2009年11月13日 (金)

ジュリーwithワイルドワンズを応援します!(あ、キリ番リクエストも受けつけます~)

全国のジュリーファンの間を駆け巡った1大ニュースでしたね。
ジュリーwithワイルドワンズ。

みなさん、色々思うトコがあるのは分かるんだ~。
僕も最初「え~っ?普通に鉄人バンドと一緒のロッカン・ツアーじゃないの?」と思いましたもん。
でもね。
一過性のニーズに迎合しないのが、ロッカーですしねぇ。

僕は後追いですから、実際の感覚は分からないのですが、独立以降のジュリーって、ファンの期待通りには動かない・・・その繰り返しだったんじゃないか、と想像するワケです。
で、数年或いは数十年経過してから「あぁ、あの時にジュリーがやっていたのは、こういう事かぁ!」とポンと手を打つことがあったり。
ジャストで全てのファンのニーズにピタリだったのは、「ジュリーマニア」と「ジュリー祭り」くらいじゃないのかなぁ。

プレジャーツアーでジュリーは、「ワタシの70超えを見届けてください!」と言いました。
たどり着くまでには、色々ありましょう。
後追いたる僕の年代のファンの使命は、その道程を必死でついていく事。
そう思ったんですよね。
「まだまだ勉強せぇよ!オマエ、もうワシの全部を分かった気でおるんか?」

と、ジュリーに喝を入れられたと言いますか。

今回のニュース、ひとつポイントとして”メジャーから音源が出る”、という点が挙げられますね。
業界に、沢田研二の価値を再認識させるに足りましょう。
今までのジュリーに、そんな必要などなかった・・・スポンサー無しで、自分のやりたい事が出来てきたワケですから。
でも。
大きなスポンサーがつかないと実現できない、やりたい事
というのがジュリーの頭に芽生えたとしたら、どうでしょう?
来年は、この上ない萌芽の年となりましょう。
僕らは、メジャーからリリースされるジュリーwithワイルドワンズのCDを買わねばなりません。コンサートにも行き、ジュリーの底力を世間に知らしめなければ、なりません。
その結果、ジュリーがその次にやろうとしている事に、スポンサーが飛びつくでしょう。

今日の新聞の「G.S.復活」なんて煽り文句がね。どういう意味を持つか、まだ世間は気がついていませんよ。
今こそジュリーファンが力を見せなきゃ!

考え過ぎでしょうか?

メジャーのスポンサーがついた時の、業界への影響ってのはかなりなモノです。
例えば、僕は仕事で毎月大手の楽器店さんから、様々なアーティストの関東圏コンサートスケジュールのデータを頂きます。
もちろん僕などは末端で、その楽器店さんは、各CDメーカーさんやグッズメーカーさんに、同じデータを送っていらっしゃるワケです。「お宅さまでは、このスケジュールに関連してイベント販売する商品は無いですか?」と販促なさっておられるのですね。

昨年のジュリー祭りは、そのスケジュールデータに掲載されていました。
ここまでジュリー堕ちする以前の時期だったけど、見つけた時は嬉しかったなぁ。「もうすぐだ!」と、気合が漲ったりして。
でも、「奇跡元年」「Pleasure Pleasure」のスケジュールは一切回ってきませんでした。ジュリーが公演する日だけ、CCレモンホールの欄が空白になっているんですよね。

でも、ジュリーwithワイルドワンズのコンサートスケジュールは、しっかり掲載されるでしょう。
これはほんの一例ですが、メジャーからリリースされる、とはそういう事なのです。

それが多くの業界人の目にとまり、もしもジュリーwithワイルドワンズの企画が大成功に終わった暁には、業界の間で
「G.S.は盛り上がる」
というイメージが浸透する・・・ジュリーはそこまで考えている、と思うのは間違っていますかねぇ。

こうなったら僕は、まったく知らない「ワイルドワンズ」というバンドのサウンドを、これから真剣に勉強しますよ~!
ジュリーファンである、というのは、そういう事の繰り返しなのかもしれません。

さて。
拙ブログ右下のアクセスカウンターを御覧ください。
またキリ番が近くなってきました。本当に有り難いことです。信じられないことです。いつの間にやら20万ですよ!

思えば10万アクセスは、プレジャーツアー7.25・大宮ソニックシティーの直後でした。
その時は、「この調子だと来年の正月コンサートで20万まで行くかなぁ」と考えていましたが、予想より2ケ月も早い!
ありがとうございます。
キリ番ヒットの方は当然、ニアピンの方も記念のリクエストにお応えしたいと思っております。
記念のリクエストは、できる限り優先して記事にさせて頂くつもりです。グズグズしてると、次のキリ番が来ちゃうからね。
たぶん20万到達は、明日の夕方くらいですよ~。

ちなみに、これまでリクエストを頂いていて、まだ執筆できずにお待たせしております楽曲を挙げておきます。別にカブっても問題ありませんが、一応ご参考までに。

「ハートブレイカー」
「アイ・アンダスタンド」
「素晴らしい旅行」

「友情」
「人は・・・」
「ジュリアン」
「ロンリー・ウルフ」
「CHI SEI」
「灰とダイヤモンド」
アルバム「True Blue」から1曲
アルバム「サーモスタットな夏」から、藤井尚之さんの曲をどちらか

「ベンチャー・サーフ」

「凡庸がいいな」

以上・・・だと思う・・・。
みなさまからの気合の入ったリクエスト、僕も楽しみにしております。
よろしくお願い申しあげます。

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2009年11月11日 (水)

沢田研二 「砂丘でダイヤ」

~from「忘却の天才」、2002

「ブルース」と言いますと、多くのみなさまが短調のコブシの効いた切ない曲を想像なさるでしょうが、いわゆるロック界で「ブルース」(ピーター・バラカンさんは頑なに「ブルーズ」と濁ります)と言えば、1小節に8分音符の3連符4つ並びの武骨な7th・コードスケールのナンバーを指します。
リズムのニュアンスは”ロッカ・バラード”と近いものがありますので、「おまえがパラダイス」の記事も参照して頂ければ。

ブルース・ロックの楽曲は、ハッキリ言って歌い手を選びます。生半可な歌唱表現力では、どんなに優れた詞曲のブルースであっても、無残なゴミ曲と化してしまうんです。
ズバリ、僕では無理です。

じゃあジュリーはどうか、と言いますと・・・これがもう、ブルースを歌うべくして生まれたのではないか、というくらいの適性があるんですね~。

しかし若い頃のジュリーは、そのあまりに美しい声に多くの人が耳を奪われ、泥臭いブルースナンバーのヴォーカルにジュリーを起用する事は、なかなか発想し辛かったのでしょう。
例えばですね。タイガースのアルバム「自由と憧れと友情」収録の「世界はまわる」というブルースロック・ナンバー。
派手なリードギターをフューチャーし、サリーのトボケたヴォーカルもあって愉快な佳曲ですね。これはこれで相当良いですが、もしジュリーが歌っていたら・・・と考えてみてください。
ヴォーカルが、楽曲のすべてを支配してしまったでしょう。リードギターはとてつもなくハードに聴こえるでしょうし、ベースはアグレッシブな生き物のように耳に残ったはず。
優れたヴォーカリストにはバックの演奏を昇華させる力がありますが、それが最も形に現れやすいのが「ブルース」というジャンルなのです。

今日は、ヴォーカリストとして円熟期に入ったジュリーの、ド迫力なブルース・ナンバーを採り上げたいと思います。

先日「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」楽譜付写真集を譲ってくださったnekomodoki様より、「姉のリクエストです」とご依頼を頂きました。
「送料はこのリクエストで」と仰られては、何を置いても速やかに書かねばなりません。語り甲斐のある楽曲を指定して下さり、僕も大変嬉しく思っております。
アルバム「忘却の天才」より、「砂丘でダイヤ」・伝授!

