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2009年5月

2009年5月30日 (土)

沢田研二 「船はインドへ」

~from「JULIEⅥ~ある青春」、1973

本日AMAZONさんから、予約商品発売日延期の通知メールを頂きました。
モノは言う間でもなく「Pleasure Pleasure」。

つまり。
これで少なくとも初日、6曲は知らない曲が演奏されるってことです、僕にとっては。
それもまた、イイものかもしれません。数ヶ月前とは違う!と自負してますから。僕が知らない曲=新曲ってことで(大丈夫かそんな事言って)。

問題は、CD購入をどうするか。会場販売に参加する(と言うか、心強いお姉さまに売店モッシュをご依頼する)か、このままの状態で10日まで待つか、どっちにしたモンかで悩み中。
いずれにしても、ニューアルバム「Pleasure Pleasure」収録曲のタイトルだけはしっかりと頭に叩きこみ、「あ、これがスマッシュ・ザ・ロックかぁ!」くらいは反応できるような体勢で渋谷に参戦したいと思っております。

さて、「LIVEで聴きたい曲・勝手に伝授~Pleasure Pleasure編」も大詰めとなってまいりました。
今日のお題、これはもう、とてつもなく好きな曲。

この曲がお好きな先輩方も多いのではないか、と思ってます。名盤揃いの70年代アルバム群の中から、「JULIEⅥ~ある青春」収録のドラマティックな大名曲「船はインドへ」、僭越ながら伝授です!

アルバム「JULIEⅥ」は楽曲クレジットが珍しい作りの作品で、作詞・山上路夫&作曲・森田公一コンビと、作詞・安井かずみ&作曲・加瀬邦彦コンビがちょうど収録曲半分の6曲をそれぞれ担当。A、B面に3曲ずつ配置される、という、これは一種のバトル形式ですね(ごめんなさい、今調べたら7対5でした)。

アルバム全体に、「海」とか「船」というコンセプトがあって。
僕などは自分勝手に、アルバム「JULIEⅡ」の主人公の成長後の物語として、「JULIEⅥ」収録曲を聴いてしまっています。

また、僕はやっぱりコンセプトアルバムフェチなんでしょうか、ZUZU・山上さんそれぞれ、詞に似たようなシチェーションの曲がある、という作りが嬉しいんですよ。

例えば、”恋する船乗り”ってシチュエーション。
ZUZU&加瀬コンビが「気になるお前」で、山上&森田コンビが「悲しき船乗り」。
どちらもアップテンポ、ノリノリのバトルです。

そして、山上&森田コンビの「朝焼けへの道」と”海洋ロマンス”というシチェーション(なんだそれは)でバトルするのが、ZUZU&加瀬コンビの「船はインドへ」なのです。

とにかく、ピアノのイントロから、ラストの盛り上がりへ向けて徐々に昂ぶっていくアレンジと、多彩な表現を使い分けるジュリーのヴォーカルが素晴らしい。
オーケストラも参加していますが、ホーンセクションのメインがホルンってのが楽曲にドンピシャです。荘厳な感じがするんです。
例えば。

♪手を振れば 遠ざかる♪

「手を振れば♪」と「遠ざかる♪」の部分、ここは高音ピアノの緩やかな連打に合わせて呻くように歌われるのですが、その一瞬の隙間に豪快なオーケストレーション。
荒ぶるホルンに加え、ここはドラムスのフィルインも鬼神のようです。ちなみにこの曲、スネアのチューニングがかなり高いですよ。先日の「Shangri-la」の記事を参照してくださいね。

ヴォーカルは、1番Aメロと2番Aメロの表現が全然違います。
1番は、詞が過去のことを歌っていますから、淡々と歌います。ジュリーの声質でなければ成立しない「クールなのに情感たっぷり」という、あの感じですね。
2番では一転して、露骨とも言える感情移入表現。ここは、詞が過去の後悔(1番で語られる)を胸に砂浜をさまよう男の情景描写なのです。
ジュリーは、わななくように、上ずった声で歌います。

この歌唱スタイルは、のちに「いい風よ吹け」で結実しますが、
「歌に、心ごと身体ごと入り込む能力」
というのが、僕がジュリーの特性を第三者に説明する際によく使う言葉です。それを初めて実感させてくれた楽曲が、この「船はインドへ」なのでした。

アルバム収録のZUZU&加瀬さんの楽曲はどれも素晴らしいです。
先に述べた「気になるお前」は、ジュリー相当のお気に入りらしく、LIVE率の高さは往年のヒット曲をも凌ぐものがあります。

軽く作っているような印象を受けるかもしれませんが、「夜の翼」などはこのコンビならではの構成で、アレンジ次第ではシングルにもなり得たでしょう。

ちなみに、山上&森田コンビの楽曲もこれまた名曲ばかりなのですが、そちらについては、「朝焼けへの道」の記事をいずれ書きたいと思っておりますので、その時に。

つまるところ、アルバム「JULIEⅥ~ある青春」が、珠玉の名曲バトルで彩られた大名盤だということ。
未聴の方は、今すぐ聴くべし。
「JULIEⅡ」については僕の個人的な好みで発言している部分もありますが、この「JULIEⅥ」は、万人にとって名盤とされるべき作品だと思っておりますので。

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2009年5月28日 (木)

沢田研二 「Shangri-la」

~from「HELLO」、1994

さて。
木曜日になりました。来週の今頃、自分はどんな心持ちでいるんでしょう。
「奇跡元年」の前日は、全然眠れなかった割に、翌日早く起きちゃったんだよなぁ。

ツアー開始までに書ける記事も、もう僅かでしょう。当てに行くことはせず、「コレ演ってくれたら涙」なお題を、可能な限りやっときますか!

で、今日のお題なんですが。
ファンの先輩方の多くは、ジュリーのエロティックな楽曲に惹かれている、という話を聞いたことがあります。
ですから、近年のアルバムの中だと「クロックマダム&ホットケイクス」の人気が高いんだとか。
「久しぶりにエロティックなジュリーに会えた!」という感覚なのだそうです。

と、すれば。
ちょっと見逃しがちかもしれませんが、時代を少し遡りまして、この曲はどうでしょう?

今日はアルバム「HELLO」から、ハードコア路線(いや、意味違うって)の神髄とも言うべき名曲「Shangri-la」、伝授!

ジュリー自身の作詞曲の中で、「Shangri-la」と「PEARL HARBOR LOVE STORY」。
この2曲が僕にとっては双璧です。
詞のタイプは、全く違います。「PEARL HORBOR~」の叙情性に対し、「Shangri-la」は官能的・肉感的。ちょっとイッちゃってる感じですね。

♪愛を欲しがる哀しい人
 求めよ、さらば与えられる
 汚れてゆくけなげな人
 二人は夢だ、シャングリラ♪

本能のままに、というイメージが伝わります。エロいです。
これがまた、吉田光さん作曲の武骨なメロディーによく合っていて。
おそらく曲先じゃないか、と思います。ジュリーは、曲先の作詞の方がその才能を発揮しやすいのではないでしょうか。

ヴォーカルは、ジュリーの大好きなミック・ジャガー路線。
舐めるように叫び、吠えるように囁く。
変幻自在のヴォーカルは、ただでさえ怪しい楽曲を、さらに怪しくしております。

ところで。
この曲は、是非とも演奏について触れなければなりません。
僕がこのアルバムを聴く直前でしたが、いてまえ隊のいっけん様がこの曲について、「ドラムがええねん!」という感想を書いていらっしゃいまして。
最初から、そういう心構えで聴いたんです。

た、確かに・・・。

アルバム収録曲ほとんどのドラムスを叩いているのが、湊雅史さん(まさふみ、さんです。まさし、ではありません)。
元DEAD END。僕はこのバンドについては詳しくないのです。でも、湊さんのドラムスは有名ですよ~。
「Shangri-la」にしてもそうなのですが、とにかく、スネアドラムのチューニングが考えられないくらい高いんです。

大体、スネアロールってのは、どちらかと言うと低いユルユルのチューニングの方が楽なんです。
それを、あのセメント・ガチガチのチューニングでロール連発。
「トゥルルルル・・・」ではなく、「ドシュタタドロタン!」みたいな。

当然他の楽曲も、セメントチューニングのスネアです。それだけで、アルバム全体の色が決められちゃってる。
2000年リリースのアルバム「耒タルベキ素敵」も、ハイチューニングのスネア設定楽曲が多く収録されていますが(「君のキレイのために」とか)、ここまで全体を通して徹底されてはいません。
中でも「Shangri-la」は、出し惜しみのないスネアロールの嵐で、また楽曲がそれを求めていたような気がします。間違いなく、アルバムの核になっているナンバーかと思います。

また、「気にしてない」の記事で触れたパターンと同じストリングスの絡み方が僕のツボでもありまして、この曲は、最近の僕のマイ・ジュリー・ベスト日替わり1位の常連さんになっております。

それでは、アルバム「HELLO」について。
現時点で、最後の第三者プロデュース作品、として位置づけられる重要な1枚。プロデュースは後藤次利さんで、相変わらずのビンビン系です。前年の「Really Love Ya!」ツアーでベーシストとして参加した流れを汲んで、ジュリーとのコンビが復活したと聞きます。

タイトルチューン「HELLO」はシングル曲でもあり、B面「YOKOHAMA BAY BLUES」と共にDVD「ZU ZU SONGS」のアンコールで映像を楽しむことができます(てか、「HELLO」ツアーDVDの存在をまだ確認できていません)。

