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2010年2月14日 (日)

ジュリーwithザ・ワイルドワンズ 「涙がこぼれちゃう」

たまに優しい言葉をかけてくれたなら
それだけで 人は生きてゆけるのさ
だから寂しくてやりきれぬ夜は
ためらわず電話しなよ 涙がこぼれちゃう

(詞・吉田Q)

from 『JULIE WITH THE WILD ONES』、2010

(2010年6月14日註:
「涙がこぼれちゃう」の検索フレーズでこちらにお越しのみなさま。
この大名曲を作詞・作曲した吉田Qさんに是非とも力をお貸しくださいませ。
ASAHI SUPER DRY THE LIVE
真夏のフェス出場を賭けて、吉田Qさんがweb投票にエントリー中です!投票は今週18日・金曜日が締切なのです。
まずは投票頂いてから読んでたもれ~。

(2010年6月25日註:みなさまの応援のおかげで、吉田Qさんは見事web投票2位で夏フェス出場権を獲得いたしました~。ありがとうございます!)

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風邪も治りまして、先日に引き続きジュリワン・デビューシングルのお題です。
このB面曲(と、敢えて呼びたい。「シングルB面」と言うだけで、名曲の匂いがするじゃないですか~)、予想以上にみなさまの大好評を博しているようですね。
おおむね、「カワイイ」「メロメロ」といった乙女な感想が多いようでして。このナンバーをジュリーに歌わせた加瀬さん、会心の勝利と言えましょう。

先日「渚でシャララ」の記事でも触れたように、万が一ですが、作曲者御本人の目に触れるという可能性もございますので、気合を入れて、真剣に長文更新いたします。
名曲「涙がこぼれちゃう」、僭越ながら伝授!

みなさまより1ケ月も早く、このシングル盤の音源と情報を得た(恐縮です)僕ですが、その時エイベックスさんのプロモーション書類に綴じこまれていた歌詞カードのクレジットを見て、まずは「ん?」と思ったのでした。
もちとん、A面「渚でシャララ」の三浦徳子さん=加瀬さんのコンビ復活には狂喜乱舞。
ところが一方のB面に、「作詞・作曲・吉田Q」という文字。

何と、不勉強にてまったく初めて目にするお名前です。
しかも詞曲両方を担当なさっているという事で、おそらく僕の知らないシンガーソングライターの方だろうと目星をつけ、早速検索!

非常に個性溢れる、エキセントリックなアーティスト・サイトがヒットいたしました。
アンダーグラウンドの煮えたぎる空気が漂う、只ならぬ雰囲気。
まずはオリジナル楽曲のダウンロードコーナーにリンクし、その場で数曲を拝聴いたしますと。

こ、これは・・・。
ひと筋縄ではいかない才能。
手元にきたばかりの「涙がこぼれちゃう」1曲でイメージを固められるような、簡単なお方ではなさそうです。

結局、検索をかけ続けても多くの情報には辿り着けず。
ジュリー絡みでここまで”謎”の人は久しぶりですね。
1985年生まれ・・・ジュリーのアルバムで言うと「架空のオペラ」の年ですか~!スゴイ話ですね。

ダウンロードさせて頂いた吉田Qさんの楽曲には、意外やどの曲も冷静に醒めた視点がありました。随所に織り交ぜられるユーモラスな表現は、優れた客観性の為せる業でしょうか。
「情緒的な風景を客観で捉える」という能力が作詞においてとても大切だという事は、ようやくこの年になって僕にも理解できるようになってきました。激しい感情が邪魔になる場合があるのですね。
吉田Qさんの楽曲は、そんな才能を若くして充分に発揮したものばかりでした。

ところがここで、吉田Qさんのレパートリーの中ではおそらく直球系に分類されるであろう、「涙がこぼれちゃう」という楽曲が加瀬さんに見出され、ジュリーwithザ・ワイルドワンズによってカバーされることになります。

この曲をジュリーに歌わせようと思いついた加瀬さんの眼力は、本当にスゴイ。
ポジティブな思考、面白いと思った事は何でも挑戦、という加瀬さんのキャラクターならではの発想です。
結果、ジュリーと吉田Qさんの組み合わせは、凄まじい融合作用を生むことに。

これはあくまで僕のとらえた感覚なのですが、「涙がこぼれちゃう」という楽曲、吉田Qさんが歌っていた段階では、若い男のドツボな失恋状況をトコトンまでツッコみ、面白おかしく描いたシュールなポップソングだったと思うのです。

ところが!
ジュリーがこの曲を歌うと。
まず、瞬時にして時空が広がる!