作詞・覚和歌子、作曲・沢田研二

・・・これはある意味黄金コンビなんじゃないですか?
ちょっと言葉の意味は違いますけど、相思相愛のお二人。

♪ いいんだ笑って、思いっきり
  煤けたジャケット、虚ろな目
   ふられた男は、こうでなけりゃ ♪

ジュリーが”フラれた直後のダメ男”を歌うと、何故こうもカッコイイのか!
どうして朝」とかもそうだよねぇ。
もちろん覚さんの詞(「どうして朝」は岡田冨美子さん)の豪快な作詞表現も要因としてありますけど、ジュリーの潔いヴォーカルのなせる業でしょう、このカッコ良さというのは。
こんなにガツンと歌っているにも関わらず、まったく押しつけがましくないんです。
LIVEで聴いたら卒倒モノでしょう。「歌門来福」・・・微々たる可能性ながら、期待しちゃうなぁ。

この曲は詞先のような気がします。
他の作曲家さんなら、メロ作って覚さんに依頼という流れでしょうけど、このナンバーはまず詞があって、ジュリーが「俺が自分で曲つける!」と意気込んだパターンなのでは?
根拠は、ブリッジ部の譜割りです。

♪ ひとつダメな時は
  何もかもがすべる~~ a-ha ha ha ha♪

ココ!
分かるかなぁ?

通常、ロックやポップスってのは、小節4つ(あるいは2つ)の偶数でひとくくりに作曲するのが自然です。
ところがこの部分は「3小節+4小節」。奇数なんですよ。
歌詞に合わせた曲作りだと思われます。
これがもし曲先だと

♪ ひとつダメな時は~~ あ、はぁ、あんあ、あぁ
  何もかもがすべる~~ あ、はぁ、あんあ、あぁ♪

てな風に歌メロが載っていた可能性が高いワケで、いきなりマヌケな曲になります。そりゃフラれるわ!みたいな感じ。

あと、このブリッジ部分はブルース進行ではなく、ちょっと泣き系のコードで展開されています。
この曲はイ長調なので原則として「ド」「ファ」「ソ」の音に#がつきますが、1箇所だけジュリー作曲ならではの面白い箇所があって

ド#・ミ・ソ#(ひとつ♪)→レ・ファ#・ラ(だめな♪)→ド#・ミ・ソ#(ときは♪)→ファ#・ラ・ド#(なにも♪)ファ#・ラ・ド#・ミ(かもが♪)→ソ[ナチュラル]・シ・レ(すべる~♪)→ミ・ソ#・シ

この「ソ」の音がナチュラルするソ・シ・レの和音(G)を経てから、ドミナントのミ・ソ#・シ(E)へと辿り着くのが、なんともルーズな雰囲気を醸し出していて良いんですよ~。
直球のブルース進行ではなく、こうした仕かけを入れることで曲が刺激的に聴こえますし、伊豆田さんの甘いコーラスも自然に溶けこんでいけるのですね。

ヴォーカルがスゴいと、その分演奏も盛り上がるのがブルースナンバーの醍醐味。
「爛漫甲申独唱会」DVDの記事でご紹介したように、LIVEでGRACE姉さんの「ぬお~」が出たり、ブルースのリズムは、腕に覚えのあるドラマーさんの大好物なんですよ。
洋楽の例ですと、レッド・ツェッペリンのファーストアルバムとか、全9曲のうち4曲までもが強いブルース色を持っているのは、明らかに演奏してて気持ちが良かったからだと思います。特に、ボンゾさんがね。

さて、ジュリーはこの「砂丘でダイヤ」以降、ここまで明確なブルースナンバーはずっとリリースしていません。
そろそろ来るんじゃないかなぁ、と思っておる次第なのです。
今の声でブルース歌ったら、スゴイ事になるよきっと!

来年も新譜が出ることを期待しましょ~。

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2009年11月 9日 (月)

ザ・タイガース 「銀河のロマンス」

~from「世界はボクらを待っている」(サウンドトラック)、1968

こちらに遊びにいらしてくださるほとんどの方はすでに御存知かとは思いますが、大阪シネ・ヌーヴォさんにて開催されますジュリー映画特集・・・14日の初日まで1週間を切りました!
まだ詳細を御存知ない方は、当ブログ右上のUFOバナーをクリックしてくださいね。

「いてまえジュリー」のみなさまの熱い情熱と比類なき行動力によって実現しましたこの素晴らしい上映企画は、当ブログ以外にも多くの方々に応援・支持されておりますが・・・僕にも何か出来ることはないか、と考えました結果、ですね。
タイガース映画から今回チョイスされた「世界はボクらを待っている」の挿入曲を伝授いたしまして、機運を盛り上げようか、と。

で、少し前に「イエロー・キャッツ」の記事を書きました。
その際に、期日が迫ってきたら自分のキャラ度外視で「銀河のロマンス」を伝授する!と宣言したワケですよ・・・。

その直後でございました。
あいら様に先を越されてしまいました~!

まぁ、あいら様はご自身の予定通りTGシングルコレを順番にレビューなさっていらっしゃるワケで、全く他意はないのでございますが。
しかし、僕にとってはこれは痛い!

何故ならタイガース初期作品というのは、何と言いましてもストリングス・アレンジが肝なのですね。
初期の段階では、まだメンバーによるバンド演奏の主張はほぼ皆無で、「こう弾きなさい」という指導の下に忠実にプレイした(ある程度ね)タイガースのテイクを、すぎやま先生が豪華なストリングスアレンジで完璧な形に仕上げる、というスタイルだったのです。
あいら様はストリングスに関しては専門家でいらっしゃいます。ですから僕が普通に初期タイガースを楽曲解説したところで、あいら様の御記事に勝てるワケないんですよ(いや別に勝負とかしてませんよ~。すみません汗)。

なので今日は、楽曲解説ではなく、「銀河のロマンス」についてのささやかな思い出を書かせて頂きたいと思います。
時は2008年12月3日。処は言う間でもなく東京ドーム。
伝授、もといフラッシュバック!

