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2010年3月 3日 (水)

沢田研二 「砂漠のバレリーナ」

from『架空のオペラ』、1985

Kakuunoopera

1. 
2. はるかに遠い夢
3. 灰とダイヤモンド
4. 君が泣くのを見た
5. 吟遊詩人
6. 砂漠のバレリーナ
7. 影 -ルーマニアン・ナイト-
8. 私生活のない女
9. 絹の部屋

---------------------

 

スマスマの余韻醒めやらず、といったジュリー界でございますが(1日、2日のアクセス数が尋常な数ではなく驚いております。ジュリーwithザ・ワイルドワンズの、一般の方々への浸透に期待!)。
ファンの間でも様々な意見があるかと思います。
僕は「歌門来福」のMCでジュリーが語った、「色々な事を覚悟して出演する」という言葉を思い出しているところです。
今度は、NHK「SONGS」。本当に楽しみになってきました。

そんな中、拙ブログでは引き続き、こちらも色々な意味で気持ちを入れ替え、歌門来福セットリスト・おさらいシリーズ、鋭意進行中。
とりあえず、門外漢のジャンルについては慎重を期すことにしたため、今日のお題でも一部ヴァイオリンについて考察した内容を割愛する事にしました。
「伝授」などと言っている以上、確かな知識なく、適当な事を書いてはダメだと思い直したからです

 

唐突ですが、下山さんと泰輝さんのコラボは「TENGE(てんげ)」という名前らしいですね。
山形庄内地方の方言で、「適当」とか「いい加減」とかいう意味のようですが、僕の故郷・鹿児島では、同じ意味のことを

「てげてげ」

と言います。ちょっと語感が似ていますね。
「わいや、てげてげ書っなぁ!」

(註:おまえ、いい加減なこと書くなよ)
というふうに、使います。
ちなみに、逆に「きちんと」「しっかりと」という意味の場合は
「わいや、はしと書かんかぁ!」
(註:あなた、きちんと書きなさいよ)
と、なります。
頑張ります。改めて、今後ともよろしくお願い申しあげます。

 

さて。
今回の歌門LIVE、僕は「うひゃ~!」「ぐわ~!」という意外な選曲の連発だったのですが、先輩方は、さすがに慣れていらっしゃる。
「××年以来ね~」
とか
「ワイルドワンズの武道館からの選曲繋がりね」
とか、セットリストの解釈が僕などより一枚も二枚も上を行っております。

 

しかしながら、そんな先輩方をも「あっ!」と言わせたナンバーが2曲。
ひとつは「ロータスの子守歌」。これがラスト、というのは並居る気合の入った先輩方でも予想だにしなかった大きなお年玉だったようです。
そしてもう1曲。
僕の周囲の先輩方の反応は、ハンパではありませんでした。曲がどう、とか、ヴォーカルがどう、とか言う以前に、まずは悲鳴のような感想しか出てこないという・・・。

ジュリー祭りのセットリストでは、1曲も選ばれなかった幻の名盤『架空のオペラ』。時を経て、歌門来福で降臨したのは、美しい幻想のバラードでした。
「砂漠のバレリーナ」、伝授!

 

僕も最近把握したのですが、『架空のオペラ』はジュリー初のCDとしての新譜発売作品だったそうですね。
当時はまだレコードも並行して売られていた時代ですし、CDプレスの枚数が少なく、それが現在の中古価格沸騰に影を落としているのではないか、という分析もあるようです。

 

エキゾチックスと離れ、まずは渾身の自作曲「灰とダイヤモンド」で新たなスタートを切ったジュリー。次いでリリースされたアルバム『架空のオペラ』では、大野克夫さんとのコンビを復活させています。
大野さんについては、
「ヴォーカルとの相性があるから」

と、ジュリー自身が語っていたようですね。

 

相性というのは、メロディーの歌いやすさもさることながら、歌うシチュエーションによって色々なアプローチで表現できる、という事もジュリーの頭の中にあったのではないでしょうか。
それはまず、レコーディングとLIVE、それぞれのヴォーカル表現の違いに現れていると思います。
『架空のオペラ』のスゴい点のひとつは、レコーディング音源とLIVE音源(正月歌劇)で、収録曲のヴォーカルニュアンスが全く違う、という事です。

 