時はあっという間に数十年を駆け巡り、歌の主人公は、いっぱしのオトコになっています。
野生の匂いすら漂う大人の男。もう過去の恋愛にクヨクヨ悩む歳ではないでしょう。
しかし時に挫折が男を襲います。仕事のトラブルかもしれないし、ひょんな人間関係かもしれない・・・そんな挫ける心を吐露する先は、青春時代の恋のお相手だったりとか。

ジュリーが歌う事によって、そこまで話が違ってくるワケです。
しかも。
もうすでに、登場する男女(元カレ&元カノ)二人に既に何らかのコトが起こった、その直後の男側の独白のように・・・(ジュリーのヴォーカルだと)聴こえるのですが・・・深読みし過ぎですか?

歌詞については・・・分析はほどほどにしておいた方が良さそうです。主観の領域でしょうから。
ただ、この詞で胸キュンになったみなさまは、すごく素直にジュリーヴォーカルだけを聴いた方々なのでは、と思うのです。
「渚でシャララ」と続けて聴く、というのも重要なポイント。CD1枚通しての世界観が、既に用意されているワケです。
予備知識なしに、まずジュリーの声ありき、でシングル盤を聴いた方が、この「涙がこぼれちゃう」の歌詞のインパクトは強いはず。
楽曲が、歌詞ごと自分の手を離れていくような目眩めく感覚を、吉田Qさんは味わったのではないでしょうか。

それでは、メロディーと楽曲構成について。
主調は嬰ハ長調(C#)。まったくの偶然ながら、主調とブリッジ部(E→F#と進行、元調ドミナントのG#へと向かい上昇していく)の相関性は、先日記事に採り上げたばかりの「朝の別れにほほえみを」とまったく同じ転調です。
ただ、アレンジから言えば、同じ理屈で転調する楽曲例として「生きてる実感」を挙げた方が、みなさまにとっては解り良いでしょうか。

「涙がこぼれちゃう」のブリッジは、
♪過ちだらけでもいい~♪(「いい♪」のコーラスが、GSにも通じるアレンジ工夫ですね)
と、カッコ良く転調しますが、この部分、「生きてる実感」で、
♪倦怠は迷い♪
と導入するブリッジ部と似ている、と感じた方も多いのでは?
これもまったくの偶然でしょうが、和音進行の理屈のみならず、ヴォーカルにトリッキーな細工が施されている点や、覚え易いメロディーでありながら、独特の譜割りを持つ点など、共通項が多いですね。
どちらもジュリーの「開き直り」物語が聴けるというのも。

Aメロ途中にディミニッシュコードを挟みこむなど、湘南系アレンジにはピタリ。
ワイルドワンズのイメージに近いアレンジに耐え得るという点も、加瀬さんがこの曲に惚れた要因のひとつでしょうが、吉田Qさんはこういったコード進行による作曲を、サザンオールスターズから習得したのではないでしょうか。御本人のブログを拝見しますと、そんな気がいたします。
そして重要なのは、A面「渚でシャララ」と同じくこの曲も、「まず頭からサビ!」という構成を持っているということです。

♪ たまに優しい言葉をかけてくれたなら
  それだけで 人はきっと生きてゆけるのさ
  だから寂しくてやりきれぬ夜は ためらわず
  電話しなよ 涙がこぼれちゃう ♪

何度も言いますが、この詞とメロディーは相当強力です。
「生きてゆけるのさ~♪」の部分、ジュリーのヴォーカルは抜群の抜けを見せてくれます。GS回帰という狙いで言えば、ヴォーカルの説得力はA面をも凌ぐものがあるでしょう。
それを、若い作曲家の作品でやってしまった、というのが会心ではないですか~!

