WINGS 「SO GLAD TO SEE YOU HERE」
お題とは繋がりにくいかもしれませんが、今日は、「毎年アルバムを出し続け、そのツアーを敢行する」というジュリーが数十年継続して打ちたててきた偉業を称えよう、というお話。
で。
みなさま、ウィングスって、知ってます?
ポール・マッカートニーが、ビートルズ解散後に結成したバンドです。
日本でレコード出す時は、”ポール・マッカートニー&ウィングス”っていうクレジットでしたが、後期正式名称は、ただの”ウィングス”。
ポール&リンダ夫妻とデニー・レイン以外のメンツはコロコロ変わったりして、まぁやっぱりポール・マッカートニーのワンマンバンド、ではありますね。
今でこそジュリー方式(何だそれは)でバックバンド引き連れてのLIVEをやっているポールですが、70年代は、「LIVEをやるには正式にバンドを結成していなければ意味がない」という信念があったのです。それが”ウィングス”という形態を必要としたのですね。
そう、この頃のポールもジュリーと同じく、「1年に1枚アルバムを出して、そのツアーをやる!」という事が大前提の人だったワケです。
ただ、それが継続したのはウィングス時代を含めてそう長くはありません。あれだけの枚数をリリースしている人ですからね。毎年やるってのは、いくらLIVE好きのアーティストにとっても、相当な高ハードルなのです。
超一流のライヴ・アーティスト、ポール・マッカートニーとの比較からも、ジュリーの偉業がお解りでしょう。
昭和のジュリー20年→平成のジュリー20年→奇跡のジュリー・・・・・・も、20年やる気です、あの人は。
で、昭和のジュリーの話なんですけど。
今日採り上げるのは、「JULIE ROCK'N TOUR ’79」から。
このLIVEは「TOKIO」の年ですね。当時僕はまだ中学1年生です。ジュリーを「ザ・ベストテン」とかで何とはなしに見てた頃ですねぇ。
こんなロック・コンサートをやってる人だとは、思いもしていなかったです。
この頃のジュリーLIVEを生で知っていらっしゃる先輩方・・・何がうらやましいって、やはり惜しげもなく歌われる洋楽名曲のレパートリーを、数多く堪能されている、という事なのです。
しかもジュリー、その年々で、有名アーティストの旬なアルバムから、「えっ?」というような渋い収録曲を演ってるんです。タイムラグは、ほとんど無いですよ。しかも訳詞(というよりも勝手気ままな作詞←褒めてるんです)までつけて。
ジュリーやバンドのメンバーが、いかに精力的にセットリストに取り組んでいたか、想像できますよね。
今回の記事も、「ジュリー、まさかこんな曲を演ってたとは・・・」シリーズです。
「JULIE ROCK'N TOUR ’79」では、何と一発目に演奏されました。ウィングスの「SO GLAD TO SEE YOU HERE」、伝授!
この曲、ウィングス名義としてはラストアルバムとなってしまった「BACK TO THE EGG」に収録されているナンバーで、シングルでもなければ、数多くリリースされているポール・マッカートニーのベスト盤いずれにも収録されていません。
本当に、アルバムの中の、1収録曲なのです。
「BACK TO THE EGG」はなかなか話題性の多かったアルバムで、メンバーを一新し、演奏力と楽曲の必然的融合、というのがコンセプトとしてあったようです。それまでのウィングスは、良くも悪くもポールとリード・ギタリストの音楽的嗜好が微妙にズレていて、一部の楽曲については、消化不良の感が否めませんでした。
新メンバーの演奏ではその点、軸がブレていない・・・これは先行シングル「Goodnight Tonight/Daytime Nightime Suffering」リリースの時点で証明されていた事です。
さらに「BACK TO THE EGG」には、大規模なスーパーバンド”ロケストラ”の企画も練りこまれました。
名だたる大物プレイヤーを一堂に会しての、「ロック・オーケストラ」演奏。
