ザ・タイガース 「落葉の物語」
from『THE TIGERS SINGLE COLLECTION』
original released on 1968、single『君だけに愛を』B面
disc-1
1. 僕のマリー
2. こっちを向いて
3. シーサイド・バウンド
4. 星のプリンス
5. モナリザの微笑
6. 真赤なジャケット
7. 君だけに愛を
8. 落葉の物語
9. 銀河のロマンス
10. 花の首飾り
11. シー・シー・シー
12. 白夜の騎士
13. 廃虚の鳩
14. 光ある世界
15. 青い鳥
16. ジンジン・バンバン
disc-2
1. 美しき愛の掟
2. 風は知らない
3. 嘆き
4. はだしで
5. スマイル・フォー・ミー
6. 淋しい雨
7. ラヴ・ラヴ・ラヴ
8. 君を許す
9. 都会
10. 怒りの鐘を鳴らせ
11. 素晴しい旅行
12. 散りゆく青春
13. 誓いの明日
14. 出発のほかに何がある
--------------------
(註:すみません!
多くの方々より記事解説の記述ミスのご指摘があり、記事を訂正いたしました~。
う~恥ずかしい。僕の完全な思い違いで、申し訳ございません。
ご指摘くださったみなさま、ありがとうございました。)
本日は、下山さんと泰輝さんのコラボLIVEですね。
駆けつけるジュリーファン、鉄人バンドファンも多くいらっしゃることでしょう。うらやましいです。
参加された方々、是非感想をお願いいたします~。
さて、こちらでは引き続き、歌門来福セットリスト・おさらいシリーズ。
今日は、「我がザ・タイガース」(byジュリーMC)の登場です!
歌門来福で歌われたタイガース・ナンバー3曲は、いずれも”ジュリー祭り”セットリストからは漏れていた名曲達でした。
タイムリーなタイガースファンのみなさまには、素敵なサプライズ。僕のような後追いのファンにとっては、日頃のジュリ勉の成果を試される渋~い選曲。
余裕でクリアした自分を、ひとまずは褒めてあげたい~。
今日はその中から、「落葉の物語」を採り上げたいと思います。
イギリスならビートルズ。日本ならタイガース。60年代のバンド(グループ)ムーブメントにあって、何故彼等が特別抜きん出た存在であり、常にセールスをリードし得たか。
僕は後追いで、しかも男性ですからね。ルックスの話はしませんよ~。
ビートルズのそばにジョージ・マーティンがいたように、タイガースにはすぎやま先生がいたのだ!というお話をさせて頂きます。
伝授!
ビートルズのプロデューサーであるジョージ・マーティンという人は、元来バリバリのクラシック畑のお方でした。
EMIのお仕事でビートルズを担当する事になった際も、初めは「まぁまぁのバンドだけど・・・なんでオレがこんな奴等の音楽を・・・」という感覚があったようです。
ところが、一緒に仕事をするうち、メンバーの持つ途方もないエネルギーに圧倒され、セカンド・シングル「Please Please Me」をレコーディングする頃には、すっかりビートルズに傾倒してしまいました。
すぎやま先生の場合は、編曲・プロデュースのみならず、戦略として最初から「作曲」まで噛んでいるワケで、ちょっとジョージ・マーティンとはパターンが違いますが、明らかな共通点として
優れた素質を持つロックバンドを最高の素材として、自身の豊かなクラシックの知識・才能を、惜しみなく、エレガントに注ぎ込んだ
という姿勢が挙げられます。
中期までのビートルズが、常に他バンドのアレンジ・アプローチを凌駕し最先端を走っていけたのは、ロックバンド的な音作りの中にクラシックの隠し味をブレンドしたジョージ・マーティンの功績によるものと言えます。
「ちょっと格が違うぞ」という雰囲気が、クラシックに疎いリスナーにも、それとは気づかず何となく伝わっていたでしょう。
