2024年7月 4日 (木)

5.19 『PEEが奏でる「四谷左門町LIVE2024」』セットリスト&レポート

今日7月4日は、生前親しくさせて頂いていたタイガースファンの先輩、真樹さんのご命日です。
お別れがジュリーの『OLD GUYS ROCK』の年でしたから、早いものでもう6年。真樹さんにお話したいこともどんどん溜まって増えてきています。

毎年この日は、タイガース関連の記事を書いて真樹さんに捧げると決めています。
今年は、去る5月19日に開催された『PEEが奏でる「四谷左門町LIVE2024」』のレポートを、真樹さんのご命日に合わせて書いておきたいと思います。



ザ・タイガース&ロックの先達にしてひと回り年長の友人であるYOUさんが主催する四谷左門町LIVEは、あのコロナ禍の年に始まり毎年欠かさず開催され、僕もスタッフとして年を追うごとに深く関わらせて頂くようになっていますが、昨年は多忙のためLIVEレポートは書くことができませんでした。
で、今年も実際は昨年以上に忙しいという状況なのですが、YOUさんが容赦なく「今年は書いてね~」と。

他でもないYOUさんにお願いされてしまったら、そんなん命令と同じですよ・・・(笑)。
頑張ります。


まず最初に大事なことから。
今年の左門町LIVEは、YOUさんの決断により例年とは違うスタイルで行われました。

皆様御存知の通り、主演のピーさんが今年に入って矢継ぎ早に肺炎、腰椎骨折に見舞われました(最近は白内障の手術も)。
3月のEXシアターLIVEでは元気にドラムを叩きステージも大成功、誰もがピーさんの「完全復活」を確信しましたが、ピーさんが相当無理をし負担を抱えていることを見抜いたYOUさんは、自身主催の左門町LIVEでは
「絶対にピーさんに無理をさせない」
と決めたそうです。

昨年まで1日3公演だったのを2公演に減らし、ピーさんはドラムスの演奏無し。
ピーさんには全編リード・ヴォーカルに専念して貰い、途中休憩も充分とれるような構成に。

これもひとえに「この先ピーさんにはまだまだ長く活躍して頂き、ファンの皆様とおつき合いできるように」とのYOUさんの思いでした。

僕は左門町LIVEではまずバンドメンバー用のセットリスト採譜、スコア作成という任務があるため、ピーさんの身体に異変が起こる前、既にYOUさんから今年のセットリスト案概要を知らされていました。
最終的にそのセトリからは大幅な入れ替えがあり、ピーさんが負担なく歌に専念できるザ・タイガースのナンバーと、ソロ・オリジナル曲を中心に纏められました。
僕が初期段階で採譜しメンバーの元へと送った、いかにもYOUさんらしい選曲だったレアな楽曲達は、来年以降きっと披露の機会が来ると思います。
みなさまどうぞお楽しみに。

さて、昨年アキレス腱断裂のアクシデントで欠席となったベースのかまちゃんも復活、今年はゆうさんバンド正規メンバーが揃いました。
昨年代役のベーシストだったキム兄さんが今年はスタッフとしてお手伝いしてくださることになり、ピーさんのバックアップは万全の態勢。

それではLIVEレポート、セトリ順にまいりましょう!

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「怒りの鐘を鳴らせ」
「割れた地球」
「美しき愛の掟」

YOUさんが熟考の末に「ヴォーカリスト・瞳みのる」のステージとして纏め上げたセトリは曲想ごとの配置に狙いがあり、冒頭にハードなタイガース・ナンバー3曲を固め打ち。
(ピーさん曰く)「いきなり激しいね~」というオープニングから、フルテンションのピーさんが見られます。

さて、第2回左門町LIVEから毎年僕が担当しているヴォーカル・エフェクト操作(YOUさんのコーラスを3度或いは5度、オクターブ等の複声に変換)なのですが、便利な機械とは言え人間の肉声とは違いどうしても人工的なハーモニーに聴こえてしまうのが難点。
今回はYOUさんから「極力最小限の使用で」とお願いされており、スタジオリハ段階からバンドと一緒に試行錯誤しました。

そんな中、救世主が登場。
今年はピーさんの代わりにセトリ全編ドラムスを叩くことになったけんちゃんが「俺、コーラスもやりましょうか?」と立候補してくれたのです。
おもに高音パートを担当してくれました。
例えば毎年エフェクト操作に大忙しだった「怒りの鐘を鳴らせ」、今年の僕の役目はYOUさんの声をオクターブ変換してサリーさんのパートを作っただけ。あとの箇所はYOUさんとけんちゃんの純肉声ハーモニーです。
やはりコーラスは生身の声の方が全然良いですねぇ。

「割れた地球」と「美しき愛の掟」では、後奏のギター・ソロで入魂トランス状態となるYOUさん。
スタジオリハの段階では「YOUさんの気が済むまで他メンバーが待つ」スタイル(笑)で演奏していましたが、最終的に「やはり小節数は決めておこう」ということになり、本番当日は客席最後方にいる僕が小節数カウントして「これで終わり」の合図をステージに送ることになりました。
「美しき愛の掟」はキッチリしたコード進行の循環があるので問題ありませんが、「割れた地球」の方はワンコードが続くため、油断して演奏に身を任せていると「今何小節目?」と迷子になります。
ノリノリで聴きたいのを我慢して、クールにカウントしていましたよ~。

ちなみに「美しき愛の掟」は、ベースのかまちゃんがリハで「今回のセトリで演奏してて一番楽しい」と言っていた曲。
Aメロ2回し目の超絶フレーズは、ベーシストなら誰しも弾いていて気持ちが良いのでしょう。
ただし「弾くだけ」なら。
YOUさんが「このベースを弾きながらリード・ヴォーカルもとる人がいるんだよ」と言うと(二十二世紀バンドのJEFFさんですね)、かまちゃんは「え~っ?!」とビックリしていました。

このオープニング3曲、それぞれコンセプトもリリース時期も違うのに、連続すると組曲のように聴こえてしまいます。
ピーさんのシャウトはドラム叩き語りの時とは少し違っていて、ヴォーカル部合間合間のうねりを頻繁に入れてきてくれました。

「青い鳥」
「散りゆく青春」

MCを挟み、今度は穏やかなタイガース・ナンバーの名曲が2曲続きます。
いずれもタローさんの作曲作品で、ピーさんもタローさんのメロディーを絶賛。

「青い鳥」では、事前に打ち合わせがあったわけではないのに、ピーさんは最初のスタジオ・リハの段階から2番のサビ部「あ~おい、と~り~♪」のリード・ヴォーカルを目線でYOUさんに譲ります。
6月の上野黒船亭公演でも同様のシーンがありました。
YOUさんはこのピーさんの気遣いがとても嬉しいのだそうです。

「ミスター・ムーンライト」
「ホンキー・トンク・ウィメン」
「ハートブレイカー」

続いてタイガースの代表的な洋楽カバー3曲。

いずれも過去の左門町LIVEで演奏されたことがある、という中で僕の今年のイチオシは「ホンキー・トンク・ウィメン」です。前回演奏時とはガラッと雰囲気が変わりましたから。
別にアレンジや演奏フレーズ、譜割りを変えたわけではありません。基本、前回とまったく同じ。
ただひとつの変化は、聖子さんが生のカウベルを叩いたこと・・・これが素晴らしかったのです(前回はシンセでカウベルの音を出していました)。
聖子さんは完全なクラシック畑のプレイヤーとして「ゆうさんバンド」に加入しましたが、カウベルをエモーショナルに演奏する御姿には、ロック魂を感じました。
これは聖子さん自身がここ数年のLIVEで徐々にロックに馴染んできたこともあるでしょう。
ピーファンの皆様からの支持も年々上がり、最後のメンバー紹介時も聖子さんへの声援は大きかったです。

「ハートブレイカー」は毎回ピーさんがドラムスに専念、YOUさんがリード・ヴォーカルというスタイルでやっていますが、今年はピーさんがドラムを叩きませんから、ここでピーさんはいったん退場、ゆうさんバンドのみでの演奏の間に充分休憩をとって頂くという構成です。
そのぶんメンバーは、重低音ドラマー・けんちゃんをはじめ張り切って演奏。
昨年に引き続き、おーちゃんの間奏ソロも炸裂しました(メタル好きの血が騒ぐ曲なのかな?)。

「クロスロード」

この日「昼の部」(公開リハーサル)のみのご参加だったお客さんがこのブログを読んでくださっていたら、ここで「あれっ?」と思われたでしょう。
「夜の部」のみ突発的に演奏された、エリック・クラプトン(クリーム期)の代表曲です。

本来は「ハートブレイカー」が終わったらそのままメンバーがはけてトークコーナーなんですけど、「ハートブレイカー」でのけんちゃんのドラムスを控室で聴いていたピーさんがウズウズ状態となり
「僕にも何か叩かせて!」
と乱入してきた、というわけ。
急遽ピーさん、YOUさん、かまちゃんの3人体制で「クロスロード」の演奏となったのでした。

何故この曲かと言うと、「クロスロード」が典型的なブルース進行だからです。
例えばこれがメンバー初顔合わせのロックバンドで、「とりあえず何かやってみよう」となった時、「クロスロード」のようなブルース・ナンバーは最適。キーさえ決めればすぐ合わせられますから。
進行中のひと回しでは、ソロかと見まがうほどの激しいピーさんのドラムスも聴けました。やっぱりピーさんの音は独特、唯一無二ですねぇ。

「安藤、安堵して」

左門町LIVE恒例のトークコーナーでは、今回もピーさんとYOUさんの友情漫才が繰り広げられましたが、その中で例年と違いシリアスな時間もありました。
ピーさん長年の友人である日経記者の安藤さんが若くして亡くなられ(ピーさんのひと回り年下とのことで、本当に突然のお別れだったそうです)、安藤さんとの出会いや思い出が語られたのです。

ピーさんは後日に迫っていたお別れ会に向け安藤さんに捧げる詞を一気に書き上げ、KAZUさんの作曲を得て1篇の鎮魂歌としていました。
「安藤、安堵して」・・・この曲を今年の左門町LIVEのトークコーナーで歌いたい、とのピーさんの希望があり、YOUさんが弾くギター1本の伴奏でそれは実現しました。
安藤さんの訃報が左門町本番差し迫ってのタイミングでもあり、この曲のスタジオリハは1週間前の唯1回のみでしたが、YOUさんは見事に演奏を仕上げてきました。

そのスタジオでの2人のリハ演奏にメンバーも僕もしんみりと聴き入る中、ピーさんはしきりに
「大丈夫かなぁ、大丈夫かなぁ」
と。
いえ、歌や演奏に不安がある、ということではありあせん。ただ1点「本番で泣いてしまうのではないか」という自身の心境をピーさんは案じていたのです。
実際スタジオでは泣いていらっしゃいましたから・・・。

結果、左門町LIVE本番でピーさんは涙を浮かべてはいたものの取り乱すことなく歌いきりました。

「この先レコーディングするとか、他LIVEで歌うとかいったことは考えていない」というこの曲をファンの前で歌う機会を得たこと。
それが日付的にもピーさんの気持ち的にも5.19と合致したこと。
これこそがYOUさんの主催する左門町LIVEの特性、個性なのだ、と改めて感じさせられます。

