人気は島さんだと。
「アニタ~!」の瞬間、「キャ~!」と来ますよ~。
その勢いで「Oh!Sandy」にも大いに期待。
「アイウォナ・ホ~ジュ~!」とか「サ~ンデ~!」を思い切りやってくれたら、下手すると島さん、その瞬間はジュリーを食ってしまうかもしれません。
今回のコラボ、演奏にかかる負担は島さんが一番大きいと思いますが、頑張ってほしいです。応援しようと思います!
最後になり恐縮ですが、拙ブログで以前お薦めさせて頂きました楽譜「グループ・サウンズ・コレクション」につきまして、お買いあげくださったみなさまにお知らせ、と言いますかお詫びがあるのです・・・。
「愛するアニタ」のコード表記ですが、「A」の部分をすべて「Am」で弾いて頂きたいのですよ~。
これですねぇ、レコーディング音源だけ聴く分には間違いとは言えない、というのが辛いトコなのです。
「A」と「Am」表記の区別・・・問題はギター、あるいはベースが「ド」の音をシャープさせているかどうかにかかっているのですが。
確かに長調特有のシャープ音は、聴こえるんですよねぇ。
ただ、今回LIVEを観て確信いたしました。加瀬さんはAメロもAmで作曲なさっています。
LIVEでは、鳥塚さんがバッチリAmで弾いていましたし、島さんの演奏も典型的なAmスケールでした。
いくらハッキリ間違いとは言えないとは言え、”ギター弾き語り”を標榜している以上、「歌っていて自然」な伴奏を第一とすべきであり、この場合のコード表記はAmであるべきです。
校正段階でチェックされなかった事は、本当に悔やまれます。
単に音源を聴いて解析するだけでは、ダメなのですね。
採譜というのは、楽曲に対する真の理解(LIVEで実際どのように演奏されているのか、などの考察)が、何よりも重要なのだと気づかされました。
「愛するアニタ」を表記通りに弾いて、違和感を覚えた方もいらっしゃったと思います。
本当に申し訳ありませんでした。
教訓とし、必ず次に生かします。
| 固定リンク
「みなさまからのリクエスト伝授!」カテゴリの記事
- 沢田研二 「君をのせて」(『SONGS』Version.)(2018.07.04)
- 沢田研二 「ジョセフィーヌのために」(2018.05.12)
- 沢田研二 「一人ベッドで」(2018.04.29)
- 沢田研二 「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ ~千夜一夜物語~」(2017.10.27)
- PYG 「自由に歩いて愛して」(2017.07.12)
コメント
遂にこの曲のことまで書いちゃったね(笑)
実はGS特集のどこらへんで書いたらいいのか悩んでたんですわ。
ほら今は完璧に笑える(←失礼)B級GS特集って感じで突っ走ってますが、この「愛するアニタ」みたいに、いわゆるA級GSにも没にしなきゃいけなかった楽曲があったのだ・・・、またA級GS及びB級でも有名なGSにはとんでもない楽曲があるぞ・・・みたいな記事をどういうタイミングで書こうかと考えてたところでした。
っていうか、考えてる間に先に書かれちゃいました(笑)
ジュリーの妙にエロっぽいアニタは、まだ女性を知りつくしていない初心な感じが残っているのと同時に、このエロっぽさがタイガースの星の王子様的イメージにそぐわなかったんでしょうね。
たぶん美佐さんが反対したんじゃないかな・・・
で、Amです!
ワンズの古い映像を見ても、Amで弾いてますよ!
あとは「SONGS」第3弾、第4弾があれば、いやいやなくてもLIVEツワーでは『青空のある限り』もぜひともやって欲しいと願っていることろです。これもロックですぞ!
投稿: いわみ | 2010年4月14日 (水) 22時39分
いわみ様
ははぁ~っ!畏れ入ります汗汗。
Amの件は、きっといわみ様は眉をしかめていらっしゃると思っておりました。
自分も「songs」がキッカケで気づかされるとは…夢にも思わず。
LIVEの威力、痛感。
「青空のある限り」もロックですか!