ジュリーが作曲を担当した「君をいま抱かせてくれ」。これ、名曲なんですが、ドームで演ってるんですよねぇ。しかも、すごくオイシイ、ラスト近くで。
「30th Anniversary~」同様、ポケ~と聴いておりました。リベンジしたいです。

「IN BED」「溢れる涙」は隠れた名曲ですよ。決して目立ちませんが、完成度はかなりのモノだと思います。

あとね、「ダーツ」。
ある意味、同じく後藤さんプロデュースのアルバム「TOKIO」収録の「KNOCK TURN」的な脳天気ソングですが、こういうのを、LIVEで演って欲しいんだよなぁ。

そして、最後に。
今回この記事を書くにあたって、演奏クレジット等確認のため歌詞カードを見ましたが。

よ、読めん箇所がある(汗)・・・。

これが噂のローガンですか!
とりあえず、もう自分のことを「男子」などと言うのはよそう・・・。

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2009年5月27日 (水)

沢田研二 「30th Anniversary Club Soda」

~from「愛まで待てない」、1996

DVD「ジュリー祭り」の発売が遅れているようですが、「鋭意編集中」との確かな情報がありますから、首を長くして待っているところであります。
みなさまもきっとそうでしょう。

僕は、ジュリー祭りのあのセットリストがどれだけ贅沢な選曲だったのか、という事に、あとになってから気づいたクチです。
当時の僕の知識では、馴染みのない曲が半分くらい。
なんと勿体ないことでしょう。そんな奴に、アリーナ席が回ってこなくて良かった、と今は客観的にそう思います。

実際にあのLIVEで観ているのに、ポカ~ンとしていた記憶しかない・・・情けない話ですが、そんな曲がたくさんあります。
あの80曲は、ジュリー自身が練りに練ったラインナップであり、当然ご自身も大好きな楽曲が選ばれたはずですから、またこの先のツアーで演奏されることもあるでしょう。
是非ともリベンジしたい、と、気合充分なこの頃。

中でも、一番ポカ~ンとしてしまったのが、ドーム2曲目「30th(60th)Anniversary Club Soda」。
今日は、「Pleasure Pleasure」ツアーで何としてもリベンジを果たしたい、と逸っておりますこの名曲について。
アルバム「愛まで待てない」から、伝授!

東京ドーム参戦前、浅はかなYOKO君と僕は、ノッケから往年の大ヒット曲連発!を当然のように期待しておりました。
それが2曲目で早くも崩れたのです。

「知らんなぁ。還暦がどうとか言ってるね」
「即興の曲じゃない?」

二人が交わした言葉です。事実そのまま再現しました。情けない。
後に、アルバム「愛まで待てない」を聴き、「こんなイイ曲を演っていたのか!」とひっくり返ることになるワケですが、考えてみれば、この曲がジュリー祭りの2曲目ってのが、何と意義深い選曲であることか。

♪終わらぬショウへ さぁ、ようこそ
 レディ-ス&ジェントルマン 愛してます♪

♪今宵のシンガーは ロマンスグレーに
 七歩手前の 泣かせる奴♪

このとても素敵な導入部分を(メロもイイんだココは)、ドームでどんな風に変えて歌っていたのかが、謎のまま。
聴き取れたのは「還暦」ってフレーズだけだったんです。

「そのキスがほしい」で派手に顔見せした直後、「ようこそジュリー祭りへ」というある意味王道の、金字塔的な曲順。
これにとまどっていたんじゃねぇ・・・。

架空のバンド(シンガー)になりきって歌う、という楽曲コンセプトは、言うまでもなくポール・マッカートニーがビートルズ時代に「サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」で編み出したもの。その後、幾多のバンドやアーティストが、このコンセプトを踏襲してきました。
そして「サージェント~」は、その卓越したコンセプトアイデアだけでなく、「ズシンズシンと刻む16ビートのロックは、カッコイイんだ!」という認識を、多くのロックファンに植えつけたのです。

無論「30th Anniversary~」もその路線。作曲の朝本浩文さんはキーボーディストですが、イカした引き出しをお持ちです。ちょっと泣かせメロを足しているのが、この曲をドラマティックなナンバーへと昇華させています。

詞先か曲先かはまったく想像できませんが、覚和歌子さんの詞もまた、楽曲と一体となった素晴らしいフレーズの連発で。
この曲を好きな人は多いでしょうが、それぞれ「ココの詞が大好き!」という部分が違うでしょう。それだけオイシイ言葉が散りばめられているんです。
ちなみに僕のお気に入りは

♪王室カップルも 別れる御時世
 永遠ひとつ うけあいます♪

ココですね。

まぁ、曲全体を通してもう完全にソラで歌えますし、もしも今ツアーでこの曲に出逢えたなら、最後のコーラスもしっかり全うしようと意気込んでいます。

そして、例の部分を、ジュリーがどう変えてくるのか。

DVDで鑑賞した「ワイルドボアの平和」だと

♪今宵のシンガーは ロマンスグレーに
 ドップリつかった 笑える奴♪

これがアンコール1発目ですからね~。
これはこれで、とても楽しい。でも僕は今回の「Pleasure Pleasure」でこの曲を演るなら、ジュリーは自虐的ジジィネタは持ってこないような気がするんです。多少トボケた味付けはあるにせよ・・・。
まだまだロックしてやる!ジュリーはその意気で今ツアーに臨んでいる、と思うから。
あと数年は、そんなスタンスで攻めてくるのではないか、と。

しからば、「30rh Anniversary~」のアノ部分はどうなるのか。
僕のヒヨッコな推測は全く当たらない事を承知の上で歌詞を予想いたしまして、今回の伝授を締めくくらせて頂きます~。

♪今宵のシンガーは 去年還暦
 相も変わらず 元気な奴♪

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2009年5月25日 (月)

手が震えました

澤会さんのコンサートツアー予約、例の用紙に必要事項を記入して、明日振り込みに行くんですけど。
僕は今まで、一般人がとうに経験済みの社会常識に全く疎い生活を送っておりましたので、郵便局の振込用紙なるモノを、初めて手にとって見たんです。
たじろぎましたよ。

ち、小さい!

何、このスペースに住所全部書くの?

みたいな。
例えば、同行者の氏名記入欄なんて、柿の種より小さい。
僕はツアー前半のチケットを、常連さんのfuji様のご好意に甘えて予約して頂いたんですが、随分お手を煩わせてしまっていたのだなぁ、と・・・。ただでさえ僕の名前、画数多いし。

「誤記入の場合は、訂正印を押して下さい」

と、書いてありますけど、訂正印はまぁ良いとして、肝心の訂正記入する場所が無いやん・・・。
間違うワケには、イカン!

と、震えながら書き込んだ次第です。
いつか慣れるモンなんでしょうか、これ?

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2009年5月24日 (日)

沢田研二 「危険なふたり」

~from「A面コレクション」とか シングル、1973

今日のお題は、球児ばりの直球!
ド直球!

先日、「おまえにチェック・イン」の記事を恐る恐る書いたところ、数人の方から「これからも時々は有名曲について書けい!」との有り難いお言葉を頂くことができました。

お言葉に甘えまして。
あ、でも、6月5日までは「自分がライブで聴きたい曲」というコンセプトで書いておりますので、頂いております有名曲のリクエストが後回しになって、ゴメンナサイ。

東京ドームの2階席、イントロで一番盛り上がったのはこの曲でした。
70年代ポップスの究極形・「危険なふたり」、伝授!

”ソロシンガー・沢田研二”を一般浸透させたのは間違いなくこのシングルでしょうが、これは”作曲家・加瀬邦彦”というステータスを完全確立させた楽曲でもあります。
日本人にウケる洋楽直系のポップス、とはどうあるべきか?

加瀬さんが出した答えは、「一度聴いたら忘れられない、明快なオリジナル・リフで押す!」。

タイガース時代のシングルにもリフものはいくつかありますが、どうしても「手本の洋楽をより高度に発展させよう」という気負いとか、「洋楽そのまんまの構成ではいけない」という足枷があるように思います。
無論、それはそれで数多くの名曲を生んできましたが、最先端の洋楽が変わっていけばいくほど、つられるようにこちらも変わっていかざるを得ない、という宿命がついて回った事は確かです。

「危険なふたり」は、”ジュリーはこのパターンを持ってるぞ!”という路線確立の意義が大きいんですね。
その後のシングルで言えば「恋は邪魔もの」「ウィンクでさよなら」などが、「いかにもジュリーっぽい」というリリースイメージを纏ったであろうことは想像に難くありません。
それは、「危険なふたり」の大ヒットがあってこその強味だったワケです。

僕は、あれだけの知名度にも関わらず、実はこの曲をタイムリーで知りません。
1973年4月・・・6歳ですわ。ま、無理もない。

で、いつ知ったのかというと、これが意外や、25歳の時に弟に教えてもらったのでした。
その頃、弟も僕と同じく洋楽オンリーのリスニング、しかも兄の悪い影響でパブロックにハマり、ブルース・トーマスのようなベースを弾きまくって喜んでいるという変わった男だったのですが、ある日

「沢田研二の「危険なふたり」という曲に、ニック・ロウ魂を感じる!」

などとワケのわからない事を言ってきまして。
僕は鼻で笑っておったのですが、弟は何と中古レコード屋を漁り探し、遂にシングルレコードまで買ってしまいました。

聴かせてもらうと、確かに音作りが似ていました。
当時はこの曲のリリース年など知らなかったのですが、今考えると全然ニック・ロウより先輩の楽曲だったんですね。
要は、ニック・ロウも加瀬さんも、影響を受けた音楽が同じで、引き出しが似ていたという事なんです。

珍しく日本語の曲を完璧に覚えた僕が次にした事は、と言いますと。
会社の飲み会カラオケで、歌ってみた(爆)。
そして。

キーが・・・た、高い!く、苦しい!