参加ミュージシャンはジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズ、デイヴ・ギルモアといったスーパースター軍団であり、アルバムB面1曲目「ロケストラのテーマ」では、豪華メンバー勢ぞろいのPVも撮影され、ロックファンの垂涎を呼びます。
で、この「ロケストラのテーマ」以外に、「ついでにもう1曲録っとくか♪」みたいな感じでアルバムB面6曲目に収録されたのが、お題の「SO GLAD TO SEE YOU HERE」でした。
一応スーパーバンドの参加こそありますが、全プレイヤーに対して綿密な楽曲構成は指示されておらず、実は、つぎはぎだらけの「オマケ」的ナンバー。
アルバム3曲目収録の「WE'RE OPEN TONIGHT」のリフレインが、ウィングスのみの演奏によって楽曲後半に差し込まれたり、とか、リハ段階で録音されたと思われるジョン・ボーナムのドラムスがとってつけたように絡んできたり、とか、かなり強引かつ半端な仕上がりなのです。まぁ、いい曲ですけどね。
その強引な部分含め、「JULIE ROCK'N TOUR」では、ほぼそのまま忠実にカバーされています。「主役は俺さ~♪」なんていう詞を新たに作って、ジュリーは嬉々として歌い、シャウトします。
思えば、翌1980年に来日公演が決定していたウィングス。
ご存知の方も多いとは思います。結局ポールがヤバいモノを持ち込もうとして入国時に逮捕されてしまい、この日本公演は幻と消える事になってしまうのですが、多くの日本人アーティスト達が、こぞってウィングスの来日を心待ちにしていました。
おそらくジュリーや大野さん達も、観に行く気満々だったのではないでしょうか。「SO GLAD TO SEE YOU HERE」は、ジュリーのそんな期待感を反映したセットリストだったのかもしれません。
この日本公演中止をきっかけに、ポール・マッカートニーはアルバム制作スタンスを一変し、ウィングスも解散。ポールのLIVEツアーも、しばらくお休みとなりました。
その後、30年が経とうとしています。
その30年の間、一方のジュリーは・・・毎年アルバムを出してそのツアーをやる、というスタンスを、頓挫させる事はありませんでした。
「奇跡のジュリー」と銘打った、2009年。「歌う曲はたくさんあるから、しばらくニューアルバムは作らない」なんて話もありましたが、やっぱりアルバム作っているらしい、という嬉しいニュースが飛び込んできた、4月。
「ビートルズには間に合わなかったけど、”沢田研二”は健在」
とは、今夏アルバムツアーに臨んでの、ブログ「ジュリーな毎日」tomi様の名言ですが、云十年前の心意気を未だ持ち続けているジュリーのスタンスに、ファンはもっと誇りと感謝を持ってよいのではないでしょうか。
二度と歌われる事はないであろう「SO GLAD TO SEE YOU HERE」を実体験されている先輩方の、長い年月引き続いてのLIVE参戦にも、拍手を。
ツアー新参者としても、自分がこの先どんな楽曲の”証人”になるのか、とても楽しみにしているのです。
| 固定リンク
「ジュリーがカバーした洋楽を知ろう!」カテゴリの記事
- THE BEATLES 「HELLO GOODBYE」(2014.05.28)
- THE BEATLES 「LET IT BE」(2012.07.15)
- THE ROLLING STONES「RUBY TUESDAY」(2009.07.07)
- WINGS 「SO GLAD TO SEE YOU HERE」(2009.04.16)
- THE BEATLES 「GET BACK」(2009.02.23)
コメント
ちょうど手元に音源があったので聞いてみました
まったく覚えてなかった曲ですが、いきなりガツン!とくる感じでいいわ~
ウィングスと言えば「ジェット」が好きだったんです
というかそれしか知らないんですけど(^0^;)
ポールの逮捕もこの時期だったのか~
このツアーではブラウンシュガーやアイムセクシーも歌ってましたね
まさに“ロックン"ツアーだったんだ
なのに「漫談がなくて物足りない」なんて思っていた私。
ス、スミマセン…贅沢すぎでした
投稿: メイ | 2009年4月16日 (木) 22時20分
勉強になります!