僕には、できることならもう一度お会いしたい、と思っている先輩ジュリーファンのお姉さまがいます。
具体的に申しますと、東京ドーム「ジュリー祭り」にて、”2階1塁側4通路3列268番”にお座りだったお姉さま。ちなみに僕は269番。YOKO君が270番。
もう一度お会いして、色々な非礼をお詫びして、今度こそ濃ゆ~いジュリーのお話がしたいなぁ、と。

繰り返し書きますが、ジュリー祭りを観にいった時の僕は、ジュリーファンとしてはまだまだ・・・と言うかかなりのヒヨッコで、約3分の1のセットリストをポカ~ンと聴いていた若輩者でありました。
で、何と・・・当時はそんな自覚すら無かった!

「自分は、ポリドール時代のアルバムは全部聴いてるから、相当濃い部類のファンだろう」とすら考えていました。う~お恥ずかしい。
で、蓋を開ければあのセットリストです。
繰り出される”21世紀の名曲達(byYOKO君)”を「知らんな~」と思うだけならまだしも、隣のお姉さまも自分達と同じような反応・・・みたいなとんでもない感覚で、レポート記事を書いてしまった!

ドームの記事を書いたことによって、僕はジュリーの歴史を勉強するきっかけを、多くの先輩のみなさまに与えて頂きました。
「ハンパなことは書けん」という意識はありましたけど、今思えばあのジュリー祭りレポはちょっと・・・穴があったら入りたいですわ・・・。

あの記事が先輩方にいくばくかの支持を頂いたのは、「キチンとレポしてくれた」という事ではないのですよね。
”とにかくみなさまの余韻醒めやらぬうちに、強引にでもセットリスト80曲を全部レポする”という無謀な挑戦・・・つまりはその文字数に「若造ながらよくやった、努力だけは買おう」という寛大なるお仲間認定を頂いた、という事だったわけで。

それに気づいたのは、まぁ年が明けてからくらいだったでしょうか。
LIVEの最中にそんな自覚はまったく無かったんです。当時の自分のつたないレベルですべてを考察してしまいました。隣のお姉さまのことも・・・。

ジュリーについて一心不乱に勉強してきた今だから解ることですが、そのお姉さまは、おそらく相当キャリアの長いファンの方だったと思います。
根拠のひとつは、「彼女はデリケート」でガンガンに盛り上がっていらっしゃったから。
「彼女はデリケート」はシングル曲でもないし、普通に音源だけ聴いていれば、アルバムの中の1収録曲に過ぎません。僕はたまたま高校生の頃に佐野元春さんを聴いていたので、強く心に引っかかっていただけ。
ただ、長いファンの方は当然、このナンバーがジュリーLIVEの定番である事を知っておられるし、この曲が演奏されれば、条件反射的に、存分におハジけになる(どういう敬語だ?)。
隣のお姉さまも、きっとそんなファンのお一人だったのですね。

そのお姉さまは、おそらく普段のコンサートでも、さほど全身で盛り上がるタイプの方ではないように思えます。お顔も覚えておりませんけど、上品な雰囲気は強く感じましたしね。
なので、セットリスト前半の「銀の骨」でも「すべてはこの夜に」でも、きっと「あ、この曲歌ってくれた!」と内心は嬉しさでいっぱいになりながらも、しみじみと聴いていらっしゃったのだと今では思います。

そんなお姉さまが、最初に爆裂(失礼)したのが、「銀河のロマンス」だったんです!
グッと身体に力が入ったのでしょう、思わず・・・といった感じでお姉さまの肘が僕の横腹に突き刺さりました(いや、全然痛くなかったですよ。むしろ「えっ?」と意外な盛り上がりが嬉しかったです)。
その時、浅はかな僕が思ったのは、

あぁ、タイガースの曲かぁ。きっと懐かしいんだろうなぁ・・・。

すみませんすみません!

還暦を迎え、「2大ドーム興行」という大勝負に打って出たジュリー。長年自分のペースで、ファンを裏切ることなくLIVEを続けてきたジュリーが「今日は80曲歌います!」と宣言して始まった夢のコンサート。
そんな中、タイガース・レパートリーの初っ端で歌われたのが「銀河のロマンス」だったという、その意義を、僕はまったく理解していませんでした。

「銀河のロマンス」のイントロが始まった時・・・それがどれほど感動的な瞬間であったかを最初に僕に教えてくださったのが、そのお姉さまの反応だったのだなぁ、と思うのです。
タイガースをはじめとするジュリーの歴史を勉強するに連れ、「あぁ、あのお姉さまは、あの時どれほどの感動の中にいたのだろう・・・」と、ドームの「銀河のロマンス」を思い出すことがしょっちゅうありました。

本当に、できることならもう一度お会いして、お話がしたい。お詫びしたい。大体僕は、ドームレポ記事の頃には先輩のお姉さま方を「おばさま」なんて表記してるんですよ。失礼千万!

・椅子の間にお姉さまのおみ足を挟んでしまったり、とか。
・隣でYOKO君と素人同然の会話をしたりとか(ゲストで井上さんや大野さんは来ないのか、とか、「ROCK'N'ROLL MARCH」にはベースが入ってないから今日はこのバンドスタイルなんでしょ、とか、ドラムスが女性だねぇ、とかそういうトンチンカンな事です)。
・有名な曲でしか盛り上がらず、場の空気を乱してしまったりとか。

そういうことをすべてお詫びしたのち、お話がしたいなぁ。
何も気づかず、このブログを読んでくださってるかなぁ。
春さんや、映画特集には行かれるのかなぁ。

今だからこそお話したいことが、たくさんあります。
もちろんドームのお話も。まずは、「銀河のロマンス」のお話からね。

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2009年11月 4日 (水)

お宝ですか?②

御存知の方も多いかと思いますが、明日から8日まで、横浜みなとみらいにて「楽器フェア」というイベントが開催されます。
http://musicfair.jp/

毎年、池袋サンシャインシティーでの「楽器フェスティバル」と交互に行われるこの催しは、楽器業界・年に一度の一大イベントとして定着しております。
「一体どれだけの数があるんだ?」とばかりに陳列されるギターは圧巻ですが、他楽器ブースも充実し、クラシックの専門家からロック兄ちゃんまで、幅広いジャンルの音楽好きが集まるこのイベントのため、今週は大忙しなのですよ~。

僕が関与いたしますのは、楽譜のコーナー。
各出版社さんがズラ~と既刊本を並べる楽譜出版協会のブースはそれだけで圧巻です。
また、毎年”楽譜ブースの目玉”と言われておりますのが、「絶版本コーナー」ですね~。
既刊本は出版社ごとに分かれて陳列しますが、絶版本は特別にスペースを設けまして、全出版社さんが渾身の隠し玉を持ち寄ります。
しかも・・・特価です!
去年は、ドラクエのブラス関連本が一瞬で消えたっけ・・・(お一人の方がまとめてご購入)。

普段楽器や楽譜に興味のない方にとっても、このイベントは見どころが多いと思いますので、お時間のある方々は是非お越しくださいませ。
僕は、7日の土曜日には1日中現場(楽譜出版協会のブース)にいる予定です。
いてTは無理にしても、キーホルダーはぶら下げていると思います。見つけたらお声をかけてくださいね!

