沢田研二 「憎みきれないろくでなし」
from『思いきり気障な人生』、1977
1. 思いきり気障な人生
2. あなたに今夜はワインをふりかけ
3. 再会
4. さよならをいう気もない
5. ラム酒入りのオレンジ
6. 勝手にしやがれ
7. サムライ
8. ナイフをとれよ
9. 憎みきれないろくでなし
10. ママ……
--------------------
リクエストを下さりお待ちのみなさま・・・年内にお応えできず申し訳ありません。
しっかりした記事考案が固まるまで、今しばらくお時間を頂くことになりそうです。
・書きたいことが決まっていなかったり
(「灰とダイヤモンド」・・・ヴァイオリンパートを耳コピ、という凄まじいレビューをお書きになったあいら様に比肩しうるネタがまだ見つからない泣)
・書きたいことが検証されていなかったり
(「ジュリアン」・・・コード進行がキング・クリムゾンの「エピタフ」のオマージュだと思うんだけど、採譜に苦闘中汗)
・書きたいことが二転三転していたり
(「ロンリー・ウルフ」・・・歌詞が、主人公の男(=ロンリー・ウルフ)の在り方を肯定しているのか否定しているのか決められない涙)
など、他の曲についても諸々ありまして。
あり得ないくらいの大長文で1曲のみを語る、というのが売りですから(と、思う)、いい加減には書けないのですよ・・・。
いつか必ず。
え~と、今日は先日のブロマイドの話から思いついたネタなんですけど。
女性ファンと男性ファンでは、
「圧倒的に虜にされるジュリーの映像」
というのが、微妙にズレているような気がします。
僕にセンスが無いだけなのかもしれませんが・・・。
不肖DYNAMITE、有名な「タタミザムライ」の美しさがいまひとつ解らず、悔しい思いをしております次第。
で、僕が一番好きな映像というのが。
PVなら、「ポラロイドGirl」。
そしてTV映像だと、この↓「憎みきれないろくでなし」!
浅学にて、出演番組がよくわからないんですけどね。
この映像のジュリー、なんというか、「男」全開なワケですよ。
ジュリーって、男の極みのような男だと僕は思っています。容姿が女性的な映像は、苦手・・・とか言ったらやはり石を投げられますか・・・。
「おまえにチェック・イン」の記事にも似たような事を書きましたが、ジュリーのスゴさは、ノッてくるとその男力で周囲を巻き込み、普段は渋くキメているバンドメンバーのアクションが大変な状態になる、という絵でこそ計れるのではないでしょうか。
上映像での井上尭之さんも、相当キテます。
さて、今日はその「憎みきれないろくでなし」の楽曲記事にて、景気良く今年をシメさせて頂きたいと思っております。
爆発的大ヒットアルバム、「思いきり気障な人生」より、伝授!
このナンバー、ジュリーのセールス絶頂期にあっては結構地味な印象をお持ちの方が多いかもしれませんが(「勝手にしやがれ」の次だしねぇ)、これは日本ロック史上、最も重要な楽曲のひとつです!
お近くにガチガチのロックリスナー男性がいらしゃる方々、彼をジュリーにオトすなら、まず「憎みきれないろくでなし」を聴かせるべし。自信を持っておススメしますよ~。
作曲の大野さん、そして編曲・船山さん。お二人ともこの曲のバッキング・テイクを録った瞬間、「やってやったぜ!」と思ったに違いありません。
「憎みきれないろくでなし」は、あの時代の歌謡曲の範疇を考えますと「超」がつく異端児のナンバーなのですよ。
まずは作曲面。
ヤバイくらいに駄々をこねる進行です。
「決まり文句だね~♪」
の「ね~♪」が瞬間転調している、とか
「憎みきれない~♪」
の「い~♪」が瞬間ブルース音階である、とか。
理屈は解らずとも、「風変わりなメロディーだなぁ」というのは、みなさんお感じのはず。
最近でこそこの手法は珍しくありませんが(例えば、「サーモスタットな夏」などがこのテの一瞬転調の進化形です)、歌謡曲全盛、暗黙のルールもあったであろう当時としてはかなりの冒険です。
作曲当初の大野さんはシングルリリース、なんて頭になかったんじゃないかなぁ。
「若き日の手紙」くらい、ヤンチャ(無茶)していますね。
やはり阿久さんの歌詞の影響があるのでしょう。「憎みきれないろくでなし」は、ねばって、ねばって、サビ!な構成なのですが、そのサビというのが
♪憎みきれない~~ろっくでなし~♪
という、歌詞にしてたった1行、譜面にしてたった2小節の部分なんですよねぇ。
洋楽でも滅多に見ない、独特の手法です。
さらに、アレンジ面。
ジュリー祭り参戦の相方・YOKO君が何処からか仕入れてきた話によりますと。
録音スタッフは、実は「憎みきれないろくでなし」の最後の仕上げアレンジに相当煮詰まっていたようです。
アイデアに詰まり皆で休憩していた時、表を自転車で豆腐屋さんが通りかかった。
ぷ~♪
「これだッ!」
大野さん達は「我が意を得たり!」と手を打ち、あのホーンセクションのアイデアが固まったのだそうです。
つまり、逆転のアイデアなんですよ。
ホーンセクションというのはバリバリとカッコ良く、オシャレなものであるというのが通常の発想。そこまでは誰しもが思いつくことです。
それでは、何か物足りない・・・と煮詰まっていた時の、豆腐屋さんの「ぷ~♪」で、
思い切りルーズに、マヌケに!
