お待たせしました。
って、ホントなのよ。こんなブログでも、待って頂けてる方々、数名はいらっしゃるんですから!有り難いことです。
ただいまの時刻、最終日のCCレモンホールで言うと、開場直後くらいですね。
(早くも後註:瀬戸口は最終日の開演時間をきっかり2時間勘違いしておりました。自分が実際行く日だったら・・・と思うと戦慄を禁じえません。結局このレポを執筆開始したのは、アンコールくらいの時間帯だったようです。おかげで当ブログ更新をお待ちの方々に気をもませてしまったようでございます。申し訳ありません。)
今日のタオルの売れ行きはどうですか~。お客様の雰囲気は?トイレはすでに大行列?羨ましいぞ~!
僕が「奇跡元年」に参戦したのは、東京2日目。そこへ至るまでの道のりについては過去記事を参照して頂くとしまして、今日はその1・11ライブ当日の様子を全楽曲詳細を附せまして、最終日ライブと同時進行にてお送り致します。よろしくおつき合い下さいませ。
さて1月11日当日。
前夜は散々CD聴きまくって予習しまして、就寝午前5時。で、目覚ましは午前11時にセットしたのですが、自然に目覚めてみたらまだ午前9時。
やはり、アドレナリンが出まくっているようです。
そのまま起きだして、さぁどうするか。ドーム以降購入したアルバム楽曲については前日までにほぼ完璧に覚えたから、ドームでやらなかったヒット曲でもおさらいするか、と思い立ちまして、なんとなくDVD「ZU ZU SONGS」を鑑賞。
これが、そのまま見入っちゃうわけです、当然。
ハッと我に返り、「せっかくだから何か予習しなきゃ」という事で、「シー・シー・シー」を頭出し、手拍子とコーラスパートを完璧に覚えるまで、繰り返し練習。
・・・って、ねぇ。
一人暮らしだから誰にも迷惑はかけていませんが、大の男が朝っぱらからTV画面と向き合って頭上で「チャ・チャ・チャ♪」とか手拍子叩いてる様子ってのは、我ながらどうかと思うぞ。
更に言えば(先に書いちゃいますが)、結果としてこの行為は全くの徒労に終わったわけです。
仕方ないじゃん別に。瀬戸口は、どんなライブであろうと、事前の演奏曲目情報は一切シャットアウトしてるんですね。現場で、ガ~ンとイントロが来た時の「うおおおっ!」っていう感覚が好きなので。
午後1時に出発。開場が午後2時半だから、かなり余裕があります。
と思ったら、いきなり西武新宿線止まってる!仕方がないので高田馬場まで徒歩。僕はたまたま近いから良いけど、これ例えば鷺宮とか小平とかから来る人、どうすりゃいいんでしょうか。中央線まで歩く?
休日の渋谷は、例によって怒涛に混雑してます。上京して20年、未だにこの街だけは慣れません。
午後2時過ぎ、CCレモンホール到着。おおっ、すでにたくさんの女性陣が並んでいらっしゃいます。今日も観客の主役はマダムの皆様のようです。瀬戸口はすぐ並ばずに正面左手の喫煙所でコーヒー(温かいの)買って一服。この日はかなり寒かったのです。天気は最高でしたけどね。
すると、非常に上品なおばあさまから「火をお借りしてもよろしいでしょうか?」と話しかけられました。見た感じ、ジュリーよりもさらに年配の方のようです。「おひとりですか?」とお尋ねしたところ、娘さんと一緒に来られているとの事でした。ご主人を3年前に亡くされたそうです。でもすごく明るい方で。「そちらは彼女と?」と聞かれたので「いえ、一人です」と答えますというと、目を丸くされて「若い男の方が、珍しいですねぇ」と。
珍しいのかなぁ、ジュリーなら若い男のファンはたくさんいるはずなんだけどなぁ・・・ていうかそれ以前に、俺は果たして若いのか?などと考えてしまいます。
しばらくたって、一人のマダムが息を切らせて全速力でこちらへ走ってこられます。喫煙所の後ろにいらっしゃったスタッフの方のところへ直進し、「今日は(ゼイゼイ)、今日は、タオルは売ってるんですか?」とお尋ねなさいます。
スタッフの方:「残ってるのを売店で売りますけど、もういくらも無いよ~。あと26枚」
マダム:「あ~それじゃぁ今日はもう無理ねぇ。こんなに並んでるもの」
そういや、新グッズのタオルが開場1時間前に先行販売、ってオフィシャルサイトに書いてあったっけなぁ。限定生産で貴重だから、熱心なマダムの皆様は何が何でもゲットしたい、って事なのですね。
そのマダムは「名古屋で買うしかないわねぇ」と残念そうに、行列の最後尾へと歩いていかれました。うわ~名古屋もいくんですか!さすが、気合が違います!不肖瀬戸口、ヒヨッコで申し訳ない!
