う~む。
昨日日付が変わって帰宅した時点では9万9千9百ナンボだったカウンターが、知らぬ間に10万超えとります。
10万のキリ番踏んだ方~、リクエストお応えしますよ~。
それとも、普通の通りすがりの方が踏んでいかれたのかな・・・。
さて、当ブログも今日からセットリストのネタバレ解禁となります。
当初、この日を境に渋谷のレポをこちらに引越しさせようと考えていたのですが、それも芸がないので、新たに大宮のレポをアップいたします~。
ネタバレコーナーに置き去りにされております渋谷レポも合わせて、御覧くださいませ。
YOKO君と赤羽で待ち合わせて茶をシバいた後、大宮到着は5時前。
二人とも、相方をアテにして道を全く調べてきていないという非常事態や~。
ほとんど駆け込みでしたわ。
お席は2階の超前方。しかも席のすぐ後ろは通路という恵まれた条件ですから、ハナから立ちます!の意気込み。
さぁ、ジュリーが喜ぶ「ビビッドな反応」代表のYOKO君を従え、真夏の大宮、開演!
1曲目「ROCK'N'ROLL MARCH」
前夜のYOKO君からのメールには
「明日DA!ジュリーDA!Rock'n'Roll March DA!」と書かれておりました。
「ROCK'N'ROLL MARCH」、この曲はねぇ。
マッサラ状態で大宮に挑むYOKO君、セットリストを色々と予想する中で、「贅沢を言えばキリがないけど、コレは間違いなく演ってくれるだろう」と考えたのでしょう。
僕も渋谷初日の前日は、同じことを考えたものです。
コレが1曲目というのは、何度観てもスリリング。
YOKO君、何度目かの「DA~♪」のトコで、僕の左手を強引に持ち上げます。
そういえばこのフリ、猪木の「ダ~!」がコンセプトだ、ってメイ様に教えて頂いたっけ。
2曲目「AZAYAKANI」
渋谷と大宮の比較、そのひとつに各楽器の音量バランスがあります。
今ツアーに限ってそういう設定になったのか、それとも箱の問題なのかは解りませんが、渋谷ではドラムスが大きめ、大宮はキーボードが大きめ、という違いがありました。
この点は打ち上げでも話題になりましたが、どちらの設定が良いか、というのは楽曲によるんですよね。
この「AZAYAKANI」などは渋谷の設定の方が良かったし、「強いハート」などは大宮の方が良かった。あくまでこれは、楽器音量設定バランスのみのお話ですけどね。
ジュリー、声がガラガラです。
ツアー中日だもんね。ちょうどそんな時期かも。頑張れ~!
3曲目「銀の骨」
イントロでYOKO君、「おぉっ?」、な~んて変な声を出します。
おそらく、「曲は解るけどタイトルなんだっけ?」という状態なのではないかと。
だって。
打ち上げで、「鉄の骨がさ~」とか言うんですよ、彼。
今日の席だと、かなり垂直に近い感じでステージを見下ろせます。この場合、演奏を一番把握し易いのは泰輝さんのキーボードです。
「銀の骨」では、下段のキーボードをピアノ音色でメイン使用。
上段の右半分がトランペット、左半分がストリングスと、それぞれ音色設定されています。
イントロではこの3音色を順に使っていきますから、観ていて「あぁ~、そういう設定かぁ~」と改めて感心。
なかなか気づきにくい事ですが、楽曲ごとの設定変更などもご自身の手によるもので、演奏ともども大活躍の泰輝さんなのです。
~MC~
やっぱりここでは、満タンシングル「Pleasure Pleasure」とDVD「ジュリー祭り」のお話。
「晴れたね~」とも。昨日はドシャ降りだったからねぇ。
しかし。
僕、ドームのレポの時からそうですけど、MCとか、全部記憶で書いてるんですよ。
ですので、喋るタイミングとかの記憶違いもありますし、後からあちらこちらで他の皆様のレポを拝見して「あ~そうだった!」と思い出すことの方が多いんです。
僕のドームレポの記事、特にMCのくだりに関して、どんだけ適当に書いとんの!という事は、DVDが発売された今となっては皆様お気づきでしょう。怖くて自分で読み返せませんよ。
例えば、あいら様はちゃんとノートとペンを持参して、びっしりとMC内容をメモしていらっしゃいましたよ。少し見せて頂きました。素晴らしい速記力です。
MCのレポは、僕が曖昧な記憶のまま書かずとも、他の皆様におまかせした方がいいかな・・・。
このMC部分は、渋谷と比べてサクッと短めに終わりました(その分、アンコール時がエライ大漫談タイムでしたが)。
シメは、「サンキュ~、サンキュ~大宮!サンキュ~、プレジャ~プレジャ~!」
4曲目「Pleasure Pleasure」
いや~やっぱり盛り上がるわ、これ!