というアプローチが浮かんだのでしょうね。
カッコ悪いことがカッコいい、というアプローチの楽曲は、特にローリング・ストーンズのオハコでもありますが、洋楽にも例は多くて。
そしてそのアイデアは、阿久さんのブッ飛んだ歌詞にも、大野さんのトリッキーな作曲にも、ピタリと合致する最善のものだったというワケです。
(数十年後に登場したトカゲがそのコンセプトに合致しているかどうか、については未だ謎ですが・・・)
ビートルズの「Got To Get You Into My Life」のホーンセクション・レコーディングのプレイバックを聴いたジョン・レノンが、アイデアを出したポール・マッカートニーに「やったな!」と、うらやましそうに賛辞を贈った話は有名ですけど、それと似たような雰囲気が大野さん達を包んだものと想像できます。
最高に「ずる~っ」としたホーンセクションを施した「憎みきれないろくでなし」は、(おそらくそれを機に)水を得たように豪華な装飾が次々と重ねられていきます。
・2つの短調移行部・・・Bメロではストリングスを加えて柔らかい感じに。間奏では、ホーンを完全に抜いてエレキギター・ソロで押し、ハードな感じに。
とか、
・ルーズなハ長調部分を突起させるために、カウベル(やかんみたいな音の打楽器)を導入する。
とか、
・間奏でベースがハ長調部と同じフレーズをマイナースケールで弾いて楽曲を混乱させる(Am→Gの進行が、A→Gの1音落下転調に聴こえる、という不思議な効果が得られています)。
とか。
ここまでマニアックにやりたい放題の曲がヒットしてしまったのだから、ジュリーのロック史貢献度はスゴイものがあります。
70年代後半の阿久=大野=船山期というのは、様々な意味で「歌謡曲」にカテゴライズした方が語り良いのですが、そんな中、「憎みきれないろくでなし」は圧倒的にロック・ナンバーなのです。
では、最後に恒例の「教えて」コーナー(爆)。
先に挙げたTV映像なんですが。
尭之さんがハジけているのもすごく印象的なんですけど、それ以上に、左サイドで手持ち状態のカウベルを叩いておられる、↓このお方!
これ、どなたですか~?
僕が無知なだけで、有名な方なのでしょうか?
スゴイ演奏です。
狂乱の舞い、無我の境地。
楽曲アレンジのコンセプト、「カッコ悪いのが最高にカッコイイ!」を身体を張って表現する、最強のカウベルマン!こんなに情熱的にカウベル叩く人を、僕は初めて見ました。
このお方は、他に「サティスファクション」の映像(同時期だと思う)でも凄まじいアクションを見せてくれます。
挙句、ジュリーと一緒のマイクでコーラス参加しちゃったりとか。
ジュリーの男力にヤラレた状態であろう事は一目。
ジュリーにヤラレた男が多い分だけ、それはロックな楽曲とも言えるわけですよ!
という事で強引にシメますが、これが2009年ラストの記事になります。
遊びにきてくださったみなさま。
1年間、ありがとうございました。本当に、心の底からそう言える事に、自分で驚くばかりです。
ご承知の通り個人的に色々と実りのあった年でしたが、単純にジュリーファンとして思うことは・・・。
何と言っても、自分のような者が「じゅり風呂」(某所で最近覚えた用語)の一員としてみなさまの認知に至った、という奇跡。
こんな突然降って沸いたようなファンが、歴史の長い先輩方にお仲間として認めて頂けた、というのはスゴイ事だと思っています。
ジュリーの辿ってきた道のりを知れば知るほど、そう思います。
手抜きせずに、自分なりにフルに情熱を傾けた事が良かったのだ、と思っていますから、その点初心を忘れずに・・・と決意いたしまして。
来年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
よいお年を~!