と、なるワケですね。
別に、音階の最高点が話にならんくらい高い、というのではないんです。
ちょっと頑張らないとスッと発声できない高さ(僕で言うと、高い「レ」から「ソ」まで。「ラ」はハッキリ苦しい)で、メロディーがウロウロするんです。

♪大人のフリを(気合や!)、しても(苦しっ!)、別れるつも~りぃ~(無理!)♪

酒が入っていたので、倒れるかと思いましたよ。
その日以来、僕はこの曲をカラオケで歌っておりません。何回か行ったYOKO君とのジュリカラでも、敬遠しました。

女性のみなさま、ジュリカラではこの曲を是非おススメいたします。女性のキーで歌いやすいはずですよ。

これ要するに、ジュリーのヴォーカルの凄まじさなのです。高いところで擦れたような声になるのがジョン・レノン方式というヤツでして、この歌い方は才能の無い人にはできません。
しかも、あのアクション付きですからね。

僕は、ドームでこの曲を聴いた時のジュリーの動きが、記憶に残っていないのです。
YOKO君と、隣のお姉さまと、半狂乱状態でしたから。逆に、ステージなんて観てる余裕がなかったのでしょう。

「奇跡元年」では、この曲は演奏されませんでした。
何とか、CCレモンホールのあの独特の雰囲気・渦の中で、「危険なふたり」が聴きたい。

更に。
先輩方におかれましては「え~っ!それはイヤだ~」とかクレームの嵐でしょうが、できれば「忘却の天才」ツアーでの「年上のひと・物色ヴァージョン」で、観たい!

だって、楽しそうなんだもん。
ダメですか?

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2009年5月22日 (金)

沢田研二 「雨だれの挽歌」

~from「LOVE~愛とは不幸をおそれないこと」、1978

僕は、ほとんど洋楽ロックしか聴いていなかった時代からずっとそうなのですが、「明らかにやり過ぎ」たアルバムが好きです。
キンクスの「プリザヴェイション」、ストーンズの「サタニック・マジェスティーズ」、ジョージ・ハリスンの「オール・シングス・マスト・パス」、エルヴィス・コステロの「インペリアル・ベッドルーム」、ビリー・ジョエルの「ナイロン・カーテン」・・・。
また、あまりにも有名すぎて「やり過ぎ」とは言いにくいですが、実はビートルズの「ホワイト・アルバム」やクイーンの「オペラ座の夜」もそういったスタンスで僕は聴いています。

何がやり過ぎなのか、ってのはアルバムそれぞれで、コンセプトであったり、ミックスであったり、アレンジであったりするのですが、今日ご紹介するジュリーのこのアルバムは、ちょっと珍しいパターンで。

やり過ぎてるのは、歌詞!

阿久悠=大野克夫コンビの3部作、ラストを飾るアルバムです。
「LOVE~愛とは不幸をおそれないこと」から、今回は「雨だれの挽歌」を採り上げ、阿久さん一世一代のやり過ぎについて語ってまいりましょう。伝授!

♪ホテルの部屋は寒い
 あなたが熱いだけ
 くすんだ天井に

 息絶えた虫がはりついている♪

ひぇ~~~~~!!!
ジュリー、この詞を入魂も入魂のヴォーカル(フラット?オッケ~オッケ~)。大マジです。

大体、歌謡曲(と、敢えて言うね)で「虫」ってフレーズはアリなのか?

実はジュリーナンバーでもう1曲、「思いきり気障な人生」にも「虫」って単語が出てきますが、こちらは「羽根のない蝶」というフォローのフレーズ(なんだそりゃ)がありますから、聴き手は「虫」=「蝶」という感覚でいられます。

しかしこの「雨だれの挽歌」は・・・。
歴然と、虫。いわゆる、虫。

これは冬の曲ですので(アルバム全曲そうだけどね)、夏の終わりに生涯を終えた虫が、掃除もされずに真冬になってもそのまま部屋の天井にくっついている、という(汗)。
なんかね、夏の夕暮れ時、自転車でカッ飛ばしてると勢いよく目の中に飛び込んでくる、通称「ばか虫」・・・アイツを想像しちゃうんですけど!

このシュールな情景描写は、歌謡曲でありえません。
しかも、ジュリーですよ。お子様のファンだって、たくさんいるでしょうに。

要するに、このアルバムでの阿久さんの冒険は、言葉の組み合わせなのです。
前作「今度は、華麗な宴にどうぞ」で、壮大なストーリー、言い換えると歌詞で限りなく小説に近づいた阿久さんは、とうとう己のストーリーの中で更に遊び心を持つ、という境地にまで至りました。

アルバムを通じて、突拍子もない単語が連発します。
しかも(これは、阿久さんが敢えてそうしたのだと思いますが)、当時はモダンなフレーズではあるものの、時代が変われば素っ頓狂な表現になってしまうような単語を、多く取り入れているのです。

「雨だれの挽歌」の場合だと

♪凍てついた舗道を
 揺れながらメトロまで行く♪

「メトロ」って・・・。
また、困った事に短調のバラードなんだ、この曲は。

僕はこのアルバム、初めて聴いた時は大ウケだったんです。「雨だれの挽歌」のみならず、全編どこかしらに「プッ」と吹いてしまう箇所があって。
ところが、聴きこんでいくうち、そんな単語が重く楽曲にのしかかり、ストーリーで語られる主人公=ジュリー(だって、スゴイ歌詞に入り込んで歌うんだもん)のダメージを共感するに至りました。
クセになる、という言い方がピッタリきます。恐ろしい名盤だと、すぐに認識を改めましたね。

阿久さんのこの言葉の選び方が、タイムリーでジュリーを聴いていらっしゃった先輩方に対してどのような影響力を持っているのか、非常に興味があります。
想像するに、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、久しぶりに聴いた時に、このアルバムがリリースされた真冬の風景に、強引に押し戻される・・・そんな作品なのではないでしょうか。

アルバムの他収録曲にも触れますと、まずシングルは「LOVE~抱きしめたい」。
重いナンバーですよね。でも、アルバム全体からするとこの曲はまだ爽やか(おいおい)な方なんです。

「想い出をつくるために愛するのではない」、これが一番スゴイでしょう。

♪イーグルスきいた
 五杯目の酒を飲んだ
 壁紙がセピア色に色あせたホテルで
 冬の夜を過ごしている♪

ホテルって言っても、主人公が聴いてるのは「ホテル・カリフォルニア」ではあり得ない。ソコがポイント。

「薔薇の門」、これもスゴイ。

♪恋は嵐、愛は命
 そして二人は 薔薇の門、薔薇の門♪

ワケわかりません。
「薔薇の門♪」を2回繰り返す、という、この部分!
この曲がお好きな人は、絶対ココにヤラレてるはずです。

最後に、「アメリカン・バラエティー」行っときますか。

♪テネシー生まれの熱いウィスキー
 テンガロンハットの中に満たし
 あなたと二人だけで飲めば
 摩天楼飛び越すスーパーマン♪

いや、自由の女神をクドく男の話なんですけどね。
これからアルバムをお聴きになられる方々、この「アメリカン・バラエティー」と「TWO」「サンセット広場」の3曲以外は、すべてダメージソングですので御覚悟を。

でも、今聴かない方がイイね。
真冬になってから、ストーブ1コだけの閑散とした部屋で聴いて欲しいなぁ。
暑い時に聴くと、「大野さん、大変だっただろうなぁ」とか、余計な事を考えてしまう自分です・・・。

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2009年5月21日 (木)

予約しました~

アルバム「Pleasure Pleasure」をAMAZONさんにて予約。
本当は、市場活性化のために普通にお店で買いたいんですけど・・・やっぱ、AMAZONさんとかのネット予約は、発売日前日到着っていうのが、魅力でして。
しかも安いし。
お店さんは、どんどん苦しくなっていきますねぇ。

いや、もちろんネット通販だって、お店さんには違いない。れっきとした市場のひとつです。
ただ、販売実績調査が機械的になってしまう。
お店とかだと、それまで「10」の売行きだった商品が「30」の動きをすると、「おっ」という感触があるんですよ。
ネットの実績リサーチは、膨大なデータの中、「100」から「200」というような大幅な変動履歴から、まずは検討されるでしょう。
「人を動かすのは、人」という感覚が、得にくいシステムなんですよね・・・。

僕は、澤会さんの手書き封筒には、「人」の動きが感じられ、そうした意味で大いに共感した次第です。

ところで。
このアルバム、正規のお値段が2,222円ですよね。
6月5日発売ですから、5日、6日の渋谷会場でお買い求めになる方々も多いでしょう。
売店モッシュは必至です。

お釣りは、大丈夫なんだろうか・・・。

いや、僕自身のイベント販売の経験ですとね。
例えば、1600円の商品とかは、大変。1000円札と100円玉を鬼のように用意しておくのですが、それでも足りなくなって右往左往したり、お客様に両替の協力してもらったり。

2,222円て(汗)。
自分が販売側だったら、「マジかよ~」みたいな値段ですわ。
10円玉と1円玉を各100枚くらい用意?それで足りる?
あ、50円玉も要るじゃん!
5502円とかで御会計のお客様がいたら、瞬時に対応できる?