収録曲はいずれも、官能的で、神秘的で、肉感的でありながら、どこかクールに突き放したような雰囲気があって、その二面性がこのアルバムをジュリー史上最も異端の名盤たらしめていると考えますが、それはタイムリーのファンのみなさまが、レコードとLIVEの二極化によって、二度にわたって『架空のオペラ』の世界に魅惑された事をも、容易に想像させてくれます。

まずレコーディングヴァージョンでは、すべての収録曲のヴォーカルが、エフェクターやイコライジング、センドリターンなどを駆使した加工を施されています。
これは、ちょうどこの当時、60年代中盤から幾度も塗り替えられてきたレコーディング技術に、何度目かの革新期が訪れていた事と無関係ではないでしょう。
最も革命的であったのは、ヴァーチャルテイクの登場です。
当然『架空のオペラ』録音現場でも、最先端のヴァーチャルテイク技術が幅を利かせたと考えられます。

 

ヴァーチャルテイクの長所は何と言ってもまず、テイク数がほぼ無限に保存できる、という点です。
それまでは、歌やそれぞれの楽器演奏について、出来の良いテイクをいくつか残しつつ、不要と思われる過去テイクを消去していきながら何度も録音し直す、という作業が必要でした。
ところがヴァーチャルトラックを使えば、無限に何度もやり直し、そのすべてを最後に取捨選択する事が可能なのです。ジュリーに関しては不要のことですが、歌唱に不安のあるヴォーカルの場合、数あるテイクの良いところだけを繋ぎ合わせてミックスすることも、さらに容易になりました。

消去して録り直す、という作業が不要ですので、例えばジュリーがスタジオに入って1番最初に声出しリハとして録られたテイクも、機材上では生き残っているものと思われます。
(聴き込みが足りずまだ検証できていないのですが、「アフターマス」のCO-CoLO時代の楽曲のヴォーカルが正規盤と異なるのではないか、というお話を知った時、僕はヴァーチャルトラック上に残されていた別テイクをリミックスした可能性を考えました)

OKテイク以外の他のテイクを複製加工し合体させたりする事によって、楽曲に面白い効果が得られたりすることもあり、『架空のオペラ』ではその手法も作品に大きく貢献しています。最も顕著な例として、以前拙ブログでは「影-ルーマニアン・ナイト」の記事にてその辺りを書かせて頂きました。

一方、LIVEでは。

その瞬間に発せられたヴォーカルが、たったひとつのテイクとして生き残ります。
正月歌劇『架空のオペラ』でのジュリーのヴォーカルは、その点神がかりと言うか奇蹟の声と言うか、すさまじいまでに生々しい極上の表現で迫ってきます。
レコーディング音源の加工ヴォーカルとはまったく違う歌声になっているのです。どちらの良さもありますが、音源を聴いてからLIVEに参加なさった方々は、いっそう衝撃を受けたでしょうねぇ。
こちら正月歌劇のヴォーカルにつきましては、「吟遊詩人」の記事にて書かせて頂いています。

 

「砂漠のバレリーナ」というナンバーをお好きな先輩方は、正月歌劇を観て完璧に堕ちた方々が多いのではないでしょうか。もの凄いヴォーカルですからね。
レコーディングではかすかにフラットする箇所が、LIVEでは天に突き刺さるかのように伸び上がります。

正月歌劇で歌われた数多くのナンバーについては、そのヴォーカルの素晴らしさを、正直どのように書いて良いか解りません。
僕がジュリーのヴォーカルで最も好きなのはダントツで「愛に死す」ですが、この曲も実は同様の心境で、なかなか記事に書けないでいます。

『正月歌劇』の「砂漠のバレリーナ」他収録曲は、僕の中で「愛に死す」に次ぐ、ヴォーカルにシビれる楽曲群ということになります。
CDでは上手いけどLIVEだと音程が怪しくなる、というパターンの歌い手が多い中、その逆を行くジュリー。常にLIVEに対する拘りを持っているのも、頷けますよね。

 

では、大野さんの作曲したメロディーについて。
調はニ短調(Dm)で、転調も無く、進行上素直な和音のみで構成されています。基本的に、意表をつくよりも自然なメロディーの流れと楽曲全体の整合性で勝負する大野さん、その中でも直球の作りに分類できると考えます。
シンプルな進行ゆえに、ツインドラムを基本とした贅沢なパーカッション装飾が映えますね。