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コメント
DYさん、お邪魔します。
おおっ!今年の締めはこの作品できましたか!
この作品は、男も女も惚れてしまう作品。詞と曲も大好きなのですが、私が特に好きなのは、ジュリーのボーカルの「眠るつもりでいるのでしょうね~♪」の低音部。ジュリー独特のクールでひんやりとした色気があるのが、いいと思います
今年はDYさんのブログに出会えてラッキーでした。このブログがきっかけで知ったジュリーブログもありました。そして、私にとってこのブログでの最大の収穫は「バッド・フィンガーズ」を知ったことでした。ジュリーの音楽を理解する上で、大きな助けになりました。
来年もよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。
投稿: 74年生まれ | 2009年12月29日 (火) 12時34分
締めがこの選曲とは、渋いなーー~~。
この一年、いろいろお勉強させていただきました。
ありがとうございました。
投稿: ぬこ | 2009年12月29日 (火) 12時57分
DYNAMITEさま
写真のパーカッション奏者のことですが、もしかしたらペッカーさんでしょうか?
「架空のオペラ」コンサートや、いくつかのレコーディングの時にも参加されていた方です。
井上バンド時代にも参加されていたかどうかは定かではありませんが、ペッカーさんもかなりステージ上で踊り狂っていた覚えがあります^^
間違っていたらごめんなさい。
この一年、本当に楽しませていただきました。
ありがとうございましたm(__)m
これからも長~~く続けていって下さいね。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を!
投稿: hayami | 2009年12月29日 (火) 13時23分
この番組はTBSの「トップスターショー」だと思います。
「ザ・ベストテン」の前の番組で二谷英明さんの司会で大人の雰囲気の番組です。ホテルのディナショーのイメージだったのかな。お客様が丸いテーブルのところで見ていらっしゃいます。
パーカッションの方はわかりませんがペッカーさんではないような気がします。何処かで斉藤ノブさんではないかと書かれていたのも読みましたがよくわかりません。
お役に立たずすみませんm(__)m
ドームライブのレポを読んでから1年。
偶然お会いすることができびっくりしましたがさらに楽しくブログを拝見することが出来ました。ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。
投稿: 月 | 2009年12月29日 (火) 15時13分
また出てきました^^;
あれから色々な映像を見比べてみましたが、月さまがおっしゃるようにペッカーさんではないようです。
間違った情報ですみません。
この「憎みきれないろくでなし」のほかに「サティスファクション」でもこの方がパーカッションを演奏されている映像を見たのですが、
かなり体格がいい方ですね。
「架空のオペラ」の頃のペッカーさんはもう少し痩せていらっしゃいます。
どなたなのか、気になりますね。
投稿: hayami | 2009年12月29日 (火) 15時27分
DYNAMITEさま
きた~!っていう感じです。
今年最後にうれしいプレゼントです。
私、SONGS堕ちと書きましたがこの曲で一度堕ちてます。勝手~はさほど印象に残ってないのに(もちろん今は大好きですよ)憎み~の記憶は鮮明です。
当時私がイメージしたのは「風と木の詩」のジルベール(解らないよね~、竹宮恵子さんの傑作漫画の主人公、もちろん美少年)なんです。
周りの男たち(ここ大事、女たちではない)ずるずる引きずっていく美少年に見事ジュリーが重なったんですね。
ジュリーには色々な面、色々な魅力がありますが、私の中では忘れられない、衝撃の曲でした。
今年は毎日楽しみに読ませていただきました。
来年も期待しております。どうぞ良いお年を!
投稿: ひいきゃん | 2009年12月29日 (火) 15時43分
暮れの元気なご挨拶~♪
って、違う(笑)「ろくでない」きましたか~。
嬉しいな、これ私のお気に入りの一つです。
ビジュアルも、もしかしたら一番好きかも。
歌唱は「忘れてしまった~よ~」の下がる所!
力を抜いてルーズに歌ってるけど、歌上手い!って思います。
いまだかつてカラオケでこれをまともに歌えた人を知りません。
「TOKIO」や「時過ぎ」はそれなりに上手い人がいるんですが。
今年1年ありがとうございました。
読んでて楽しいし、薬効あらたか?な、とても勉強になるお風呂でしたよ。
来年も湯治に参ります(笑)
いつかライブ会場でもお会いできますように。
投稿: 白兎 | 2009年12月29日 (火) 15時52分
大好きな曲です。歌詞もサウンドもファッションも。いわゆるヒット曲の中では一番かも。
やりたい放題がサマになる時ってあるんですよね。
パーカッションの方の名はすぐに浮かびませんでしたが、hayami様のいうとおりベッカーさんだと思います。
この当時のライブの時、メンバーの紹介でJULIEが、「パーカッション、ペッカー!!」と叫んでいたのを覚えています。
投稿: nekomodoki | 2009年12月29日 (火) 17時01分
↑
やっぱ違うのかな?