投稿: ぬこ好き太郎 | 2009年4月16日 (木) 22時32分
皆様、早速のコメントどうもありがとうございます~。
☆
メイ様
漫談って…。
やはり先輩方は、MCもコミのLIVE参戦なのですね。
ドームだけだと解りにくかったですが、「奇跡元年」に参戦したり、その後いくつかDVDを観たりしまして、その点少しは理解してまいりました~。
関西限定のMC、聞いてみたいです。
チャンスがあれば、ツアー後半参ります。
☆
ぬこ好き太郎様
要所要所で、「あぁ、継続して遊びに来ていただけてるんだなぁ」と、毎回感動しております。
ありがとうございます。
今後ともどうかごひいきに~。
投稿: 瀬戸口雅資 | 2009年4月17日 (金) 01時10分
はじめまして。ときどきお邪魔して楽しく読ませていただいておりますが、初のコメントです。
小学生のときテレビで見るジュリーは別格にかっこいい人だと理解してはいましたが、はまってまだ1年ちょっとの新米ジュリーファンです。
私は中1のときビートルズに衝撃を受け、ウイングスはファンクラブまで入って…(笑)
でも「JULIE ROCK'N TOUR ’79」が発売された頃は小学生…ウイングス、ましてやビートルズも知る前のこと。ジュリーがこんなカバーをしていたなんて夢にも思うはずがありません。
でも、まさか、まさか「So Glad to See You Here」をジュリーが歌っていたなんて!かなり衝撃を受けました!まず、何でこんなマイナーな曲を…って(笑)でもポールもジュリーも普段は甘い声なのにシャウトは恐ろしくかっこいいですよね。
これからもブログ楽しみにしていますね!
投稿: まっか | 2009年4月17日 (金) 02時10分
こんばんは
ジュリーファンは洋楽好きな人が多いと感じましたね、昔知り合った友人さんも洋楽大好きですが私はぜんぜん聞きませんでした。ほとんど名前くらいしか知りません、汗
70年代のライブで洋楽カバーが多い、それぞれに個性があります。多分本物より気に入ります~
私、やっとあの四枚組から卒業しました、昨日新しいものが届きましたから<笑>。「ジュリーⅡ」が好きならぜひ「ジュリーⅢ」も聞いてね、歌とかCMとか面白いものいっぱい~
多分’78’79と縁が遠い…・_・
投稿: | 2009年4月17日 (金) 03時09分
すみません、深夜にうつらうつらして署名忘れちゃった><
投稿: 04 | 2009年4月17日 (金) 03時18分
おはようございます。
真夜中のコメント、ありがとうございます。
☆
まっか様
同志ですね~♪
ビートルズでロックに目覚めて、云十年経って、ジュリーにたどり着く、というパターン。
偉そうに記事書いてますけど、僕もつい最近知ったのです。で、まったく同じように、衝撃を受けましたよ。
「My Love」とか「Jet」とかだったら、まぁエキサイトはしますが、びっくりはしない(いや、するか、一応)。
ですが。
なんで「So Glad~」?!って。
選曲渋すぎますよね。これがまたカッコいいんです、本当に。
また遊びにきてくださいね~。
☆
04様
「JULIEⅢ」聴きましたよ~。良かったです。
「愛に死す」のLIVEが聴けただけで、感涙モノでした。
あれって、ソロとして最初のコンサートのようですね。
確かにMCも、スゴかった。
「将来有望な若い作曲家」
が、還暦ですよ。感無量です。
有限実行!
本当に有望な作曲家だったのですね(笑)。
☆
で、コメントとは関係ありませんが、
さすがにこの情報は、直リン貼らずにはいられません!
ジュリノミクス様、おじゃまいたします。
http://ksyna.blog119.fc2.com/blog-entry-319.html#comment
投稿: 瀬戸口雅資 | 2009年4月17日 (金) 07時32分
三枚組DVD『ポール・マッカートニー・アンソロジー1970〜2005』を観ると、やっぱり涙がでますねぇ,コンサート映像で大勢の聴衆が♪ヘイ・ジュードとかを1体になって口ずさむ様子に胸をうたれます。定番曲だと分かっていても、やっぱりスタンダード曲のちからは偉大です。
ポールの各アルバムは聴きましたし、この御記事のALも,ロックバンドとしてのウイングス名義アプローチを評価してはおりまです。出来栄えはリスナー各自の好みで決まるわけですが…。
正直なところ投稿者は「ポップ味のポール」が好きです。
1975年のアルバム『VENUS AND MARS』を特に選びたい。リアルタイムで中学生の頃に買ったLP盤だから,という思い入れも有りますのでね。♪[あの娘におせっかい]は、この邦題の付けかたを含め,お気に入りソングです。
その当時は、BEATLES解散後のメンバーソロ作品が順次発表されていましたが、洋楽ポップスやロック入門小僧には,マッカートニーは丁度よいかんじだったのです。
はたち過ぎてレノンの内面が解り、そしてジョージの音楽が染みるようになったのは,自分の身体的若さが消え去った最近、やっとですね。。
ビートルズについては、以上こんな感じです。
投稿: 鉛筆 | 2009年4月17日 (金) 19時21分
名言を真似させて申しますと
「ビートルズ来日時には幼かった僕も、
CARPENTERSの武道館には初体験。」
&下記投稿訂正箇所
[ウイングス名義アプローチを評価しておりまです]
→[ロックバンドとしてのウイングス名義アプローチを投稿者は*評価しております*]
投稿: 鉛筆 | 2009年4月17日 (金) 19時53分
こんばんわ。
今日はポールのお勉強ね、と思いながら読み進めてまいりましたが、後半の部分で思わずコメントさせていただくことに・・。
そうなんです。80年1月23日は
知人が苦労して獲得してくれた1月24日のポール・マッカートニーのコンサートチケットが紙くずになった日です。
そして24日の朝、こんなバカなことがあるのか・・とがっかりしたまま通勤電車に乗り込んで、前の席に座っている方の読んでいたスポーツ新聞の見出しをボーっとながめていたら、
「井上尭之バンド、今日で解散」!!これも本当にびっくりでした。
武道館に行くはずが、急遽日劇へ(なんと当日券があったのです。)
忘れられない、もう一つの1月24日のお話でした。「SO GLAD~」と関係なくて、すみません。
投稿: M・U | 2009年4月17日 (金) 23時57分
みなさま、今日もコメントありがとうございます!