さてさて。
絶版本と言えば、僕の勤務する出版社も、遠い昔にはジュリーの楽譜を出していたんですね~。

ピアノとギターのスコアが、各1アイテムずつ。

もちろん僕が入社するよりも、ずっと前。ジュリーの言う「人気があった」頃のものです。
さすがにここまで古い商品は絶版本すら存在しませんので、楽器フェアにも並びません。会社の資料本として、各1冊だけ保管されているという状況です。
その資料本が昨年12月以降、資料室から場所を変え、一介の社員宅に保管されているのはどういうワケだ~!
すみませんすみません。大切にしてます。

ピアノスコアの方は、今年の初めに「いてまえジュリー」さんの鴨居に表紙写真を上げました。機会がありましたらチェックしてみてくださいね。
で、今日はギタースコアの外回りだけ、ちょろっとご紹介します。
(当然、「写真提供=渡辺プロダクション」のクレジットが記載されています)

Julieguitarscore

これが表紙。「レコード・コピー」って!!
井上さんが映ってます~。

「イン・コンサート」というのは僕の勤務する社の、当時のギタースコアのシリ-ズ名で、別に何かのコンサートのセットリストそのまま、という事ではありません。
選曲基準が・・・よく解らない。万一僕が担当だったら全然違う内容になるなぁ。
でも、「熱いまなざし」とか「スピリット」とか「叫び」とか、なかなか渋いナンバーが収録されています。
ちょうど出版のタイミングでリリースされたのでしょう。新曲(!)「LOVE~抱きしめたい」の収録が大々的にフィーチャーされてますね~。

で、目次の次ページに3枚だけモノクロの写真が掲載されています。

Juliescore1

Juliescore2

Juliescore3

僕のつたない知識では、どの写真がどのLIVEのどれ、とかは確定できないのですが、まぁ先輩方なら特定はチョロいでしょう。
写真自体がお宝というより、この写真が同じ本の掲載ショットとして使用された、という事がお宝なんじゃないかなぁ、と思うわけです。

基本的に字ばっかりのブログですから、たまにはこういう記事も、ね!

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2009年11月 1日 (日)

沢田研二 正月コンサート2007「ワイルドボアの平和」

~at CCレモンホール 2007. 1. 14

今日は、「明日は晴れる」ツアーDVDレビューに続きまして、カズラーのみなさま必見の1枚をご紹介したいと思います~。

お題は、2007年正月コンサート「ワイルドボアの平和」でございます。
この作品は意外とお持ちでない方が多く、お持ちの方々の間でも評価が低いように思います。
ジュリーのヴィジュアル、柴山さんの銀髪(染めてないってことね)という要素に加え、セットリストにバラードが多め、という特徴も手伝って少し損をしているようですが。
しかし!
「最近、バックの音が聴き分けられるようになってきた」というファンの方々に是非観て頂きたいのです、このDVDは。

現在のジュリーの「鉄人バンドスタイル」。
僕はこのスタイルでの演奏については、DVDで、生のLIVEで比較的数多く観てまいりました

そんな中、”鉄人バンドの演奏の出来・ナンバーワン”の映像作品が「ワイルドボアの平和」である事は断言できます。

難しいことは解らずとも良いのです。自然に耳に入ってきた音が、限りなく心地よい・・・それが”良い演奏”なのですし、その意味でこの作品は今こそ再評価されるべき。
この機会に、鉄人バンドの凄さをあらためて満喫して頂くべく、推奨いたします。
伝授!

まずは、カズラーのみなさまを、釣ります。

Wilduncore

ハイ、これで速攻ポチりましたね?
柴山さんのこの表情、どのシーンに登場するかは、ご購入してのお楽しみということで!

”演奏の出来が良い”というのはどういう事かと言いますと、必然、歌い手がすごく気持ちいい状態になるワケです。
特にジュリーは、「歌にノメリこんでいくうちに無心になる」その瞬間が至福、と考えているはずですから、「ワイルドボアの平和」におけるヴォーカルの素晴らしさは自信を持って請け合えますね。

例えば「いくつかの場面」。

Wildikutuka

どちらかと言うとこのステージの「いくつかの場面」は慟哭系なのですが、「無心」というファクターが、ヴォーカル或いはジュリーの表情を素晴らしいものにしています。

ちなみにここではプレプレツアーのセッティングと違い、下山さんがアコギを弾きます。
間奏は泰輝さんのピアノ主旋律の間隙を縫って柴山さんが単音をカマす、というスタイル。
アップにこそなりませんが、ジュリーの斜め後ろで「ぬお~」となっている柴山さんが確認できますよ~。

さて、僕がこのLIVEでイチオシの曲は何といっても「堕天使の羽音」です。
演奏完璧、ヴォーカル完璧、カメラワーク完璧!
アルバム「彼は眠れない」の中では、割と普通に聴いていたナンバー。そういう曲がいきなり大好きな名曲へ転換するのが、LIVEの醍醐味なんですよね。

それにしても、このステージでの「堕天使の羽音」のカメラワークは本当に素晴らしい。
まずイントロでは泰輝さんの手元をアップに。

Wilddatensitaiki

右手がキラキラ・クリスタル、左手がピアノ。鋭角的なリズムの組み合わせを同時に弾いている瞬間を捕らえます。

そして、ジュリーを中心に一旦引いたカメラさんは、直後、当然GRACE姉さんの美しいコーラスパート・シーンを捕獲!

Wilddatensigrace

申し訳ないですけど、「渡辺美里さんのコーラスより全然楽曲に合ってる!」と思ってしまいました。
美里さんはご自身がヴォーカリストですから、どうしてもジュリーとのヴォーカルバトルのようになってしまいます。バラードでそのスタイルはやはりジュリーファンにとっては少し厳しい。アルバムの贅沢度に貢献するに留まっているように思います。
GRACE姉さんは、透き通ったよく通る声なのに、全くジュリーの邪魔になっていません。それは僕がプレプレツアーで、「探偵~哀しきチェイサー」のコーラスを聴いて再確認した事でもあります。

歌メロの間は当然ジュリーを舐めまわすカメラさん。
そして間奏へ。これは追いかけてるカメラさんも気合が入ったでしょうね。
柴山さん、爆裂です!