で、会場の皆様、手拍子バッチリですね~。
書いてくれ、と言われたから書きますが、まぁ一番手拍子バッチリだったのは、この曲のLIVEお初のYOKO君ですけどね。
LIVE後に復習した時も、バッチリだったからね。
そこんトコ間違いなく書いとけよ!と脅されたから書いてますけどね、ええ。
4回し目の「うん、たた!うん、たた!」がね、ソコんトコがもう、バッチリなワケですよ。
・・・世界で4名しか意味の解らない事を書いてますね、すみません。
この曲では下山さんのギターのチューニングが若干低かったですが、今回も4小節のソロのために前に出てきてくれました。
5曲目「Smash the Rock」
柴山さん、バラード楽曲の入魂ソロ部はチョーキング時にお口が「ぬぉ~」となりますが、ロッケン楽曲の場合はと言いますと。
チョーキングと同時に左足が上がります。
この日は、膝でネック支えてるんかい!くらいまで高々と上がりました~。
直球入魂、カッコイイねぇ。
ところでこの曲、メイ様のトコで御記事を拝見して爆笑して以降、僕もすっかり「銀のハンマー♪」が「銀の看板♪」に聴こえるようになってしまい、困っておりました。
ジュリー、まさかその記事読んだ?のかな?
「銀のハンマー♪」と歌いながら、ハンマー降り下ろしポーズを炸裂させます!
これ、渋谷ではまだやってなかったよね?
6曲目「強いハート」
渋谷より数段良かったのが、この曲。
渋谷のレポでは下山さんのソロについて書きましたけど、大宮では、ジュリーのかすれヴォーカルが楽曲にピタリとハマって入魂度が増したこと、そして泰輝さんのキーボードが高らかに聴こえたこと、この2点を強調しておきたいですね。
僕はこの曲、イントロのシンセの旋律が好きなんだなぁ、と再確認。
7曲目「すべてはこの夜に」
う~ん、YOKO君のビビッドな反応は新鮮ですね。
「Hang On Me♪」のトコ、全員参加で頭打ちの手拍子がありますが、彼、「なんじゃそりゃ、必要性が解んね」みたいな雰囲気をビシビシと発してるんですよ。最後まで参加してませんでしたね。曲は彼も好きなはずですけど。
僕は、喜んで参加するんです。これはキャラの違いだね~。あと、元春パートでハモったり。
8曲目「勝手にしやがれ」
マイクをスタンドにした瞬間、「ヒュ~ヒュ~!」と囃し立てるYOKO君。「ダーリング」とか「憎みきれないろくでなし」を期待してるな、ってのが、長い付き合いの僕には解ってしまうワケですが。
でも、「勝手にしやがれ」なのでした~。
しかしYOKO君、イントロでノリノリです!これがマッサラで挑んだ者の強味ですね。改めて、ネタバレ厳禁を自分に課し、やり遂げた彼の精神力に脱帽します。僕だったら50日間の情報シャットアウトはとても無理!