開場は正規時刻の5分前。前方に並ばれていた方々、売店へとダッシュです。
瀬戸口は悠々と入場すると、「今日は1階だけど今後のために」と2階へ上がって色んな場所からステージ位置を確認したり、まぁ要するに興奮を鎮めようとしてます。あと30分ありますから、ステージ開始時に息切れしないように。
で、ちょっとトイレへ行ったのですが、ここで大事件が!と言うよりそれが大事件であった事に気づいたのは、つい最近になってからなんですが。
男子トイレのすぐ外のベンチ椅子の前に、やたらと貫禄のある、オーラの出てるお爺さんがいらっしゃったのですね。どこかで見たことある人だけど、誰だっけかなぁ(瀬戸口は人の顔を覚えるのがかなり苦手)・・・たぶん業界の人だろうなぁ、と一瞬目を合わせてみたりとか。そのお爺さん、今日のお客さんはどんな様子だい?、みたいな感じで周囲を見渡していらっしゃるんですよね。なんかすごい威圧感のある視線で。
ライブ後の話になってしまうのですが、今週、昨年YOKO君が送ってきてくれていた「Songs」の映像をじっくり鑑賞しまして。「危険なふたり」のコーナーにさしかかった瞬間、
「かかかか加瀬さんやん、あの日のお爺さん!」
と、飛び上がってしまいました。そりゃオーラもありますわな~。
開演15分前、そろそろ今日のお席へ。29列目は1階の最後尾、見ると、この列だけ極端に位置が高くなってます。
いや、僕にとってジュリーのコンサートで最後尾、ってすごくありがたいのですよ。ジュリーのライブはやはり女性の方がほとんどですから、どうしてもスタンディング時に後ろの方に気をつかってしまうんですよね。
僕も決して、男として身長が高い方ではありませんが、それでも170センチですから、やっぱり邪魔になってしまうと思って。特に、後ろの方が先程お会いしたようなおばあさまだったりしたら、ちょっと立てません。
最後尾の今日は、何ら気にする事なく、思いっきり立って、踊って、暴れられます。
そういえば、僕と同じくUさんからチケットを譲られた方がいらっしゃっているはず、と思い出し、左手の女性の方がお一人のようだったので、話しかけ、ご挨拶させて頂きました。その方も女性としては背の高いスラリとした方で、「今日は立てますね」と喜んでおられました。
お話を伺うと、しばらくジュリーから離れていたのが、今年になって復活、1度ライブに行ったらそのまま歯止めがきかなくなってしまわれたとか。「ロックンロールマーチ」ツアーを都内2箇所、東京ドーム、そしてこの日のCCレモンと、続けて参戦されているそうです。
この方には本当に親切にして頂いて、タオルを1枚譲って頂いたのを始め、色々なお話をして下さいました。で、この方からも「若い男の人が一人で、珍しい」なんて言われましたよ。この日2度目!
いや~若いかなぁ・・・まぁ、独身だし一応現役でバンドやったりしてるし、服装はラフだし財布には鎖ついてるし、ひょっとしたら30歳ちょいくらいに見えるのかも(妄想か?)。
さて、CCレモンホールは野暮なアナウンスはありません。
「間もなく開演」という合図のブザーが鳴るんです。いつかお邪魔したジュリーのファンサイトで、「あの、ブザーが鳴ってからの数秒間がたまらん!」という書きこみを拝見しましたが、まさに同感です。
コートを脱ぎ、身構えて、さぁ来い鉄人バンド!
開演!
1曲目「奇跡」
イントロ一瞬で会場総立ち。やっぱ、立つんだ~CCレモン!
前方のお客さんはズラ~ッと小柄な女性の方が並んでて。
見える!何だこりゃ、ドーム2階席とは全然違う!
ジュリーも、柴山さんも、下山さんも、足元までハッキリ見える!マイクの根っこも見える、ギターのフレットも見える、素晴らしいぞCCレモンホール!
で、「奇跡」。アルバム「いい風よ吹け」の中でもとても好きな曲のひとつ。そして、ドーム以前の瀬戸口だったら、「???」だった曲。いきなり、1ケ月の勉強の成果が!
コンサートタイトルが「奇跡元年」だから、この曲は絶対演ってくれると思って心の準備はしてたけれど、1曲目かぁ~。
またジュリーが最初から煽る煽る!やはりライブは煽られてナンボ!ドーム2階はその点がちょっと伝わりにくかった。そしてさすがは選び抜かれた2,000人。せんべい食ってるヤツなんか一人もいないぞ!
作詞は覚和歌子さん。隣の方から「ジュリーは覚さん作詞の曲が特に好きみたい」と先程教えて頂いたばかりです。一方作曲はキーボードの泰輝さん。彼はこの鉄人バンドの中では一番お茶目なキャラクター。でも、作曲作品は美しい泣かせメロが多くて。最新アルバム「ロックンロールマーチ」で言えば「護られているI Love You」とか。「奇跡」はアップテンポでノリノリの曲なんだけど、サビはとてもキレイにクリシェする泣きのメロディーなんだよなぁ。
瀬戸口、フルヴォリュームで「キャン・チュ・シ~♪」のコーラスに参加し、周囲数メートルの皆様をビビらせます。飛ばし過ぎかな?