Wilddatensikazu1

↑ 「あうあう」の図。

Wilddatensikazu2

↑ 「ぬお~」の図。

Wilddatensikazu3

↑ 「くあ~っ」の図。

これ、すべて「堕天使の羽音」間奏からのキャプチャー。なんと表情豊かな!贅沢な!

やはり柴山さんはこのメンバーだとバンマスでしょうから、「おっ、今日のバンドは調子いいぞ!」と手ごたえを感じたのでしょう。
何の不安もなく恍惚へと堕ちていってますね~。

「堕天使の羽音」はバラードですが、柴山さん、アップテンポのナンバーになるとジュリーよりも前方にずずいとせり出して大暴れ。
とにかく柴山さんの「せり出し率」が高いんです、このステージ!

当然、せり出した以上、まずはカッコよくソロをカマします。
で、リードギターお休み小節に入っても、そのままステージ最前部に居残るという徹底ぶり。
ギターのヴォリュームを慣れた手つきで素早く落とし、何をするかといいますと、手拍子の煽り!

Wildgood

↑ 「Good Good Day」で煽る!

Wildgoready

↑ 「Go-Ready-Go」で煽る!

さすがにジュリーも、「カズ、今日は出過ぎやぞ!」と思ったのでしょうか。
「俺を見ろ!率」も高いんですよね(一説では「俺のカズを見るな!率」という解釈もあるようですが)。

Wildvanity

↑ 「Vanity Factory」で、「俺を見ろ!」

Wildtokio

↑ 「TOKIO」で、「俺を見ろ!」

やはりジュリーのLIVEは、柴山さんが絶好調である事で楽しさが倍増します。
みなさまも、LIVEで時々柴山さんを注意して観るようにすれば、自然とジュリーが目に入ってきますし、ギターの音もなんとなく聴きとれるようになってきますよ!
是非、お正月にはお試しくださいませ。

・・・と、ここまで書いて。
「プリンスはどうした!」という声が空から聞こえてまいりました(一応ダジャレです汗)。
ご安心ください!
「ワイルドボアの平和」では、下山さんのせり出し率も高いんです。
しかも、リードパートでない楽曲でせり出してきて、ジュリー、柴山さんと横並びになるシーンが数多くございます。

Wildasita2

↑ 「明日」で、豪快なカッティング・アクション!

Wildasita

↑ 「30th anniversary~」で、高音部弾き倒し!

でも、アップで捉えたシーンは少ないかなぁ。逆サイドでジュリーと柴山さんが暴れてるから、どうしてもカメラがそちらに・・・。
そんな中、「Everyday Joe」では一瞬イントロで柴山さんに振ったカメラが「あっ、逆だ!」、とばかりに下山さんに振り直して以降は、ド迫力でスゴイです。
動きが激しくてキャプできませんでした・・・。すびばせん。

結論。
CCレモンホールとは思えないやわらかな音があったり(←コラコラ)、激しい曲では楽しいヴィジュアルが観られたり、ジュリーだけでなく、「ジュリー&鉄人バンド」の映像作品としてオススメの1枚です。
お持ちでない方々も、「持ってるけどしばらく観てないなぁ」という方々も。
お正月へ向けて、鉄人バンド・メンバーの見せ場など、この機会におさらいしてみてはいかがでしょうか?

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2009年10月30日 (金)

沢田研二 「吟遊詩人」

~from「架空のオペラ」、1985

僕を頼ってくださった先輩からお預かりした春団治チケットの嫁ぎ先も無事決まりました。
まずはひと安心。
しばらくジュリー関連ネット界は春さん一色になるのでしょうか。

11月中旬になりますと、拙ページ右上バナーにてリンクに詳細があります通り、大阪ジュリー映画特集もスタート、この秋は関西ジュリーファンが熱いでしょうねぇ。

関東の新規ファンたる僕はただイジイジと、秋は虚ろで冬は悲しくジュリーを思う♪ことにいたしましょう。

その代わり、年が明けたら爆発するけん!

てなことで今日はこの曲。
アルバム「架空のオペラ」から、「吟遊詩人」の伝授です!

まず「架空のオペラ」という作品について、一介の後追いファンとしての評価経緯から述べてまいりますが、僕は当初このアルバム、確かに時代に残る名盤だとは思いましたけど、先輩のみなさまほどのめりこめないなぁ、という印象でした。
エキゾチックスのロックな期間を経て、その後にまた阿久さんの詞をジュリーが歌うのは、なんとなく逆行のイメージがあったりもしました。
「灰とダイヤモンド」以外のすべての収録曲を大野さんが手がけ、さすがのメロディーを連発・・・当初の僕は主に、大野さんの作曲を重視した聴き方をしていたのですね。

ところが先日「架空のオペラ・ライブ~正月歌劇」を聴いて、「ええっ!」とブッたまげる破目に。
「なんだなんだ!こんなイイ曲が入ってたっけ?」
と、「正月歌劇」を散々聴いた直後に気合を入れてアルバムを聴き直し、見事にハマりました。

僕のアルバムの聴き方が浅かったと言えばそれまでですが、改めてジュリーLIVEの凄さを思い知りましたね。
それまで特にシビレる事のなかった楽曲が、LIVEで息を飲むような名曲に聴こえ、狂おしいほどの感動に早変わりする瞬間・・・きっと先輩方は何度となく体験していらっしゃるでしょうが、僕にとって「架空のオペラ」はそんな楽曲ばかりが集まった名盤となったのです。

いえねぇ、「架空のオペラ~正月歌劇」については、これは僕だけの感想じゃないと思うんだ~。
このLIVEのジュリーのヴォーカルは、ちょっと比類がないくらい凄まじい。
そう思いませんか?

例えば「灰とダイヤモンド」。
「あいつ、こ~いつぅ~♪」の部分、レコーディング音源ではリキを入れて歌い、それが味わいとは言え明らかにフラットしているのが、LIVEだと透き通るような声で、しかも正確な音程で伸び上がります。

さらに、「影-ルーマニアン・ナイト」。
レコーディング音源は遊び心たっぷりのダブルトラック処理。しかしLIVEでは直球!豪快なマイナーコード進行のロック。まったく別の楽曲に聴こえました、僕は。

そしてお題の「吟遊詩人」。
Aメロで和音がFm(ファ・ラ♭・ド)からB♭m(シ♭・レ・ファ)へ移行してメロディーが高音部に跳ね上がる、「ただひとつきらめいた瞬間を♪」の部分ですでにもう・・・。

えぇっ、こんなシビレる歌だったっけ?