ひょっとしたらジュリーファンの先輩方は、そういう事もちゃんと考えて、購入額きっちり用意して行かれるもんなんだろうか。
いずれにせよ、ただのモッシュで済みそうもないような・・・。

そんなしょうもない事を考えるくらい、ツアー初日が迫ってまいりました。
楽しみ。

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2009年5月19日 (火)

沢田研二 「風にそよいで」

~from「第六感」、1998

去る日曜にじっくり聴いた2枚のアルバム。
控え目にオススメした「NON POLICY」に続いては、”名盤”と断言してしまった「第六感」に御登場願いましょう。

さて。
実は自分、ハードロックというジャンルがずっと苦手でした。
別に、音自体や楽曲構成がダメなワケではないと思います。ビートルズの「ヘルター・スケルター」とか、キンクスの「パワーマン」とか、大好きですから。

どうもね、語感フェチみたいなんです。歌詞に「サンダー」とか「ファイヤー」とか出てくるのがダメだったんじゃないかと。

ところが、最近大丈夫なんだよねぇ。
って、進んで聴いてるワケじゃないんですが、職場でそのテの曲を聴いたりしてると
「あ、今のトコ、忘却っぽい!」
とかいう感じで、ジュリーナンバーを通じて、純粋に音を楽しめるようになってきてます。

こと2000年以降のジュリーのアルバム、白井良明さんのアレンジはかなりのハード路線で、少し前の僕なら敬遠するタイプの音作りで。
数年前に「耒タルベキ素敵」を数回聴いた段階で部屋の奥深くに紛失してしまったのも、「なんか、俺には合わんアレンジだな」と大変な誤解をしてしまっていたからなのです。
実際、YOKO君に向かって、「耒タルベキ素敵」はイマイチだった、などと発言しておりました。
と、今のうちに白状しておこう。YOKO君がひょんなトコで喋っちゃう前に。
その後、必死で掘り起こして聴き直しましたからね。
大名盤ですよ。その代償が、風邪。数年分の埃を吸い続けながら掃除してましたので。

いや、今日は「耒タルベキ素敵」の話ではありませんでした。
白井さんのハードなアレンジ、について。
「愛まで待てない」「サーモスタットな夏」あたりのアルバムだと、割と60~70年代イギリス寄りの変態路線なんですよ、白井さん。
それが、いつハードな変態路線(どっちにしても変態かい!てか、”ハード”の意味が違うぞ)へとシフトしたのでしょうか。

忽然とその路線が鎌首をもたげたのは、1998年リリースのこの曲。
アルバム「第六感」から、「風にそよいで」伝授!

僕は前述の通り、このタイプの音作りの楽曲を聴きこんでこなかったので、どのあたりから影響を受けたアレンジか、ってのは書けないんですけど、洋楽ハードロック系である事は間違いありません。
おそらくリズムパターン先行の作曲で、後からジュリーが詞を載せたものと思われます。

白井さんの工夫は、単にハードロックへのオマージュに留まらず、90年代にノシてきたいわゆる”パワーポップ”というムーブメントをも取り入れている事にも窺えます。
「風にそよいで」では、いきなりフラメンコ風のギターとパーカッションが顔を出したり。
それも、大っぴらに見せつけるのではなく、サラッと隠し味的にやる、というのがパワーポップの流儀。

エンディングでチェンバロ音が取り残されるのも、センスの根幹は同じです。

しかし、この工夫を名曲へと昇華させているのは、ジュリーのヴォーカルと詞の載せ方なのではないか、と。
ヴォーカルそれ自体の素晴らしさは、聴いて頂ければ納得のはず。
採り上げたいのは、ヴォーカルと詞フレーズの一体感なのです。
1番、「君の憂い♪」と「右に倣え♪」は連続する同じメロ部で韻を踏んでいます

この”連続する”というのがミソで、韻を踏んだフレーズを、立て続けに、吐き出すように歌うことで、ハードな楽曲が強調されています。
曲先(推測ですが)ならではの詞の良さもあって、1番で言えば「虚しいだけじゃない♪」の「じゃない♪」の部分。これは白井さんの作曲時点では、合いの手のような個人的クセ部だったかと思いますが、ジュリーは見事にそのメロディーを生かしきりました。
ジュリー自身もこの部分は詞とヴォーカルの融合に手ごたえがあったと見えて、2番では「とぼけるだけじゃない♪」、3番では「変わっただけじゃない♪」といった様に、「じゃない♪」連発で攻めます。

加えて、カッコイイのは伊豆田洋之さんによるコーラスです。重ねるタイミングとか、ホント天才ですこの人。
歌メロのハモリは、ジュリーですよね、これ。
ジュリーは自分のヴォーカルにハモリを重ねるの、ポリドール時代からよくやってます。得意なんですね。タイガース時代に鍛えられたのか、いや、天賦の才なのでしょうか・・・。

「風にそよいで」は、バラエティーに富んだアルバム「第六感」の中でも異色のタイプですが、2000年以降、白井さんのアレンジは、この手法がメインになっていくのです。

アルバム「第六感」、他の収録曲について。
一番の野心作は、「永遠に」。これは何と、岩谷時子さん作詞・宮川泰さん作曲。「君をのせて」を書いたコンビの作品です。
しかも演奏はエレキギター・オーケストラとも言うべき、白井さんの一人舞台。他の楽器は一切入っていません。この斬新な楽曲が、アルバム唯一のシングル!
ちょっと冒険し過ぎじゃ・・・。

ラスト収録の「ラジカル・ヒストリー」、これがシングル向き、なんだけどなぁ
直前に収録の「君にだけの感情」(おそらくアルバムタイトルチューンの役割を果たしているバラード)のエンディングノイズとの繋がりが、ドキッとさせます。この辺りが、アルバム単位での醍醐味ですよね。

「いとしいひとがいる」「グランドクロス」は、覚和歌子さんの詞がシンプル故に素晴らしい。「グランドクロス」はLIVE率が高いようで、今ツアー、ちょっと期待してます。

今回、アルバム通してじっくり聴き、名盤だと思いました。好きな曲をピックアップして聴くのも楽しいけど、やっぱり可能な限りアルバムごとに聴かなくちゃ、ね。

あとですね。
歌詞カードの写真が、とても良いです。
どれか1枚、次作「いい風よ吹け」の歌詞カードに回してあげたいくらい(爆)。

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2009年5月18日 (月)

沢田研二 「ナンセンス」

はじめに。

みなさま、お騒がせして申しわけありません。
って、初めてこの記事読まれる方には、何のこったか解りませんよね。

実はこの「ナンセンス」の伝授記事、アップしたのが昨夜のこと。
その内容というのが僕の非常識な勘違いに基づいた文章で、常連さんの鉛筆様が、深夜にも関わらず訂正のコメントをくださったのです。
勘違いは、「ナンセンス」の作曲者についてでした。
原田真二さんの作品だとばかり思いこんでいたんです。「NON POLICY」を初めて聴いた5年前から、今までずっと。
レコードやCDをお持ちの方々は、歌詞カードを御覧頂ければ分かると思います。横に読むべきものを、縦に読んでしまい、そのまま・・・。
「ナンセンス」を聴いた瞬間、「あぁ、いかにも原田さんらしい曲だ!」と勝手に思い込んでしまい、今回記事を書くにあたっても、見直そうともしませんでした。

ご指摘を受けた時には非常に恥ずかしく、正しい作曲者が佐藤健さんであることを確認、反省しまして、その恥ずかしさを敢えて今後の自らに課すべく、記事それ自体はそのまま残そう、と思いました。

というのも、今回まず思ったのは
「もし、これが活字だったら・・・」と。
戦慄しました。

僕の本業は音楽関連の出版社勤務です。
ですので、ジュリーに関しても、いつ自分が活字による発信者になってもおかしくない立場にあるのです。
そんな自分が、事もあろうに重大な部分で誤った認識に基づいた文章を書いてしまった。ジュリーについての事でしたから、尚更ショックは大きかったのです。

ネットの文章は、管理者による修正が容易です。
しかし出版物となると、一度印刷され流通してしまったものを、どうすることもできません。その責任たるや、計り知れないものがあります。
もしも僕が今回の件を体験せず、公の出版物にて、何らかの形で「ナンセンス」という楽曲についてほんの少しでも文章を書く機会に恵まれたとすれば、必ず原田真二さんについて言及していたに違いないのです。
身震いしました。

そして思ったのです。
執筆対象への愛情が深いぶん、誤った思い込みや過信を自ら立ち返って気づく事はすごく難しい。だから今後は、確信のある事柄についてもキチンと調べてから書かないと、と。
そして、将来の自分への戒めの意味で、恥ずかしい文章をそのまま残し、読み返す度に初心に還ろう、と。