そして前期タイガースにも、すぎやま先生の手管によって同様のことが起こっていたのでは、と後追いの僕は想像しています。
タイガースの場合、「ロック」という概念より先に「大衆ウケし易い歌謡ポップス」の狙いがあり、基本的に楽曲もそういった作りですが、
・当時の洋楽流行を積極的に導入
・編曲(すぎやま先生の場合は作曲も)段階で、クラシックの手法をバンドサウンドに融合
この2点を、あのすぎやま先生が渾身で注入していたのですから、タイガースはNo.1グループになるべくしてなった・・・そういう条件が揃っていた、という事でしょうね。
さて、「落葉の物語」です。
まずは前回記事「SOMEBODY'S CRYIN'」で少し触れました、「15の時」を例に挙げて書いたメロディーライン説明のおさらいになりますが。
♪ ながい さかみちの おちば~のおかに~♪
(和音進行は
ファ・ラ・ド→ド・レ・ミ→レ・ファ・ラ→ファ・ラ・ド・ミ♭→
シ♭・レ・ソ[×2]→ラ・ド#・ミ・ソ→レ・ファ#・ラ・ド)
太字が小節の頭です。優雅なシンコペーション・メロディーの載せ方ね。
この極上の美しさも、すぎやま先生ならば余裕の作曲でしょう。
で、本題は。
流麗なイントロ、そして「♪す~て~きな、す~て~きな♪」から始まるサビと、次いで登場する間奏コーラスの進行なのですが。
タイムリーでこの曲を知ったみなさまも、初めて聴いた時
「あれっ、これどこかで聴いたような・・・」
とお思いだったでしょうね。
元ネタについては種々論説アリかと思いますが、僕は断言できますね。
これは、ポピュラーミュージック史の超スタンダードと言われる「ラヴァーズ・コンチェルト」ですよ。
何故そう言い切れるかと言いますと、60年代中後半、主にモッズ系の英国バンドが「ラヴァーズ・コンチェルト」をオマージュにしたナンバーを量産しているのです。
当時のロック界で、言わば熱病のような流行だったワケで。
のちに、モッズ回帰路線を打ち出して80年代に台頭したネオ・モッズの連中も、わざわざそのパターンを踏襲した楽曲を競って作曲しているほどです。
日本でトップ・グループの地位を確固たるものにしたタイガースが、そんな流行にノらない手はなかったはずですからね。
ところが、「ラヴァーズ・コンチェルト」という曲には更にウラがありまして(まぁ有名な話ですのでご存知の方も多いでしょうが)。
これは、バッハの「ト長調のメヌエット」を組み立て直した楽曲なのです(執筆の際、作曲者をショパンとベタに間違えて記述しておりましたが、訂正致しました・ご指摘くださったみなさま、ありがとうございました)。
3拍子を4拍子にして、メロディーを作り変えて。
みなさま、「陽のあたる教室」という映画をご存知かなぁ。
クラシック作曲家の夢を捨てきれない主人公のホランド先生が、生活のため仕方なく高校の音楽教師に転身。
やる気のない生徒にウンザリしながら毎日を過ごしていましたが、ある日ひょんなことからロックンロールの手ほどきをしたところ、生徒の表情が一変し、活気に満ち溢れた授業に。
ホランド先生、生徒の双方がそれぞれに一歩踏み出し、心を通わせるきっかけとなった、そんな重要なシーンがありますが。
「この曲を知ってるか」
と、「ラヴァーズ・コンチェルト」をピアノで弾く先生。こぞって挙手し、我先に答えるロッケンな生徒達・・・ですが、
違う、これはバッハ(!)のメヌエットだ!
と言い切るホランド先生。おそるべし。
脱線ついでに書かせて頂きますが、「陽のあたる教室」は僕が最も好きな映画で、長らくパッケージ再発されていませんでした。
「挿入歌の権利の関係かなぁ。仕方ない」
と、入手をあきらめていたのですが。
今回の記事執筆にあたり、このネタを思いついて久々に検索かけてみたら・・・2009年4月に再発されてた!
