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2009年12月19日 (土)

沢田研二 「ハートの青さなら 空にさえ負けない」

from『新しい想い出2001』、2001

Atarasiiomoide

1. 大切な普通
2. 愛だけが世界基準
3. 心の宇宙(ソラ)
4. あの日は雨
5. 「C」
6. AZAYAKANI
7. ハートの青さなら 空にさえ負けない
8. バラード491
9. Good good day

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新たにジュリーブログさんへのリンクを追加させて頂きました。
すでにご存知の方も多いでしょうが、今回ごひいきにさせて頂くのは、「ジュリー王朝」さま。
日常の出来事やふとした感覚を、ほぼ毎日、ランダムに選出されたジュリーの楽曲を添えて綴っていらっしゃる・・・つまり、ジュリーナンバー全曲網羅という大偉業に一番近い位置・スピードで疾走していらっしゃるという、是非ともあやかりたいブログさんなのです。
それはまるでジュリーナンバー専門のラジオ番組のよう。
そして、管理人・かぱーじ様は先日、僕の入籍に合わせて、3曲ものジュリーの名曲について記事をアップしてくださいました。
身に余る光栄でございました。

今日はその3曲の中からお題を選ばせて頂きました。
偶然にも最近、シロップ。様よりリクエストを頂いていた楽曲。今日は御礼の意味もこめまして、記事を書きたいと思います。
アルバム「新しい想い出2001」から、おまパラ級のロッカ・バラードです。
「ハートの青さなら 空にさえ負けない」、伝授!

僕が「新しい想い出2001」というアルバムを初めて聴いたのは、まさに大人買い期間真っ只中の頃。
90年代~2000年代の作品を何枚かまとめて購入した中の1枚でして、正直、あまり期待はしておらず(曲数が少ないですし、密林さんのレビューもさほど高い評価ではなかったので)、掃除とかしながら何となく流して聴いたのが最初でした。
それが正解だったのかもしれません。
「駆け抜ける快感」とも言うべき良さを強く感じたのです。

ずっとジュリーを追いかけていて、タイムリーでこのアルバムをお聴きになったファンの方にとりましては、若干不満の残る内容であったことは想像できます。
何といっても「耒タルベキ素敵」の翌年ですしね~。「あれ、ずいぶん小ぶりで乱暴な作りだなぁ」とか、「ジュリーの写真が無いやん!」とか。
僕も、生え抜きのファンだったらそう思ったかもしれません。

しかし僕はラッキーでした。
思ってたより全然イイ!という感想は、作品への思い入れを高めるものなのですね。
しばらく通勤中にヘッドホンで繰り返し聴くことに。
「A. C. B.」のアンサーソングのような「大切な普通」から始まって、ストイックなまでにカッコいい「Good good day」まで、たたみかけるような構成がクセになりました。
中でも、ヴォーカルの凄まじさという点で強く推したいナンバーが、お題の「ハートの青さなら 空にさえ負けない」なのです。

購入前、収録曲のタイトルを確認した際にはこの曲、「うわ~大丈夫か!」と思いましたよ。このことは「バラード491」の記事でも少し触れましたが。
きっとジュリー自身のペンによる直球系の詞なんだろうなぁ、と一応覚悟はキメて買いましたけどね

ところが蓋を開けてみますと、作詞は覚和歌子さんで。
そうなると、考察の角度もずいぶんと変わってまいります。

覚さんの詞についてはこれまでもいくつかの記事で語ってきました。本当にジュリーにピッタリの世界を描いてくれる、しかも女性ならではの視点で・・・素晴らしい作詞家さんです。
ジュリーの心境にシンクロした詞を書く、という点では歴代ナンバーワンでしょう。
そこで、考えました。
この詞で歌われる「ハートの青さ」というフレーズは、ジュリーと覚さんの中で、イコール「ハートの強さ」なのではないでしょうか。

僕がこの1年必死でジュリーを追いかけてきて、一番感じ入りリスペクトするのは、ジュリーの心の強さです。
もちろん身体だって相当強いのですが、精神の強さはハンパじゃない。その比類無き「強さ」は、東京ドーム・ジュリー祭り以前に漠然と抱いていた僕のジュリー像を、根底からくつがえすほどのものでした。
例えば。
プレジャー×プレジャーツアー・大阪厚生年金会館にてジュリーは「死ぬ気がしない!」とおどけて宣言しましたよね。
冷静に考えて、無事60歳を超えた時に、「死ぬ気がしない」とか「あと10年は同じように活動できる」とか、大勢の人間の前で堂々と言えるものでしょうか。僕だったら無理です。むしろ「死にそうだ」「長くない」というような事を言って、逆に心の不安を打ち消そうと必死かもしれません。

