« 愛、便乗いたします | トップページ | 全員「J-」で始まるのかな? »

2009年5月 9日 (土)

沢田研二 「”おまえにチェック・イン”」

from『A WONDERFUL TIME.』、1982

Wonderfultime

1. ”おまえにチェック・イン”
2. PAPER DREAM
3. STOP WEDDING BELL
4. WHY OH WHY
5. A WONDERFUL TIME
6. WE BEGAN TO START
7. 氷づめのHONEY
8. ZOKKON
9. パフューム
10. 素肌に星を散りばめて

--------------------

普段から当ブログにお越しの皆様、今日はド直球のお題で申し訳ありません。

これねぇ、後輩からのリクエストなんですわ。
リクエスト自体は随分前に受けてたんですけど。指定楽曲があまりにも有名なシングル・・・。なかなかに、二の足を踏んでおりましたのです。
当ブログはここまで、一般的に(いや、ジュリーマニア以外の皆様にとって、という意味ですよ)渋いアルバム収録曲を中心にやってまいりましたので、「伝授」なんちゅう大それた言葉も、まぁ自分で許せてはきたのですが。

「おまえにチェック・イン」って!(汗)

いえね、名曲ですよ。当然ながら。
僕だって、セールス全盛期のシングルで一番好きな曲かもしれません。

しかしねぇ。
新着記事ではどんな楽曲を・・・って、楽しみにして下さっている先輩方、拍子抜けしたんじゃないでしょうか?心配だ・・・。

まぁ、どうか許してやってください。
リクエストをくれたYoji君は、昨年末からの僕のジュリー堕ちを目の当たりにして、当初は
「瀬戸口さん、どうしちゃったんですか!早く目を覚ましてください!」
などと、ぬかしておったワケですよ。
でもまぁそこは、かつて彼に強引にキンクスを仕込んだように、徐々に調教していきました。
「ストリッパー」「忘却の天才」「JULIEⅡ」と順番に聴かせて(どういう順番よ?)いきまして。

3月半ばになる頃、遂に彼は自力で「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」3枚を購入するに至りました。どうだ、まいったか若者よ!

で、結局「ロイヤル~」3枚の中で、彼の一番のお気に入りになった曲が「おまえにチェック・イン」だったらしいのです。
なかなか見所のある奴、とも言えるわさ。

ということで、常連の皆様には今さら、ではございますが、超新規組・Yoji君のリクエスト。
1982年の大ヒット(と言うかその頃のシングルはだいたい大ヒットだけどさ)ナンバー「おまえにチェック・イン」、伝授!

とは、言いながら。
さすがに普通の伝授は、しませんよ。
作曲者の大沢誉志幸さんが、これを書いた時はまだデビュー前だった、とかそういう話は、ここに来てくださる先輩方は先刻承知なんだからね、Yoji君。

この曲、どの映像で観るのが一番萌えるのか、という事を中心に、書きます。

最近巷で議論されている、「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」の「て」問題を挙げる間でもなく(ずいぶん狭い巷だな)、昔ながらのヒット曲というのは、ジュリーはもう数え切れないくらい歌ってきているワケで、当然歌い方とかもリリース当時とは違ってきたりしてますよね。
その変化具合というのは楽曲にもよるんですが、お題の「おまえにチェック・イン」・・・これは相当変わってきてます。
サビが、ね。

「♪ほ~みたい、うん!ほみたい、うん!ほみ、たいあいあいあぁい!♪」

近年のジュリーが歌うと、こう。
この「うん!」っていう合いの手が、良くわからない。
一体、いつから、何がきっかけで、こうなったんでしょ?(と聞くと、優しい先輩が教えてくれるからね、Yoji君)

「うん!」の時のキバリ拳(そんな言い方、あるのか?)。あれを初めて観た方々は、引いたでしょうねぇ。

先日、DVD「greenboy」を観ましたが、そこではあろうことか「たいあいあいあぁい!♪」の部分をキバリ拳スタイルで闊歩する、という・・・。
僕は大爆笑しましたけどね。女性ファンの中には、「カッコ悪いからやめて!」と悲しみに暮れた方々も多くいたでしょう。
もう、あのカッコいい「おまえにチェック・イン」には出会えないのか・・・、と。

その、カッコいい「おまえにチェック・イン」を、皆様はどの映像で堪能されていますか?