それが、昨夜の段階で考えたことです。

ですが今日になって、「やっぱり書き直そう」と、考えが変わりました。
帰宅しますと、数人の方から、心配している旨のメールが届いていました。その方々のメールはすべて激励の内容でとても有り難かったのですが、誤った記述を読まされ気分を害した方々も、世の中にはたくさんいたのだろう、とも思いました。

アクセス解析によりますと、現時点ですでに相当数の方に、当記事を閲覧して頂いているようです。
加えて、原田真二さん関連のキーワード検索で当ブログをヒットして下さった方も多くいらっしゃるという状況。原田さんのファンの方々、紛らわしい記事でさぞ困惑なされたと思います。ごめんなさい。

少し前に(確かジュリー関連のサイトさんだったと思うのですが)、1日あたりのアクセスが200件を超えていれば、そのブログは世間に対して何らかの影響力を持つ、という見解についての記事を拝見したことがあります。
僕のブログは現在、1日平均500件強のアクセスで推移しています。信じられない数です。
アクセスカウンターは6万に届こうとしておりますが、12月初旬の時点では、1000ちょっとだったんです。ジュリー祭りのレポを書いて以降、それだけの上乗せがあった、という事で、本当に感謝のひと言です。

つまり、それだけ発信責任が重大になってきているのですね。
自分だけの勝手な理屈で誤った記事をこのまま放置することは、閲覧者のみなさま、リンクを貼って頂いているサイト様、そして全てのジュリーファンの方々やジュリーの関係者のみなさまに対して、大変失礼な処置であることに気づきました。

読まれることに慣れてしまっていたような気もします。
僕のような一介の凡人の書く文章が、こんなに多くのみなさまの目に触れ、何かあればすぐに御指摘や激励を頂ける・・・冷静に考えると、ありきたりな事では決してありません。

ありきたりじゃない事が、ありきたりに思える

とは、ジュリーの歌ですが、僕のような平凡な人間にしてみると、その感覚は危険であるとも言えます。自分のステータスが上がっているように勘違いをし、増長してしまう可能性があるからです。

どうか謙虚でありますよう

と、自分を戒めまして。
このブログを続けていきたいと思います。謙虚な姿勢で1曲でも多くの記事を書くことが、一番平凡で、一番大切な事なのでしょう。
みなさま、今後とも叱咤・激励のほど、よろしくお願い申しあげます。

ひたすら長い序文になりましたが。
それでは、訂正記事を、どうぞ。↓

沢田研二 「ナンセンス」

~from「NONPOLICY」、1984

今日は風邪気味だったこともあり、ゴロゴロしながら「NONPOLICY」「第六感」の2枚を交互に繰り返し聴いておりました。
先日の「単純な永遠は大名盤だった事件」の反省を受けまして、「あまり通して聴いてないアルバムをキチンと聴き直してみよう週間」に突入です。

いや~「第六感」の方は名盤でしたわ~。
入手したのが結構最近で、何故だか今まで気合入れて聴く機会が無くて。
愛に生きる男の決意表明的な作品だったのですね。
たぶん、ドームと奇跡元年で1曲も演ってないから、無意識に敬遠していたのでしょう。勿体無い!

で、一方の「NONPOLICY」ですが。
これは、ポリドール時代だと「JILIE SONG CALENDAR」の次に聴いてなかったんじゃないかなぁ。
自分で編集盤作る時に、「ナンセンス」と「すべてはこの夜に」の2曲はよく入れてたけど。
まぁ、今日改めてじっくり聴きまして、名盤とまでは言いませんけど、良かったですよ。
不謹慎な話ですが、覚えてない曲があったりして新鮮でした。このアルバムを強く推す方がいらっしゃっても、納得できます。そんな話はまだ聞いたことないですけど(爆)。

でも、やっぱり一番好きな収録曲は変わらず、「ナンセンス」。
ジュリーが歌って初めて説得力がある、そんな孤高の色男ナンバー。サウンドも、この頃の音作りが一番生かされる、クールにカッコイイ系。
是非LIVEで聴いてみたい曲のひとつです。伝授!

作曲の佐藤健さんについて、調べてみてびっくり。大橋純子さんの旦那さん!土屋昌巳さん等と一緒に、大橋さんのバックバンドを務めていらっしゃった方だそうです。初めて知りました~。
数多くのアーティストに楽曲提供していらっしゃいます。
その中にも、「ジュリーが歌ったらカッコいいかも」と思う曲がたくさんありました。吉川晃司さんの「RAIN-DANCEがきこえる」とか。

ですから、ジュリーとの相性は問題なし。アルバム「NONPOLICY」では、佐藤さんはもう1曲「真夏のCONVERSATION」を手がけていますが、やはり「ナンセンス」がイチオシかなぁ。

原田さんの曲だと勘違いしていた件でもお分かりのように、佐藤さんもキーボーディストでした。あのクールなピアノ伴奏は、佐藤さんのアイデアだったのでしょうか。
「ナンセンス」は鍵盤の特性が充分生かされた楽曲で、これをアルバム1曲目に配置したのがまず大正解。イントロ、ピアノの渋い縦ノリ伴奏に合わせ、各楽器、とてもスリリングな演奏で。非常にストイックなアルバム導入となっています。

歌詞がまた、クサイと言えばクサイですが、曲によく合っています。80年代中盤当時のロック系ポップス作品でお名前をよく拝見する、大津あきらさんの作詞です。

♪悪いけど、駄目だよ  そんな気になれない
抱き合うより このまま さよならしとこう♪

ね。
ジュリーでなきゃ、無理!な歌ですわ。

この内容をクールなロックで歌う、というのは実は大変な冒険(あざとくなってしまいがち)で。
「ナンセンス」はその意味においても、稀少な成功楽曲例と言えそうです。

イントロからAメロにかけて、低音で渋く演奏していたピアノが、Bメロのクリシェ部では高音に切り替わっての和音連打。ありがちとは言え、素晴らしい!
クリシェ進行というのは、和音構成は変わらないままルート音のみがガクンガクンと下がっていきますので、ピアノの連打は大変有効なアレンジなのです。

ジュリーのヴォーカルは、これまた母音ブッた斬り路線ですね。
「生き方など、そんなに変えられやしない♪」の部分。「そんなに♪」の「なに」とか。ここはメロディーがポ~ンと跳ね上がる箇所ですから、余計にカッコイイです。

LIVEで演ったら、シビレるだろうなぁ。
今の鉄人バンドのスタイルに、すごくマッチしてると思うんだけど・・・。

アルバム「NONPOLICY」についての新発見も、少し書いておきましょう。

まず、AORの大御所、クリス・レア作曲の「SMILE」がとても面白かった。
僕はクリス・レアの「Driving Home For Christmas」という曲が好きで、シンセの使い方が「SMILE」と良く似ています。

「眠れ巴里」も良かったです。
僕年前に聴いた時点では、風変わりでジュリーらしくない感じがしていたのですが、今は「我が心のラ・セーヌ」とか知っていますからね。
「あぁ、2000年代の楽曲の泉がこんなトコにもある」と思ったりとか。作曲がジュリー自身なんです。

「真夏のConversation」と「ミラーボール・ドリーマー」の2曲は、今まで何となく苦手なイメージがありました。今回は普通に聴けましたよ。「イイんじゃないの」くらいな感じですけどね。

佐野元春さん作詞・作曲の「すべてはこの夜に」が素晴らしいのは当然。
佐野さんのおハコ・”3度なのか5度なのかハッキリせい!なコーラス”も、やっぱり良いです~。

あと、「シルクの夜」。これはなかなかエロい曲だったんですねぇ。
「感情ドライブ」とか「クライマックス」ほどモロではないですが、三浦徳子さんの歌詞も結構エグいし、作曲の南佳孝さんは、元来ソレ系専門のメロを書く人だし(失礼!)。

そしてそして。
「ナンセンス」作曲者だと勘違いしていた原田真二さんの作品は、2曲目「8月のリグレット」と、9曲目のタイトルチューン「ノンポリシー」。
「ノンポリシー」の方は、ジュリーマニア第2部で演奏されており、認知度も高そうです。
僕はどちらかというと「8月のリグレット」の方が好きで(「ノンポリシー」は、なんだかジューシーフルーツとカブる汗)、原田さん作品への誤認識のケジメとしまして、こちらはいつか詳しく分析して記事を書きたいと思っております。

どのアルバムについても言える事ですが、時代背景とか、先入観なしにマッサラで聴いてほしいと思います。きっと、ジュリーファンにとって素敵な作品になれるはずです、「NONPOLICY」。

でも、グッと堪えて、”名盤”とまでは言わないでおこう・・・。

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2009年5月15日 (金)

沢田研二 「気にしてない」

~from「単純な永遠」、1990

ごめんなさい。
つい数日前と、真逆な事、書きます。

やっぱり、アルバムってのは1枚通して聴かないとダメですね。本日、改めて痛感しましたよ。
前回、「月のギター」についてエラそうな記事を書きまして、ふと
「そういや、単純な永遠って、ずいぶん長いこと通して聴いてないなぁ」
と思い立ち、何の気なしに今日、移動用のBGMとしてCD持ってったんですよ。

名盤!大名盤!!