「テネシー・ワルツ」
「花は何処へ」
「My Way ~いつも心のあるがままに~」
「ラヴ・ラヴ・ラヴ」

左門町LIVEでは、トークコーナーが終わってからセットリスト本割ラストまでの流れが決まっています。

まずは「有名スタンダード」のカバー・コーナー。
このコーナーでのピーさんの狙いは
「世間でよく知られているメロディーの曲が、実際どんな内容を歌っているのか、までを自身の訳詞で掘り下げ、お客さんに知って貰いたい」
ということ。これは芸能界復帰後のピーさんのライフワークでもあります。
「世にある有名洋楽の日本語ヴァージョンは、原詞とかけ離れているものがあまりに多い」
とピーさんは、ご自身ではできる限りの直訳を、しっかり韻を踏んで仕上げることに重点を置いています。

今年は「テネシー・ワルツ」の原詞(英語)、中国語訳、日本語訳の三ヶ国語ヴァージョンが、聖子さんのピアノ伴奏(要所でけんちゃんのドラムスがサポート)で披露されました。
「悲しい失恋の歌なんだよね」とピーさんが言う通り、僕も今回のピーさんの訳詞で初めて「テネシー・ワルツ」の歌詞の内容を知ることができました。

続いてピーさんの思い入れの深いソロ・オリジナルのコーナー。
ここでは毎年「明月荘ブルース」を歌っていたピーさん、今年は「花は何処へ」(昨年の新曲、ウクライナ情勢を題材とした反戦歌)と入れ替えてきました。
やはり世界をとりまく現況、ピーさんは「黙ってはいられない」との思いが強かったのでしょう。

今回「明月荘ブルース」がセトリから外れたことにより、「左門町LIVE開始以来必ずセトリ入りしている」のは続く「My Way ~いつも心のあるがままに~」「ラヴ・ラヴ・ラヴ」の2曲となりました。
「My Way」はピーさんの音楽活動において、左門町LIVE限定の1曲となっており、ピーさんの人生を総括する日本語詞を載せた全13番にも及ぶ大長編です。
そこから間髪入れず「ラヴ・ラヴ・ラヴ」のフィルに移行するのが恒例。
「ラヴ・ラヴ・ラヴ」が終わるとピーさんとバンドは喝采を受けつついったん退場となります。

~アンコール~

「秋望」
「雨の街角」

今年は音源リリース前のピーさんソロ・オリジナル新曲2曲が、アルンコールでまず歌われました。
「秋望」はEXシアターでもセトリ入りしていましたが、「雨の街角」はこの左門町LIVEが初披露です。
「秋望」は聖子さんのシンセ、「雨の街角」ではYOUさんがソロを受け持ち、ピーさんの「思い」に寄り添います。

「秋望」は、ピーさんが杜甫の「春眺」からインスパイアを受け作詞した反戦歌で、「ガザ」「ウクライナ」を題材としています(あの痛ましいガザ侵攻は、昨年秋の出来事でした)。

一方「雨の街角」は失恋の歌で、「今までに無かったようなメロディーで気に入っている」と、ピーさん現在イチオシのオリジナル。
僕はこの曲、作曲のKAZUさんが最近のピーさんの歌唱スタイル(崩しメロのような感じでパパパッ、と歌い駆けることが多い)を念頭に、無理なくその歌い方ができるように工夫し作曲されたのではないか、と想像しています。名曲です!

ちなみにYOUさんがスタジオリハについて「自分のギターソロがまだ固まらない」とブログに書かれていた曲こそ「雨の街角」のことで、ピーさんお気に入りの1曲だからこそ、YOUさんは最後の最後まで妥協せずフレーズを練り込んでいたようです。

そして、ピーさんからのお知らせ。
近年次々と新曲を仕上げてきたピーさん、遂にファースト・ソロ・アルバムが秋にリリース予定です。
バースデイ・イベントでの発売を視野に入れていらっしゃるそうで、正にファン待望ですよね。

5曲入りだった『久しき昔』もミニ・アルバムとして僕は捉えていましたが、今回は堂々フル・アルバムということでしょう。
ピーさんの作詞のスピード感と意欲、さらにはピーさん曰く「本当に色々な引き出しを持っている」という作曲のKAZUさん、このお2人がいれば近々のフル・アルバム製作は疑いない、と僕は一昨年から考えていましたし、これは本当に楽しみ!
発売が待ち遠しいです。

「色つきの女でいてくれよ」

今年の大トリはこれ!

実はこの曲、昨年セトリ入りの予定でした。
「タイガースの中で個人的に一番好きな曲」と、かまちゃんがリクエストしていたのです。
ところがそのかまちゃんが怪我で出演できなくなったことを受け、メンバー想いのYOUさんが「来年にとっておくから」と粋な計らい(セトリは「GS陽気なロックンロール」に変更)。
そして今年かまちゃんの怪我は完治、リクエスト曲実現が叶ったのでした。

ピーさんのカウントから始まった「色つきの女でいてくれよ」では昼の部、夜の部とも会場は総立ちになってくれて、演者にとってもお客さんにとってもハッピーな締めくくりとなりました。

大変な盛り上がりの中、僕はと言えばお客さんと一緒に立ち上がることもできないほどの大忙し。
YOUさんのコーラス・メロディーからさらに3度下のハーモニーを作りつつ、YOUさんのソロ・ヴォーカル部(ジュリーのパートですね)ではエフェクトを完全に切らなければなりません。
今回のセトリで最もエフェクト操作が複雑だったのが「色つきの女でいてくれよ」でした。

まぁしかし僕のそんな苦労は置いて、アーカーブを購入してくださった皆様にこの曲で再度チェックして頂きたいのが、けんちゃんのコーラスです。
けんちゃんが担当したのはシローさんのパート。
サビ部で字ハモではなく、「あ~、あ~あ~♪」とキレイな高音で歌っている、あの印象的なシローさんの声を完璧に再現してくれていますよ~。
是非アーカイヴでおさらいしてみてください。



大成功に終わった左門町LIVE2024、最大の功労者はやはり今年もYOUさんです。

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ご自身の肉体的、経済的負担をまったく省みずピーさんに尽くすYOUさんですから、それは毎年のこととは言え、今年は特に・・・ピーさんの身体を徹底的に気遣い、セトリ構成の練り直し、各所への配慮、さらには「安藤、安堵して」の突発的な演奏案にもスピーディーに対応。
あのタフなYOUさんが、LIVE数日後しばらく寝込んでしまったくらいですから、ご自身気づかない間にも相当疲労の蓄積があったのでしょう。

そうそう、常に万事抜かりのないYOUさんが、今年は珍しく本番に限っていくつかの忘れ物をしました。
そのことをしても、YOUさんが当日直前までかなり自身を追い込んでいたのだと想像できます。

その忘れ物の中でYOUさんが「これはマズい!」と顔色を変えたのが、『三日月』のCDです。
左門町LIVE常連の皆様なら、最後にピーさんが退場する時は必ずこの曲をBGMに乗せて、というのはよくご存知でしょう。
「これだけは、お店のBGMではダメだ」
と焦るYOUさん。
入場時間待ちをされていたお客さんの中で、「三日月」を取り込んでいらっしゃる方がスマホを貸してくださったのですが、PAとの接続の関係でうまく行きません。
出番を数10分後に控え、これほど困った様子のYOUさんは本当に珍しい。

そこで不肖DYNAMITE、おもむろに自宅へ連絡。
電話に出たカミさんに
「俺の部屋のCD棚から『瞳みのる/三日月』ってやつを探して!」
と。
CDは無事見つかり、そのままカミさんに四谷まで持ってきて貰って、BGMの用意は間に合いました。

YOUさんは「CD持ってたの?」なんて驚いていましたけど、そりゃ持ってますって。
今ではすっかりスタッフ面していても、僕の正体はただの1ファンなのですから(笑)。

スタッフとして僕は毎年大したことはできていないのですが、この件はYOUさんから当日お別れ際にも「本当に助かった」と御礼を言って頂けたくらいで、より充実の2024年左門町LIVEだったなぁと、今も感慨に浸れています。

毎年のことながら、LIVE本番はもちろんスタジオリハの日々も胸に刻まれた思い出は数知れず。
リハ、本番ともピーさんが「お気に入り」という今川焼を大量に差し入れしてくださったり、スタジオリハの休憩中にピーさんの携帯にタローさんから電話がかかってきて、一同聞き耳(笑)をたてていたり(ジョイントLIVEのスケジュール相談だったそうです)。
楽しい裏話、書ききれなくてすみません。


最後になりましたが、皆様ピーさんの身体をとても心配されていることと思います。

僕はこの左門町LIVE後も、6月に上野の老舗洋食店・黒船亭にて開催されたディナーショー(1日2公演でしたから厳密にはランチ&ディナーショー)にスタッフとして参加したり、今週末6日土曜日に六本木で開催予定のJANETTEさんとのジョイントLIVE用のカンペ作成等、「YOU企画」主催のピーさんの活動を継続してお手伝いしていますが、ピーさんはメチャクチャお元気です。

もちろんオフィシャルブログで書いていらっしゃる通り、お医者さんとのおつき合いは一生ものとのことですが、頭脳の冴え、相変わらずの愉快なおしゃべり、軽快なフットワーク、メールでの格調高い文章も健在どころか加速しています。
何よりポジティブなお人柄ですので、これからますます音楽活動、創作活動に邁進されてゆくでしょう。
僕も微力ながら、自分の身体が動く限りは全力でお手伝いさせて頂く決意です。

さて、先述しました黒船亭ディナーショー(6月16日)、こちらもレポを書くつもりです。
冒頭の繰り返しとなりますが、YOUさんに「書いてね」とお願いされてしまったら、僕にとってそれは命令と同じなのですよ(笑)。
通常のLIVEとはまた趣の違った、楽しく貴重な体験をさせて頂きましたから、「黒船亭での愉快な1日」みたいな感じで、レポも少しスタイルを変えて書ければなぁ、と考えています。

そして、あらかじめピーファンの皆様にも先にお詫びをさせておいてください。
僕は多忙のため昨年から、ブログに頂いたコメントにまったくお返事ができておりません。
その旨平に御容赦頂きたく、お願い&お詫び申し上げます。もし当記事にコメントを頂けたら、すぐにではなくても必ず目を通します。感謝の思いは変わりません。

それでは次回更新、黒船亭ディナーショーのレポートまでしばらくお待ちください。
なんとか夏が終わるまでには!

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2024年6月25日 (火)

「甲辰 静かなる岩」セットリスト(答え合わせ&全国ツアーでの入れ替え振り返り篇)

大変ご無沙汰しております。

相変わらずの多忙でございまして、頂いているコメントにもお返事できておらず、ごめんなさい。
毎年加瀬さんのご命日に書いているワイルドワンズのお題記事も、今年は更新を断念せざるを得ませんでした・・・加瀬さんにも、ごめんなさい。

にしても、まさかお正月LIVEセトリ予想の答え合わせ記事がここまで伸びてしまうとは。
6月25日は特別な日ですから、一気書きだろうが何だろうが今日この日こそupせねば!

ということで
ジュリー、76歳のお誕生日おめでとうございます!

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↑ 毎年恒例、「ありがとう」と言ってそうな若き日のジュリーショット

76歳のジュリーはステージも絶好調、ほとんどの曲をオリジナル・キーで歌う今年のセットリスト(数年前にはキーを下げていたのに、改めてオリジナル・キーに戻して歌う曲もありましたね)は、圧巻のひと言です。

おそらく18歳下の僕よりずっと長生きするであろうジュリー、かつて『サーモスタットな夏』ツアーで語ってくれていた「88歳でステージに立ち歌うことは可能であろうか」との言葉は、いよいよ現実味を帯びてきました。
ジュリー、本気の通過点としてそこに向かっていますよ。
天賦の声と喉でキーの問題は皆無ながらも、ひっそりと「長く長くロック・バンドのステージで歌い続ける」工夫にも着手しています。ここへ来て、常連曲のテンポをほんの少し遅くしているのです。
反射神経の酷使を防ぐために、とても大切なことでしょう。みなさま、気づかれましたか?