大勢のファンの前で「自分は70歳になっても歌っているから」と約束してくれる事が、どれほど勇気のいることか。それをサラッと言ってのけるジュリーは、どれほどの精神力の持ち主なのか。僕がリスペクトするのは、ジュリーの音楽のみならず、そういう強さなのです。

おそらく覚さんは、そんなジュリーの「強さ」を「青さ」に置き換えたのでしょう。
「青い」というのは「ピュア」という事でもあるでしょう。純粋なものとそうでないものが戦ったら、間違いなく純粋なものが勝ちます。覚さんの中で、ジュリーは最強の男性であるかもしれません。

ただ、「強すぎると本人は持て余すだろうねぇ」というのが、いかにも女性らしい繊細な視点だと僕は思うのですが、いかがでしょう。

詞とヴォーカルが一体化したロッカ・バラード。CD音源ももちろん最高ですし、LIVEでは「クロックマダム&ホットケイクス」ツアーがオススメです。オープニングから数えて早2曲目、身悶えしながら絶唱・・・このLIVEステージはノッケから全開で声が出ているジュリーなのです。

作曲者でもある伊豆田洋之さんのコーラス、あと、バンドサウンドを聴き慣れていないとなかなか耳が行かないかもしれませんが、素直な長調進行の楽曲に敢えてブルース音階を絡めた白井良明さんの大胆なリードギターも、この曲の大きな魅力です。
伊豆田さんのコーラスについて、しばらく前に「ジュリーな毎日」のtomi様が記事を書いていらっしゃいました。「大トリサビ前のコーラスソロ(!)で伊豆田さんが何と歌っているのか?」という話題でしたね。
僕は御記事を拝見するのが遅れてコメント機を逃してしまいましたが、これは

Love you
Anyday I love you
Anytime I love you
Anywhere I love you, baby
All I do is love
How much I love you, dear hooo

ですね。
伊豆田さんは正確に発音する事よりも、コーラスとしての耳馴染みを重要視していますので、「Anywhere」と「I」の間に「う」の発音が入ったりとかしてますが、英文口語の流れとしてはこれ以外有りえないはずです。
最初の「Anyday」が「Everyday」に聴こえるのも然りで、「Everyday」だとしたら以降の流れが「Everytime」「Everywhere」になるのが必然ですから、これは「Anyday」でしょう。
今さらで申し訳なかったです・・・。

さて。
以下、蛇足ですが。

♪「初めて」は苦いだけじゃないんだ♪

この部分の詞、みなさまはどのように噛みくだいていらっしゃるでしょうか?
僕のような小心者はですね、「自らの意思で、初めて行うこと」というのはとても緊張するワケです。それが例え「初めて澤会さんに電話してみる」というような本当に日常の些細な事であっても。
楽しみと緊張が混ざり合ってドキドキして、胸の奥から不思議な感覚が湧き上がってくる・・・「苦い」のか「甘い」のか自分でも判別しかねますが、「初めての感情」というのは、特別なものだと思うのです。
そして、その事をやり遂げた瞬間に、複雑な感情から解放され、爽快な気分になります。

って、何を大げさな!
とお思いでしょうが、とにかく僕は昨日、生まれて初めて澤会さんにお電話しました。
緊張した~!
こういうのも、「ハートが青い」って言うんですかねぇ。

音楽劇インフォ&正月チケット落選通知の未到着についてお問い合わせさせて頂きました。
住所は無事に変更されておりました。ただ、澤会さんは通常、インフォなどについては発送のだいぶ前にタックシールを印刷していらっしゃるのだそうです。そのため行き違いが生じたのですね。

で、問題の落選通知。
これは、確認とれないんですって~。誰が落ちたか、解らないみたいなんです。
つまり、本当にランダムに抽選なさっているという事なのですね。
特に僕の場合は予約が初日と最終日の2日分でしたので、ややこしいみたいです。ただ、両方外していたら書留で振替用紙を送るはず、との事ですので、それはナイみたい。
どちらか片方が外れていた場合は、チケットが無事2日分届くか、1日分のチケットと振替用紙がコンビで到着するのか・・・それまでは本人確認できないんですって~。
新年早々ドキドキですな。

それにしても。
「住所変更されているか確認したいんです」と、苗字だけ名乗ってみました。
てっきり会員番号聞かれるかと思いきや、速攻で
「お客様の住所は11月○日付で変更登録が完了しております」
って・・・澤会のお姉さま、対応が神業でございました。
ナイとは思いますが「あぁ、あいつか~」と思われているのではないかとビビり、万が一にでも失礼のないように、とガチガチに緊張しましたよ~。

てなことで、お正月コンサートのチケットは
「1月6日より順次発送」
だそうですよ~!