このように、「涙がこぼれちゃう」はジュリーが歌うことによって大きなマジックがかかり、物語が変化していった楽曲と言えますが、吉田Qさんの強靭な個性も、最後まで残っていると思うのです。
それは、主人公のダメージに反して、この曲には暗いイメージがまったく無いということです。
情けなくも弱っている男の心情を描きながら、とても可愛らしく、聴いていて笑ってしまうような作品。それは、吉田Qさんの普段の持ち味がそのまま残ったように思われるのですが、いかがでしょう。

先程も述べたように「涙がこぼれちゃう」のキーはC#(嬰ハ長調)なんですが、吉田Qさんはかなりのハイトーンの持ち主のようですから、オリジナルはD(ニ長調)、或いはもっと上の調だったのかもしれません。
ジュリーwithザ・ワイルドワンズがカバーするにあたり、移調した可能性もありますね。
ともあれ、ジュリーのこれまでの歴史を紐解いた時、この「涙がこぼれちゃう」は「名曲たる宿命」を持っていると言えましょう。
それは、先行シングルのB面&アルバムの1曲目だから!

『ヒューマン・ルネッサンス』の「光ある世界」。
『自由と憧れと友情』の「出発のほかに何がある」。

過去に同様の位置づけを持ったGS・・・ズバリ、タイガースの曲達です。
タイガースをタイムリーで知らない僕が言うのもどうかと思いますが、この「1曲目」というスタンスは、まさに名曲のためのものでしょう。

1曲目を「涙がこぼれちゃう」でキュートにスタートさせるジュリーwithザ・ワイルドワンズのアルバムが、今度は3月に発売されます。
こちらも大いに期待しようではありませんか!

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『JULIE WITH THE WILD ONES』」カテゴリの記事

コメント

DYさん、お邪魔します。
渾身のレビューをありがとうございます。この作品に関する個人的感想を述べさせていただくと、ジュリーのボーカルが良いのですよ。特に母音がいい!アからオまで全ての母音が味わえます!そして、吉田Qさんの詞は今のJ-POPには珍しく、情景が見えてくる詞に才能を感じさせます。
で、私個人の話になるのですが、澤會茶封筒が来ました!職場のすぐ近くに郵便局があるので、ジュリワンのライブに間に合います!第1が板橋、第2が川口です。ちなみに番号は4桁です。

投稿: 74年生まれ | 2010年2月14日 (日) 09時27分

DY様

吉田Qさん、1985年生まれですか!
うわ、ムスメと同い年じゃん。昨日真夜中彼氏にあげるチョコをせっせと手作りしていたあのムスメと?信じられん!
私も最初はどんなトホホ曲かとひやひやしてたんですが、聞いたらいっぺんで大好きになりました。もっとも作ったのがそんな若い方と知っていたら違う聞き方になっていたかもしれませんね。

投稿: nekomodoki | 2010年2月14日 (日) 10時22分

DYさん、又お邪魔します。
ジュリーが歌うと、一気に時空が広がる、に同感!です。
でも更に進んで、スター、ジュリーには生活感がないので、時代性やシチュを「無」にしてしまうような気がします。
だからフォークやニューミュージュック全盛期には、苦しかった。、

でも、だからこそ今、
「優しい言葉をかけてくれたなら 人はきっと生きていけるだろう」
「お互い変わりゆくだろう 別々の道を歩むだろう」
という歌詞は、普遍的に響くのではないでしょうか。

それにしても、楽な音域とテンポ、美メロで歌うジュリーの声は、
なんと綺羅綺羅しく響く事か。
多分これが大衆の聞きたがっているジュリーです。
私はロックなジュリーと、ポップなジュリーの間でちょっと複雑…。

投稿: morie | 2010年2月14日 (日) 15時49分

DYNAMITEさま、こんばんは。

DYさんのおっしゃるとおーり、まんまと、加瀬さんの術中に。。。
で、思わず、しゃしゃり出てしまいました。

いまさらですが、改めて何度でも言いたい、ジュリーの歌はステキ。

「涙がこぼれちゃう」は、音符が細かく複雑な感じがします。
ある意味、今っぽい。
ジュリーは、ひとつひとつの音に、丁寧に言葉を置くように歌っているけど、
プチプチ切れてはいなくて、その歌い方が切なく聴こえてしまう。
歌詞がメロディにぴたりと重なります。