驚愕しましたがな。
なんで今まで、こんなカッコいいアルバムを正当に評価できてなかったんだ?
自分が情けなくなりました。
「単純な永遠」・・・最近は、ドームと奇跡元年で演奏された曲のみ抜粋して聴く、という状況だったのです。

この辺は大人買いの弊害かもしれません。新しく聴くモノが多すぎて、それまであまり聴きこんでいなかった作品を再評価する機会が遠のいていたのですね。
「単純な永遠」「Realy Love Ya!」以外の吉田建さんプロデュース期作品は、すべてドーム以降に入手したものですから、そちらばかりを熱心に聴いておりました。

改めてアルバム通して聴いてみて、「単純な永遠」が、尋常でなく志の高い名盤である事を今さらながら認識しました。今回のお題は、前回記事内容訂正の意味もこめて。
今日を機に特別に好きになった楽曲群の中から、思いきり僕のツボなナンバー(って、何で今まで気づかなかっんだろ)「気にしてない」、伝授です!

これまたジョージ・ハリスン流の楽曲なのですが、この手の曲に関しては、本家ジョージよりもその後のフォロワー達の方が明らかにカッコよく作れているという(笑)。
無論、「気にしてない」も見事な進化形。

ジョージで言うと「アップル・スクラッフス」「マヤ・ラブ」といったあたりの楽曲が原型となります。
基本スリーコードのロックンロールを、硬質かつルーズなアレンジで演奏する、というもので、進化形を目指したフォロワー達にとっては、ちょっとマヌケな鍵盤とパーカッション装飾が重要なポイントのようです。

「気にしてない」では右サイドに通常のドラムス、そして左サイド、後からキメの部分にパーカッション装飾としてタムをドコドコと重ねています。
鍵盤はポヨ~ンとしたオルガン系で、これも多くの英米アーティストのビートルズ・フォロワー達が使う手管のひとつ。

が、「気にしてない」にはもうひとつ、大きな工夫が盛り込まれています。
Aメロ&サビに対して、Bメロがやたらと美しく、ポップなんです。
この部分はガクンと転調してます。以前「違いのわかる男」の記事で書きました通り、こういった転調は、元調へと舞い戻る着地部分をどれだけカッコよくキメるか、というのが重要で。
サビで
「♪I Don't Mind・・・気にしてない♪」
と歌う箇所は、シンコペーション(小節の終わりから次の小節へと向かっていくようなメロの載せ方)になっていて、ソコへ着地するわけなんですが。
1番で言うと、Bメロのポップな旋律、最後の部分は

「♪渡してくれた誰かの時計~♪」

構成で言うとこの「誰かの♪」までがBメロ。
ここで着地して、「時計~♪」の部分は何と、もうすでにサビメロに移行してしまっているのです。
従って1番のサビ、最初のひと回しは
「♪I Don’t Mind・・・気にしてない♪」
ではなく、
「♪時計・・・気にしてない♪」と歌います。
つまり

「時計♪」と「I Don't Mind♪」は同じメロ!
(いや、微妙に違うが)
コレは、カッコいい構成ですよ!(う~ん、伝わるかなぁ)

さらに僕のツボなのは、この硬質でルーズなサビ部および間奏部のセブンスコード進行に、ブルーノート音階でストリングスが絡んでくるアレンジ。
これは80年代以降に流行ってきたロック的なストリングス使用法で、佐野元春さんも「愛のシステム」という曲で大胆に導入したりしています。
もちろん僕の好きな洋楽曲にも、このアレンジを取り入れたナンバーが多くあります。

「気にしてない」は、詞もまた、イイんだよねぇ。
正直、森雪之丞さんって、ジュリーナンバーで聴くまでは変な先入観があったんです。いかにも職業作詞家、みたいな。
とんでもない、時代の寵児でいらしたのですね。
語感がスゴイし、センスの出し惜しみをしていません。また、森さんの構築する突き放した感じが、こういう曲調にとても良く合っています。
ジュリーも例によって詞の世界にどっぷりと入り込み、「怒ってない♪」を囁くように歌うあたりが絶品。
以前記事に書いた「FOXY FOX」同様、全体的に母音を叩き斬ってます。楽曲の洋楽オマージュ度が高い、ということですね。

この「気にしてない」もそうなのですが、アルバム「単純な永遠」にはコンセプトもあって、”ロックスターの自虐的露出”とか”退廃の美学”といったイメージが見えます。
これは70年代のデヴィッド・ボウイがおハコにしていたコンセプトでもあります。
こうしたグラム・ロック的な要素が、ジュリーに似合わないはずがありません。
建さんプロデュース期作品の中で、このアルバムを強く推す先輩方が多いのが、今日やっと解りました。
本当に、ジュリーのアルバムをすべて聴きこむ、というのは底無しの作業であり、楽しみなのですね。

それ故に。
この大名盤が普通に入手できない現況は、どう考えてもおかしいと思う・・・。

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2009年5月13日 (水)

沢田研二 「月のギター」

~from「単純な永遠」、1990

そして。
今日は告知がきました。澤会さんから。
入会5日目のことでございます。今はまだ、帰宅して郵便受けに茶色の封筒を見ると「おぉっ!」ってな感じですが、まぁなんせ唐突に来るモンですから、先輩のお姉さま曰く、「慣れるにしたがって定期的な請求書のように思われてくる」らしいです(爆)。

内容は、ツアーの追加スケジュール、アルバム「Pleasure Pleasure」、そしてDVD「探偵~哀しきチェイサー」の発売告知でした。
目を引いたのは、アルバムの紹介文。

「演奏も、ツアーメンバーと白井良明氏が行っています」

という、ひと言ですわ~。
これはつまり、柴山さん下山さんがギターを弾き、泰輝さんが鍵盤を弾き、そしてそして、GRACE姉さんが生のドラムスを叩いてる、って事・・・ですよね?
今ツアーにて演奏されるであろうニューアルバムの曲、リハの時間が充分あったのかなぁ、なんて心配は全くの杞憂だったワケです。

封筒には、みゆきママ様のおっしゃっていた、タックシールもしっかり貼られておりました。

これ、みゆきママ様が、印刷済みのモノがいっぱいあったら・・・と心配されていらっしゃいましたが、それは大丈夫。
仕事で定期雑誌とかを扱っているので解るのですが、こういうのって、データだけ登録してあって、随時メンテしておき、発送日前とかにザザ~とまとめてプリントするもんなんです。雑誌の場合はシールじゃなくて、スリップ(短冊)なんですけどね。

さぁ、ツアー初日まで1ケ月を切ってますよ。
これからしばらくは、個人的にLIVEで聴きたい楽曲を伝授してまいりたいと思います。

僕はジュリーLIVEについては新参者ですが、この半年(もうドームから半年経つのか~)DVDを観まくったりしまして、勉強してきました。
で。
柴山さんエレキギター、下山さんアコースティックギター、というスタイルでの演奏が、スゴく好きになったんです。

今日のお題は、生のLIVEはもとより、DVDでもまだ観た事がない楽曲の中で、おそらくギターのお二人がそのスタイルで演奏されるであろうナンバーを。
渋いですが、心にグッと染み入る隠れた名曲です。

アルバム「単純な永遠」から、「月のギター」、伝授!

僕、このコード進行にヨワいんです。無条件で好きになってしまうんだよなぁ。

初めてこの進行を広く世にしらしめたのは、ジョージ・ハリスンがビートルズ時代に書いた唯一のシングルA面曲「サムシング」。
当時ビートルズは解散目前の末期。色々あったことはあったのでしょうが、常にロック・ミュージックの旗手・最先端であったビートルズが、さすがに後進のバンドにその座を譲らざるを得なくなってきた、そういう時期でもありました。
そんなバンドのひとつが、レッド・ツェッペリン。
ジミー・ペイジの発言に、こんなのがあります。

~ジョージ・ハリスンが、俺等について「君達はいいバンドだけど、バラード曲が無いのが欠点だね」とか言いやがるから、「レイン・ソング」で「サムシング」のコード進行をパクってやったんだよ~

なんとまぁ大人げない。
しかしながら、「サムシング」同様、「レイン・ソング」も大好きな曲です。ツェッペリンの中で一番好きかなぁ。

「月のギター」は、いわゆるバラード楽曲、ではありません。
作曲のNOBODYさんは、銀次兄さんとも通じる「ポップスの達人」でいらっしゃいます。バラードではなく、良質なポップス。メロディー重視の、ミディアムテンポ・ナンバーなのです。
この手のナンバーは、ブリッジやサビの振り分けが構成上ハッキリしているにもかかわらず、一番オイシイのはAメロである、という特徴を持っています。
ジュリー自身もそういう作曲が好みらしく、アルバム「ビューティフル・ワールド」収録の「懲りないスクリプト」など、Aメロ命!な曲をいくつも手がけていますね。

話を戻しますと、「サムシング」でお披露目され、「イズント・イット・ア・ピティ」というソロ時代の楽曲で結実するジョージ流コード進行が、「月のギター」のAメロにオマージュされているのです。
NOBODYさんはビートルズフリークですから、おそらく狙って作曲しています。
この進行は、とにかくアコースティックギターでジャカジャカ弾くのが気持ちいい。当然、LIVEでもそういうアレンジになるはずです。
なんたって

♪背中合わせに、弾いてるアコースティック♪

ですからね。

下山さんは超一流のセンスを持つギタリストで、早弾きとか演ってもスゴイのですが、全身に漲るストイックな雰囲気・・・アコギがとても似合うと僕は思っています。

「月のギター」、とは意味深かつロマンティックなタイトルですが、作詞は西尾佐栄子さん。
僕の大好きな「時計~夏がいく」の詞を書いた人で、「ジュリーナンバー・女性作詞陣にハズレ無し!」を証明されているお一人。サビがなんとも切なくて、