2曲目「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」
うへ~早くも来ますか、これ。左右の女性陣の動きも、何だかスゴイ事になってきました。
それにしてもステージ近い~。CCレモンに慣れてる人は、最後尾だと遠くに感じるかもしれませんが、いや~近いよ、ここからでも充分!柴山さんの指の動きとかハッキリ見えますもん。
もちろん「ハッ、ハッ、ハッ!」は全員参加です。ジュリー、すごくいい感じで声出てます。そして、飛ばしています。ドームではやはり、前半若干セーブした部分はあったんだなぁ、と今は思います。80曲完走を考えれば仕方のないことで、それはそれで貴重ですが、この日のジュリーはもう、完全に全力疾走する気でいますね~。
3曲目「ダーリング」
いや、もう、どうしようか、と。飛ばし過ぎではなかろうか、と。
スタンドマイクを立て、いつものアクションを見せるジュリー。「行っけ~!」と腹を括った瀬戸口、マネして横動きで踊りますが、直後の指舐めポーズに間に合わず、無念!
演奏、凄ぇ~。細かいアレンジとか、動きとか、ちゃんと伝わるし見えるんだよね~。瀬戸口の位置からだと(ややステージ左寄り)、下山さんとジュリーの間に、ちょうどGRACE姉さんの左上腕部がクローズアップ状態で見えるんですよ。スネア打つたびにドッカンドッカンと躍動します。たくましい・・・いや、色っぽい!
「ようこそ~、あけましておめでとうございます~」とここでようやくMCです。
いや~飛ばしたよねぇここまで3曲。
ジュリー曰く、「フンコ~(興奮)してるぞ~」だそうです。でも、あら?ガラガラ声?今まで歌ってる時は全然感じなかったけど、声が若干かすれてます。初日も飛ばしたんだなぁ。
で、お話はやはりドームネタから。
「京セラドーム、東京ドームで80曲歌いました(拍手)。僕より凄いのはメンバーです。82曲演奏しております(拍手)。鉄人バンドです(ジュリーもそう呼んでるのね)。メンバーも僕も、自信がつきました。って、60過ぎてから自信つけてどうするんだ?(笑)
ドームをやって、体力と声は無事である、という事を確認しました。途中歌詞がボロボロになろうが(瀬戸口註:え~そうだったかなぁ。まぁあの時点では知らない曲がかなりあったけど・・・ヒット曲は完璧だったよなぁ)、間奏途中に突っ込んで歌おうが(瀬戸口註:「気になるお前」ですね)、初めて見る人にはほとんどバレていない(笑)ということで、おおむね世間では、大好評(拍手)。
こんな歳になって人気が出て、どうする(笑)。できれば若い人に人気が出てほしいけど、ここには若い人なんて一人もいない(笑、2階席から「そんなことないよ~」と、女性の声が)。インフルエンザではなく、そよ風に乗って、この気持ちが伝わっていって欲しいと思います。
今日は、新しい事は何ひとつございません。新しいのは衣裳だけです(笑)。ドームと重複(ジュリー、「ちょうふく」と発音。こんな細かいところもカッコ良かったりとか)している曲も多々ありますが、何曲かは入れ替えておりますので(拍手)。ドームの感謝の気持ちをこめて歌います」
4曲目「時計~夏がいく」
ドラムスのフィルインだけで、瀬戸口の心臓はバックンバックンであります。ドームと重複していない曲、そして何より、この1ケ月の勉強の最中に出逢った、とてつもなく好きになった曲。アルバム「Sur」から、ジュリー自身が作曲した大名曲、早くも降臨です。
「Sur」を購入し、この曲と初めて出逢ったその夜、瀬戸口は東京ドームの相方だったYOKO君に「凄い曲がある!イントロが始まった瞬間、無意識にゴリラのような踊りをしてしまう!」とメールしたものです。なんだか、腕を交互に上下させ、腰のあたりでノルのがやたらと合うんですよ、この曲。まぁ、僕だけでしょうが。
当然、この日もイントロからゴリラダンスの瀬戸口。家で聴いてる時の10倍、動きは激しいです。周囲は何事かと思ったでしょうが、この時点で僕の脳から「恥ずかしい」とかいう感情は消え失せております。
それよりも。
ガツンガツンにノリまくっている一方で、いつの間にか瀬戸口、泣いてます。
何ひとつ悲しい訳じゃないのに何故だろうこの涙・・・って、人間、どうやら興奮が最高潮に達すると泣くみたいです。マダムの皆様なら、解って頂けるかも。
当ブログにコメントを頂いた方の中に「この選曲は、瀬戸口さんの1ケ月間の勉強に対するプレゼントですね」と書いてくれた方がいらしゃって、もう、感涙です。
ジュリー「傾いた木造の古い洋館」の歌詞が飛びます。ブリッジのラスト1小節で超早口フォロー。そしてコーダ部では「やさひんやりと夏」になってしまいました。オッケ~オッケ~、大丈夫!たとえ歌詞間違っても、瞬時に最低限の修正をかけるジュリーは、プロ中のプロだと思います。
5曲目「ポラロイドGIRL」
アルバム「彼は眠れない」から、大名曲。瀬戸口はつい最近、中古5,000円で購入しましたがな。しかし続けざまに、飛ばす飛ばす、何でしょうこの「奇跡元年」の曲順は。
今の瀬戸口は、もうこの曲で戸惑う箇所など全くありません。アクション全て頭に叩きこんであります。「ポラロイドガ~ル♪」のヒラヒラ、「ダーリン、ダーリン♪」の2・1のハンドクラップ、余裕なお且つノリノリで踊りながらこなします。
ここでふと気づいたのですが、僕のすぐ前のマダムの方、先程から拳振り上げとかには合わせず、ず~っと胸に手を当てて、上半身を左右に振ってリズムをとっていらっしゃるんです。
「イヤんイヤん」みたいな感じ、って言って伝わるかなぁ?もうね、完全に陶酔状態なわけです。で、左に旦那様と思われるおじさまがいらして、そのさらに左2席が二人のお子様で(寝てました)。旦那様は拳振り上げもやってらっしゃるんですが、時々子供の様子を見てあやしてあげたりとか。
う~ん、でもこの状況って、奥様にしてみたらすごくシアワセな環境じゃないですか。家族皆がコンサートに一緒に行ってくれて、子供は旦那様が面倒見てくれて、自分はひたすらジュリーに溺れていられる、と。
いやいや、最高の家族ですよ。もしこれがですね、僕が旦那だったりしたら、子供を頭上まで抱え上げて、「ダーリン、ダーリン♪」とか言って振り回してるわけですから。ハタ迷惑です!大変危険です!