速攻ポチですわ。
拙ブログを長期お読み頂いている方ならご承知の通り、2009年4月に、ジュリーと関係ないDVDの検索かけてる暇は僕にはなかったです、ハイ。
あぁ、それと。
先程「最初に一応バッハと言わせて」と書いたのは。
現在ではこのメヌエット、実はベッツフォルトという作曲家の作品であった、という認識で統一されております。
元々バッハが妻子に残した音楽帳に書かれてあった譜面を、色々な作曲家が脚色して世に知られた曲ですので、ずっと原作はバッハだ、と考えられていたらしいのですね。
これは、勤務会社の出版物からの受け売り。
(註:これも後に記述ミスを訂正したものです)
はいはい、それでは「落葉の物語」のお話に戻ります。
「ラヴァーズ・コンチェルト」が「バッハのメヌエット」の改作であることを、すぎやま先生は当然ご承知。
ポップス、ロックの色合いで攻めるタイガースならば、流行りのモッズバンドに習って「ラヴァーズ・コンチェルト」のチェンバロ投入路線の踏襲だけで事足りるはずですが、すぎやま先生はおそらく編曲段階でちょっと遊び心を加えています。
イントロ、右サイドのオーケストレーションが「ラヴァーズ・コンチェルト」風、左サイドのチェンバロが「バッハのメヌエット」風、という合体技が炸裂するのです。
チェンバロの音は、スタッカート気味に響く特性があります。
「陽のあたる教室」でホランド先生がピアノで弾いたように、「ト長調のメヌエット」は1音1音歯切れよく演奏される・・・チェンバロを使って、その雰囲気を「落葉の物語」に加えたのではないでしょうか。
しかも音階は、「バッハのメヌエット」左手伴奏のアナグラムのようです。
いや、すみません。
毎度のことですが、こんな事は解らずともイイ曲はイイのであって。
例えばヴォーカル、2番からジュリーのソロに切り替わるのがタマらん!というのは、男性の僕だって、みなさまと同じように感じておりますよ~。
そして、ピーのドラムス、素晴らしいです。いつもながら、きちんと楽曲に合わせて表現してくれる、気持ちの良い演奏。
スネアをユルユルで叩く箇所とカチンカチンで叩く箇所をはっきり使い分けているんですよ。これは特に「♪ふたりで、みつけた♪」のブリッジ部を突起させる効果がありますね。
タムの「スコ~ン!」という鳴り方も大好きです。
え、ギターですか?
左サイドから、かすかにジャカジャカと・・・。コードストロークかと思いますが、いくらなんでもミックス小さ過ぎませんかこれ~?
ところで、この「落葉の物語」がお正月LIVEのセットリストに選ばれたおかげ・・・かと思うのですが、僕は2・5渋谷にて、初めてお会いしたJ先輩に明治のチョコレートのプレゼントを頂きました~!
「ショコラテです」というそのお言葉だけで、
「こんな大先輩に、同じジュリーファンとして見て頂けている」
と、とても嬉しかったのです。
この場を借りて、御礼申しあげます。
週末は、「陽のあたる教室」を本当に久しぶりに観ます。
決算で残業続き。疲れた身体をリフレッシュしたら、次回記事は「砂漠のバレリーナ」、行きますからね~!