では本題、まずお正月のセトリの答え合わせから。
僕が予想記事で挙げていた中で当たったのは

「ス・ト・リ・ッ・パ・-」
「あなたに今夜はワインをふりかけ」
「追憶」
「根腐れpolititian」
「ヤマトより愛をこめて」

の計5曲でした。
まぁ「根腐れpolititian」以外は、そりゃこのくらいは数打ちゃ当たるわな、という有名曲ですけどね。

「根腐れpolititian」は七福神(仮)のラウド・パンクなアレンジが素晴らしくて、ちょっとスカ・ビートっぽいノリがあることで僕はザ・クラッシュを連想しました。大好物のサウンドです。

セトリ全体的に有名シングル多め、これは近年のジュリーが意図してそうしているのでしょう。
ファンとしてはレアなアルバム曲にも毎回事前の期待はあるのですが

「TOKIO」
「カサブランカ・ダンディ」
 (依知川さんのベース凄い!)
「恋のバッド・チューニング」
 (今回はジュリーが「バッ、チューニ~ン♪」の箇所をしっかり歌ってくれたのが嬉しかった)
「”おまえにチェック・イン”」
「そのキスが欲しい」
「LOVE(抱きしめたい)」
 (高見さんのアレンジが前回と全然違う!)。

やはりジュリー怒涛のヒット・パレードを魅せられると圧倒されてしまうし大満足なのです。

そんな中キラリと光る
「ISONOMIA」
バンド・スタイルではお久しぶりの
「THE VANITY FACTORY」
ノン・シングルでは定番の
「A・C・B」
「マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!」
「気になるお前」

「ISONOMIA」のフルコーラス、フルバンドのアレンジは実は今回が初なんですよね。

そして大トリ
「LUCKY/一生懸命」
いやぁ、当然予想しなければいけない曲でした。
豪華セットリストの〆が似合う、日の下開山の説得力・・・改めて大名曲ですこれは。


さて、その後全国ツアーが始まり僕は5月25日のさいたま文化センター公演に参加できましたが、セトリに少し入れ替えがありました。

「根腐れpolititian」→「渚のラブレター」
「ISONOMIA」→「明日は晴れる」
「LOVE(抱きしめたい)」→「さよならを待たせて」

ヒット曲の中ではレアと言える「渚のラブレター」の降臨には多くのファンが喜ばれたのではないですか?

ちなみにさいたま文化センターには友人の佐藤哲也君も参加していて(お正月は不参加)、彼なりの「じゅり勉」の成果、今回のセトリで知らなかったのは「明日は晴れる」1曲のみだったそうです。
「2003年だから(佐藤君の)好みの音のはずだよ」と、アルバム購入を勧めておきました。


そんな全国ツアー、今年もまだまだ続きます。
昨年はさいたまスーパーアリーナ公演がありましたから、その日を境にセトリにも変化がありました。
今年はどうだろう・・・追加公演となる9月からでも多少の入れ替えがあるのかな?

僕はと言えばとにかく忙しくて、この先年内のツアー参加は白紙状態です。
都内の人見記念は、なんとか都合のつきそうになったらチケット探しますけどね。

会社の人員削減で仕事がメチャクチャハードになったのと、あとはピーさんの音楽活動のサポートに一層深く関わらせて頂くことにもなり、慌しい毎日でありますが、まさか自分がこれまで少しずつ積み重ね蓄えてきたノウハウがこの還暦目前のタイミングで公私ともにフル回転で発揮の機会を得ようとは。
本当に有り難い忙しさなのです。だから身体の動く限りは頑張りますよ。

そうそう、さいたま市文化センターでお会いした何人かの先輩方はみなさん、僕の近況を気にかけてくださいました。有難うございます。

今日はおめでたい日ですから無理やり時間を作って、昨年来みなさまから頂いていたコメントにもすべて目を通しました。
改めて、お返事できずにいて本当にごめんなさい。
もう少し余裕ができましたら、なんとか。

また、お気に入りのじゅり風呂さんも、今日1日でできる限り遡って拝読しました。
みなさま変わらぬジュリー愛、そしてお元気そうで何よりです。
aiju様のところで知ったんですけど、ココログって半年更新しないと「また書きませんか?」的なお知らせが届いちゃうんだとか・・・危ない危ない(笑)。
これからも、たまにですけどブログは更新していきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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2024年1月 9日 (火)

「甲辰 静かなる岩」セットリスト(予想篇)

注:ジュリーの2024年LIVE『甲辰 静かなる岩』が、いよいよ1月12日に開幕します。
こちらの記事はあくまでセットリスト「予想篇」ですので、御了承の程よろしくお願い申し上げます。
「答え合わせ篇」は、なんとか今月中にはupしたいと思っています。



大変遅ればせながら・・・。
新年あけましておめでとうございます。

こちらは昨年から引き続いて相変わらずの忙しさで、頂いているコメントへのお返事も未だできずにいるという申し訳ない状況(ごめんなさい)ながら、お正月LIVE初日渋谷公演に参加できる・・・その日を心の支えに日々仕事に打ち込んでおります。

なんと僕のジュリーLIVE参加は、あのさいたまスーパーアリーナ以来となるのですよ。長かった・・・。

昨日、ジュリー道の師匠と慕う先輩に久しぶりにお会いし新年初の薫陶を受けてまいりまして、ブログの更新も時々は頑張らねば、と改めて思いました。
それに、年明けすぐに大変な地震災害が起こってしまった・・・2011年の東日本大震災の時に、自分が何をすればいいのか分からず悩みに悩んだ挙句「普段通りのことを、普段より少しだけ頑張ってやる」それしかない、と考えてブログを更新していたことも思い出しました。
だから今も、気合を入れ直して。

そこで今日の更新は『甲辰 静かなる岩』(ひとまずお正月LIVE公演の)セットリスト予想です。

勝手に「『まだまだ一生懸命』ツアーとの重複無しで全18曲」と決め、僕なりに曲順構成も考えました。

『まだまだ一生懸命』ツアーの時は珍しく予想が当たりまくりましたが、今回はまったく自信なし(笑)。
恒例の『全然当たらないセットリスト予想』シリーズの感じでよろしくおつき合いください。

それでは参ります!


1.「Good good day

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リリースされた2001年から数年間はセトリ常連でしたが、2008年以降はご無沙汰。
そろそろ僕もLIVE生体感したい・・・大好きな1曲です。

2.「ジェラシーが濡れてゆく

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貴重な鮎川誠さん提供のジュリー・ナンバー。
『奇跡元年』でのイントロ・インパクトは今も脳裏に焼きついています。

3.「彼は眠れない

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ジュリーの2024年初MCが終わってすぐにこの曲のイントロが流れる、というシーンを妄想しています。

4.「君をのせて

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ここからしばらくシングル曲が続きます。
ジュリーのセトリの並びは、これまでも結構シングル固め撃ちコーナーがあったりしますよね。

5.「追憶

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昨年は「危険なふたり」「あなたへの愛」を歌ってくれたジュリー。
2024年、今年はこの曲が50周年を迎えます!

6.「OH!ギャル

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ジュリー道の師匠との新年会で話題に上った1曲。
実現すれば僕はLIVE初体感です。
コンプライアンスでガチガチの世の中となっても、ジュリーの辞書には不可能はないよ~♪

7.「ス・ト・リ・ッ・パ・-

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三浦徳子さんの代表作と言えば、やはりこれ!

8.「晴れのちBLUE BOY

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七福神(仮)の賑やかな編成が似合いそう。

9.「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ

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新年早々に眼福ジュリー降臨、シングル曲コーナーのひとまずのトリがこれ、という予想です。

10.「グランドクロス

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「Good good day」同様、僕がジュリーのLIVEに通うようになる直前まではセトリ常連曲だったイメージ。
今の時代に必要なメッセージがガツン!と詰まった名曲、実現すれば僕はLIVE初体感。
期待してます。

11.「届かない花々

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短いスパンでセトリ入りを繰り返している定番曲。
「祈り歌」の括りと言ってもよいんじゃないかな。

12.「根腐れpolititian

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今のタイミングはあまりに生々しいかもしれませんが、ジュリーは堂々とこの曲を差し出してくる気がします。

13.「Help!Help!Help!Help!

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客席声出し解禁となった今、満を持して。

14.「単純な永遠

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どんな時代に歌っても、その時々にふさわしい思いやメッセージをを持ってしまう定番曲。

15.「ヤマトより愛をこめて

Konndohakareina_20240109212901

セトリ本編ラスト、のイメージで予想。

16.「Rock 黄 Wind

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ここから3曲がアンコールのイメージ。まずは祝・阪神タイガース2023年リーグ制覇&日本一!

17.「あなたに今夜はワインをふりかけ

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「一緒に歌って!」と言ってくれるかな?

18.「遠い夜明け

Kitarubeki_20240109213001

セトリ・オーラスとして予想。
きっと、「これからも歌っていくで!」というジュリーの決意表明のように聴こえるんじゃないかな。
高見さんが何か新たなアレンジを考案してくるんじゃないか、という点にも注目したいです。



いかがでしたか?
本当は僕自身のLIVE未体感の曲をもっと挙げたかったのですが(PANTAさんの「月の刃」や伊集院さんの「夢見る時間が過ぎたら」、シングルだと毎回のように待ち構えている「ロンリー・ウルフ」等の個人的ダイブ曲も入れたかった・・・)、贅沢を詰め込みまくっていたらキリがありませんからね。
一応「現実味」を考えて予想したつもり。

それでも「鉄板!」の自信が持てるのは「追憶」1曲だけです。そこを外せば普通に全敗もあり得ます。
それはそれですごく楽しい、というね。

そうそう、春からの全国ツアーも『甲辰 静かなる岩』とツアー・タイトルは同じままなんですね。
昨年もそういうパターンでした。
全国ツアーでは、お正月のセトリから数曲を入れ替えて、という感じになるのかな。


それでは週末の渋谷、行ってまいります。
「答え合わせ篇」を気長にお待ちください。

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2023年12月31日 (日)

沢田研二 「Rock 黄 Wind」

from『明日は晴れる』、2003

Asitahahareru_20231231150901

1. 明日は晴れる
2. 違いのわかる男
3. 睡蓮
4. Rock 黄 Wind
5. 甘い印象
6. Silence Love
7. Hot!Spring
8. ひぃ・ふぅ・みぃ・よ
9. 100倍の愛しさ
10. 夢見る時間が過ぎたら

-----------------

あっという間に大晦日。
僕もようやくゆっくり冬休み、ということで、今年中に絶対書いておかねばならないお題「Rock 黄 Wind」の記事更新で2023年を締めくくりたいと思います。
下書きナシの一気書きとなりますが、よろしくおつき合いください。


12歳からずっと阪神ファンの僕は、以前よりこのブログ内で「阪神が優勝したら「Rock 黄 Wind」のお題記事を書く!」と宣言していたものの、正直「一生その機会は来ないのではないか」と思うこともありました。
名将・岡田監督が再任となった今年、それでもシーズン優勝の期待などしていませんでした。
「新外国人野手が当たればなんとかAクラスには」という程度でね。