とまぁ、つまるところ、驚愕のヴォーカルでございました。
レコーディング音源の「吟遊詩人」でまったく同じメロディーを耳にしているはずなのに、受ける印象が全然違ったんです。
その驚きはその後のBメロ→サビでも受け継がれ、曲が終わる頃には、朝の通勤電車内で大興奮。

やっぱり、ジュリーはヴォーカルだ!コード進行がどうとか、歌詞がどうとか、そういう聴き方の前に、まず歌声に向かわなきゃイカン!
そう思いました。

そうして、改めてレコーディング音源を聴くと、すべての曲が以前と違って聴こえるのがまた不思議なものですね。
今密林さんで、「Pleasure Pleasure」ツアー・セットリストのナンバーが収録されているポリドール期のアルバムが良く売れているようですが、アルバムこそ違えど、同じような思いを噛みしめている人が多いんじゃないかなぁ。

LIVEで感動して、レコーディング音源で復習、というジュリー熱。もちろん、多くの中抜け組のみなさまを引き寄せた”ジュリー祭り”においても、途方もないレベルで同じ現象が起こっていたでしょう。
ジュリーはまずヴォーカル、そしてLIVE。
「架空のオペラ」での2つの「吟遊詩人」(レコーディング音源とLIVE音源)を勉強しまして、僕はその真髄を知ったような気がします。

また、一度ノメりこむと、歌詞の良さもアレンジの良さも、今まで見えていなかった部分が見えてくるんですよね。
レコーディング音源のヴォーカルや演奏の技巧性も、「せっかくだから」と、LIVEとは別の楽しみ方ができるようになりますし、深い味が出てきます。
CO-CoLOはスゴいバンドですよ。しかも、どちらかと言うとLIVEバンド。今まで僕はまったく逆のイメージで捉えていました。”聴かぬは一生の恥”になるところでしたよ。

ところで。
「正月歌劇」でジュリーは”新しいバンド!”と紹介しつつ

コッコロ!コッコロ!

と連呼していますが、「ココロ」ではなく「コッコロ」が正しいのでしょうか?
それとも、レーベルが「ココロ」でバンドが「コッコロ」の発音?
細かい事ですが新参者にとっては大きな謎なのです。ジュリーの「コッコロ!」という雄叫びがずっと頭に残ってしまって・・・。

あと、このLIVEはとてつもなく素晴らしいステージだったかと思いますが(うらやましい・・・)、音だけ聴く限りでは、お客さんが立っている気配が感じられないんですよ。
座った状態で、ジュリーのヴォーカルに圧倒されっ放し・・・と、そんな風景が目に浮かんだのです。

実際はどうだったのでしょう?

なんだか「正月歌劇」をメインに書いてしまいましたけど、このLIVE音源を期に、僕の中で「架空のオペラ」というアルバムが大名盤へと変貌したことを今日はお伝えしたかったのです。
LIVEがきっかけで、ハマる。それがジュリーファンのアルバム鑑賞の醍醐味だとすれば、音だけでそれを体験し、知ることができた僕は今回ラッキーでした。


これからは、ツアーが終わってからその年のアルバムを購入、ってのも、ひとつの手かな・・・。
たぶん、そこまで我慢できないと思いますけど!

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2009年10月27日 (火)

桂春団治 11・3 昼の部に行ってくださる方を探しています!

いよいよ今週末から、京都四條・南座にて「桂春団治」公演がスタートします!
僕はさすがに遠征はできませんが、観に行かれた方々のお話、とても楽しみにしております~。

さて。
実は今、僕の手元にその春団治のチケットが1枚ございます。

11月3日(火・祝日)昼の部・1階12列センター!
(A. M. 11:00開演)

ネットで座席表を確認しましたが、かなりの良席のようですね。
実は、拙ブログでお友達になったお姉さまが、澤会さんの予約で購入したチケットなのです。
良席でもあり、そのお姉さまもとても楽しみにしていらっしゃったはずですが、急な用事が入ってしまい、どうしても行くことができなくなってしまったそうです。

心中お察しいたします。

そのお姉さまは、長い中抜け期間を経て復活なさったばかり・・・現在ジュリ友さんと呼べるのが僕ひとり(光栄なことです)とのことで、「なんとか空席にだけはしたくないので、行ってくださる方を探してもらえないでしょうか?」と、僕を頼ってくださったのです。
僕のことを「ジュリ友さん」と呼んでくださる方が困っていらっしゃるのを、見過ごすことはできません。


そこで、僕がチケットを預かり、なんとか行ってくださる方を探しているところです。
11月3日はちょうど祝日ですし、当日のチケットを既にお持ちの方も、お友達を誘ってみてはいかがでしょうか?

あまり日数がありません。
そのお姉さまは、「代金は期待していません。とにかく空席にしたくないです」と仰ってくださっていますが、定価(12,600円)で行ってくださる方が見つかるのが一番だと思っています。

ご希望の方がいらっしゃいましたら、コメントにて「チケット希望」とひとこと書いていただいて、その際に、携帯もしくはPCのアドレスを書き添えてカキコしてくださいませ。
僕の方から折り返しご連絡さしあげます。

アドレスは、ブログ管理者である僕にしか見えません。外部に漏らすようなことは絶対にしませんのでどうかご安心ください。

また、すでに僕のアドレスを知っていらっしゃる方は、直接ご連絡頂いても構いません。
いずれにいたしましても、一番先にご連絡頂けた方にお譲りしたいと思っております。

何卒、よろしくお願い申しあげます!

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2009年10月24日 (土)

ザ・タイガース「はだしで」

「THE TIGERS SINGLE COLLECTION」収録
original released on 1969 シングル「嘆き」B面

矢継ぎ早のタイガース記事更新でございます。
今回は、現在僕の「タイガース・シングルコレクション」収録曲ベスト1!に輝いております名曲、「はだしで」。

と言いますのも。
先日、「青春」の記事において、ピーのドラムスに絡んで「はだしで」に言及いたしました。
大好きな曲ですがまだ弾き語ってみたことがなく、良い機会だ、とばかりに歌詞カードとにらめっこしながらコード採譜をしていたら・・・。

また発見してしまった、誤植。

この間メイ様に「淋しい雨」のレコード盤の誤植について教えて頂き、「シングルコレでは、ちゃんと校正されてるんだなぁ」と感心していた矢先だというのに・・・今度は正真正銘「シングルコレ」歌詞カードでの誤植ですわ~。

ま、これも「記事を書けい!」という天の声だと思うことにしましょう。
この曲は、もっともっと評価されていいと思うよ~。
タイガースが一流のセンスを持つロックバンドである事を証明する楽曲のひとつだと、自信を持ってオススメいたします。
伝授!


僕は結構歌詞カードについてるライナーを熟読する奴なのですが、「タイガース・シングルコレクション」のライナーは、中村俊夫さんが書いてくださっています。
なんせタイガースについてまるっきり知識のなかった僕ですから、リリース年やレコーディングエピソードなどを、まずは中村さんのライナーで勉強しました。
そうして各楽曲を聴いていくと、最初の頃はどうしても中村さんの解説に同調して鑑賞してしまうのですね。
素晴らしいライナーでしたが、ただ1点。
中村さんのライナーのみが原因ではないのでしょうが、僕は当初この「はだしで」という名曲がほとんど印象に残りませんでした。

ちなみに・・・ライナーが。

  全盛期に比べ低迷を余儀なくされていた
  頃の作品のせいか、全体的に元気がない

なんて文章で締めくくられておるのですよ。
「そうかぁ、全盛期を過ぎて、ショボンとしてたんだなぁ」
と、何の予備知識もない僕は純粋にそう思ってしまったのです。
いや~、繰り返し聴いて良かった、危なかった~。


元気がないどころか!

