THE BEATLES「DAY TRIPPER」 THE ROLLING STONES「(I can't get no)SATISFACTION」
またか、とお思いでしょうが、新たなカテゴリー作りました。
ズバリ、ジュリーがこれまで歌ってきた洋楽のカバー曲を、ジュリーのスタンスと絡めながら伝授して行こう、というものです。
この部分においては、ひょっとしたら何人かのジュリーマニアの先輩方よりも、僕の方が詳しい場合があるやも知れません。
今後のジュリーが「歌う曲がいっぱいあるから」という事で、完全にライブ中心の活動をしていくとすれば、昔歌っていた洋楽カバー曲の出番も増えるものと思われます。
そんな時、皆様が「あぁ、あそこに書いてあったのはこの曲かぁ!」と、少しでも思い出して頂ければ、そして、少しでもヴォーカリスト・ジュリーのマニアックな部分を知る手助けができれば、と考えております。
第1回は、これはもう基本中の基本ですが、ビートルスの「デイ・トリッパー」とストーンズの「サティスファクション」。最近のLIVEでも何度か演ってますが、この2曲が何故メドレーセットで歌われるのか、などなど語って参りたいと思います。伝授!
いわゆる、「リフ一発もの」というジャンルがロックには存在しますが、それが完全に確立されたのは1965年。「デイ・トリッパー」「サティスファクション」の2曲が、シングル大ヒットをカッ飛ばした年です。
それ以前にも「リフもの」と言える楽曲は多数存在していて、古いところでは「ツイスト・アンド・シャウト」とか「ポイズン・アイヴィー」とか(2曲とも、後にビートルズ、ストーンズがそれぞれカバーしています)。和音弾きによるリフですが、キンクスの「ユー・リアリー・ガット・ミー」もその類です。
では、65年リリースのこの2曲が「リフ一発ロック」の礎石と言われ、それまでの「リフもの」とどういう点において異なった要素を持っていたかと言うと
① リードギタリストの地位向上
それまでは、間奏でステージ前方にせり出してきて、音を間違えないように丁寧にメロディーを奏で、拍手を受ける、というパターンであったリード・ギタリストが、イントロから他楽器を差し置いて完全ソロ状態でスタート、「俺を見ろ!」とばかりに余裕で弾きまくる、という主役級へと転換した
② 歌メロとは別の旋律が、楽曲の売りに
歌が始まってしまえばお休みタイムとなり、適当なくずしコードを弾いたりしてお茶を濁していた、というのがそれまでの楽曲のリードギター部アレンジ構成だったが、この2曲では、歌が始まっても延々と単音を弾きまくり、ヴォーカルメロディーとは別の「もうひとつの旋律」として楽曲のイメージを決定づけた
③ とにかく、曲が攻撃的であった
リードギターがガンガンに攻める曲、ということで、それまでに無いハードなサウンドとなった為か、歌われる歌詞の内容も、反社会的でモラルに縛られないものであった
こんなところでしょうか。
①で述べた「余裕で弾きまくる」というのは結構重要なポイントなのですが、2曲ともEメジャー(ホ長調)をトニックとしていて、ギターという楽器で一番楽に演奏可能なポジションで作曲されています。
少年時代の瀬戸口はレコードを聴き「うわ~カッケ~!このギター難しいんだろうなぁ~」とコピーに挑戦したところ、あまりの簡単さに腰を抜かしましたが、まぁこのあたりはプレイヤーの内緒の観点でもあるので言わぬが華かと(言ってんじゃん)。
とにかく、ギターを見ずに前をしっかり向いてガンガン弾く、というのが、当時はすごく新鮮でカッコ良かったのでしょう。
もちろん、70年代に入る頃には「リフ一発ロック」も相当進化し、難易度の高いフレーズを余裕でブチかますバンドが続々と登場します。
レッド・ツェッペリンの「リヴィング・ラヴィング・ウーマン」であるとか、挙げていけばキリがないほどです。
と、ここまでの説明で多少は伝わったでしょうか、「デイ・トリッパー」と「サティスファクション」、この2曲は作り込みがすごく似ているのです。
瀬戸口少年もよく、「デイトリッパーからサティスファクションへの切り替え遊び」を楽しんだものです。
ジュリーは、この童心をそのままLIVEで演っちゃっているわけです。
想像ですが、ジュリーも若い頃に、この2曲のリフは私生活で散々ギターで弾いて楽しんでいたと思いますよ。
「デイ・トリッパー」「サティスファクション」がジュリーのステージで続け様に演奏されるのは、ジュリー自身が、”洋楽ロックが好きな小僧”とか”不良少年のイノセンス”という心を永遠に持ち続けている、という証なのです。
ひとつマニアックな楽しみ方を付け加えますと、近年のジュリーLIVEでこの2曲のメドレーが演奏される際、キーボードの泰輝さんがタンバリンを叩く、というのは多くの皆様お気づきかと思います。
が。
皆様、これ、鍵盤のパートが無いので、泰輝さんは単に盛り上げ役としてタンバリンを持ってる、と思っておられませんか?