弱気な僕の予想を覆し圧倒的なリーグ制覇、さらには日本一、見事という他ありません。

僕は今年とても忙しかったので、テレビでの試合観戦はまったくできませんでした(唯一観たのがリーグ優勝を決めたジャイアンツ戦)。
ただ昔から統計フェチでもあり新聞で細かい戦績、数字は追っていました。
チームの防御率、打率、本塁打数、得点数、失策数・・・等々。そして正直に言いましょう。快調に首位をひた走った夏の時期になっても僕は「なんでこの数字で首位なんだ?」と首を捻っていたのです。
数字を見れば投手力が素晴らしいことは分かる、でも「守りの野球」と言われている割には失策が多いし(優勝決定時でリーグワースト2位だったんじゃないかな)、本塁打の少なさはため息が出るほどでしたから。

それが、リーグ優勝を決めたジャイアンツ戦の1試合をテレビ観戦しただけで、今年の阪神の強さがなんとなく分かったという。
いやぁ、数字だけでは把握できない強さってあるんですねぇ・・・。考えてみれば、エラー数はカウントできるけどファインプレーは観ていなければ分かりませんから。

中盤、先発の才木投手最後の踏ん張りどころで木浪選手が処理したショートライナー。
僅差の大詰め終盤、抜けていれば完全に流れを変えられていたであろう、中野選手が処理したセカンドゴロ。

大事な試合でこういうプレーが普通にできる、これが今年の阪神の強さだったようですね。「岡田阪神、守りの野球」の看板に大納得の試合でした。

僕は6月のさいたまアリーナ以来ジュリーのLIVEに行けていませんが、MCで阪神タイガース関連の話はきっとあったのでしょうね。
久しぶりの優勝、そしてさらに久しぶりの日本一に、ジュリーも盛り上がっていたことでしょう。


さて、ジュリーの「Rock 黄 Wind」は言うまでもなく「六甲おろし」のカバー。
キーボードレス時代の武骨なロック期にこの選曲、しかもリリースがあの2003年(星野阪神ブッチギリ優勝の年)で、収録アルバム『明日は晴れる』ツアーのDVDはそんな意味でも必見の1枚です。

僕が阪神ファンを公言していたこともあり、ここまで記事を書いていなかった曲にも関わらず、「Rock 黄 Wind」 は拙ブログでは時々話題に採り上げていました。
特に「ジュリー本格堕ち」間もない時期にコメント欄にて先輩方からこの曲にまつわる逸話を色々と教えて頂いたことは、阪神タイガースの成績が振るわない時期だからこそ身に染みる、楽しい思い出となっています。

中でも「痛快!さすがジュリー!」と手を打ったのがキー設定のお話。
原曲「六甲おろし」のキーは「G」(ト長調)らしいのですが、ジュリーはこれを「A」(イ長調)に移調しカバーしています。
なんでも当時ジュリーは「ジャイアンツのGなんぞで歌うか!」と話していたそうで、この曲のイントロ部などで聴けるシャウトを僕は当初「ヘイ!」もしくは「
エイ、エイ、オー」の「エイ」だとばかり思っていたのが実は

「A!A!」

と、「ワシはGじゃなくてAで歌っているんやで」というキーの主張だったという。
ブログをやっていなければ絶対に教えて頂く機会は無かった貴重なお話だと有難く思っています。

「A」というキーは「G」より1音高い、つまりタイガースはジャイアンツより上や!とのジュリーらしい遊び心があったわけですね。

もうひとつ、「これはしたり!」と新規ファン僕が恥じ入った逸話があります。

僕はこの曲をアルバム『明日は晴れる』購入時(『ジュリー祭り』直後の未聴アルバム怒涛の大人買い期)に初めて聴いた認識でいたのを、たぶんメイ様(阪神ファンとしても先輩でいらっしゃいます)だったと思いますが、
「『ジュリー祭り』の会場BGMでかかっていた曲なのに、「六甲おろし」のメロディーをスルーとは阪神ファンとしていかがなものか」
と愉快にツッコんでくださいまして。
「え~っ?!」と。
未だに記憶は曖昧なのですが、人生初のジュリーLIVEに相当舞い上がっていたのか何なのか・・・。

今ではそんな先輩方とのやりとりも懐かしい1曲。これ、お正月LIVEのセトリ入り、あるんじゃないですか?
楽しみにしたいと思います。


そんなわけで。
今年2023年は、記事更新のみならず頂いたコメントへのお返事もなかなかできずに本当にすみませんでした。
そして、この状況は来年も続きます。
更新頻度は今年並みになるかと思われますが、たまの更新を気長にお待ち頂ければ幸いです。

今年も大変お世話になりました。
それではみなさま、よいお年をお迎えください。

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2023年12月 3日 (日)

ザ・タイガース 「青い鳥」

from『ヒューマン・ルネッサンス』、1968

Human

1. 光ある世界
2. 生命のカンタータ
3. 730日目の朝
4. 青い鳥
5. 緑の丘
6. リラの祭り
7. 帆のない小舟
8. 朝に別れのほほえみを
9. 忘れかけた子守唄
10. 雨のレクイエム
11. 割れた地球
12. 廃虚の鳩

----------------

(※ このお題曲は2011年にも記事を書いています)

大変、大変長らくのご無沙汰でした。

業績不振が続く勤務先では遂に僕の直部署でも大幅な人員削減リストラがあり、ちょうどピーさんの左門町LIVEが終わった翌日、つまり5月下旬から少人数による新体制に。
以来、怒涛に多忙な日々が続いています。
そしてこの先、今のような状況が「落ち着く」という時はおそらく来ないでしょう。
僕自身は会社には、自分のような者を活躍させて貰えた恩義があると思っていますので、身体が動く限りは全力で恩返しをしてゆくつもりです。

そんなわけで、とにかくブログ更新の時間がありません(と言うかネットを見る余裕がそもそも無い)。
たまに時間はあるのですが、肉体労働の負担が激増したので毎日疲れちゃってるんですよねぇ。
こうしてたまに更新があっても、以前のような長文は書けないと思います。ごめんなさい。

さて、今日この日ばかりは頑張って更新。
12月3日は、あの『ジュリー祭り』参加により僕が本格ジュリー堕ちを果たした記念日で、毎年『ジュリー祭り』セットリストからお題を選んで書くことにしています。

今年はザ・タイガースの「青い鳥」にしました。
『ジュリー祭り』で初体感してから、ザ・タイガース復活までの道程で何度も各地LIVEで聴き、今年のジュリー・さいたまスーパーアリーナ公演でもセットリスト入りした名曲です。
そして実はそのさいたまスーパーアリーナ公演のひと月ほど前、ピーさんの左門町LIVEでも「青い鳥」はセットリスト1曲目に配されていました。
今年は多忙のため左門町LIVEのレポすら書けませんでしたから、この機会に少しその時のことなど併せて少し書いておこうと思います。よろしくお願い申し上げます。

まず、さいたまスーパーアリーナでのタイガースのステージを振り返ってみましょう。
残念ながらトッポさんは不参加でしたが、名だたる著名プレイヤーにも「推し」が多いサリーさんのグルーヴ感溢れるピックベース。七福神(仮)のギタリスト2人にソロを譲ることなく「タイガース・オリジナル」を魅せてくれたタローさんのギター。素晴らしい老虎魂のステージでした。

そんな中もしあの会場に、初めてのタイガース・ステージを観にきてみた、というプレイヤー畑の音楽関係者がいたとして、どのメンバーの演奏に感銘を受けたかと彼等が問われたら、8割は「ドラムス」と答えるでしょうね。
もちろん平石さんの的確なサポートも見逃せませんが、ピーさんの演奏は2011年のいわゆる「老虎ツアー」から2013年の完全再結成時のそれと比べて驚異的に進化しているのですよ(と言うか、齢70代に入ってから音がどんどんデカくなっていくのが実は一番凄いこと)。
稽古量と踏んだ場数は裏切らない、というわけですな。

こと「青い鳥」について言えば、左門町LIVEでピーさんは「ドラム叩き語り」をみっちり稽古し演じた直後です。
さいたまアリーナに向けてのタイガース3人リハで、ジュリー不在の中、ドラムスのみならず「仮ヴォーカル」(バンドのリハでは必要不可欠なことです)までピーさんが買って出た、との話も頷けます。


作曲家としてのタローさんの「青い鳥」のコード進行は、この出世作の時点で既に凄い。
ホ短調のメロディーがサビでロ短調に転調するのですが、スタジオアルディの中村社長に伺ったお話では、当時この進行を「おかしい」と難癖をつけた石頭の批評家がいたそうです。
それまでに無かったパターンを受け入れられない、という時点でその人の音楽的器量は窺い知れますが、まぁ理屈よりもむしろタイガース人気への嫉妬だったのでしょうな。メンバーが作曲なぞ生意気だ、程度のやっかみ&イチャモンでしょう。

タローさんのアイデアで斬新なのは転調繋ぎ目のコード使いです。

小 さな幸福を 僕の手にのせたのに ♪
D7  G    C   B7  D7   G      C       F#7

の「F#7」と

青 い鳥  青 い鳥  行かないで ♪
Bm A  F#7  Bm A  F#7  G    A    B

の「B」。
いずれも、直後の転調先のドミナントとして配していて、調号はこの時点で変わるのです。

一方、タローさんの詞まで含んだ楽曲としての「青い鳥」についての僕の印象は、後追いのファンにありがちなように『ジュリー祭り』から十数年の間にずいぶん変わってきました。
「ほのぼのとした朴訥な良い曲」→「後期タイガースへのバンド志向を象徴するような野心作」と来て、今では、コンセプト・アルバム『ヒューマン・ルネッサンス』の看板曲というイメージです。

瑞々しい詞曲に、タローさん本人が作曲時点では意識しなかったかもしれないメッセージ性を感じます。
ごく当たり前の小さな幸せを、抗い難い理不尽により失ってしまった人々の哀しみ・・・コロナ禍ひいては現在の世界情勢がそう思わせるのかもしれませんが、それもまたタイガース・マジックでしょうし、こうして色々な解釈ができるのは、やはり名曲!の証です。


ということで、駆け足の更新ですみませんでした。

本当にあっという間に師走がやって来ました。
年内ですが、毎年恒例の「自分で自分の誕生日を祝う」12月20日の更新は今年は無理そうです。

ただ、どうしても今年中に書いておかねばならないお題曲が1曲ありますので、年末ギリギリにはなりますが、冬休みに入ったら書く予定です。今度はザ・タイガースではない方のタイガースのお話をね。

多忙のため、先の東京国際フォーラム公演参加も断念・・・今僕の精神的支えとなっているのは、お正月LIVE『甲辰 静かなる岩』渋谷公演になんとか参加できそうだということ。
年末に書くお題は、そのセットリスト予想の1曲、とも言えましょうか。

それでは年の瀬にまた。

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2023年7月 4日 (火)

沢田研二『「まだまだ一生懸命」ツアーファイナル・バースデーライブ!』(2023.6.25 さいたまスーパーアリーナ)

今日7月4日は、生前とても仲良くさせて頂いていたタイガースファン(&ジュリーファン)の先輩、真樹さんのご命日です。

毎年この日はタイガースの曲をお題に更新して真樹さんに捧げていますが、今年は特別。
そう、去る6月25日、見事満員御礼の大成功となった、『まだまだ一生懸命』ツアー・ファイナルにしてジュリー75歳のメモリアルLIVE・さいたまスーパーアリーナ公演のレポをこの日に合わせてupします!