曲の前に、女性の方のJ友さんに「手旗信号やります?」とお聞きしたところ、「やんな~い」との事で。
まぁ、恥ずかしいのはよく解りますからそれは仕方ない。
僕は、やる気満々で来ましたからね~。仲間が欲しかったんです。YOKO君がやるとは思えないし・・・。
と、思ったら、全開でやってました、YOKO君。
途中、柴山さんのストロークについてYOKO君とひとことふたこと確認。レコード音源とはかなり違ったアプローチなんですよね。
9曲目「明星」
しょあ様の宿題。
「この曲でプリンスはちゃんと歌っているか?」
歌っていらっしゃいます。
GRACE姉さん、泰輝さん、下山さんのコーラスは、しっかりとした混声3部ですよ。下山さんはバリトンパートですので一番目立たないのです。
でも、確かに渋谷では、下山さんのコーラスは聴き取りにくかったですね。ツアーをこなしていく中でマイクバランスが進化したのか、大宮の箱的な問題なのか、はたまた単純に今日は下山さんの声が良く出ていたのか・・・その辺は謎です。
YOKO君は自分が現役でアコギ弾き語りLIVEをしているだけあって、柴山さんのアルペジオをチェックしまくり状態です。
10曲目「我が窮状」
そうそう、もう速報でも何でもなくなってしまったので記事にはしませんけど、昨日澤会さんから茶封筒が届いておりました。
大宮の入場時にも全く同じモノが配られていましたが、CD「ジュリー祭り」の振込用紙と、澤会さんに在庫のあるCD、DVDのご紹介。
再版などで、徐々にラインナップが増えてきているのは嬉しいですが、この度遂に、アルバム「ROCK'N' ROLL MARCH」がその姿を消しました。
「生きてたらシアワセ」に続き、またしても近年の名盤が絶版状態に。
「Pleasure Pleasure」ツアーでジュリーに堕ちた新しいファンは、「我が窮状」やタイトルチューンをLIVEでしか聴けない・・・気の毒な状況です。
11曲目「届かない花々」
あ、この曲は渋谷の方がバランス良かったです。
下山さんのギター、エレキの音量は問題無かったですが、アコギになると聴き取りにくくて・・・。席の位置の問題かもしれませんけど。
って、我に返ってみたらいつの間にか渋谷2日目の7列目(僕にとっては超神席)と比較しとるわ!イカンイカン。
12曲目「オーバーチェア」
YOKO君、「ドームの曲だよね?」と。
作曲者の柴山さんは、各メンバーのソロパートになると「行け~!カマせ~!」と、バンマスの貫禄を見せつけます。
1階、駆け足でおトイレのお姉さまが数人。2階から見てると目立つね~。ジュリーは「オムツして来い」なんて言ってますけど、実際にはまさかねぇ。女性の場合はある程度仕方ないと思います。
開場から開演までがたったの30分ですからね。ジュリーファンは開演前に親睦を深める事が多いし、1時間前に開場してあげたら~、と思うのですが。渋谷でも感じましたが、女子トイレ長蛇の列はいつ見ても気の毒です。
13曲目「そのキスが欲しい」
白酋長、今ツアーお初!渋谷ではコレが無かったんだ~。
打ち上げにてYOKO君が挙げた今日のベストはこの曲。
思えば東京ドーム、YOKO君と散々1曲目予想をやり合って、「ダーリング」(YOKO君)だの「TOKIO」(僕)だのと言い合った中、「そのキスが欲しい」が始まった瞬間に二人で「ずいぶん渋いトコで来たな」なんて苦笑したりとか。
二人揃って、ヒヨッコだった己を恥じ入るナンバーでもあるんですね、これは。
で、例の突き放しヴォーカル部はやっぱり「キャ~!」ではなく「フギャァ~!!」でございました、会場のお姉さま方。
14曲目「単純な永遠」
第1部では、2階のスタンディング状況はチラホラだったのですが、「そのキス」からこの「単純な永遠」の流れでようやく総立ちに近い状態に。
ハナからノリノリだった7列33番と8列38番のお姉さま、ここまで僕はすごく助けられました。やっぱり、自分たちだけ立ってる、ってのは居心地悪いですから。
この曲では7列37、38番のお姉さまに助けて頂きました。
手拍子、胸のあたりでやる箇所と、頭上でやる箇所、しっかりついて行かせて頂きましたよ~。
15曲目「いくつかの場面」