すみません。顔がよくわからなくて。
投稿: nekomodoki | 2009年12月29日 (火) 17時05分
パーカッション奏者は増岡正さん(ダッチ増岡、だっち増岡とも…)。
投稿: LP | 2009年12月29日 (火) 17時45分
(゚ー゚)DY様 初めまして
私は今年からのジュリーファンで、数日前からこちらを一気読みさせていただいております。
憎みきれないろくでなしは、ロイヤルストレートフラッシュを購入したものの最初なかなか昔の音になじめずにいた私をジュリーに堕とした一曲です。
ファッションも凄いですね~
来年も楽しみにしています
投稿: みなこ | 2009年12月29日 (火) 21時15分
この歌での井上堯之さんのギター、本当に素晴らしかったですね…!!
これ以上書くと、皆さんにまた~と思われので、よしにいたします。
それと、♭二つは変ロ長調でしたね。
間違ってました、ごめんなさい。
投稿: 船越誠 | 2009年12月29日 (火) 22時07分
DYNAMITEさま
怒涛の2009年も終わり。
あこがれのDYさまとお会いできて、本当に嬉しい年でした。
最後のしめ、なんて心憎い選曲でしょう!
ありがとうございます。
そして、新しい年もまたどうぞよろしくお願いいたします。
もちろん、家庭を犠牲になさらない程度でね
年末の手伝いで娘宅にいます。
おチビは2歳ですが、男子、超ハイテンションになる一曲ですわ
イントロで「おおっ!!」って反応しますよ。
どうぞご夫妻でよいお年を~
投稿: みゆきママ | 2009年12月29日 (火) 23時45分
みなさま!
いつも、コメントありがとうございます。
お世話になりっぱなしの1年でございました。
パッと出の男性ファンが、自分のブログのみならずあちらこちらでガチャガチャ騒ぎ、恐縮次第ですが、来年もどうかこのテンションで行かせてくださいませ。
☆
74年生まれ様
この1年、初めてお越しくださってから、いつもいつも、いち早くコメントを頂きありがとうございました。
僕のブログが、74年生まれ様の素晴らしいジュリーアンテナに少しでも貢献できましたこと、光栄に思っております。
来年もどうかごひいきに、お願いいたします~。
☆
ぬこ様
僕がまだ色々な意味で不慣れな頃から、ずっと継続して遊びに来て頂けて、感謝です!
特に、「奇跡元年」のレポの時、
「待ってました!」
とコメント下さったのがとても印象に残っております。
これからもよろしくお願い申しあげます。
☆
hayami様
今年は大変大変お世話になりました。
多くの遠方の先輩と仲良くさせて頂く中で、hayami様にも色々と甘えてしまいました。
ありがとうございました。
映像はベッカーさんではなかったようですが、僕はベッカーさん自体を存じ上げなかったので、また勉強させて頂きましたよ~。
来年もこんな調子で続けていけたらと思っております。
よろしくお願い申しあげます!
☆
月あかり様
1年間、お世話になりました。本当に色々とありがとうございました。
それにしてもLIVEで偶然お隣の席、というのは冷静に考えてかなりスゴイ出来事だったかと今でも思います。
あの日は本当に楽しかったです。
やはりTBSの番組だったのですね。
映像の雰囲気がベストテンに似ている、とは思いましたが「憎みきれないろくでなし」の頃はまだベストテンはやってないよなぁ、と考えておりました。
二谷さん司会の前番組があったのですね。
トップスターショー、覚えました!
僕はまだまだ勉強することが多いですね~。
今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。
☆
ひいきゃん様
「風と木の詩」
知ってますよ~。タイトルだけですが。
大学の時、この系統にハマっていた友人がおりまして、ソッチ方面では伝説レベルの傑作と位置づけられているようで、何度も友人の熱弁を聞きましたよ。
というのも、僕はSF系のサークルにもいたんですよ。
竹宮さんは、女流SFマンガ家としては大御所ですからね~。
☆
白兎様
もったいなきお言葉!