あの年から5年です(ジュリーはMCで「あの時は72、3(歳)だったのかな」と言ってましたが実際は70歳。柴山さんとのギター1本体制がスタートした年でしたね)。
真樹さんはちょうどその年『OLD GUYS ROCK』ツアーの初日武道館公演直前に旅立たれていて、僕が「あれから5年」と数える時、ジュリーのさいたまアリーナのことと真樹さんのこと・・・2つの意味を噛み締めることになるのです。


さて当日。
僕は音楽仲間3人を誘い男性4人での参加。仲間はいずれも同世代です。
拙ブログではお馴染みのYOKO君、この数年ですっかりジュリーLIVE常連となった佐藤哲也君、さらにジュリーLIVEは『OLD GUYS ROCK』ファイナル3daysの中日以来2度目の参加となった中町チカラさん。

中町さんが昭和40年生まれ、佐藤君と僕が41年、YOKO君が42年。
ザ・タイガースを知らず、ソロのジュリーについては「勝手にしやがれ」が小学生だった、という世代ですね。

ですからタイガース・ナンバーは新鮮に聴き、ジュリー黄金期のヒット曲は自らの原風景と重ねながらこの日のステージを楽しみました。
ヒット曲以外のジュリー・ナンバーをまだあまり知らない中町さんにとっては、これほどヒット曲を連発するセトリは初めてでとても盛り上がってくれていたので、「誘ってよかった」とこちらも嬉しく思いました。

YOKO君は『まだまだ一生懸命』ツアーがこのファイナル初参加でしたが、ツアーのセトリは早々に教えていて、その後おもに依知川さんのSNSで各会場の様子は追いかけていたようです。
依知川さんが使用しているベースについて事前に調べてきて、
「赤のプレベは『トライブギター』ってスイスのブランド。ジャズベの方(今回使用)はよく分からないけど、フェンダーのを赤で塗装してリフィニッシュしたんじゃないか」
などと逆に僕に情報量でマウントとってきたり(笑)。

で、僕らのお席ですが、発券の結果アリーナB1ブロック14列目5~8番となりました。
男4人で並ぶので、スタンディングの際後ろの女性のお客さんにご迷惑をかけないだろうか、というのが懸案でしたが席に着いてみるとB1の最後方で後ろのC1ブロックとの間に充分なスペースがあり、ひと安心。
しかもちょうど僕が座った5番の左に1~4番の席は無く、テレビカメラのスペースだったんです。
生放送の映像で左側からステージ方向にアリーナ前方客席を映すシーン、あれは僕の真横の若いカメラマンさんが捉えた映像。
つまり僕らはギリ映っていないのですな~。


さぁ、それでは!
純粋な『灼熱ライヴレポート』カテゴリーでの更新は本当に久々です。早速まいりましょう!

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1曲目「シーサイド・バウンド


Tigersred

客席の照明が消えた瞬間は、ものすごい拍手でした。
なんと開演からジュリーと七福神(仮)に加えてピーさん、タローさん、サリーさんも揃って入場。これは予想してなかった!
まず通常のバンドでひと通り演奏してから「ゲスト・コーナー」へ、と思っていたのです。ほとんどのお客さんがそう予想していたんじゃないかな。

ジュリーの衣装は虎の着ぐるみです。
動物好きの方々は賛同してくれると思いますが・・・今回の衣装は尻尾のデザインが素晴らしくキュート。

そして「シーサイド・バンド」のあのイントロですよ。これは盛り上がらない筈がない!

YOKO君も同じことを言っていたけど、いつものLIVEだったら僕らは各楽器パートに目移りしながら必死で「今どんなふうに弾いた」みたいなチェックをするのに忙しく、現地にいながらにしてある意味勿体無い聴き方をしてしまうんです。
でも今回は「生中継」を録画していますから(生というのが大きなポイント。後から編集し手を入れることの無い、現場そのままの映像と音がいつでも復習できるというね)。余計なことは考えず、ただただ素直に感じるまま、自然に目にしたままを楽しめる・・・本当に幸せ過ぎる豪華なステージは、この名曲で幕を開けました。

そうそう、間奏でジュリー以外の誰かがひっきりなしに絶叫しているなぁ、と思って聴いていて、映像見直したらピーさんだったんですね。
思えば、老虎ツアーの時にそこは学んでいたんだっけ。すっかり忘れていました。


2曲目「モナリザの微笑

Tigersred

タローさんのハーモニカから。
僕は今回、どの曲もなるべくステージを観るようにしていましたが、「次は何?」というイントロの瞬間はヴィジョン見ちゃうんですよ。この曲のイントロは、ハーモニカを吹くするタローさんがバッチリ抜かれてました。

以前自分で弾き語ってみた時、「Bmは高いなぁ」と感じていた曲。
この日の演奏がオリジナル・キーであったことは映像で確認しましたが、ジュリーのヴォーカル、余裕ですね。
1音下げてイ短調にすれば歌のみならずタローさんのハーモニカ演奏もかなり楽になるんですけど、そこはザ・タイガースのプライドでしょうし、血肉となってもいるのでしょう。


3曲目「落葉の物語

Tigersred

MCを挟んでの3曲目。
タイガース・ファンの先輩方の人気が高い1曲であることを、新規ファンだった僕が『歌門来福』ツアー(2010年)でしみじみ実感させられた名曲です。
当然この日のさいたまアリーナも、会場の雰囲気は「モナリザの微笑」よりもさらにしっとりと、それでいて楽しげな空間に変わります。

サビ最後の「Ah~、Ah~♪」をジュリーが下で歌っていたのが印象に残りました。
「モナリザ~」とともに、ピーさんのスネアが3拍目裏で入る箇所がカッコ良いです。


4曲目「銀河のロマンス

Tigersred

そしてこちらは、先輩方の圧倒的な人気と思い入れの深さをあの『ジュリー祭り』で学んだ名曲(『ジュリー祭り』セットリストでは、この曲が最初のタイガース・ナンバー)。
僕にとっても先輩方とはまた違った感覚での「懐かしさ」を持つ特別な1曲です。

同じヘ長調の「落葉の物語」との繋がりも自然(いずれもオリジナル・キーです)。

留守番組のカミさんは自宅で生中継を観ていて、僕は帰宅してからまず「タイガースの後の休憩の時ってテレビどうなってたの?」と聞くと、「7月の『ジュリー祭り』放映決定の告知映像が流れてた」とのこと。
その放映が先日2日にありましたね。改めて「銀河のロマンス」を観ると、今回の演奏とはずいぶん違うところもあり。変わらないジュリーの眼差しもあり。
ちなみに『ジュリー祭り』の柴山さんが今の僕と同い年です。時が経つのは早い!

5曲目「花の首飾り

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ジュリーの「よろしければ、みなさま一緒に歌ってください」で、ファンには次がこの曲と分かった筈です。
トッポさんがゲスト参加できない見込み、というのはファイナルに向けてジュリーが全国ツアーで話してくれていたことで、「最後の最後まで参加のお願いはするけれど、かつみが来れなかった時はみんなで「花の首飾り」を歌ってください」と。

当日やはりトッポさんは不参加でタイガースのオリジナル・メンバーが揃わなかったのは残念でしたが、ヴィジョンには歌詞も流れ、会場でお客さんが一緒に歌っているその場を体感しますと、LIVEにの「声出し」というコロナ禍以前は当たり前のように考えていたことが突然できなくなった長い日々を振り返り「やっとここまで来た」と嬉しく思えました。

キーは1音下げのト短調。それでもイントロのアルペジオ一瞬でそれと分かる・・・やはり偉大な曲です。
「銀河のロマンス」と繋げてきたセトリ順に、ジュリーの何か秘めた思いはあったのでしょうか。
「A面、B面の順番な!」とか(笑)。

6曲目「青い鳥

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「花の首飾り」とこの曲の間に長い長いMC(と言うかタイガース漫談)があり、仕切り直し的に始まったイントロ、リード・ギターを弾くタローさんには普段以上の緊張があったでしょう。

後のジュリー・ソロ・コーナーと比較して明らかなのは、七福神(仮)のバンドメンバーがタイガース・コーナーでは強く意識して一歩退いた演奏をしていたこと。
音響の欲を言えば、サリーさんのベースをもっと上げて欲しかったなぁ。

ちなみに「青い鳥」は、5月に開催された『PEEが奏でる「左門町LIVE2023」』セットリストのオープニングでもありました。
この曲はもちろんのこと、ピーさんは多くのタイガース・ナンバーで「ドラムを叩きながら歌う」スタイルを今はすっかり会得していますから、この日に向けてのゲスト3人でのスタジオ・リハーサルではヴォーカルも買って出たようですね。

7曲目「君だけに愛を

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ここまでの有名曲連発、ならば満を持してこの曲が続くのは必然のセトリでしょう。
サリーさんの熱演が身体の動きだけで分かります。
「若い時にずっと沢田の近くにいたから、俳優業をやっていても、どんな光も眩しくない」というサリーさんの名言を象徴するビッグ・ヒットですよね。

ジュリーの「指差し」は会場隅々までまんべんなく届けられたようです。
アリーナから見上げると、本当に圧巻のフルハウスでしたから。嬉しそうにタイガース・ナンバーを歌うジュリーを実感できたのは、ファンとして何よりの歓びです。


この曲でタイガース・コーナーがいったん終了。
ジュリーの虎の咆哮を合図にメンバーが退場し、20分間の休憩となりました。

この間の場内BGMのコンセプトは明快でした。
ジュリーが「できればこの日一緒にステージに立ちたかった」と考える3人の先輩であり仲間に対してのリスペクト・・・3人とは、ショーケン、堯之さん、大野さんです。

きっとショーケンと堯之さんは天国の特等席から、大野さんは自宅のテレビでゆっくりと、このステージをご覧になっていたでしょう。


8曲目「そのキスが欲しい

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ストライプのスーツに着替えたジュリーが七福神(仮)とともに再びステージへ。

ジュリーのソロ・コーナーのセトリがどうなるのか、というのはファンも色々と妄想したでしょうが、個人的には『まだまだ一生懸命』ツアーの半分くらいを選んで、あと2曲くらい追加する感じかなと予想していました。
しかしいきなり全国ツアーでは唄っていなかった「そのキスが欲しい」ですよ!
一番最初の「シーサイド・バウンド」にも比する、或いはそれ以上の客席のうねりを感じました。

間奏のソロは1回目が高見さんで2回目が柴山さん。
オリジナルとは全然違うフレーズでグワングワンと弾く高見さんと、安定の立ち姿で流麗に「いつもの感じ」を押してくる柴山さんの対比、面白いです。

9曲目「”おまえにチェック・イン”

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さらに畳み掛けるように続く、全国ツアーでは歌われていなかったナンバーです。
タイガースのメンバーをゲストに迎えたコーナーだけでなく、このスペシャルなセトリ。
曲ごとに増してゆくお客さんの高揚感に、僕はやっぱり『ジュリー祭り』を思い出しますねぇ。

後の「ROCK'N ROLL MARCH」は確実にそうと言えますが、この曲も近年のLIVEヴァージョンと比べてエンディング長めじゃないかったですか?勘違いかなぁ。

10曲目「サムライ

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これまた全国ツアーでは歌われていなかったヒット曲!ということで、いやぁジュリー、怒涛の攻め。

これは七福神(仮)の演奏も素晴らしいですねぇ。
柴山さんの安定感はどの曲をとっても当然ですが、他メンバーの見せ場が目立つ1曲。
依知川さんの「サムライ」のベースは、ほんの数コンマ何秒でしょうが、小節頭に「溜め」があるんです。それが平石さんのドラムスと良く合うという。
華麗なピアノはもちろん斎藤さん。その斎藤さんの間奏ソロに突如「キュイ~ン♪」とアドリブ・フレーズを入れてくるのが高見さんです。
このシーンはカメラも抜いていましたから、みなさま是非録画で観返してみて!