みなさまは気がついていらっしゃるかなぁ。和音の使い方もそうですが、メロディーラインもかなり似ている、過去の大野さん作曲のジュリーナンバーがありますよ。

それは、

「24時間のバラード」

 

1978年のアルバム「LOVE~愛とは不幸をおそれないこと」の2曲目。みなさま、瞬時にAメロ出てきます?テンポこそ違えど、「砂漠のバレリーナ」の出だしとごっちゃになりませんか?
僕だけですか・・・。

似ているのはAメロ。どちらの曲も1回し目と2回し目ではメロディーが変化します。2回し目の方で音階が低→高とうねり上がっていく感じが、瓜二つだと感じるのです。
コード進行が似ているだけなら、他にあてはまる曲も多いのですが、メロディーの組み立て方で言うと、この2曲は相当近い関係なのではないかと。

 

僕は「24時間のバラード」だと

♪夜明けまで~かたぁ~~~りあう~♪

という粘り強いメロディーとヴォーカルが大好きで病みつきなのですが。
「砂漠のバレリーナ」で言いますと

 

♪さば~~くのバレリ~~ナ~~♪
♪はだ~~しの~ひ~とよ~~♪

 

と歌うサビ部が、やっぱり大好きで。
2番まで歌ってからこのサビが来る!という焦らしが、イイんだよなぁ。これは歌門来福で強烈に感じたことです。
一語一語を引きずるように歌われるメロディーが、「24時間のバラード」の僕の病みつき箇所と共通していると思います。

曲全体の中で、ジュリーのヴォーカルに一層力が込められる箇所でもありますし。
確かに、「大野さん作曲とジュリー・ヴォーカルの相性」が感じられますね。

 

あと、作詞の松本一起さんについても書いておかねば。
”客観的に描いたある風景の中に、対象である人物がいて、そしてその人物を熱く見つめている語り手がいる”
このシチュエーションが、松本さんの得意とする作詞手法です。
このことは、御本人のHPを拝見して再確認したのですが、僕はずっと以前からその魅力に気がついていました。

僕がずっと以前、と言うからには、それはジュリーの作品ではありません。
実は、「高速戦隊ターボレンジャー」という特撮戦隊ヒーロー番組の主題歌なのです(ごめんねマニアな話で。しかし、子供向け番組の主題歌には勉強すべき点が多い!というのが僕の座右の銘として常にありまして、まぁ仕事柄触れる機会が多いこともあり、よく吟味して聴くのです)。この作詞が松本一起さん。
戦隊ヒーローは大抵5人で、メンバー全員を統括して描く歌詞が普通なのですが、松本さんは、”戦隊”を風景として描き、その中の”個”に向けた詞を書いていらっしゃいます。
サビの♪5人の中に君がいる♪というフレーズが、「独特だなぁ」と思っていたのです。

 

「砂漠のバレリーナ」も、徹底的に”個”見つめる詞だと思います。
ジュリーの歌唱には”見つめる力”がありますから、「歌門来福」初日の緊迫した雰囲気と、歌い終わっての喝采は、当然のことでしょうか。

 

最後になりますが、LIVEレポートにも書きました通り、「歌門来福」での泰輝さんのキーボード音色選択は本当に素晴らしいものでした。
ヴァオリンパートを、木管系+金属系の音で奏でたのです。
LIVEに参加するたびに何度も書いておりますが、歌心のあるプレイヤーさんこそ、ジュリーのバンドにふさわしい!

ヴォーカルはもちろん、バンドの音作りについても、レコーディング音源とは違う楽しみが。
そんな「歌門来福」での「砂漠のバレリーナ」でした。

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『架空のオペラ』」カテゴリの記事

コメント

おお、エロいエロい、
さば~くのバァレリーー~ナーー♪
ではありませんか!

自分も正月歌劇のあまりの「声」に、
うっわーーー、すっげーーーー、
声最強! とびっくりしました。

伝授、ありがとうございます!