瀬戸口、この曲エンディングの拍手の間に、セーター、シャツと次々に脱いで放り投げました。て言うか、何でロンTなんか着てきたんだ俺!普通のTシャツで良かったじゃん!
でもまぁ、そう簡単にはガサツに脱衣できない女性陣を思えば、やはり男はこんな時有利ですよね。暑いんです、とにかく!外はあんなに寒かったのに。
6曲目「生きてたらシアワセ」
ハイ、この曲もちゃんと予習してますよ。スゴイぞ俺!
と、この辺りで自分を褒めてあげたくなったりとか。ドームでは呆然状態の曲があんなにあったのに。しかも、曲のタイトルさえ解らない曲が。勉強はしておくもんですね。自分のために。
これは2007年のアルバム、タイトルチューン。でも、このアルバム自体はまだ買ってなくて。最近の作品だからゆっくり、と後回しにしてたら、いつの間にか公式サイトでも完全ソールドアウト。
1月24日現在、AMAZONでの中古最安値が15,000円です。油断してた~。
7曲目「MENOPAUSE」
イントロの瞬間、「よっしゃ、コイツも知ってるぜ、愛まで待てない!」
・・・・・・・すみません。
いや、すぐに気がついて頭の中で訂正しましたって!タイトル出てくるまでに「え~とgreenboyの・・・」と、多少時間かかりましたけど。
てことでアルバム「greenboy」からジュリーの作詞ナンバー。
”メノポーズ”って、更年期障害のことらしいですね。
で、正直に言います。瀬戸口は、この曲別に何とも思ってなかったです、この日までは。そう、この日までは、ですよ。
それがこの日のライブをきっかけに、ですね。YOKO君風に言うと
「カカカカカカ、カッケ~!!!」
(昨夜、「KI・MA・GU・RE」を初めて聴いたYOKO君メールより引用)
となったのです。ジュリーはもう、ステージ左右走りまくるし、柴山さんは煽るし、下山さんのギターがメチャクチャ気合入ってるし。
この日瀬戸口が帰宅後、真っ先に聴いたアルバムは「greenboy」でした。それまではあまり聴いていなかったアルバムですが、「奇跡元年」後は鬼のように聴いております。
ドームの時も思いましたが、こういう事があるんですよね。だから、「ジュリーはライブだ!」と、今は断言できますね。
8曲目「ROCK'N' ROLL MARCH」
この曲については最早、説明不要の状況になってきましたね。今後のジュリーライブの、新たな核となっていく曲でしょう。
近い将来、ツアーでこの曲がアンコール大トリとなり、皆が満足して帰路につける、という時が必ず来ます。これは確信してますね。
柴山さんと下山さんが、交互に、奪い合うかのように入れ替わってリードパートを弾くのが凄まじくカッコ良いです。兄弟喧嘩のようです。
もちろん、コーラスも、「ヘイ、ヘイ、ヘイ!」も全員でやりましたよ~。
そういえば、東京ドームのコーラス隊に参加した会社後輩の女の子が言ってました。1000人コーラス隊の中には、別に合唱畑ではない一般のマダムの方々も結構いらしたようで、メロディー部はか細い声で歌っていたのが、この曲の「ヘイ、ヘイ、ヘイ!」部になったらものすごい大声になってびっくりした、とか。
・・・皆様も参加してたら、そうなります?
9曲目「我が窮状」
この曲も有名になりましたね。
1番Aメロでは、ジュリーと泰輝さんのみにライトが当てられ、ステージ左右は闇の状態。で、「英霊の~♪」のところでステージ全体が明るくなったと思ったら、やってますやってます。柴山さんも下山さんもGRACE姉さんも、しっかりコーラスやってますよ~。きっと2008年のツアーはずっとこのスタイルだったのでしょうが、これは年末年始、鉄人バンドの方々、練習してきましたね~。いや、そうでもないかな?だって、皆さん元々、コーラス凄く上手い人達ですからね。
10曲目「ユア・レディー」
歌い上げ系の楽曲が続きます。ドームでもやっていた、安井かずみさん訳詩のカバーです。でもこの曲って、CD音源はライブ以外だとどうやって入手したら良いのかなぁ。レコード?