感激です。少しでも薬効があったのなら、執筆者としてこれに勝る歓びはありません~。
「憎みきれないろくでなし」は、カラオケで歌うのは相当難しいと思いますよ。
記事で述べたように、ベースの仕掛けがスゴイんです。
推理小説で言う「ミスリード」という技巧と同じ役割を担っています。
ホーンの音を中心に聴くと、歌いやすいはずです。
来年も、変わらぬごひいきの程を。
よろしくお願い申しあげます。
☆
nekomodoki様
今年はお世話になりました~!
お姉さまも遊びに来て頂けてるのかなぁ。姉妹でジュリーファンをずっと続けていらっしゃるというのは、スゴイですよ!
やりたい放題がサマになるのは…ジュリーだからでしょう!
他の人だとこうはいきません。たぶん。
来年は是非キチンとご挨拶の機会を得たいと思っております。
よろしくお願い申しあげます。
☆
LP様
ありがとうございます!
早速調べました。
びっくり、僕はこの人の音をそうとは知らずに今まで何度も聴いているようです。
仕事でも、個人趣味でも。
大野バンドの正式なメンバーでいらっしゃったのですね。
ということはこの時期に井上バンドの助っ人であった事も自然、と思えます。
わざわざお教えくださりありがとうございました!
☆
みなこ様
はじめまして~。
カキコありがとうございます!
こんなブログを一気読みとはまた…畏れ入ります。
ひとつひとつの記事が長くて疲れないでしょうか…。
古い、1年くらい前の記事では、まだまだ知らない事の方が多くてトンチンカンな事も書いていますが(汗)。
今年からのファン、とのこと…ジュリー堕ちのきっかけが気になりますね~。
これからもどうぞよろしくお願い申しあげます!
☆
船越様
いやいや仰る通りですよ!
タイムリーでこの曲を聴いていた頃(小学生ですね)には、僕はまだ各楽器にまで耳が行き届いておりませんでしたので、最近になって当時の映像を観るにつけ、井上さんのギターの凄さに今さらながら驚くばかりです。
あのジュリーをもリードしているシーンも多いですよね。
来年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
☆
みゆきママ様
ハイ、怒涛でした。
その怒涛の節目節目に、みゆきママ様がいらっしゃったのですから…もう、感謝の一言しかございません!
70越え、80越えを目指すジュリー。
お孫さんのジュリーLIVEデビュー、夢ではありませんよ~。
男性ファンの先輩として、僕もしっかりしなくては!
来年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
歌門来福にて、お会いしましょうね!
演奏者、作曲者問わず、共演の男性を引きずるこむ、というジュリーの特性は僕にもわかります。
来年も引き続き、遊びにいらしてくださいませ~!
☆
投稿: DYNAMITE | 2009年12月30日 (水) 13時49分
この曲は、カズさんファンとしては
ちょっとウシロメタイ曲なんですよ…。
なんだか、井上さんの素晴らしいイメージが強すぎて。
『時すぎ』のように、井上さんに
「俺がオリジナルだからね」
と、主張されても納得、の一曲です(笑)。
こういう路線はカズさんもお好きだと思うんですが
パフォーマンスもちょっと控えめな気がしています。
(私だけかしら?)
とは言いつつ、私も大好きな一曲です。
私みたいな人間は、歌詞を聞き込んでしまうのですが、
やっぱりこんな男に尽くしちゃうかもしれません。
最後は疲れて、疲れて、私の、私の胸で・・・
きっとそう言ってる女は何人もいるんでしょうが(爆)。
DYさん、今年は素敵な読み応えのあるブログを
楽しませていただき、ありがとうございました。
また来年もよろしくお願い致します。
投稿: しょあ | 2009年12月30日 (水) 14時05分
姉は私より早くこちらに伺っていたようです。(仕事柄パソコンの前にいつもいるので。しかも仕事場が自宅なので寄り道し放題です。)(笑)
今年は本当に楽しませていただきました。
お正月ライブ同じ日に行けたら姉ともどもご挨拶させていただきたいと思います。
投稿: nekomodoki | 2009年12月30日 (水) 14時28分
追伸:レコ大の現在のゴダイゴのステージ見ましたか?ミッキー吉野さん、むちゃくちゃ元気そうでした。少しアレンジが直されていたサウンドも現役バリバリで、ミッキーさんなら、今のJ-POPでも勝負できると思うのですが、ミッキーさんは天才だから、生半可な人とは組まないのでしょうね。またジュリーに楽曲を作ってほしいです。
投稿: 74年生まれ | 2009年12月30日 (水) 19時27分
うそっっ!
>僕はSF系のサークルにもいたんですよ
なんとっ! 私もSF研でしたあ!
竹宮先生の「地球へ・・」も「ジルベスター~」も実家にあるはず(捨てられてなければ)。
いつもじゅりと関係ないところで食いついてごめんなさい。お返事とかいいですからあ!