渋谷では結構余裕を持って歌っていたジュリーでしたが、この日は感情たっぷりと。
渋谷直後、「何故間奏で拍手するの?」という件でネット上で疑問が投げかけられていたりしましたけど、この日は一旦起こりかけた拍手を「シッ!」みたいな圧力で押さえ込む雰囲気が会場のあちこちで感じられました。
僕自身は全く気にならない事なのですが、ジュリーファンの輪をリスペクトしていますので、その空気には同調しました。
声を枯らして熱唱するジュリーですが、1番「離れ~ない~♪」の高音が届かず、瞬時にファルセットに切り替え。これはこれで貴重なワンシーンだったかと思います。
2番の同箇所は、渾身の絶唱で切り抜けました。
16曲目「時の過ぎゆくままに」
という事で、今日は「爆睡メドレー」はナシです。
ひょっとしてアレは、渋谷2日目だけ?
YOKO君の反応が楽しみだったんですけどね・・・。
17曲目「僕は歌うよ」
今回の大宮では、あいら様に初めてご挨拶させて頂く機会に恵まれましたが、やっぱりお互いに話し、質問する内容が・・・マニアックなのでした。
例を挙げますと、「歌謡曲(敢えて、の表現ですよ)のイントロを作ってるのは、作曲者だろうか、編曲者だろうか」とのあいら様のご質問があって。
僕の答えは「曲によると思います」と。
例えば「Smash the Rock」はコードリフにメロを載っけての作曲でしょうから、イントロを作ったのは柴山さん。これは確実。
で、この「僕は歌うよ」などの場合、想像ですがGRACE姉さん作曲の時点では、マッサラなメロディーのみだったのではないか、と思うんです。ですので、イントロのあのオルガン部を作っているのは編曲者の白井さんでは?とお答えしました。
でも、今記事を書きながら思うのですが、満タンシングルは鉄人バンドがフルに参加して制作された1枚ですから、泰輝さんがアイデアを出した可能性もありますね。
18曲目「睡蓮」
今日のお席で一番の収穫は、何と言ってもキーボードの鍵盤が上から良く見える事だったんです。
「睡蓮」イントロ、泰輝さんの超絶オルガンがメチャクチャにカッコイイ!
CD音源ではキーボードは入ってないんですよね。これが、LIVEの醍醐味です。
間奏では泰輝さん→柴山さんの順にソロを回しますが、泰輝さんソロの時にジュリーと柴山さんが鍵盤にかぶりつき攻撃。
あと、後奏ではGRACE姉さんの手数が狂乱状態になる箇所がありまして、ココでは柴山さんがドラムセットに急接近してヘドバンです!
ギター以外の各楽器の見せ場をノリノリでフォローするギタリスト・柴山さんは、やはりジュリーLIVEの要だと思います。
19曲目「BAMBINO EXCUSE」
打ち上げにてYOKO君、「いや~バンビーノは素晴らしい!」。
歌詞がイイ!ってねぇ。いや、確かにイイですが、この詞に共感する男性って、実生活の男としてはどうなのよ・・・。あぁ、でもジュリーはソコまで狙って書いてるかもなぁ。
でもね。
大宮はNAPOLITAIN級に歌詞ボロボロでしたわ、ジュリー。
♪男ひとりがシアワセに出来ない、と
何が女だ笑われる HA-HA-HA、よ~よ、よ~よ~!♪
そんな詞は・・・CD音源には・・・無い。
20曲目「NAPOLITAIN」
しょあ様の宿題、「この曲でジュリーは歌詞を間違えたか?」
おそらく全員正解。
解答は「ボロボロ」でございました。
僕は渋谷ではこの曲の歌詞を把握していないまま観たのですが、この分だとジュリー、今ツアー1度も完璧に歌えていない可能性も・・・。
でも、歌詞が飛んでも余裕で走り回って、元気なジュリー。
後のMCで「最近、歌詞間違っても冷や汗が出なくなってきた」と語っておられました。
だからと言って、それを痩せない理由にするとは・・・お姉さま方は苦笑するしかないでしょうね・・・。
下山さんの表情までは見えませんでした~。
21曲目「緑色のkiss kiss kiss」
「緑色の投げkiss」は確かに開場を飛び交ったのですが。
何とこの曲も歌詞がボロボロ~。
しかもサビ直前で毎回~(泣)。
大宮では本当にキーボードの音量バランスが抜群でした。LIVEで聴くこの曲、泰輝さんのピアノソロは素晴らしい!