今のところ僕は、CD音源ですとそこまでの印象はありません。
やはり、LIVEなのですね。
本日も男を磨かせていただきました~。
「A級GSのスゴイ曲」
「アニタ」の他にもきっとありますよね?
楽しみにお待ちしております~。
投稿: DYNAMITE | 2010年4月14日 (水) 22時53分
いつも楽しくてためになる伝授をありがとうございます。
タイガースバージョンの「愛するアニタ」
これは本当にもう、何ともいえない居心地の悪さというか^^;
聴いていていたたまれなくなる感じ。
ボツになって正解だと思います^^
ところでマリッジソングとのことですが
この曲は、好きだった彼女が他の男性と結婚してしまう失恋の歌ではないかと・・・
この曲を新郎が結婚式で歌ってはまずいのではないでしょうか?^^;
投稿: hayami | 2010年4月14日 (水) 22時55分
Dy様
ありがとうございます。待ってました。
実はですね。「耳も脳みそもとろけそう」の部分、最初は「悪酔いしそうなくらい」って書いて、あとで自分で「そこまでいうか?」と思い直して書き直したんです。(笑)聴いたのもずいぶん昔でしたし。
でも一緒に聴いてた姉も「これは、やっぱワンズで正解…」と言ってた気がするします。
いつかTGの「アニタ」を聴きながら、ジュリ風呂特製のカクテル「さよならサハリン」の一気飲みをしてみたい(笑)
投稿: | 2010年4月14日 (水) 23時06分
瀬戸口さま。
あっと驚くTG版♪愛するアニタのご伝授、ありがとうございます。
わたしも、ラジオで聴いたときは、唖然として(笑)、今のはなに・・と思いました。ジュリーも唖然としたようでした。
でも、悶えヴォーカルはTG時代からジュリー、得意でしたのよ。
カバー曲なんかよく悶えてました(笑)
TVでも平気で悶えました。
「また、やってる~」と友達と喜んでみてました。
♪ラ・ラ・ラとかいう曲(忘れました)では特に悶えるので、スパイダースとか他のバンドと一緒のときにふつうに歌っているので、サリーやタローに「きょうはアレはやっちゃいけない」と言われてるんだよと言っていたら、最後にやっぱり悶えたので、友達とやった~!と喜んだことを記事を読んでいて、唐突に思い出しました(笑)
天使のような顔をして、平気で悶えちゃうジュリーは可愛かったですよ~
アニタのときは、いつもよりヘタ(笑)と思ったような気もいたしますが。
記事を拝見して、すぐに反応してしまった自分に唖然としてしまいます(笑)
どこにこんな記憶がのこっていたのでしょう。
でも、コメントしたくなってしまいました~お笑いくださいね。
投稿: momo | 2010年4月14日 (水) 23時25分
お~続々と…。
今回も早速のコメント、ありがとうございます。
☆
hayami様
ありがとうございます!
「居心地が悪くなる」ほどでしたか…。
きっと、タイムリーでTGファンだったみなさまにとって、このヴォーカルはイメージが違い過ぎるのでしょうね。
その点、ハッキリ自信が持てない僕の世代は、やはり損をしていますよ~。
かなりの衝撃は受けましたけど~。
あ、いくらマリッジでも、やはりあの当時それはご法度でしたか…。
僕のこれまで参加した結婚式なんてヒドイもんですよ~。
これでもか、というくらいおイタするのです。
大抵は、名前を替え歌にできる曲ですね。
ただ、ネタにされるのは常に新郎ですね~。
☆
nekomodoki様
で、よろしいでしょう…か?
ジュリーファン界広しと言えども、ご姉妹そろってラジオで「愛するアニタ」をお聴きになっていらっしゃったという強者は、nekomodoki様以外思い当たりませんが…。
でもって、「さよならサハリン」カクテルって!
しかも一気飲み…。
悪酔いではすみませんですよ、それは~!