それは大変な間違いなのです。
オリジナル音源の「デイ・トリッパー」「サティスファクション」共に、タンバリンは重要な役割を果たしている楽器です。レコードミックスにおいて、両楽曲ともスネアドラムよりも全然目立っていますし、叩き方も楽曲の進行によりパターンが変化し、アレンジの目玉とも言えるほどの名演が聴けます。
そして、泰輝さんのプレイは、ほぼオリジナル完コピです!
先日伝授致しました「サーモスタットな夏」DVDでは、一番オイシイ部分で、しっかり泰輝さんにカメラが切り替わりますので、是非注意して御覧になって下さい。
この2曲、オリジナル音源に興味のある方に、どのCDで聴くべきか、というのを最後にひとつ。
どちらの曲も超有名なシングルなので、色々なベスト盤で聴く事ができますが、僕のおススメは次の2枚。
「DAY TRIPPER」収録CD
THE BEATLES 「PAST MASTERS vol. 2」
「(I can't get no)SATISFACTION」収録CD
THE ROLLING STONES 「STILL LIFE」
両CDとも、普通のベスト盤でもオリジナルアルバムでもありませんが、自信を持っておススメします。
ストーンズの「STILL LIFE」の方はLIVE盤CDなのですが、数年後には貴重盤となってしまう可能性があります。ジュリーマニアの皆様ならお馴染みの「Time Is On My Side」も演ってますぜ~。
騙されたと思ってひとつ、いかが?
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コメント
初めまして。
基本を勉強させていただきましたぁー。
カバーを歌うロッケンジュリーはガチマジたまらないっスよー。ウィッシュ!(ぴったんこのパクリやないの!)
アラフィフおばはんの脳はカッセイカしています!サンキュー
投稿: マキちゃん | 2009年2月12日 (木) 17時10分
DYNAMITEさま こんばんは~♪
素晴らしい解説、蘊蓄の数々!!
このサイトをぜひ、ジュリーに見てもらいたいです!
きっと喜ぶだろうなあ~~♪
洋楽なんてジュリーが歌ってくれたから知っているだけの田舎者です。
「デイ・トリッパー」「サティスファクション」「監獄ロック」etc
そういえば最近のライブではあまりやらないかしら?
さて、恥ずかしながら、もの凄く初歩的な質問させてください(^^;)
「リフ」ってリフレインのことですよね。
「リフ一発」って、繰り返しなのに一発って????
投稿: みゆきママ | 2009年2月12日 (木) 19時32分
こんばんは。
今回はまた何といいますか、とてもいきいきと
伝授してますねー、部長!
つくづくうらやましいと思うのは
瀬戸口さんが
こういう実体験や長年の知識で何倍も
ジュリーの曲を楽しんでるってことです。
こればっかりは、いくら曲聴いて覚えても
追いつくことじゃないですもん。
(DVD観るときだって、ジュリーの
曲じゃないからってあんまりちゃんと
聴いてなかったです、正直。
ごめんなさい。)
とりあえずの実践として、
DVD鑑賞の際には
ジュリーばっかり見てないで
泰輝さんにも注目してみます~
それと、
「リフ一発」「リフロック」「リフもの」って
私も知りたい~(*´Д`*)
ぜひ解説をお願いします。
伝授曲名に発表年とアルバムタイトル
追加の件、すぐに実行していただいて
ありがとうございました。
遡っての作業、恐縮です。
投稿: シロップ。 | 2009年2月12日 (木) 21時46分
うわぁ、みなさまコメントありがとうございます!