とにかく、最初から最後まで一切妥協のないドラムスがまず絶品です。
ミックスが右に振られているせいもあって、キック、タム音の輪郭も素晴らしく、楽曲のヴァースを繋ぎ合わせるように繰り出されるロールが、カントリー&ブルースタッチの楽曲コンセプトを、見事なまでに「タイガース・サウンド」へと昇華させているのです。
コーダ部のフィルインなんて、鬼神のようですよ!
今の僕は、このドラムスに賛辞を贈らずして「はだしで」という楽曲を語れませんね。

また、ベースにも注目です。
この曲のような演奏自由度の高いベースプレイは、タイガースにおいてはかなり珍しいパターンのように思います。
2番の「つかみきれない平和をもとめて♪」の2小節目から3小節目にかけてのフィルインは、「生き物のように動く」と評されたポール・マッカートニー・スタイルと、「ドミナント音を軸に展開」というブライアン・ウィルソン独自の音階を彷彿させる、一瞬の美学。
1番、3番では普通に流す箇所でこのプレイ(3番もカッコいいけど)は、「オイシイとこ狙い」な洋楽一流のベースライン・エッセンスを踏襲したものでしょう。

曲構成もカッコイイ。
間奏だけ、ブルース音階なのです(3番目と7番目の音がフラットする)。「はだしで」はヘ長調ですから、通常のフラット音であるシの音に加えて、ラとミの音がフラットします。
フラット音階を強調させるように、間奏ではルーズなホーンセクション(←これがブルース楽曲の肝)がフィーチャーされていますが、タロー(たぶんね)のアコースティック・リードギターは、この間奏部分以外でも終始ブルーススケールを弾き、「はだしで」という歌の内容を、嫌味なく爽やかなテイストで表現。
特に、フェイドアウト間際の破天荒なまでのおチャメなプレイが、これまた素晴らしい!

ジュリーのヴォーカルは・・・こりゃ、後に「船はインドへ」で本格化する「崇高なまでに気だるい」歌唱法が、この曲で既にしっかり主張されていますよ!
これは「元気がない」んじゃないです。

オマージュの源は、アメリカンロックでしょう。ザ・バンドやCSN&Yといった、カントリーを土台にした、「明るくて切ない」ヴォーカルスタイル。
思えば、60年代中盤はイギリスに押されっぱなしだったアメリカンロックが逆襲を開始したのがちょうど60年代終盤から。それが70年代の幕開けと言うこともできるでしょう。
彼等がタイガースに与えた影響も大きかったはずです。
2番から噛みこむやる気のない(←ソコがイイのよ!)コーラスも、当時のアメリカンロック独特のニュアンスなんですよ。

そして、安井かずみさんの詞がまた・・・傑作!
自作曲への渇望を求め始めた当時のジュリーがお手本とした歌詞構成、これはその代表格のパターンでしょうね。
難しい単語など一切出てこない、丁寧に語感を揃えた1番・2番・3番の同尺のフレーズが、こんなにも深い表現力を持つという。
書いていない事を想像させ、思いをかき立たせる、ZUZUならではの潔さ。

だからこそ、(細かいですが)イタイのが歌詞カードの誤植!
1番の詞です。

♪ それでも昨日を歩いてきたんだから
    はだしで昨日の街角を過ぎてきた ♪

これが本当の歌詞。イイよね~。
でも歌詞カードだと

♪ それでも昨日を歩いてきたんだから
    はだしで明日の街角を過ぎてきた ♪

未来人かよ・・・(泣)。

さぁ、今回もまたまた、先輩方にお尋ね申しあげます。
この誤植は・・・レコード時代の名残りなのでしょうか?



(追記)
タイガースと言えばこの御方!
みゆきママ様より、レコード盤の歌詞カード写真をファイル送付して頂きました~。
問題の箇所のみ抜粋いたしますと

Hadasidewordsrecord

素晴らしい!
これが、僕の所有するCD「ザ・タイガース/シングルコレクション」を見てみますとですね・・・

Hadasidewordscd

未来人参上!

これは、完全なケアレスミスですね・・・。
タイガースはこれからまた盛り上がるんですから、再版時にキチンと修正される事を祈ります~。

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2009年10月22日 (木)

ザ・タイガース「青春」

~from「自由と憧れと友情」、1970

「歌門来福」とツアータイトルも決まり、いよいよか~!
と、そんな感覚になってきますが、実際には、お正月コンサートまでまだ3ケ月もあるのですね。
プレプレツアーの3ケ月前にも、同じこと書いてたような気がする・・・。

今まで(とは言ってもドーム以降1年未満の期間ですが)、ジュリーLIVEへ向けての先輩方のご様子を、ブログを通じて、或いは実際にお話したりして感じていたのが、みなさま意外と初日にはこだわらず、ファイナルに重点を置いていらっしゃるなぁ、という印象。
ところが今回の「歌門来福」。僕の周りの先輩方に「初日、初日」と仰る方が多くて。
「奇跡元年」や「Pleasure Pleasure」の時はそんな空気は無かったように思うのに、何でだろう・・・と考えていて、ハタと気がつきました。

1・24!

これか~!この日付が重要なんだ、きっと!

ということで、本日の記事は、”タイガース=青春時代”なお姉さま方に捧げますよ~。
keikoj様からリクエストを頂いております。アルバム「自由と憧れと友情」から、ズバリ「青春」、伝授です!

「青春」という言葉を投げかけられた時・・・みなさまは、はっきりと自分の人生において時代の線引きがおありでしょうか?
僕は、あります。大学進学で上京し、環境が大きく変わったので。
鹿児島のド田舎から東京へ。凡人の僕にとって初めての大都会は、とにかくワケもわからず邁進するだけで、精一杯。

だから僕が、ゆるやかでありつつはかなく短い「青春」のイメージを問われたならば、それは上京前の故郷の風景・・・10代後半のイメージなんです。
「青春」にはっきりした時代の線引きを自分の中で持っている人は、このように何か特別な環境または心境の変化を体験しているのではないでしょうか。

そうしますと、タイガースをタイムリーで体験した先輩方にとって、1971年1月24日・・・この日が「青春」を区切った日であっても、おかしくない・・・そう思いました。


楽曲の「青春」では、それが淡い恋の思い出と重なり、まだ年を重ねてもいないのに振り返らずにはいられない・・・そんな心情を歌います。

イントロからバリバリのオーケストラ装飾。これがインタルードとなって、いざ本割に入ると、独りで振り返る、というイメージを狙ったのでしょうか、静かなピアノが。

ファ・ラ・ド→ファ・ラ・ド・ミ♭→ファ・シ♭・レ→ファ・シ♭・レ♭

シンプルな和音演奏に合わせて、ジュリーのヴォーカルが美しい~。
これがAメロですが、この時点でかなり深めのディレイ処理が施されています。
オケに加えて、女性コーラスが途中から加わり、う~ん、こりゃ、ジュリーのソロって趣きだなぁ。バンドの音が聴こえてこない・・・。
などと油断しておりましたら、サビ直前に独特のドラムス・フィルインがドカ~ン!と噛みこみます。

あぁ、このアレンジはビートルズの「ヘイ・ジュード」だ!