すごく今っぽい感じもするし、全体的にはGSっぽい気もする。
けど、どっちでもないような気もする。
それがジュリーのスゴさなのだなー、と、ハマッてしまいます。
こんな風に、なんでもないように歌ってしまえる。
でもって、どう聞いても、ジュリー以外の誰でもないところがたまりません。
新しいなー。今から、こんな風に新しく音楽するって、スゴイなー。

歌詞に関しては、DYさま、
アナタはやっぱりお若いわー、などと思ってしまうわー(いい意味で、ですよー)。
聞く側のお年頃で、いかようにも解釈できるトコもステキな楽曲ですよね。

アルバムもツアーも、待ち遠しい~!


投稿: カオリー | 2010年2月14日 (日) 20時30分

DYNAMITEさま

「渚でシャララ」もこの「涙がこぼれちゃう」も、流っぱなしです。

そして、シャララの伝授で DYさまの

「奥様、あなたです」

には、もう。。。腰砕け。。

かぱーじ様宅で、「バレンタインシャララ作戦」に気付き、
義理チョコは10円チョコにして、普段送らない人にまで送付し、
同年代の女性にもチョコなしでバレンタインプレゼントし、それには
「ジュリーが元彼に代わって歌っている別れた恋人...とは誰でしょう?...それは○○子さま、貴女ですよ~~~!!」
と添え書きしました。
もちろん、DYさまのをいただき。

結果、ジュリーのファンであろうがなかろうが みな、ずーーんとメロメロです。
ふふふ。。。やっぱりね^m^

「ジュリーの声が セクシー」「きゃ~~~
「懐かしいし しみじみするのに明るい」
などというコメントばかり返ってきています。

誰でもひとつやふたつ経験した甘酸っぱい思い出や 若いころの自分を思い出し、
封印していた場面、諸々... 蘇ったと思われます。( ̄ー ̄)ニヤリ

歌の力はすごいですね。 ましてそれがジュリーの歌唱だと。。。。 

投稿: りんだ | 2010年2月14日 (日) 22時04分

おはようさんです。

私もこの曲は大好きで、DYさんのレビューはよくわかりました。
Qさんが歌ってる「涙・・」も聞きたくなってきました。julieが歌うと大人な感じ・
Qさんが歌うと・・ううーーん!聞いてみたい(+o+)

Qさんはジュリワンとの初めてのレコーディングの事をブログに書いておられたけど、優しく、気を使ってくれて、「そんな、隅っこにおらんでも、こっち、おいで。」と言ってくれた事、加瀬さんに色々お話して貰った事。夢のような1日だったと書いておられました。
やっぱ大人なjulieなんやね。

投稿: kumiko | 2010年2月15日 (月) 10時31分

DYNAMITEさま

名曲 涙がこぼれちゃう♪ 
ありがとうございますm(__)m

お風邪だったんですネ(>_<)

赤の他人なのォ?電話するよ。話が途切れても♪
切なくてユーモラスな空気に胸キュンキュンでございます

繊細でカワイイ男の子と元カノは
きっとまたどこかでめぐり合うんだわ
なんて浅妄想してます♡

何度も聞けるジュリーのオォ!も大好きです

キュートな涙がこぼれちゃう♪
何度も何度も聞いてしまいます


投稿: riko | 2010年2月15日 (月) 17時43分

DYさん、吉田Qさんがこのブログを読まれて、ご自分のブログでその感想を書いておられます。アメブロなので、コメントは登録者に限られますが、読んでみてください。

投稿: 74年生まれ | 2010年2月15日 (月) 19時21分

みなさま!