11曲目「ダーリング

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録画映像を観て驚いたのが、これオリジナル・キーなんですよ。
ジュリーが「勝手にしやがれ」「時の過ぎゆくままに」あたりをずっと原キーで歌っていることは把握していたけど、少なくとも今回「サムライ」や「ダーリング」「TOKIO」・・・ほとんどの曲でキーを下げていないんです。
特に「ダーリング」は高音部をうろつくメロディーで、そのぶんジュリーも絞り出すようなニュアンスにはなるのですが、やはり改めて説得力が違う!と。

先日の特番でサリーさんが「沢田が一番輝いていたのはソロになってから」と語っていました。
70年代後半のジュリーを指していたと思います。この「サムライ」から続くセトリ数曲は、その頃のジュリーが甦るような選曲だと、サリーさんは控室のモニターでステージを観ていたのではないでしょうか。

演奏面では、ツイン・リードがカッコ良かったです。このアレンジは鉄人バンド期には無かったですね。

12曲目「勝手にしやがれ

Omoikirikiza_20230701114801

ここから、基本的には全国ツアーのセトリ順を踏襲した流れになっていきます。
改めて「完全無欠のジュリー」としか言いようがない、髄までジュリー!な名曲。

お留守番組でテレビの生放送で観ていらした方々は悔しいでしょうが(カミさんもそう笑)、さいたまスーパーアリーナ・フルハウスというのは言葉にできないほどの絶景で、僕は「勝手にしやがれ」の壁塗りの際2度ほど後方を振り返ってスタンド席までぎっしりの客席の盛り上がりを確認。
素晴らしい眺めでした。
また、アリーナにいてこんなことを書くと怒られるのを覚悟で・・・300、400レベルのスタンドから観ていらした方は「勝手にしやがれ」での会場の光景がどんな感じに見えたのか、知りたいなぁ。

13曲目「時の過ぎゆくままに

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先日のTBS特番で久しぶりにじっくりとTVスタジオ・ヴァージョンの「時の過ぎゆくままに」を観ることができましたが、やっぱり堯之さんの弾くリフは柴山さんとは違うのですね。
堯之さんの方は、2拍目に32分音符のニュアンスが入ります。
ただ、『いくつかの場面』(シングル・レコードも同テイク)での井上バンドのレコーディング演奏時点のリフを忠実に再現しているのは柴山さんの方なんです。
70年代、井上バンド時代のLIVEに参加できていない後追いファンの僕としては、心地よく聴けるのは柴山さんの演奏だなぁと。

僕は「時の過ぎゆくままに」って、LIVEにおいてバックバンドの主張が無ければ無いほど良いと思うんです。
ひたすらジュリーのヴォーカルに惹き込まれたい名曲。だから鉄人バンド期に下山さんが余計な単音の無いアコギ・ストロークに徹していたあのアレンジが好きでした。
七福神(仮)の演奏解釈はそのイメージに近いと思います。他のどの曲でも「おおっ?」という存在感で切り込んでくる高見さんが、ここではまったく目立ちませんから。
それが楽曲の魅力を引き立てるのかな、と。

ちなみにこのことは、冒頭のタイガース・コーナー7曲についても同じことが言えます。
僕らがひたすらザ・タイガースに浸れるためには、たとえ多少のミスがあったとしても「青い鳥」や「銀河のロマンス」「君だけに愛を」は柴山さんでも高見さんでもなくタローさんのリード・ギターが良かった、これがベスト。と、ここで重ねて書いておきたいです。

14曲目「危険なふたり

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さすがにこれは半音下げの変ホ長調でした。
それでも高い「ソ」の音とか出てきますから。僕にこのキーでこの曲歌えと言われたら、若い頃ならともかく今はとても無理ですな~。
それを75歳(ジュリーのヴォーカルについて年齢を引き合いに出すのは野暮でしかありませんが)で問題なく歌うのですから凄い。

「年上のひと、美し過ぎる♪」の指さしを、おもに高いスタンドのお客さんに向けてサービスするジュリー。
最後のAメロ・リフレインで一瞬歌詞を間違えてもすぐさま正解に戻るあたり(「何気なさそうに」→「恋という名の」って、文脈的にも難易度高い戻し方ですよね)、生まれ持っての優れた反射神経はまだまだ健在です。

15曲目「6番目のユ・ウ・ウ・ツ

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これがまたジュリー攻めの選曲。ここでまた、全国ツアーで歌われていなかったヒット曲を挟んできました。
盛り上がるなという方が無理!
もちろんこれまで何度もLIVE
体感できている有名曲ではありますが、それでもさいたまスーパーアリーナでの「特別感」増し増しの選曲でした。

楽曲的には何と言ってもサビ前のBメロが凄い。同じ「A」のコードが配置によって全然違う和音に聴こえるという、西平さんの神作曲なのです。
普段から音楽仲間の評価も特に高い1曲で、YOKO君は相変わらずこの曲のLIVEではラストの「ハイ!」を合わせずにはいられないみたい。

16曲目「TOKIO

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なんと懐かしいイントロ・インパクトよ・・・ここまでのツアーでは昨年のシングル・カップリング「TOKIO 2022」のヴァージョンだったのが、ジュリーはこのファイナル・さいたまアリーナでオリジナル・アレンジを復活させてくれました。

これをして「コロナ脱却!」とするのは油断大敵なのでしょうけど(実際、先週職場の同僚が感染したばかり。今また流行っているみたいです)、やっぱりジュリーファンにはこの数年苦しんできたコロナ禍からの開放を感じさせる真正「TOKIO」でしたよね。
ツアー初日を共にした佐藤君も、今回の正規ヴァージョンを初体感(!)して改めて「やっぱりTOKIOはこっちだよな」と、喜んで腕を振り上げていました。

17曲目「LUCKY/一生懸命

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ここでよくよく考えたら、僕はコロナ禍以来「スタンディング&声出しOK」のジュリーLIVEは初なのだと。
ツアー途中で解禁されたとの情報は得ていたので「さいたまアリーナでも是非!」と祈りながらこの日を楽しみにしていたんだっけ・・・。
オープニングからの興奮で、そんなことすらここまで僕の頭から吹き飛んでいました。

「Ohイーヤーエー、SoイーヤーOh♪」のサビをジュリー達と一緒にコーラスしているお客さんは結構見かけましたし、僕自身が当然その1人で。
「会いたい気持ち」も「会えない想い」も乗り越えた「ジー(J)」と「バー」の歌なのだ、と・・・男性にして後追いファンの僕は、ちょっとした心地よいジェラシーも感じながら感慨に浸りました。

こうなったら「Help!Help!Help!Help!」がこの先「声出し可」でセトリ入りするツアーがあることを期待したいです。
そう、「まだまだ一生懸命」の「まだまだ」には「これからも」という意味もあるんですよね。

18曲目「ROCK'N ROLL MARCH

Rocknrollmarch_20230701115401

いよいよ佳境、という感じで平石さんのドラムが始まった時、もちろんこの曲だとすぐに分かると同時に「あぁ、これでソロ部の本編はラストなんだな」と僕は考えてしまいました。
そういう雰囲気じゃなかったですか?・・・僕だけかなぁ。

渾身のヴォーカルと腕突き上げ、広いステージを何度も左右に駆けるジュリー。
僕としては、アントニオ猪木さんが亡くなられてから初めての生体感となる「ROCK'N ROLL MARCH」ということで、「せいぜいカッコつけて♪」の「カッコ」のところから「1、2、3!」と心の中でカウントして(笑)、思いっきり「DA~!」とやりました。爽快でした。

エンディングが通常ヴァージョンより長めで、それも含めて僕は「本編を締めくくるにふさわしいアレンジ、楽曲」だと勝手に決めてかかっていたわけですが・・・あれっ、ジュリー達まだ退場しないぞ?

19曲目「時計/夏がいく

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ここでこれ!
いやぁジュリーはやっぱりこうでなければ。

さて、全国ツアーからの今セトリの中で何故かBARAKAの3人が特に楽しそうに演奏するのがこの曲です。
まず、平石さんのズシンズシン系ドラムスがとても合うんですよね。ルーズな雰囲気が魅力の名曲なので、グルーブは後ノリが良いのでしょう。

長年ジュリーLIVEにご参加の先輩方は、GRACE姉さんやポンタさんと比べて、平石さんのドラムには視覚的に特徴があると気づかているかもしれません。セッティングの位置が通常より低いのです。
今回は隣にピーさんのドラムセットがありますから、その高低差は歴然。

平石さんのこのセッティングは、ボンゾ・スタイルなのですな(ジョン・ボーナム=レッド・ツェッペリン)。
『時計/夏がいく』での平石さんのドラムには、ツェッペリンの「HOUSE OF THE HOLLY」(アルバム『フィジカル・グラフィティ』収録)のような素晴らしさがあると思いました。

依知川さんと高見さんが顔を見合わせてニコッとするシーンもありましたし、高見さんは「ダーリング」「勝手にしやがれ」でも採用している「ストリングス・パートとのユニゾン」をここでも披露してくれます。

20曲目「君をいま抱かせてくれ

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なるほど、全国ツアーを踏襲した流れです。
この曲も平石さんのドラムスがカッコ良いですが、斎藤さんのピアノがまた素晴らしい!

隣の佐藤君、ノリノリでジュリーの”おいっちに体操”についていきます。

21曲目「愛まで待てない

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もう何も言うことはない・・・ただただ盛り上がりまくるジュリーと客席。

『ジュリー祭り』の年、ジュリーは成功祈願でお酒を断ってたって話を後から知ったんだっけ。
今年ずっと髪を伸ばしていたのは、同じようにさいたまアリーナ成功祈願の願掛けだったのかな。

歌メロ直前、高見さんと差向いになった瞬間にヘアゴムを外したジュリー。
「愛まで待てない」のような高速ビートには、やはりロン毛振り乱し放題のヘドバンが似合いますね。

22曲目「いつか君は

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そして、いい感じに乱れたままの長髪で歌うバラード、これが本編のラストでした。
この大きな舞台に向けての期間の中であんな素敵な主役を張った映画が公開されたのって、ジュリーつくづく「持って」ますよね。
映画きっかけでチケット買った一般のお客さんもきっといらしたでしょうし。

実は僕は、セトリがこの流れなら「約束の地」まで歌うだろうと考えて待っていたんです。
でもジュリーは全国ツアーではアンコール配置だった「いつか君は」(映画公開後に「頑張んべぇよ」と差し替えられたのでしたね)をここに持ってきました。
ジュリー道の師匠が、「約束の地」をジュリーがセトリから外したことについて後日曰く
「あの(会場の)光景を見れば、約束が果たされたことはもう明らかだもの」
と。
なるほどそう考えるのがジュリーファンの在り方か・・・まったく仰る通りです!