以前、五星戦隊ダイレンジャーが好きで、
「転身だぁーーー♪、いい歌だなぁ」
と思っていたら、作曲が大野克夫さんでした。後から知った自分、バカバカ、でした。


投稿: ぬこ | 2010年3月 3日 (水) 23時55分

沢田さん、テレビ出演いろいろ考えるところがあるようですね。ファンとしては、テレビに出てくれるのは、手放しによろこんでいるのですが...。

投稿: ひろみ | 2010年3月 4日 (木) 11時30分

DY様
ココには日参しておりますが
私がコメントできるタイトルには中々出会えず(勉強不足です。。)

ココロ時代の楽曲は苦手部門で、CDが有っても
聴きこんでいませんでした。
「歌門来福」の為、ガリ勉をし
砂漠…・ロータス…等を聴きました。

先日ジュリー歴40年近い御方から
「正月歌劇・サマーライブ」の4枚組CDをお借りでき
毎日毎日聴いておりましたら
ライブバージョンに魅せられてしまいました。
40~50代ジュリーを知らない中抜けの私には
元気さと妖艶さが共存するジュリーに、すっかりやられてしまいました。

「砂漠のバレリーナ」の話題とは違う話ですが
MCでの「元気な研ちゃん、まだ行くでぇぇ~!!!!」が
すっかり気に入っちゃいましたvvvvv

改めて考えますと「歌門来福」にて
砂漠…・アリフライラ… ・ロータス…等の
名曲を聴けれたのは、この上ない幸福だったんですね♪
今後のライブにてどんな名曲が聴けれるのか
とってもたのしみです♪♪

67~80年までのジュリーしか知らない私ですが
ココにて日々勉強の毎日です。
有り難うございます。

投稿: のん | 2010年3月 4日 (木) 12時58分

DYさん、お邪魔します。
この作品は、私が中学生時代に聴いた作品の1つで、歌門来福のセットリストに入っているのを知ったときは、喜びと不安が半々でした。初めて生で聴けるのは、すごくうれしいけど、『60歳のジュリーが、37歳のジュリーの歌声と肩を並べることができるのか?』という不安がありました。でも、それは杞憂に終わりました!ジュリーの声の張りは、23年前と比べて、遜色ありませんでした。歌手としてのジュリーの凄さをあらためて実感しました。そして、伝授でも触れられていますが、泰輝さん、Good jobです!CO-CoLOの濃いサウンドに負けていません!すばらしい演奏でした。

投稿: 74年生まれ | 2010年3月 4日 (木) 18時25分

瀬戸口さま。
「砂漠のバレリーナ」ご伝授ありがとうございます。

発表当時、ライヴで何回か聴き、その歌唱と、その場に現れるオーラに引きずり込まれました。
そして、封印されたように歌わなくなって、「歌門来福」で再び、この歌が歌われたことは、ジュリーが「ロータスの子守唄」とともにこの曲をセットリストに入れ、あの歌唱をしたことは、とても重要だと喜びながら思いました。

きっと、これからジュリーの得意分野のはずなのに、封印されていたような曲たち(オリジナルに限らず)が歌われる、と。
ジュリーは手札を切り始めたんじゃないかしら、と。

「砂漠のバレリーナ」
ジュリーにしか表現し得ない歌ですね。

投稿: momo | 2010年3月 4日 (木) 20時51分

「架空のオペラ」は、ダンナがよく聞いてました。ダンナは一番最初の買ったレコードが「許されない愛」最初に行ったライブが日比谷野音の「PIG」カラオケで歌うのは「時の過ぎゆくままに」です。そんなダンナですが、JULIEのモ○は見たくない、と言うのです。フン!だ。
「砂漠のバレリーナ」私はこのアルバムの中で一番好きです。ダンナは「指」が一番気に入ってたようでした。

投稿: nekomodoki | 2010年3月 4日 (木) 22時30分

みなさま。
今回もたくさんのコメントを頂き、ありがとうございます!
やはり「砂漠のバレリーナ」は先輩方の人気も高いようですね~。

ぬこ様

エロい…ですか、この曲。やはり。
男からしますと、「はだし」というフレーズがですねぇ~。ジュリーが歌うとすごく生身感があると言いますか。

「ダイレンジャー」は大野さんらしい楽曲ですね。
ホーンセクションを想定した曲作りだと思います。
ただこの曲、シャウト部が多めで…大野さんがピアノに向かって叫びながら作曲していたかと想像しますと、なんだか愉快な気持ちになってしまいます~。

ひろみ様

テレビ出演についてのMCでジュリーは「腹をくくっている」と歌門LIVEで言っておりましたよね~。
それは、自らを差し出す、ということかもしれません。

月末のSONGSには、かなり期待しております!