歌い終わると暗転。
あ、この曲で第1部終わりなんだ。
ジュリーのDVD観てて思うのですが、休憩前の曲って、思い切り感情を入れて歌う曲がセレクトされてますよね。ジュリーは、着替えと同時に、気持ちのスイッチも入れ替えて、「よし!」となる時間が必要なのではないでしょうか。とにかく尋常じゃなく歌に入り込むのがジュリーの魅力ですから。
休憩中は、また隣の方に「昨日はサリーが来てたらしいわよ」とか色々とお話を伺ったり。
しかしヒヨッコの瀬戸口、心の中では「え~とサリーってのは岸部兄さんの方、だよな・・・」とか考えて、もう必死必死。
おまけに超汗ダクになっております。返す返すも、ロンTは大失敗です。
11曲目 鉄人バンドによるインスト
ジャズ風の楽曲です。東京ドームの開演序曲は柴山さんの作曲だったそうですが、この曲はどうなんでしょうか。
泰輝さんが手拍子を煽り、徐々にお客さんが身構えはじめます。
12曲目「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ」
闇の中から響く独特の打楽器イントロに続き、ジュリー着替えて登場。
前日YOKO君に電話で「演ってほしい曲」として瀬戸口が執拗に挙げていた、これも大名曲。まさか本当に演ってくれるとは!
これはシングル曲なんだけど、ちょうどTVでジュリーを見かけることが少なくなっていた時期の曲で、実は瀬戸口、数年前までこの曲を知りませんでした。YOKO君に貸してもらった「快傑ジュリーの冒険」で初めて知り、「何だこのメチャクチャにカッコ良い曲は!」と大興奮しました。当時YOKO君に対して「ジュリーは詩人!」とさかんに主張してましたね。作詞家・ジュリーというのを最初に意識した曲なのです。
ちなみにYOKO君はこの日の瀬戸口に「俺が行けないライブでアンタだけ聴くのが許せない曲」というのをズラズラと列挙していまして、「もしこれらの曲を演った場合は、真冬の代々木プールにダイブして来い!」と瀬戸口に命令したのでした。「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ」もその中に入っていました。この日「時計~夏がいく」に続いて2曲目のダイブ指定楽曲です。
何故、友人を出し抜くのがこんなに嬉しいのでしょうか。まだまだ人格的に修行が足りない瀬戸口です。
13曲目「世紀の片恋」
この曲については、僕は本当に土下座しなければなりません。
イントロで「あ~あ、とうとう知らない曲来ちゃったよ~」と思い、最後まで、どのアルバムの曲だろう、構成から考えると割と後期・・・「Hello」あたりかなぁ、とか考えてて。帰宅して、ジュリパラさんにお邪魔してセットリストを確認、頭が真っ白になりました。「來タルベキ素敵」収録曲!しかも、ドームで1回ライブも観てるやん、これ!
どうオトシマエをつければ良いのでしょうか。
当ブログに何度か書かせて頂いていますが、瀬戸口は5年前くらいに購入した「來タルベキ素敵」を、3回ほど聴いた段階で紛失する、という大失態を犯しているのです。捨ててはいません。部屋が汚過ぎて見つからないんです・・・僕の部屋がどのくらい汚いかについては、いずれYOKO君にでも語って頂こうか、と。
いや、ホント、ジュリーにも皆様にも申し訳ない。勉強・・・ではなく掃除します・・・う~ん、するかなぁ。改めて買ってしまいそうな気がする・・・。
14曲目「生きてる実感」
良かった、この曲は大丈夫だ。「來タルベキ素敵」から。「A. C. B. 」「キューバな女」「猛毒の蜜」「遠い夜明け」「海に帰るべき・だろう」、あとNHKのおかげで「君のキレイのために」、それにこの「生きてる実感」は反応できる。
と、安心したのもつかの間。
ジャンプのタイミングが解らねぇ!
最前列のマダム何人かが頑張ってやってくれてるのに!若い(え~と一応な)男の俺ができなくてどうする!
掃除します・・・。
15曲目「希望」
ハイ、とうとう本当の試練がやってまいりました。
結果として、「世紀の片恋」の勘違いを除けば、「奇跡元年」セットリストで瀬戸口がまったく初めて聴く、というのはこの1曲!
しかし。何だ何だ、スゴイいい曲だぞ。メチャクチャ盛り上がるぞ。
これは・・・名曲だ!どのアルバム?何ていう曲だろう?・・・そうこうしているうちにサビで総員、「ラ~ブ・アンド・ピ~ス♪」と手を突き上げL→Vの指ポーズ。
うわぁ参加だ、参加!なんとかついていかないと!