そうすると、アレンジの一番の肝は、最初に噛み込むドラムスに他なりません。
タイガースの演奏の中で、「あぁ、この人のプレイだ!」とハッキリ解るのは、ピーのドラムスなんですよね。

例えばギターについては、トッポとタロー、或いはシローの区別はなかなかつきにくく、そもそも曲によってはゲストプレイヤーが弾いてるんじゃないの?という音が(特にアルバム「自由と憧れと友情」には)結構ありますし、ベースにしても、タイガースすべての楽曲がサリーのプレイだ、と言い切る耳は、残念ながら僕にはありません。

しかし、ピーのドラムスは解る。
「あれっ、このドラムス誰?」って曲は1曲も無いんです。
独特の間を持つ、正統派マージービート。リンゴ・スター直系のスタイル。僕はこういうドラムスが大好きなのですね。
ちなみに、僕がタイガースの楽曲の中で一番「ドラムス最高!」とシビれるのは、「はだしで」。
次点が「怒りの鐘を鳴らせ」かなぁ。この2曲については、いずれ記事を書きたいと思っているところです。

この「青春」という楽曲、タイガースメンバーに限ってはほとんどジュリーとピーの二人舞台と化しておりますが、実は「ヘイ・ジュード」もそうなんですよ。あちらは、ポールとリンゴ。
アコギのミックスが極端に小さいのは、「ヘイ・ジュード」を意識しての作業だと思われます。

しかし、「ヘイ・ジュード」がエンディングに向かって怒涛ににぎやかになりフェイドアウトするのに対し、「青春」は安井かずみさんの歌詞構成を最大限に生かした起承転結があります。

♪ 振り返るにはまだ早すぎる
    初恋の愛とその涙 ♪

最後の最後まで「初恋」という言葉をとっておくのです。

1番において「青い風の物語」というフレーズで聴き手にイメージを投げかけ、2番で「いつの日にか泣いて読み返す♪」と表現される「日記」という言葉が重要な「承」の役目を果たしているのですね。
だから3番で「幸せとは何か」と問いかけた後の、最後の「初恋」というフレーズが生きる。
最初から「恋」と言ってしまっては、聴き手のイメージを束縛してしまいます。

タイムリーでタイガースを体験したお姉さま方にとって、「初恋」がタイガースそのものであったのかもしれません。それが「青春」であり、1月24日という日が、ひとつの結末であったのかもしれません。
しかし、ですよ。
ジュリーと同世代のアラ還の先輩方も、ジュリーのファンである限り、正に「振り返るにはまだ早すぎる」のです!

「若者は未来を夢に見、年老いた者は過去を夢見る」
という言葉がありますが、ジュリーは未だ現役。ジュリー自身が、まだ未来へ向けて夢を見ている限り、ファンである我々も、未来を夢に見続けられるのです。
ジュリーが「セルフカバーなんてやらん!」と言ったり、「いい曲ができた!」と語ってくれるのが、どれほど素晴らしいことか。それらの言葉は、ジュリーが今も常に未来へ向かっている事の証明ではないでしょうか。
ファンは、そんなジュリーに導かれています。

線引きは、一度払拭してみよう。
先輩方も、僕も、同志のみなさまも、今が「青春」!しつこく青春!
「歌門来福」というメッセージを受けた直後だからでしょうか、僕は今日「青春」という曲を聴き直して、そんな事を考えたのでした。

ってことは、中抜け組のみなさまは、突然の青春復活、ということになりますか。
ある意味うらやましい~。

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2009年10月21日 (水)

歌門来福!

「歌う門には福来たる」?
はたまた「ライブにおいでよ!(Come on LIVE)」?

というワケで、ジュリーお正月コンサート・ツアータイトル決定!との情報が入ってまいりました。
ズバリ、「歌門来福」!

まぁジュリーらしいというか、NAPOLITAIN系の不思議ちゃんタイトルですが、何と言っても、明るい、前向きなイメージなのが、イイじゃぁないですか!

いかな鉄人ジュリーと言えども、このハードスケジュール。年齢的にシンドイ事もたくさんあるでしょうし、同世代の方が亡くなったり、とか、落ち込む事も多いはず。
それでもこうして、自らを鼓舞し、自らが楽しみ、ひいてはそれが僕らジュリーファンにとって、とびっきり陽気なメッセージとなる・・・さすがジュリー。こんなに強靭な人は、他にいないですよ~。
ありがたや。

僕も先日、澤会さんにチケットの申し込みを済ませました。今回は2公演。
渋谷初日と、渋谷ファイナル。
第2希望は両日ともにラス前の渋谷で記入いたしました。
僕の名前は画数が多いので、あの小さい枠に書き込むのにエライ緊張するんだよね。
あと、金額記入欄書く際に手数料足すのをうっかりして、後から「0」を「6」に書きかえたりとか~。

両日とも、抽選の匂いがプンプンですけど。
夏のツアーであまりにも良い目を見ましたから、ハズレも仕方ない、とは思っています。
ただねぇ。ファイナルはハズレたらスッパリあきらめますけど、初日!
初日だけは!

ハズしたら、かなりあがくと思います。それでも、オークションには絶対手は出しませんけどね。

僕は、会場の誰もがセットリストを知らない・・・その空気が大好きなのです。
夏のツアーも、やはり渋谷初日が一番ドキドキしました。ブザーが鳴って、イントロが流れるまでの、会場全体に漲るあの緊張感は、初日でしか味わえません。
初日の1曲目を待つ、至福。

これだけは譲れな~い!

しかし、ツアータイトルが決まっただけで、なんでこんなにテンションが上がるんでしょうかね~。みなさんそうだと思いますけど。

では最後に、気が早いですけど「歌門来福」ツアー・セットリスト1曲目など予想してみますか。
さ~て何が来る?
「奇跡元年」は、まんま「奇跡」だったからなぁ・・・。
「歌門」、ってことは・・・。

「薔薇の門」・・・・・・?

う~~~~~ん、ありえな~~い♪
ベタですが、「カモン、カモン」でいかがでしょう?

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