投稿: ひいきゃん | 2009年12月30日 (水) 20時20分
追記です。
DY様、船越様、1月13日に井上さんの病院ロビーコンサートがあるので、行ってまいります。
今度は60分くらいではないかと思いますので、またレポしますね。
なので、また場所をお貸し下さいませ。
投稿: 白兎 | 2009年12月30日 (水) 20時28分
こんばんは
お久しぶりです^^
おぉ~長い・・・ゆっくり読んでいます~
有名な「タタミザムライ」の美しさがいまひとつ解らず
>あははははは、同士です(笑
投稿: 04 | 2009年12月31日 (木) 00時46分
DY兄さま、こんばんは。
年末にこんな手の込んだ記事を執筆なさる熱意に敬服いたします。
ろくでなしの詳しい伝授記事、大変興味深く読ませて頂きました。まあ、例によってコード進行なんちゃらの部分はよくわかりませんが~(汗
一箇所、Bメロについての記述で「ストリングスを加えて柔らかい感じ」とあるのですが、この部分、アクセントとして挿入されるフレーズも、トリルの上昇音階も、スラーの返しも、バイオリンの奏法としては、かなりかっちり固めの弾き方となっております。
なのに柔らかい感じになるのは、どうしてなんでしょう~
ブラスがエフェクターで荒い響きになっているので、細かい弦の振動が柔らかく耳に響くのでしょうか?
よく解らなくなってしまいました。
しかし、音というのはなんて奥が深いものなんでしょうね。
では、来年も新たなる伝授を楽しみに訪問させて頂きます。
わたくしも、来年はタイガースレビュー完成させますわ!
ではよいお年を~。
投稿: あいら | 2009年12月31日 (木) 02時25分
穏やかなよい大晦日ですね。
おしゃれな事が、書けず、いつもロム専門でしたが、1年間、こんなに楽しませて頂いて、ありがとう~。
近年の井上さんライブでこの憎み切れないの間奏部分を「1度も同じ弾き方をしていないんだよ。」と話されて居りましたが、私の耳ではわからないの。
DYさん、教えて下さいね。
では、どうぞ御夫妻で静かなお正月を楽しまれて下さいね。
明けて、カモンライブも楽しみだね。
投稿: fuji | 2009年12月31日 (木) 08時24分
奇跡元年初日の2日前にコチラに辿り着き(遅い?)
膨大な曲数にたじろいで先行きの見えなかった
ジュリ勉の先導車を見つけた気がしました。
伝授あっての、私のジュリ勉ジュリ活でございました。
ありがとうございました~
来年も変わらずお導きくださいまし
o(_ _)oペコッ
よいお年を。。
投稿: シロップ。 | 2009年12月31日 (木) 09時13分
みなさま!
年末の慌しい中、立ち寄って頂きまして、ありがとうございます!
☆
しょあ様
「ジュリーファンの中に、バックバンドの固定ファンがいらっしゃる」という、それまでの僕が考えてもいなかった事を最初に知ったのが、しょあ様のお家でした。
確か、メイ様のお家のコメントから辿り着きました。
すごく新鮮な感性に、感動でしたよ~。
「憎みきれないろくでなし」は、柴山さんも大好物の楽曲のはずです。
2000年代前半のLIVEでは、演奏面においても重要な曲で、柴山さんと依知川さんのテンションは明らかに他の曲とは違いますよ~。
僕の中ではこの曲の間奏、井上さんの場合は
「尭之さん、お願いしまス!」
柴山さんの場合は
「カズ、ついてこい!」
といったような、ジュリー側のスタンスの違いがあるように思います。
どちらも素晴らしいですよ!
来年も変わらぬごひいきのほどを…。
よろしくお願い申しあげます。
☆
nekomodoki様
僕は、初日と最終です!
と言いますかそれが第1希望です。
生来の脳天気にて、外れる気は全くしませんが、第2希望はどちらも2・5にしております。
ご姉妹でのジュリーファン・パワー、あやかりたいですね~。
お会いできます日を、楽しみにしておりますよ~。
☆
74年生まれ様
ミッキーさんは健在です。
TVに出なくとも、各方面で素晴らしい仕事を続けていますよ。
「レコ大のミッキーさん」と言えば、先日「勝手にしやがれ」レコ大受賞映像を観ておりましたら、カミさんが大口さんを指さして「ミッキー吉野?」と言ってました。
きっちり指導しておきました。
☆
ひいきゃん様
ハイ、SF研におりました。
でも僕はマンガは読まなかったんですよ~。
高校時代に光瀬龍さんをよく読んでおりましたが、「百億の昼と千億の夜」を漫画化したのが竹宮さんだったような記憶が…。
どちらかと言うと、洋物ニューウェイブが好きでございました。
☆
白兎様
お待ちしております!