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みなさまからのリクエスト伝授!」カテゴリの記事

コメント

「新しい思い出」CDが行方不明です。聞き直そうと思ったのに。
かわりに行方不明だった「目玉焼き」の中身が出てきました。
何とユーミンのCDの中に入っていて、ユーミンのCDは「駅すぱあと」のCD-ROMの入れ物の中に、「駅すぱあと」ははだかでほかのCDの下敷きに、という状態。何やってたんだ、私。
「澤会」には私もしょーもない理由で2度電話しています。
一度はライブ会場まで行ってチケットをほかのバッグに入れていたことに気づいた時。
幸い澤会がやっている時間だったので電話で購入した席番を確認して入れてもらいました。
そして、今年のティアラ江東、姉が置き引きにあってチケットを失くした時も、澤会で購入した番号と一緒に購入した3枚の番号を照合して再発行していただきました。澤会で購入してつくづく良かったと思いましたよー。
でもホント、ハズかったです。

「新しい思い出」もう一度さがします。

投稿: nekomodoki | 2009年12月19日 (土) 01時04分

DYさん、お邪魔します。
私、気づいたんですけど、「新しい想い出2001」ってとりわけライブ映えする曲が多いですよね。「A.C.B」はもちろんのこと、「ハートの青さなら~」も、私はどちらかといえばライブのほうが好きです。
それとは別に、私は、DYさんの今回の文章に素直に感動しました。名文です。

投稿: 74年生まれ | 2009年12月19日 (土) 11時45分

間違えました。「A.C.B」ではなくて、「AZAYAKANI」です。ごっちゃになっちゃった(汗)

投稿: 74年生まれ | 2009年12月19日 (土) 11時52分

ちょうど昨日、通勤時に聴いてました!「新しい想い出2001」。
早速脳内で再生……できませんでした(泣)。
大人買いの弊害、タイトルと詞と曲がまだ即座に一致しません。
伝授をもとに復習しますー。
こんな状態ですので、お正月コンサート、予習して臨むつもりです。
初日に無事当選なさってのレポ、楽しみにしていますね!

余談ですが「Good good day」を聴くといつも、NHKでたまに遭遇する「ふだん着の温泉」という番組の主題歌(吉幾三さん作詞・作曲・歌)を連想してしまいます(汗)
自分でもなぜだかわかりません。

投稿: だんぼ | 2009年12月19日 (土) 18時05分

DYさま!!
いろいろありがとっ!!です。
かっこいいご紹介いただき。。
こちらこそ、身に余る光栄なり。。恥っ。。
座布団、全部もって、お祝い&お歳暮&御年始をせねばっなりませぬ。
”キングダム・ジュリー”かっこよすぎますぅ!!!
KIMAGUREなんで、失速することもあるとおもいますが、只今は「ジュリー願掛け」中でーす。

ほな、また~。
落ち着きましたか??

投稿: かぱーじ | 2009年12月19日 (土) 18時44分

みなさま~。
今回も早速のコメント、どうもありがとうございます!

nekomodoki様

チケットの再発行…そんな事ができるのですね。初めて知りました。
もしLIVE直前になってチケットを忘れてきた事に気がづいたら…そんな悪夢を何度も想像したことがあります。

僕も初期のユーミンはかなり聴いています。
「紅雀」の救いようのない暗さがイイですわ~。

74年生まれ様

「AZAYAKANI」は、以前僕が「バラード491」の記事で「新しい想い出2001」を絶賛した際に唯一ひと言も語らなかった楽曲でして…それを今夏ツアーでジュリーに歌われた瞬間は、「やられた~!」と思ったものです。

確かにLIVE映えするナンバーでございました~!