ウィングスの記事に、こんなにコメントを頂けるとは思っていなかったので、驚き…というか脱帽です。
先輩方、フトコロ深過ぎですわ~。
☆
鉛筆様
あのDVD3枚組は、大変素晴らしい作品でした。
グラスゴーのバックバンド、心底ポール好き、ビートルズ好きな連中のようで、微笑ましい。
そして、うらやましい。
僕も、「サージャント」(アレンジは「リプライズ」の方)のLIVEで、「ワン・トゥ・スリー・フォギャ~!」とか言ってみたい…。
実は僕も、ポールのアルバム個人的なNo.1は「VENUS AND MARS」なのです。次が「RAM」。
コンセプトアルバムが好きなんでしょうかねぇ、やはり。
だから、「JULIEⅡ」や「サーモスタットな夏」にヤラれちゃったんでしょうね。
☆
M・U様
引き続き遊びにきて頂けていたのですね(涙)。
てか、泣ける話や~。
貴重なお話を、聞かせて頂きました。
M・U様にとっては、そりゃあ切ない想い出でしょう。
でもやっぱり、どこか羨ましい。
ポールの公演中止と井上尭之バンドの解散が、ダブっていたのですね。
僕のような新参者は、まったく想像していなかった事実…その2つの事柄に立ち合った方が、今僕のブログを読んで下さっている…。
すごい事だと思います。
僕は、「FLOWERS ON THE DIRT」のツアー来日公演は、しっかり観ましたよ。
80年のリベンジ組も多かったと聞きます。
M・U様は行かれたのでしょうか?
投稿: 瀬戸口雅資 | 2009年4月18日 (土) 02時01分
ジュリーのロックンツアーは音源が残ってるのでしょうか?何年か続いた気がします。大阪編は全部制覇してる筈ですが、記憶にあるのは1、ステージで1リットルくらいのコーラを一気飲み干した(当時はCMをしてたような…)2、たぶんツアー最後が大阪でアンコールが鳴りやまず、最後の最後は「もう、何もすることがないから〜」とか話されて3・3・7拍子で締めに至ったこと
3チケットは、インディアン姿のジュリーの顔です。4ライヴが終わって友人と感極まってホールのロビーで泣いてしまったこと
5当時はライヴの途中で前に行くこともできて、端から走りながら手にタッチしてましたね。私も、最後にはステージにへばりつき、伸ばした手を靴の先で踏まれ、ちょっと喜んでしまったこと…あほやわぁ。いつ、このナンバーを聞いたんでしょうね。ボンゾも参加してたの?知らなかったなあ。ウイングスは「アイルランドに平和を?」が大好きでした。「Hi Hi Hi」とかシングルだけは聞いてたような…。なんだか、楽しいです。
投稿: コツコツ | 2010年2月 7日 (日) 01時11分
お久しぶりです
過去コメント~懐かしい~(*^-^)
79ライブこんなに早く聴けるになって感動しました、この曲LIVE OPENINGとして最高にかっこよかった~
REDSUMMERはライブの方がロックンしてますよね...