今日はちょっとバタバタしまして、こんな時間にチェックさせて頂いておりますが。
嬉しいですね~。一日の疲れが吹き飛ぶようです。
☆
マキちゃん様、はじめまして~。
いや、僕が何故こんなに嬉しいかと申しますと。
ジュリー洋楽カバー曲の伝授コーナーを思いついた時、実は少し不安だったんです。
ジュリーマニアの先輩方が、この手の話に興味がおありなのかどうか。
ですので、コメント読ませて頂いて、あぁ、やって良かったなぁ、と。
でも、考えてみれば、ずっとジュリーを応援し続けていらっしゃる方々なら、洋楽カバー曲でのジュリーのスゴさは当然ご承知、僕などより解っていらっしゃるはずですものね。
本当に、力になるコメントを頂きました。
今後ともよろしくお願い申しあげます!
☆
みゆきママ様、いらっしゃいませ~
お褒めの言葉、恐縮です!
でも、スゴイのは僕じゃなくて、ジュリーですから!
僕は、まずビートルズ、ストーンズによって最初にロックを身体に叩きこまれましたので、この二大バンドというのは、自分にとって絶対の存在なのです。
そんな僕が、「これは本家を超えてるんじゃないか?」と思ってしまうカバーヴァージョンを、他ならぬジュリーのステージで発見することになろうとは、瀬戸口少年も予想だにしていなかった事態ですねぇ。
つくづく、ジュリーはスゴイ!
今後、更にマニアックな楽曲も伝授して参りたいと思っておりますので、よろしくおつき合い下さいませ~。
☆
シロップ。様、いらっしゃいませ~。
そうですかぁ、やはり生き生きとしてますかねぇ?
ジュリーと、ビートルズ&ストーンズの組み合わせで文章を書く、というのはですね。
イチゴ、手羽先(名古屋の唐揚系のやつ)、ラーメンを同時に山ほど食べるような感覚で。
いや、自分の大好物を三つ挙げただけですけど。
アルバムタイトルとリリース年の件は、シロップ。様にお願いされた時に「あっ、それは絶対明記した方がいいなぁ」と、すぐに思いました。適切な助言、大変ありがたく思います。
☆
え~、最後に「リフ一発」ロックについて。
冷静に考えますと、この名称がどこまで大衆に膾炙しているのか…自信がなくなってきましたねぇ(おいおい)。
僕はこの言葉を、甲斐よしひろさんのサウンドストリートで覚えました(なんか、懐かしい。高校1年くらいかなぁ)。
甲斐さんが愛情を込めて、「頬ずりしたくなるような馬鹿」という表現をされてましたねぇ。
つまりこれ、「一発ネタ」の「一発」なんですね。
「リフ」という一発ネタそれのみで、曲が作られている(本当はそうではないのですが)、という意味です。
言わば、同じ一発ギャグを繰り返し繰り出しているワケで、従いまして、「リフ一発ロック」は短い曲であればあるほど形態として望ましい、という(笑)。
「リフ一発」の類でもだいぶん進化した作りですが、ジュリーの曲で言えば「違いのわかる男」。
あの曲も、結構アッという間に終わります。だから、カッコイイ!と僕は思ったんですね。
☆
今後この洋楽伝授のコーナーは、いずことも知れぬマニアックな方向へと、徐々に向かっていく予定でおります。
もちろん、すべてジュリーが過去にカバーした事のある楽曲ですから、みなさま呆れずについてきて下さいね~。
投稿: 瀬戸口雅資 | 2009年2月13日 (金) 01時59分
たびたびすみません~。
サウンドストリート!
甲斐よしひろ!!
聞いてました、部長!
いやぁ、懐かしいです。
25、6年前ですか?
NHKっぽくなかったですよねぇ。
佐野元春、大澤誉志幸みんな
サウンドストリートで
教えてもらったんだったなー。
洋楽の話はあんま興味ないっていうか
なんにもわからなくて
スルーしてたんだと思います。。。
投稿: シロップ。 | 2009年2月13日 (金) 13時08分
シロップ。様
さすがに同い年だけあって、この辺はツーカーですね~。
甲斐さんは水曜でしたっけ?