ジャングルビートの手拍子、こちらはYOKO君、完璧。
あ、ごめ・・・「Pleasure Pleasure」も完璧だったよ!(しつこい)。
22曲目「あなたに今夜はワインをふりかけ」
黄身様にお約束した通り、ノッケから全開でコーラス。
YOKO君にとってこれは特別な曲ですから、彼について行けば絶対に間違いません。
無論、ハモります。
YOKO君も渋谷での僕と同様「ワイン」で一応シメか~、と思ったみたい。
下山さんのアコギチェンジに熱視線です。
23曲目「さよならを待たせて」
柴山さんのソロは渋谷2日目の方が良かったですが、大体連チャンLIVEの場合は2日目の方が、演奏に関しては出来が良い事が多いんです。
今日の立川は期待大だと思いますよ!
~アンコール~
24曲目「KI・MA・GU・RE」
YOKO君、MCのあまりの長さにビビっております。
ここでのMCについては多くの方がレポして下さるでしょうから、僕は頼りない記憶を掘り起こした中から簡潔に。
ちょっと珍しいな、と思ったMCに登場した方々のお名前を。
まずは阿久悠さん。
「先日、阿久さんを偲ぶ会ってのに誘われたんですけど、その日私は大阪なので参加できません」と。
「2000年以降はほとんどお会いしてなかったですが、年齢を感じさせない方でした」
次は岸部シローさん。
長々と漫談を炸裂させながら
「こうやって喋ってるのはね、休憩ですから!他のアーティストさんでも、LIVE中に長々と喋ってはるのは、休憩しとる、って事ですよ(笑)。そう言えばタイガース時代、シローが30分くらい延々と喋っとったなぁ」
このお話、タイムリーなんじゃないですか~!
僕が「シローのおしゃべりコーナー」の存在を知ったのは、数日前に遊びに行かせて頂いたブログさんで話題になってたからですよ。
そして最後、吉田拓郎さん。
「今心配なのは吉田拓郎さんや。僕はあの人の言ってはる事とかが好きでね~。1度作詞・作曲を依頼した事もあるんですが、その時は、今は詞が書けないから、という事で、それじゃしゃあないな~とあきらめました」
これは全くの初耳でした。ジュリーが歌う拓郎さんのナンバー、聴いてみたいですけどね~。
あと、「大宮があっと言う間にソールドアウトなんて、今までそんな事無かったんですから!(拍手)。人気が出てきた、いう事ですか~(拍手)。みなさんこういう体型を求めていらっしゃるのですか?(笑)。こんなトシで人気出たら、私は血迷うよ!もっと太ったろか、とか思って」
2階席後方から「ダメ~!」のお声がかかりました。
「さぁ、みなさま、よろしいでしょうか~!忌野清志郎君が僕に1曲だけ作ってくれた曲です、KI・MA・GU・RE~!」
というワケで、YOKO君のダイブ曲が始まりました。
打ち上げで彼が言うには
「MCが長くて心の準備が出来てなかった。もしもこの曲を普通に第1部の途中とかでいきなり演ったら、俺はアンタの肋骨を全部叩き折ってるよね」
だそうです。
まぁ僕としては命拾いをしたワケなんですが、長めの漫談の直後にダイブし辛い、というのは同意できますね。
「勝手にしやがれ」と「KI・MA・GU・RE」を入れ替えて演ってたら、我々二人はかなりスゴイ事になってたんじゃないか、という結論で。
下山さん、渋谷2日目のジュリーのMCで、あの日以降この曲に対する「ロックを楽しむ!」ってスイッチが入ったんだと思います。
何と、キーボードの後ろをピョンピョンと移動して、柴山さんの背後にへばりつき攻撃!「一緒にカマそうぜ!」って感じ。二人とも、カッコイイぞ~!