のん様

おぉ~、LIVE盤をお聴きになりましたか!
本当に素晴らしい、歌の神が降臨したようなヴォーカルですよね。僕も初めて聴いた時驚きました。こんなレコードがあったんですねぇ。

「元気な研ちゃん、まだ行くで!」
は、僕も大好きなのです。
「ワン、あ、ツー、あ、ワン、ツー、スリー、フォー」
というタイミングで言うんですよ~。
それがそのまま、「気になるお前」演奏再開の、バンドに対してのカウントになっているワケです。
やっぱりヤンチャなジュリーは好きだなぁ~。

74年生まれ様

そうそう、そんな事を仰っておられましたね!
CO-CoLO期に格別な思いを持った74年生まれ様が、25年後の「砂漠のバレリーナ」に感動…これはヴォーカリスト・ジュリーの実力を証明していますよね。

泰輝さん、すごく良かったです。
イントロでは、他楽器が絡む瞬間に音色を使い分けての、大活躍でした~!

momo様

本当に。
僕のような新規ファンが言うのもおこがましいのですが、遂に手札を切ってきましたよね、ジュリー。
「砂漠のバレリーナ」「ロータスの子守歌」の2曲に多くの先輩方が胸を奮わせたのは、もちろんLIVEで歌ってくれた、という感動が大きかったのでしょうが、これから先のジュリーの道のり…その予感に打ち震えたこともあったのではないでしょうか?

いよいよ、刀を抜いたジュリー。
一体これから、いくつの驚きと感動に出会うのでしょうね~。
意外なところからどんどん来ますよ、きっと!
レポ執筆でmomo様に怒られないように、「TRUE BLIE」を勉強しとかなきゃ~。

nekomodoki様

お~!旦那さま、素晴らしい!
ここはもう、見たくない、も見たいのうち。ということで、是非是非一度LIVEにお誘いしてみては?
今のジュリーのLIVEは、男を納得させる確かな力があります。
どちらかと言うと、堕とす説得力は女性に対してより強くなっていると思うのです。

「指」もいつかは記事に書きたい楽曲です。これは、リスナーが男性か女性かによってまるっきり聴こえ方が違う楽曲かと…。

投稿: DYNAMITE | 2010年3月 5日 (金) 23時28分

DYさん、今晩は。
「砂漠のバレリーナ」、初めて聞いたのは「ACTダリ」でした。
予備知識ゼロで、カバー?オリジナル?という状態でしたが、
誘い込むようなジュリーの歌唱に引きこまれました。
ホールよりずっと狭い空間、
cobaさんのアコーディオンの音色、
歌とぴったり合ったスパニッシュダンスで花を添えてくれた共演者。
とても濃密な体験でした。

「歌門来福」の時も、イントロから違和感なく、砂漠が広がりましたね。
ロマン派:ジュリーとでも言いたい歌です。

投稿: morie | 2010年3月 5日 (金) 23時32分

morie様

「砂漠のバレリーナ」、ACTで歌っていたのですね。
僕はまだそこまで勉強が行き届いておらず…。

なるほどこの曲はロマン派・ジュリーですか。
大野さんの楽曲は、燃える系と冷やす系がありますが、この曲はレコーディングヴァージョンが冷やす系で、LIVEヴァージョンが燃やす系だと思うんですよ。
歌門来福でも、燃えておりました。

改めて、ジュリーのヴォーカルの力はすごいです。

投稿: DYNAMITE | 2010年3月 6日 (土) 21時59分

広くワイルドワンズとのバンドを浸透させるには、やはりテレビに出るよりほかは
ないでしょうか?がんばってテレビ出演をきめてほしい。

投稿: ごん | 2010年3月11日 (木) 11時22分

ごん様

やはりTVの力は大きいですからね。
songs放映後の拡がりには、僕もかなり期待しています。

あとは何と言ってもLIVEでしょう。
かく言う僕も、
「ジュリーを1回くらいは生で観ておくか~」
ぐらいの軽い気持ちで東京ドームに参加したんです。
それが今ではこの状態ですよ!

ジュリワン・ツアーでの不動票の巻き込みにも、大いに期待してよいのではないでしょうか。
ジワジワ行きましょ~!

投稿: DYNAMITE | 2010年3月11日 (木) 21時55分

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