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コメント
この曲を最初聞いた時、「ショコラテ」の意味が分からず、「これってチョコレートのコマーシャル、だよなぁ?」
でも一応和英辞典でチョコレートを引いたら「Chocolate」と出ていてこっちが正しい発音だと初めて気づきました。
その後日本人がカタカナ英語で認識している英語の発音が本来の発音とずいぶんずれているのだということに気づかせてくれるきっかけでもありました。
あのファッションも好きでした。
後にも先にもこの曲を歌えるのはJULIE &TIGERSしかいないと思います。
投稿: nekomodoki | 2010年2月27日 (土) 00時31分
DYさん、お邪魔します。素晴らしい伝授をありがとうございます。『さすが、すぎやま先生!』と感心しながら読みました。この曲はギターこそ小さいですが、すぎやま先生が常々、ザ・タイガースの長所としてあげておられるコーラスが前面に出ていて、ロックバンドとは、また違うタイガースの魅力を味わえる作品だと思います。
「砂漠のバレリーナ」の伝授、むちゃくちゃ楽しみです!期待してます。
投稿: 74年生まれ | 2010年2月27日 (土) 12時11分
「ラヴァーズ・コンチェルト」はバッハのメヌエットです。
この曲のコーラス部分は「あら野のはてに」、Aメロでは「イン・マイ・ライフ」からの影響が大きいように思います。
投稿: OM | 2010年2月27日 (土) 18時52分
休日出勤後、帰ってまいりました~。
とり急ぎ、OM様へのお返事です。
なにか、格の違うすごい先輩が、たまらずコメントしてくださったように思っております。
大変恐縮です。ご指摘ありがとうございました。
このままず~っと晒されていたかもしれない、と思うと、肝が冷えます。
お恥ずかしい次第です。
曲自体の記憶は間違っておらず、僕が作曲者を勘違いしていた次第です。
こんなに焦ったのは、「ナンセンス」の記事以来です。
致命的なミスは、気を抜いた時にやってくるのだなぁ、と思い知りました。
執筆参考時にメヌエットの解説書は読んだのですが、肝心の譜面を見ませんでした。詰めが甘いとはこのことですね。
急いで訂正したので、まだ不適切な箇所があるかもしれません。
なにかございましたら、ご指導お願い申しあげます。
「イン・マイ・ライフ」の件で思い出したことがあります。
間奏のピアノは、ジョージ・マーティンがマスターテープの回転速度を落とした状態で弾いて録音し、現行回転へと戻しておりますので、かん高い音色なのですが、それが
「チェンバロのような効果だ」
と当時言われていたらしいですね。
そんな所も、「落葉の物語」のアレンジに影響を与えているのかもしれません。
そんな事を、OM様のコメントで考えさせられました。
今回はどうもありがとうございました!
投稿: DYNAMITE | 2010年2月27日 (土) 20時03分
ふ~。
自分の記述ミスに大変焦りました。
他のみなさまへのレスが後になってしまい、ごめんなさい。
☆
nekomodoki様
やはりこの曲は特別ですか!
ファッションというのは、映画のあのシーンの事…ですよね?
当時のファンは、あれでうっとりしたでしょうね~。
すぎやま先生の作曲・編曲の尽力がなければ、タイガースに「貴公子」「騎士」というコンセプトはあてはまらなかったと思っています。
☆
74年生まれ様
お褒め頂き恐縮なのですが…致命的な記述ミスがあり、ごめんなさい。
コーラスについては、奇蹟的なメンバーが揃った、という事でファンのみなさまの意見が一致しているようですね。
「砂漠のバレリーナ」でも大胆な意見を述べる予定なのですが、軽はずみで変な記述をしないよう、しっかり調査・検証して執筆したいと思います!
投稿: DYNAMITE | 2010年2月27日 (土) 20時18分
バッハのメヌエット
《アンナ・マクダレーナ・バッハのための音楽帖》に名前を伏せて記入した、2つのト調のメヌエット(BWV Anh.II/114およびAnh.II/115)が有名である。これらは従来バッハの作品と伝えられてきたが、音楽学者のハンス=ヨアヒム・シュルツェらによって、近年ペツォールト作であると修正された~byウィキ
ウィキで調べただけなんであれですが、
バッハのメヌエットはショパンのエピソードなんですか?どこにもショパンが出てこないんですが・・・。
トッカータとフーガもヒューマン・ルネッサンスのアルバムに使われてましたね。
気品のあるタイガースの雰囲気も好きでした。
投稿: Rスズキ | 2010年2月27日 (土) 22時25分
Rスズキ様
ありがとうございます!