25曲目「探偵~哀しきチェイサー」
大宮、僕のベストはこれ!
ここまでガラガラ声で苦労してきたジュリーですが、前曲「KI・MA・GU・RE」で、「きまぐれ~!」の「れ~!」の絶唱で痰出し唱法を敢行(食事中の方、ごめんなさい)。
本来の透き通るヴォーカルが復活し、何よりジュリー自身が歌ってて気持ち良さそうです。
更に。
うわ~、アレンジが渋谷と変わってる~!
一部、柴山さんと下山さんのパートが入れ変わってる箇所がありましたし、何よりも!2番Aメロのリムショットが・・・素敵過ぎますGRACE姉さん。
26曲目「いい風よ吹け」
「届かない花々」ではアコギが小さいな、と思いましたが、この曲での下山さんのアコギは美しかった~!
間奏が終わってしばらくアルペジオが残る箇所、5弦から6弦へとルート音で移行するキレイなクリシェ。
この曲は渋谷より良かったと思います。でも、噂に聞いていたエンディングでのジュリーの「フ~」は無かった・・・。
ジュリー、完全に声が復活してます。
27曲目「TOKIO」
あ~うらやましい!
「いくら1階の前の方でも、一番すみっこじゃあな~」とか、微妙な思いを抱えて大宮に参加した、左右ハジッコのお席のみなさま、特に、前から10列目~15列目くらいのお姉さま方!
アレは、相当近いはずだよ!!
思い残すことは、無いですよね?もういつでも引退できますね?うぅ・・・うらやましい!
エンディングで、舞台の両端、非常口近くまで走って行って大サービスのジュリー!
まずは向かって左。えっ、まさか行っちゃうの?と思う間もなく駆けていきます。もう、大騒ぎです、左端の方々。
で、右端の方々、良かったですね~、来てくれて。1度フェイントがあったもんね。
本当に、最後の最後、演奏ギリギリで来てくれたもんね~。
実は会場入りした際にYOKO君と、アソコまで行くかな、ジュリー?って話をしてたんですよ。
すみません!
「今のジュリーの体型だと、端の通路へ繋がってる回廊部分は渡れないんじゃない?」と発言したのは僕です!申し訳ありませんでしたぁ!
鹿児島から始まったと聞いている指差しもキッチリやらせて頂きました。
ありがと~ね~!
良かったです、大宮。
確かに声の調子は今ひとつでした。でも、バンドの音量バランスや、初めて見るサービスが新鮮で。
退場は、何度もじらせたりなんかして。
で、ジュリーがいなくなった後に、1階左前方のお客さんが爆笑していらっしゃるので何かと思ったら、下山さんが直立不動で目を見開いて仁王立ちしてた、という。
僕はLOSER時代、お客さんを睨みつけて威嚇するスタイルの頃の下山さんを観てるから、なにか感慨深いシーンでございました。
今回の大宮では、新たに何人かの方々とご挨拶ができました。お会いできて嬉しかったです。今後ともよろしくお願いいたします。
また、残念ながらお会いできずじまいだった方々、次の機会を楽しみにしております。
そして。
お名前さえ伺うことができませんでしたが、終了後の出口でボ~ッとしていますと、一人のお姉さまが近づいてきて話しかけてくださり、激励の言葉を頂きました。
すごく力を貰いました。どうもありがとうございました~。
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