柴山さんがゴールドトップに持ち替える際、シールドのトラブルでもあったのでしょうか、イントロ最初の4小節を弾くことができませんでした。
ただ、たとえフレーズ途中からでも正しく泰然と演奏に戻ってくる、これがプロなんですねぇ。

これで本編が終了。この時点でもう、予想よりもたくさんの曲を歌ってくれて嬉しかった!


(MC前)
「河内音頭」

セトリ番号は振りませんが、重要な1曲です。
長半被の衣装に着替えて再登場のジュリー、いつものようにMCが始まるのかと思いきや、ここで嬉しい「河内音頭」のアカペラ歌唱がありました。

そして音楽劇のメンバー(GRACE姉さんも)ステージに登場。「LUCKY/一生懸命」レコーディング・ヴァージョンのコーラス隊が勢揃いした感じでしょうか。
この日はすわさん&山崎さんの合いの手が、親分の歌う「河内音頭」を盛り上げてくれます。

何よりここでジュリーが歌詞を変えて歌ったメッセージ・・・「自分は100歳まで歌う気でいるから、みんなも長生きして」と。
嬉しい・・・ただ、僕はたぶん無理かなぁ。
ジュリー100歳なら僕は82歳。ちょっと想像がつかないしそこまで生きている自信は無いです。

でも逆に考えれば、僕が生きてる間はまだジュリーが元気に歌う姿を観られるということ。
100歳ジュリーの方は大丈夫、実現します。世間が「まさか」と思うことをジュリーは再びやり遂げるでしょう。

次の「約束の地」はどのステージなのでしょうか。
1人でも多くのファンがその場に立ち合えることを願っています。


~アンコール~

23曲目「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」

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ピーさん、タローさん、サリーさんのタイガース・メンバーも再登場です。

僕は左門町LIVEのお手伝い期間にピーさんから、さいたまアリーナでピーさん達が参加する演目候補について伺っていましたから(タイトルを連呼し始めた時には焦って「それ以上言わないでください!」とお願いしてしまった笑)、冒頭のタイガース・コーナーが終わっても「まだまだザ・タイガースの曲がある」とは分かっていました。
「でも、どの曲だ?」と。

始まってしまえば納得、お馴染みの洋楽カバー攻勢がアンコールに配されるわけですね。

「タイム」とつく洋楽は星の数ほどあって、その多くが「時代」のニュアンス。でもジュリーが歌う「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」の「タイム」には同時に「瞬間」の意味をも併せて含む気がします。
あの2018年さいたまアリーナの件を考えてみてもそう。逆境の瞬間を「味方(マイ・サイド)」とする才覚あらばこそ、今があり今年のこの公演が実現しました。
タイガースのメンバー、音楽劇のメンバーが僕ら「ジュリーの味方」代表としてこの日のステージに立ってくれたのかな、という思いもあります。

それにしても、「タ~~~イム♪」とジャンプしながら歌うジュリーは、75歳となった今も、どうしてこうもカッコ良いのか(「タイム♪」の前の「I said」が「アッチャ~」みたいに聴こえたり、「Yas, it is」の「t」を律儀に発音するジュリーらしい歌い方が好き!)。

僕は高校生でストーンズを聴き始めて、「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」についてはリアタイで購入した『スティル・ライフ』のLIVEヴァージョンの方をレコーディング・ヴァージョンより先に知ったクチ。
だからこの曲のストーンズならではの「LIVE感」には強い思い入れもあります。

それでも、ジュリーが歌う「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」こそが最高だ、と思っています。
この曲を知ってから40年目の再確認!

24曲目「ドゥ・ユー・ラヴ・ミー」

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おぉ、これか!と。
サリーさんとピーさんの見せ場がありますし、タイガースの洋楽カバーの中でも特にファンの支持が高い1曲かもしれませんね。

僕にとっては、ストーンズやビートルズの曲とは違って「タイガースの演奏から遡ってオリジナルの方を知った」曲でもあります。

この日一緒にいた音楽仲間3人とも、デイヴ・クラーク・ファイヴを知らなかったという事実が判明。「今のはビーチ・ボーイズ?」とか言ってました。
考えてみたら、『ジュリー祭り』以降かなりの本数ジュリーLIVEを観ているYOKO君も、老虎ツアーそしてザ・タイガース再結成のステージには参加していないんです。
改めて「今度原曲も聴かせてやる」と約束。

老虎ツアーの時は歌詞と連動した両手の細かなアクションを魅せてくれていたジュリーですが、今回はスタンドマイクにグイッとかぶりつくようにして伸びやかな発声に専念。これがまたカッコ良かったです。

25曲目「サティスファクション」

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残すはこの曲だろう、と予想はできましたけど、やっぱり盛り上がる!
ジュリー道の師匠もLINEで「長半被でサティスファクションだもの、無敵よ!」と大興奮のパフォーマンス。
エンディングにミスもありましたが、なんのなんのカッコ良かった。

演奏が終わると同時に「パ~ン!」と破裂音がして、大会場お馴染みの「ヒラヒラ」が降ってきたので「これで全セトリ終了」か、と誰もが思ったでしょう。
ところが!

26曲目「ラヴ・ラヴ・ラヴ

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ラストにこれを持ってきましたか~!

「段取りの達人」であった真樹さんは、2018年のご自身のお葬式のBGMとしてタイガース・ナンバー数曲を用意されていて、僕も現場にいてそれらの名曲群を聴きながら泣いていたのだけど、そこで「ラヴ・ラヴ・ラヴ」は流れませんでした。
「悲しいお別れみたいになっちゃうから」と、真樹さんは敢えてこれを選曲から外されたのだ、と後で娘さんから聞きました。

「ラヴ・ラヴ・ラヴ」は、悲しい別れの歌・・・リアルタイムのタイガース・ファンにしか分からない特別な気持ちであり、それがまた名曲の証しでもあると思うけれど・・・。

でもね、もう「ラヴ・ラヴ・ラヴ」って、今はもうそういう曲ではなくなったのでは?と、僕は後追いファンなりに色々と考えてしまいます。
毎年の左門町LIVEで、リハーサルの段階からピーさんがこの曲をニコニコしながら歌っているのを近くで見ていることもあるし、さいたまアリーナのジュリーも本当に楽しそうでしたし。
「L」の字を繰り出すステージと客席双方に絶対の信頼感があるような・・・もしかしたら『ジュリー祭り』の時既にそう感じられたのかもしれないけど、当時の僕はザ・タイガースについてあまりにも無知でした。


素敵な感動のオーラス。
もちろん名残惜しさはありながらも、お客さん皆大満足の拍手をステージに送ったと思います。

最後ジュリーが退場間際に自身の胸をトントン、ってやりましたよね?
あれ、一般的には、特に若い頃に男子が男友達とやる仕草で。例えば高校生だと、クラスマッチに優勝した時とか、文化祭のステージがとてもうまくいった時とか、とにかく力を合わせて結果を出した時「おい、やったな!」みたいな感じで交わし合うポーズです。
自分の胸をトントンした後、そのままその拳で相手の胸をコツンと小突くまでがワンセット。
ジュリーはそこまでエアでやってくれたのかな・・・そこは見逃しましたけど。

とにかくあの瞬間、会場に駆けつけたジュリーファン全員が「ジュリー、やったね!」と思っていたのは間違いないですから、ジュリーのあの仕草はジュリーからのファンへの感謝・・・「ありがとう、やったで!」の意味、と僕は受け取りました。


終演後、僕らは電車で移動し、コロナ前は年に1度は仲間で集まっていた赤羽のいきつけのお店で、ラストオーダーまで久々の酒宴。

不思議とLIVEの感想自体はあまり話題にならなかったんです。
じゃあ何をそんなにひっきりなしに喋っていたかというと、自分たちの今後の音楽活動、創作活動の展望をあれやこれやと。
これは逆にこの日のステージが超絶に素晴らしかったことの裏返しで、アマチュアとは言え音楽をやる僕ら全員、さいたまアリーナのジュリーの凄さから刺激を受けまくっていたのですよ。
僕以外の3人はヴォーカルも得意にしていますから、ジュリーの熱唱にはガツン!と来たことでしょう。

自らの足元を見つめ直して、あれをしたい、これをしたい、オマエはどうだ、これから一緒に何やろう?
・・・と、次から次へとアイデアを語り合う、そうせずにはいられない状態。
今もその感覚は残っています。

実はこの状態って、『ジュリー祭り』直後とよく似ていて。
僕はあの時、突然部屋の大掃除を始めたりしまして(笑)、人生変えなきゃ、くらいの刺激を貰いました。

今回のさいたまアリーナ公演もきっと、多くのお客さんの人生のターニング・ポイントとなる・・・そのくらいの素晴らしさであり、ジュリーの矜持を見せ付けられたステージでもあり、本当に大成功だったのではないでしょうか。
もう「リベンジ」とかそういう次元では無い気がします。

5年前はあれほどニュースになったのに、それに比べたら今回は公演が終わった直後も世間は静かなものでしたが、それはそれで良いんじゃないかな。
たまに「分かってないな~」という類のニュースにも、何故か余裕の気持ちでいられます。

僕はこれからまだまだ慌しい日々が続きますが、とてつもなく大きなエネルギーを得ました。
仕事も趣味も、何でも来い!みたいなやる気に満ちていますよ(笑)。

この日の光景、気持ちは忘れません。
ありがとうジュリー!やっぱりジュリーには大きな箱が似合います!

ジュリーから授かったエネルギーで、ブログ更新ももう少し頑張らないとなぁ(汗)。

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2023年6月25日 (日)

行ってまいります!

ブログに頂いておりますコメントへのお返事が遅れています。ごめんなさい。
僕自身、まさか還暦を間近に控えたこの歳になって、人生史上2番目の仕事の繁忙期がやってくるとは思ってもいませんでした。

勤務先ではこの4月に大幅な整理解雇が実施され、全盛期にあれだけいた社員数も気づけば20数人に。
当然、残った人員の負担は倍増というわけです。
業種的に斜陽分野であることに加え、今年に入ってからの細々とした経費の急騰は目を覆うばかりです。
紙とかメチャクチャ値上がってます。

でもね。
忙しい、というのは考えようによっては良いもので、あっという間に6月25日がやってきました。
元旦の記事で書いた、「さいたまスーパーアリーナを満員にする!」という今年の目標(僕個人ではなく、すべてのジュリーファンの目標であったでしょう)は見事達成の様相で、あとは実際にその光景を目にするのみです。

僕は、音楽仲間4人で参加します。
また微力ながら1年がかりの地道な声掛けで、把握している限り5人の知人・友人がチケットを買っており、参加してくれるはずです。

今日この日を楽しみに、ここまで頑張ってきました。
明日からは、今日ジュリーからたくさん貰えるであろうエネルギーで頑張っていけます。

最後に。
ジュリー、75歳のお誕生日あめでとうございます!

Julie24

↑ 毎年恒例、「ありがとう」と言ってそうな若ジュリーのショット。
 今年は『グループ・サウンドのすべて』から。



遠方よりお越しのみなさま、どうぞ道中お気をつけて。熱中症にもご注意ください。
今日はともに盛り上がってまいりましょう!