気になって、今、僕も見てきたところです。
これからさらに直します。
ご面倒をおかけいたしました~。
ホント、申し訳ございません。
たった今、「自信満々で間違えちゃアカン。発信するからには適当な事を書くな」と、怒られたところでございます。
直しに行ってまいります。
投稿: DYNAMITE | 2010年2月27日 (土) 22時34分
あ~やっぱりバッハだったんだ^^
私の知ってる「ラバーズコンチェルト」と別の曲があるのかと思っていました
♪ソドレミファソドド の曲ですよね?
後出しジャンケンみたいで悪いけど
すっきりしました
「落葉の物語」でこのメヌエットを連想したことはありませんがw
でもバッハでもなくて結局
「ベッツフォルトさんのメヌエット」が正しいんですか?
投稿: メイ | 2010年2月27日 (土) 22時51分
メイ様
お騒がせいたしました~。
「ベッツフォルトさんのメヌエット」が正しいようなのです。
2005年の出版物では、もうそのようになっています。
主に60~80年代のモッズ、ネオモッズで「ラバーズ・コンチェルト」の種々パターンが流行したものですから、日本にも当然早くからそれをやったバンドがあるのではないか、と思い、僕は「落葉の物語」がそれではないか、と考えたのでした。
シ♭~、ドシ♭ラソラ~♪
のトコですね。
「落葉~」では遅れて2小節目からメヌエットの音移動になります。
似ている事という事で言えば、確かに他の曲にあるのですが…。
僕のトコは、致命的なときにツッコんで下さる方がいらっしゃって恵まれています。
甘えず、気をひきしめなければなりませんね。
投稿: DYNAMITE | 2010年2月27日 (土) 23時05分
瀬戸口様
わぁ~「落葉の物語」だわ~と思って、伺ったら、お取込みが始まってしまったので、待ってました。
「落葉の物語」はどんなに時が経っても、
色あせない、きれいなロマンティックな、詞とメロディです。
それを夢のように美しい少年が歌いました。
物語そのままを見た40年後にもう一度、夢を見せる魔術師が歌いましたね。
涙はこういう時にこそ流すのだとばかりに、こみあげちゃいました(笑)
魔術師は夢を見せたことを「忘れてない」と言うのですもの。
何百年も前の作曲家の方も少女たちの夢の片隅に自分のメロディが隠されて、
心を酔わせる一匙を担ったと知ったら、喜ばれることでしょう。
「砂漠のバレリーナ」
気合を入れて、お待ちします~
投稿: momo | 2010年3月 1日 (月) 01時03分
瀬戸口さま。2月5日、お近づきのおしるしにとお渡しした「愛のショコラテ」にお礼のお言葉をありがとうございます。
マント(コート)からさっと一枚だけ出してお渡しするのが正式な作法(笑)かと存じますが、奥様の分もと思い、2枚にいたしました。喜んでいただけて光栄です。
落ち葉の物語はもちろんですが、当時の明●製菓CM曲はどれもザ・タイガースの良さをいかした名曲揃いだと思います。
チョコより甘~いジュリーの「チョッコレート、チョッコレート」、「デーラ、君が好き」、そしてサリーさんボーカルの「バーバ、チョコバーババーババ!」、今聞いてもカッコイイです。
これらもやはりすぎやま先生の手によるものなんでしょうか?もしご存知の方いらしたら教えてくださいね。
どなたにしてもグッジョブですよね。
投稿: みなとみらい | 2010年3月 1日 (月) 11時45分
出遅れました
DYNAMITEさん こんばんは~♪
「歌門来福」初日セットリストメールで、思わず「キャァーッ!!」と声をあげ、娘に笑われましたわ。
まさか「落葉の物語」を歌ってくれるなんて
リアル世代には特別な思い入れがありますから。
みなとみらい様と同じく、あのCMソング、しっかりソラで歌えますわ♪
投稿: みゆきママ | 2010年3月 1日 (月) 19時15分
みなさま~!