この日初めての無理矢理爆発。ジュリーが「世界・平和・希望~♪」とすごくいいメロで歌った瞬間、
あっ、「生きてたらシアワセ」に「希望」って曲があったはずだ、これがソイツだ!と気づきました。
いい曲と出逢いました。しかし!「生きてたらシアワセ」の項にも書きましたが、CDが超レア盤になってしまっているんですよ。
これはもう、とりあえずDVDで押さえるしかありません。勉強します。
16曲目「ジェラシーが濡れてゆく」
このピックアップも嬉しい。YOKO君は「単純な永遠」持ってないから何も言わなかったけど、持ってたら、この曲も代々木プールダイブ指定楽曲だった可能性が高いなぁ。
ジュリー、豪快に動き回り、拳を振り上げながら歌います。
そしてこの曲は下山さんがスゴイ!「ヴォーカルに粘りつく、からみつく」という下山さんのスタイルが存分に生かされるナンバーなのですよ。
僕は21歳の時に泉谷しげるさんのライブに行ったのですが、バックバンドLOSER(メンバーはJAZZ MASTERと相当かぶってます)の中で一際危険な香りを漂わせていたのがギターの下山さん。
あの頃より今の方が健康そうに見えるのは何故だ?
17曲目「彼女はデリケート」
「G. S. I Love You」から、佐野元春のナンバー。これはもうライブには欠かせない曲。
イントロ、左から下山さん、ジュリー、柴山さんが横並びになって足踏み足踏み!ステップステップ!
ちょっと冷静に分析してみますと、「彼女はデリケート」のあの高速スピード、4分音符に合わせてのステップですよ、これ。
お3方とも、年齢と身体のキレが合ってない!
このステップひとつだけとっても、彼等を鉄人バンドと呼ぶにふさわしい、という証明になるのではないかと。
18曲目「君のキレイのために」
先にも書きましたが「來タルベキ素敵」から。これは瀬戸口にとって東京ドームの雪辱戦。コーラスパート完全暗記済みです。
どうやらこの曲、ジュリーがバンドセットの周りをグルグルと走り回るのはお約束のようです。しっかしその走り回るスピードが・・・速い速い!東京ドームと比べてステージが狭い、とかいうよりも、明らかにこの日の方が速度が上がってます。そりゃそうですよ。ドームで80曲を完走したジュリーが、2時間ライブで手を抜く道理がありません。
これくらいまだまだ平気だぜ、とジュリーが言っているようで、嬉しくなります。
19曲目「TOKIO」
ここへきて再度、ブッ飛ばしコーナーに入ってます。来ましたよ来ましたよ。
もちろん瀬戸口はイントロ、エアギターです。右隣の女性の方が、「あれ、この人何やってるんだろ?」みたいな感じでチェックしてきます。ご安心を、別にアクションの決まり事じゃないのよ、これは。単なる俺の条件反射だから。
で、決まり事と言えば!
東京ドームでは「うわ~そんなお約束があるのか~」と悔しい思いをした、アノ部分に今回は最初から参加です。「そ~らを飛ぶ(チャ・チャ!)、ま~ちが飛ぶ(チャ・チャ!)♪」、ってね。
瀬戸口、Bメロからは再びエアギターに切り替えます。
サビ前の「ソ・ソ#・ラ、レ・レ#・ミ、ラ・ソ・ファ#」までしっかり弾いて(いや、エアですけど)、瞬時に「ト~キ~オ♪」の拳振り上げに移行。忙しい忙しい・・・大変気持ち良かったです。
20曲目「単純な永遠」
これで一応ラスト、ってのが伝わるんですよね、ジュリーのライブって。アルバム「単純な永遠」からタイトルチューン。
ジュリーや柴山さんの煽りで、会場全員両手を高々と上げて手拍子とったんですけど。
正直に言います。
瀬戸口、ここがこの日一番苦しいところでした。
最初から飛ばし過ぎた反動がきたのか、それとも男としてなっちゃあいないのか、瀬戸口自身がただのヘタレなのかは解りませんが・・・・・・。
み、右腕が上がらん・・・。
なんか、付け根から上腕にかけて、じわじわと痛いんです。
加えてこの曲、尺が長いじゃないですか。最後のサビ繰り返し部では、何度腕を下ろしてしまおうか、と不謹慎な考えも頭をよぎりました。
何とか最後まで、油汗流しながらやり切りましたけどもね。これも瀬戸口ヒヨッコ説の証しになってしまうんですかね~。
皆様は無事でしたか、この手拍子。
暗転。
アンコールの拍手に今イチ元気が足りん!と東京ドームで感じていた瀬戸口、最後の力を振り絞って頑張りました。周囲数メートルの方々は、僕のリズムにしっかり合わせてくれましたよ。お疲れのところ、有難うございました。
~アンコール~
暗いライトの中、メンバーが登場し、すぐに演奏が始まります。ここでMCが入ると思っていましたが、いきなり曲に雪崩れこむ模様です。
21曲目「The Vanity Factory」
「G. S. I Love You」から、これも佐野元春のペンによるナンバー。いや~YOKO君、3曲目の代々木プールダイブ指定曲、アンコールで来ちゃったよ、悪いね~、とニッコニコで大盛り上がりの瀬戸口。
圧巻は柴山さんのリードギター。CDよりも尺を多めにとっての弾きまくり、アドリブかましまくり!スゴイスゴイ!しかし柴山さん、DVD観てていつも思うのですが、アンコールで出ていらした時に必ずスーツの上着を脱いでいらっしゃるように思うのですが・・・これもお約束のひとつなんでしょうか。