どうぞ遠慮なくこの場をご利用くださいませ。
当日の良き天候をお祈りしておりますよ~。
☆
04様
お久しぶりです~。
そういえば04様から「ジュリーマニア」のリクエストを頂いておりました。忘れてはいませんよ!
ただ、いつにも増しておそろしく長くなると思いますが…。
タタミザムライ…どの辺りが他の映像に比べて秀でているのか僕もわからないのですが、とにかく多くの乙女のみなさまが圧倒的な絶賛を…。
ジュリー道は手ごわいです。
☆
あいら様
今年は本当にお世話になりました。
乙女御用達の箱に男が単身乗り込んで行き、今思えばオイオイてな感じですが、温かく迎え入れて頂きまして…ありがとうございます。
ストリングスの細かい技巧は解らないのですが、Bメロが柔らかくなる1番の要因は、リズムアクセントの変化でしょうね~。
特にベース。Aメロのリフ弾きから、Bメロではルート弾きになってるのが大きいですね。
エフェクターは、ストリングスにもかかっていますよ~。
おそらくリミッターです。
来年もよろしくお願い申しあげます~。
☆
fuji様
昨年末から引き続き、本当にお世話になりました。
澤会さんに入れず途方に暮れておりました夏のツアーのチケット、お手間をとらせてしまって…。
あの小さな枠に、画数の多い僕の名前を何枚も書いて頂けたことを想像しますと…ありがとうございました~。
今度お会いした時に、アドリブギターに向いた楽曲の事をお話しますよ~。
まずは歌門来福まで。来年もどうぞよろしくお願い申しあげます!
☆
シロップ。様
1年お世話になりました~。
う~ん確かにシロップ。様にとって僕は最初こそ先導車だったかもわかりませんが…
徐々にねぇ…。姉御気質のシロップ。様にはずいぶんお世話になってしまいました。
来年は、まずお正月ですね。
無事に初日にお会いできますよう。
よろしくお願い申しあげます!
投稿: DYNAMITE | 2009年12月31日 (木) 12時04分
瀬戸口様
今年一年、いろいろなご伝授ありがとうがざいました。
昨年の衝撃のデビュー(笑)からの大進撃!
加えて、チャーミングな奥様ゲット!まで。
ワクワク、拝見していました。
今年初め頃、ジュリーを熱く、熱く語る瀬戸口様を見ていて、
いよいよ、現れたわと思いました。
いつか、きちんとジュリーを語れる男性が現れるといいなと思っていましたから。
それも、愛をもって。
興味と理解、音楽解析だけでは、ジュリーは本性を現しませんし、見えてきません。
時々、??のところも、楽しいです。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
奥様とご一緒に、良いお正月をお過ごしくださいね。
わたしのリクエストはズーと後でもかまいませんわ(笑)
よいお年を。
投稿: momo | 2009年12月31日 (木) 12時31分
DY様
このクソ忙しい時ですが、ついツッコミ(笑)
「百億の昼と千億の夜」は萩尾望都さんです。(コミックス持ってます。)
竹宮恵子さんとイメージは近いかもしれませんね。
おせち料理をお重につめて正月を迎える準備は整い、これから猫達のゴハンを買出しにいってきます。
ではよいお年を!
投稿: nekomodoki | 2009年12月31日 (木) 13時53分
こんにちわ DYさん
今年も終わりです。
DYさんのHPを知ってまだまだ浅い私ですが、ほんとうに面白かったです。
ただただ、julieが好きで、歌う歌が好きで、見てるだけで幸せな私ですが、DYさんの分析を読んでみて、「あーそうなんか?」などと感心し、尊敬申しあげます。
これからもいろんな分析おねがいします。
来年もよろしくおねがいします。
よいお年を(*^_^*)
投稿: kumiko | 2009年12月31日 (木) 14時49分
みなさま~。
今日は西で大荒れのお天気だったようで。
こちらは日中穏やかながら、陽が落ちて一気に寒くなってまいりました。
今年もあとわずかです。
☆
momo様
勿体ないお言葉…うぅ…ありがとうございます。
衝撃…でしたか?
まぁ、ジュリー界にいきなり何も知らぬまま飛び込んできて、いきなりあの大長文レポですからね…「なんだコイツは?」的に目立ったのかなぁとは思いますが~。
仰る通り、ここまで読んで頂けるようになったのは、ジュリーに対する情熱をみなさまが感じてくださったのだ…自分でもそう思います。
これからも変わらぬ思いを持って、続けてまいります。
よろしくお願い申しあげます!