♪こんな風に、ただねじ切れて ずっと心持て余してる~♪

ジュリーが歌ってこそ、なんですけど。

いわゆる”奇跡のジュリー”は、「歌う曲はたくさんあるから」ということで、今までリリースしてきた膨大な楽曲をLIVE伝授していく、というコンセプトらしいですから(と言いながらアルバムは出すのね。ま、6曲ってトコがポイントだわな)、意外な曲を演ってくれるかも、というファンの期待も大きいでしょう。
「月のギター」、予習しといて損はないですよ。
ただ、何度も言いますが僕のセットリスト予想は全く当たりません。ひょっとしたら、僕が記事に書いてしまった時点で、それらの楽曲はオミットされてしまう運命なのかも・・・(爆)。

最後に、アルバム「単純な永遠」について。
多くのファンの方が、EMI期の最高傑作として推しています。
実は僕は、吉田建さんプロデュース期のアルバムの中では一番聴く機会の少ない作品なのですが、決してキライというワケではありません。他の4枚が好き過ぎるのかも。
建さんやジュリー自身の評価は高いようで、ジュリーは特にタイトルチューン「単純な永遠」がお気に入りのようです。
他にもLIVE率が高い曲があって、「a.b.c・・・I Love You」「ジェラシーが濡れてゆく」「光線」の3曲はしょちゅう演ってますね。

ただ・・・。
廃盤なんだよねぇ。
再版、というか復刻っていうのは、やっぱり市場の力が必要なんです。
ファンの熱い要望だけでは、どうにもならない。

みなさま、大変でしょうし面倒かもしれませんが、この先なるべくジュリー関連の商品を、お店(中古屋さんではダメ)で買うよう心がけてみてはいかがでしょうか。
市場に「おっ、沢田研二って、売れるんだ」という感触を持たせてあげる事が、稀少商品の再版へ向けて大きな動きを呼ぶんです。

ジュリーではないですけど、再版具体化のシステムについては、自分の仕事で身を持って常に知らされていますから、これは確信があります。

どうかひとつ。

でもまぁ、渋谷初日・2日目参戦のみなさまは、仕方ないですね。
CD「Pleasure Pleasure」、およびDVD「探偵~」の会場販売・売店モッシュ、頑張ってくださいませ。

見守ってますよ~。

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2009年5月11日 (月)

全員「J-」で始まるのかな?

来ました。
来ましたよ。
澤会さんから、茶封筒が。人生初(当たり前だって)!。

なんだか、普通のペラペラの封筒に、普通に手書きで宛名書いてあって、普通に切手が貼ってあって。普通と違うのは、でっかく「澤会」と、明朝体でバ~ン!て捺印されてるだけで。
この、普通な感じが、イイじゃぁないですか。
こういう事、手作業で攻められるの、弱いんだよなぁ。
今後、何かミスがあっても、余裕で許せてしまいそう。

で、会員ナンバー、というか登録番号なんですが。
最初の「J」だけ印刷されてて、あとの5桁数字が手書き。
ってことは、先輩のみなさんも全員「J」なんですか?

あとね。
いろいろ販売情報とか載ってましたけど、確かに「ACT-CD全集」は普通に買えるようですね。

そして、アルバム「ROCK'N' ROLL MARCH」が最近品切れ重版未定になった、とのことです。
こちらに遊びに来てくださっている皆様なら大丈夫かとは思いますが、もしまだこのアルバムをお持ちでない方々は、早めにお店やネットでゲットしておきましょう。

何はともあれ、これで先行販売から参戦できますわ~。
競争率自体は変わってないんでしょうけど。

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2009年5月 9日 (土)

沢田研二 「おまえにチェック・イン」

~from「A WONDERFUL TIME」、1982

普段から当ブログにお越しの皆様、今日はド直球のお題で申し訳ありません。

これねぇ、後輩からのリクエストなんですわ。
リクエスト自体は随分前に受けてたんですけど。指定楽曲があまりにも有名なシングル・・・。なかなかに、二の足を踏んでおりましたのです。
当ブログはここまで、一般的に(いや、ジュリーマニア以外の皆様にとって、という意味ですよ)渋いアルバム収録曲を中心にやってまいりましたので、「伝授」なんちゅう大それた言葉も、まぁ自分で許せてはきたのですが。

「おまえにチェック・イン」って!(汗)

いえね、名曲ですよ。当然ながら。
僕だって、セールス全盛期のシングルで一番好きな曲かもしれません。

しかしねぇ。
新着記事ではどんな楽曲を・・・って、楽しみにして下さっている先輩方、拍子抜けしたんじゃないでしょうか?心配だ・・・。

まぁ、どうか許してやってください。
リクエストをくれたYoji君は、昨年末からの僕のジュリー堕ちを目の当たりにして、当初は
「瀬戸口さん、どうしちゃったんですか!早く目を覚ましてください!」
などと、ぬかしておったワケですよ。
でもまぁそこは、かつて彼に強引にキンクスを仕込んだように、徐々に調教していきました。
「ストリッパー」「忘却の天才」「JULIEⅡ」と順番に聴かせて(どういう順番よ?)いきまして。

3月半ばになる頃、遂に彼は自力で「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」3枚を購入するに至りました。どうだ、まいったか若者よ!

で、結局「ロイヤル~」3枚の中で、彼の一番のお気に入りになった曲が「おまえにチェック・イン」だったらしいのです。
なかなか見所のある奴、とも言えるわさ。

ということで、常連の皆様には今さら、ではございますが、超新規組・Yoji君のリクエスト。
1982年の大ヒット(と言うかその頃のシングルはだいたい大ヒットだけどさ)ナンバー「おまえにチェック・イン」、伝授!

とは、言いながら。
さすがに普通の伝授は、しませんよ。
作曲者の大沢誉志幸さんが、これを書いた時はまだデビュー前だった、とかそういう話は、ここに来てくださる先輩方は先刻承知なんだからね、Yoji君。

この曲、どの映像で観るのが一番萌えるのか、という事を中心に、書きます。

最近巷で議論されている、「ストリッパー」の「て」問題を挙げる間でもなく(ずいぶん狭い巷だな)、昔ながらのヒット曲というのは、ジュリーはもう数え切れないくらい歌ってきているワケで、当然歌い方とかもリリース当時とは違ってきたりしてますよね。
その変化具合というのは楽曲にもよるんですが、お題の「おまえにチェック・イン」・・・これは相当変わってきてます。
サビが、ね。

「♪ほ~みたい、うん!ほみたい、うん!ほみ、たいあいあいあぁい!♪」

近年のジュリーが歌うと、こう。
この「うん!」っていう合いの手が、良くわからない。
一体、いつから、何がきっかけで、こうなったんでしょ?(と聞くと、優しい先輩が教えてくれるからね、Yoji君)

「うん!」の時のキバリ拳(そんな言い方、あるのか?)。あれを初めて観た方々は、引いたでしょうねぇ。

先日、DVD「greenboy」を観ましたが、そこではあろうことか「たいあいあいあぁい!♪」の部分をキバリ拳スタイルで闊歩する、という・・・。
僕は大爆笑しましたけどね。女性ファンの中には、「カッコ悪いからやめて!」と悲しみに暮れた方々も多くいたでしょう。
もう、あのカッコいい「おまえにチェック・イン」には出会えないのか・・・、と。

その、カッコいい「おまえにチェック・イン」を、皆様はどの映像で堪能されていますか?

僕は、ダントツで「快傑ジュリーの冒険」です。
ジュリーがレギュラー出演していたテレビ番組「クイズ・ドレミファ・ドン」から、シングル曲の歌唱・演奏シーンを抜粋・編集したDVD作品。

これが、歌番組でもないのに全て生歌&生演奏なんですわ~。
その意味で、どの曲も素晴らしいのですが、僕が一番好きなのが「おまえにチェック・イン」の映像で。
他の曲ではカメラがほとんどジュリーのみを追っかけているのに、この曲ではエキゾチックスの面々もかなり露出してます。
ジュリーだけを捕らえていると伝わり辛い「生演奏でトコトン盛り上がる」感覚が十二分に味わえるんですよね。
ジュリーがハジけまくって歌っているので、メンバー全員、完全につられちゃってます。
柴山さんのハッチャケぶりってのは、現在進行形で観る事ができますが。

必死の形相&無我の境地で足をバタつかせて盛り上がる吉田建さん!