投稿: DYNAMITE | 2010年4月14日 (水) 23時31分
momo様
タッチの差でレスが前後してしまいました~。
いえいえ~、僕の方こそ「まさか」のお題でしたので…。
先輩方がTG版アニタのお話で楽しそうにしていらっしゃったのでつい…仲間に入れて頂こうという下心でございます~。
確かにLIVEでの悶え率は高かったのでしょうね。
ちょっと新しめのお話になってしまうのですが、同窓会LIVEの「Under My Thumb」でもジュリーはかなり悶えていて、それをトッポがニコニコと見つめているのが…僕にはとても新鮮でした。
懐かしかったのでしょうね…。
しかし、ラジオでジュリー自身が唖然としているというのも…貴重ですねぇ。
うらやましいお話です。
投稿: DYNAMITE | 2010年4月14日 (水) 23時37分
(1行だけだから さくっと飛ばしてください。)
投稿: カミさん | 2010年4月14日 (水) 23時40分
DYさん、お邪魔します。箱でも書いたことなので、正直に言いますが、この不況下…ない袖は振れませぬ~(泣)当分はDYさんや箱さんのレビューを元に、妄想力でガマンします。
で、島さんのことなんですが、島さんが加山雄三さんのエレキ復帰のきっかけを作ったのは、ウィキにも書いてある有名な話。加山さんの自叙伝には、そのことについてもう少し詳しく書いてあります。加山さんのギターは放置されていて、弦がサビていたのですが、島さんがそれを新品に張り替えて、復活させたそうです。加瀬邦彦さんに加山さんのエレキ復帰話をして、ケネディハウスで加山さんが定期ライブをするきっかけをつくったのも島さんだそうです。
そんな島さんが、ジュリワンライブで燃えないわけがない!ライブの島さんは、かなり期待していいと思います。
投稿: 74年生まれ | 2010年4月15日 (木) 00時02分
聴きたい、聴きた過ぎる!!
というわけでぽちっと老後資金をぶっこんでしまいました、『THE TIGERS CD-BOX』。
タイガースは最後までスルーのはずだったのに、ヒューマンルネッサンスに引き続き伝授にやられました~(箱と二段攻撃ってありえないわ!)。
穏やかだったわたくしの生活、いったいどこに行ってしまうのでしょう。ここ覗く度に貧乏になる気がする今日この頃。
投稿: ひいきゃん | 2010年4月15日 (木) 09時57分
DY様
たくさんの「伝授」を待っている曲が、あるにもかかわらず(笑) こんなにはやく、リクエストにこたえていただいて恐縮しています。 ありがとうございました。
ワンズの「アニタ」が、すでにしっかりインプットされていた70年代後半(たぶん)、初めてラジオでタイガースの「アニタ」を聴いた時の衝撃は、私もいまだに忘れられません(笑)
でも、いちばん衝撃を受けていたのが、実は当のご本人だったことを思い出すと、なんだかほほえましいです。当時「二度と聴かない」とおっしゃっていたようですが、「もし、今もういちど聴いたら、なんていうかなぁ」なんてこともふと思ってしまいました(笑)
それにしても、おなじメロディでも、いろいろな要素でこれほど違った印象の曲になるんですね~
そういう例って、きっとほかにもいっぱいあるんでしょうねぇ~。
投稿: megu | 2010年4月15日 (木) 13時15分
こんにちは。追っかけコーラスの歌詞、ありがとうございました。
教えてくださった先輩にもよろしくお伝えくださいませ。
例のBOX、伝授を受けて買ってしまった人がここにも一名います(大人買いここに極まれり、です)。
ということで、私がお題の「アニタ」を聴いたのは、タイガース版→SONGS版→オリジナル版の順なのです。
いくら後追い組とはいえ、我ながらいかがなものかと思います(笑)。
タイガース版(というか「愛するアニタ」そのもの)を初めて聴いた時の感想は、「“おーぅ!”の見本市…(汗)」でした。
このワンフレーズをあれだけのバリエーションで表現するなんて、ある意味スゴイです。