飛び跳ねながら弾く柴山さんに対し、下山さんは首は縦、身体は横、という動きで何かに取り憑かれたようなスタイルで弾きます。加えて下山さんは、時々GRACE姉さんに合図を送ったり、とか、実はステージ全体を一番端からまとめる役目を果たしておられるのでは?リハとか、頼りにされる存在なのではないか、と推測したのでした。
MCはこの曲後に来ました。結構長かったですよ~。
「京セラドームには、同級生が100人くらい来てくれました。生きてる人はね(笑)。東京ドームは、死んだ人の方がたくさん来てたなぁ(笑)。久世光彦でしょ、阿久悠とか、安井かずみ・・・いや、私くらいになるともう呼び捨てですからね(笑)。え~、(繰り返して)阿久悠、安井かずみ、内田裕也(爆笑)・・・あぁ、裕也さんはまだ生きてる、ドームには来れんかったんよね。しかし生きててもらわないと困るで、今度一緒に演るんだから!(拍手)さいぜん配られましたチラ紙、見てもらって気づいた人もいらっしゃるかもわかりませんが、”沢田研二”という文字ですが、”内田裕也”という文字より2ミリ小さい!(笑) これは私のリクエスト!(笑) やっぱ先輩やからね~。
そうそう、(来れなかった人は)あと尭之さん。びっくりしましたで~、肺気腫やて。電話しましたがな~。そしたら奥さんが出はって「尭之は今家を出ております」って。またコレ(小指立てる)か~思いました(笑)。でも、直接話したんやけど、これから、尭之さんらしい人生を歩む、と決めたらしいですよ。ですから皆さん、そっとしておいてあげて下さい(拍手)。
え~、あと、東京ドームに来てくれた死んだ方だと、デイブ平尾さんとか(会場から、あ~、と頷く声)。来てくれましたがな~。ヘイ、デ~イブ!」
22曲目「ヘイ、デイブ」
何とMCのオチにデイブ平尾さんを使ったジュリー。でも、ドームの時も感じましたが、ジュリーのMCって、決して暗い話題でも暗くはならなくて、ユーモアがあって。。
まぁそれはともかく、この選曲は・・・前述のYOKO君との話には出てこなかったけど、これは明らかにダイブ曲じゃないか?ライブでこの曲、最近は無かった筈。
アルバム「ジュリーⅧ~ジュエル・ジュリー」から。このアルバムの中だと、「ジュリアン」と並んで好きな曲。
後日色々なサイトにお邪魔したところ、先輩の皆様もこの曲を絶賛しておられました。やはり、最近は演奏されていなかったのでしょう。
「ねぇ~乾杯~♪」で、グラスを合わせる仕草。そうなんだよなぁ。ジュリーは、MCでわざわざ故人の冥福を祈らなくとも、こうして歌うことで、亡くなった方を偲ぶことができるんだよなぁ。
ジュリー最大の特性、それは歌に心ごと身体ごと入り込む、という能力。あらためてそう思いました。
23曲目「約束の地」
アルバム「ビューティフル・ワールド」から。
瀬戸口はつい先日購入しましたが、中古で、何と1,000円!購入する前、何度か0の数を確認しましたよ。出品者の方が、今の相場を御存知なかったのでしょうね。僕にとってはラッキーでしたが、何か申し訳ないような・・・。
これもいい曲ですよね~。ドームまでは全然知らなかった曲なんですが。
鉄人バンド、ちょっとだけチューニングピンチです。が、ジュリーはその辺すごく上手くて、箇所箇所で一番前に出ている楽器に合わせる、という離れ技。これはもう、才能としか。普通の人がいくら努力し頑張ったところで、この境地には辿り着けません。
24曲目「あなたに今夜はワインをふりかけ」
あ~あ、最後の曲だ、と解ってしまうというのも何だか・・・。でも、ラストにふさわしい曲でしょうか。
GRACE姉さんのドラムが、あの「思い切り気障な人生」のアルバムの雰囲気をすごくよく甦らせてるんですよね。姉さんはやはり詩人ですから、「この曲はどういう事を歌ってる」とか、考えてプレイしていると思うんですよ。楽曲へのリスペクトが感じられます。歌心のあるドラマーという事ですね。このタイプのドラマーさんは、なかなかいないんじゃないでしょうか。ジュリーが彼女をドラマーに選んだのも頷けます。
ラストのコーラス回し、「ラ~ラララ~ラ~、ララララ~♪」の部分にさしかかったところで、ジュリーが「皆、歌え、歌え!」と両手で煽ります。嬉しい~。瀬戸口、思い切り大声出して歌いました。
そして、長い長い拍手に応えるジュリーと鉄人バンド。
ジュリー、「またな~!」と言っていつものようにおどけながら去っていきます。う~ん、会場の皆様、セットリスト予習済みの方が多いのでしょうね。「終わった~」って感じで席を立たれています。
しかし、東京ドームから継続して参戦した方は皆思ったでしょうが、本当にアッという間でした。
今のジュリーは、ハッキリ言って怖いものナシです。2時間のライブなんて、飛ばしまくりで駆け抜けられる体力、精神力・・・自信があるのですから、一切手を抜いていませんでした。その意味で、ドームってのは大きかったんだな、と。
MCでひとつ、面白いのがあったんですが、どのタイミングだったか忘れてしまいましたので、ここに書きます。