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2023年4月20日 (木)

ザ・ワイルドワンズ 「あなたのいる空」

『All Of My Life~40th Anniversary Best』収録
original released on single、2004

Wildones_20230417102301

disc-1
1. 想い出の渚
2. 夕陽と共に
3. ユア・ベイビー
4. あの人
5. 貝殻の夏
6. 青空のある限り
7. 幸せの道
8. あの雲といっしょに
9. 可愛い恋人
10. ジャスト・ワン・モア・タイム
11. トライ・アゲイン
12. 風よつたえて
13. バラの恋人
14. 青い果実
15. 赤い靴のマリア
16. 花のヤング・タウン
17. 小さな倖せ
18. 想い出は心の友
19. 愛するアニタ
20. 美しすぎた夏
21. 夏のアイドル
22. セシリア
23. あの頃
disc-2
1. 白い水平線
2. 涙色のイヤリング
3. Welcome to my boat
4. ロング・ボード Jive
5. 夏が来るたび
6. ワン・モア・ラブ
7. 想い出の渚 ’91
8. 追憶のlove letter
9. 星の恋人たち
10. ハート燃えて 愛になれ
11. 幸せのドアー
12. 黄昏れが海を染めても
13. Yes, We Can Do It
14. あなたのいる空
15. 愛することから始めよう
16. 懐かしきラヴソング
17. 夢をつかもう

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大変ご無沙汰しております。

ここ数年この時期は毎年公私ともに大忙しでございまして、なかなかネットで自分のブログを開く、という時間もありません。
ひとまず5月21日開催『PEEが奏でる「四谷左門町LIVE」 2023』のスタッフ業務を無事終えるまではなかなかブログ更新もままならない状況ですが・・・・

本日4月20日は加瀬さんのご命日。
僕は毎年この日、ザ・ワイルドワンズの楽曲お題で記事を書くと決めています。今日は書かなければ。

ただ、時間も無く楽曲考察まではできませんでした。
今日は2000年代ワイルドワンズのシングル「あなたのいる空」をお題に借りまして、簡単な旅日記の更新にて失礼いたします。

何故この曲を選んだか・・・。
実は僕は去る15日から2日間、母親の23回忌法要のため故郷・鹿児島県霧島市に帰省していたのです。

「あなたのいる空」は、文字通り空に旅立った大切な人を偲ぶ歌(作詞は佐藤純子さん、作曲は当然加瀬さん)。別れからのかなり長い年月を思わせる内容です。

ありがとう あんなにも
   F    G           C    Am

手を  振ってくれて
   Dm7    G7        C

ありがとう あんなにも
   F    G           E7   Am

僕に 愛をくれて ♪
   F     G7      C

東京に戻ってきてから改めて聴いて、法要を終えたばかりのタイミングでもあり涙が出てしまいましたが、鳥塚さんのリード・ヴォーカルによるワンズらしい温かいナンバーで、悲しみよりもむしろこれから先の自分の人生を改めて見つめ直すというメッセージ・ソング。
普遍性の高い名曲だと思います。

それでは旅日記を駆け足で。



鹿児島県霧島市隼人町にある実家への帰省は、コロナのこともあって前回の母親の17回忌法要以来6年ぶりでした。

その6年の間に、飛行機の載り方がガラリと変わっていてまずビックリ。
ネット予約した段階では「何が何やら」と心配でしたが、ANAのアプリをダウンロードしていざ搭乗24時間前からのオンライン・チェックインというのをやってみたら意外と簡単で、空港での面倒な手続きも省かれ、アプリに保存したスマホのバーコードをかざしてスイスイと。

ただこれ、実際やってみるまでは事前の説明とか読んでもチンプンカンプンですから。
「とにかく搭乗バーコードを取得する」のが肝要なのだと今回初めて理解しました。

にしても・・・ANAについては今年4月からチェックインがオンラインのみになったとのことで、1年半前までの僕のようなスマホ持ってない人は、一体どうやって搭乗するのやら。


父親は86歳となった今もまだまだ元気で、薬剤師の仕事も現役。
帰省前はさすがに年齢を考えるともうそろそろヤバイんじゃないかと心配で、突っ込んだ話もしなきゃならんかと兄弟で相談、今回はそれぞれの家族は連れず息子3人のみで帰省したわけですが、杞憂でございました。

ただ、庭のキンモクセイが巨木化してた・・・キンモクセイってこんなに大きくなるのか、と。
車道ではないとは言え枝が道にはみだしていましたから、あれは折を見て手を入れる算段をしなきゃなぁ。

帰省初日は久々に実家で親子4人色々な話をして、夕食は地元では人気の薩摩蕎麦のお店『吹上庵』へ。

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薩摩蕎麦の特徴は、器たっぷりに入っている甘みの強いつゆ。東京のつゆとは全然違います。

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薩摩揚げ。大根おろしも甘めです。


実家は既に父親が不要のものはスッキリ片付けてしまったので布団も余分になく、その後我々兄弟は車で20分ほど移動、全国的にも有名な温泉町・日当山にある『優湯庵』さんに宿泊。
次男の弟が手配、予約してくれていたのは、宿の離れの一軒家(1階が居間と浴場、2階が寝室)を丸ごと使うという贅沢なプランでした。

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『優湯庵』離れ宿。

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裏手を流れるは、我が青春の原風景・天降川。

兄弟3人が同じ部屋に寝泊りするのはそれこそ実家暮らしの時以来で、こんなこともおそらく今回が最後となるのでしょうな~。

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内湯。その奥のドアを開くと・・・

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露天。

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もちろん外からは見えないようになっていますが、完全に「庭にお風呂がある」感覚を堪能できます。


翌日11時より23回忌法要。

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錦織寺(きんしょくじ、浄土真宗)。

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隼人港。遠くにうっすらと桜島が見えます。


法要もつつがなく終わり、空港に戻る途中で昼食。

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日当山の有名店『ラーメン楽天』。

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鹿児島ラーメンの王道、サラサラとんこつ。
『楽天』さんの具はチャーシュー、きくらげ、ネギ、そして写真では隠れていますがもやしと刻みキャベツも結構な量入っていまして、最後にスープと一緒にそれをすくって食べるのが至福の時間です。



というわけで無事帰京し、すぐに慌しい日常に戻っていますが、やはり故郷は良いものです。
しんどい仕事も控えている時に気持ちを切り替えられたのは何よりでした。


例によって次回更新がいつになるかまったく未定なんですけど、僕はおかげさまでこの通り元気にやっています。
もしご心配をおかけしていたとしたら、申し訳ありません。身体の方はいつになく好調ですので。

5月21日の左門町LIVE、そして6月25日のさいたまスーパーアリーナ。
ジュリーファン、タイガースファンのみなさまとの再会を楽しみにしております。
それではまた!

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2023年3月22日 (水)

沢田研二 「衣装」

from『JEWEL JULIE 追憶』、1974

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1. お前は魔法使い
2. 書きかけのメロディー
3. 親父のように
4. ママとドキドキ
5. 四月の雪
6. ジュリアン
7. 衣装
8. ヘイ・デイヴ
9. 悲しい闘い
10. バイ・バイ・バイ
11. 追憶

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1年前の今日、『ジュリー祭り』以来親しくさせて頂いていた長崎在住のジュリーファンの先輩、Nさんが亡くなられました。

Nさんとはコロナ禍からのここ数年お会いできていなくて、今年明けてすぐに長崎の別の先輩が記事にコメントをくださるまで、僕はそのことを知らずにいました。

聞けば、本当に突然の旅立ちだったそうです。
前日21日に体調の異変がありご自身で戸締りもして救急車を呼び入院、緊急手術をされていったんは安定するも夜間に容態が急変し、22日未明に永眠されたと。

そんな経緯を初めて知り呆然と帰宅したその日、旦那様からの丁寧な葉書が自宅に届いていました。何も知らなかった僕は、今年もNさんに年賀状を出してしまっていたのです。
仲良くしてくださったことへの感謝(感謝しなければならないのはこちらの方なのですが)や、さいたまスーパーアリーナ公演を含む今年のツアーをNさんはとても楽しみにされていたことなどがしたためてありました。
そして「妻のことをみなさんそれぞれの思い出の1ページに残して頂けたら幸いです」と結ばれていて、涙が溢れました。

だって、Nさんとの思い出は1ページでは到底足りないのです。

Nさんとは僕らは夫婦で親しくさせて頂いていたので、我が家に泊まって頂いたこともあります。確か、Nさんが『こっちの水苦いぞ』ツアー大宮公演に遠征された時でした。
ちょうどその直前に福岡の先輩が『ヤング』バックナンバーを送ってくださったタイミングで、記事掲載されているジュリーのツアーやトピックをNさんの解説付きで楽しむことができました。
有難いことに我が家を「とても居心地がいい」と仰って、翌朝はカミさんがホットケーキを焼き、お昼は店屋物をとってずっとジュリー話に興じ、夕方まで滞在してくださいました。

Nさんのジュリーについての知識、保管資料は莫大で、例えば今現在も僕の手元にある貴重なスコア『沢田研二/ビッグヒット・コレクション』は、老虎ツアーの福岡→鹿児島2daysをご一緒した際にNさんがわざわざ僕のために持参してくださり、そのままお借りしてしまっているものです。

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他でも、僕が自分で持っていないレコード等の収録曲をお題に記事を書き「ジャケ画像がありません」と付記すると、何もお願いしていないのにup当日中にはお手持ちの資料のジャケ写をメールで送ってくださったり・・・。

今年のさいたまスーパーアリーナ公演では、久しぶりにお会いできるものと思っていました。
本当に残念でなりません。

Nさんから託された資料、ご一緒したLIVEの思い出、伺ったお話の数々は本当に大切な宝物です。
Nさんの一周忌にあたり、改めて心より哀悼の意を捧げます。
長い間ありがとうございました。

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2023年1月19日 (木)

第77回毎日映画コンクール、男優主演賞!

今日は会社の昼休みにコンビニに走りました。
もちろん、こちらスポニチ購入のためです!

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ジュリー、そして映画『土を喰らう十二ヵ月』関係者のみなさまも本当におめでとうございます!

いやぁ嬉しいニュースですな~。
素晴らしいのは、一大イベント・さいたまスーパーアリーナ公演が決まっているその年早々に、こういう形で「改めてその存在が広く世間に届く」ということ。
ここぞという時に運命の女神が味方してくれる、ジュリーの正に「LUCKY/一生懸命」な人生です。

毎朝通勤電車に乗っていると、ラッシュの中で立ったまま器用に折りたたんだスポーツ新聞を読んでいるオッサンを多くみかけます。もちろんスポニチを読んでいる人もいます。
その中で少なくとも僕の年齢のプラスマイナス10歳くらいの間のオッサンならば、確実にジュリーのことは知っている・・・「おっ、あの沢田研二が?」と、普段は読み飛ばしているかもしれない芸能面に、今日はしっかり目を通すはず。
帰宅して奥様にその話をして・・・そんな多くのオッサン達ご夫婦に、なんとかしてさいたまアリーナ公演の情報が届き、「一度行ってみるか」とチケット購入に繋がる流れが生まれることを切に願っています。

思い返してみれば、僕が熱心なファンに遅れること数ヶ月、2008年夏にして『ジュリー祭り』開催の情報を知ったのもスポーツ新聞だったんですよね(その夜YOKO君に電話して東京ドーム参加を即決)。

大事な年の始めにこのおめでたいニュース。
ジュリーって、やっぱり「持ってる」人ですよね!


さて、僕はまたまた忙しくなっています。
まぁ「忙しい」という字は「心を亡くす」と書きますが、今の僕は楽しい忙しさなので、充実しています。

次の更新がいつになるか分からないけど、次回は昨年リリースの吉田Qさん新譜レビューを書くつもりです。

来週から本格的な寒波到来とか・・・みなさま、どうぞお身体ご自愛ください。
今日はジュリーファンとしての喜びのままに、サクッと簡単な更新でした~。

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