確かに民放のノリでしたね。
我々の世代だと、月曜が佐野さん、火曜が坂本さん、金曜が渋谷さん。
木曜は……わ、忘れた!
高橋ユキヒロさん?
それはオールナイットニッポンだぁ~。
記憶がゴチャマゼになってます…。
投稿: 瀬戸口雅資 | 2009年2月13日 (金) 22時08分
http://www.nhk.or.jp/my-fm-days/
懐かしくてサウンドストリートでぐぐったら、なにやら3月に昔の番組録音テープを
放送するようですよ。
自分は木曜は確か達郎さんのイメージが強いですねー。
投稿: canna | 2009年2月15日 (日) 02時54分
あ、まちがえました。昔の番組録音テープは今サイトで聞けるみたいです。
特番が3月ですねー。たしか中学入ったそこらかで、深夜AMとFMのエアチェックばかりしてました。
懐かしいです。
ジュリーと話がずれてしまいましたが。
ビートルズとストーンズ、しっかり勉強させていただきます。
先月、ストーンズの映画を見たばかりで、たいした予備知識なしでも楽しめましたが
やっぱり勉強してからいけばもっと楽しめたのではないかと後悔しています。
マニアック路線大歓迎です。どんどん突き進んでいってくださーい。
投稿: canna | 2009年2月15日 (日) 03時08分
canna様~
この真夜中に御覧になって頂けてるなんて…。
ありがとうございます!
たった今、今日の伝授を終えたところです~。
そうそう、サウンドストリート、木曜は達郎さんでした!聴いてました。
やっぱり、皆さんあの番組で色々と音楽を知っていったのですね~。
>マニアック路線大歓迎
恐縮です!
ホント、ジュリーは色々な曲をカバーしてますから、僕自身今後の伝授が楽しみなのです。
きめ今では、洋楽たくさんやるんでしょうね。
参加される方々が、本当に羨ましいです~。
投稿: 瀬戸口雅資 | 2009年2月15日 (日) 05時01分
こんにちは。
こんな記事も書かれてたんですね。
先週かな?日本の友人からメイルで「ロナルドダックダンが日本で亡くなった」との知らせを受け、愕然としました。…ジュリーとの繋がりはちょっと強引ですが…
まだベースがいた頃(間違っていたらすみません、確か後藤次利さんだったと思いますが)、ほぼ今のメンツ、プラスベースという編成のライブのアンコールで、この2曲をやったのですが、それはオリジナルのカバーというよりは、オーティスレディングのバージョンに近く、ジュリーは「アットモントルー」のオーティスのように、「ガッタ、ガッタ」とシャウトし、アクションもオーティスを意識したもので、メッチャ興奮しました。あ、そーだ、この時は阪神タイガースのジャンパーを着てた!おまけに、開演時は「六甲おろし」がかかってた。それはどうでもいいですね。
ベースレスの今はこの曲達はどのようになってるのでしょうか?泰輝さんはタンバリンを持っているとの事で、恐らく、原曲に近いのかな?なんて思ってます。ライブ見た時もオーティスのヴァージョンを下敷きにアレンジしてる、感じでしたけど。ジュリーはステージでの走り廻り方まで、かなりオーティスしてた。リハの休憩中とかにあのメンツみんなで、「モントルー」見てる景色が浮かんできて笑っちゃいますね。
こんなカバーする位だから、ジュリーも今回の訃報には心を痛めたと思います。
ジュリーは多くを語らないけど、少なくとも僕とってジュリーは、ロックの伝道師。本文に書かれている通り、無邪気な姿勢がいいです。それゆえに、ジュリーが背負っていくものがまた増えた気がします。
投稿: Keiji | 2012年5月26日 (土) 02時10分
keiji様
ありがとうございます!
ジュリーのこの曲がオーティスだということは、僕は実は後追いで知ったのです…。
オーティスのヴァージョンをすぐに想起できなかったことは、お恥ずかしい次第です~。
ジュリーの洋楽ロックのカバーは本当に凄いと思いますが、僕は老虎ツアーまでそれをなかなか生で体験できずにいました。
今度のツアーでは「ウィザウト・ユー」が要注意、と考えていますが果たして…。
投稿: DYNAMITE | 2012年5月27日 (日) 21時54分
ご返事有り難うございます!