投稿: 04 | 2010年2月 7日 (日) 06時46分
コツコツ様
おぉ~。遡って読んで頂き、ありがとうございます。
ロックンツアーはカセットになっておりますが、やっぱり生で体感した方には敵わないですよ。
なんと、ステージのジュリーに手を踏まれてしまわれた…?
その場では、痛くなかったのでしょうね~。
ウイングスの「アイルランドに平和を」は僕も大変好きな曲です。
パワーポップな頃のウイングスですね。
ジュリーの「whisper」のような音作りに繋がるアレンジ、と言うことができる曲ですよ!
☆
04様
おひさしぶりです!
僕も、この頃の記事は懐かしい…と同時に、恥ずかしい~。
知らないことだらけでした。
「RED SUMMER」は僕もロックンツアーの音源の後にレコードヴァージョンを聴き、LIVEよりテンポが遅めだな、と感じました。
後追いの僕としては、70年代ジュリーのロックン度にはとても驚かされましたね~。
投稿: DYNAMITE | 2010年2月 8日 (月) 20時58分
もう11年前の記事なのですね。
コロナ自粛の影響で、すべての予定がキャンセルで、いつもより時間があるのです。そこで、息子に頼んで、大好きなACTのYouTubeをDVDにしてもらい、テレビの大きい画面で見て、感動しまくりでした。
なので、ジュリーブログでACTの記事を捜しまわっていたら、ダイナマイト様にACTのコーナーがあり、続いてこの洋楽カバーの記事を読ませていただきました。
ロックンツアーは、毎年ナゴヤ球場で見ていました。 「SO GLAD TO SEE YOU HERE」は、WINGSのカバーという事も知りませんでしたが、大好きな曲でした。D様のタイトルを見て、ジュリーのシャウトする場面がよみがえりました。
私は小学生からタイガースのファンとなり、高校生になってからライブを見に行け、ローリングストーンズもロッド・スチュアートもジュリーで知りました。
近田春夫さんが、深夜ラジオでロックンツアーの感激を語っているのを大変嬉しく、励まされる思いで聞いていました。
投稿: arigatou | 2020年5月 7日 (木) 17時34分
arigatou様
ありがとうございます!
懐かしい、と言いますか本人的にはなかなか恥ずかしい記事です(笑)。
もっともらしく書いてはいますが、ウイングスと井上バンド双方の有事、時期的な流れにまったく思い当たっていないという・・・まだまだジュリーファンとしてはヒヨッコ丸出しの頃でしたね~。
ロックンツアー79の「ソー・グラッド~」のジュリー・ヴォーカルは凄いですね。ステージ最初から全開という感じです。
シャウトの中に不思議な色気があるのはオリジナルのポールともまた違って、初めて聴いた時には驚いたものです。
さて、この状況で僕も思わぬ形で時間ができ、今はマメな更新を頑張っているところです。
来月のジュリー誕生月の6月は久々にact月間にしたいと考えています!
またチェックにいらしてくださいね~。
投稿: DYNAMITE | 2020年5月 8日 (金) 12時23分
D様
ありがとうございます!
act楽しみにしています!
私は結婚して3人の子育て中は、童謡やアニソンばかりで、ずっとジュリーからもテレビからも遠ざかっていました。
還暦ドームコンサートの時に、学生時代の友人から「見に行くんでしょう?こんな機会ないよ」の言葉に後押しされ、イエモンファンの友人に、京セラドームに付き合ってもらって再熱致しました。
その友人からブログやYouTubeがあることを教えてもらい、ACTの「群衆」を見て、ライブDVDを買うようになりました。そして40代のジュリーの素晴らしさに目からウロコ!
以来D様のブログも楽しみにしています。
男性がジュリーのことを書いて下さるととても嬉しいです。ありがとうございます。
投稿: arigatou | 2020年5月 8日 (金) 17時42分
arigatou様
ありがとうございます!
僕はactについては『CD大全集』で収録音源を聴き惚れ込んではいますが、映像鑑賞は「老後の楽しみ」としてとっておりました。
ただ、こんな形で思わぬ時間ができてしまい、それがもし6月以降も続くようであれば・・・2、3作は観ちゃうかもしれません。
その時は、arigatou様に倣って「群衆」の洗礼を受けてみるつもりです。
「群衆」は音源だけでも圧倒的に素晴らしいですが、映像を観てどのような新たな衝撃があるのか・・・楽しみです。
投稿: DYNAMITE | 2020年5月10日 (日) 09時12分