(と言ってもただいまの時刻22時ジャスト。今日この時間にPCの前にいるジュリーファンはほぼいないですね~)
僕は「スマスマが月曜10時」ということすら知らなかった男です。けしからんとお思いでしょうが、必要な箇所しか観ません。
始まる前にカミさんが呼びにきてくれます。
その間にレスいたします~。
☆
momo様
お気遣い頂き申し訳ありませんでした。
「落葉の物語」が、本当に多くの先輩方にとって特別な楽曲、という認識が、記事を書く際にまず抜けていたのですよ~。
お恥ずかしいことです。
この曲に対する思いは、momo様ももちろん格別なのでしょう。伝わりますよ~。
夢のように美しい少年ですか…。これはホント、タイムリーで、そかも女性でないと解らないでしょうね。
僕は、「落葉の物語」のあのシーンを観ると、ビートルズの「フォーセール」を思い出すのです。
実はビートルスのジャケットの中で最も好きなのが「フォー・セール」。
深秋のカッコイイ青年達。
同じようなシチュエーションで、同じくらいカッコいい日本のバンドがいたとは、ずっと知らずにいました。
ジュリーの「忘れていない」とのMC…そうですか。先輩のみなさま方は、そんな風に…。
今さらながら感動です!
☆
みなとみらい様
おそれいります!
愛のショコラテをありがとうございました~。
5日のCCレモンホール。まだ上旬とは言え2月。
ジュリーファンでない普通の男性が
「愛のショコラテです」
なんて、お姉さまからチョコ渡されたら、大きな勘違いをするところですが、ジュリーファンにとっては、「愛のショコラテ」というのは大切な共通のフレーズです。
その言葉を、新規ファンの僕に投げかけてくださったのが、すごく嬉しかったのです。
同じジュリーファンとして見て頂けている、と…。
赤い方は、あのあとすぐに僕が食べまして。
茶色い方は、つい昨日、映画「陽のあたる教室」を鑑賞していてふと気がつくと、カミさんが横で食べておりました。
本当に、どうもありがとうございました~!
☆
みゆきママ様
ジュリーのツアー初日に参加しますと、
「セットリストを誰かに喋りたい!」
という欲求に駆られるのは、何故なのでしょう。
他ならぬみゆきママ様が、ネタバレ歓迎のお方で助かっております。
いや~しかし、初日の夜は、何度みゆきママ様の悲鳴つきのお返事を頂いたことか。
お騒がせいたしました。
確か「落葉」は最後に付け足したように書いていませんでしたっけ…?
大変失礼いたしました~。
でも、解っておりましたよ、この曲がみゆきママ様にとって大切な曲であることは。
かつて、ジュリーのために、ショコラテたくさん食べたんですものね~。
投稿: DYNAMITE | 2010年3月 1日 (月) 22時24分
おはようございます。
な日々を過ごしてます・・
2月6日のジュリーから抜け切れず、
今だ
落葉の物語をライブで聴いたのは、82同窓会のメドレー以来で、
フルコーラス聴けたのは初めてでした~。
ジュリーの声に初めて出合ったレコードが
君だけに愛を/落葉の物語でしたから、
なんかこう、自分の細胞に刷り込まれてるような曲なんです。
世紀を超えてこの歌が聴けるなんて、感無量でした~。
>みなとみらいさん
「明治チョコレートのテーマ」は、いずみたく作詞・作曲。
「愛しのデラ」は、作詞山上路夫・作曲すぎやまこういち
だったと思います。「トースト・ココナッツバー」は??
このCDをお持ちの方はお解りと思いますが・・
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%83%AC%E3%82%A2-%E3%83%A2%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3III~%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E7%B7%A8~%E3%80%8D-%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%B9/dp/tracks/B000062VDG/ref=dp_tracks_all_1#disc_1
投稿: くれトモ | 2010年3月 2日 (火) 08時32分
わぁ!
くれトモさん、情報ありがとうございます!「愛しのデラ」がすぎやまこういち先生の作曲だったんですね!感動
「君に夢中さぁ~」の「さぁ~」のコーラスが綺麗で大好きでした。
そして、タイガースのあんなCDがあるなんて知らなかった・・・。「トースト・ココナッツバー」の作曲者はまだ謎ですが、いずれわかるまで楽しみにとっておきます。ありがとうございました!