「Without you」とは!また随分と懐かしい、というかレアなものを。
これって70年代の2、3枚組のLPに入ってましたよね?あのアルバムは一時はまっていたことがありますが、結構今ははかない記憶の彼方に・・・。
で、この曲を今ジュリーが・・・いやー、どうですかねぇ?個人的にはいつも「Your lady」期待してますけど。まだ一度も生で聴いた事無いんですよね。
このブログのおかげで最近、今更ながらコンピューターにハマってます。
投稿: Keiji | 2012年5月28日 (月) 01時03分
keiji様
ありがとうございます!
そうそう、僕は「ユア・レディ」とは『ジュリー祭り』で生歌に出逢っていたのでした。
良かったですよ~。
そして…PCにハマっておられるのでしたら、是非是非こちらを!
http://www.youtube.com/watch?v=5gwpfCnDcP4&feature=related
言葉の無いくらい、最高のヴォーカルです…。
投稿: DYNAMITE | 2012年5月29日 (火) 19時35分
DY様、keiji様のやり取りの中、お邪魔致します。「without you」をつべで聞きました。早速レコード棚から「日生リサイタル」を引っ張り出しました。全26曲中、23曲がカヴァー曲だったんですね。エアサプライ、マライアキャリーで聞いていたのにジュリーがカヴァーしていた事などすっかり忘れていました。サリーがプレーしているライヴという点でも貴重ですが、CD化は期待できないようならレコードプレイヤーを購入しないともはや聞けない貴重盤ですね。
投稿: クリングル | 2012年5月29日 (火) 23時44分
Dy様
「ジュリー祭り」は東京ドームに行ったんですけど。。。「ユアレディ」まったく記憶にありません。あれほど待ち焦がれてたのに。CD、DVD聞いていないので分かりませんが、待ち焦がれてたわりには。。。だったか、すでに興奮の坩堝にはまってて後で思い出せなかったのか?。。ううっ。2部は「ROCK'N ROLL MARCH 」の曲が熱すぎてかなり他を憶えてないんです。
「without you」ありがとうございます。これは生で聞いたらきますね、確実に。
おかげで、あのアルバムの事がだんだん蘇ってきました。僕は「被害妄想」〜「ジーンジニー」のメドレーでデイビットボウイを知ったんです。ポリドール時代のライブ盤はかなり良いのに、何でCDにしないんですかね?ロックンツアーのカセットも!ついでにExoticsの「ライブラリー」も。上級のポップ、ファンンク、がいっぱいですよね。
投稿: Keiji | 2012年5月31日 (木) 02時06分
クリングル様
ありがとうございます!
いやぁ素晴らしいですよね…。
僕はバッドフィンガーが好きなのですが、正直彼等のレパートリーで最も有名な「ウィザウト・ユー」については、「ちょっと甘ったるいな~」と、今ひとつ評価しきれていなくて、その後色々なアーティストがカヴァーしましたが、それでもピンときませんでした。
ところがこのライヴヴァージョンでジュリーのヴォーカルを聴き、素晴らしい大名曲と認識し直しました。
いやはや恐るべしはジュリーの声です。是非CD化して欲しいですね。
☆
keiji様
ありがとうございます!
この頃のジュリーはカヴァー曲中心のライヴ…後追いでそのレパートリーを知った僕は本当に腰を抜かしましたよ…。
しかも、ほとんどタイムリーでカヴァーしていますしね。
ロックンツアーのカセットはいずれも圧倒的にロックで、素晴らしい作品ばかりです。本当にCD化して欲しいです。
ロイヤルストレートの豪華盤を出すのも良いけれど…リリースする側には、今ひとつジュリーファンの切望が伝わっていませんね…。
エキゾティクスのアルバム…恥ずかしながら聴いたことがありませんでした。
今、You Tubeで勉強してます!
「Misty Misty」はイントロがジョージ・ハリスンの「マイ・スウィート・ロード」そのまんまですね…。ビートルズフリークとしては思わずニヤリ、でございました。
投稿: DYNAMITE | 2012年5月31日 (木) 20時54分