僕は、ダントツで「快傑ジュリーの冒険」です。
ジュリーがレギュラー出演していたテレビ番組「クイズ・ドレミファ・ドン」から、シングル曲の歌唱・演奏シーンを抜粋・編集したDVD作品。

これが、歌番組でもないのに全て生歌&生演奏なんですわ~。
その意味で、どの曲も素晴らしいのですが、僕が一番好きなのが「おまえにチェック・イン」の映像で。
他の曲ではカメラがほとんどジュリーのみを追っかけているのに、この曲ではエキゾチックスの面々もかなり露出してます。
ジュリーだけを捕らえていると伝わり辛い「生演奏でトコトン盛り上がる」感覚が十二分に味わえるんですよね。
ジュリーがハジけまくって歌っているので、メンバー全員、完全につられちゃってます。
柴山さんのハッチャケぶりってのは、現在進行形で観る事ができますが。

必死の形相&無我の境地で足をバタつかせて盛り上がる吉田建さん!

これは、なかなか他作品では観れません。
「ポラロイド・ガール」PVとかで、渋く、カッコ良くキメる建さんではありません。また、「おまえがパラダイス」での、まだまだテレビ慣れしていない、ギコチないままポーズをとる建さんでも、ありません。
我を忘れて心ごと楽曲に入り込む建さんです。
もちろん、あのクールな建さんをそうさせているのは、ジュリーのブッ飛びオーラの魔力、のなせる業なのです。

ヴォーカルも、基本レコードヴァージョンであるのに加えて、バンド演奏の盛り上がりによる相乗効果、自然なアドリブ満載。

「♪いつもの顔で~ハ~レルヤ~♪・・・ハ・レ・ル・ヤ!」

サビ直前の、アドリブシャウトのカッコ良さよ!
無論、この展開で「うん!」などありえません。

ここに遊びにきてくださっている方々なら大抵はお持ちの作品でしょうが、今一度、「おまえにチェック・イン」だけ是非リピートしてみてください(って、頭出しはできないけどね)。

蛇足ながら、録音ヴァージョン収録のアルバム「A Wonderful Time」についても少々。
一応前作「S/T/R/I/P/P/E/R」を受け継いだ「ロック」アルバム形式ではあるのですが、楽曲的には和洋折衷路線。アレンジも、当時一世風靡した「シティサウンド」「マリンサウンド」へのアプローチも見られ、それ故に僕個人としては及第点くらいの評価です。全曲オッケ~、ではないですね。

ただ、メチャクチャ好きな曲もあって。
「PAPER DREAM」と「パフューム」。あ、「おまえにチェック・イン」もね。
佐野元春さんのファンなら、「Why Oh Why」が貴重。
タイトルチューン「A Wonderful Time」も、ジュリーならではのマリンサウンドで、透き通るヴォーカルは、聴き惚れます。

が・・・。
実は僕、ラストの「素肌に星を散りばめて」が、ダメなんです(汗)。

なんか、どうしても80年代集団アイドル系の楽曲に聴こえてしまって・・・。
多くの先輩方に人気の高い曲みたいだし、今後100回くらい聴き倒して、何とか好きにならないと・・・。

頑張ります~。

|

« 愛、便乗いたします | トップページ | 全員「J-」で始まるのかな? »

みなさまからのリクエスト伝授!」カテゴリの記事

コメント

happy01何時も楽しく拝見しています。
メジャー曲ついでに、大好きな
「おまえにパラダイス」も何時か、
お願いしますconfident
「Whisper」も好きなんですが、出来れば
何時かこちらも・・・・
あー好きな曲多すぎるheart04notenotenote

投稿: あみ | 2009年5月 9日 (土) 02時05分

あみ様、いらっしゃいませ~。

「おまえがパラダイス」僕も大好きです!
自作曲でパクるくらい(汗)。

「Whisper」も、イイですよね~。こちらは、ビートルズの「No Reply」という曲と絡めて語ることができそうですし、常連さんのシロップ。様も格別に好きな楽曲みたいですので。

どちらの曲も、近い機会に書かせて頂きますよ!