みゆきママ様
あの一連のCM曲は、今にして思えばグレードが高かったですよね。長年の疑問が解消してすっきりです
はじめまして。ソラで歌えるなんて、きっと同世代(?)で嬉しいです
投稿: みなとみらい | 2010年3月 2日 (火) 21時37分
う、うぅ…。
大先輩の方々が、なにやら僕の知らないお話を~!
☆
くれトモ様
ありがとうございます!
ヒヨッコの僕には、まったく知らない情報でした~。
「あなたに電話をかけるピー」
これが一番、絵としては萌えそうですが…。
このCD、どのくらいのお宝なのでしょう…。
☆
みなとみらい様
先輩方の共有する思い出に入ってゆけず、残念ながらも、こうしてジュリーやタイガースを通してみなさまがお話されている…僕のブログがそんな場になっているのが誇らしいのです。
うぅ…。「トースト・ココナッツバー」。
どんな曲でしょう。探してみます。
杉真理さんの「いとしのテラ」のアイデアは、ひょっとして「愛しのデラ」から…?
年代的には、辻褄が合うなぁ…。
投稿: DYNAMITE | 2010年3月 2日 (火) 23時19分
続報です(^-^;
「レア・モアコレクション ノベルティレコード編」CDですが、
えとせとらレコードHP内、タイガースのページで収録の詳細が出ていました。
(このHPお気にに入れてたのをすっかり忘れてました~)
「トースト・ココナッツバー」は、
やはり作・編曲すぎやまこういちさんでした!
http://www.etcrec.co.jp/tigers/raremore03.htm
こういう企画のCDって、資料収集など発売までとても大変だったでしょうね。。
タイガースの記録を残すために
尽力いただいた方々に感謝申し上げたいです。
そして、こちらはDYさんの萌えポイント??(゚ー゚;
http://www.youtube.com/user/dokidokiayano#p/u/11/glqU6wouzrQ
投稿: くれトモ | 2010年3月 5日 (金) 09時40分
わぉ!くれトモさま。またまたありがとうございます
!調べてくださったんですね。チョコバーの曲もやはりすぎやまこういちさんだったんですね!もう、大感激です!あんなにお洒落にサリーさんの低音をお料理するなんて、すぎやま先生ったら、かっこ良すぎ、
うるうる。改めて尊敬しちゃいました。あの一連のCM曲は「君だけに愛を」&「落ち葉の物語」の第3楽章、第4楽章のようなものじゃないかとずっと思っていました。
長年の疑問が解けて今夜はとてもハッピーです。
タイガースのページもさっそくお気に入りに登録させていただきました。じっくり楽しみま~す。ありがとうございました。m(_ _)m
投稿: みなとみらい | 2010年3月 5日 (金) 22時23分
くれトモ様
あ、ありがとうございます~!
イントロ聴いて「ん?なんだこの、君だけに愛をの変なヴァージョンは?」と思ってたらいきなりの黒電話音。
「ぼく、ピーだよ!」
うへ~~~。
フライデー・ナイト23時30分にもの凄いものを聴きましたわ~!
あ、今、欠伸したな~!
☆
みなとみらい様
いや~、本当に、くれトモさんの調査力とLIVE体験数はハンパではないのですよ~。
僕も何度「え~~~っ?」というお話を伺ったことか。
あのタイガースのページも、スゴイですね~。
「トースト・ココナッツ・バー」には
歌詞とは言えないが
なんて書いてあるという事は、ほぼすぎやま先生のインストのような感じの楽曲なのでしょうか?
投稿: DYNAMITE | 2010年3月 5日 (金) 23時42分
はじめまして。
タームリーなザ・タイガースファン、
そしてタイガースの楽曲の中でも
この「落ち葉の物語」が1番好き
そのうえ メンバーの中ではピーのファンです
だからドラムスを「素晴らしい」と褒めて頂いてすごく嬉しいです。
DYNAMITEさん こちらのブログ、私の拙いブログやピーファンサイトで紹介させていただいてもよろしいですか?