投稿: だんぼ | 2010年4月15日 (木) 17時01分
はい、nekomodokiでございます。
ムスメのパソコン使ったら、自動的に名前が入らんかったのです。(当たり前か)失礼しました。
中学生時代「赤玉ハニーワイン」を飲みすぎて死にそうになったのを思い出してしまいました。(爆)
投稿: nekomodoki | 2010年4月15日 (木) 20時25分
201曲目の伝授ありがとうございます。
早速、また♪アニタ聴いて
昔ラジオで初めて聴いた時のことを思い出しました。
タイガースが解散してから毎年1月24日前後になるとオールナイトニッポンでタイガースの特集がありました。
去年までオールナイトニッポンエバーグリーンをやっていた斉藤安弘さん(アンコーさん)
ニッポン放送元社長 亀淵昭信さん(カメちゃん)
お二人ともタイガース時代からゲストに呼んだり、カメちゃんはジュリーの部屋から放送したこともあり、アンコーさんは、ジュリーのインタビューやファンの話もよく聞いてくれ、解散後も特集をしてくれました。
解散何年後だったか定かではないのですが
レコーディングしたけど発売できなかった曲(トッポ脱退のため)や発売しなかった曲をかけてくれました。
アニタに夜中びっくりしたのは言うまでもありません
ジュリワンのコンサートで改めて今のジュリーバージョンも聴いてみたいです。
GSと言えば
1988年12月発売
タイガース メモリアル クラブ バンドのCD
ジュリーの♪スワンの涙の台詞もなかなかです。
http://item.rakuten.co.jp/ctclub/495103
♪懐かしきラブソング 加瀬さん作曲
ジュリーはコーラスのみで参加しています。
1989年タイガース・メモリアル・クラブ・バンドのコンサート(大阪城ホールと横浜アリーナ) もありエンディングで歌われてました。
http://www.youtube.com/watch?v=hbUTllfVbjo&feature=related
ジュリワンで聴けるでしょうか。
去年の加山さんワンズのコンサートの
♪青空のある限り もよかったです。
どんな曲が聴けるのか楽しみです。
☆タイガース・メモリアル・クラブ・バンドのアンコール
http://www.youtube.com/watch?v=2PxkBPUzjrA&feature=related
投稿: くれーぷ | 2010年4月15日 (木) 22時02分
くれーぷさん、つべに行ってきました。リンク、ありがとうございます!ジュリーがステキなのはもちろんですが、参加メンバーの方々も若くて、ステキな映像でした。
投稿: 74年生まれ | 2010年4月15日 (木) 22時38分
くれーぷ様。
タイガースメモリアルクラブバンドのライブ、そういえば大阪まで出かけていったような記憶があります。
沢田さんが出演したのは、あの2回だけでしたっけ?
久しぶりのGSナンバーを懐かしく楽しみました。
あの頃1歳だった娘は23歳に、お腹にいた息子は21歳になりました。
今となっては、一緒にはコンサートには行ってくれません。
投稿: 船越誠 | 2010年4月15日 (木) 22時41分
DY様、こんばんはー
わぁ~アニタのご伝授ありがとうございます。
私は、TGファンでしたが、生は、観ていません。なので、くれーぷ様と同じに解散してから、オールナイトニッポンで、初めて聞いて知りましたー、私も夜中にびっくりしましたー、ワンズさんの曲だと思ってたから。でも、解散前に非売品のレコード
にもなってるから、当時、観に行かれた方とかは、知ってらしたんでしょうねー。
ジュリーのお~、には、なんと表現したらって、お箱で、勉強しましたー、悶えと叫びもありで、いろんなおぉぅ~んが、あって、楽しめますー、今のジュリーで、少しだけ聴いてみたいです。
投稿: マルコ | 2010年4月15日 (木) 22時55分
DY様、
ちょっとまちがい、レコードは、解散後にでたのかな?