これは、なかなか他作品では観れません。
「ポラロイド・ガール」PVとかで、渋く、カッコ良くキメる建さんでは、ありません。また、「おまえがパラダイス」での、まだまだテレビ慣れしていない、ギコチないままポーズをとる建さんでも、ありません。
我を忘れて心ごと楽曲に入り込む建さんです。
もちろん、あのクールな建さんをそうさせているのは、ジュリーのブッ飛びオーラの魔力、のなせる業なのです。

ヴォーカルも、基本レコードヴァージョンであるのに加えて、バンド演奏の盛り上がりによる相乗効果、自然なアドリブ満載。

「♪いつもの顔で~ハ~レルヤ~♪・・・ハ・レ・ル・ヤ!」

サビ直前の、アドリブシャウトのカッコ良さよ!
無論、この展開で「うん!」などありえません。

ここに遊びにきてくださっている方々なら大抵はお持ちの作品でしょうが、今一度、「おまえにチェック・イン」だけ是非リピートしてみてください(って、頭出しはできないけどね)。

蛇足ながら、録音ヴァージョン収録のアルバム「A Wonderful Time」についても少々。
一応前作「S/T/R/I/P/P/E/R」を受け継いだ「ロック」アルバム形式ではあるのですが、楽曲的には和洋折衷路線。アレンジも、当時一世風靡した「シティサウンド」「マリンサウンド」へのアプローチも見られ、それ故に僕個人としては及第点くらいの評価です。全曲オッケ~、ではないですね。

ただ、メチャクチャ好きな曲もあって。
「PAPER DREAM」と「パフューム」。あ、「おまえにチェック・イン」もね。
佐野元春さんのファンなら、「Why Oh Why」が貴重。
タイトルチューン「A Wonderful Time」も、ジュリーならではのマリンサウンドで、透き通るヴォーカルは、聴き惚れます。

が・・・。
実は僕、ラストの「素肌に星を散りばめて」が、ダメなんです(汗)。

なんか、どうしても80年代集団アイドル系の楽曲に聴こえてしまって・・・。
多くの先輩方に人気の高い曲みたいだし、今後100回くらい聴き倒して、何とか好きにならないと・・・。

頑張ります~。

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2009年5月 6日 (水)

愛、便乗いたします

ブログ記事のフォント、ちょっとだけ、目にやさしくしてみました。
前より読みやすくなってるといいんですが・・・。

同志の方から
「せっかく、熱心に読んでくださる先輩方が何人もいらっしゃるんだから」
と、御指摘頂いたのです。
そう言われてみますと、メイ様も、tomi様も、Rei様も、目に優しいフォントサイズで書いていらっしゃいます。
ブログの記事執筆自体は、普通サイズの文字で反映される初期設定のはずですので、みなさんアップ前にひと手間かけて文字設定を変更しておられる、という事なのですよ!
keinatumegさんも、フォントサイズこそ通常ですが、ダークグレイ地に白文字でとても読みやすいデザイン。

これが、愛か!

便乗させていただきます~。

「届かない花々」記事の設定直しが、結構大変だった(汗)。
でも、こういう事に早めに気づいて作業できて、良かったです。
自分自身が読みにくくなってからじゃ、遅いですものね。

(ただし、現時点ではジュリーの記事のみ・・・爆)

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2009年5月 5日 (火)

忌野清志郎さんが亡くなりました

多くの先輩方も書いておられますが、突然の訃報でした。
友人のカメラマンから、真夜中に訃報のメールを貰っていたのですが、気づいたのは翌朝のことでした。
元気そうにしているけれど、実はかなり苦しんでいらっしゃるらしい、という話は少し前から聞いていましたが、まさかこんなに早く・・・。

僕はRCのナンバーでは「指輪をはめたい」という曲が特に好きでした。
ソロでは、「WATATTA」。ロック史上に輝く名曲。

あと、忘れてならないのは、大名盤「COVERS」。ガツンときました。当時まだ20歳ソコソコだった僕にも、あの姿勢の凄まじさは解りました。拍手喝采したものです。
放送禁止の煽りで、「ロッキングオン」の広告が急遽本田美奈子さんに差し替えになったり・・・。
訃報のニュースで泉谷しげるさんが「ずっと戦友だったから・・・」とコメントを出されていましたが、その時泉谷さんの脳裏に「サマータイム・ブルース」での共演があった事は間違いありません。

色々な事が思い出されます。
少し落ち着いたら、ジュリーとのセメントヴォーカル競演曲「KI・MA・GU・RE」の記事を書きたいと思っています。
今はただ、冥福をお祈りするのみです。

イアン・デューリーとタイマン張れる日本人ヴォーカリストなんて、清志郎さん以外いませんよね・・・。

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2009年5月 1日 (金)

沢田研二 「FOXY FOX」

~from「S/T/R/I/P/P/E/R」、1981

今日は、「若き日の手紙」記事に続きまして、再びヴォーカルスタイルという観点からジュリーナンバーの特性に迫ります。

前回、ジュリーのヴォーカル適性は徹底的に洋楽系である、と書きましたが、ではその適性が本格的に反映した最初のアルバムは何であろうか、と。

実は「JULIEⅡ」から「チャコール・グレイの肖像」までの70年代作品は相当洋楽的なニュアンスのヴォーカルを聴くことができます。
ただ、メロディーやアレンジはもとより、ジュリー自身の楽曲解釈も、その頃はまだ模索の段階でした。
「TOKIO」でひとまず歌謡曲とロックを融合させ、「BAD TUNING」でバンドアンサンブルを一新、「G.S. I LOVE YOU」で洋楽ロックフェチ・銀次兄さんや佐野元春さんが絡み・・・と、アリバムリリースごとに徐々に仕込まれてまいりましたこのテーマ。
歌唱するジュリー、制作スタッフ、演奏者・・・すべての関係者が、「カッコいい洋楽たれ」と完全に意思統一して作り込まれたアルバム「S/T/R/I/P/P/E/R」にて、ジュリーヴォーカルの洋楽適性はようやく結実を見るのです。

私事ですが、数年前、ジュリ友・YOKO君と競い合うようにして聴いていたポリドール時代の再発CD。
僕が初めて「S/T/R/I/P/P/E/R」を聴き、大興奮して書いた彼宛のメールが今も残っています。曰く

~「♪夜しか似合わぬ歩きかた♪」の「た」が神!~

なんのこっちゃ。
という事で、邦楽的要素を徹底排除した吉田建さん渾身作曲のブリティッシュ系ロックナンバー「FOXY FOX」、伝授です!

いえね、前回に引き続いて、ヴォーカル語尾の話なんです。
語尾を伸ばすのではなく、叩ッ斬る!というのは(主に60年代イギリス産の)洋楽ロックの特性でして、その際なるべく母音をカットするように作詞して、歌うわけです。

日本人の多くが無理矢理英語詞を歌う際、一番ダサイのは、発音記号の無い部分に勝手に母音をくっつけてしまう事です。
例えば「rock」という単語なら「ck」の部分を「KU」と発音してしまう。これは日本語独特の感覚で、英語本来の発音では「K」のみ。「U」という母音ニュアンスは無いんです。

「FOXY FOX」で先に例を挙げた箇所。
「歩きかた♪」というのはまぁ日本語なわけですから、発音としては「ARUKIKATA」となります。
ただ、楽曲が完全に洋楽を意識して作られているため、ジュリーもそれっぽく歌わねばなりません。そこで、「母音をギリギリまで短めに発音する」というジュリー独自の(当時ね)歌唱法が編み出されます。
「歩きかた」の「た」(TA)の「T」の部分を強く、母音の「A」は空中に放り出すような感じで歌うという。
すると、ソリッドでカッコ良い洋楽的なニュアンスがヴォーカルに注入されるのです。

洋楽的なヴォーカルニュアンスを表現する場合、最も重要な日本語は「たちつてと」「かきくけこ」だと僕は思っています。
「らりるれろ」を巻き舌にすれば洋楽っぽい、というのは誰でも思いつく事で、それはかえって日本的解釈のような気がして、味が悪いケースが多々。
「た」行と「か」行の子音・母音をいかに工夫してメロディーに乗せるか、そこを是非注目して頂きたいと。
ジュリーはその点、ほぼ無敵の表現力を発揮します。それは、アルバム「S/T/R/I/P/P/E/R」で初めて本格化したスタイルなのです。

そんなヴォーカルスタイルが聴けるのも、楽曲がそれを引き出しているから。
先にも述べましたが、「FOXY FOX」には邦楽的要素が全くありません。この当時の吉田建さんだからこそ、ここまで徹底した作曲ができたのだと思います。
東芝EMI時代のプロデュース期になると、全体の音を纏めるまでに大成長してしまう建さんですが、さすがに「FOXY FOX」作った時はまだまだ若い。「俺のベースを聴けい!」とばかりに16分音符で飛び跳ね炸裂するフレーズの自己主張が、微笑ましかったり。
これ、後のアルバム「彼は眠れない」収録の「噂のモニター」と比較するととても興味深い。
どちらも徹底的に邦楽要素を排した楽曲ですが、建さんの視点が演奏面からアレンジ面へと変化していってるのがよく分かります。

アルバム「S/T/R/I/P/P/E/R」はヴォーカルのみならず全体ロック漲る大変な名盤です。ロンドンレコーディングということで、現地のパブロッカーがゲスト参加していたり(「バイバイジェラシー」記事参照)するのも、一部のリスナーには嬉しいオマケ。

でもやっぱり、ヴォーカルを聴いて、その上でロッケンだと感じてほしいのです。
ヴォーカルスタイルの話・・・「か行」の例で言えば、「想い出のアニー・ローリー」。
「ドレスの裾なんか」の「か」が神なんです!(分かりにくいな俺)

で、蛇足ではありますが、管理者しばらくお留守にします。コメント即レスできませんがどうかご容赦を。お返事は、必ずいたします。
ジュリーヴォーカル分析カテゴリーの記事につきましては、次回「ダブルトラック」という特殊なミックスによる歌唱スタイルについて書こうと思っています。
課題曲は「人待ち顔」か「影~ルーマニアン・ナイト」のどちらか。
どっちが良いですか?
先輩方のみなさまの御希望など、お聞かせくださいませ~。

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