やっと「涙がこぼれちゃう」記事コメントまで追いつきました。
タイミング良く、今日はとてもうれしはずかしなニュースもありました。
情報を頂いたたくさんのみなさま、ありがとうございました~。

74年生まれ様

まず、一番最新のコメントにて、吉田Qさんのブログ情報、ありがとうございます。
他のみなさまからも情報を頂きまして、今日はもう何度も、信じられないような気持ちでQさんのブログを拝見しまくったのですが、74年生まれ様のコメントに背中を押されて、今また行ってまいりました~。

茶封筒、来ましたか!
さすが澤会のお姉さん。ギリギリ間に合わせてくださったんですね~。
僕は悩んだ挙句、渋谷(第2希望八王子)・川口に絞りました。
ツアー後半&ソロツアーにも備えませんと…。
74年生まれ様が、板橋の抽選に外れ川口になったら、お会いできます~。

nekomodoki様

娘さんのチョコは首尾よくまいりましたでしょうか?

吉田Qさんは若いのですが、オリジナル音源のジャケットなどを拝見しますと、昭和歌謡の雰囲気をオマージュしていらっしゃったり、かなりの個性派のようですよ~。

DT、これから直しますが、どうかお気になさらず~。

morie様

僕も、ジュリーの歌には普遍性があると思いましたが、なるほど…それは生活感を感じさせないが故なのですね。
仰る通りですね…。

普遍的な歌は解釈も幾通り、ということでもありますよね。
今求められているのは、そんな歌かもしれません。

大衆の聴きたがっているジュリー。
加瀬さんはさすがです。

カオリー様

> すごく今っぽい感じもするし、全体的にはGSっぽい気もする。けど、どっちでもないような気もする

それです!
ジュリーが今回ワンズとのコラボで見せてくれるであろう立ち位置は、そんな感じになると思うのです。

> お若いわー

ってカオリー様!
組長といい番長といい、年齢不詳過ぎますよ~。
渋谷でご挨拶させて頂いた時、お二人とも同世代のようにお見受けしましたが…。申し訳ありません…。

りんだ様

おぉ~バレンタインにジュリワン運動ですか~!
しかし、かぱーじ様も仰っておりますように、このシングルって2曲とも意味深なんですよね~。

ただ、女性にまでプレゼント!というのはナイスアイデアです!
可愛らしい贈り物ですね。
そうしてまた、沼津隊は勢力を伸ばすのでしょう。
楽しみです~。

kumiko様

ジュリーは歌の世界に入ると、永遠の少年のようでもあり、達観した大人のようでもあり…。
ただ、(それが過去の作品であっても)今の年齢でないと歌えないような歌を歌っているのだと思います。

Qさんの歌った「涙がこぼれちゃう」は、少し前まで普通にサイトで聴けたみたいなのです…。
僕が辿り着いた時には既に封印されていました。
聴きたいですね~。
きっとまったく違う印象を受ける中で、根底で共通し繋がっているもの・・・そこを是非見極めたいです。

riko様

ご心配をおかけしました。
風邪は治りましたよ~。

名曲「涙がこぼれちゃう」。
せつなくてユーモラス!
riko様、ピッタリの表現ですよ!
僕が聴いた吉田Qさんの楽曲は、すべてそんな感じでした。
そしてキュート。

飽きのこない、デリカシーのある曲でもあります。
これが、アルバムの1曲目ですよ。
楽しみですね~。

投稿: DYNAMITE | 2010年2月15日 (月) 21時54分

DYNAMITE様

お身体いかがですか。お大事になさってくださいね。

さてさて、お待ちしてました「涙」のご伝授!「涙がこぼれちゃう」大好きです。この曲を聴いていると優しい気持ちになれます。歌詞を読むと本当に涙がこぼれちゃいます。

「情緒的な風景を客観で捉える」かぁ。なるほど~。そうですよねぇ。感情過多では他人に伝わらない。かと言って冷静さを悟られては感情移入してもらえない。難しいのでしょうねぇ。あいかわらずDYさんすごいです!よくこういうことに気がつき、的確な表現ができるものだと感心しております。

そして今回もうひとつ印象に残ったご伝授。
「B面でアルバムの一曲目は名曲!」なるほど~♪
そうだったんだ(笑)とても勉強になりました!
やっぱり「涙」は名曲なのですね。

も一回「涙」聴いてきます。あなた以外「いないもん♪」と「おそるおそる♪」のとこのジュリーのボーカルが最高好きです!