だんぼ様

わかります。
大人買い真っ只中の時期は、まず楽曲タイトルとメロディーを一括認識する事が大変ですよね。
なんせアルバムだけでもすごい枚数ですし。
僕は、なるべく歌詞カードと合わせて曲を覚えるように留意しました。それでも時間はかかりましたよ~。
今でも、「明日は晴れる」「俺たち最高」「TRUE BLIE」の3枚は、タイトルがすぐに出て来ないナンバーがあります。イカンイカン…。

かぱーじ様

こちらこそありがとうございます!
こちらから一言ご挨拶に伺うべきところ、わざわざ出向いて頂いて…。

実は、本日のかぱーじ様のメニュー曲(「オーロラ」)、すぐにメロディーが出てきませんで焦り。コメント機を逸しておりました!
つい先程「オーロラ」の音源を聴き、こんなイイ曲を見逃していたか!と恥入った次第でございます。
さすが王朝さま!
なんとか落ち着いてきましたので、こちらもペースを上げていかねば~。

投稿: DYNAMITE | 2009年12月19日 (土) 21時18分

そろそろ落ち着かれた頃でしょうか?
再発行といっても、当日行った時に受け取りました。
落とした、とか盗まれたは、転売されてトラブルになる可能性があるので、どの席かが確定していることと、その席に10分前に誰もいないことを条件に入れてくれる感じです。
私はユーミンは「コバルト・アワー」が一番好きです。
さがしものは…まだ出ません(泣)

投稿: nekomodoki | 2009年12月19日 (土) 21時46分

リクエストにお応えいただいてありがとうございます~

このアルバムは入手困難なのか容易なのか
そんなこともわからず、確か中古をオークションで
買った覚えがあります(安かった)
あの頃は伝授で取り上げられるとなんだかもう、
すごい焦燥感に駆られて密林に参じてました。。
アルバムの曲みんなスキだけど、
こんなふうに始まる曲がスキです~ドラムとかベースで始まるのが。
もちろん歌詞もステキ
何度聴いてもウットリなロッカバラードですよね~
あ、でもこれアルバムタイトルのツアーで
演ってないですよね?なんでだろ。。
こんなにカッコイイのに~

で、最後のチケット情報は。。
今現在、落選通知が来てなくても
安心してはいけない、ということなんですね
ヾ(;´Д`A
あーまた動揺してしまった。。。

投稿: シロップ。 | 2009年12月19日 (土) 22時28分

DYNAMITEさま 遅くにこんばんは。

私が音楽を聴けるのは自動車通勤の、片道20分程なのです。
数あるジュリーCDから、DYさまのご伝授を受けてチョイスしておりますよ。
月曜日は「新しい想い出」に決まりです。

「強い」→「青い」=ピュア
「優しいったぁ、強いってことよ」ですわねheart01

私にとって「初めて」は ドキドキ<わくわくで、期待の方が大きくてテンションが上がるのですnote
「初めて」の渋谷ジュリー、初詣でお願いして来ましょう。

投稿: みゆきママ | 2009年12月19日 (土) 23時56分

みなさま、おはようございます。
休日の午前中にまともに活動している自分にまだ慣れないDYNAMITEです。

nekomodoki様

あぁ、再発行にはやはり色々条件があるのですね。そりゃそうですよね~。

「コバルトアワー」は聴いたことないんです。名盤と言われている事は知っておりますが。
あと、さがしものは、ボチボチまいりましょ~。僕も「来タルベキ」発掘まで半年かかりましたし。
思いもかけず出てきた瞬間の感動もまた、イイものですよ~。

シロップ。様

大丈夫、「2会場以上の申し込みでも、一応落選通知はお送りしてます」とのことでした。
ただ、その場合は通知のみなので普通郵便だということなのです。それで、僕の場合は確認できなかったんです。

ただし、問題は第2希望を書いてしまっていた人。たとえ第2希望でもチケット自体がとれている場合は、それこそチケ到着までドキドキですわな。
僕の第2希望は2日ともラス前渋谷ですから、さほど心配はないのです。有給の予約をしなければいけないくらいで。
シロップ。様のように遠方だとちょっとね~。
無事、初日にお会いできますよう…お互いのジュリ勉ご褒美を信じて待ちましょ~。

みゆきママ様

片道20分…そうなんですか…。
自分が音楽を聴くのにいかに恵まれた環境にいるのかわかりました~。
でも、往復40分なら「新しい想い出2001」にはちょうど良い加減かと思いますよ!

それと。
みゆきママ様…渋谷ジュリー、初になりますか!
そりゃ岐阜研人会としてはもう、CCレモンホールの前で記念撮影していきませんと。
今回は大人数で行きましょうか!

投稿: DYNAMITE | 2009年12月20日 (日) 11時30分

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