また遊びにきてやってくださいね~。

投稿: 瀬戸口雅資 | 2009年5月 9日 (土) 02時18分

瀬戸口様にとって『素肌に星を散りばめて』がNGである理由を知りたかったので,今回の御記事は思いがけない仮面ライダーカード?です。
アルバム収録曲では、いちばん好きですょ投稿者は。
むしろ『おまえにチェックイン』のほうが、ジュリーソングとして否定的な感あり,なんです。(御友人には失礼)
判断の訳は,[沢田研二の声質にジャストフィッティングしえないリズムとメロディーだと感ずる]ということ。

まぁ,ストーンズの曲に元種が在りましょうが、それは別にして…郷ひろみ氏のような明朗快活キャラで、抜けの良い声とアフロアメリカンダンス素養を持った歌手,に似合う曲だと思うのです。


音楽の好みは,各自の生理的な感覚で決まるものでありながらも、好きになるよう努力なさるとは低頭を呈します。では御協力の提供を…

銀次さんの持論が「歌謡曲のメロディに接近したR&Rこそ究極のポップスである」ということ。そして、

歌詞〈今夜は帰さない〉部分のジュリーの唄い方「♪こーんやは」ですょ「こ〜ん」の音階をあのように唄うのがR&B・R&Rでしょ。。


アルバムコンセプトは(沢田氏いわく)、前作がハード味だったので,カーステレオでゆったり聴けるようなサウンドにして,歌のキイは唄う側も聴く側にも楽な範囲で作ろう…。


で、アルバムに収録する曲が出揃った処からシングル充てが選ばれた。ジュリーが自信を持ってた曲はB面になりました、という経緯。

これって逆伝授?。

投稿: 鉛筆 | 2009年5月 9日 (土) 15時59分

こんばんは~

「て」問題に続いて「キバリ拳」ですか!
大ヒット曲なのにマニアックですね~( ´艸`)
合いの手の「うん!」私もびっくりしました、初めて観たとき。
普通に歌ってくれればカッコイイのに~と。
そして、自分を納得させました。
これは、強く強くHold Meしてほしいのだと!
思わず「うッ」(と聴こえます)と息が詰まるくらいに
ぎゅっとしてる状態を体現してるのです、ジュリーは!!
だって、一晩だけのハネムーンなんですから!!
っていうのどうでしょう?
私かなりまじめにそう思ってます。
....妄想?


瀬戸口さんは遠慮がちですが
ド直球のお題、よかったです!
最近特に高度な伝授が多い中、メジャー曲のお話楽しかったです~ 
また時々は、新参者の息抜きコーナーとして
メジャー曲伝授、してみてください~

投稿: シロップ。 | 2009年5月 9日 (土) 22時30分

こんばんは。
お久しぶりの投稿させていただきます。
いつも密かに読んでます。
「うんっ!」については私も気になっていました。
私は一橋大学の学園祭ライブで初めて聞きまして、ジュリーの声も声量があるというか、actシリーズの影響かロックを歌うにはなーんだかな発声?
って気がしています。
このライブで歌っている「晴れのちBLUE BOY」の、「♪はぁむええっぐーー♪」で頭をゴーンとするところがけっこう好きです。

投稿: みったん | 2009年5月 9日 (土) 23時33分

スイマセンも1回いいですか?
スイマセン。
「WONDERFUL TIME.」を初めて聞いた時は非常に懐かしく感じました。
私が1番音楽を聞いていた頃のサウンドだなぁと。
要するに吉川晃司な感じ…。
「パラシュートが落ちた夏」な感じ…。
ってジュリーにケンカ売ってる!
NOBODYや元春、大沢誉志幸をよく聞いていたこともあり、すんなり聞けました。
「SPLEEN」を聞いた時は驚きました。
コーラスが明らかにNOBODY!!
作曲はちがうのね。
瀬戸口様は私とだいたい同じ世代ですよね?