私は、解散してから、全部集めたからー、
中学で、解散、高校生でやっと買えましたー。
投稿: マルコ | 2010年4月15日 (木) 23時24分
みなさま~。
すみません、レスが遅れております。
というのも昨夜、レスを差し上げるつもりでPCの前にいたのですが…。
くれーぷ様のコメントのリンクからつべに入ってそのままハシゴ…出られなくなってしまったのでした~。
最終的には、ザ・キャプテンズというバンドの「花の首飾り」に辿り着き、そのまま力尽きました。
今日はこれからシンドい仕事が待っておりますので、無事帰還ののちにレスさせてくださいね。
先に、カミさんのだけサクッと片付けておきます。
予想は、外れてもいいのだよ。
チケット抽選さえ当たればね~。
投稿: DYNAMITE | 2010年4月16日 (金) 09時06分
帰還いたしました~。
仕事は大変でしたが、今日は朝からブログ書きたいことができまして…。
みなさまへのレスが終わりましたら、記事を仕上げたいと思っております~。
☆
74年生まれ様
そうですか…。でも、いつか必ず聴く機会があると思います。
それまではこの駄文でなんとか妄想を~。
島さんは、ワンズではベーシストですが、ギターに対する大きな情熱をお持ちのようですね。
このたびワンズの公式サイトで初めて知ったことです。
LIVEではきっと島さんの振り回しベースも観られるでしょう。とても楽しみです!
☆
ひいきゃん様
「聴きた過ぎる!」
その語感にシビれましたよ~。
僕の記事でみなさまのジュリー係数を上げていくこと、それが唯一僕がジュリーに貢献できることですので…良かったぁ~。
何とかこのCD5枚組をお持ちでないみなさまの気を引こうと、内部ジャケまで大きく貼りつけた甲斐がございました。
でも、本当に買って損はないですよ~。
☆
megu様
いえいえ~。
僕は、書きたい事が決まっていると筆も速いのですよ~。
今回は「songs」の流れからこの曲に一気にハマっていきましたから、自分でも新鮮な感覚で記事を書くことができました。
何より、「ずっと読んでましたよ」と仰ってくださる先輩を新たに知って、力を頂いたのです。ありがとうございます。
今もう一度ジュリーが聴いたら…。
楽しい想像ですね~。
きっと今なら「若いな~」って言葉が出てくるかもしれませんね。
☆
だんぼ様
おぉ!そうでした!
確か僕が「自由と憧れと友情」を大プッシュした時に、この5枚組CDを購入なさった先輩方の中にだんぼ様もいらっしゃいましたね~。
執筆冥利につきます。
「FRIENDSHIP」のコーラス、教えて頂くと「おぉ~!」って感じで。
「Time」というフレーズが「流れ」を意味しているのですね。
考えてみたら高校時代、「Time is on my side」は「こっちのもんだぜ!」って意味だと、ストーンズで勉強したんでした~。
☆
nekomodoki様
うへ~!
すごい中学生ですね~。
拙ブログは悪酔いしませんか?
「時々文章が長すぎて酔ってくる」との噂も…。
でも、長文になる時って、執筆者である僕本人が、書くことに酔っていますね。
良いカクテルになっていればいいのですが。
☆
くれーぷ様
大変素晴らしいリンク、どうもありがとうございます!
どの映像も素晴らしかったですよ~。
僕はやっぱりジュリーの「ツイスト・アンド・シャウト」でのヴォーカルですかね~。
最後の最後で、笑っちゃってる箇所がありますね。
素晴らしい映像につられて、昨夜は久しぶりにつべ三昧でございました。
どうもありがとうございます!
☆
74年生まれ様
船越様
仲間ですね…。
素晴らしかったです。
☆
マルコ様
お楽しみいただけたでしょうか~。
本当に、ジュリワンの全曲レビューが終わったらこの記事!と決めておりましたので、あいら様に大々的に先を越され唖然としましたよ~。
そうしたら、なんといわみ様もこの曲を採り上げる予定でいらっしゃったとか…。
それだけ、インパクトの強い音源だという事ですね~。
タイガースは、まだ小さくてレコードが買えず、全部揃えたのは解散後、という先輩方が多いですよ。
今のジュリーがソロで「愛するアニタ」を歌ったら…ド迫力な事は間違いないです。
たぶん「アニター!」は柴山さんがやらされると思いますが…。
投稿: DYNAMITE | 2010年4月16日 (金) 20時37分
DY兄様、こんばんは~
・・・・イエ、それは失礼を致しました。
「Ah~ 今やろうと思ったのに~ パート2」でしたか。
あははは
次回予定曲は、かぶってないことを祈りますわ。
ところで、自風呂にて「ビミョー」とだけ書きました、
あの気合の抜けたラッパ、もし
「この抜け感こそが、アレンジの肝ですよ!」なんて、
DY兄様が絶賛してたらどうしよ~と思い、
おそるおそる~読んでみましたが、どうやら
同じような感想だったようで、ホッとしております。
別にボントロが無くたって、せめてもう少しピリッとした
アレンジ&演奏なら、こんな風にはならないと思うんですが
・・・・・・やっぱりラッパなら、「は○れ刑事純情派」の
オープニング並みに、熱いソウルで吹いてくれないと(違
では、次は「Ah~ 今やろうと思ったのに~ パート3」で(!?)