おそらく2階席、最初のMC時にジュリーが「ここには若い人なんて一人もいない」と言ったのを受けて「そんなことないよ~」と叫んだ女性については先に述べましたが、おそらく、同じ女性の方だと思うんです。
どこかのMCの合間(たぶんかなり後半)で、「ジュリー頑張って~」と、声援を飛ばしました。
するとジュリー、
「60超えたオッサンに、頑張って、は老人虐待やって!(笑) こんなに頑張っている60がおるか?(拍手) 俺と小田和正くらいや!(笑) アイツも、走り回っとるらしい(笑)。なんか、自転車でグルグル走り回ってコケたらしいで(笑)。アイツらしいなぁ、クックックッ・・・」
僕は、最近の小田さんについてはほとんど知りませんので、ドームでフルハウスとかいう話を聞いても正直、「隣の芝生は勝手に萌えてろ、ラ・ベラ・ビ~タ、僕には自慢のジュリーがいる♪」という心境だったわけですが、ジュリーはこのユーモアあふれるMCで、小田さんに向かって「お互いまだまだ若いモンには負けてらんね~よな!」というエールをこめていたように思われました。
お隣りの方に「暴れ回ってすみませんでした」とご挨拶してから帰りました。ホント、よく暴れました。最後尾だからこそできた事です。僕はもしかすると、生涯一番満足できるライブを、早くも体験してしまったのかもしれません。・・・いやいや、まだ上が、待っているのでしょうね。その日に備えてまた精進道に入ります。
隣の方と交わした最後の言葉は、お互いの「気をつけてお帰りになってください」「さようなら」ではありませんでした。先にホールから出られたその方が、数秒後に駆け戻っていらっしゃっての「あそこにシローがいる!」「えっ?」と、いうのが最後の会話だったのです。
瀬戸口はその瞬間決めました。夏までに必ずや、タイガースまでしっかり勉強しておこう、と。
開演前は寒くてホットコーヒーを飲みました。
ライブが終わり会場を出て、今度は冷たいコーラを一気飲みしました。
一服しながら少し考えました。ソングスのインタビューで、ジュリーは「ドームで演りたい曲を数えたら88曲あって(苦笑)・・・さすがにそこまでは・・・」と言っていましたよね。
ドームでは80曲演りましたから、オミットされたのは8曲ということです。
今回の「奇跡元年」、ドームと重複していない曲は
「奇跡」
「時計/夏がいく」
「MENOPAUSE」
「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ」」
「生きてる実感」
「希望」
「ジェラシーが濡れてゆく」
「The Vanity Factory」
「ヘイ、デイブ」
この9曲。
この中の8曲までは、ドーム前にリハなど演っていたのではないでしょうか。
「奇跡」か、「ヘイ・デイブ」のどちらか以外。なんとなく推測してしまいました。
あと、「奇跡元年」というコンサート名。
ジュリーは、しばらくはニューアルバムを作らない、という噂があります。
瀬戸口は、それってとても残念な事なのです。今年からは、ちゃんとニューアルバムをリリース同時に購入して、全曲しっかり勉強して、ツアー参加、という決意でおりましたので。
でも、「奇跡元年」。この先のジュリーが、今までの自分の楽曲を、広く世の中に改めて伝授していく年・・・その始まりの年。という意味かもしれません。
アルバムを出して欲しいという気持ちに変わりはありませんが、「奇跡元年」がそういう意味だとすれば、記念の年にジュリーのライブにハマった自分はラッキーなのかもしれません。
確定した話ではないですし、どうなるかは解りませんが・・・。
最後にひとつ、妄想をかましてもよろしいでしょうか?
ジュリーって、基本姿勢、軽く顔を上に上げて、何処を見るでもなく、遠くに視線を漂わせながら歌いますよね。まぁ、ガンガン動いている時は、客席の何処かに狙いをつけてキメてくれますが、大体の楽曲は基本姿勢での歌唱だと思います。
すると、ですよ。
CCレモンホールの場合、ジュリーの視線の先にあるのは、1階の後ろの壁ですわな。これは確実に見えているでしょう。
で、ついでに、最後尾の客1列が、なんとなく見えてもいるでしょう。1段高いですからね。
その1列の中に、一人だけ顔ひとつ分、他のお客より背の高いヤツ。しかも何だかわけもわからず踊りまくり、動きまくっているヤツ。
なんか、今日は元気のいい兄ちゃんが来とるなぁ
ジュリーがそう思って・・・くれてたら最高なんですけど。
それはナイか・・・。
さて、現実に戻りますと、「奇跡元年」最終日は、とっくに終了している頃合です。時刻は午後10時過ぎ。6時から書き始めたから、4時間かかってる!
やっぱりジュリーには勝てないって事ですね。
例によりまして、新たな情報が判明したり、後日アルバムを購入したりした時点で、加筆修正してまいりたいと思います。
長々と失礼いたしました。
記述違いなどございましたら、どうぞ遠慮なくコメントにて叱咤して下さいませ。先輩方の、同志の方々の、おつきあいに感謝しつつ。
ジュリーはライブだ!という事も、新しいファンの方には是非ひとつ。
今後も自分なりのジュリー伝授、頑張って続けてまいります。
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