投稿: みったん | 2009年5月10日 (日) 00時18分

みなさま~。
コメントありがとうございます~。
ビッグヒットの記事もアリなんだ~!と、胸を撫でおろしております。

鉛筆様

逆伝授ありがとうございます~。
やはり…鉛筆様も「素肌~」お好きですよねぇ。
先輩のみなさん、大体そうなんですよ。

ここは頑張って、好きにならねば…。
いや、楽曲自体は問題ないんです。
「I'll Be Own My Way」や「アルシオネ」…銀次兄さんの曲が好きな事は間違いないんです。
たぶん詞が…。

頑張ります。

シロップ。様

なるほど、アレは全身でホールドミーしてるって事ですか!
それは納得できる、と言うか、そう思って乗りこえる…のが正しいのですね。

お許しが出ましたので、メジャー曲、これからも時々コソコソと書いて参りたいと思います~。

みったん様

いえ、もう何度でもコメントしてくださいませ~。

そう言えば、思い出しました。
たしかkeinatumegさんのトコで、「A Wonderful Time」がお気に入り、というコメントを拝見したような記憶があります。

僕も佐野さんは相当聴いていましたので、おっしゃりたい事、解ります!

ズバリ、同世代ですよ~。
僕は俗に言う「丙午」ってヤツです。

しかし…
一橋LIVEを観ていらっしゃるのですね。うらやましい~。
あの曲目リストを見ると、ヨダレが出てきます~。

投稿: 瀬戸口雅資 | 2009年5月10日 (日) 00時41分

ダイナマイト様
腰痛になってしまった時は
カラオケの場へ行って
この曲を唄うのは避けま
しょう。腰を降りながらの
アクトをついつい真似して
しまいますので、ね。。
さて、コメント欄に再投稿
したのであります,何故か
と申しますと、拙の意見を
ひるがえすためです。
やっぱり,この曲、JULIE&EXOTICSに似合う形式
のひとつ、だと思い直し
ましたのでね。。
御後輩の若者さんが好んだ
とのこと、 分かります。
この曲が発売された当時は
拙稿者も青年でしたし、
カラオケで唄ったことも
あるんですが周りがノッテ
くれなかった苦い経験が
ごさいまして。。バンドで
演るべき作品ですもんねぇ。

〔怪傑〜冒険〕を初めから観ると、この曲辺りで飽きてくることも
有りますね。いきなり,この曲の箇所を観れば
気分が乗るでしょうね。。
文章を綴る時間と音楽を
鑑賞する瞬間。脳の使い方
が別ゆえに、実感と論述に
誤差が生ずることがある
ということ,知りました。

ところで、ファン歴を有する人には当然の知識であれ,
若き方々には初耳の情報に
なることもありますので…
挙げておきましょう。

作詞者の柳川さんは、
大沢さんと共に在籍した
[クラウディ・スカイ]
のメンバーであります。
この曲をレコーディングした際のバックコーラス収録は、沢田さん大沢さん佐野さんがブース内マイク前に並び
「チュルルル」を同時録音。したことを佐野さんが述べています。


ダイナマイト様へ蛇足です

[♪素肌に〜]の歌詞には
その後いかがでしょうか。
はなまるをあげられず
おくりびとになってしまう
おきもち解りますぅ〜。
同時期ですもんね。ジュリーのこれらの曲発売と
…彼らのデビュー曲は。。

投稿: 鉛筆 | 2009年6月15日 (月) 01時00分

鉛筆様、いらしゃいませ~。

柳川さんの事は、初めて知りました。
御伝授ありがとうございます~。

チェック・インのコーラスの話はどこかで読んだ記憶があります。
いや、サウンドストリートだったかも…。

ところで「素肌」ですが…。
まだ克服できておりません。
と言うよりも、絶対に克服できる方法ってのは、実はあるんですけどねぇ。
なかなか…。

僕も、この半年間で、自分の書いた文章と今の楽曲評価が全然違ってきている部分は多くあります。
ドームのレポを一時やっきになって加筆していたのは、そのためなのです。

ネットの文章は印刷物と違い、後から修正がききますから、その点気楽ではありますが、そっけなく素通り解説していた曲が、のちに大好きになる事があまりにも多くて…。

でも、それも嬉しいことではありますよね~。

投稿: DYNAMITE | 2009年6月15日 (月) 23時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/185531/44947144

この記事へのトラックバック一覧です: 沢田研二 「”おまえにチェック・イン”」:

« 愛、便乗いたします | トップページ | 全員「J-」で始まるのかな? »