投稿: あいら | 2010年4月16日 (金) 21時34分
あいら様
いやいや、はからずも強烈な2段攻撃だったようですよ~。
世間のジュリー係数に貢献!です。
あのトランペットはさすがに…いかな僕が変なアレンジ好きと言えどもねぇ。
ラッパだけならせめて「テーマ」くらいは作りませんと…。
にしましても箱さんとはどうもTGネタでタイミングがかぶるんですよね~。
おそらく、お互いに完全な後追いですから、何か世間の動きや、読者の先輩方の盛り上がりによって火がつくパターンが多いのでしょうね。
僕は5月に入ったら「加瀬さん作曲のジュリーナンバー・隠れた名曲」でもって、ジュリワンLIVEに備え、また全然当たらないセットリスト予想シリーズ開始予定ですので~!
その辺りの曲は、いずれにしましてもどうかお心構えを~。
投稿: DYNAMITE | 2010年4月16日 (金) 22時07分
DYNAMITEさま
あのーぅ…ひっそりと訂正を…
ぬけぬけとコメントなぞ書いておりますが、私はプレプレツアーで堕ちた身ですので、ヒヨッコもヒヨッコ、卵の殻をまだくっつけている状態なのです…。
これからも隅っこで勉強させてくださいませ m(_ _)m
「DYNAMITEさまに誤解を与えてしまったままでは!」と焦って書き込んだだけですので、お返事は結構です(汗)。
“全然当たらないセットリスト予想”シリーズ、楽しみにしております。
個人的には、以前伝授していただいた「夕なぎ」と「セシリア」の姉妹曲(この場合“兄弟”でしょうか?)をセットで聴けるのを“予想”ではなく“希望”します。
投稿: だんぼ | 2010年4月17日 (土) 18時15分
だんぼ様
大丈夫ですよ!
だんぼ様がプレプレ堕ちでいらっしゃる事は頭に入っております。
でも、やっぱり僕にとっては大先輩なんですよ~。
漠然とであれ、ジュリーを見てきた時間が違います。
タイガースについては言わずもがな。
僕は、伝授という言葉を使いながら、実は逆に先輩方の色々な思いをこの場所で聞かせて頂いているわけです。
どうか今後も遠慮なさらず。
”当たらないセットリスト”記事は、セットリスト予想とは名ばかりの、”加瀬さん作曲ジュリーナンバー絶賛シリーズ”と化す予定です。
まずは、「気になるお前」とサビのリズムがソックリなあの曲から…。
投稿: DYNAMITE | 2010年4月17日 (土) 23時54分
ジュリーの歌うアニタ、遅ればせながら聴きました!
もっとも、CD-boxはあまりに高いので『レジェンド・オブ・ザ・タイガース』の方でですが。
・・・飲んでた紅茶を噴きそうになりました。
あれは、未発表になるわ(^^;)。
アレ1曲だけなんか浮いてますもん。
セールスイメージと合いまへん。
投稿: 白兎 | 2010年4月18日 (日) 21時00分
白兎様
うわったった…一番大事な点を伝授し忘れてました~。
アレを、飲み物片手に初めて聴くのは大変危険です!
いや~しかしそこは白兎様、ギリギリセーフでしたようで…。
みなさまの意見を総括するに、TGのイメージとかけ離れているということですかね~。
実は僕は、結構喜んで聴いておりますが。
たぶんいわみ様もそうだと思う…。
投稿: DYNAMITE | 2010年4月19日 (月) 22時55分