ご伝授ありがとうございました。


投稿: フェリーチェ | 2010年2月15日 (月) 22時32分

フェリーチェ様

いえいえ、そんな~(汗)。
多くの方がお察しの通り、
「もう少しよく考えてから書いてアップすれば良かった~」
と、後悔しきりなのです。

しかし、名曲であることは確かなのです。
僕は「電話しなよ」の「なよ」の部分のヴォーカルが相当好きなのですが、何故好きなのか説明が思いつかず、記事ではスルーしてしまいました。

でも、きっと説明できない方がいいんでしょうね。
今はそんなふうに思っています。

投稿: DYNAMITE | 2010年2月15日 (月) 22時47分

いい歌だなーーーー♪

本当にいい歌です。

投稿: ぬこ | 2010年2月15日 (月) 23時53分

こんにちは。
大人買いでお財布はすっからかんだしライブもあるし、正直ジュリワンはアルバムまで我慢…と思ってたんです。
でもやっぱり気になるから、9日から仕事帰りや休憩時間にショップに日参、試聴を繰り返したあげく、5日目にとうとう陥落してレジに持っていったのでした。
以来ヘビロテ、はじめから素直に買えばよかったのに…。
贅沢を言わせていただくと、最近よくある手法にのっとって、あのPVがDVDでついていたらもっと嬉しかったです~。

この曲ですが、♪しょっぼい男と♪の箇所、ジュリーは折り目正しく(?)“しょぼい”と歌っていますよね。
作者の吉田Qさんはどう歌ってらっしゃるのか、すごく気になるところです。

投稿: だんぼ | 2010年2月16日 (火) 16時36分

ぬこ様

> いい歌です

その感想が、作り手からすれば一番嬉しいでしょうね。
僕も「いい!」の一言で済ませたい衝動によく駆られます。
でもそれではブログとしてどうか、ということで、毎度語り倒すわけですが…。

> いい歌です

いい言葉ですよねぇ…。

だんぼ様

本当にそうですね~。
僕も、インストの2トラックは不要だから映像が欲しかったなぁ、と思ってしまいました。
今の時代、you tubeで簡単に観られるのですが、シングルにも入れて欲しかったです。

ジュリーはこの曲を本当に折り目正しく歌っていますね。
気持ちよくフレーズを発声する術を、知り尽くしたヴォーカルだと思いました。

投稿: DYNAMITE | 2010年2月16日 (火) 21時36分

DY様
公子様のブログ見て、この年になって初めて「週間大衆」なるものを買ってしまいました。
表紙のてっぺんに「○妻のA○ヌー○」なんてでっかく書いてあるからコンビニのレジへ差し出す時は裏返しにしてましたが。
テリー伊藤さんがこの「涙がこぼれちゃう」を聞いて涙がでるほど感動した、とおっしゃっている記事がでてるんです。「ジュリーの歌から青春時代の香りがした。」と。
青春の香りって時代も世代も超えて人を繋げる力があるのかもしれませんね。

投稿: nekomodoki | 2010年2月17日 (水) 22時03分

nekomodoki様

テリー伊藤さんの記事の話は、僕も数箇所で伺っておりました。
「涙がこぼれちゃう」には、あの年代の人をこそ動かす力があるんですよね。

最近のジュリーナンバーにしてはかなり珍しいパターンなのですが、あの吉田Qさまの詞は、男性作家の持ち味でしか出せないものなのです。

それを今回ジュリーが歌うことによって、新たに色々な意味が加わったように感じます。
素晴らしい融合作用。名曲です。

アルバムの他の収録曲達が、本当に楽しみですね。

投稿: DYNAMITE | 2010年2月17日 (水) 22時35分

突然ですが、吉田Qさんが遂にソロ・アーティストとしてCDデビューします!

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00JO9YXP6

9曲目に「涙がこぼれちゃう」。
肝心のブツは早くも品切れになっておりますが、再度入荷の見込みもあるかも、とのことですので、みなさまこのページをマメにチェックのシャツしてください。

投稿: DYNAMITE | 2014年4月14日 (月) 21時47分

続報です。

吉田Qさんのファーストアルバム『幸せの黄色いジャケット』(2014年4月16日発売)が、アマゾンさんでも購入できるようになりました。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00JO9YXP6

投稿: DYNAMITE | 2014年4月19日 (土) 10時23分

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