☆
nekomodoki様
わざわざありがとうございます汗
そうでしたそうでした、ゴッチャになってました~。
寒いのでお出かけは完全防寒で…って、もうお帰りでしょうが…。
よいお年をお迎えくださいませ。
☆
kumiko様
ありがとうございます。
「楽しんでいただけましたか~!」
とは、ジュリーがよくアンコール前に言っていた言葉ですが。
みなさまが、普段と少し違う角度からジュリーナンバーを聴くお手伝いができ、楽しんで頂けたなら、こちらもとても嬉しく思います。
来年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
投稿: DYNAMITE | 2009年12月31日 (木) 18時18分
今年は、ジュリ友のいない私にとって瀬戸口さんのプログに出会いジュリさんを科学する瀬戸口さんの切り込みが楽しくてたびたびお邪魔したり、お世話にもなりました。ジュリーさんは、本当に不思議な力をお持ちなんですね。瀬戸口さまと奥様を引き合わせるまさに歌門来福 来年もよろしくお願いします。奥様と共にコンサートにお出かけの時お目にかかりたいとひっそり思ってます。
投稿: 幸せソナタ | 2009年12月31日 (木) 20時42分
いつも勉強させていただき、ありがとうございました。
時々飛ばし読みしたりしながら、興味深く読ませていただいてました。
先日の奥様のブロマイドのチョイスは素晴らしいです!
大阪映画祭りでは、あれはなかったです。残念!
また関西へも奥様と一緒にいらして下さいね!
よいお年をお迎えください。
投稿: toko | 2009年12月31日 (木) 21時45分
みなさま。
あと30分ほどで今年も終わります。
最後の最後まで、お世話になりました~。
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幸せソナタ様
昔からのジュリーファンの先輩に「J友さん」と呼んで頂けるのはこの上ない歓びです。
そしてこの若輩者は、先輩のお役に立てたことが何よりも嬉しい1年でした。
このご縁を大切に…来年はぜひぜひご挨拶させてくださいませ。
よろしくお願い申しあげます!
☆
toko様
ありがとうございます。
悔しいですがやはり関西のジュリーは一味違います。今夏ツアー、大阪ではすごくリラックスしている感じがしたんです。
関西にはまた機会を見て遠征いたしますよ~。
toko様、人違いを乗り越え、メイ様とともに客席の前の方まで出向いて頂けたこと、今でも嬉しく思い出します。ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
投稿: DYNAMITE | 2009年12月31日 (木) 23時29分
>不肖DYNAMITE、有名な「タタミザムライ」の美しさがいまひとつ解らず、悔しい思いをしております次第。
私は女性ですが、よくわかりません。ジュリーって、体脂肪率高めで、むっちりしているから、肌は出さないほうがスッキリ見えると思います。
「畳サムライ」の後姿はほとんど女性に見えます。
メークも、眉を太くしすぎです。
「サムライ」自体もそれほど好きじゃありません。イントロと「寝顔にキスでも」の高音部はかっこいいと思いますが。
阿久悠作品で一番好きなのはこの「憎み切れないろくでなし」です。
このおふざけ感・チープ感がたまりませんし、当時小学生の私がジュリーに抱いたイメージ「受動的な女たらし」にぴったりなのです。音域の広さも魅力です。カラオケで歌うのは難しいでしょうね。
ジュリーの顔は、割と余白部分の大きい、のっぺり顔なので、かなり帽子を選ぶと思うのですが、このポリス帽はすごく大きいので、相対的に顔がすっきり見えて格好いいです。
最悪の帽子は「カサブランカダンディ」です。
投稿: akatsuki | 2018年7月17日 (火) 21時10分
akatsuki様
ありがとうございます!
これはカラオケで歌うと、難しいというのももちろんありますが、ベース音を聴き入ってしまい我を忘れる、というのが僕のパターンです。
16ビートの同じ抑揚を刻んでいながら、メジャーの箇所とマイナーの箇所で雰囲気がまったく違う、というのがカラオケ音だと強調されるんですよね~。
なるほど「受動的な女たらし」ですか。アリジコクみたいな感じですかね・・・勝手に堕ちてきちゃう、みたいな?
僕は美的センスが無いので、ジュリーの容姿、衣装の好みについては今でもなかなか語ることができません。
ただ、ヴィジュアルとして個人的に一番好きなのは「麗人」のジュリーです。理由は自分でもうまく説明できないのですが・・・。
投稿: DYNAMITE | 2018年7月18日 (水) 16時15分