投稿: みーた | 2011年7月 9日 (土) 23時06分
みーた様
はじめまして!
ようこそいらしてくださいました~。
ピーのファンブログをなさっていらしゃるのでしょうか?
是非拝見したいですね!
僕はなにせ後追いファンですから、ご覧のように先輩方からご指摘やご助言を頂いて初めて記事として成立するようなブログですが、こんなブログでよろしければ、いかようにも使ってやってくださいませ~。
9月からのツアーでのピーのドラムスにとても期待しています。
先輩方にとっては、まずは今月の講演会とCD・・・なのかな・・・?
40年の時を超えて、いくつもの楽しみが待っていますね!
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます~。
投稿: DYNAMITE | 2011年7月10日 (日) 12時20分
DYNAMITEさん
快諾有難うございます
私のブログは 本当にお恥ずかしいのですが、載せておきますね
実は 昨夜、お返事を待ちきれず
一部引用させていただきましたが
今日、このページのURLはっておきま~す!
今後ともよろしくお願いします。
投稿: みーた | 2011年7月10日 (日) 14時52分
みーた様
ありがとうございます!
素敵なブログ、拝見いたしました~。
ピーファンの目線でのタイガース・ナンバーの紹介・・・とても新鮮です!
講演会にも参加なさるのですね!
僕の方こそがお恥ずかしく・・・実はこの記事執筆のずっと後に、先輩から「落葉の物語」の元ネタ有力曲が賛美歌106番「あら野の果てに」であることを教わりました。
後追いの僕はこのように、日々勉強途上ではありますが・・・これからもどうぞよろしくお願い申し上げます!
投稿: DYNAMITE | 2011年7月10日 (日) 20時23分
DYNAMITEさん
拙いブログを褒めて頂き、ありがとうございます
こちらにURLを貼ってから 私の方にも訪問して下さる方が増えて、
下手なこと書けないな、と思いながらもすごく嬉しいです
「落ち葉の物語」をなんだか懐かしい感じがしていたのは そういったどこかで聴いた旋律、リズムに似ているせいだったのですね
また、他の曲の解説も見に来ますね
投稿: みーた | 2011年7月13日 (水) 23時43分
みーた様
こちらこそ、どうもありがとうございます。
こちらも、アクセスがいきなり増えました~♪
「落葉の物語」のなんだか耳馴染みがある感覚は、有名な洋楽だけでなく、もっと、すごく身近な曲にもあるんですよ!
これからそういうことにも触れた記事をupします~。
ピーの講演会まで、あとわずかとなりましたね!
ブログでのご報告、楽しみにしています~。
投稿: DYNAMITE | 2011年7月14日 (木) 12時43分
DY様
ご無沙汰しております。
「落葉の物語」の、あそこんとこ、ですが。。。
既出だったらごめんなさい、先日すぎやませんせいのインタビュー記事を発見しました。
http://e-days.cc/music/feature/livelegend/200907/27953.php?page=3
ここで「"落葉の物語"では、賛美歌のメロディを使っています」とはっきり言及していますので、やはりあれは「あら野の果てに」でほぼ間違いないようです。
実は私も、幼稚園のとき「あら野の果てに」歌ったことがあります。
1970年代前半のことです。
先生方の意図はどこにあったのやら…?
投稿: cako | 2011年10月30日 (日) 15時47分
cako様
お久しぶりです~。
情報ありがとうございます!
僕も先輩方に色々と教わった今となっては、直接のオマージュ元が「あら野の果てに」であることを完全に認識しました。
ただ、ビートルズなど洋楽ロックのエッセンスは加味されていると思います。
「イン・マイ・ライフ」以外に、エンディングが何か有名な曲…なのですが今は思いつきません~
投稿: DYNAMITE | 2011年10月31日 (月) 08時14分